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2023年11月 1日 (水)

東山紀之断念の新会社社長にのんさんの“敏腕エージェント”福田淳氏就任。音事協の従来の方向とは真逆の人間 つぶされないことを願う

「東山紀之断念の新会社社長に“敏腕”福田淳氏就任へ 役割増える副社長井ノ原快彦とタッグ」

https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202310310001476.html

正直、これ本当なのか?福田氏本人は受諾したのか?と今でも耳を疑う人事である。

福田氏はご存知の通りのんさんのエージェントで、エンタテインメントのエージェントとして国際的にもきちんとした仕事ができる日本では数少ない人材である。日本の芸能マスコミは音事協に忖度して殆どこの事実を伝えていないが、のんさんは海外のCMを始め様々な案件からおそらく日本で一番稼いでいるタレントさんである。福田さんのような人がもっとふえれば日本のエンタテインメントの世界は変わると思うが、同時に日本の音事協の他の事務所社長からは総スカンをくらっている人物である。芸能界や音事協の古い体制を守りたい勢力からすれば最も好ましくない人物であろう。

音事協の中の音事協事務所といわれたジャニーズからすれば今までとは180度真逆の人物であり、返す返すもよく本人が受諾したと思う。音事協の会合とかいったら福田氏以外は全員敵になるから大変だろうな、とも思う。

おそらく福田氏が社長に就任したら真っ先に手を付けるのは音事協のひな形の契約書だろう。福田氏が「奴隷契約」と揶揄し公取委員会からも「違法」と認定された契約である。既得権益を守りたい音事協としてはこの内容は死守したいだろうが、これがもし裁判の判例で「違法」と認定されれば音事協そのものの事実上の崩壊につながる。だから今事務所トップは契約書がらみの裁判を極端なまでに恐れている。

いずれにせよ従来のベクトルとは真逆の人間を選ばなければならないほどジャニーズが追い込まれたということだろう。ここから日本のエンタテインメント界に革命を起こしてくれるかどうか、おおいに期待したいところである。

同時に既得権益や旧体制を守りたい人はあらゆる手段を使って妨害してくることが予想されるだけに潰されないことを祈るばかりである。

 

 

 

11月 1, 2023 芸能・アイドル | | コメント (0)

2023年10月 1日 (日)

ジャニーズ問題など氷山の一角 古い「芸能界」と地上波テレビの体質が世界のエンタテインメントから日本が取り残される元凶を作る

私は日本のエンタテインメントのビジネス的に「グローバルスタンダード化」すると書いたが、それがどうやら日本の芸能界やはっきりいうと音〇協にケンカを売るのと同じことになるとある人から指摘されていたが、昨今のジャニーズ問題を見るにつけ信じられないことが当たり前のように行われていた実態が明るみになっていたのは既にさまざま報道で周知のとおりである。

だが日本の「芸能界」の問題はジャニーズ問題だけではない。はっきりいって氷山の一角に過ぎず、実態はかなりひどいものであることは「のん」さんの事務所移籍時のトラブルでも明らかになった

 ■ジャニーズ問題招いた「本当の元凶」 のんエージェントが指摘する芸能界の悪しき慣習「監督官庁はテレビ局を見て指導すべき」
https://www.j-cast.com/2023/10/01469821.html

■「2年先までほぼ休みなし」のんが切り開く独自路線 ジャニーズ問題で「能年玲奈」使えない問題脚光...エージェント語る7年半
https://www.j-cast.com/2023/09/30469819.html

「スピーディ」社長の福田さんは日本で数少ないタレントエージェントであり、私はこういう人がもっと増えていただくことによって日本の「エンタテインメント」の世界が福田さんがおっしゃるように「フェアトレード」(公正な取引)が当たり前の社会になってほしいと思っている。日本の弁護士の多くが「エンタテインメントロイヤー」を馬鹿にしている、という話を聞いたことがあるが海外の「エンタテインメントロイヤー」はエージェントになることによって巨万の富を得ている現実がもっと広まれば事態が少し変わってくるのではないかと思う。

実は芸能界、とりわけ音事協と地上波テレビの癒着はかなり酷いものである。その証拠にいまやジャニーズとの関係遮断をしていないのは事務所の顔色を伺うクセが抜けないテレビ局くらいだろう。なぜなら彼らは国内しか見ておらず、日本人同士の「ムラ社会」の発想から抜けられないからである。残念ながらそういう会社はこれから発展することはないし、つまらない番組ばかり垂れ流す日本のテレビーとりわけ民放はこのまま何もしなければ数年以内に壊滅状態になるだろう

拙記事 ■数年以内に地上波のテレビでNHK以外の民放が壊滅状態になると断言できるこれだけの理由
https://kyojiohno.cocolog-nifty.com/kyoji/2023/02/post-d09eac.html

ちなみに福田さんのインタビューにも言及されていたが、音事協の契約内容は実質的に「奴隷契約」と言っていい内容で、既に公正取引委員会から「違法な契約」と指摘されている。音事協が一番恐れているのはこの契約内容が訴訟の対象になることで、公取が違法と認定した契約が裁判になれば音事協側が敗訴する可能性が高く、判例として(音事協の契約=違法)と認定されれば音事協の体制そのものが崩壊する可能性もある。

またエージェント制について日本ではまだ多くは知られていない。海外では当たり前のことが日本では当たり前ではないことの一例である。上記の記事で「のんちゃんは地上波テレビに出られないで可哀そう」なんていう人がいるようだが、音事協に忖度してのんさんを起用していない局がまだ多いものの、のんさんからすればそんなものはいらないかもしれない。また日本の芸能マスコミは知ってか知らずが報道していないが、のんさんは私の知る限りでは日本のタレントでは断トツに稼いでいる。音〇協からすればエージェント制になれば事務所より遥かに稼げるという情報が拡散されることが一番避けたいところだろう。それゆえ懸命に隠しているがすでに多くの俳優、タレントの間で知られており今年に入り大物俳優の事務所離れが進んでいる。事情をきちんと知っている人間からすればこの動きはすごく当然の動きである。

だがこういう状況にも関わらず音事協も地上波のテレビも今回のジャニーズ問題による反省をする気はないらしい

私がある撮影現場にいたときのできごと。私も制作の仕事をしているが、撮影現場はまず予定した通りには動かないのが当たり前、そのため出演者の予定変更をお願いすることも珍しくない。

実際私がいた現場でそれが起きてしまった。アシスタントデイレクターが事務所にその旨を伝え、陳謝した時にその事務所(あえて事務所名とタレント名は伏せますが)のマネージャーを思しき人物が激高し、まるでヤクザの恫喝のような感じでクレームを入れてきたのを目撃した。こちらの事情を説明しても納得せずただ怒鳴りこんでくるばかり、プロデューサーが「まあまあ」という感じでその場は収まった感じだが、実際こういうことははっきりいって珍しくない。

こういうことをしてくると「普通のビジネス」交渉ができないし、まして「フェアトレード」(公正な取引)など夢の夢である。

そして地上波テレビもその体質は酷いものであることは先日X(旧twitter)を大炎上させた事件でも明らかである。

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いまどきこんな行為を平気でやる人間がいること自体が驚きだが、天上天下唯我独尊という姿勢で「宣伝してやるんだ、文句あるか」という時代錯誤のノリのバカが少なくないことを示している。地上波テレビは落ち目でそのうちサブスクに駆逐されるくらいのことはみんな知っている。5年後果たして局自体存続してるかな?
ちなみにこのテレビ局関係者がこのお店に謝罪等の行動を行ったという情報は今の所入っていない。自分たちが何をしたのか、という認識もないらしい。呆れたものである。こういうことをすればたちまちSNSで拡散されるということすらもわからないらしい。

ちなみに今海外のテレビ局でこれやったら即刻クビで業界永久追放くらいの処分を受ける。日本の外では多様性,持続性,公正はものすごく重視されるんですよ。日本国内のムラ社会だけ見てるとそういう事実がわからなくなる。テレビ局関係者の大多数が日本国内しかみていないとすればコンテンツ産業がますますグローバル化している現状ではもはや末期症状といわざるを得ない、業界関係者の大多数がまさしく頭の中が昭和で止まっているといわれてもしかたあるまい

今回のジャニーズ問題でCMの契約解除が相次いでいるがそれを「手のひら返し」といって批判的なことをいう人もいるが、私は違うと思う。例えばアサヒビールホールデイングスの社長のこの判断はこの記事を読むと正しい、プレジデントでもまともな記事はあるということだ。

■「タレントに罪はない」で逃げるテレビ局とは大違い…アサヒビールが「ジャニーズ6人の起用中止」を決断したワケ
https://president.jp/articles/-/74125

グローバリズムをいろいろ言う人がいるがビジネスは世界中でつながり、企業である以上世界中にその行為がみられている点は事実である。特に多様性、包括、公正であることを示さない企業は国際的に相手にされない。日本では絶対的な力をもっていた某広告代理店も特に「公正」という面で問題があったのはオリンピックのあの状況で明らかである。日本の「ムラ社会」では通っても国際社会の論理では通らない。

「フェアトレード」(公正な取引)やきちんとしたビジネスの交渉、「ムラ社会」の論理ではなく全世界が共有するビジネスルールに基づいてビジネスを進行する。これが「グローバルスタンダード」というものである。一部のデマサイトが流す「アメリカ云々、DS-デイープステート云々」は全く関係ない。そういうもっともらしくデマを流すサイトの情報など無視すべきである

日本人は国民性レベルで「変化を好まない」といわれる。だがビジネスは好むと好まざるに関わらず全世界でつながっており、あらゆるビジネスルールは「グローバルスタンダード」に基づいて行われる。この流れは誰にも止めることができない。そしてそれに対応できないビジネスはいずれ滅びの道を歩むことになる。この流れも避けられない動きである。

 

 

10月 1, 2023 芸能・アイドル映画テレビ18- | | コメント (0)

2023年7月10日 (月)

続 ジャニーズ発言の松尾さんに関する山下達郎さんのコメントについて

先日の記事でジャニーズ発言で契約解除された松尾さんの件について書いたが、それに関する山下達郎氏のコメントがまた反響をよんでいる。

■山下達郎、ジャニーズ性加害問題「許されない」松尾潔の契約解除は関与を否定
https://kai-you.net/article/87191

私は一度だけ、それもとんでもない昔にスマイルカンパニーさんとお取引させていただいたことがあるが、スマイルさんとはそれほど深いお付き合いはなかったため今回の件は比較的冷静に見れるつもりである。また山下達郎氏とジャニーズのこれまでの関係、スマイルカンパニーとジャニーズとの関係を踏まえたとしても、正直にいうとこの記事に大きな違和感を感じてしまう。

まず性加害問題について「擁護しているわけではない」「ご恩やご縁”と性加害は別問題」と主張するも「忖度」と解釈する人を「きっとそういう方々には私の音楽は不要でしょう」と突き放す発言もしている。この部分は一部の人から悪い印象を持たれているように思う。
ただ公平を期すためにスマイルカンパニーと近い関係にあった仲間の作曲家の話だと「自分の「今」を産み出したシステムを、否定できないために、否定できない自分の発言を、もし嫌うなら、いっそのこと自分の全てを切り捨てて欲しいという意味で述べたのではないか」という。

また松尾氏の契約解除への関与を否定している点は松尾氏の主張と一致していないが、その真偽はともかくこの記事を読むと何か不正がバレた時の政治家の発言を思い出してしまう。正直「逃げ」と「保身」の姿勢がみえてしまうのだ。傍から見るとこの件が今後どう展開しようが自分がダメージを受けないようにうまく立ち回ろうとしているという印象がぬぐえない。

私が音楽界のトップに君臨する人から聞きたいのはそんな話ではない。性被害や忖度なる言葉が当たり前であるかのような現在の日本の音楽界で本当にいいのか、という点だ。そのためこの危機的な状況で音楽界のトップとして襟を正しこのような事件の再発防止に行動しよう、とかそういう言葉がこの記事に見られなかったのが残念だ。勿論法的、刑事の面で性被害の容疑は確定してないがそもそもそんな話が出ること自体日本の音楽界の恥である。

それをジャニーズに関わりの深かった達郎さんが事態収拾するために行動する、とかすれば説得力があるが、それが見られなかったこと、そしてどこか他人事のように聞こえることに大きな違和感を感じる。

先ほどの作曲家仲間の話だと「山下達郎氏は自分のことを「音楽界のトップ」とは思っていないのではないか、と思う。あくまで、「音楽職人」で、音楽大好きな、偉大なるアマチュア的なモノと思っていそう。音楽政治家の皆さんに、そういう問題の解決は完全に任せているといった心持ちなんじゃないかなと想像する」との話だったが、今年は坂本龍一や幸宏さんという重鎮が逝去し、音楽界の立ち位置では達郎さんはトップにならざるを得ないということを自覚してほしい、とも思うが無理だろうか?正直私には無責任な発言に聞こえてしまう。

はっきりいって今未曾有の芸能界崩壊の危機と言っていい状態だが、その意味で誰かがトップの自覚として襟を正す行動をしないとこのまま全部崩壊してしまうと思う。今の音事協のトップにもそういう深刻な事態に対する危機感が全く見られず、ただ自らの「保身」や既得権益を守ることだけに執心しているように見える

まあ私がかねてからこのブログに書いていた日本の音楽業界に関する意識の低さ、認識の甘さがこういうところにも出ているのかもしれない。音事協トップの反発を覚悟の上で書くとこれだけ忖度や一部の大手事務所が特権的に支配している業界状況が当たり前のように続いてきた現状で、それに対する反省、や新時代に対応するための改革の見込みがないのならいっそのこと全部崩壊して更地になってくれた方がいいとも思う。

誰もこの状況を治癒するための方策をやる気がないのなら、いっそのことその方がいいかもしれない。

 

 

 

7月 10, 2023 芸能・アイドル音楽16-23 | | コメント (0)

2023年7月 7日 (金)

ジャニーズ発言で契約解除された松尾さんの件にふれ

ジャニーズ喜多川氏の性加害問題は社会的にも大きな波紋を呼び、この問題の報道にあまり積極的とはいいがたい大手メデイアも最近よく報道するようになったが、まだ芸能マスコミ系などは積極的に報道しているとはいいがたい。この件は元々BBCのレポートがきっかけで広がったもので、日本の大手マスコミでは唯一文春のみが報道した。その文春の報道から外国人記者クラブでの被害者の会見、その関係からNHKまでが扱うようになり、本格的な性被害問題としてようやく大々的に報道された。

この件はエンタテインメントに関わる人間として極めて破廉恥な事件であり、日本のエンタテインメントの良識が著しく問われるものと言わざるを得ない

そんな中スマイルカンパニーの松尾潔氏が公のメデイアでジャニーズを批判したとの理由でスマイルカンパニーの契約を解除されたことが話題になっている。

きっかけは松尾氏のこのツイートである。

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私もこのツイートをみて以下の引用リツイートを行った。

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このツイートも私のツイートにしてはかなりバズり、 7600を超える表示になった。普段は3桁行くのがやっとな私だが(笑)

ただこのブログを時々見ていただいている方はおわかりだろうが、私はだいぶ前から日本の音楽業界の体制批判を続けてきた。続けてきてもおかげさんでそこそこのお仕事はさせていただいているが、その関係で業界のトップからは「好ましからざる人物」という風に思われているらしい。

実際3年前に私の身の上である「事件」が起きたのだが、それはおそらく音事協のトップに仕込まれた可能性が高いと考えている。「事件」の内容については、事なきを得たので今は触れないが、確実にハメられたと感じている。そのため隙あらば私を抹殺しよう、くらいのことは今でも考えているかもしれない。この件もここまで批判が広がらなかったら私も何も書いていないだろう。

そのため今様々なことを秘密時に動くようにしている。特にSNSでは誰が情報を漏らすかわからない、ということを例の「事件」で痛感したので

松尾氏が所属していたスマイルカンパニーは実はジャニーズ事務所と非常に近い事務所であることは知られており、ジャニーズエンターテイメントの社長は山下達郎さんのプロデューサーでもある。ジャニーズタレントの曲も多数かいているのも事実。まあそういうしがらみの強い会社からすれば松尾氏の行動は許せない、というのもわからないではないが、しかしこういうセクハラ、パワハラをその結果容認するのと同じ行為をする点は私も失望を禁じ得ない。

失礼ながら現状ではジャニーズは事実上崩壊しているといわざるを得ず、「解体的出直し」ができない限り再生は不可能である。その場合創業者から絶縁するくらいの覚悟がないと無理だ。性被害の件を有耶無耶にせずきれいさっぱり精算するくらいのことをしないといけないが、今までの様子を見ると無理かなあという気もする。音事協としても自浄能力があることを世間に示さない限りかつてのような復活はない

まあ私はもうJ-POPなんて書こうとは思っていないし、海外向けのキャステインググループを主宰(秘密のグループにしているため一般の人は閲覧不可能)にしていることで音事協幹部に睨まれているようなので、逆に好き勝手にいえますが(笑)

日本のエンタテインメントが「芸能界」という旧態依然の体質ではなくグローバルな「ショービジネス」に脱皮することが、日本のエンタテインメントの復活に重要なことだと考える次第。まあこの考え方自体が音事協の皆さんには気に入られないんでしょうね。

 

 

 

7月 7, 2023 芸能・アイドル音楽16-23 | | コメント (0)

2023年1月26日 (木)

緊急投稿! リリーズ 燕真由美さんを悼む 心からお悔やみを申し上げ真由美さんのご冥福をお祈り申し上げます

連日東京でも氷点下の寒い日が続いていますが、そんな中私にとっても大変ショッキングな訃報が飛び込んできた。

リリーズの真由美さんー燕真由美さんが亡くなったという情報。

■」双子女性アイドル「ザ・リリーズ」妹・燕真由美さん(62)死去・代表曲『好きよキャプテン』
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/296034?display=1

できればフェイクニュースであってほしかったニュースだ。

真由美さんに初めて会ったのは今から20年近く前。当時真由美さんはアンビエント系の音楽に興味を示していて、ウエブサイトで私の音楽に興味をもってくれていた。そして長い活動休止区間のあと再び復活して活動を再開したい意向を伝えて、それに合わせて真由美さんの新作をCDに発表する、ということになり、それから準備に入った。

その時に発表したのが Dragon/Kalinga(写真)で曲のアレンジも担当させていただいた。(その後事情により別ジャケットで再度発売)

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そしてその後2006年の6月に横浜の赤レンガ倉庫にての復活ライブ。私はバンドのマスターと全ての曲のアレンジ(編曲)をさせていただいた。当日は目を回る忙しさだったが、私の音楽家の仕事でももっとも思い出深い仕事だった。もう一度バックバンドとして「好きよキャプテン」弾きたかった。残念である

今思えば今年私の所に来た年賀状が、真由美さんの病気を示唆するものだったとは.. 確かにいつもの年賀状とは何か違う印象をもった

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まさかこういうことになろうとは。真由美さんはコロナの前何年前だったか一度私のスタジオにいらしたことがある。また新作を作ろうという話をしていてクリエイターとしての意欲をみせていた。

もう一度仕事をしたかった。残念でならない

奈緒美さんにはお悔やみを申し上げると同時に真由美さんのご冥福をお祈り申し上げます

 

 

1月 26, 2023 芸能・アイドル | | コメント (0)

2022年10月29日 (土)

のんちゃんは日本の「芸能界」に風穴を開ける?100年に一度の大変化の時代、日本はいつまでもガラパゴスではいられない

今日は申し訳ないが日本の芸能界、とりわけ音〇協関係者が見たら不快に感じるかもしれない。

だが日本にいると実感しないかもしれないが、今映画も音楽、その他のコンテンツも100年に一度という変化が起きている。そしてそれに伴い今までの日本の体制ー諸外国と根本的な部分が違うため「ガラパゴス」といわれるーも変化を余儀なくされていく。

きっかけは「のん」の記事から始める

■のん、来年で30歳に…「どんな20代でしたか」と尋ねて返ってきた“驚きのひと言”
https://bunshun.jp/articles/-/58112? 

上記の記事は音〇協に憚ってかこの件についての言及が全くない。しかしのんさんの20代は苦労と闘いの連続だったはずだ。

元の事務所から「本名」で活動することを阻まれ、活動も元の事務所からかなり圧力をかけられながらも、音〇協の圧力の及ばない主にアジアでのCM等の仕事、そして「この世界の片隅に」を始めとするインデペンデント映画(当時はね、今はメジャーになったけど)から活路を見出した。地上波テレビは一時完全に「追放」に近い状態だったが、海外ーとりわけアジアで彼女は高い評価を得ていった。その結果芸能マスコミは同じく音〇協の圧力で未だ発表していないけど、おそらく日本の芸能人では一番の収入を得ているはず。(億単位にはなってるはず)

今のんさんは「芸能事務所」ではなくエージェントがギャラその他の交渉をしている。事務所とエージェントは全く違う

芸能事務所制の特徴を揚げると以下のようになる

1.芸能事務所が「営業」やマネージメントを行う
2.その関係でギャランテイのマージンもかなり大きい(半分かそれ以上)
3.契約者の自由がきかない、事務所の指示通り動き事務所の仕事のみをこなす
4.知財をきちんと管理するところもあるが、そうでないところもある。
5.事務所の社長の権限が強い、事務所に「雇われた」状態

一方エージェントは肖像権、著作権等の知財の弁護士(通称エンタテインメントロイヤーという)が「代理人」として業務の条件の交渉を行う。一見事務所と似ていて非なるものである。 

つまり

キャステイング事務所と登録契約*

       ↓

オーデイション通過、仕事受注の見込み

       ↓

エージェントが諸条件を交渉(ここで初めてギャラその他が決定されます)

       ↓

個別案件に関して皆さんが会社と契約 

となり、芸能事務所制度と比べると
1.基本アーチスト等がキャステイングデイレクターと連絡
2.ギャランテイのマージンは法定 (10-20%の範囲)
3.エージェントと専任の契約を結ぶこともあるが、基本自由に活動できる
4.知財の専門家がエージェントとなり、肖像権、著作権、その他の権利を守ってくれる。
5.エージェント、キャステイングデイレクターと役者、アーチスト、クリエイターは1対1で同等の立場となる

両者の詳しい差についてはこちらの記事を参照されたい

海外案件、ハリウッド案件に応募する場合ー日本の「事務所制」は世界的にみてガラパゴスなことをご存じでしょうか?
https://note.com/kyojiohno/n/n6280b50d8bf8

一般にエージェント制の方が事務所制より俳優にもアーチストにも条件がいい。一度これをやると日本の芸能事務所制がアホらしくなる。その意味で「のん」が日本の閉塞的な芸能界に風穴を開けたといえる。渡辺謙や浅野忠信等、既にハリウッドデビューしている俳優が多いこともこれを後押ししているのかもしれない。だから殆どの芸能マスコミは伝えてないが(おそらく知っていて伝えてない)のんさんはおそらく日本で一番稼いでいる女優になっているはずである

また相対的に音〇協の力も落ちてきて、かつては某実質国営放送(公共放送といいながら国の政治権力への忖度が目に余るため)の出演にさんざん横やりが入っていたが、今は普通に出演できるようになってきた。某実質国営も少しは改革しようという動きはあるようだ。(あの放送局は部署が違うと実質別の会社のようなところがあるので..) そんな関係で逆境をはねかえしてきた強さも彼女にはある。今や本名の能年玲奈 より「のん」の方がメジャーになってしまった。この勝負、元の事務所の完全な敗北である。

これから映画も音楽も国境を越えた制作が頻繁になっていく。その動きは避けられないし誰にも止めることはできない。何よりもそれに対応していかないと、日本の芸能界ーエンタテインメントビジネスは生き残れないといっていい。そのため音〇協の芸能事務所もその時代に対応できるようにしていかないといけない。対応できたところが生き残れるし旧態依然の体制にこだわったところは滅びるだろう。

エージェント時代でも芸能事務所は生き残ることは可能

芸能事務所に対して厳しい言い方をしてきたが、しかしエージェント制が定着(もっともここまで来るのにすごいハードルがあると思うが..)しても従来の芸能事務所との共存の道はある。考えられる方法として

1、事務所はマネージメント、知財や権利の交渉はエージェントと分ける

一般にエージェントはマネージメントをやらない。CAAのような大手エージェント事務所ではオプションでつけるところがあるが一般にはしない。その一方で日本の事務所はマネージメント能力があるので、役割を分担すれば共存できないことはない。

2事務所内にエージェント体制を作る

 一部大手事務所でこの動きがあるようだが、事務所がエンタテインメントロイヤーを雇って事務所内でエージェントを抱え込む方法。

そもそもなぜエージェントが必要かというと海外の大手制作会社、フィルムメーカーと契約する際に知財やアーチストの権利についての膨大な書類(法律用語なので日本語でも英語でも難解)を契約書として交わさなければならない。それは知財に関する法律を熟知した弁護士でないと到底対応できないものだからである。

日本の外ではこれがもはや標準となっている。そしてエンタテインメントビジネスがグローバル化した現在、その体制に対応できるようでないと生き残れない、ということは断言していいと思う。

 

10月 29, 2022 経済・政治・国際芸能・アイドル | | コメント (2)

2022年6月 3日 (金)

芸能人の不倫、DV訴訟ーあえていうが「それがどうした!」ー当事者でもないのに当事者顔して叩く輩たち

昨日アメリカで話題になっているジョニーデップとアンバーハードとの名誉棄損ならびにDVに関する訴訟でジョニーデップ側がとりあえず勝利したという報道が入った。アメリカのメデイアやSNSはジョニーデップを支持する声が強く、ハードへの不支持が高くなっている。一部の報道で実際にアンバーハードがジョニーデップに暴力を働いたという報道が世論的に影響を与えたようだ。

■デップさん、名誉毀損裁判で勝訴 元妻ハードさんに20億円賠償命令
https://sp.m.jiji.com/article/show/2761733

私には珍しく「芸能ネタ(!?)」を記事にしているが、はっきりいって私はジョニーデップもアンバーハードもいずれも支持しない。というかメデイアを伝わってくる情報は特に芸能ネタの場合、かなりのバイアスが入っているとみるべきで、どちらの情報をまず鵜呑みにすべきではない、ということがまず大前提。本当のことは当人同士のことでしかわからないのであり、あとは双方の弁護士同士の駆け引き次第である。そのためこの場合たとえジョニーデップが勝訴したとしても、ジョニーデップを「正義」と位置づけし、断定するのはかなり危険なことだと考える。メデイアは本来なら全くプライベートなできごとに入り込み世論の動向を見て、世論がより多く支持している方をあたかも「正義」であるかのように報道する。こうやって広告費や出版部数を増やすーつまり他人のプライベート案件に入り込みそれを商売にする、というのがメデイアである。そこでかざされている「正義」などニセモノに過ぎない。

こういう芸能ネタの時にジョニーデップやアンバーハードのファン同士ならまだしも、そのいずれでもない輩が騒ぎに便乗して「正義」を振りかざして片方を徹底的に叩くという構図はネットで頻繁に繰り返されているパターンである。

私はこういう流れに大きな嫌悪感を抱く。

日本の場合だとよくあるのは、あるアーチストが「不倫」をすると、まるでそのアーチストが殺人犯であるかのような大バッシングがアーチストに対して起きる。

■サカナクションがギター岩寺基晴の不倫謝罪 高校時代に出会った女性と10年にわたり不倫関係
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202206010000982.html

別に不倫がいいことだ、などとはいっていないし、このサカナクションのギタリストを擁護するつもりなど1ミリもないが、それはアーチストのプライベートの問題であり、本来赤の他人がああだこうだ、と口出しをする筋合いのものではないはずだ。それを「不倫をした」ということに対し「正義」を振りかざして、あたかも社会の大悪人であるかのようにバッシングする、という光景が非常に私は気持ち悪いのだ。

はっきりいって「不倫をしたこと」よりも「不倫したアーチスト」に安価な「正義」を振りかざしてバッシングを行う奴の方がよっぽど気持ち悪い。というかそんなことに命かけるような奴は本当にヒマ人だな、と思う。もっとやるべきことは沢山あるだろう?

だからあえていう。

ジョニーデップやアンバーハードの訴訟、芸能人の不倫問題??

それがどうした!!  

おれには関係ないし、興味もない。関係者の間で解決すべき問題だ。

ジョニーデップ、アンバーハードは泥沼になりそうな雰囲気だが、だから何?勝手にやってろ、俺には関係ない。というのが私の意見

そんなことより当事者でも何でもないのに当事者面して「正義」を振りかざすバカの方がよっぽど社会にとって有害である。

 

 

6月 3, 2022 芸能・アイドル | | コメント (0)

2022年4月 3日 (日)

第94回アカデミー賞の余波と日本映画が本当に世界のレベルに追い付くための提言ー「芸能界」から「ショービジネス」への転換を

日本時間の今週月曜日に行われた第94回アカデミー賞の「ウイルスミス平手打ち事件」の余波が続いている。これに関しては私の周囲もそうだし私自身も前回の記事で現在病に苦しんでいるウイルスミスの妻のジェイダ・ピンケット・スミスを揶揄されたことに対する行動で、勿論暴力は正当化はできないが、行動には理解を示した旨を書いた。ネットやSNSを見てもだいたいそういう趣旨の意見が日本国内では多かった。

しかしアメリカ では「ウイルスミスが悪い」の反応がもっぱらで、日本とは真逆な反応となっている。

■アカデミー賞“ビンタ”事件、欧米では日本と真逆の反応「最も恥ずべき」「見るにたえない絵面」
https://joshi-spa.jp/1151377?cx_clicks_art_mdl=21

私自身もアメリカ生活が長いのだが、このアメリカ国内の論調でいささか戸惑ったのはクリスロックのお世辞にもセンスのいいとはいえないギャグで病のジェイダ・ピンケット・スミスを腐した行為に対してはアメリカはほぼ不問で、ウイルスミスの平手打ちこれ一本に絞って非難をしている点である。それどころかジェンダー平等主義の論客から「女性は自分で自分の身を守れる。女性を守ると称してあのような行動をとったのは女性に対する侮辱でもある」という見解がかなり広い範囲で出てきている点。

私はジェンダー平等と「愛するものを守る」というのは全く別問題だと思うのだが、アメリカではかなりの層がそう考えているらしい。おそらくフェミニズム運動の影響もあるかと思うが、そこの部分を論じると話が別の方向に議論がいってしまうので、ここでは割愛する。

今回の件ではウイルスミスは公式に謝罪しているが、それでもアメリカの世論は収まっておらずウイルスミスは映画アカデミーの委員を辞職した。
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今回のオスカーは前回の記事でも書いたが障害者の映画の「コーダーあいのうた」の作品賞、脚色賞、助演男優賞(史上初! 聴覚障害者がオスカー受賞)という画期的なことが起きたことでもあり、「歴史が動いた」オスカーでもあっただけに残念だ

さて本題に入ろう。

今回「ドライブ・マイ・カー」は「外国語映画作品賞」は受賞したものの、残念ながら「脚色賞」「最優秀監督賞」「作品賞」は受賞できなかった。私見ではそのことだけで「日本映画」の勝利にはならないと思う。
そして私と同じ見解を持っていた方がいた。朝日新聞の小峰健二記者である。

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私がいうより小峰記者のツイートを並べた方が問題が浮かび上がるだろう。

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ひとことでいえば映画に限った話ではないが、日本の芸能関係の「ガラパゴス体質」が改善しない限り日本の映画が世界レベルで勝利者にはならないのである。
だから日経新聞のこの記事も私にいわせれば、まだ時期尚早だと思う

■日本映画、第3の黄金期へ 師と競う映画学校世代
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD2565H0V20C22A3000000/

またダイバーシテイやSRGsが世界的な潮流となっている時代に、いまだに「枕営業」なるものが当たり前のように存在するようではダメだ。

「性被害」映画監督による性加害を女優が告発 脚本家からも疑問の声
https://bunshun.jp/articles/-/52554

俳優木下ほうか氏による性被害事件

木下ほうかさんドラマ降板 報道受け事務所申し入れ―NHK
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022032801100&g=soc&

私事だが拙音楽担当でいまだ公開されていない「銀幕彩日」という作品があり、木下さんも主演の一人となっており、この映画の劇場公開の見通しが立たなくなっているのではという懸念を持っている。

個人的には映画作品そのものと今回の不祥事は無関係なので何とかならないか、とも思ってるが、うーん厳しいかな?とんだとばっちりを受けたという感じだ。

しかしそういう日本映画の体質を改善しようという動きは存在する。

■ 文化庁が進める「文化芸術分野の適正な契約関係構築」 「映画監督有志の会」がハラスメント防止に向けての要望書を提出
https://eiga.com/news/20220328/26/?f 

とにかく日本映画が真の意味で世界レベルになるためにはまずビジネス的なことをきちんとやらなければならない。日本の良くないところとしてそれがなぁなぁになってしまうこと。そして上下関係がビジネスの契約に優るなどという考える輩が多いこと。

欧米は良くも悪くも徹底な契約社会。ビジネスとして割り切るため日本人の感覚だと「冷たい」印象があるかもしれない。

しかしだからこそ信頼できるのだ。映画にしても音楽にしてもそこを曖昧にしてしまうところがあり、それが歪んでしまうと「枕営業」なりセクハラ、パワハラが横行することになる。

ハッキリ言うがそれは後進国のやることである。日本の映画、音楽は最初から後進国だったのだ。だから先進国のビジネスに戻すー 「芸能界」では無く「ショービジネス」への転換を図らなければならない。

繰り返す日本映画が真の意味で世界レベルになるには

  • (1) ガラパゴス体質を捨てる。世界的な視野に基づいて映画制作を行う(昭和の発想を捨てる)
  • (2) 「芸能界」では無く「ショービジネス」への転換を図る

そういう意識改革が日本の映画界に果たしてできるか?

 

 

4月 3, 2022 芸能・アイドル映画テレビ18- | | コメント (0)

2022年3月14日 (月)

週刊文春の映画界のセクシャルハラスメント報道ー映画界として再発防止を真剣に議論すべき

ご存じの方も多いと思うが映画「蜜月」の監督が出演女優に性行為を強要したセクシャルハラスメント事件が発生し、その関係で映画の25日に公開予定だった映画「蜜月」の上映中止が決定した。

おおもとの情報源はこれらしい

「性被害」映画監督による性加害を女優が告発 脚本家からも疑問の声
https://bunshun.jp/articles/-/52554

まず私も映画の世界に関わっているが、まず私自身はこの問題となっている監督とは面識はない。しかし今回の事件に関してコメントを発表した撮影監督の早坂伸氏とは面識があるし、その他この問題の監督と面識がある多くの映画関係者からの情報も入ってきている。

撮影監督の早坂氏のコメント
https://shin1973.hatenablog.com/entry/2022/03/10/025155

だが最近ネットによる多情報化社会にあって「人から聞いた話」を安易にシェア拡散することは経験上、事態を良い方向に導かないと考える。そのためそれについてはあえて語らない。全ての情報が間違ってはいないかもしれないが、100%正しい情報とも限らないからである。だからこの件にもし警察その他の捜査の手が入ればその結果をまつのが適当だと考える。

その一方で私の耳にはこの問題の監督に関してかなりの量の悪評も入ってきており、火のない所に煙はない。いざ仕事をするということを考えるとやはりこの人物は忌避すべき人物であると考える。少なくとも私はこの人物の名前がメインに入ったプロジェクトで仕事することは未来永劫ないだろう。

さて今回の例の「文春砲」によって困ったことはせっかく濱口監督の「ドライブ・マイ・カー」のオスカーノミネートというグッドニュースが入ってきたのにこの事件でまた映画の世界に悪いイメージが世間一般に広がってしまったことである。やはりこれに対しては映画産業全体として襟を正さないとダメだろう。そのためには今回の事件の背景について考えなければならない。

実は映画でもドラマでも「売れっ子」の俳優は別として、大多数の役者は「選ばれる立場」にある。つまり監督や制作会社、プロダクションからみても「弱い立場」にある。そして中にはその役者(特に女優)が弱い立場にあることを悪用する輩がいることも事実なのだ。そのため「枕営業」なるよからぬ用語まで蔓延っている。

それらは勿論日本に限った話ではない。お隣の韓国では映画監督のキムキドクの性暴力事件、そしてハリウッドで"Me too"運動のきっかけとなったハービーワインシュタインの例もある。「弱い立場」であることを悪用する不埒な輩は洋の東西いる、というのが悲しいかな。事実である。

セクシャルハラスメントの再発防止をどうするか

映画界として今回の件の再発防止対策を明確に打ち出す必要がある。今回は映画監督やプロデューサーが自分の立場を悪用して起きた。それを背景にセクシャルハラスメントだけでなくパワーハラスメントも昔から起きているのも事実である。これらの行為に対する社会的制裁が必要になる。
前述の性暴力事件のキムキドクは業界から永久追放、ハーヴェイ・ワインスタインは強姦罪などで有罪の判決が下り、3月11日に禁固23年の刑が言い渡され事実上の永久追放となった。今回のこの監督も4人の女優への性行為の強要の被害が事実だと証明されれば永久追放されてしかるべきだろう。

では再発防止をどうするか?これは簡単な問題ではない。あえて言えば「日本の芸能界のタブー」にまで入り込まないといけない。

1. 日本にもアメリカのSAGのような役者の労働組合を作る

これをみて「お前こんなこといって大丈夫か?」という人も多いはず。はい、過去多くの役者がこれをやろうとして音〇協を始め芸能プロの圧力でつぶされた経緯があります。(立ち上げようとした役者は業界から追放) 「日本の芸能界のタブー」にまで入り込むというのはそういう意味だが、「選ばれる立場の役者」だけで結成しても過去の例のようにつぶされるのは火を見るよりも明らかである。
  但し実現性はともかく以下のやりかたならば可能性はある

 (1) SAG(アメリカの役者組合)の日本支部のようなものを作り、SAGの力を借りる。

   いくら音〇協でもアメリカの組織が出てくればつぶすことは不可能である。

 (2) (1) は無理の場合エンタテインメントロイヤーやエージェント(いずれも弁護士)と相談の上法的な手順を踏む

   アメリカでもユニオンにはエンタテインメントロイヤーが顧問として活動を支援しており、MLBのMLBPAではアメリカの有力なエージェント(i.e. スコットボラス, CAA等)のバックアップがあるため機能している。日本にエンタテインメントロイヤーやエージェントをやっている人は決して多くはないが、不可能ではない。いずれにせよ役者だけでは難しいから法曹関係者のバックアップが必要である。

話がずれたが、SAGはワインシュタインの問題が起きた時に"Me too"を積極的にサポートしており、それが映画会社やプロデューサーに対するある意味「無言の圧力」として機能していた。その意味でも役者の日本でのユニオン結成は今回の問題の再発防止対策として有効と考える。

2. 映画監督、プロデューサーで権力を振りかざすのではなく自制心をもつ意識改革を行う

日本は正直いっていまだ男尊女卑社会である。ジェンダー平等,LGBT,多様性というものを容認しない風土が根強くあり、それが既存の日本の「芸能界」の価値観を支配しているのは残念ながらまぎれもない事実である。やはりプロデューサー、監督及びスタッフクルーに至るまで全員が意識改革をしていかないとダメである。

しかし残念ながらこれが一番難しいことも事実である。日本社会の体質のため日本はデイバーシテイの面で世界から大きく後れをとり、意識もおそらく世界でも最低レベルであろう。しかしまずはそこから変えていかないといけない。簡単なことではないが..

監督やプロデューサーのように「選ぶ立場」の人はそれを自認した上でそれを悪用しないように自制心を持って取り組むべきだろう。

最後に「映画鍋」の主要メンバーでセクハラをテーマとした「ある職場」の監督の船橋淳氏の声明をはりつけさせていただく。自戒の意味もあってこういう決意は必要であろう。

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3月 14, 2022 芸能・アイドル映画テレビ18- | | コメント (0)

2022年2月20日 (日)

東出昌大退所報道を見てー令和ではなく「昭和97年」の脳を持つ人たちが日本の芸能界、映画界を仕切っているのが日本がショウビズ後進国になった原因

私は基本「芸能ネタ」には興味がない。特に誰が誰と惚れた、別れたといった類の話に騒ぐ芸能マスコミには寧ろ苦々しく思っているし、基本その手のことで世間が騒いでいてもスルーする。だが以下の記事には全面的に同意できる。

■ユマニテ社長の感情だだ漏れ声明に漂う“昭和芸能界しぐさ”──東出昌大退所報道の「契約解消」とは
https://news.yahoo.co.jp/byline/soichiromatsutani/20220216-00282318 

最初にお断りしておくが私は東出昌大氏とは個人的な面識もないし、それ故同氏を擁護したり、況や応援するつもりなど1ミリもないことはご理解いただきたい。

しかしそれを踏まえても今回の芸能マスコミの報道は酷い、日本のマスコミの体質だが政府でもお役所でもこういった大企業や大手芸能事務所でも内容に全く無批判にそのまま垂れ流すというケースが多いが、今回もその例。旧態依然とした芸能プロダクションと、それに疑問を抱かずに追従する芸能マスコミという構図、つまりここにはいまだ「昭和」の発想から抜けきれない芸能プロダクションのトップとその「昭和の発想」に何の疑問も抱かずに明らかに芸能プロダクション側からのバイアスがかかった情報を垂れ流している芸能マスコミの構図をみることができる

だが今は時代は令和である。インターネットやソーシャルメデイアが発展し映像コンテンツも情報も国境関係なく動き回る。この点だけで「昭和」という時代とは根本的に違う社会ができあがっている。しかし日本の政治家、財界、そして各業界のトップの言動をみてもそのことを理解しているとは到底思えないのだ。

上記の記事でも「昭和97年」という面白い表現が出ているが、その表現をお借りしたいと思う。芸能界に限ったことではないが頭の中が令和ではなく「昭和97年」のつもりでいる輩が政治,財界,芸能界に溢れている。旧態依然とした芸能プロダクションとそれに疑問を抱かず追従する芸能マスコミはグローバル化した現代では日本の映画やショウビズ(あえて『芸能界』という表現は使わない) の時代に対応する点で足かせになっている。

実際芸能プロダクションでは所属タレントにネットやソーシャルメデイア等に一切登録することを禁止している所も少なくない。事務所が管理しながら情報を発信するならまだしも、一切かかわることを禁止しているのだ。実際ネットそのものをいまだに敵視している芸能プロ関係者も少なくない。これじゃいつまでたっても「昭和」の発想から抜け切れるわけがない。

そうした体質が原因で音楽、映画で日本は世界から一歩も二歩も遅れていくことになる。この状況を今変えないと手遅れになる。

「ドライブマイカー」のオスカー受賞が日本の映画界を変えることになるか。「昭和97年」の脳の方にはご引退いただきたい

拙ブログでも書いたように日本映画として初めて「ドライブマイカー」がオスカーで4部門ノミネートされた。

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濱口竜介監督「ドライブ・マイ・カー」オスカーで4部門ノミネートー映画製作で世界から置いてけぼりの日本は他国に追い付けるか?
https://kyojiohno.cocolog-nifty.com/kyoji/2022/02/post-a8e6e9.html

今回のノミネートのポイントはかつての黒沢映画や宮崎駿の作品のように「外国語映画」部門のノミネート(今回もその部門でのノミネートはされている) ではなくアカデミー賞の作品賞、監督賞という「正規」の部門でノミネートされている点である。日本人の監督がステイ―ブンスピルバーグ、ケナスブラナー、ジェーンカンピオンという世界の一流監督と同席でノミネートされる、そのことだけでこれは歴史が変わったといっていいほどの大事件である。

勿論結果はわからないがもし監督賞、作品賞どちらかを受賞できただけで日本の映画界を根本的に変える動きに結びつくのに十分なできごとである。是非実現してほしいものである。少なくとも「昭和97年」の頭のままでいる人たちは無用の存在になるだろう。

 

 

 

2月 20, 2022 芸能・アイドル | | コメント (0)

2021年12月19日 (日)

神田沙也加の訃報で芸能人の心のケアの実態についての疑問と懸念

日曜の朝、のっけから衝撃的なニュースが飛び込んできた。できればフェイクニュースであってほしかったニュースだった。

神田沙也加さん(35)が札幌市内のホテルの高層階から転落死

https://hochi.news/articles/20211219-OHT1T51002.html

また芸能人の悲劇的な死が報じられた。まだ確定してないが状況からみて自殺の可能性が高い。こういう話を聞くたびに 神田沙也加を始め芸能人の心のケアが果たして行われたのか疑問に思う。適切な心のケアが行われれば避けられた可能性がある。

神田沙也加 の事務所は確か叔父の経営の事務所で家族経営のはずなので、普通の事務所よりは心のケアの対応が可能だと思うが悲劇を避けることはできなかった。近くにマネージャーがいたと思うが彼女の変化を察知できなかったのか。察知しても報告できなかったのかそのあたりはどうなのだろう?

昨年も三浦春馬、竹内結子、芦名星といった人たちが自殺。こういう事件が後を絶たないのは日本の芸能事務所の体制に問題がなかったのかどうか。普通に考えればマネージャーがかなり近い位置にいると思うが、すべての芸能事務所がそうだとはいわないが、事務所のマネージャーは小間使い程度の扱いや待遇しか受けていないケースが多い。担当芸能人の「変化」を事務所の幹部に報告しても相手にされてないかもしれない。パワハラもあり、低賃金の割には業務がハードなので芸能事務所のマネージャーは退職者が多く安定しない

他国と比べても自殺がダントツに多い日本、周囲に心のSOSを出せない、出してもスルーされる。そういう日本社会の体質こそ問われなければならないのではないか。

神田沙也加は直接のつきあいはなかったが、私の盟友さかはらあつしのプロデユースでデビッドグリーンスパン監督の「おはぎ」(Bean Cake)に出演している。

2001年カンヌ映画祭短編部門 パルムドール 受賞作品
神田沙也加 当時15歳(当時は波多野沙也加名義で出演) 既に演技に非凡な才能をみることができる

返す返すも惜しい才能を日本は失った

優れた才能を失った... 残念でならない。

これだけ自殺が多い国、というのはやはり「心のケア」というものを社会として軽視しすぎているのではないだろうか? まだ時代錯誤な根性論や精神主義が根強く存在しているのではないか。

いい加減日本社会として考えなければならない時期にきているのでは?

あ、日本人って考えるの大嫌いだったっけ?自分の頭で考えることが面倒くさいと考える人が少なくない、とかww

 

 

12月 19, 2021 芸能・アイドル | | コメント (0)

2019年8月20日 (火)

のんの活躍で日本でもエージェント制度が拡大する可能性ー時代錯誤の日本の芸能界のガラパゴス体制が変わる潮目が出てきている

当ブログでも映画も音楽の制作もグローバル化が急速に推進されている点を述べているが、それに対して日本の芸能界の体制はガラパゴスでそれは今後のグローバル化しているコンテンツ制作には障害にしかならない、というのが持論である。

 実は私も知らなかったのだが、『あまちゃん』で一世を風靡したのんさん(旧芸名で本名の能年 玲奈さん)はエージェント契約をしていて一般的なイメージとは裏腹に、実は寧ろ収入が大幅に上がっている実情が明らかになった。

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■のんさんに何が起きているのか エージェントが語る圧力
https://www.asahi.com/articles/ASM886K7NM88UCVL01L.html

この記事はのんさんのエージェントをしていてコンサルティング会社「スピーディ」の福田淳社長のインタビューだが、これを見るとガラパゴスだった日本の芸能界にも新たな動きが出ていることがわかる

「干されている?」「とんでもない誤解です。彼女は現在、マルコメやメンソレータム社・アジアパシフィック(香港)など、のべ20社とCM契約があります。事務所に所属せず、ギャラから手数料分のみを私に払う仕組みなので、おそらく日本の俳優の中でもトップクラスの手取りがあるでしょう」注※

のんは現状、テレビ番組に出ていないだけで、十分すぎるほどの経済的成功を収めているし、うちの会社は芸能事務所ではなく、コンサルタント会社。本業は企業などのブランディングで別にあり、タレントマネジメントはのんだけ。だから、芸能業界に自由にものが言える立場にある

注※エージェントの取る手数料はせいぜい15-20%程度です。どこかの事務所のように9割持って行くようなことはしません。

そのエージェントを務める福田社長は「あまちゃん」で国民的な人気を得た俳優のん(本名・能年玲奈)さんが、ここ数年テレビに出ないのは、芸能界の圧力があるからだと言い切る

『のんが出るなら、うちのタレントは出演を引き揚げる』といった圧力が電話で局側に入るようなのです。あるドラマでは衣装合わせまで済みながら、契約直前に『今回はなかったことに』と立ち消えになった。他にも、演奏会で詩の朗読をした際も、のんの存在は消され、もう1人の俳優さんだけがテレビで紹介されていた。理屈に合わない、ドロドロとしたことばかりが起きています

先日も公正取引委員会がジャニーズ事務所に対し、事務所をやめた「SMAP」の元メンバー3人をテレビ出演させないよう圧力をかけた場合は独占禁止法にふれるおそれがあると注意した報道があったが、上記のようなことが当たり前のように起きていることは芸能関係の仕事に少しでも関わった人間なら寧ろ常識レベルといっていい。

テレビ局も事務所側もすっとぼけて「そんな圧力など聞いたことない」などといっているがこれが実態だ。エージェントのいっていることの方が事実だろう。これが日本の芸能界の実態。
公式取引委員会はこの事実を既に違法と認定しているし、さらに音事協が標準としている契約書の雛形も公式取引委員会から違法と認定されている。
詳しくは
日本のショウビズのガラパゴスの体制崩壊は始まっている

公正取引委員会の報告書

「人材と競争政策に関する検討会」報告書について

http://www.jftc.go.jp/houdou/pressrelease/h30/feb/20180215.html

なぜエージェント制にしているか、についてはエージェントに関する一般論を福田氏は述べている

「ハリウッド型の、透明な契約にするためです。仕事ごとの契約金額自体や配分もタレントがわかるようになるし、僕のエージェントとしての働きが悪かったら、のんが僕をクビにすることもできる。一部の古い芸能事務所とタレントの間には、長年『雇っているから、言うことを聞かないとクビにするぞ』という一方的な力関係があった。タレント自身が、仕事の契約金額もわからない、上下関係があり、もの申せない……。『奴隷契約』です。僕はインドやアフリカの児童労働くらいひどいと思っています」

そのとおり、法律の専門家でない私ですら公正取引委員会の「違法性がある」の報告は正しいと思う。

しかしようやくこれを改革できる時代がやってきた。今、芸能界ビジネスへの社会の監視の目が厳しくなり、旧態依然とした業界の体質が変わる潮目を感じている。

ハッキリ言って日本の芸能界は先進国のショービジネスの体制とはとてもいえない。のんさんのようにエージェントを採用する芸能人はどんどん増えて行くだろうし、ふえていかなければならないと思う。但し事務所におんぶにだっこといった考え方は捨てなければならず、精神的にも自立しなければならない。意識改革も必要なのだ。これが日本人にとって一番難しいかもしれない

ちなみに地上波のテレビもどんどん衰退していってる。正直かつてのような仕事のうまみもなくなっている。それよりはこのブログでも何回も論じているように海外との取引を自分で増やした方がはるかにいいに決まっている。

■地上波テレビは末期症状ーそう遠くないうちに統合や消滅もありうる
https://kyojiohno.cocolog-nifty.com/kyoji/2019/06/post-4ac71b.html

芸能関係、音楽や映像関係者の大半はいまだに気が付いていないようだが100年に一度くらいの変化が起きようとしている。そしてその新しい流れは透明性の高いきちんとした競争原理に基づくものでなければならない。
エージェント制がそういった時代に一番適した制度であることはいうまでもない。 

 

 

8月 20, 2019 芸能・アイドル | | コメント (0)

2019年7月21日 (日)

吉本、ジャニーズ 芸能界の既存体制の終わりが本格的に始まる

今吉本関係のワイドショー関連がテレビで喧しい。日本人は政治ネタには極端なくらい鈍感だが芸能ネタには異常なほど熱心だ。

一応音楽業界に身を置くものとして、そして映画関係に関連する人間ではあるがこの騒ぎはこれからのコンテンツ制作の動向にも影響してくるのでこちらで触れさせていただく。ちなみに私はここで語る大手2社に関しては直接の取引はない。そしてたぶん少なくとも直接は取引を行うことはないだろうと思うのでこちらで率直に述べさせていただく

記憶に新しいジャ二―喜多川氏の訃報

 ■ジャニー喜多川さん死去 87歳 ジャニーズ事務所社長 多くのアイドル育て
https://mainichi.jp/articles/20190709/k00/00m/040/380000c

勿論ジャ二―喜多川氏の日本のエンタテインメントの世界への貢献を否定するものではない。しかしこの事実は日本の芸能界の「終わりの始まり」を象徴していると思う。

実はジャニーズだけでなく日本の芸能界は海外のショウビズ(芸能ビジネス)と比べるとかなりガラパゴスな体勢でできあがっている。特にメデイアの露出を始め製品発売、出演の条件にいたるまで芸能事務所があえていわせてもらえれば異常なほどの発言力を持っている。

だからこんなことが当たり前のように起きていた

■元SMAP3人のテレビ出演に圧力か 公取、ジャニーズ事務所注意 民放関係者に衝撃 (1/2)
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1907/18/news061.html 

「SMAP」の元メンバー稲垣吾郎さん、草●(=弓へんに剪)剛さん、香取慎吾さんが独立後、民放テレビ局の出演が激減していた問題は公正取引委員会が、ジャニーズ事務所を注意する事態に発展した。独占禁止法違反につながる恐れがあるとするためで、影響は今後、民放テレビ局の番組編成を含め、芸能界全体に広がる可能性がある。

この記事を読んでいて記事に出てくるテレビ関係者はみんなすっとぼけたことをいっているがはっきりいって業界ではこの事実はもう常識といっていい。(勿論事務所側は「圧力」の事実は否定)

未確認情報ではもう1年前から公取は調査をし始めていたようだが、もしそうなら先日のジャ二―さんの逝去とは無関係に今日くらいのタイミングで発表する予定だったのだろう。公正取引委員会は既に音事協の所属契約書の内容を「違法性がある」と認定しており、音事協系の事務所はこの公取が「違法」と認定したアーチストの契約書が裁判において「違法である」という判例が出ることを死ぬほど恐れている。これが判例として確定した時点で法的拘束力が発生して音事協の音事協たる所以がひっくり返るからだ。

公取には是非日本の芸能界がきちんとした公正な「ショウビズ」になるように指導してもらいたいところだ。

しかし事務所でありながら最初から契約書すら作っていない業界の大手が存在した。吉本興業だ。

例の反社会勢力との「闇営業」が発覚した宮迫博之と田村亮の問題で吉本興業から「謹慎処分」をうけていたが、今日も謝罪会見とかで参議院選投票日にも関わらず全テレビ局が喧しいほど報道していたが
そもそもその吉本興業には「契約書」すらないことが判明した(だいぶ前からそういう話は聞いていたが本当だったとは)

そしてこうした不祥事にもかかわらず今後も契約書を作らないと吉本興業の大崎洋会長が表明した。

■芸人との契約、今後も「紙より口頭で」吉本興業HD会長
https://www.asahi.com/articles/ASM7F3CWQM7FUCLV001.html

これはいただけない

要するに芸人と会社の間には「口約束」しか存在しない、ということになる。世の中で「口約束」ほどあてにならんものはない。ビジネスの精神としても間違っているしこんなことがまかり通なら日本の芸能界、ショービジネスは世界から後れをとってしまう。コンテンツのグローバル化の流れとも相反する。
何よりも限りなくヤクザの世界と本質的に変わらない。要は「口約束のみ」ということだから、どんな条件も簡単に複すことができるわけで、ビジネスの観点からすればとても信頼できるものではない。正直いってとても大手会社の代表の発言とは思えない。

大崎会長は「海外進出」に意欲を示していたというが、それならばグローバル化の流れに明らかに反する ビジネス手法をとるのはいかがなものかと思う。はっきりいって日本人特有の「なあなあ」なやりかたなどハリウッドなどでは全く相手にされない。コンテンツ制作が急速にグローバル化する現代にこういう考えは寧ろ有害である。

そしてこの2人は今回の一連のできごとで「契約解除」をされたようだが

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そもそも契約書など最初からないのに、どうやって「契約解除」するんだろうか? 実におかしな話だ。どうせクビになるんだったら会見していいたいこといえばいいのに、と思っていたが2時間も超える謝罪会見を開いた。ご覧になりたい方はどうぞ

これを見て思い出した。今回のこの会見、今から3年前のあの会見に似ている。明らかに「「公開処刑」 」といえるSMAP謝罪ショーだ
https://kyojiohno.cocolog-nifty.com/kyoji/2016/01/smap-c218.html

つまり背景にあるのは事務所のヤクザまがいの強権的な手法であり、タレントの人権を尊重していないやりかただ。

むろん宮迫や田村を擁護する気はない。彼らは今社会問題となっている「振り込め詐欺」の犯罪者グループに対しての闇営業だったという。こういう反社会勢力と芸能界のつながりは昔からあったのだが、そういうのとは手を切るべきだ。アメリカも1950年代までは存在したが、芸能界からマフィアを追放することに成功し、今は厳しいコンプライアンスがあり反社会勢力とつながりがある、というだけでNGである

だからこれはとても先進国のショウビズの姿ではない。

いい加減こんなことをやめるべきだろう。タレントたちも精神的に事務所に依存するのではなく自分たちでお互い助け合い、仕事をとりあうといったことで精神的に自立することが求められる。ギャラや条件の交渉は知財等の知識に精通したエージェントにまかせればいい。それが日本を除くすべての国のショウビズのビジネスのプラットホームである、

日本の芸能事務所はまるで芸能事務所のいわば「社員」-芸能事務所の社長に一方的に従属するという形だが、海外はエージェントだ。エージェントのシステムでは日本人は「精神的に自立する」ことが求められる。そう日本のアーチスト、タレント、みんな意識改革が必要になる。

今回のジャニーズの件、吉本の件を見るにつき「日本の古い秩序」が壊れ始めていくのを感じる。

だが完全にこわすことができるかは、日本のアーチスト、タレント、その他が「自立した意識を持つ」という意識改革ができるかにかかっている。

 

 

7月 21, 2019 芸能・アイドル | | コメント (0)

2018年7月 1日 (日)

本格グローバル時代のアーチストや業界関係者の心掛けー大幅な意識改革が必要

前回の記事で日本の今後の人口推移の状況を含めても生き残るにはグローバル化路線しかない、と書き業界のシステムを含めガラパゴスでありつづけることが今後の時代では日本にとって足かせになる、ということを述べた。

 

そしてそのためには契約のプラットホームを始め、従来の「芸能事務所」から「国際エージェント制」に移行するのは不可避であることも当ブログの記事で述べている

■ローラがリベラ(LIBERA)と和解し海外のエージェントIMGと契約ー日本のショウビズのパラダイムシフトの始まりとなるか?

http://kyojiohno.cocolog-nifty.com/kyoji/2018/04/img-6f3d.html

この動きは勿論今年の2月15日に公正取引委員会が発表した芸能界の契約についての最終報告がいわばパンドラの箱を開けたといってもいい

公正取引委員会から芸能界の契約が正式に「違法の恐れあり」と指摘を行った
http://www.jftc.go.jp/houdou/pressrelease/h30/feb/20180215.html

その結果事務所との軋轢が絶えなかったローラがLIBERA(リベラ)と和解し海外のエージェントIMGと契約したと発表したことは記憶に新しい。実際あれほど強気だった事務所側が公取の判断後あっさり折れたことからも、あの最終報告の影響が小さくないことがわかる

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https://www.oricon.co.jp/news/2110479/full/?utm_source=Twitter&utm_medium=social&ref_cd=tw

今後はこういう動きが加速するものと思われるが、しかしこの急速に動くグローバル化にいたしてアーチスト、タレント、そしてスタッフからクルーにいたるまで実は意識改革が必要である。

以前も書いたが事務所とエージェント制は一見似ているがかなりいろんな面で大きく違う。以前にも書いたがこれだけの違いがある

エージェント(代理人) 芸能事務所制
基本的役割 ギャラ額を始め諸条件の交渉
基本マネジメントまでは行わないがオプションでマネジメントまで行うエージェント会社もある
ギャラ額交渉からマネジメントまで全て行うが、所属アーチストに対する縛りが強い
アーチストの営業 基本的にしない 事務所自身が結果はともかく一生懸命営業する
アーチストとの関係 1対1で対等。その意味でアーチストにも自立心が求められる ニュアンスとしては「社員」に近い。事務所社長の権限も強く、事務所が権力を握り徹底的にタレントを牛耳る(殆ど事務所の言いなりといっても過言ではない)
ージン エージェントがカバーする範囲にもよるがだいたい10%-20%が相場。(オプションのマネージメント契約の場合は25%くらいまでになる)。一方ではアーチスト、タレント側であっさりエージェントを変える場合もある 事務所にもよるがたいていの場合最低でも50% 酷い場合は8割ー9割持って行かれるケースも少なくない
事務所との関係 日本人にはなかなか理解できない場合があるが、良くも悪くも完全に対等でビジネスの関係も徹底的にドライである。(仕事が取れなくなった場合あっさり契約解除という場合もある) 浪花節的な情で事務所とつながっている場合がある。よくも悪くも日本的な「社長ー社員」の関係になりがち
一方では一部タレントに対する「人権抑圧」に近い扱いを受けることもある
アーチスト、タレントの意識 アーチストとして自立した意識を持つことが必要
エージェントは営業は一切しないので自分で自分の仕事を取るという意識が必要
社員的な意識もあるので何でも事務所に依存、営業も事務所がやってくれるので、何でもまかせっきりになる傾向が強い

つまりひとことでいうと

1.エージェント制になるとアーチスト、タレント、クルー、全て自立した意識をもつ

2.自分の仕事は自分で取るという意識がエージェント制の場合必要。だから自分から積極的にオーデイションや募集応募を行わなければならない

3.アーチスト、タレント、クルー 全ては自分の活動、仕事はビジネスである、という自覚を持つこと

といった意識改革が必要になる。口あけて待っていて仕事になる時代はもう終わるのである。

ところがなかなかそういう意識を持っている人は多くないように思う。特にメジャーの方で長く仕事をしてきた人間であればあるほど、そういった「自立的な意識」を持っていない傾向が強いように思う。

もっともそれはもはや音楽や映画の世界だけに限った話ではないかもしれない

たぶん一般の会社員でも会社内で口あけて待っていて仕事になる、というケースは減っているのではないだろうか? 自分から積極的に働きかけ自分の仕事は自分で取る、という意識を持たないとリストラされる危険性があるのではないだろうか?

だがそういう考えについていけない人も多いだろう。いや、最近の日本を見るとどうも次のような考えを持っている人間が多いような気がする

考えることが面倒くさい。ただ何も考えずに流されていた方が楽だ。例え非正規社員で終わってもそういう生き方ができるのなら満足だ

だが世の中の大多数がそういう後ろ向きの考え方をしている社会に未来などない

仕事を取る? どうやって?

という人もいるだろうが、今は昔と違いソーシャルネットという便利なツールがある。

どういう市場を狙っているかによるが、不特定多数に対する営業、宣伝にはtwitterが向いている。

一方で企業や業界、その関係のキーパーソンの営業をやるにはFacebookが向いている。

Lineでもできなくないだろうが、私が思うにLineは仕事を取るツールとしてはあまり向いていないような気がする。

どちらのツールが向いているかはケースバイケースであり、人によって違うが大事なことはソーシャルネットというツールで仕事を取ることができる、ということを理解することだ

私の場合仕事の相手、取引先はたいていの場合業界関係者なので、Facebookの方が向いている。またその関係でご存じの通りFacebookグループ「エンタテインメント業界キャステイング」の管理人もしている。いよいよ5年目に入るが、黎明期にはいろいろと問題があったが最近は「コンテンツのクオリテイ―コントロール」がうまく機能するようになり、一定の信頼をおける募集案件は常時50件を超え、今では下手な事務所より案件の情報が多いと思います。参加者の多くが積極的にチェックしていただけるようになった。

このFacebookグループは勿論本格グローバル化の動きになった時のいわばリハーサル、練習の場所とお考えいただくことは可能である。

ちなみにFacebookグループ「エンタテインメント業界キャステイング」は日本ではあたかも珍しいグループであるかのようにいわれるが、欧米社会、海外では全くこういFacebookグループは当たり前である


7月 1, 2018 芸能・アイドル | | コメント (0)

2018年6月 2日 (土)

日本のショウビズのガラパゴスの体制崩壊は始まっている

6月に入った。平成という時代もあと正味11か月で終わる。

だがその終わろうとしている平成の時代に頭の中がまだ昭和のままでいる業界がある。音楽業界と日本の芸能界である。

当ブログの先日の記事で事務所のトラブルが絶えなかったローラが事務所と和解し海外のエージェントIMGと契約したことを書いた。これは背景として移籍制限や契約更新に関して公正取引委員会から「違法の恐れあり」と2月15日に正式に最終報告書が答申されたためである。勿論公取委は『移籍制限は独占禁止法に違反する』という断定的判断をすることはできない。公取委は行政処分をする権限はあるものの、最終的に適法・違法の判断をするのは裁判所である。

 だがこの報告書の存在は芸能界の契約トラブルが発生した場合に音事協側がこの報告書によって裁判、訴訟を起こした場合に著しく不利な立場に立たされることは避けられないことを示しており、その意味でも今までとは違った流れが生じてくる。あれほど強気だった事務所側があっさり折れたのもこの公取の最終報告書の存在が大きい

参考までに

「人材と競争政策に関する検討会」報告書について

http://www.jftc.go.jp/houdou/pressrelease/h30/feb/20180215.html

そしてこれに類する動きが出てきた

■「広瀬香美」使用禁止は“話し合いのため”、前事務所社長が会見
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2018/06/02/kiji/20180602s00041000073000c.html

お断りしておくが私は広瀬香美女史とは面識もないし、仕事上のおつきあいも一切ない。事情をよく見ると決して単純な背景ではなさそうだが、芸名使用禁止は既に公取が決めたガイドラインで「違法」と規定されているため先程もいったが裁判沙汰になれば寧ろ事務所の方が不利になってしまう。(たぶんきちんとした意識を持っている芸能プロならもうそのことを理解しているだろうし、理解していなかったらそちらの方が問題だ) よってこの件に関しては広瀬女史を応援する、

いっそのことこういう「芸名使用」に関してどんどん訴訟を起こせばいいと思う。実はそれで公取の報告書に沿って「芸名使用禁止規定は違法」という判例が出てしまったら芸能プロ側ーとりわけ音事協側にとってどえらいダメージになる。判例から音事協の雛形の契約書は違法、ということになってしまうからだ。そしてそれは音事協そのものの実質的崩壊を意味する。

こういう例が今後どんどん増えると予測する

こうなると芸能プロの方も運営方法を根本から変えざるを得ないだろう。グローバル化が押し寄せてくる現在、既存の芸能プロの体制から国際エージェント会社への脱皮ができるかどうかが生き残れるかどうかのキーポイントとなる。つまり国際弁護士の資格を持って海外の映画、テレビその他の制作会社と条件交渉を行うエージェントをそろえることである。既に一部の大手プロはそちらに舵を取っている会社もあるようだ。

マスコミ等は一切話さないが、今水面下では革命といっていいような動きが起きつつある。

それについていけるか、いけないかで次のパラダイムシフトの時代に生き残れるかどうかが決まる

 

 

 

 

 

 

6月 2, 2018 芸能・アイドル | | コメント (0)

2018年4月28日 (土)

ローラがリベラ(LIBERA)と和解し海外のエージェントIMGと契約ー日本のショウビズのパラダイムシフトの始まりとなるか?

当ブログの記事でも何回かふれた音事協を中心とする日本の芸能界の契約内容、とりわけ移籍制限や契約更新に関して公正取引委員会から「違法の恐れあり」と指摘されていた点について述べてきた。

実は私も見逃していたのだが2月15日に公正取引委員会から芸能界の契約が正式に「違法の恐れあり」と指摘を行った
http://www.jftc.go.jp/houdou/pressrelease/h30/feb/20180215.html

勿論、ここで付記しておきたいのは公取委は『移籍制限は独占禁止法に違反する』という断定的判断をすることはできない。公取委は行政処分をする権限はあるものの、最終的に適法・違法の判断をするのは裁判所だからだ。

とはいえ、この最終報告書の存在か芸能界の契約トラブルが発生した場合に音事協側がこの報告書によって裁判に著しく不利な立場に立たされることは避けられず、通称「奴隷契約」などと揶揄された芸能人、とりわけアイドルタレントに対する契約を大幅に改定せざるを得なくなるのは避けられない。これは芸能界からスポーツの世界にも著しい影響を及ぼし始めており、各事務所は大幅な契約見直しを余儀なくされるだろう、

■公取委見解
芸能プロやスポーツ界に波紋 契約書見直しも
https://mainichi.jp/articles/20180331/k00/00e/040/218000c

そして今日2月15日の公取の正式報告書発表後、1つ大きな動きが出てきた。

ローラは契約上でさまざまなトラブルがあったLIBERA(リベラ)と和解し海外のエージェントIMGと契約したと発表した。

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https://www.oricon.co.jp/news/2110479/full/?utm_source=Twitter&utm_medium=social&ref_cd=tw

この発表は実に大きな意味を持つ。日本のタレントのエージェント契約が本格化する流れになる可能性を示したと同時に、芸能人契約の「違法の可能性」指摘に伴い芸能界の流れが大きく変わったことを示している。いわば日本の芸能界の事務所の体制に大きな風穴があいたことを示している。

当ブログでも何回も論じているように、音楽、映像の制作体制は急速にグローバル化し日本国内で有名無名に関係なく海外の映画、ドラマに出演することがもはや当たり前のようになりつつある。そんな中で「ガラパゴス的」な日本の芸能界の体制は日本の映画、音楽文化の今後において大きな足かせになるのではないかという懸念が生じていた。

以前の記事で今の芸能界、映画制作、そしてやがては音楽の世界そのものもまるで日本の幕末を思わせるような革命的な動きが起きつつあると述べた。日本社会全体が従来の価値観をドラステイックに変えないといけない時代なのだが、とりわけ音楽の世界は新たな波に対する動きをこころよく思っていない向きは根強く存在する。また従来の日本の「ガラパゴス体制」にどっぷりつかってしまった日本のアーチストやタレントも少なくなく、その意味でいろんな課題、問題が今後生じる可能性がある。

日本以外のアーチスト、俳優、芸能人は基本的にエージェント制を導入しており、今回ローラが契約したIMGは世界でも有数のエージェント会社であり日本にも支社がある。主に国際的なスポーツ選手が対象だったが、今後ハリウッドその他で活躍する日本の女優、俳優の契約数も増えると思われる。

エージェントは世界の映画会社、コンテンツ制作会社、その他タレント、アーチスト、俳優、からスポーツ選手のあらゆるエンタテインメントの代理人として活躍する。主にアーチスト等のギャランテイ額の交渉を始め、ありとあらゆるケースを想定した契約書作成に携わる。そのためワールドワイドで活躍するエージェントはほぼ例外なく弁護士の資格を持っている。アーチストを雇う各会社とは電話張なみの厚さを持つ契約書を作成する。法律用語も多数入っており、私のように英語がある程度わかる人間でも難解な文章になっている

エージェント制と日本の「芸能事務所」制は根本的に違う。わかりやすく説明すると次のようになる

エージェント(代理人) 芸能事務所制
基本的役割 ギャラ額を始め諸条件の交渉
基本マネジメントまでは行わないがオプションでマネジメントまで行うエージェント会社もある
ギャラ額交渉からマネジメントまで全て行うが、所属アーチストに対する縛りが強い
アーチストとの関係 1対1で対等。その意味でアーチストにも自立心が求められる ニュアンスとしては「社員」に近い。事務所社長の権限も強く、事務所が権力を握り徹底的にタレントを牛耳る(殆ど事務所の言いなりといっても過言ではない)
ージン エージェントがカバーする範囲にもよるがだいたい10%-20%が相場。(マネージメント契約の場合は25%くらいまでになる)。一方ではアーチスト、タレント側であっさりエージェントを変える場合もある 事務所にもよるがたいていの場合最低でも50% 酷い場合は8割ー9割持って行かれるケースも少なくない
事務所との関係 日本人にはなかなか理解できない場合があるが、良くも悪くも完全に対等でビジネスの関係も徹底的にドライである。(仕事が取れなくなった場合あっさり契約解除という場合もある) 浪花節的な情で事務所とつながっている場合がある。よくも悪くも日本的な「社長ー社員」の関係になりがち
一方では一部タレントに対する「人権抑圧」に近い扱いを受けることもある
アーチスト、タレントの意識 アーチストとして自立した意識を持つことが必要、 社員的な意識もあるので何でも事務所に依存、まかせっきりになる傾向が強い

ちなみに日本でも芸能事務所に所属するのは決して簡単ではないが、海外のエージェントも簡単にはつかない。女優、俳優さんの場合はハリウッドメジャーでオーデイションで採用される、という条件がある。メジャーリーガーがメジャーリーグ球団との契約を行えばエージェントがつくが、そうでない場合は決してエージェントはつかない

ただ映像制作のグローバル化がどんどん進むにつれこのエージェント制が普及していくのは間違いない、その際にアーチストも俳優、女優、タレントもエージェントと1対1の自立した意識で取り組めるかという点が大きな課題となる

メジャーで長い間仕事をしてきた人ほどこの傾向が強いが、日本の芸能人、アーチスト関係は事務所、マネージャー事務所社長に対する依存心が強い場合が多い。特に音楽関係はこの傾向が強く、「自立した意識」で仕事をしている人間は決して多いとは言えない。

今後グローバル化が進むにつれてこの部分を克服できるか、というのも重要なポイントである。日本というのは「会社社会」であり、私などは会社主義社会と呼んでいる。芸能事務所などはまさに会社主義によってアーチストの自立心を摘み取ってきたといってもいい。だからいわゆる「奴隷契約」のようなほぼ芸能、アーチストの人権を蔑ろにするような契約が大手を振ってまかり通ってきたのだ。

2月15日の公正取引委員会の報告書はまさに日本の芸能界で革命的な動きを作る報告書であった。5-6年前こういう事態を想定した人間は芸能界でどれだけいただろうか?

実に面白い時代がやってきた、ともいえる。音楽、映像ともに日本の幕末のような大きな変革期がやってきた、と考えるとワクワクする。 まさに江戸幕府が倒れ、薩摩長州が明治政府を作るような時代がやってきたかもしれない

4月 28, 2018 芸能・アイドル | | コメント (0)

2018年3月 4日 (日)

若手アーチストから搾取、食い物にするのが当たり前の業界は衰退して当然である

もう先週の話だが「無料ライブ」をエサに芸能人志望者にセミナーなどをあっせんして強引に法外な金を払わせ収益を得ていたという男が恐喝の疑いで逮捕された

■芸能人志望女性に「殺す」 脅迫容疑で36歳男逮捕
http://www.sanspo.com/geino/news/20171220/tro17122015520014-n1.html

この男と私は面識はないものの私がFacebookで運営している音楽と映像関係のグループ音楽&映像関係者キャステイングに参加していて結果としてグループメンバーの多数が被害にあってしまったという管理人としては痛恨の不覚という事態を引き起こした張本人である。

今回逮捕された富山周平容疑者は既にそのグループから強制退会、ブロックされているがその手口、実態の詳しい点はこちらに書いてある。このように強引に「レッスン料」の名目で参加者から金をまきあげるやり口は三流以下の事務所の常とう手段であり、この点は音楽でも映画でもこういう手口は後を絶たない。

■脅迫で逮捕された富山周平容疑者、経歴、顔写真、勤務会社、ミュージシャンの夢を食い物にする手口を特定
 https://moffungtonpost.com/739

警察が現在余罪を含めて捜査しているようなので、その結果を持ちたいと思うが問題はこうして若手ミュージシャン、芸能人志望者から多額の金額を払わせて搾取するという構造は業界の悪慣習といってもいいほど頻繁に起きている

そもそも芸能界自身内で搾取構造ができあがっている

事務所に所属しても実際売れているのはごく一部で、実際は事務所所属の8割はたいした仕事もなく、時々何かの折に「会費」という名目の参加費をとってライブや映画とかを企画して自分が何となく芸能界とつながっているという気にさせて事務所所属者から実質的に搾取されているケースは日常的に起きている。 (私もその関係の「映画」に関わりそうになったことがある。ギャラが殆どでないことがわかったので私の方からお断りしたが..)

それだけでなく芸能人の契約には問題が多々ある。NHKドラマ「あまちゃん」で人気となったのんさんが独立の際にトラブルとなったケースなどは記憶に新しいが、芸能タレントが所属の事務所を辞める際に、他の所属先と契約を結べない等昔からある芸能界の契約慣行を問題視する動きが出ている。

■芸能人らの移籍制限「違法の恐れ」 公取委、見解公表へ
https://www.asahi.com/articles/ASL1L7V2KL1LUTIL054.html4

スポーツ選手や芸能タレントなどフリーランスの働き方をする人に対して、不当な移籍制限などを一方的に課すことは、独占禁止法違反にあたる恐れがあると、公正取引委員会の有識者会議が示す方針を固めたことがわかった。公取委は2月にも結論を公表し、適切な人材獲得競争を促す。(朝日新聞)

もう3月に入っているが今日現在公取から正式な最終結論は出ていないが、この見解通りに正式違法認定されれば殆どの芸能人の契約が違法となり、これを強力に推進してきた音事協などは事実上体制崩壊を余儀なくされる。

実際よくみると日本の芸能人は実質的に殆ど人権がない状態といっていい

まあこれは芸能人と芸能事務所のやや「浪花節」的な関係(なぁなぁな関係といってもいい)もあったりするので日本の芸能人関係、アーチストの方にも「意識改革」が必要ではある。

詳しいことは公取の正式な最終見解が発表されてから書こうと思っているが、昨今の映画、映像制作の急速なグローバル化も鑑みて日本の芸能界、音楽界は根底からひっくり返る可能性が大であるということができよう

いずれにせよ芸能界は売れている芸能人、アーチストはともかくそれ以外の人間(若手アーチストからこれからアーチストを目指す人まで)から搾取している構造でなりたっているというのも事実。この傾向は俳優、女優の世界も酷いがミュージシャンの世界はある意味もっと酷いかもしれない。
音楽業界はグローバル化や映像のニーズの上昇で活発化している映画映像の世界と違い、ますます低迷してきている。そしてその長い不況の影響もあってこういった若手ミュージシャンからの搾取や詐欺の例が枚挙に暇がない

女性の場合はお金だけで済まない場合がある。いわゆる枕営業だ。いまだにこういうケースも少なくないらしい

あえていわせてもらえば

若手アーチストから搾取、食い物にするのが当たり前の業界は衰退して当然である

こうした業界の悪慣習はやめさせなければならない。と、同時に若手アーチストの方もこうした悪い誘いには乗らないように気をつけることだ。

次のような人間による誘いには乗らない方がいい

1.やたらとオイシイことばかりをいう人間
音楽も映画もそんな甘い世界じゃないし、「有名」になるには恐ろしく大変なプロセスを踏まなければならない

2.名刺の会社名は違うのに大手や有名会社とつながっているor「自分たちはメジャーだ」などといいふらす輩
大手会社が別会社にスカウトや所属タレントを募集するなんてことは通常ありえない。また未成年の場合は必ず保護者同伴といってくるはず。言ってこないところは間違いなくインチキである

3.やたらに威張り散らして上から目線でいってくる輩
経験上いうが本当に一流のアーチストは腰が低い。「俺たちはメジャーだ」とか「芸能界長いんだぜ」みたいなことを云って大威張りするところはほぼ例外なくたいした実績がないところだから信用しない方がいい

Facebookグループの管理人して上記の詐欺募集を長い間防ぐことができなかったという後悔もあるので、これ以上詐欺にひっかかる若手アーチストが出ないことを祈るばかりである。

 

 

 

 

3月 4, 2018 芸能・アイドル | | コメント (0)

2018年1月21日 (日)

小室引退騒動にみるエセ正義をふりかざして人を叩く日本社会のおぞましき狂気と病巣

今さら言うまでもない。小室哲哉の引退騒動
私は芸能人の誰が不倫したとか、誰と誰がくっついた離れたなんて話は全く興味ないしどうでもいいと思っている。

Komuro

またお断りしていくが私は音楽家の端くれとして小室哲哉の実績は認めるが、小室の作った音楽がいいと思ったことは実は一度もない。Globeだろうが小室がプロデユースしたA社系のアーチストの曲だろうが安室の曲を除いてはいいと思ったことなど一度もない

だが今回の引退騒動はそれらを曲げても激しい嫌悪感を感じる。なぜなら日本社会が極めて不健全でおぞましいほどの狂気が社会全体に蔓延していることを感じるためだ。

今回の事件の病巣を整理するとこうなるのではあるまいか

1.有名人の不倫を始め不祥事に対して「エセ正義」をふりかざして叩く世間のヒマ人、ネットのヒマ人の過剰なまでの倫理に対する潔癖症

最近の日本は特にそうだが、有名人の不祥事に対して極めて不寛容であり、ちょっとでも「間違った」ことをすればまるで社会の重犯罪人であるかのように扱う、今回も妻の介護(くも膜下出血)をしながら看護師と夜を明かした(別に性的関係には陥っていないという)小室を「不倫」だと大騒ぎをしてあたかも重罪人であるかのように晒し、ゴシップネタをおいかける社会のヒマ人、ネットのバカなヒマジンに徹底的に叩かれたという構造。

たたいた連中は自分がどれほど品行方正な生活をしているのかわからんが、人間だから過ちや失敗もする。しかしそのわずかな失敗、過ちも決して許さないまるで倫理に対する潔癖症な社会。

今の日本はまるで中世のヨーロッパのように「倫理」「道徳」があらゆる面で人間の行動を締めつける極めて不健全な社会になっている。しかも中世ヨーロッパはまだ「聖書」という根拠があったが、今の日本は一部の人間の勝手な「思い込み倫理」に基づいた根拠のないものだから余計始末に悪い

そして歴史に少しでも詳しい人間がいれば中世ヨーロッパのような行き過ぎた聖書の原理社会、倫理に対する潔癖症的な社会がいかに不健全な社会だったが理解できるはず。今の日本社会はまさにそうなっている。だから怖気がするほどの不健全な社会になっている

2.その「不祥事」を対象に有名人を叩く、炎上させる輩をあたかも「社会の多数派意見」であると勘違いするマスコミ、大企業

そしてその「中世ヨーロッパ」のような社会に「我こそは正義」といわんばかりに「正義の味方ヅラ」して叩く輩はたいていネット住民か潜在的にナンセンスクレーマーになるような輩だ。そういうエセ正義をふりかざす卑劣漢をいい加減に相手にするのを日本社会はやめたらどうなのか。なぜならそういう輩が一般社会からみれば相手にする価値がない輩である。

あるデータによればネットの「荒らし」「炎上行為」を起す人間はネットユーザーの2%に過ぎないというデータがある。たった2%の連中が起こす大騒ぎを、奴らが「ノイジーマイノリテイ」であるがために、あたかもネットの多数派意見であるかのように錯覚してしまうのだ。

だから文春の報道に便乗して小室を叩いている輩は明らかに「ノイジーマイノリテイー」であるネットのヒマ人だ。ヒマ人だから一人であたかも複数の人間のなりすましの偽装も行うし、とにかく人を叩くためには手段を選ばない。そして叩く相手が有名人であればあるほど、この連中は燃え、そして攻撃は激しくなる。問題はこういう連中の殆どは「相手にする価値などない」連中だが、マスコミや企業などはどうもこの連中を「社会の多数派意見」と勘違いする傾向があるように思う。

だが実際には多数派意見でもなんでもない。社会の2%程度の相手にする価値のない連中なので無視するのが一番の連中である。

3.それでもゴシップ記事を楽しんで読む人たち、ゆえにゴシップ報道はなくならない

今回の不倫騒動をゴシップとして報道した文春に対して非難の声ががあり、文春の公式twitterが炎上しているらしいが、たぶん文春からしてみれば想定された範囲のできごとだろう。問題は報道した文春ではない。要は芸能人のゴシップを楽しんで読む輩がいるからこういうゴシップ報道記事を出すのだ。いくら文春けしからんといっても有名人のゴシップ報道記事を掲載すると爆発的な売れ行きを示す。この事実がある限りこのような出来事はなくならない。

他人のプライバシーの粗探しをしてそれで大騒ぎする、などというのはそれだけでまともな神経の持ち主とは思えない。だいたいそういう大騒ぎする人間は自分の不品行な点をたなに上げて「エセ正義」をふりかざすものだ。

不思議なのは今回の文春の報道(文春砲というそうだ)に対して文春を非難する言動はあっても文春をボイコットしよう、文春の不買運動をしよう、という文言はネットのどこを探しても見当たらないことだ。

ゴシップ記事をだせば売れるから、こういう雑誌はゴシップ報道をするのであり、要はそれを読む人間をなくさない限りこういうことは続く。だから文春の売り上げ増のためにはどんんなにネットで非難をうけようが文春は痛くもかゆくもないだろう。

だが読者の不買運動、ボイコット運動がおきたら話は別だ。、週刊誌のように広告でなりたっているような媒体はボイコット運動が起きたというだけで廃刊の危機に陥る。だがらまさに文春憎しと思うのなら、大々的にボイコット運動を起せばいい、Globeのファン、A社traxのファンなどかなりの数がいるのだからこの人たちの大半が文春のボイコット運動をおこせば文春をつぶすに十分である。

中世ヨーロッパのような息苦しい倫理潔癖症と「エセ正義」をふりかざして正義の味方面して叩く輩。実に不健康で気持ち悪い社会に現代日本はなってしまっている


1月 21, 2018 芸能・アイドル | | コメント (0)

2017年6月 9日 (金)

橋爪遼、小出恵介の両事件対応にみる日本社会の「倫理潔癖症」の危険

既に報道等でご存じの通り俳優・橋爪遼容疑者(30)が先日覚せい剤取締法違反で警視庁築地署に現行犯逮捕された。この影響で公開中の映画「たたら侍」の公開終了、という事態に発展した。

●橋爪遼 容疑者の出演映画『たたら侍』が「やむを得ず」上映終了へ
http://www.huffingtonpost.jp/2017/06/07/tatarasamurai-hashizumeryo_n_16979182.html

勿論覚せい剤取締法での逮捕は言語道断だが、同時にそのようなものを提供した反社会的組織の存在も背景にあると思われるので、そこの部分は徹底的な究明をすべきである。この橋爪遼容疑者の行為はいかなる理屈でも正当化することはできないし、言うまでもないが私は擁護する気などさらさらない。

しかしだからといって、その橋爪容疑者が出演している、というだけの理由で果たして映画「たたら侍」の公開停止、そして作品そのものを否定する、という風潮はいかがなものか。私はその作品は見ていないので作品の評価は避けるが、「たたら侍」に出ている橋爪容疑者の役柄、キャラと橋爪容疑者自身とは「倫理面」で一体何の関係があるのか? 一人の「犯罪者」が出てきたことからその容疑者出演の作品すべてが否定される存在になる、という論理はいかがなものか、と思うのである。

映画、特に劇場公開の商業映画というのは膨大なスタッフクルーが関わることでできあがる。別に橋爪容疑者一人でこの映画を作ったわけではない。実際私とFacebookとかでつながっている役者さんも大勢この映画に出ている。なのに一人の「容疑者」が出てきたからこの作品全てがNGなどと位置付ける論理が私には理解できない

もう一つ「梅ちゃん先生」、「スリル!赤の章」等に出演した小出恵介の件に至ってもそうである。「未成年と酒を飲んだ」ということが原因だそうだが、別に逮捕されたわけでもない。また小出恵介はその「未成年と付き合っていた」というが、確かに年齢差はあるものの「普通の男女のつきあい」であるという、いわんや買春とか売春とかの犯罪行為を行ったわけではない。

にも関わらず放送予定だった土曜ドラマ「神様からひと言~なにわお客様相談室物語~」の、放送中止を始め、損害賠償騒動にまで発展するというのは過剰反応のように見える。それどころか「Jin 仁」を始め過去の小出の出演作品の再放送中止から、NHKオンデマンドの全ての小出出演作品の配信中止、と未成年と酒に関しては問題ないとはいわないが、橋爪ほどの犯罪行為を働いていない件では、あまりの過剰反応ではないのか?

橋爪の件と同様、それらの作品は別に小出一人で作ったわけではない。大勢の他のキャストやクルーが関わって作られている、なのに逮捕すらされていない小出のためにその作品そのものを否定するスタンスは私に言わせれば明らかな過剰反応だ。

橋爪、小出両事件に対する世間の反応の中で共通して見られるのは

1. 過剰なまでの倫理に対する潔癖症

2.事なかれ主義

の二点である。

とにかくちょっとでも他人から後ろ指さされる部分があったらそれらをひた隠しにし、「誰からも非難されない」ために「臭いものにフタをする」行為である。

実際に覚せい剤でつかまった橋爪ならともかく、小出の行為を「正義の味方ヅラ」して叩く輩はたいていネット住民か潜在的にナンセンスクレーマーになるような輩だ。そういうエセ正義をふりかざす卑劣漢をいい加減に相手にするのを日本社会はやめたらどうなのか。

今の日本はまるで中世のヨーロッパのように「倫理」「道徳」があらゆる面で人間の行動を締めつける極めて不健全な社会になっている。しかも中世ヨーロッパはまだ「聖書」という根拠があったが、今の日本は一部の人間の「思い込み倫理」に基づいた根拠のないものである。その意味ではもっとタチが悪い

「聖書」の名の元に一般庶民の行動を縛った狂信的な倫理社会は裏では目を背けたくなるほどの不潔な腐敗が宗教のトップや権力者の間に広まったことは歴史が証明している。今の日本もまたそういう社会になってしまっているといっていい。森友や加計は氷山の一角といっていいかもしれない

あえていわせてもらう

倫理潔癖症と事なかれ主義がこの日本を不健全な社会にしている。 


6月 9, 2017 芸能・アイドル | | コメント (0)

2016年2月 1日 (月)

SMAP「公開処刑」を見てー日本のアーチスト、ショウビズのの世界に「エージェント制」導入を提唱する

日付の上では2月に入った。1月は著名なアーチストの訃報が相次いだりSMAPをめぐるジャニーズ事務所のゴタゴタ等が話題になったが、特にいまだ記憶に新しいSMAPの「公開処刑」を見てあえてここで提唱しようと思うことがある。というのもこれからの芸能人、アーチストとにっておそらくいずれ避けられない流れになる可能性を感じているためである。

お断りしておくが私は音事協(一般社団法人 日本音楽事業者協会)も音制連( 一般社団法人 日本音楽制作者連盟)にも加盟していない。そして将来にわたっても加盟するつもりはない。(音楽出版の事業部はあるが)
理由はいろいろあるがこの両者に加盟することによって余計なしがらみや、自由に動けなくなる、という事情があるためである。それゆえ私がこれから提唱する「エージェント制」などは音事協からみれば「とんでもないことをいう奴」という風に見られてしまうだろう。これも音事協に加盟していないからできることである。

エージェントをつける、ということと事務所に所属する、というのは一見似ているが実は全く違う。どちらもギャラの交渉とかするが、仕事の進め方は根本的に違う。

日本ではプロ野球が一部の選手がエージェントをようやく置くようになったが、これも既存のプロ野球球団の激しい「抵抗」によってなかなか実現しなかった。おそらく日本の芸能事務所も同じスタンスを取るだろう。

事務所に所属してマネージメントをしてもらうことと、エージェントがどう違うか。わかりやすく表にしてみよう

事務所に所属 エージェント
人材の種類 仕事の斡旋やギャラの交渉も行うが同時にアーチストの身辺の世話、雑用も行う 弁護士の資格を持った交渉人、知財や権利に関して高度な法律的知識を有する
原則アーチストの雑用はしない
(但し大手エージェンシーだと雑用の担当者がいる場合もあり)
ギャラや出演条件の交渉
アーチストのプロモーション宣伝 ×
コミッション 事務所によって違うが最低ギャラの半額は事務所が持って行く 法定で交渉したギャラの5%(これはスポーツの機構やユニオンとの協定で決まっている)

上の表を見るとエージェントはアーチストのプロモートは殆どしない。にも拘わらず欧米では「事務所に所属」という形よりは「エージェント」の方が主流になっている。スポーツの選手の契約だけでなく、欧米のSHOWBIZ(芸能)関係者の殆どは「エージェント制」によって動いている

エージェントといっても誰でもエージェントをつけられるわけではない。アメリカのスポーツで野球選手ならメジャーリーク球団と契約を持つことが条件になっているし、女優や俳優はハリウッドやテレビ、ブロードウエイ等の「メジャー」と契約を持つ。ということがエージェントがつく前提条件となる。例えばハリウッド映画のオーデイションを経て受かればその時点でエージェントがつく。逆にオーデイションをいくら受けても採用が決まらなければいつまでたってもエージェントはつかない

勿論欧米にもマネージメントやプロモーターはいる。しかし日本の芸能事務所とは根本的に違う点がある。日本の芸能事務所関係者が聴いたら驚く内容である。
つまり

アーチストとマネージャー、プロモーターは完全同等の立場である。

ということだ。

日本の芸能人のように何となく「芸能事務所に雇われている」というニュアンスは欧米にはない。実はここが日本と欧米の違いである。欧米ではメジャーだろうがインデペンデント系であろうがアーチストもクリエーターも自立した意識を持っているのである

私が「エージェント制」を提唱する理由は次のことからである。

1.今後日本は「クールジャパン」を始めとするプロジェクト、日本から海外に向けたコンテンツ発信という流れに際し、日本の権利(版権、著作権、肖像権、その他の知的所有権)を法律の観点からも正当に守る体制を作る必要性が求められる

日本の市場、芸能ニュースばかり見ているとそんな必要性を感じないかもしれない。しかしこの動きはこれから確実に大きなうねりとなって出てきている、実は既に水面下でかなりこの動きがあり、私も実はその中のいくつかに関わっている。要は、映像、音楽等のコンテンツは権利ビジネスだが、海外との取引をする際に気を付けないと権利(とりわけ著作権)まで持って行かれる可能性がある。私が特に危機感を感じるのは経産省の「クールジャパン」推進者にこの意識がきわめて低いことだ。そのような態度では生き馬の目を抜くような外国のエージェントには到底太刀打ちできない

実際アメリカのスポーツや映画出演の契約書を見ると何十ページにも及び、難解な法律のテクニカルタームが沢山あり、到底専門家でないと内容を理解できるものではない。特にこれから「クールジャパン」を始め海外でのコンテンツビジネスを行う時には英語にも堪能で弁護士と同等の能力を持った人間をスタッフにそろえることが絶対に重要になってくる

2.国際的、国に関係なく仕事するためにはアーチスト自身が自立した意識を持たなくてはいけない、ということ

日本は「会社主義」というのか、組織に依存するメンタリテイに陥りやすい。事務所に所属する=会社に就職する、というニュアンスが根強くあるし、芸能事務所の中にはそういう体系を持っているところもある。
また芸能人の中には変に事務所の社長に「借り」を作り結果的に身動きが取れなくなる場合も少なくない

だがそういう日本的なサラリーマン的メンタリテイでは日本国内ではそれで通用してもこれからコンテンツがグローバルに広がっていく時代になると、それでは世界では通用しない。

「エージェント制」導入にはアーチストの方にも意識革命が必要なのである、日本のサラリーマン的メンタリテイを捨て去る覚悟を持たないと世界では到底通用しない。

今は表に出てこないかもしれないがこの動きは確実に出てくる。しかし表にでてきてから対応しても実は既に遅い。「クールジャパン」を始めこれから日本から映画やアニメといった映像コンテンツを積極的に発信していく流れが現在大きく水面下で動いており、その流れはもはや止めることができない。そしてその映像コンテンツの権利を守るため、アーチストの権利を守るためにもエージェントは必要なのである。

先月のSMAPの「公開処刑」のような事件は「エージェント制」を導入していれば起こり得なかった事件である。あのようにトップアーチストに恥をかかすようなことを地上波のテレビという公共電波を使って行うなどというのは欧米では考えられないことである。

私自身はこれからSMAPやジャニーズ事務所が今後どうなろうか、関心はない。正直どうでもいいと思っている。関わっている映画にジャニーズ事務所は関係していないし

しかしあのような人身御供は見ていて非常に不快である。やはりこういう流れをそろそろ何とかしなくては、という風に考えてもいいのではないだろうか

もっとも俳優事務所なんてプロモーションなんていってもたいしたことはしない。宣材の製作費用は多くの場合所属する俳優や女優が支払う。だから俳優、女優の事務所などエージェントでいいのだ。それ以上はいらない。あとは出演したドラマ、映画が何かのきっかけでブレークすればそこから発展性が出てくる。

しかし音楽の場合はそうはいかない。ライブも人を呼ばなきゃならんし、デモテープだって作るには費用がかかる。欧米の場合はラジオやストリーミング等でブレークするケースもあるだろうが日本はタイアップというハードルがある。そこをどうクリアするか。簡単ではない。これは音楽人として何か方法を考えたいと思うが、いずれにせよ日本の場合は音楽単体でプロモーションして成功する可能性は低い。これは今後の課題となる。私は映画やドラマの音楽に関係しているので、そこの部分を利用できれば利用しようと考えている。

いずれにせよ音事協にも関係ない自分だから提唱できるのだろうが、何とか日本でも「エージェント制」が定着してあの「公開処刑」のような気持ち悪い、不快極まりないものを二度と見ないですむような芸能界に脱皮して欲しいものである。

2月 1, 2016 芸能・アイドル | | コメント (0)

2016年1月19日 (火)

SMAP謝罪ショーは「公開処刑」-騒動と収拾の仕方は今の日本社会の縮図をみたようで気持ち悪い

この件に関しては私も「どうでもいい」と発言したので書こうかどうか迷っていたが、昨日の「スマスマ」での「謝罪会見」を見て思った。(家族がテレビつけていたので嫌でも見てしまった)

 

はっきりいわせてもらう

これは「公開処刑だ」

そもそもSMAPの5人が一体何に対して謝罪しているのか、全くわからない。
今回の騒動に対する謝罪ならSMAPが謝罪するのではなく副社長のメリー氏とチーフマネージャーの飯島氏が謝罪すべきであり、SMAPの5人ではない。彼らメンバー5人に謝罪を要求するのは全くのお門違いである。それを5人に謝罪させて一件落着というのは彼らをさらし者にして事態を収拾させようという思惑なのは明らかである。

だから「公開処刑」といったのだ

実際昨日の会見についてBPOが問題視始めているという

■SMAP解散のフジテレビ謝罪生放送がパワハラ的で問題視 / BPO放送倫理番組向上機構で審議入りが濃厚に
http://buzz-plus.com/article/2016/01/19/smap-kaisan-bpo/

この騒動で非常に気持ち悪いのは今の日本社会の病んだ部分が嫌が上でも見えてしまった点だ。

ざっと見ただけでも次の4つある

1.何に対して謝っているのか全くわからない謝罪会見 (昨日のSMAPだけでなく企業不祥事のよく出てくる経営トップの謝罪会見と同じー単に騒ぎになったから「謝罪すればいいだろうという名の謝罪」だ)

2.その謝罪会見を視聴率アップに結び付けようという魂胆が見え見えのマスメデイア (フジテレビはただでさえ今低視聴率に喘いでいるので昨日は助かっただろう)

3.事情も何も知らない野次馬やネットの暇人がもっともらしい「正論」「正義」をふりかざして叩く、攻撃する構造 (例によって「エセ正義」をふりかざして我こそは正論を述べているかのようにして、事務所やSMAPを叩いている連中)

4.「謝罪」で本質的な問題を何も解決せず、ひとまず事態収拾させよう魂胆ー臭いものに蓋しようー思惑が見える事 今回の「謝罪」で問題は何も解決されていない。単に問題を先送りしただけで寧ろ事態はさらに水面下で悪化ー腐ったものはより腐敗が進む状態になるーするのは火を見るより明らかである)

どれをとっても今の日本社会の嫌な面が見えてしまっている。非常に気持ち悪いし不快だ。そして騒動の落とし方がいかにも今の日本社会らしいー事なかれ主義と何の問題も解決されないー単なる先送りーの落とし方。国会で政治家や官僚がやっていることと同じである。

私はジャニーズとの取引経験はない、また関わってきた映画でもジャニーズ関係が出演したものはないーだからこのブログで書けるわけだがーそれでもジャニーズ喜多川の姉であるメリー喜多川氏と飯島チーフマネージャーが不仲だということくらいは知っている。
はっきりいって業界では常識レベルの情報だ。それゆえ今回のような事態が発生するのは時間の問題だといわれていた。

今回水面下で何があったのかはわからない。だが基本的な問題が何も解決されずただただ騒動があまりに大きくなったので収拾しようという思惑で「いかにも日本的な展開」で収めた、ということだろう。それが昨日の「公開処刑」である。

問題の取り組み方、落としどころの決め方、そしてそのプロセスとやかましい外野、全てが今の日本の嫌な面を嫌というほど見せつけてくれた事件だ。

だからもう一度云う。今回のSMAP騒動

極めて不快で気持ち悪い

<追記>

予想されたことではあるが、飯島チーフマネージャーの今月末でのジャニーズ事務所退社が決まったという。

飯島マネ今月退職決定!でも恩知らずはメリー副社長のほうだ!SMAPだけでなくジャニーズが今あるのも飯島のおかげ
http://lite-ra.com/2016/01/post-1896.html

たぶんメリー副社長はこれでジャニーズ内の問題が解決された、と思っているかもしれないがとんでもない。寧ろ逆である。
飯島氏は現在のジャニーズのコンテンツマーケテイングの基本戦略を構築した人といわれており、そのノウハウはかなり高度なものである。ジャニーズ事務所側はコンテンツを握っているし、ノウハウは既に手に入れたと思っているかもしれないが、残されたスタッフがこの飯島氏のあの高度なマーケテイング観に基づくノウハウ、戦略の根幹をきちんと理解しているかは正直疑問だ。理解したつもりで表面的な理解しかしていないと当然応用が効かなくなりますから、コンテンツごとに違うノウハウが必要な場合は対応できなくなる。その時どうなるかは注目に値する。

あと飯島女史がどう考えようがあれだけ有能な人材を業界が放っとくとは思えない。ほとぼりが冷めてから、ということになるだろうが、たぶん引く手数多になることはじゅうぶん予想できる。あれだけ他の事務所がのどから手が出るほど欲しがるコンテンツ運営のノウハウを持っており、マスメデイアからも絶大な信頼を得ている人間は業界でもそう多くはない。こんな人材を他の事務所が放っておくとは思えないからだ。それを考えるとこの問題はまだまだ引きずる可能性大だ。私が問題は何も解決されていない、と考える根拠はここにある。

あと飯島氏が仮に別のプロダクションに移籍した時に彼女を慕うアーチストたちがどう動くかだ。今後どういう動きになるか注目したい

 

 

 

1月 19, 2016 芸能・アイドル | | コメント (0)

2015年7月 1日 (水)

自民党を批判する歌詞を歌ったアイドルグループ「制服向上委員会」を応援し、心無いネトウヨから守ってあげましょう

先月の13日に大和市内であった。元内閣官房副長官補の柳澤協二さんが講演した後、憲法9条をテーマにした曲などを歌うアイドルグループ「制服向上委員会」の歌った歌の詞に「自民党を倒しましょう」「諸悪の根源、自民党」とのフレーズがあったため大和市が後援を取り消されてしまったのだが、かなり一部の卑劣なネトウヨ連中から嫌がらせを受けているらしい。

ただひたすら人を叩くことしか考えていないゴロツキ人間のクズのネトウヨは 女性や弱いものに対しては本当に牙をむきます。

現代日本の暗部ですが、彼女たちは替え歌を得意としているようですが、私はこういうの好きですね。

大笑いさせてもらいました。パロデイーのセンス、替え歌のセンスとしても素晴らしいです。よくできています

後援を降りた理由として「特定の政党を批判する部分があり、市の後援要項に反している」と判断したとしていますが、それでは大和市が主宰するイベントには政党関係者は呼んでいないのでしょうか? 

私の地元のイベントでは自民党、民主党の代議士が挨拶に来たりしてお互いに「さりげなく」ではありますが批判や皮肉をかわしたりしていますが、そういうことは大和市ではできないんでしょうか? 

不思議な理由です。 どうも市民よりは某安部政権への顔色伺いにしか見えませんが

次のこの曲、これもフォスターの名曲の替え歌ですが、見事です。替え歌の歌詞はこの子たちが考えているんでしょうか?

私としては彼女たちを全面的に応援したいです。

ヘイトスピーチで人を叩くことしか考えない愚かなネトウヨなんかに負けるなー (♩「在日」「反日」とバカの一つ覚え

ちなみに念のため、彼女たちが替え歌を作った元の「おじいさんの古時計(H.ワーク) 及びS.Foster,の「おおスザンナ」は共に著作権消滅曲です。

ですから彼女たちを著作権法違反などといって叩こうとするおバカなネトウヨさんがいたとしたら、無知さらけだして恥かくだけからやめた方がいいと思う (^o^)

7月 1, 2015 芸能・アイドル | | コメント (0)

2013年12月20日 (金)

吉松さんストーカー事件と福島原発報道に見る報道機関「コンプライアンス」の悪弊

すでにネットではかなり情報が流れているにもかかわらず日本のマスコミは全く無視している事件、まがりなりにもミスインターナショナルという国際的な賞の受賞者が活動存続で危機的状況に陥っていることを考えるとこれはどう考えても異常である。

 

 

真相は不明だが、この会見内容を見てもなぜ、日本のマスコミは全く報道どころか記者会見にすら出席しないのか全く理解できない。茂木健一郎氏twitterで怒りの怪気炎を上げているが実際海外のマスコミは大きく取り上げているにもかかわらず日本のマスコミはほぼ無視の状態である。

 

    ■Japan’s Miss International Takes on Mob-Backed Entertainment Complex
http://www.thedailybeast.com/articles/2013/12/18/japan-s-miss-international-takes-on-mob-backed-entertainment-complex.html

 

上記の記事を翻訳、要約すると

第53回ミスインターナショナルの授賞式に前回受賞者でなおかつ日本人として初めて受賞した吉松育美が恒例となっている新受賞者に賞を与えることができなかった。その理由が芸能事務所から「体調不良」として出席するな、と圧力が加わったという点である。その後吉松は大手芸能事務所より嫌がらせやストーカー被害を受けており、先日外国記者クラブにて警察に告発した旨の記者会見を受けた。

 

所属を半ば強制された大手芸能事務所は反社会勢力の影響下にあり、この一連の嫌がらせ行為はその事務所の所属を拒否してから始まった。日本の芸能界はまるで1950年代のアメリカのハリウッドのようにマフィアの強い影響下にあるようだ。

長くなるので要約すると、上記記事では2つの点を大きく問題視している。

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1.日本社会は長年芸能事務所と反社会勢力との繋がりを黙認してきたこと

2.この事件に日本のメデイアが異常なほど沈黙していること

私なりに情報を収集してなぜ日本のマスコミが取材しないのか聞いてみたら次のような答えが帰って来た。

(1) 吉松さんがエージェントに現在しているマット・テイラーなる人物はかなりいわくつきの人物で信用性が薄い。

(2) 内容をよくみるとケイ・ダッシュ(バーニング系列)の谷口氏とマット・テイラー氏の個人的な金銭の争いに集約されることがわかったので記事としての価値が小さい。

ということらしい。しかし本当にそうだろうか? しかもそれがマスコミが報道しない理由、記者会見にすら出席しない理由にに本当になるのだろうか?

仮にこれが谷口氏とテイラー氏の個人的な争いが発端だったとしてもミスインターナショナルが事実上の活動停止に追い込まれているのは紛れもない事実であり。吉松さんは完全な被害者である。それにテイラー氏も谷口氏も叩けばホコリが大いに出そうな人物である。そこの部分を取材すればこの事件の不可解な部分が逆に見えてくるはずである。それを考えると上記の2つの理由は取材しない理由には全くならない。仮に伝えられているような詐欺師とヤクザの争いだったとしても、吉松さんという被害者が存在している以上その背景に何があるのかを検証するのがジャーナリズムのあるべき姿であり、寧ろこの状況ならば取材を強化しなければならないはずである。

ケイ・ダッシュが芸能界の最大手のバーニングの系列であることがかえっていろんな憶測を呼んでいる。実際マスコミはバーニングの圧力によってこの件を報道していないのではないか、という説がネットではまことしやかに流れている。バーニングS社長はいわずとしれた反社会勢力のつながりの深い人物であり、私自身はこの会社との接触は極力避けてきた。(私は今時の音楽業界人には珍しくこのB社とレコード会社のA社との取引、つきあいを意識的に避けてきた。そして避けてきたのは正解だと思っている)

今回のように日本のマスコミが沈黙し、海外のメデイアがより深い取材で真相を暴く。この構図、よく見ると福島原発の時と全く同じである。以前この点でとある有名ジャーナリストに質問をぶつけたことがある。すると「日本のマスコミは今コンプライアンスを重視する。その関係でマスコミ各社は福島周辺での単独取材はできないことになっている」という答えが帰って来た。そのジャーナリストはそのコンプライアンスのために福島原発の取材では日本のマスコミは完全に取材の面で敗北した、という点は認めつつも現状ではそのコンプライアンスの壁が大きく変えられないという

コンプライアンス?

おかしいだろ? それ?

福島原発のような非常事態が起き、日本の環境が大きく損なわれているこの時期にコンプライアンスのために取材をしないということが正当化されているのだ。今本当に何が起きているのか殆ど国民は真実を知らない現状で、真実を知るためにコンプライアンスもへったくれもあるまい。これでは先日政府与党が強行採決した「特定秘密保護法」などが施行される以前に既に国民の「知る権利」はかなりの面マスコミによって侵害されていることになる。

先日の「特定秘密保護法」に関する日本の大手マスコミのあまりに遅きに失した反対運動ぶりを見ても明らかだが
今の日本のマスコミは根本的なところがおかしい

と言わざるを得ない

これで「特定秘密保護法」に基づくコンプライアンスとやらがマスコミ各社で決まれば、政府の不正や恣意的な行動もコンプライアンスによって取材されなくなる、という事態が充分に想定できる。そもそもこれでは「特定秘密保護法」など制定されなくても日本のマスコミは既に骨抜きにされていることになる。そのくせ芸能人の下世話な話題のためにはプライバシー侵害やストーカーに近い取材行為をする。都合のいい時にはコンプライアンスは摘要されないらしい。

吉松さんのこの例もそうではないか? コンプライアンスが原因かどうか不明だが、そもそも某大手プロの圧力に屈したのが事実かどうかはともかく、マスコミ、ジャーナリストとしてはそういう風評がたつこと自体本来なら屈辱的な状況であるはずであるが、最近の報道機関関係者はそういう風評がたっても何とも思わないようである。

日本のマスコミに「真の意味のジャーナリスト」はもはやいないのか?

たぶんもういないんだろうな。最近の大手マスコミの行動見るとそう思わざるを得ない

 

 

12月 20, 2013 芸能・アイドル | | コメント (0)

2013年8月24日 (土)

藤圭子さんの自殺とその報道ーメデイア報道の連鎖反応の懸念

もう一昨日の話になりますが、宇多田ヒカルのお母さんでもある歌手の藤圭子さんが自殺という痛ましいことが起きました。

ご冥福を心よりお祈り申し上げます

ただここでは藤さんについてではなく、その藤さんの自殺の報道のありかたについて、そしてそれによる起きてほしくない連鎖反応について懸念を表明させていただきます。

藤さんの自殺報道に関しましてこういう記事がありました

■藤圭子さんの自殺 テレビのニュース報道は、国際的な「ルール違反」だらけ
http://bylines.news.yahoo.co.jp/mizushimahiroaki/20130823-00027482

文章が長いので一部のみ抜粋引用させていただきます。

8月22日、テレビ各社は昼ニュースから夕方ニュース、夜のニュースまで、歌手の藤圭子さんの転落死を伝えるニュースをトップ扱いで報道した。

こうしたテレビ報道の多くが、実は自殺に関する「国際的な報道のルール」ともいうべきガイドラインに違反している。ところが、このガイドライン、一般的にほとんど知られていないばかりか、肝心のメディア報道に携わる記者やデスクらもほとんど理解していない。このため、有名人が自殺するというニュースのたび、同じようなルール無視の報道が繰り返されている。

■自殺に関する国際的なルールは・・・

「国際ルール」というのは、国連の専門機関であるWHO・世界保健機関が定めた報道のガイドラインのことだ。

http://www8.cao.go.jp/jisatsutaisaku/link/kanren.htm

(1) 努めて、社会に向けて自殺に関する啓発・教育を行う。

(2) 自殺をセンセーショナルに扱わない、当然のことのように扱わない。

あるいは問題解決法の一つであるように扱わない。

(3)自殺の報道を目立つところに掲載したり、過剰に、そして繰り返し報道しない。

(4)自殺既遂や未遂に用いられた手段を詳しく伝えない。

(5)自殺既遂や未遂が生じた場所について、詳しい情報を伝えない。

(6)見出しの付け方には慎重を期する。

(7)写真や映像を用いる時にはかなりの慎重を期する。

(8)著名な人の自殺を伝える時は特に注意をする。

(9)自殺で遺された人に対して、十分な配慮をする。

(10)どこに支援を求めることができるのかということについて、情報を提供する。

(11)メディア関係者自身も、自殺に関する話題から影響を受けることを知る。

なぜ、これらがWHOによる国際的なガイドラインの主な項目になっているかといえば、自殺についての大量の報道が模倣自殺を引き起こしてしまうから
だ。ガイドラインでは「自殺に傾いている人は、自殺の報道が大々的で目立つものであったり、センセーショナルであったり、自殺の手段を詳しく伝えられたりすることで、その自殺に追随するように自殺することに気持ちがのめりこんでしまう」という。

自殺についての情報の多さや露出の大きさは模倣自殺への影響と強い相関関係がある、というのは国内外の様々な研究で明らかにされている。

<中略>

「手引き」の(3)については、こう書かれている。

― 自殺に関する新聞報道は、第一面や、中のページの最上部に掲載されるよりも、中のページの最下部に掲載されるようにすべきである。同様
に、テレビの報道番組においても、自殺の話題は、番組のトップではなく、番組の流れにおける最初の区切りか、2つ目の区切りの後に報道すべきである。

「手引き」の(4)について、

― 自殺既遂や未遂の方法を詳しく述べることは避けなければならない。なぜなら、それをひとつずつ順を追って述べることで、自殺に傾いているひとがそれを模倣するかもしれないからである。

(5)について、

― ある場所が、“自殺の名所”といわれるようになることがある。例えば、自殺企図が生じる橋、高いビルディング、崖、鉄道の駅や踏み切り
などである。センセーショナルな表現によって、あるいはそこでの自殺の件数を誇張するような報道がそういった場所を“自殺の名所”にしてしまうことがある
ので、報道関係者は特に注意しなければならない。

(6)について、

― 見出しでは、“自殺”のことばを使うべきではないし、同様に自殺の手段・方法や場所についての言及も避けるべきである。

(7)について、

― 自殺の状況・現場の写真やビデオ映像は使うべきでなく、特にそれが自殺の生じた場所や自殺の手段・方法を読者や視聴者にはっきりと分からせるようなものであればなおさら使ってはならない。

― 自殺をした人の写真を報道に使うこともすべできはない。もし視覚的な画像を用いるのなら、遺族から正式な許可を得なければならない。それらの画像は、目立つところに掲載されるべきではなく、また美化するべきでもない。また、遺書も掲載するべきではない。

(8)について、

― 著名な人の自殺は、報道の対象になりやすいし、しばしば関心の対象となる。しかしながら、著名な芸能人や政治的に力をもつ人の自殺は、その人たちが崇敬の対象であれば特に自殺に傾く人に影響を与えてしまう。

実際の報道を見て、ガイドラインに照らしてセーフかアウトか検証してみよう。まずは新聞はどうだったろうか。

<中略>

「ベランダから飛び降りて自殺した」という方法を伝えている点で、「手引き」の(4)に抵触する可能性があるものの、さほど詳しく伝えずに情報をあえて抑制的に伝えている印象だ。

では、テレビはどうだろう。

テレビ朝日の夕方ニュース「スーパーJチャンネル」はトップニュースだった。最初から「手引き」の(3)違反だ。しかも、スタジオ部分で「宇多田ヒカルさんの母 藤圭子さん(62)飛び降り自殺」という大きな字幕タイトル。これも見出しに「自殺」という言葉を使い、方法まで示していて(6)にも違反する。女性レポーターが「藤圭子さんはこちらの路上で倒れているのを発見されました」とまだ跡が残る路面を指し示し、「すぐ横のマンションから飛び降りたと見られていて」とレポート。交流のあった新聞記者が「寂しいと言っていた」などと証言している。かつての映像も多用し、(7)(8)にも触れる。

フジテレビは夕方の「スーパーニュース」で遺体が発見された現場マンション前から生中継した。レポートした記者は「藤さんは、13階の知人の30代の男性宅にいましたが、この男性が寝ている間に、ベランダから1メートル以上あるフェンスを乗り越え、飛び降りたものとみられています」と語り、「ベランダには、フェンスを乗り越える際に、踏み台にしたとみられるクーラーボックスがあり、フェンスの外にはスリッパが1つ、藤さんが倒れていた現場の近くにスリッパが1つあったということです」と続けた。その際、「ベランダには踏み台にしたとみられるクーラーボックス」と字幕が出て、自殺方法が詳細に説明された。

明確な(4)違反といえるフジテレビは夜の「ニュースJAPAN」も同じ字幕が出た。

日本テレビは夕方ニュースの「news every.」でやはりこのニュースをトップニュースとして扱った。(3)の違反だ。クーラーボックスを足場に使って飛び降りた可能性と詳しく報じた。こちらも明確な(4)の違反だ。

日本テレビの深夜ニュース「NEWS ZERO」では見出しのテロップは「最新 宇多田ヒカルさんの母/藤圭子さん(62)転落死 “自殺”か」で、(3)と(6)に違反している。

スタジオでアナウンサーが「マンションのベランダの手すりを抜けて飛び降り自殺をはかったとみて調べを進めています」と伝え、早くもスタジ
オ部分で(3)(4)の違反。続くVTRでは自殺現場の地上からの映像とマンションを上空から撮影した空撮映像とが混じり、「28階建てマンションの13
階から飛び降りたと見られる」という字幕が載る。地上で記者がレポート。(4)(5)(7)違反だ。

記者は臨場感を出そうと「亡くなった藤圭子さんはこちらの路上に倒れていた、ということです」と伝える。

その後で「藤さんが飛び降りたとみられる13階の部屋」の映像が字幕とともに映し出される。これは(4)(7)違反だ。

さらにCG映像でベランダとそこに置いてあったクーラーボックスが再現され、人が足場にしてベランダの柵を乗り越える様子を想像させる。
「これを足場にして飛び降りた可能性があるという」とナレーションと字幕で報道。これは(4)違反。自殺のやり方を再現してしまうような、やってはいけない報道ではないか。このニュースを見た自殺に傾いている人はベランダを乗り越えるクーラーボックスなどの箱を探すに違いない。

<中略>

この「WHOによるメディアのガイドライン」を報道関係者はそれぞれの会社の中で、どう教えられているのだろうか?

あるいは教えられていないのだろうか?

 

昨年まで30年間、報道の現場で記者やディレクターの仕事をしてきた私の経験を振り返れば、WHOのガイドラインを知ったのは比較的最近のことだ。それも職場で教わったわけではない。教えてくれたのは、自殺者を減らすために様々な活動を行っているNPO法人「ライフリンク」代表、清水康之さんだ。東日本大震災が起きた後で清水さんと一緒に被災地を訪問していた時に、被災者が自殺する事件があって、詳しい自殺法まで詳しく報じていた新聞記事に
彼が抗議する姿を間近で見て、そうしたガイドラインの存在を知ったという次第だ。だから、あまりほめられたものではない。

 確かに1986年の岡田有希子さんや2011年の上原美優さんの自殺あとにも模倣的な自殺が相次いだ記憶がありました。またこの記事を見て思いましたのは、自殺という例ではないにせよ最近「模倣犯」が相次いでいる、お店でアイスクリームのボックスや冷蔵庫に入った写メをソーシャルネットで流す事例が後を絶たないのもこれと同じ構造のような気がします。

要はマスコミがそれらをセンセーショナルに伝えるために変な意味で「目立ちたい」あるいはその世界に「のめりこみたい」というおかしな欲求が発生し同じ行為を起そうと触発される輩が多いということでしょう。これはある意味「目立ちたい」という幼稚な欲求とともに、「こういうことをしたらどうなるか?」といことに関する想像力が著しく欠如している現代人の姿といってもいいかもしれません。

それだけ現代人というのはメデイアやネットが発達した社会で、逆に情報のリテラシーの著しい低さ、そして想像力の著しい欠如の傾向が強いということがいえます。

特にマスメデイアの報道はそこの部分に強い配慮を行うべきであり、表現の自由や知る権利も勿論大事ですが、情報を受け止める側の配慮というものをもう少しおこなうべきではないか、と思います。特に最近ニュース番組のワイドショー化が著しい(とりわけフジと日本テレビははっきりいってひどいです)傾向を考えますとこの点を考慮すべきだし、何よりも自殺情報の国際的ガイドラインくらいは現場の人間に報道現場にいる人間の常識として周知徹底すべきだと思います。

 

 

 

8月 24, 2013 芸能・アイドル | | コメント (0)

2013年7月30日 (火)

土屋アンナ舞台事件と濱田朝美さんに見る権利と重大な人権侵害の可能性

私も制作をやっている人間なので権利に関してはかなり気を配る癖がついている。
必ずしも権利者に対していい条件ばかりではないが、(ここだけの話権利を事実上買い取る場合もありうる)その場合も何らかの方法で別の配慮をすることで「埋め合わせ」をすることが多い。音楽でも映画でも「制作」という仕事はクリエーター、プロデユーサー、デイレクター全員のしっかりとした信頼関係に基づいて制作進行しなければならないし、それが当然のありかたである。

だからこの話を聞いて私はわが目を疑った。

発端はこの記事

土屋アンナさん舞台降板…稽古途中から姿見せず
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20130729-OYT1T01012.htm

これに対して土屋アンナサイトがずいぶん炎上したようだが、原作者のブログでは

日本一ヘタな歌手☆濱田朝美ブログ☆
http://ameblo.jp/sakura-smile-for-you/entry-11582675117.html

<前略>

皆さんももうご存じかと思われますが、私の本「日本一ヘタな歌手」が舞台化される事になりました。

その事について、どうしても納得がいかない事があり、この場を借りて事実をお話したいと思います。

実は今日、私の舞台の主演である、土屋アンナさんが、自分勝手に舞台練習を休み、そのせいで八月の公演が出来なくなったという内容が、舞台の公式ページに発表されました。
その発表は、全くの事実無根です。
これから、お話する事が真実です。

実は、最初の段階でこの舞台の話に関して、私は制作者側から全く許可を取られていませんでした。
私が舞台の存在を知ったのは、友人からネットに出ていたよ!というメールが来たのがきっかけでした。
その知らせに、慌ててネット検索してみた時には、もう舞台の記者会見の一週間前でした。
その時、私は何が起こっているのか全く把握できず、ただただ驚きました。
何日か後に、こちらから連絡を取り、本の出版社の元担当と舞台の監督(演出家)に会う事が出来、事情を説明して頂きまた。
すると、既に私から舞台化の許可を取ったと言われ、詳細の説明や正式な謝罪もありませんでした。
ですが、許可を取ったという内容を聞いていると、常識ではあり得ないものでした。
一年半ほど前に、私が多摩センターで路上ライブをしていた時
元担当が私の元に監督を連れて来て、"今後何か協力して下さるかもしれないから、ご挨拶して。"と言いました。
私はただ、自己紹介と今後何かありましたらよろしくお願いします。と言いました。
その事を、許可を取ったと言っているようでした。


しかし、その時は舞台化の話などは無く、その後も監督とお会いする事も、元担当からそのようなお話をされる事はありませんでした。

お二方の言い分は、それがこの業界では許可した事になるのだ。という事でした。

私は何度も、それでは許可にならない。と言いました。

すると監督は"そんなに許可と言うのなら、別に貴女でなくとも、障がい者はたくさん世の中にいる。違う人に頼んでも良いんだよ!"とおっしゃいました。
また、原作とは内容が多少異なるため、そんなに許可と騒がなくてもいい、と言う事を言われました。

その言葉に、私は憤慨し、この方にはいくら言っても理解していただけないのでは。と思いました。

一応元担当が、監督を宥め、今度近いうちに舞台の台本を私に見せ、そこで舞台化の許可を正式にして欲しいと言う事になりました。

その後いくら待っても台本は届かず、1ヶ月以上が経ち、突然7月16日のプレミアムライブ「舞台の成功をみんなで祝うパーティー」の案内が届きました

許可もしていないのにそんな案内が届いた事に、とても不愉快な気持ちでした。
しかし、それに行けば監督に会えると思い、参加する事にしました。
ですが、パーティーでは監督とは話をする事は出来ませんでした。

でもそこで、主演の土屋アンナさんにお会いする事が出来ました。
土屋さんはとても親しくしてくださり、"舞台の台本を見ましたか?貴女は本当にこの内容で許可を出したの?"と聞いてくださいました。
私はそこで今までの経緯をお話しし、舞台に関して困惑している事を打ち明けたところ、土屋さんも共感して下さり、協力して下さる事になりました。
そして、何も出来ない私の代わりに、監督に"濱田さんが納得出来るものにしてください。"と掛け合ってくださったのです。
また"原作者が納得し、許可した舞台でないのなら、出演出来ません"と伝えたそうです。
しかし監督はそれを全く聞き入れる事はないそうです。

私の所にはただ一枚の舞台の同意書のみを送りつけ、台本も詳しい内容説明もない状態で、毎日のように同意書にサインするように、と言う内容の電話ばかりかけて来ました。

私は説明も無しにサインは出来ないと思い、内容を教えてくださいとその度に言い、サインを断りました。
やっと台本が送られて来たのが2日前の事です。
そしてその台本を見ましたが、私の本が原作とは思えない程、内容が異なっており、自分の人生を侮辱された様な気持ちでした。

そこでやはり許可はしたくないと感じ、私の作品を原作と書かず、全くのオリジナルとしてやって頂きたいという意向を伝えようとしていました。

そして本日、舞台の公式サイトに、土屋アンナさんが無断で練習に出ないため、8月の公演は中止という内容の記事が発表されていました。
その発表は全くのデタラメで、これが真実です。

それに対し、私はとても怒りが鎮まらず、皆さんに真実を訴えたくなりました。
土屋アンナさんは、全くの無実です。
ただ、私のために監督に伝えて下さっていただけなのです。
皆さん、どう思われますか?
それでも土屋アンナさんが悪いということになりますか?

<後略>

この件で権利ビジネスのことも何もわからんで知ったかぶりをするおバカが中心にあちこちで炎上しているようだが、まず全く当たり前のこととして

権利者が許諾していない、といっている以上は制作者が何と言おうが許諾したことにはならない。

当たり前の話だ、こんな簡単なことがわからん奴が多いのが驚きだ 

(注;これを著作人格権という)

普通原作者でも著作者でも著作物を使う以上は必ず権利者に対して権利使用に関する「覚え書き」を最低限かわす(普通は契約書だが)。そして双方が捺印あるいはサインを行い必ず二通作り双方が一通ずつ保管する。 これ基本中の基本

ちなみに音楽著作権での契約書の場合はMPA(音制連)の契約書の雛形で音楽出版社と契約をかわす。
それが普通だ。

元担当が私の元に監督を連れて来て、"今後何か協力して下さるかもしれないから、ご挨拶して。"と言いました。
私はただ、自己紹介と今後何かありましたらよろしくお願いします。と言いました。
その事を、許可を取ったと言っているようでした。

もし本当にこの制作会社がこのような云い方をしたとすればこの会社は権利使用や権利許諾のやりかたの基本を知らない会社と思われても仕方がない

そして私が何よりも気になったのは

私の所にはただ一枚の舞台の同意書のみを送りつけ、台本も詳しい内容説明もない状態で、毎日のように同意書にサインするように、と言う内容の電話ばかりかけて来ました。

私は説明も無しにサインは出来ないと思い、内容を教えてくださいとその度に言い、サインを断りました。

まず同意書の詳細な説明もせず、一方的にサインしろという、それもここに書かれていることが事実だとすれば殆ど強要に近い。

これってはっきりいって詐欺師のやりかただ。
これだけで私はこの制作会社を信用しない

すると監督は"そんなに許可と言うのなら、別に貴女でなくとも、障がい者はたくさん世の中にいる。違う人に頼んでも良いんだよ!"とおっしゃいました。
また、原作とは内容が多少異なるため、そんなに許可と騒がなくてもいい、と言う事を言われました。

もし事実このような発言をこの監督と名乗る人物が本当に云ったとしたら明らかに障害者に対する差別的、侮辱的発言であり、これは制作者という以前に人間として許される発言ではない。

土屋アンナの公式サイトには、現在、以下の様な掲示がされている。

経緯といたしましては、本件舞台稽古期間中に、原案の作者の方から「本件舞台の台本を見ていないうえ、承諾もしていない」という連絡があり、製作サイドに 対し、原案の作者の方の固有の権利に万全の配慮を尽くすよう対応をお願いしておりましたが、本日突然、製作サイドの代理人より、一方的に公演中止の決定と 損害賠償請求の書面が届き、それと同時にホームページにもアップされたという次第です。 弊社としては、突然の中止決定に対し、現在事実関係について早急に調査をし、しかるべく対応する所存です。

今回の舞台を制作していたという株式会社タクトなる会社、正直あまり聞いたことがないが土屋アンナの事務所 AMAに対して訴訟を起こすというから法的に争えるのなら争ってみればいい。この制作会社の権利対応がいかにお粗末なものかが明らかになるのではないか。またアンナはエーベックスのcutting Edge所属でもあるからこの会社エーベックスにたてつくことにもなる。

それにしてもここに書いている通りのことが事実だとすればこの件はソフトの権利ビジネスの基本どころか濱田さんが障害者をいいことに人格まで踏みにじっている。その意味で音楽業界でよくやる作曲家にゴースト強要してタダ同然で作るやりかたより悪質だ

この件は権利侵害だけでなく重大な人権侵害の可能性が高い。下手すりゃこの株式会社タクトの高橋なる人物の方が損害賠償をしなければならないはずだ。

こんなことをして平気な人間が多いから芸能界というものが誤解され、社会性が皆無な職種に思われる。


とにかく著作者を踏みにじるような行為を正当化することは許されない、


もう一度いうが 著作者が許諾していないといっている以上許諾したことにはならないのだ

そして何よりもそもそも濱田さんは文書にサインしていないのだから、そもそも法的にもどう考えても許諾の事実など存在しない。ありえない

7月 30, 2013 芸能・アイドル | | コメント (2)

2013年5月26日 (日)

スマイル学園ー映画「暴走」に出演

さて、いよいよ明日からですが私が映画音楽を担当した映画「暴走」の記念上映会が行われます。

私は残念ながら予想通りテン張り状態でちょっとうかがえそうにありません。(涙)
まあ一度関係者向けの上映会を見ていますので、仮に行っても控室でお酒飲んでいる(?)状態でしょうから、(笑) その分一人でも多くの皆さんに楽しんでいただければそれでいいです。

ちなみにこの映画、「いじめ」をテーマとした映画なんですが

何とそのシーンをミュージカル仕立てで表現しています。

そのミュージカルの歌を歌ってくれたのが今回の映画に出演の「スマイル学園」の皆さんです。

出演者は次の通り:今井花凜、内田美衣、木沢瑠那、北村真珠、中原芽生

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スマイル学園公式サイト
http://smilegakuen.jp/

正直にいいますが、レコーデイング、メッチャ大変でした(汗)

とはいえ、曲がりなりにも自分の作った曲を歌ってくれているのは事実なので

今後もがんばってほしいです。

というわけで明日からの記念上映会の成功を祈りたいです。

DVDは9月頃発売と聞いています。

そしておそらく正式な劇場公開日程もそう遠くないうちに決まるでしょう。
決定したら当ブログでもお知らせします。

上映会完売御礼

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キャスト
鳴海 剛、大山貴世、 伊㟢充則、橋元優菜、椿鮒子
、スマイル学園、桑垣紀彦、黒川達志

(全上映会とも俳優さんたちの舞台挨拶があります)

スタッフ
脚本、監督 :東條政利 
撮影・清村俊幸 
照明・石川欣男 
録音・中村雅光 
音楽・大野恭史

日時 : 5月27日(月)、28日(火)の二日間
 18:30ー 20:30ー

劇場は
渋谷アップリンク 1Fファクトリー

http://www.uplink.co.jp/info/map/

いよいよ明日から です。

DVD発売決定いたしました。10月25日発売決定

5月 26, 2013 芸能・アイドル | | コメント (0)

2013年5月 9日 (木)

注意喚起:ホリプロを名乗る街頭詐欺に注意してください

ずーっと前に子供を対象にした某三流以下のプロダクションの詐欺まがいの街頭スカウトの件を当ブログで書きましたが、また同じような手口で詐欺師の詐欺が多発しているようです。特に地方の方を始め芸能関係に疎い人ほど大手プロの名前には引っかかり易いですから気をつけましょう。最近はこんな詐欺が頻発しています

ホリプロの名を語った街頭詐欺が横行しているようです。

意外に知られていませんがホリプロを始めとする大手プロは原則として街頭スカウトはやっていません。万が一それをやることがあっても必ずプロダクション本社で社長以下、複数の役員と共に面談がありますし、特に未成年の場合は必ず保護者同伴で面談するのが普通です。どこか喫茶店で、なんてことは絶対にありえません。

こういうことされると音楽や芸能の世界を誤解する人が増えてしまい本当に困ったものです。是非ともお気を付け下さい。以下ホリプロ社長の堀 義貴氏のコメントです。

「大手芸能プロダクションのスカウトを語り、詐欺…」「バナナマンのマネージャーを語り窃盗…」云々のニュースが朝から報道されているが、弊社ホリプロが、正にその大手芸能プロダクションのことである。
我が社の名を語ったり、名刺を出して、スカウトと称して若い子を
騙そうとする事件は、毎年のように起きている。

ホリプロは、街頭スカウトは行っていないし、仮に万が一スカウトをするにしても、名刺を渡して連絡をくれるのを待ち、目黒の本社で面談する。
喫茶店やホテルのロビーで待ち合わせることは、絶対にない。
バナナマンが所属するホリプロコムは、「目黒笑売塾」という養成
塾や専門学校からスカウトをする。
その他の子会社も本社と同様。
なので、日本中何処の街でも、ホリプロの名前を語って近づいてく
るスカウトマンと称する人は100%ニセモノと思ってもらって間違いない。
「ホリプロのホリですが…」と言って近づく者も年中出没している
が、そもそも私がスカウトすることは無いので、騙されないようにお願いします。

こういう詐欺師は撲滅しましょう。騙される子供たちが可哀想です。
是非ともお気を付け下さい

5月 9, 2013 芸能・アイドル | | コメント (0)

2013年2月 1日 (金)

峯岸みなみのこの写真について

すでに報道を始めTwittterfacebookでかなり拡散したこの写真

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私は別に峯岸みなみのファンでもないし、AKBがどうなろうが知ったことではない。

純粋にビジネス的観点から見れば確かにAKBの契約事項に「恋愛禁止」の項目があるようなので確かに熱愛報道とやらが真実かどうかともかく、「契約不履行にあたる」といわれればそれまでだが

しかし契約書には「契約不履行にすれば丸坊主にせよ」とはたぶん書いていなかったはずだ。この写真はすでにTwittterfacebookでかなり拡散していて峯岸みなみに対する同情のコメントが圧倒的に多いが、これはたぶんに事務所に意図的な戦略だろう。この写真を見て「気の毒だ、かわいそう」などと思わない人間の方がおかしい。まさにそれが狙いだ。

だがそうだとしたらまさに外道のすることだ。

事務所の連中は峯岸みなみにどれだけ食わせてもらっているんだ。そのことを考えると、年端もいかないわかい娘にこんなみじめな姿をさらして平気な顔をしている連中の人間性を疑わざるを得ない。

結論からいってもうAKB「終わり」が始まったな、という印象だ。

これが歪にならないはずがない。大事なアーチストをこんな惨めにして平気な顔している時点でもう終わってる。

実際音楽業界ではAKBのブームはもうそう長くないだろう、ということはだいぶ前からささやかれている。問題は「いつ」終わるか、だった。

この写真がAKB「終わりの始まり」を象徴するできごとであるような気がしてならない。

2月 1, 2013 芸能・アイドル | | コメント (1)

2011年4月22日 (金)

スーちゃんこと田中好子さんのご冥福をお祈り申しあげます

突然の訃報に驚かれた方も多いでしょう。

スーちゃんが死んだ 元キャンディーズ田中好子さん 乳がん闘病19年 55歳
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/entertainment/news/CK2011042202000157.html

年がわかってしまうが私は70年代のアイドル世代でもある。私の周囲の同級生男子の殆どがキャンデイースのファンだった。へそ曲がりの私はアイドルなど興味ないようなそぶりを見せ、洋楽、特にプログレッシブロックに入り込んだが、キャンデイースのスーちゃんだけはタイプでもあって好きだった。

しかしお恥ずかしながらこんなに長く闘病生活を続けられていたとは知らなかった。今年に入って癌が急激に転移していたようである。実は私の母も乳がんをやっているが、手術後20年たった今でも健在である。癌では比較的直りやすいと思っていたがこういう恐ろしい病状に一つ間違えるとなってしまうようだ。

結局お仕事等でお会いすることは一度もなかったが、本当に残念である。元なべプロ(渡辺プロダクション)の所属だったので、私が関わったリリーズのお二人の先輩にも当たる。お二人もショックを受けられているだろう。

心からご冥福をお祈り申しあげます


4月 22, 2011 芸能・アイドル | | コメント (2)

2009年12月16日 (水)

aruhaさん

今年私が吉岡とも子さんのGluck(写真)の編曲の仕事をさせていただきましたが,

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その吉岡さんの姪に当たる方がアーチストaruhaさんです。

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実はmixiを通じてだいぶ前からお知り合いになっているんですが、実際にライブを聴いたのは今日が初めてです。うちの奥津恵を連れて表参道のFABでのaruhaさんのライブにおじゃましました。

カバー曲とオリジナル曲を混ぜながら観客を飽きさせないプログラム、そしてその曲も1曲1曲丁寧に作られているのが聞いていてわかり、ひじょうに聞いていて心地よかったですね。aruhaさんはご自分のことを「ココロウタイ」と呼んでおられますが、気持ちがメロデイといっしょに乗っかっているのがわかります。ラブバラードからR&B(マイケルジャクソンとホイットニーヒューストンのカバーも歌いました)ロック調の曲まで幅広いスタイルで歌いこなされました。

aruhaさんは「地球のためにできることをしたい」と述べられて自らデザインされたエコバッグも会場で販売していました。(うちの恵は1つゲット!) また何でもレシピの本を出されるとのことで、何とその本にミュージシャンらしくCDもついているらしいです。レシピと音楽って私の中では相通じるものがあると思ってますので、私は違和感がないですけどね。

こういうことからも本人の美貌もさることながらボーカリストとして、アーチストとして、人間としてもすばらしい方であることがわかります。今年いっしょに仕事ができる機会に恵まれましたが、またそういう機会があればいいなと思います。

それにしても今回大規模な編成でしたね。ドラム、ベースにギター2人、キーボードと男性コーラスまでいました。今回は東京と大阪のツアーだったようです。うちの恵もこのくらいでツアー組める日はいつになりますか、何とか早いうちにそうしなければなりませんね。

ちなみに「癒しの音楽チャンネルaruhaさんで何らかのコラボレーションをするかもしれません。具体的になったらこのブログで発表いたします。

aruhaさん公式サイト  http://aruha.net/

12月 16, 2009 芸能・アイドル | | コメント (0)

2009年9月27日 (日)

沢尻エリカの解雇

一応私は取るに足らない事務所の経営者ではありますが、スターダストプロダクションの今回の解雇決定は極めて当然だと考えます。

■エリカ28日にも解雇…復帰映画もパ~
http://www.daily.co.jp/gossip/article/2009/09/27/0002390148.shtml

■エリカ様窮地、所属事務所が契約解除通告
http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20090927-548447.html

芸能界も音楽界も「自由奔放な世界」と勘違いする人が多いけど、実はマナーとか素行の悪い人間ははっきりいって嫌われます。普通の社会とその点は全く変わりません。
ましてイメージを売り物にしているタレントが事務所と契約関係もない特定のブランドの「広告塔」と受け取られる行動を取ってしまったらそりゃまずいでしょう。夫の高城氏も広告の世界でCMの仕事とかたくさんしているんだからその程度のことはわかるはず。こりゃ事務所は怒っても仕方がない。

まして先日の押尾や高相と同じ場所にいたら事務所でなくても疑念はわくはず、仮にその結果はシロであってももうじゅうぶん振り回された、うんざりだ、勘弁してくれ、という感じになるでしょう。

結局面倒くさいことはみんな嫌いますからね。

押尾と同じでルックスがよくても性格が最悪だとやはり哀れな末路しか待っていないでしょうね。起こるべくして起きたことでしょう。

9月 27, 2009 芸能・アイドル |

2009年6月27日 (土)

死してマイケルのアルバム注文殺到

M・ジャクソンさん、訃報を受けてアルバムの注文殺到

http://jp.reuters.com/article/entertainmentNews/idJPJAPAN-38744120090626

昨日のマイケルジャクソンの突然の死の「ショック」から一夜。マイケルのアルバムやDVDに注文が殺到、どこも在庫切れの状態が続いているという。ソロアルバムだけでなく、ジャクソン5のアルバムも同様で当分品薄の状態が続くだろうとのこと。

ここのところ発表したアルバムが思ったほど売れなかったり商業的な成功から遠ざかっていたにもかかわらず、皮肉にも突然の死によってCDが爆発的に売れるという事態。

同じ音楽をやるものとして何となくこういう事態はやりきれない思いがする。絵や美術の世界でも芸術家の死によって作品の値が高騰するというのはよくある話だが、クリエーターは自らの死によってでないと自分の作品の価値というのは上がらないものなのだろうか? 

この記事の最後の文言がとてもせつなく感じる

このところ手に入れられないでいた商業的な成功が、突然の死によってもたらされることとなった。

マイケルの死の状況は家族への配慮によって公開しないことになったという。想像を絶するほど悲惨だったらしい。

一つの時代を築いたアーチストとしてはどうなのだろう?
悲しい悲しすぎる

改めて心からご冥福をお祈り申しあげます

6月 27, 2009 芸能・アイドル | | コメント (0)

2009年6月26日 (金)

マイケル・ジャクソン死亡 OH!! BAD!!!

米歌手マイケル・ジャクソンさんが死亡=報道

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-38731520090625

朝っぱらからとんでもないニュースが舞い込みましたね。
ジャクソン5の子供時代(まだ黒人だった頃)から知っているだけに
非常に残念

Weird Al(アル・ヤンコビック)もパロデイーの対象を失ってしまったわけで、ネタ切れで引退?

それにしても死因は何なのだろう?
呼吸停止とかいわれているけど、時々起こす心臓発作? それとも自殺??

前のアルバムもあまり売れなかったし(汗)...

ご冥福をお祈り申しあげます

6月 26, 2009 芸能・アイドル | | コメント (0)

2009年6月10日 (水)

道路交通法違反でエイベックス家宅捜索 

あまりこの会社の関連の記事について書くのは、「その筋」の人も読んだり訳のわからないスパムに悩まされたりということが起きたりするので気が進まないんだけど

あゆ、ゲリライベントでエイベックスなど捜索 警視庁
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090610/crm0906101042005-n1.htm

ゲリライベントというのは実は我々の世界ではよくあることなんだが、普通たかが道路交通法違反くらいで家宅捜索なんていうことは常識的には考えられないだろう。普通はただの罰金刑で済むはずである。先日の草薙の事件にもたかが猥褻物陳列罪ごときで家宅捜索を警察は行なったが、何か今の警察は芸能界を目の敵にでもしているんだろうか? いずれにせよこれは何か別の理由と目的があると考えざるを得ない。

特にA社はとかくいわくつきの会社だし、記憶に新しい例の小室事件にしても何か裏の目的があるのではという考えが浮かぶ。嫌なのはこの会社について語ると必ず「その筋」の人たちの影が見えてきてしまう。

私は幸か不幸かこの会社とのつきあいはない、というより意識的につきあいを避けてきたというのが本当のところだ。だからこの会社がどうなろうと私の仕事に直接の影響はないけれど音楽業界で殆ど唯一の「勝ち組」だけに何か起きればまた業界の衰退に拍車をかけることになるだろう。

6月 10, 2009 芸能・アイドル | | コメント (0)

2007年6月26日 (火)

杉田かおる ゴシップ記事に賠償判決

杉田さん元夫記事に賠償800万

http://www.jiji.co.jp/jc/c?g=soc_30&k=2007062500846

私がゴシップ記事にコメント?

と思うだろうが実は鮎川君は同じ大学の後輩でもある。また同じ大学での自主サークルのゼミでいっしょに活動もしたのでお互いよく知った中である。そうした個人的理由で他人事には思えない

ああいうことがあってかなり傷心な思いだろうということで、今年の始め大学の有志で飲みに行こうという話があったが結局いまだに実現できないままでいる。

正直あの電撃的な結婚劇には驚いたがその評価については個人のプライバシーに関わるので他人がとやかくいうのは余計なお世話というものである。

判決は妥当なものであろう。あの記事は私も読んだがゴシップ以外の何ものでもなく、しかも杉田の主張内容を鵜呑みにし、事実の裏づけを殆ど取っていない。これは言論の自由を云々する以前の問題である。まあ三流芸能記者のよくやる手口だ。ジャーナリスズムのプライドのかけらもない記事といわざるを得ない。

とにかく嫌なことは忘れ一度憂さ晴らしでもししたいものである。
あとは小学館が意地を張って控訴するかだが、あの記事の内容じゃ勝ち目はないと思うが...






6月 26, 2007 芸能・アイドル | | コメント (0)

2007年5月 2日 (水)

リリーズ TV取材とリハ

大阪よみうりテレビの番組「週間えみいSHOW」で往年のスターの現在の活動をレポートするコーナーで「リハーサルの模様兼インタビュー」ということで我々も出演。レポーターは円広志、思わずリハーサルルームで「飛んで飛んで々々」と演奏しそうなった。ギンギラギンの衣装を着てリハーサルスタジオに入ってきたが実物を見ると結構背が小さい。

さて、関西のみのオンエアのこの番組、例の上沼恵美子の番組だからそれだけで「大阪」って感じだ
番組のサイト
http://www.ytv.co.jp/emi/index_set.html

番組;週刊えみぃSHOW
オンエア予定;5月13日 朝11:40ー
大阪読売テレビ (関西だと10ch)

残念ながら関東では見れないがあとでビデオなりDVDなりをよみうりテレビは送ってくれるかなア。まあ映像に出てきても我々バンドメンバーはほんの一瞬だろうと思うけど...

ちなみに6月2日のライブは前回より30分開演時間が繰り上がる見込み、スタートは19時半の公算大です

5月 2, 2007 芸能・アイドル |

2007年3月17日 (土)

リリーズライブぶっつけ本番??

さて、既にお知らせしているようにリリーズのホテルパシフィック東京でのライブですが、よく考えたら年度末、みんな一番忙しい時ですよね。実はバンドメンバーのリハーサルのスケジュール調整がうまくいかず当日のリハで殆どぶっつけ本番になりそうです(^^;)

まあメンバーは今までのメンバーなのでリリーズナンバーの感じはわかっていますので何とかなるとは思いますが当日ぶっつけ本番というのはあまりやったことないので不安がないといえば嘘になります。
まあ余計なことは考えずに当日は楽しくやろうと思っています

改めてリリーズのライブの情報です

品川のホテルパシフィック東京で「スターダストショー
[日時] 2007年 3月28日(水)
    1回目20:00~20:45
    2回目21:10~21:50
    3回目22:15~23:00

[場所] ホテルパシフィック東京 スカイラウンジブルーパシフィック30F
[チャージ]  2100円 + オーダー
お問い合せ・ご予約は
スカイラウンジ ブルーパシフィック/TEL 03-3445-0875 まで

メニュー等はこちら
http://www.pacific-tokyo.com/restaurant/bluepacific/
[アクセス、地図]
http://www.pacific-tokyo.com/access/access_001.html

尚、3ステージありますが内容は全く別のものです。したがってコンサートの中で2回休憩が入るとお考えいただければ結構です。
夜景がなかなかきれいだそうです。(^^)

出演は前回のクリスマスライブと同じメンバーです。バンドメンバーも既に顔なじみだと思います

出演

リリーズ

バイオリン;斎木なつめ
チェロ  ;柴田和砂
ピアノ  ;大野恭史
ギター  ;本庄寛国
ドラム  ;川口伸王
ベース  :山室広史

ショースケジュール
http://www.pacific-tokyo.com/restaurant/bluepacific/show0703.html

そんなわけで皆さんお誘いあわせの上ご来場下さい。当日お会い出来るのを楽しみにしています

3月 17, 2007 芸能・アイドル | | コメント (0)

2006年12月20日 (水)

リリーズリハそして「俺たちの世界」の関係者忘年会

本日朝10時より今年のクリスマスイブに行われるリリーズクリスマスライブのリハが行われました

奇跡的に六月のメンバーがほぼ全員揃いました。(今回は予算の関係上弦カルではないですが)

しかし時期が時期だけに全員揃うのは今日だけです。
でも半年近くのブランクも関係なくリハは順調に行われました

あとイヴに行われるライブなのでリリーズからの「プレゼント」という情報があるとかないとか
このライブに行くあなた、ひょっとしたらリリーズからプレゼントをもらうなんてことはある「かも」しれません(^^)

まだ申し込んでない人はこちら
http://form1.fc2.com/form/?id=132635

あと年末の慌しいときですがようやく年末らしく「忘年会」という遊びの話ができます(^^)

映画「俺たちの世界」の関係者の忘年会です
私もよく知らない方で持ち寄りの忘年会のようです

ここで初めてCG映像を含めた「完全な形」での映画が見れます
実は私もまだ完全な形をみたことがないので今日はとてもわくわくしています

それにビックニュース!1
「俺たちの世界」の主演の谷口吉彦さんが現在テレビで放送中のkonamiの「ウイニングイレブン」のCMに出演しています。

アドレスはこれ → http://konami-we.jp/

主役をはってます。イケメン系のサラリーマンというのは実に彼ははまっていると思います。これを機会にテレビドラマの声とかかかるといいですね

谷口君出演のCMを見たい人はこちら
http://konami-we.jp/cm/cm1.html

http://konami-we.jp/cm/cm6.html

http://konami-we.jp/cm/cm3.html

またこの「俺たちの世界」既に映画業界関係者から強い関心も呼んでいるようです。楽しみです(^^)

12月 20, 2006 芸能・アイドル |

2006年6月15日 (木)

楽譜制作作業に移行

25日のライブ用のアレンジがだいたい固まった

楽譜作業はこれからだが実はこの作業が一番大変
明日には何とか出演者の資料として送りたいと考えているが全部はとても送れそうにない

特に弦関係者は基本的に全員楽譜が必要だがどうがんばってもリハ当日になってようやく渡せる状況

そういう状況なので今週は極力外出を控えようとしていたが、結局今日これから打ち合わせで横浜までいかなくてはならない。そして明日はまた例の化粧品メーカーの最終試聴会でまた引っ張り出されるーこれは非常に気が重い、業界でもうるさ方といわれるメーカーで某D社や某H社すら敬遠している会社であるーまた二十数名くらい来るんだろうな。結局、一日でかけなかったのは昨日だけである。
とにかくそんなわけで行ってきます。作業が山積しているのにできるだけ早く帰って来たい。

6月 15, 2006 芸能・アイドル | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年6月 1日 (木)

リリーズ今度こそ終了ーそして次の仕事へー

取り掛かっている.............

リリーズの2曲はもう何があっても変更はなしということで先方に納得してもらいこれで終了

しかしやっと終わったと思ってホッとしたのもつかの間ー取引先のプロダクションより電話ー例の化粧品メーカーのためのサロン用のヒーリング音楽ースポンサーいわく「来週早々にも聞けないか?」

ちょっと待てよー音楽なんてそんな簡単にはできんのだよ!!

といっても始まらない。というわけで作業を開始...(>_<)

でもヒーリング音楽なので、リリーズの疲れを自分で癒すために作っている。何かマスターベーションみたいだ
自分で自分を癒すという、何とも寂しいというかむなしいというか...

でもこういう方がいい作品作れるかも..

6月 1, 2006 芸能・アイドル | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年5月26日 (金)

リリーズKaringa/Dragon レコーデイング終了!!

いやー たった今帰ってきました(^^;;)

午前十時に始まり終わったのは朝の1時半
もうさすがにクタクタです

レコーデイングの様子です



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右側にいる不細工な男が私です
リリーズファンの方スミマセン

でも無事終わりました。リリーズのお二方も(たぶん)
できに満足されていると思います
私も曲を作っているうちのこの曲の惚れ込みました
実に美しい曲です
新生リリーズは期待を裏切らないと思います




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終了後の記念撮影です。ちょっとぼやけてしまいましたがリリーズのお二方に左がエンジニアの森田さん。 右が私です


細部の細部まで徹底的にこだわったレコーデイング
注目の新曲は明日(いや、もう今日か)
当ブログにて公開予定です

お楽しみに!!

5月 26, 2006 芸能・アイドル | | コメント (0) | トラックバック (1)

2006年5月23日 (火)

リリーズ レコーデイング初日



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本日、リリーズのヴォーカルのレコーデイングが
行われました。新曲 KaringaとDragonのレコーデイング
です。午前中から始まり午後8時頃終了
レコーデイングにしては早く終わったほうですが
中身は結構濃くて、終わった後全員クタクタでした

明後日、ヴォーカルの追加レコーデイングならびに修正、
そしてTDの予定

尚、作業場では気にならなかったがオケのシンセの一部の
波形が歪んでいることがわかり、明後日Core Audioを
持参して差し替える予定

とにかく関係者の皆様お疲れ様でした
あとひといき、がんばりましょう!!

5月 23, 2006 芸能・アイドル | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年5月18日 (木)

リリーズCD"Karinga/Dragon"ジャケット打ち合わせ

さて本日リリーズのお二方と弊社の事実上「スタッフ」 となっているデザイナーのRoshie君とあわせてリリーズの今回のCD Karinga/Dragonのジャケットの打ち合わせ
ちなみにRoshie君はプロのミュージシャン/ベーシストでもありジャケットデザイナーの二足のわらじを履いている6月25日のライブのベーシストは彼でもある

例によってお二方はちゃんとしたイメージを持っていて Roshie君にイメージを伝えていた

ネタバレになるので一応おおまかなイメージは ヨーロッパの古書ー昔のヨーロッパの古書の文字 のイメージ装丁でベースがモスグリーンな感じ

といっても訳わからないでしょうが、ナルニア物語や ハリーポッターによく出てくるヨーロッパの古書の イメージです

まあできあがったら公開しますのでお楽しみに

5月 18, 2006 芸能・アイドル | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年5月13日 (土)

何と競輪場でリリーズに会えます!!

さて、リリーズ情報です
実は現在私の方からリリーズのブログを作るようにお二方に勧めてはいますが、それができるまではとりあえず最新情報をここでお知らせいたします

まず6月6日、-先日私がジャズの営業をやった会場ですがライブの告知宣伝、ならびにCDの予約受付を目的に東京調布市の京王閣オーバル競輪場にて臨時の特別出演を京王閣の特設ステージにて行います

詳細は以下の通りです

[日時]   :  2006年 6月6日(火) 午後17時ー  18時ー 
               より正味15分間のステージ
[場所]  : 京王閣オーバル競輪場  
              (東京都調布市; 京王線 京王多摩川駅下車)

当日は新曲の"Karinga" "Dragon" 他リリーズナンバーを歌います
6月25日のライブチケットもそこで販売しますのでまだチケットをご購入されていない方、ネットで購入される
のに抵抗がある方等はこちらでお買い求め下さい

尚、テレビラジオの出演もいくつか決まってます

FM世田谷  「ペットフリーク大集合」ー 6月24日(土)オンエア 
        真由美さんが愛犬を連れてスタジオにお邪魔します
他テレビ東京  オンエア日時まだ不明

その他交渉中のものがいくつかあります

詳細はなるべく早くリリーズブログを立ち上げてから告知しますので
よろしくお願いします


5月 13, 2006 芸能・アイドル | | トラックバック (0)