申請の過程で思ったのは今回の継続支援は主に舞台や音楽等の劇場やホールでの公演を主に想定していたのではないか、と思われる点だ。それならば募集要項に「映画」とか「アニメ制作」とかハナから含めるべきではなかったのではないか?当然共同申請で1500万までとなるとそれを制作費の一部として申請しようと、映画関係者なら考えるだろう。
実は当初は「DVD等のパッケージやコロナで中止になった公演を実施したものを実績として提出は不可」なんて文化庁「募集要項」のどこにもそんなことは書いていなかった規定だったが、これは後程撤回された。それはそうである。そもそもコロナ禍での助成金給付案件なのにコロナで中止公演は対象外、って誰が考えてもおかしい。しかしそういった条件がまるで「後出しジャンケン」のように次から次へと降ってわいたように出てきたのだ。
ちなみに書類提出時には「企画の内容」についての質問は殆ど文化庁側から来なかった。来たのは申請者の実績に対する収入の話し、確定申告等の税務関係の書類に対する質問、そして上記の実績の証明関係の書類や動画、リンクである。この関係の書類で何回文化庁側とやりとりしたか記憶にないくらいである。とにかく新たな書類の再提出、追加提出のオンパレードでこのやりとりが永遠に繰り返されていく。この状態が二か月近く続いた。
あえていうが殆ど嫌がらせレベルである。どうもハナから文化芸術関係者に援助する気などなかった 、支援金など払う気がなかった、のではないか、と勘繰りたくもなる。
2.嫌がらせ2-じらすだけじらす、待たせるだけ待たせ、挙句の果てに不採択
それだけの嫌がらせを書類提出時にありながら、こちらも耐えに耐えてようやくすべての書類の受理、提出が決まったのは10月27日と第二次募集時に提出してから二か月後のこと、つまり「最終段階」になってからここからがまた長かった。
二番目の嫌がらせは取りあえず最終段階 の後、2か月以上たっても音沙汰なし。しかも途中から嫌な予感がした。
共同申請ではないにせよ明らかに私より後に申請した人が先に採択されている、という点。おかしい、どう考えてもおかしい!!
何か意図的に遅くされているような気がしてならない。我々の提出が気に入らないのならいっそのこと「不採択」と言ってくれた方がすっきりするんだが、(既に文化庁側には何度もいっている)あの、のらりくらり二か月たっても何の進展もない状態。
そして昨日の不採択通知。
誤解する人がいるだろうから、お断りしておくが不採択のことを怒っているのではない。さんざん人を振り回したあげく、そして待たせに待たせたあげくに成果0にする、という人をバカにした行動を取ったことに怒髪天を衝いたのである。不採択なら不採択に早めに判断しろ、と何度もこちらから云っているにも関わらずだ。人をバカにするにも程がある。
人を人とも思わない、人をコケにした行動である。
特にいただけないのは、不採択の理由に関して一切の説明もなく問い合わせも受け付けないという点
この国の首相も野党や記者の説明にきちんと答えず「お答えは差し控える」などという言葉が口癖になっているが、官僚も政治家も説明責任を果たさないことが日常化し、問題は日本国民がそれをあっさり受け入れてしまっている点である。
とにかく感情の面でも怒りが収まらないので
俺の時間と手間、返してくれよ バカやろう文化庁!!
とだけいってこの記事を締めくくる
もう私の人生では二度と文化庁への申請などしないだろう、金輪際ゴメンこうむる
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