2016年11月27日 (日)

オムニバスCD「Love and music and animals」発売記念ライブー盛況のうち終了ーペットを愛するメッセージが世界に届きますように

犬や猫の殺処分ゼロと人と動物との共生を目指したオムニバスCD「Love and music and animals」の発売記念ライブが下北沢のComCafe音倉にて開催されました。

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オムニバスCD "Love and music and animals "

~犬や猫の殺処分ゼロと、人と動物の共生を目指して~

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Love and music and animals (BSLE-003)¥2000

CD発売記念ですから、CDも販売しています。

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今回は入場のチャージの一部(500円)を緊急災害動物支援ネットワークで熊本地震で住む家の無くした犬や猫を支援するNPOに寄付されます。

それ以外にもアーチストその他の動物保護団体への募金活動も行われました

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拙作ペットミュージックの横に募金箱が於いてあります

今回の主催者の一人であるバジルのShinoさんの挨拶に続きまして

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出演アーチストの皆様 オムニバスCD参加者14アーチストの中野9アーチストが参加いたしました。

◇Lele de bea さん

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◇シンガーソングライターのKIKUさん

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田村信二さん 長年の盟友でもあります

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河西麻希(Sax)/船橋登美子(Pf) さん

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田中秀子(Voc)・中村圭子(Pf)・太田史子(Vla) さん

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田中さんが歌われた二曲は古新瞬監督の映画「ノーボイス」のテーマ曲、として使われました。犬、猫の殺処分をテーマとした映画です。

 

 

 

 

 

 

 

古新監督は私の昔からの知り合いでもあります。私の予想もしないところでつながりました。
人間の縁って不思議なものです。

さて、これから3つのステージはいずれも私のピアノによるステージです。

東優夏+大野恭史

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絵本作家のぺろままさんの絵による紙芝居の朗読です。本来ならピアニスト山地真美さんといっしょにやられているのですが、山地さんはコンサートのスケジュールで不在、ということで急遽私がピンチヒッターになりました。
大野恭史

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吉田裕美

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私が数年前にペットの業務用シャンプーのキャンペーンソングとして書いて、女優の吉田さんが歌った曲です。

◇バジル

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私がこの犬猫殺処分0の運動に本格的に取り組むきっかけを作ってくれたお二人でした。今回メインのスタッフの1人として参加できたことを感謝しております、

最後に記念写真ー(!!) (^o^)

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会場は盛況で好評のうち終了いたしました。今回の参加アーチストによる殺処分0、犬や猫の飼育放棄0に対するメッセージがよりたくさんの人に伝わることを願います。

 

 

 

企画/制作 Love and music and animals project(バジルと犬猫を愛する仲間たち)
価格 税込2000円(税抜1852円) 
商品番号 BSLE-003
発売元 basil entertainment

全曲をサンプルで聴ける動画です。 

 

1. じゅじゅちゃんの優雅なワルツ河西麻希/船橋登美子
2. 虹の橋:KIKU
3. 仔猫になれたら:Lele de bea
4. メロディ:田村信二
5. For your loving dog:大野恭史
6. 虹の橋からのメッセージ:東優夏/山地真美
7. ありがとう:田中秀子
8. ジェニー レーン:水野哲
9. So happy dream:吉田裕美/Poplin
10.Oneday cat dreamryuta x みると
11.レオsatomi & Tokuyuki
12.Jaco:山切修二
13.四月の嵐:basil
14.小さなメッセージ:さくまひでき

 

ジャケットイラスト:ぺろまま

 

ご興味ある方はこのページの「購入する」ボタンからご購入ができます
http://www.hybridmusic.jp/Loveandmusicandanimals.htm

 

よろしくお願いします

 

 

 

 

11月 27, 2016 イベント・コンサート | | コメント (0)

2016年11月25日 (金)

アンテイークな雰囲気のカフェでラグタイムコンサート、スコットジョップリン148回目のBirthdayー終了報告

今や恒例となっています東京阿佐ヶ谷の名曲喫茶ヴィオロンでのラグタイムコンサート

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20世紀初頭のアンテイークがいっぱいある空間にあるピアノでラグタイムを演奏するコンサートシリーズですがこの日はそのラグタイムの王といわれているアメリカのアフリカ系アメリカ人の作曲家スコットジョっプリンの誕生日でした。

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スコットジョップリン 1868-1917

まあ生きていれば148歳ということで、んナわけないか(笑)

しかしなぜラグタイム王のスコットジョっプリンを取り上げるかというと、単に来年が没後100年、再来年が生誕150周年、というだけではありません。

実はラグタイムというのはジャズの前身の音楽といわれますが、ラグタイムからブルース、ブギウギといった音楽の流れができたわけで、結局、ブルース、R&B,ロックンロール(ブギウギ経由ですが) そして勿論ジャズ、それら現代のポピュラーミュージックの流れとなっている全ての音楽の苗床となったのがラグタイムなのです。

云ってみれば現代のポピュラーミュージックのご先祖様といってもいい音楽がラグタイムなのです。

しかしこれほど音楽史上では重要な位置を占めるはずのラグタイムも作曲家のスコットジョっプリンも特に日本では決して知られているとはいえない存在になっています。

それはおかしいだろ? と考えていたところにヴィオロンという素晴らしい空間で定期的にラグタイムを演奏する、ということを一昨年からやってきました。

今回はそのラグタイムをより世間に認知されるように「スコットジョップリン148回目のBirthday」と打ち出したコンサート

しかし東京はなんと11月では54年ぶりといわれる雪!!  嘘だろ? マジか、と思いましたが(-_-:)

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だんだん積もってきて、私の住んでいるところは間違いなく3cm以上積もったでしょう

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というわけで一時はそもそも会場に移動できるのか、それすら不安でしたが何とか無事開催。

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無事誕生パーテイーということでケーキも用意

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ケーキでお客様といっしょに祝いました(^_^)

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お客様でろうそくを吹きました

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  (Joplin)

もちろん普段はこんなことをしないのですが、これはジョっプリンの誕生日であると同時に寒い中、足元の悪い中来て下さったお客様へのサービスでもあります。

というわけでライブが開始しました。

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今回のセットリストです。*印は今回のゲストのまどれーぬさんのパフォーマンス付きです。

前半

1.Original Rag (Joplin)
2. Maple Leaf Rag (Joplin)
3. The Easy Winners (Joplin)
4. Humoresque (Dvorak)
5. I got rhythm  (Gershwin)
6. Summertime  (Gershwin)
7. The Entertainer* (Joplin)
8. Heliotrope Bouquet  (Joplin)
9. The chrythenthemum  (Joplin)
10. Gladiolus Rag  (Joplin)
11. Short Story  (Ohno)

10分休憩後後半

1.Cascade (Joplin)
2. Wall Street Rag (Joplin)
3. Modern Times (Chaplin)
4. Ragtime Dance* (Joplin)
5. Bethena * (Joplin)
6. Pleasant Moment*  (Joplin)
7. Gotham City Waltz  (Ohno)
8. Scott Joplin's New Rag  (Joplin)
9. Magnetic Rag  (Joplin)
10. Ragtime Sonatine  (Ohno)

今回はゲストアーチストとして先月、ComCafe音倉で行ったライブイベント「即興なんでもセッション」でごいっしょさせていただいた即興演劇のまどれーぬさんをお迎えしました。

*の曲で楽しいパフォーマンスを見せていただきました。19世紀的なおしゃれなドレスでパフォーマンスしていただきました。

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ラグタイム王スコットジョっプリンの誕生日にふさわしい、楽しいイベントになったでしょうか?
これからアニバーサリーイヤーが続きます。

来年はどんな趣向をこらしたラグタイムシリーズをやることができるか今からいろいろと考えています。(^^) 大きな会場でやることも含めて検討します。

勿論このヴィオロンでもやる予定です。

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11月 25, 2016 イベント・コンサート | | コメント (0)

2016年11月12日 (土)

冨田勲追悼公演「ドクターコッペリウス」のコンサート鑑賞ークリエーターの生き様を作品で教示していただきました

今日は今年の5月に逝去された日本のシンセサイザーの先駆者であり、映画、アニメ音楽の作曲家でもあった冨田勲先生の追悼公演「ドクターコッペリウス」の公演を見に行きました。

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このブログの記事にも投稿していますが昨年の11月に先生の国際交流基金受賞記念講演会にてこの「ドクターコッペリウス」の内容について紹介が行われ、今回晴れてその公演日となったのですが、残念ながら結果的に遺作であり未完の作品となってしまいました。それでも作品は十分に楽しめました。
コンサートでは「初音ミク」とオーケストラの競演ということもあり、多くの人が来場しました。グッズ販売は長蛇の列

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大半の人のお目当ては今回の公演に合わせて手塚プロが書いた「手塚治虫風初音ミク」でしょう。

 

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これが印刷されたTシャツが販売されていました。でもさすがに私は恥ずかしくて買いませんでした。(^_^;)
長蛇の列でしたがプログラムはゲットしました。(^^)

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本日のプログラムですが

1. イーハトーヴ交響曲
  昨年北京で初演された新バージョンの初音ミク(*)とオーケストラを宮澤賢治の詩や小説をモチーフに使った作品 

2. 惑星 Planets Live Dub Mix
  DJエイドリアンシャーウッドによる冨田勲の「惑星」のリミックス
3 ドクターコッペリウス
  冨田勲先生が昨年の講演の時に概要を話された作品。結果的に未完におわり遺作となってしまった作品、

指揮:渡邊和正
東京フィルハーモニー交響楽団
合唱:混声合唱団イーハトーヴシンガース
シンフォニーヒルズ少年少女合唱団

システムアーキテクト;ことぶき光
マニュピレーター;漢那拓也、百々政幸、山口慎一
キーボード演奏:氏家克典 高橋ドレミ
ライブダブミックス:エイドリアン・シャーウッド
パーカッション:松本正
ダブストリングス:神田珠美、穴田貴也、大庭美由子、宗村北斗

ヴァーチャルシンガー;初音ミク

ダンサー(バレエ)
コッペリウス役;風間無限
小江役;秋山桃子
博士役:和中和央
ラグランジュの子供達:佐々木三夏バレエアカデミー

*:イーハトーヴ交響曲ならびに「ドクターコッペリウス」の中での「初音ミク」について

本公演での初音ミクは市販されている「初音ミク」とは根本的に違う面があります。

それは

従来の初音ミクはあらかじめ貯蔵されたプリセットのデータ、メロデイのパターン等があり、それをユーザーがコピーペーストするーつまりユーザーや「作曲者」が初音ミクの動きに合わせて曲作りをしていくのに対して、本公演での初音ミクは指揮者や演奏家に合わせて動きや初音ミクのボーカルを演奏するーすなわち ボカロイドや動きを指揮者とオーケストラに合わせて演奏させるという従来とは逆のパターンをクリプトンフューチャーメディア社の全面協力によって実現したもので、これはおそらく私の想像ですが、おそらくは人工知能(AI)を駆使したものと思われます。実際パソコンではなく、サーバーのようなものが使われていたように思います。

クリプトンフューチャーメディアの伊藤社長は昨年の冨田勲先生の講演の時に名刺交換させていただきました。初音ミクに生命力を与えた今回のバーチャルアイドルの出現はやあり特筆すべきものといえるでしょう。

さてそれらをふまえて今回の演奏会についての感想を述べさせていただきます。おそらくこの記事をアップしている時には全ての公演は終了していると思われますので

1. イーハトーヴ交響曲
  NHKスペシャルにて聴かせていただきましたが、実際生の演奏を聴けてよかったです。やはり宮澤賢治の世界と冨田ワールドは本質的にマッチしていますね。音的にも初音ミクのキャラがよく生きているように思うのですが、唯一ー私は一階席の比較的後ろに座ってましたが初音ミクを移すスクリーンが小さい。オーチャードホールくらいの広さなら有楽町の日本劇場並みのスクリーンが欲しいな、と見ながら思いました。折角の初音ミクが小さいので今一つ引き付けられないものを感じました。

2. 惑星 Planets Live Dub Mix
  プログラムの題名を見ればDJのミックスであることはすぐわかるのですが、このプログラムに先立っての会場アナウンスに失笑

「このステージはオーケストラとは違い、強烈なビートと電子音が鳴ります。そのためこのステージに限って体を動かして聞いてもいいですし、会場の移動を可とします。またご気分が悪くなったら、会場からお出になっても結構です」

といった内容のアナウンスが出たが、まあ確かにオーケストラやアコ―ステイックサウンドの好きな人でエレクトリックサウンドやクラブ系の音が苦手な人がいるのは事実ですが、冨田勲のコンサートに来る人が「純然たるクラシック以外は受け付けない人」であるはずがないと思うのですかね(笑) 実際私は一階席にいたのですが、私が気が付いた範囲では途中で会場を出る人の姿はありませんでした。

ミックスは火星→水星→木星→火星 でビートに随所に冨田先生のトラックが随所に使われていました、DJのビート以外にパーカッション、弦(バイオリン2、チェロ2)が加わりましたが、おそらく大まかな台本があったのだろうと思われます。弦の連中は基本楽譜がないと何もできないはずなのでビートのリミックスはあらかじめフィックスされていたと思われます。木星の時に個人的にはややシンプルな4つ打ちの方がカッコいいんじゃないんかな、などと思われた場所もありました。ちなみに水星は本当に一瞬ですぐに木星に移ってましたね。

なぜ冨田勲の追悼コンサートのステージにこのDJリミックスが入ったかは、プログラムの冒頭で冨田先生の作品について語っていた文章があります。それは

冨田勲はクラシック音楽のリミックスの達人である、 という点

リミックスとは既存の音源のミクシングを変化させて、新たな曲を作りかえてしまうことで、冨田先生の「惑星」「展覧会の絵」「月の光」等は「アレンジ」ではなくシンセサイザーによってつくられた「リミックス」といっていいのです。
だから新しい。ただの「アレンジ」と考えてしまうと冨田サウンドの本質が見えてこなくなります。

それがこのDJのミックスステージの意味だと私は考えています。

3 ドクターコッペリウス
  冨田勲先生が昨年の講演の時に概要を話された作品ですが、この作品はイーハトーヴ交響曲よりさらに一歩進んだコンセプトで作品を作っています

それは

本物のダンサーがホログラムと踊る という試み

会場はサラウンドシステムの音響でシンセサイザーの音響が鳴る。それはいわゆる5.1サラウンドではなく、フロントのLR  リアのLRの4チャンネルのもの。これは映画のサラウンドは前にセンター(C)があるがこれは主に映画のセリフやナレーションを位置させますが、シンセのみのサラウンドにはセンターは必要ない、という概念からです

サラウンドの「シンセサウンドと生のオーケストラの競演、そしてホログラムで踊る初音ミクと本物のバレエダンサー

まさにリアルとバーチャルの競演  それが対立関係ではなく両者が幸福な結合をしています。

これこそがまさに冨田先生の狙いなのだと思います。  

ちなみにイーハトーヴ交響曲の時に初音ミクが小さく、今一つ入っていけなかったーといいましたが、あの大きさにした理由はこのステージでわかりました。

それはダンサーと初音ミクがほぼ同じサイズ(身長)でないとこのステージが成り立たないためです。大きさはたぶん変わらないんでしょうが、ホログラムで初音ミクが出てくるとあまり違和感を感じませんでした。不思議なもんですね

ストーリーは日本の羽衣伝説をベースに冨田先生の友人で日本の宇宙開発の父である糸川英夫博士の生涯にバレエ作品「コッペリア」に出てくる人形のコッペリアやコッペリウス博士のキャラを借用して冨田先生が原案を作ったものです

冨田先生はこの作品の完成をみずに他界されてしまいました。しかし音楽構想の大半は残されていたようで、本日の公演はそれを元に構成されたようです。しかし第一楽章と第二楽章は残念ながら未完のままで本日は上演されませんでした。

それでも作品は素晴らしかったです

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感動しました。久しぶりに

万雷の拍手の中に奥様とご長男の勝氏があいさつにたちました。

さて、この作品で冨田先生は我々にどんなメッセージを残したのか。少し考えてみました。

83歳の高齢となってもまだ新しい表現メデイアが現れるとそれらを躊躇せず取り入れ、果敢に挑戦する。それこそがクリエイターのあるべき生き様であり、その姿を作品によって私たちに作品を通して示していただきました。

それは 

1.クリエイターである以上果敢に新しいものに挑戦しろ

2.決して失敗を恐れるな。 

3.人のやらないことをやろう 人のやったことをやろうなどと考えるな

何か私たちを始めとする現代のクリエイターに対してそう先生が叱られているような気がしました。

昨今の日本の若手サウンドクリエーターは「他人のやったことを真似る、パくる」「売れセンの曲を作る」などということしか考えていない輩が多いですが売れセン=二番煎じ以下という当たり前のことに大半の人間が気付いていないというのは情けない限りです。

今の日本の若いサウンドクリエイターの大半が人のやろうとしたことしかやろうとしていない、そういう風潮に対してそれは違うぞ、というメッセージを送って下さったような気がします。

後に残された私たち、冨田勲の精神を受け継がなければならない、と考えた次第です

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昨年11月での先生の講演会での冨田先生。まさかこれが最後の写真になろうとは

 

 

 

 

 

 

 

 

11月 12, 2016 イベント・コンサート | | コメント (0)

2016年11月 6日 (日)

楽器フェア2016年のレポート(鍵盤関係)

二年ぶりですがアコ―ステイックと電子楽器全てそろった楽器フェアが今年は東京ビッグサイトで開催され、昨日行ってきました。

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前回では高級ピアノの試弾会の予約をやりそびれてしまいましたが、今回はあらかじめウエブ予約をしておきました。

一応メイン会場でもスタインウエイ、ベーゼンドルファー、べヒシュタインという三大ピアノの展示があったんですが、予想通りビッグサイトのこの会場、音が回りまくっていて訳の分からない状態。この環境ではせっかくの高級ピアノも音がじっくり聞こえないだろうと思うのであらかじめ予約して正解でした。

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楽器フェアでは一応取引先のブースにも顔を出さないといけませんが。知り合いの担当者はブースにはおりませんでした。まあ皆さんお忙しいでしょうしね。

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そして今回の目玉である高級ピアノの試弾ープレミアム・コンサート・グランドピアノ試弾会ー たった30分で5000円という少々割高とも思える料金でしたが、やはり楽器フェアの醍醐味はこういうピアノを弾くことができるという面もあるので、少々奮発して予約しました。
料金を払った人でしか入れない空間なので、試弾の部屋をここで提示します

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ここで、世界三大ピアノであるスタインウエイ、ベーゼンドルファー、べヒシュタイン以外に河合とYAMAHAのグランドピアノが試弾できますが、メインは世界三大ピアノであることはいうまでもありません。但し、日本人が世界に誇れるといっていい高級ピアノのShigeru Kawaiについては後で述べようと思います。勿論試弾室で弾きました。

まずは世界三大ピアノから

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ベヒシュタイン

ナチスのお気に入りピアノという不幸な歴史から工場も徹底的に破壊され、長らく再起不能の状態だったため三大ピアノの中では知名度という点で今一つになってしまいましたが、第二次大戦以前では世界のナンバーワンピアノの名声をほしいままにしていました.。

昨年も汐留のべヒシュタインサロンでライブを行いましたが、三大ピアノでも私のお気に入りのピアノです。
このピアノは1300万円です (^^;)

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ベーゼンドルファー

やっぱりいいです。
このピアノの音のなんとも言えない柔らかさ、まろやかさ
たまんないです。

このピアノで私の癒し系ナンバーレコーディングし直そうかな?

2100万のピアノです

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いくらするのかわからない特注スタインウェイ(恐!)

でもさすがにそれだけの音ですね。
気持ちよくて弾きまくりバージョンになりました。
自作のロックンロールソナタの1楽章ひいちゃいました(笑)

試弾の時間の30分なんてあっという間に終わっちゃいました。

しかしその中で世界三大ピアノ以外に特筆すべきピアノを改めてご紹介しましょう。製品のクオリティに比べ知名度がいまひとつなので

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取引先のショールームで危うく買わされそうになったピアノ(1000万する) (@_@)

Shigeru Kawaiです(河合楽器製作所)

 

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おそらく日本人が作った最高級のピアノと言っていいでしょうね。
河合の先代の社長の河合滋氏が生涯をかけて作ったピアノ
世界三大ピアノ( スタインウェイ、ベーゼンドルファー、ベヒシュタイン) のいいところを徹底的に研究してなおかつ独自のピアノサウンドを作り上げた、日本人が世界に誇れるピアノと言っていいでしょう。

詳しくはこちらをご覧ください https://www.kawai.jp/product/c/grandpianos/sk/

Shigeru Kawaiの紹介動画です

さてピアノの話ばかりしていましたが、勿論楽器フェアはピアノだけではありません

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ハモンドオルガン やっぱりいいですね

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クラビネット

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フェンダーローズ

またこんなブースもありました。
静岡県浜松市はご存じの通り、ヤマハ、カワイ、そしてRoland等楽器メーカーが多いですが、それ以外でも楽器の工房がたくさんあります、
おそらくは浜松市が補助金等を出して「楽器の街ー浜松」という形でブースを出したのだと思われます。

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日本製チェンバロ
思わずバッハ弾きました。

実はチェンバロは鍵盤がありますが楽器的には寧ろギターに近いです。
ちょうどピックで弦をはじく感じになります。
日本でチェンバロを作っている人は数少ないので知り合いの話しだと有名な人らしいです。

あと今回の楽器フェアにはトリビュートがありました。
いうまでもなく日本が生んだシンセサイザーの大先駆者、冨田勲先生に対するリスペクトを意図したものです。

これはやはりこれは見ないわけにはいきません

結果的に遺作となってしまった冨田先生の「コッペリア」来週行く予定です。

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私にとっても作風だけでなく作曲家としての生き方の面でもお手本とさせていただいた偉大な音楽のクリエーターでした。トリビュート展示は当然だと思います。

しかしそういうできごともあったのですが、シンセサイザーは完全にアナログが主役になりつつあります、

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このシーケンサーはCVで動く(midi以前の同期信号)ものです、
VCO(Voltage Controlled Oscillator)とかしばらく耳にしなかった用語がバンバンでましたね

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この機種はmidiとの同期も可能だそうです。アナログとはいってもデジタル時代を念頭においた上での設計になっています。

 

しかし一方のデジタルシンセ、midi関係ですが

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予想できた事ですがmidi系のデジタルシンセ系には目新しいものはありませんでした。

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まあしかし音楽不況とかいわれながらも週末ということもあって盛況な楽器フェアでした(^_^)

何よりも大事なのは楽器が機材が音楽をやるわけではなく、音楽をクリエートし世の中に拡散するのは我々だ、ということ

音楽文化の復活にこの盛況が結びついてくれるといいな、と思った次第です

 

 

11月 6, 2016 イベント・コンサート | | コメント (0)

2016年9月18日 (日)

セプテンバーコンサート2016ー趣きは変わったものの参加者の平和への思いは途切れず

ニューヨーク同時多発テロ 911をきっかけに始まったセプテンバーコンサートト 今年はあの911から15年目、体調を崩して入院した2012年をのぞいては毎年参加しています。
今年はだいぶ雰囲気変わったような気がしますね

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まず従来はセプテンバーコンサート専用のurl等があったのですが、それもなくなりました。まだ各地で開催されてはいるものの、各会場ごとに参加条件も微妙に違ったりしてかなり私が当初参加した時とは趣が変わりました。結論からいいますと全国の規模からすればかなり小規模になった感は否めません

以前ならセプテンバーコンサート用にこういうフライヤーが全国に配られたのですが

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今年はそういうものもありません。

大野が参加した会場はComCafe音倉ー最近はイベントその他でもずいぶんお世話になり実質的に私の本拠地に近い状態になっています。ここ数年ずーっとこの会場ですが、なぜかこの会場に来ると落ち着くので今年もこちらでセプコンに参加させていただきました。

確かにフライヤーその他もなくなって趣きは大きく変わりました。

しかし参加されたミュージシャン(プロ&アマチュア)の方たちの平和への祈り、思いが低下しているわけではありません。

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皆さんそれぞれの方法で音楽による平和の願いを表現していたと思います。

いろいろと面白いのもありました。このアンサンブルは一見クラシックのピアノトリオかと思いきやピアノトリオで「酒とバラの日々」という変化球、なかなかエスプリの感じでおしゃれでした。

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ちなみに私はオリジナル曲のShort Storyと Gotham City Waltz  そしてセプコンでは毎年演奏するイマジンをやりました。

いうまでもなく日本の平和主義は今大きな危機を迎えています。来年の今頃にはおそらく憲法改正による国民投票が行われる可能性がはっきりいって高いです。安倍政権は憲法にあのヒトラーが独裁体制を合法的に築くことができた緊急事態条項を憲法に盛り込もうと画策しています。それが安部晋三の究極的な目的であり、それが日本国憲法に盛り込まれるようになったら日本の平和主義は終わりです。

そしてその時には今日私が演奏したジョンレノンのイマジンは二度と演奏できなくなる可能性があります。

現在の日本国民が政治に対して無関心であり続け、選挙にも行かない、大多数の国民がただ何も考えず周囲に流されたままになっている現在の状況では非常に高い確率で日本がそうなってしまう可能性が高いと考えます、
すでに政府の広報機関となりさがった日本のマスコミはおそらく緊急事態要項の必要性を解く言質をおそらくはばらまくでしょう。そして大多数の日本国民がそれを鵜呑みにし憲法の国民投票もおそらく国民の半分も投票しない。

そういう事態になったら間違いなく戦前のドイツと同じ運命を日本はたどることになります。正直現在の民意の低い状況が続けばそうなる可能性は極めて高い、といわざるを得ません

そういう時代が来ないことを心の底から望むばかりです。正直杞憂であってほしいと本当に心の底から思います。

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初めて参加した時よりは経費削減その他でずいぶん変わりましたけど参加者の平和への思いは変わらないことを感じたので安心いたしました。

個人的にはセプコンのがテーマ曲”You Can”を参加メンバーの皆さんと歌いたかったですけどね。
また来年も開催されることを望みます。

そもそもこういう試みが弾圧される日が来るのではないか、という危惧を持っていますが..

 

 

 

9月 18, 2016 イベント・コンサート | | コメント (0)

2016年9月14日 (水)

「戦士たちの憂鬱」観劇ー昨今の日本の風潮ー無関心,思考停止,自分の好きな情報しか見ない自分だけがよければいいという風潮の風刺劇,

ある映画関係者 の誘いで映画監督の窪田将治監督が演出する劇があるということで新宿のシアターモリエールに行った。『涙の数だけ笑おうよ 林家かん平奮闘記』が上映されている角川シネマ新宿から歩いて数分の場所である

映画音楽に関わるようになってから映画だけでなくこういう演劇を見に行く機会も増えてきている。これは必然的な流れといっていいだろう、

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実は演劇の内容は事前にあまり聞かされていなかったのだが観劇して驚いた。

かなり昨今の安倍政権のタカ派、秘密保護法、憲法改正で緊急条項を目論む、その動きに対して殆ど危機感も持たず、政治に無関心、選挙にも行かない昨今の日本の風潮を強烈に風刺、批判した劇である。ポリティカルなテーマをコミカルに描いた意欲作だ。

題して「戦士たちの憂鬱」

舞台は防衛庁の架空の外郭団体である「地球防衛軍」の基地

勿論ウルトラ7の「地球防衛軍」とは別物である。台詞には「国家機密保護法」「防衛予算」「憲法改正」そして「緊急事態条項」などという言葉がバンバン飛ぶ。

しかしそうした安部政権の暴走に対し、昨今の日本国民は驚くほど寛容で芸能人のスキャンダルには目の色かえて正義面して叩くが、安倍政権の政治家の不祥事にたいしては驚くほど寛容になっており、政治や安部政権の政策に対しては驚くほど無関心、である。

この舞台はそういう昨今の日本社会の風潮に対して激しい警鐘をならしている。私ももう1つのブログでこういう昨今の日本の風潮に対し警告をしてきたが、選挙の投票率も一向に上がらない、日本の平和憲法が危機的な状況に陥っているのに国民の危機感0 国民の大多数が無関心 という傾向が一向に変わらず私自身はただひたすら空回り、

正直挫折感を味わっている

この窪田将治監督が演出する舞台はそのような風潮に対して危機感を持っているクリエーターは私だけではないということを感じさせてくれて正直少し力をもらった気がする。まさに私が常日頃昨今の日本について思っていたこと、感じていたことをそのままこの演劇で表現してくれた。

とはいえ、テーマはそういうわけで重い。 だからストレートすぎては押し付けがましいものになってしまうし、舞台としてはつまらないものになってしまうだろう。

しかしそこは演劇、テーマは重いがやはりコメデイタッチのエンタテインメントとして舞台は作られている。いささかオチャラケや悪ふざけも盛り込んでいて、「押し付けがましくない」ように充分に配慮されている。

全体としてはかなりシニカルなブラックコメデイーに仕上がっている。そしてこの劇のクライマックスを窪田監督がどういうふうにするか、見ながら大いなる興味を持って見ていた。

またこの舞台、どこかで上演されるかもしれないので、あえてクライマックスを書くのはやめておこう。

ただこの舞台は演劇なのだけれど終わり方は非常に映画的な終わり方をしている、という風に感じた。 ひとことでいえばあえてぶった切ったのだ。

これ以上いうのはやめておこう。(^^;)

とにかくいえるのは 面白かった 

 

Yuutsu01

 

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この窪田将治監督は劇場公開映画を数多く手掛けている監督だが、今日の演劇でかなり気が合いそうな気がする。機会があれば飲みながらでもいろいろとお話しできれば、などと考えている。

これはもっともっと多くの人にみてもらいたい劇である。どこか別の地域でも公演されることを望む

はっきりいって今非常に民意度が低い日本 という国

何とかこの舞台を見て無関心、ただただ周囲に流されていればいいという思考停止の傾向,、自分の好きな情報しか見ない、自分だけがよければいい、といった風潮が極めて危険である、という風に思ってくれる、気付いてくれる人、が少しでも多くなることを願うばかりである

http://www.asobist.com/entame/cinemapia/20160726.php

出演:
アイアム野田(鬼ヶ島) 松田佳央理 さいとうりな / 中野マサアキ 渡部みずき
中村公隆 小園司 山下徹大 幸 田村依里奈 / 矢部太郎(カラテカ)

作・演出:窪田将治
舞台監督:西山みのり
照明:小松崎愛子
音響:吉田望
美術:小林奈月/衣裳:森内陽子
チラシデザイン:HARRY画伯
振付:結樺レイナ
音楽:與語一平
企画・製作:株式会社クラスター
制作:中野マサアキ
制作協力・票券:Nana Produce
協力:FAITHentertainment

 

 

 

 

9月 14, 2016 イベント・コンサート | | コメント (0)

2016年8月13日 (土)

コンサートイベント三連チャンが終わって

8月10日から昨日の12日までライブイベントが3連チャン
10日、11日は私が管理人をしているFacebookグループ「音楽家&音楽及び関連業界キャステイング」のイベントでMusic Session Vol2として開催。10日は音楽異種コラボレーションセッションと題してマルチメデイアなステージを開催し、11日は極上女性シンガーソングライターセッションと題して美貌、歌唱力、音楽性3拍子揃った女性アーチストによるイベント

もっとも11日は主催者ではあっても演奏はしなっかたけど、10日、11日ともに手前味噌だがとても内容のあるライブイベントだったと思う。天候による不運(10日に小田急線と井の頭線が豪雨で両方止まる)もあったがいろいろと反省点や課題は個人的にはあるけど6月のイベントと違い今回、イベントの内容には満足している。但し今回やったことはこれで終わりではなくこれからのいろんなことへの始まりであるという点は強調しておきたい

そして昨日は恒例のラグタイムコンサート@名曲喫茶ヴィオロン 暑い中大勢の方にご来場いただきました。

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セットリストは以下のとおり

・Original Rag (Joplin)
・Maple Leaf Rag(Joplin)
・Humoresque(Dvorak)
・I got rhythm(Gershwin)
・Summertime(Gershwin)
・The Entertainer(Joplin)
・Heliotrope Bouquet(Joplin)
・Chrythenthemum(Joplin)
・Short Story(Ohno)
・3 Riffs for the piano(Ohno

・The cascades (Joplin)
・Wall Street Rag(Joplin)
・Bethena(Joplin)
Pleasant Moment(Joplin)
・Gotham City Waltz(Ohno)
・Modern Times(Chaplin)
・As Time goes by(Hupfeld)
・Lost Forest(Ohno)
・Scott Joplin's New rag     (S. Joplin)
・Magnetic Rag (S. Joplin) 

・Ragtime Sonatine(Ohno)

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次回のラグタイムは11月24日、ラグタイム王スコットジョっプリンの没後99年ー仏教でいう100回忌に行います。「ポピュラーミュージックのご先祖様」にあたるラグタイムの名曲を数々残したスコットジョっプリンの功績をたたえる内容にしたいと思う。

ライブイベント三連チャン、我ながらようやったと思うが、私は音楽の世界を再生するキーポイントとして「ライブ」と「映像〜それも制作現場と密接にリンクした形での映像」の二点について考えている。後者の映像はもはやすっかり効果がなくなってきた安易なタイアップではなく。映像制作の現場から音楽を映像関係者と共同でテーマソング、挿入歌等を作っていくというプロセスを考えている。私が管理するFacebookグループ「音楽家&音楽及び関連業界キャステイング」が音楽のグループなのに映像、映画、アニメ関係者を多数参加させているのもそのためである。

元々音楽というのは「演奏する空間ーライブ」で体験する空間+時間の芸術形式である。それがレコード、CDから音楽配信やストリーミングで流れるにしても、それは音楽の一エッセンスを示したに過ぎず、そのアーチストの本質の一端を示しているに過ぎない。

いずれにせよ「ライブ」「映像」 この2つをキーワードに今後も音楽文化復活の戦いを続けていく所存である。

 

 

 

 

 

8月 13, 2016 イベント・コンサート | | コメント (0)

2016年8月 5日 (金)

新宿サンモールクレストでのゲームアニメ交流会ー音楽家ミュージシャンの出席増加の映像系交流会

しばらくとあることでブログ更新のエネルギーが削がれていたんですが、今日は楽しい交流会でもあったので少し書く気になりました。また別件で書きたいこともあるので、それは追々更新、書いておきます

二か月に一度行われる「ゲーム・アニメ交流会」
今回は夏ということもあって場所を変えなんとプールがあるサンクレストモールの9階ーシアターサンモールの上が会場です。

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何でも旧市川昆監督邸だったそうです、こんな豪華な家に住んでいたんですね。なんでも後で聞いた話では元々はタレントの山田邦子がオーナーでビルにはテレビ業界人なら誰もがしっている「サンモール・ビデオスタジオ」があったそうです。そして最上階に市川昆監督が住んでいた、ということらしいです。かなり豪華な一室で、どれだけ豪華かは早めに会場にいったので始めは閑散としていた時の写真でわかると思います

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これがしばらくするとこのとおり

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我々フリーランスの人間にとって、こういう交流会は「営業活動」の機会でもあります。確かに飲んだりはしますが、やはり真剣勝負です。

特にこのアニメ交流会はかなりのレベルのアニメ、ゲームの業界人が参加されるアニメ交流会、アニメの分野で仕事したい方はおすすめの交流会です。

そのためFacebookでイベント告知してもあっという間に参加者が定員に達してしまいます。本日は当日になってキャンセルが結構出ましたが、それでもあっという間に埋まりました。

そして今回はいつもと違う会場、なんとプール付きの会場ということでww

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実際結構の数の参加者がプールで泳いでいました。

しかしアニメ ゲーム交流会ならでは、の

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コスプレ!!  写真は黒井杏蜜さんです

実はコスプレーヤーというのが職業になっている、というのは最近知ったんですけどね(笑)

それにしても前回もそうだったんですがアニメゲーム交流会なのに音楽関係者、ミュージシャンがめちゃくちゃ多かったですね、
実は今年の初めのお台場での「映画交流会」でも多数の音楽家が参加しています。

これはちょっと前なら考えられないことでした。ミュージシャンというのはとかく自分の殻に閉じこもりがちなのですが、今はそういう考えではダメだ。という考えが音楽の世界の中でも定着しつつある、ということでしょう。

これが意味することは明らかです。音楽と映像はもはや切っても切れない関係になりつつある、ということ そして映画、アニメ、ゲームの力をかりて音楽の世界を活性化させよう、とみんなが考えている、という点でしょう。

実際特にこのアニメ、ゲーム業界、どこかの業界と比べてみれば遙かに活気があります。これも毎回同じことをいってますが

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ちなみに私のFacebookグループの交流会でもよくやりますが、お知らせタイムもあります。

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私もこのお知らせたいむに参加させていただきました。
今回はご存じの通り9月3日劇場公開のドキュメンタリー映画「涙の数だけ笑おうよ」9月24日公開「中野JK 退屈な休日 Boring Holiday」の告知もしておきました。

時間が経つのは早くあっという間に終わりました。
ちなみにこういう交流会では私は用意した資料(音源+プロフィール)は必ず全部配る、というノルマを自分に課しているんですが。今回も用意した資料全て配り終えました。ノルマ達成!

また次回へのお楽しみ、ということで

 

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8月 5, 2016 イベント・コンサート | | コメント (0)

2016年7月18日 (月)

ご当地ソング盆踊り「サンシテイ音頭」 お披露目に立ち会い

正直、私が盆踊りの曲のアレンジ(編曲)をやる、などとは考えもしませんでした

最近「映画つながり」で音楽の仕事の依頼を受けることが多いのですが、今回もそのつながりで東京板橋区中台にあるサンシテイという団地の管理組合からの依頼でサンシテイのご当地ソング「サンシテイ音頭」の編曲をやらせていただきました。
レコーデイングの模様は当ブログの記事に書いてあります。
■ご当地ソング(盆踊り)レコーデイングを行いました  
https://kyojiohno.cocolog-nifty.com/kyoji/2016/03/post-6f55.html

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高速道路が近くに通ってはいるものの閑静な団地で「中庭」には東京ドーム一個分の広さの「森」のような空間があります。緑豊かな団地です

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1915世帯、約5000人が住んでいる地域らしいですが、コミュニテイ意識が強く団地で活発にサークル活動に行っているようです。そんな中、この団地のご当地ソングの編曲の依頼を受けました。

団地の広場にイベント会場が設置されておりました。

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ストリートライブ

結構クォリティー高いアーチストが参加していました

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そして今回のご当地ソングであるサンシテイ音頭を歌ったふうかさんのステージ

ふうかさんはパリでのJapan Expoに出演して帰国したばっかりですが疲れも見せず楽しく歌っていただきました。

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ふうかさんは子供のころから長唄をやっておられ、なおかつ歌も歌われるということで、今回のサンシテイ音頭はふうかさんの三味線ソロもフィーチャーしています。

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今回の盆踊りだけでなくふうかさんのジャパンポップスも歌ってます。アニメソングも歌った経験がありますので、日本の伝統音楽のバックグラウンドがありながらも新たな日本の音楽の表現を模索しております

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まあ以前も同じことを書きましたが、私の普段の音楽スタイルとう音楽によく取り組めたな、という見方もあるでしょうが、今回のアレンジのテーマは「盆踊り」と「ダンスミュージック」の融合

それもあって果たしてその試みが成功したのかどうか、実は内心不安でした。今日このお披露目に顔を出したのはその意味もあります(笑)

そして盆踊り大会の始まり、ふうかさんもサンシテイ音頭が流れて踊っている時は歌っていただきました。

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とりあえずみなさん楽しく踊っていただいたようで安心いたしました。

ふうかさんも盆踊りに参加!! ww

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今回盆踊りの音楽(何とAKBやきゃりーぱみゅぱみゅの歌も使われました)を見て私なりの発見と思うところがありました。それはこれから別の記事に書こうと思います。

とりあえず無事お披露目はつつがなく終わりました。私もほっと胸をなでおろしているところです。

 

 

 

 

 

 

 

 

7月 18, 2016 イベント・コンサート | | コメント (0)

2016年6月28日 (火)

ライブしながら映画撮影ーに参加しました

日曜日はシンガーソングライターの白井愛子さんのピアノサポートとしてライブに参加しましたが、このライブが一風変わったものでした。

 

何でも映画「陽光の木の下で」の1シーンの撮影がライブのようで、しかもお客様が監督の指示でアーチストの応援歓声をあげる等、観客参加型公開撮影というものでした。

 

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結構映画には多く関わっているんですが今回は映画音楽の作曲ではなく、本職の音楽家のキャストとして撮影に参加します。こういうのって初めてじゃないかな?、と思います。 エキストラとか鼻歌指導とかで撮影現場に行ったことはありますけどね

 

 

 

私がサポートした白井さんはキングレコードからCDを出しています

 

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撮影は順調すぎる、くらいに進みました。映画での白井さんのコスチュームです

 

 

 

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ところで開場の「赤坂ピアノラウンジBフラット」は赤坂にあるんですが、我々業界の人間が赤坂のBフラットといいますと老舗のジャズハウスになりますが、実はてっきり会場がそちらだと思っていました。

 

 

 

赤坂ビーフラットに行ってみたら、ビッグバンドがステージにいて、お店の人がお客さんからオーダーを取っている、とてもリハなどしているようには見えない。だいたい撮影チームなんてどこにもいやしない。 で白井さんに連絡してみたら 赤坂ビーフラットではなくて「赤坂ピアノラウンジBフラット」、同じ赤坂でも全く方角が違ってしまい焦りました

 

まあこんな感じの会場でした(^^;)

 

 

 

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あと何も聴いてなかったんですが突然イベントの最後に出演者全員が「おーシャンゼリゼ」を歌うことになり、なりゆきでそちらのピアノもやることになった(^_^;)  まあ簡単な曲だからこの程度はすぐできますけど、まあいろいろあった一日でした。

 

 

 

 

 

6月 28, 2016 イベント・コンサート | | コメント (0)

2016年6月24日 (金)

没後100周年カウントダウンスタートライブ  ラグタイムコンサート@名曲喫茶ヴィオロン

本日も無事終了いたしました。

 

これから1年にわたってスコットジョっプリン没後100周年に向けたカウントダウンをを始めます。再来年は生誕150周年になります

 

Scottjoplin

              

Scott Joplin  1868-1918

 

 

 

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セットリストは以下のとおり
前半
1. Georgia on my mind
(Carmichael)
2. Original Rag     (S. Joplin)
3. Maple Leaf Rag(S. Joplin)  
4. The Entertainer (S. Joplin)
5. Modern Times (C. Chaplin)
6. As Time goes by(Hupfeld)
7. Heliotrope Bouquet (S. Joplin) 
8. Chrysenthumum  (S. Joplin)
9. Easy Winner(S. Joplin)
10. Short Story (Kyoji Ohno)

 

後半
11. Cascade     (S. Joplin)
12. Wall Street Rag     (S. Joplin)
13. Humoresque (A. Dvorak)
14. I got rhythm (G. Gershwin)
15. Summertime (G. Gershwin)
16. Bethena (S. Joplin)
17. Pleasant Moments(S. Joplin)
18. Gotham City Waltz(Kyoji Ohno)
19. Scott Joplin's New rag     (S. Joplin)
20. Magnetic Rag (S. Joplin)
21. Lost Forest(Kyoji Ohno)
22. Ragtime Sonatine(Kyoji Ohno)
  

 

次回のラグタイムコンサートは8月12日 同じ阿佐ヶ谷ビオロンにて行います。

 

 

6月 24, 2016 イベント・コンサート | | コメント (0)

2016年6月 3日 (金)

アニメマンガゲーム中心エンタメ親睦会二回目の参加

今年の3月31日に初めて参加した「アニメマンガゲーム中心エンタメ親睦会」 今日で二回目の参加です。場所は代々木アニメLive ステーションにて行われました

 

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平日ということもあって出足は少し鈍かったですが

 

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会場は定員240名のイベントで最終的にはほぼ満員になりました。

 

今回は私のFacebookグループでもイベントのシェアをしましたが、結構ミュージシャン,音楽関係者が多かったですね。この手の集まりですとちょっと
前でしたらミュージシャン、音楽業界関係者は数えるほどしかいなかったのですが、やはりそれだけ音楽業界以外に活路を求めている人が多いということでしょ
う。前回も同じことを書きましたがもはや「業界」というのもおこがましいほど機能していない音楽業界とはあまりにも対照的に活気があるのがゲーム、アニメ
業界。 知り合いで参加して音楽関係者には「圧倒された」という感想がありました。まさにその通りでしょうね

 

アニメ交流会ならでは(^^)

 

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ちなみにフリーザさんが出た時ドラゴンボールのBGMがなりましたが、影山ヒロノブバージョンでした(^_^;)

 

以前にも書きましたが、こういう交流会はたしかに一種の「飲み会」ではありますが、我々フリーランスにとっては「営業」の重要な機会であり、真剣勝負でもあります。交流会で必ず自分に課しているのは用意した音源入りの資料は必ず配ること。昨日もそれを達成いたしました。

 

今回は前回よりはゲーム、アニメ関係の大手さんが参加されていました。前回よりは成果があったように思います。

 

またありがたいことに昨今はfacebookを始めとするソーシャルネットがあります。この交流会を機会にそういう人とつながっていく、というのが重要です。

 

もうかなり前に「リトルラバース」(1と2nd)というゲームの音楽をやって以来 アニメ系とはすっかりご無沙汰になりましたが、映画音楽関係が少し軌道に乗る雰囲気が出てきている関係、再度アニメの分野でも同じような成果をおさめることができれば、などと考えています。

 

私は何度も書きますが21世紀は映像の世紀である、と位置付けています。そして正直、今映像制作にお金が集まり始めているのを感じます。映画やアニメのファンデイングーとりわけ日本を代表するコンテンツであるアニメ。ゲームが投資家に注目されています。これは我々のような映像制作に関するスキルを持っている人間にとって大きなビジネスチャンスになる可能性があります。なんかコンテンツ制作で久々に面白いと思える雰囲気を感じています。この流れに乗り遅れないように今後も動いて行きたいと思います。

 

はっきりいって音楽業界などもはやどうでもいいです。つぶれるのなら早くつぶれてしまえ、とさえ思いますね

 

 

 

 

6月 3, 2016 イベント・コンサート | | コメント (0)

2016年5月 6日 (金)

当事者でもないくせに当事者面する不謹慎厨など吹き飛ばせ!! イベント交流会に参加

少しキツイ表現がこの記事に出てきます。そういう表現が苦手な方はスルーして下さい

 

熊本大地震から3週間経ったが、別ブログでも書いたが今回のネットのバカによる不謹慎厨、不謹慎狩りには本当に心の底から腹を立てている。ボランテイアや寄付行為をしている芸能人(一般人まで)を「売名行為」などと難くせをつけて叩くなどもはや狂気の沙汰である。このネットの暇人バカ連中は今回は超えてはならない一線を越えたと考える。特に紗栄子を始め井上晴美など芸能人に「荒らし」行為を行った輩はIPを記録⇒通報し、プロバイダー契約解除等を含むネットから追放する措置を取るべきである。

 

こいつらは現代のネット社会、情報社会にとって極めて有害百害あって一利ない連中であるからだ。

 

こういう「荒らし」の常習犯である「ネットのバカ暇人」はネトウヨと同じで卒業することを知らない、自らの責任も非も絶対認めない(したがって反省しない)輩である。問うて話す相手ではないので、このような輩はネット社会を健全化する意味でもこういう有害なユーザーをネットから永久追放することを提言する。

 

そして昨日日本イベント協会の定期的な交流会に参加した。前回の東日本大震災の時にもネット暇人バカ連中による不謹慎厨が吹き荒れ、多くのイベントが「自粛」の名目で中止に追い込まれた。だがそれらの「自粛」というのは実際の被災者の声に基づいた動きではなく、被災者とは全く無関係の第三者によって判断されたものである。実際の被災者は励ましてもらいたいのであり、明るい気持ちになりたいのである。元気になりたいのである。これは実際に被災者に接した人からの声である。

 

それゆえ災害時にイベントを行うのは不謹慎という不謹慎厨は当事者でもなんでもないバカが当事者面して、それに難くせをつけて他人を叩くという、挙句の果てはボランテイアや寄付行為をした芸能人や一般人まで「売名行為」などといって攻撃するというエセ正義の味方面して極めて非道な行為を行っているのだ。もはや偽善者などというレベルではない。どちらが被災者のことを本当に考えているかいうのもバカバカしいくらいだ

 

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実際それはイベントの現場にいる人たちのほぼ一致した見解である。

 

ちなみに今回の「日本イベント協会」(JEA)の会長は熊本出身であり、今回の交流会では被災者への募金活動も行われた。私も本当にささやかではあるが募金させてもらった。

もちろん交流会に参加する、というのは参加者各自仕事上の目的がある。交流会は単なる飲み会ではなく、特に我々のようなフリーランスにとって重要な営業の機会となっている。

 

しかしそれは日本を元気にする、という目的のもとで行っているので不謹慎厨、不謹慎狩りなど言語道断の行為である。

 

実際日本を元気にするというのは日本イベント協会、JEAのキャッチフレーズでもある。

 

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今回はイベント主催者とイベントパフォーマーの交流会、このように「仕事を依頼する」方を「依頼される側」を交流会で同席させるのは今の交流会の定石といっていい。私もFacebookグループ「音楽家&音楽及び関連業界キャステイング」の交流会をそのようなものにしたいと考えて主催しているし、そういう内容だからこそ出席者もメリットを感じて参加しているものだと考える。

 

ソーシャルネット時代に入ってからこういう交流会が増えているのは、ソーシャルネットというツールをいかにリアルな世界に有益にむすびつけるか、ということを多くの人が考えているためで、特に若い層はそうしたネットツールを実にスマートに使いこなしながらビジネスや人脈のネットワークを広げている。何度もいうがリア従とかリア従じゃない、などと論じていること自体がもはや時代遅れなのである。

 

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会場ではデモ演奏や実演も毎回行われている。これは日本イベント協会の有料会員(年間3000円)ができる特典である

 

私もイベンターやちょうどいい塩梅に映画関係者も参加したので名刺交換した。具体的にいい仕事の流れになってくれればいいのだが

 

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この日本イベント協会の交流会は毎月行われている。毎月参加はさすがに無理だが、自分のライブ演奏の機会、やイベント出演の案件等を増やしたいと考えているため時々顔は出そうかなと考えている、

 

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参加者による記念写真

 

最後に大災害、震災の後にイベントを行ったり、芸能人や一般人のボランテイアや寄付があくまで売名行為で不謹慎だと言い張るおバカさんに以下の例を示す。
当事者面しているバカではなく、本当の当事者である被災者の皆さんがどういっているか。

熊本に来た芸能人すごいな~ 他にも上地雄輔とかコロッケとか江頭とかもちょー豪華 こんなん元気でるし嬉しいよね


「芸能人の支援は、よかもんはよかもん。嬉しかですよ」


「子供たちが地震でかなり落ち込んだんです。だけど、昨日、中居クンがきとったらしいけど、子供たちは大喜びでしたよ。被災者が芸能人を叩くんだったら筋が通りますけど、よそ者には関係ない。“叩くな、バカヤロウ”って感じです

不謹慎厨の名の元に「荒らし」行為を行っているバカの方がよっぽど不謹慎で有害な輩であることはこれでおわかりいただけるであろう。

 

 

 

5月 6, 2016 イベント・コンサート | | コメント (0)

2016年4月15日 (金)

音楽家&音楽及び関連業界キャステイング第三回業界交流会 超満員の中無事終了

交流会のレポートをする前に交流会の最中に九州、熊本を中心に震度7の地震の報があり大変驚きました。既に9人の方が亡くなったようで被害状況も心配です。被害に遭われた方お見舞い申し上げます。
幸いFB等、ソーシャルネットでつながっている九州方面在住の方の全員の無事が確認されました。よかったです。まだ余震等があると思いますのでくれぐれもお気をつけください

私が管理するFacebookグループ「音楽家&音楽及び関連業界キャステイング」の第三回の交流会、音楽関係者だけでなく音楽を使う関連業界の方を始め、音楽もジャンルに全く関係なく新たなコラボレーションを誘発できるような環境作りを目的としています。

今回は参加予約があらかじめ会場のキャパを上回るくらいに来ていました。

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交流会は勿論通常の歓談もあるんですが、やはり目玉は参加アーチストによるライブショーケース 今回はおそらく今まででもっとも内容が充実していたように思います。
今回は今までと違い少しライブショーケースの趣向を変えました。
管理人の私の「なんちゃってーバンド」であるジャンブルというユニットで交流会とライブショーケースのイントロダクションの演奏を行いました。

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今回は入場者が多くかなりドタバタしてかなり仲間に助けられました、感謝です。

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トップバッターは台湾と日本のハーフの張愛ちゃんのユニット雨天晴(うてんせい) 愛ちゃんは台湾でモデルもやっており、現在ボーカリスト、女優として修業中です。今後の活動に期待です。

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シンガーソングライターだけでなく映画俳優としても活躍の谷洋幸君。 彼と私とはニューヨークつながりでもあり、映画の世界にもお互い近いことから身近な存在でもあります。(^^)

そして今回私がもっとも将来性があると考える女性アーチスト、今回彼女のステージを個人的に一番楽しみにしていました。マキタマシロちゃんです。

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マシロちゃんは私がお世話にもなった海援隊のベーシスト牧田和男さんの姪御さんになります。ビジュアルよし、声よし、あとはプロデユースをきちんとすればかなり強力なアーチストになると思います。

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歌う時の表情がとてもいいです。これをもっと磨けば人の心をうつ歌い方ができると思います。
そして今回はベテランのアーチストがライブショーケースに参加して下さいました。

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前回も参加いただきました声楽家の山村響さん。声楽で歌謡曲を歌うというユニークな活動をされています。

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そしてこんなすごいキャリアの方にライブショーケース出演をお願いしていいのだろうか?とすら思いました、大ベテランの八月(はづき)真澄さん。劇団四季を多くの人気ミュージカルの初演時に出演。その鍛え抜かれた歌唱力はもうさすがとしかいえませんでした。

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ラストは本日のプリマドンナ、佐藤智恵さん なぜか私がピアノ伴奏してますが(笑)

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計算どおりプリマドンナが出ると会場は盛り上がりますね。(^^)

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さらにこの交流会はライブショーケースだけではありません。
「お知らせタイム」というものももうけております。

ライブショーケースの前半と後半の間に毎回もうけているもので、これは会場の皆さんへの告知であると同時に会場にどういう人がいいるか、ということが皆さんにもわかるようになりますので、名刺交換や交流がしやすくなる、という意味もあります。

今回はCom Cafe音倉の女将で今年で歌手生活40周年になる庄野真代さんから、グループメンバー特別優待のお知らせを始め、11月に公開予定のマーチンスコセッシの「沈黙」に出演で現在とあるプロジェクトで一緒に動いていて、ハリウッドと中国両方にパイプを持つ鈴木誠克君

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もう長いつきあいのMPJことミュージックポートジャパンの面子のお知らせ

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その他多くの方が「お知らせタイム」を活用しました。

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締めは一応私のピアノ演奏です。

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このいわば音楽の「異業種交流会」、とりわけ映画、映像関係と音楽関係との交流を重視していますのは私が映画やいわゆる劇伴音楽をやっているからだけではありません。

最も大きな理由は私は21世紀は映像コンテンツが主役の時代である、という位置づけをしているからです。そして何よりも音楽も演劇も映像というメデイアなくしてはこれからは広がって行かない、という現実があるからです。

その理由は以前このブログ記事でも書きました。そして今水面下で映像を中心にいろんなことが水面下で動いております。それに関しては近日中に改めて書こうと思います。

取りあえず関係者、そしてライブショーケース出演者の皆さん お疲れ様でした、

そして予想以上の多数の皆さんにご来場いただきありがとうございました。

 

 

 

 

4月 15, 2016 イベント・コンサート | | コメント (0)

2016年4月 2日 (土)

日中文化交流公演で二胡のコンサートに行ってきました。

さる人のお誘いで東京亀戸のカメリアホールにて東京中国文化センター主催の中国民族楽器による「二胡縁」というコンサートに行ってきました。実は映画関係のつきあいなのですが、最近不思議なことに音楽関係のつながりよりも映画関連の人経由で音楽のコンサートに行ったり、音楽制作の案件が来たりします。

 

 

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二胡というのはご存じの方もいらっしゃると思いますが、中国の民族楽器で2本の弦を間に挟んだ弓で弾く楽器です。よく胡弓と混同される方がいますが、胡弓は日本の伝統楽器として定着したもので、二胡に似てはいますが直接のつながりはないようです。文字通り2本の弦で奏でる楽器です。

 

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非常に繊細な楽器で音の強弱もかなり幅広くあり、表現力がある楽器だと思いました。実際に本物を目の前で見たのは初めてですが、非常に音色、音質、いろんな面で興味深い楽器だと思いました。

中国民族楽器のアンサンブルということで二胡以外にも中国の箏である古事揚琴という東ヨーロッパのチンバロンのような楽器等が演奏されました、これにチェロとパーカッションが加わりますがこの両名は日本人の演奏によるものです。

中国の事である古事は構造は一見日本の事に構造が似ていますが、弦の数は20本以上あったでしょうか?音色はしかし日本の箏よりはハープに似ています。

揚琴は先程ヨーロッパのチンバロンに似ているといいましたが、本質的に両者は同じ構造の楽器といって差し支えありません。揚琴は弦をハンマーでたたく打楽器でこれはヨーロッパではピアノに発展します。よくピアノの前身はチェンバロとかクラビコードとお考えの方が多いように思いますが、同じ鍵盤を使っても楽器の構造は全く異なり、チェンバロはギターに近い弦楽器であり、ピアノはこの揚琴のような打楽器と考えていいと思います。

ちなみにチェロはアレンジ的には中国北部の馬頭琴(中国名はピンイン)のような演奏をしていましたね。チェロも馬頭琴も音域はほぼ同じですから、そういうアレンジにどうしてもなるでしょう。

 

 

 

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四人のアンサンブル、西洋の弦楽四重奏曲とはちょっとちがいますが(チェロにあたるパートはない)一番右が弦楽四重奏曲でいう「ヴィオラ」の役割をしています。桜の季節にあわせたアンサンブルのオリジナルで日本民謡の「サクラ」のアレンジした曲でした。

 

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今回のコンサートの実質的な企画者は中国の方ですが日本在住で「日本二胡振興会」というNPO法人の代表もつとめています。その関係で日本人の生徒さんも参加されたステージがありました。

 

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実は今回のコンサートの企画された方とはとある案件がらみもあってこのコンサートに出向いているのですが、現在その詳細については現時点ではここでは明かせません。
正式に案件として決まればここで発表したいと思いますが、もし実現すれば映画ドラマ音楽作家として私の云う第3段階に入る内容の案件です。

今は残念ながらそこまでしかいえません(^^;)

 

正式に発表できること、つまりグッドニュースであることを祈ってこの記事の終わりとします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月 2, 2016 イベント・コンサート | | コメント (0)

2016年4月 1日 (金)

アニメ・マンガ・ゲーム・エンタメ業界親睦会に参加しました

ご当地ソングの案件も終わり、すべてが一段落したこともあり今回初めてアニメ・マンガ・ゲーム・エンタメ業界親睦会」に参加させていただきました。

 

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会場が代々木アニメliveステーションということもあり、アニメ、ゲームの業界関係者、声優、ライターそして私のような音楽関係者が多数出席していました。

 

しばらく実写の映画やドラマの仕事ばかりでゲーム、アニメ系とは離れていたのですが、やはりアニメ業界もゲーム業界も活気がありますね。どこかの某音楽業界とはえらい違いです。

 

この様子を実感して再びこちらの分野のお仕事もさせていただければ、と思い今回参加させていただきました。

 

他のブログ記事にも書きましたが21世紀は間違いなく映像コンテンツが主役の時代、それもシロウトのような低クオリティの映像コンテンツではなくプロフェッショナルな映像コンテンツがこれから重要になってきます。日本という国の持っている強みとしてやはりマンガ文化ーアニメ、ゲームコンテンツが世界的に評価されているという点は21世紀に入りやはり大きな武器になりうると思います。

会場では勿論多くのイベントが行われました。

 

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アニメやゲームの業界関係者が多数出席していましたが、私はアニメ関係者中心に名刺交換しました。ゲームは日本も世界では高い位置にいますが、かなりピンキリでドラゴンクエスト、やファイナルファンタジーのようなゲームは全く別格、8割くらいは低予算で音楽も音楽専門学校のアルバイト学生がやっている、などというのが実態ですので、そこそこの予算を確保しているアニメ関係者の方をターゲットにしました。結果はアニメ関係者だけではないですが名刺交換数は30枚近くになりました。

また今回のような交流会に参加する場合いつも自分に課していることがあるのですが、それは用意した資料(プロフィール、デモCD)を必ず全部配るという目標をたてています。定期的に参加している映画交流会でもずっとそれをやってきましたし今回のアニメ・マンガ・ゲーム・エンタメ業界親睦会」でも用意した資料を全て配り終えました。寧ろ足りないくらいでした。

 

今でこそ劇場公開の映画に関わるようになりましたが、やはりそういうことを続けていくことが重要です。ソーシャルネットが普及してありがたいのはこういう交流会が増えたことですね。こういうネットツールをリアルな実益に結び付けることが重要です。

 

ソーシャルネットが普及する以前は。こういったオフ会、交流会はあまり行われませんでした。その意味ではFacebookを始めとするソーシャルネットツールは実にありがたいものです。

 

 

 

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経験上そんなにすぐに仕事にむすびつく、というほど甘くはありませんが、大事なことはこういうことを続けていくことです。また機会があれば参加したいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

4月 1, 2016 イベント・コンサート | | コメント (0)

2016年2月22日 (月)

久々の「映画人交流会」@お台場ー参加者の皆さんお疲れ様でした

昨年はなかったので何と一年三か月ぶりになるお台場「東京カルチャーカルチャー」での「映画人交流会」に行ってきました。

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場所はお台場の大観覧車の真下にあります。Zepp Tokyoの二階です

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以前も書きましたようにこの交流会は映画に携わるスポンサー、プロデューサー、監督、スタッフ、キャストが総勢100人以上集まりわいわいやる「映画人交流会」です。交流会は数多くあっても映画関係でこれだけの関係者が揃う交流会は他にないと思います。

実は映画音楽作家として本格的に活動することを決意して6年、おかげさまで現在は劇場公開の映画を定期的にさせていただくところまで来ました。この交流会に出席していなかったら現在の自分はなかったといっていいと思います。
この私にとっていわば「恩人」に近いということもあるので非公式なボランテイアをかなりやりました。具体的には私が管理するFacebookグループでも告知し、音楽関係の人でも映画関係に関わりたい人への参加を呼びかけました。そのせいかたぶんいつになく音楽関係者が多かったと思います。

会場には映画プロデユーサー、監督、女優、俳優、カメラ、メイクさん、プロダクション関係 キャステイング関係者、そして今回当グループで告知した関係でしょうか? 音楽プロデユーサー、作曲家、声楽家、その他ミュージシャンも参加しました。

音楽の世界もそうですが映画の世界もどんどん良くなってほしいと思いますからね。

毎回行われますが映画監督による「映画のプレゼン」が行われました。

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今回は告知がやや遅めだったのですが、それでもこれだけ盛況でした。

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今回は久しぶりにお会いした監督が多かったですね。プレゼンされた映画監督は今回全員顔見知りでした。それでも一人の方は数年ぶりにお会いした状況でした。
今回は中田圭監督もいらっしゃったので昨年手掛けて「中野JKー退屈な休日」の告知も行われ私もその近日公開作の宣伝にも一役買いました。

以前にも書きましたが映画の世界でいいのは少なくとも音楽の世界よりは非常にオープンな世界だという点です。なぜなら映画は一人では作ることはできないもので大勢のプロフェッショナルを必要とする総合芸術だからです。辛抱強くつながり続けていれば必ずいつかはチャンスが訪れます。特に今はソーシャルネットというの便利なツールがありますからね。それをフルに利用することです。ネットのツールはリアルー実生活にうまく結び付けてこそ価値がありますので..
大切なことは「繋がり続けること」ですから

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実は種明かしをしますと昨年の4月から二回、再来月にも開催予定の私が管理するFacebookグループの交流会の下地モデルはこの「映画人交流会」なのです。

今回の「映画人交流会」でも映画に関わる様々な分野の方が参加されましたが、多分野でいろんな人が参加し交流を広げ、さまざまなプロジェクトやコラボレーションの可能性を探る。そして新たな映画プロジェクトにつなげる、というコンセプトは私が管理するFacebookグループ「音楽家&音楽及び関連業界キャステイング」での交流会にも引き継がれています。

先程私はこの「映画人交流会」が私にとって恩人のようなものであると書きましたが、実際私はこの「映画人交流会」のおかげで現在は多くの映画音楽のお仕事に関わらせていただきましたし、俳優さん女優さんの多くも新たな出演作をみつけることができています。こういう環境を作ることこそが理想です。

今回私がお誘いしてご参加いただいたみなさんはみんな喜んでおられました。とてもうれしく思いました。

その交流会をモデルにした私が管理するFacebookグループ「音楽家&音楽及び関連業界キャステイング」での交流会を4月14日に行いますのでご興味のある方は是非ご参加ください。本家本元の「映画人交流会」に負けない内容にしたいと思いますのでよろしくお願いします

 

日時:4月14日(木)   18:30 開場  19:00ー Start

 

場所;Com Cafe 音倉(下北沢)

 

http://www.otokura.jp/

 

会費 ¥2500(予約) 1ドリンク付
   ¥3000(当日ー当日予約なしでいきなり来られた方)1ドリンク付

 

ライブショーケース 6ステージと参加者のお知らせタイム

 

ライブショーケース出演者
・雨天晴
・マキタマシロ
・Hibiki Yamamura
・佐藤 智恵
・谷 洋幸
・八月 真澄

前回の出席者の方々はこういう職業の方達です。
ミュージシャン、シンガーソングライター、作曲家、作詞家、アレンジャー 演奏家、女優 俳優 音楽プロデユーサー、レーベル主催者 プロダクション社長 音楽制作会社社長、インペグ業者(音楽家登録) エンジニア、映画監督、映像デイレクター 映画キャステイング関係者 フラメンコダンサー、モダンダンサー 音楽コミュニテイネットワーク主宰者(作曲作詞コンペ)、日本音楽ソムリエ協会

Facebookイベントページ(Facebookアカウントがある方はこちらで参加表明して下さい)もしくは私の事務所の御問い合わせページからご参加申し込みをなさって下さい。

https://www.facebook.com/events/536132393227099/

よろしくおねがいします

 

 

 

 

2月 22, 2016 イベント・コンサート | | コメント (0)

2016年2月19日 (金)

ラグタイムコンサート@名曲喫茶ヴィオロン ご来場ありがとうございました

今や恒例となりました。東京阿佐ヶ谷にある名曲喫茶ヴィオロンでの「ラグタイムコンサート」

 

 

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アンティークがいっぱいあるこんな感じのお店です。

 

 

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今や恒例化しましたこのアンテイークな空間でラグタイムでの演奏。ラグタイムは以前も書きましたが1890年頃から1910年末くらいまでアメリカで流行した音楽ジャンルでジャズやブルース、ブギウギの前身といっていい音楽です。こういう空間だからこそ20世紀初頭にタイムスリップした体験ができます。

 

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セットリストです。

 

第一部

1. インプロビゼーション Improvisation (大野作品 Kyoji Ohno)

2. メイプルリーフ ラグ 
Maple Leaf Rag
  (Joplin)

3. オリジナル ラグ
 Original Rag (Joplin)

4. ユーモレスク
 Humoresque (Dvorak )

5  アイ ゴット リズム
 I've got rhythm (Gershwin)

6  サマータイム
 Summertime (Gershwin)

7. スコットジョップリンス ニューラグ
 Scott Joplin's New Rag  (Joplin)

8. マグネテイック ラグ 
Magnetic Rag
  (Joplin)

9. ピアノのために3つのリフ
 3Riffs for piano (大野作品 Kyoji Ohno)

10 ショートストーリー
Short Story (大野作品 Kyoji Ohno)

 

休憩

 

第二部

 

1. ザ エンターテイナー The Entertainer (Joplin)
2. ヘリオトロープ ブーケ Heliotrope Bouquet (Joplin)
3. ベシーナ Bethena (Joplin)
4. ゴッサムシテイワルツ Gotham City Waltz (大野作品 Kyoji Ohno)
5 イージーウイナー Easy Winners (Joplin)
6 アズ タイム ゴース バイ As Time goes by (Hupfeld)
7.中野JK 退屈な休日テーマ Theme from "Boring Holiday Nakano highschool girs(大野作品 Kyoji Ohno)
8. 3つのグノシェンヌ 3 Gnossenne (Satie)
9. ロストフォレスト Lost Forest(大野作品 Kyoji Ohno)
10 ラグタイム ソナチネ Ragtime Sonatine (大野作品 Kyoji Ohno)

 

 

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次回の「ラグタイムコンサート」は4月22日に同じく名曲喫茶ヴィオロンにて行います。

 

2016年 4月22日(水) 19:00開場  19:30開演

 

 

 

チャージ¥1000 (コーヒーまたはジュース付)

 

http://meikyoku-kissa-violon.com/index.html

場所ですが阿佐ヶ谷駅北口から「スターロード」という狭い飲み屋街をあるいて突き当たって右折してから次の角を左折して数分歩きますと右手にこの「ヴィオロン」の看板を見ることができます。

 

 

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次回のご来場もお待ちしております。

 

 

 

 

 

 

 

 

2月 19, 2016 イベント・コンサート | | コメント (0)

2016年1月 8日 (金)

イベント主催者交流会に参加しました

昨日Facebookを通じてある人から招待を受け「イベント主催者交流会」に出席しました。

 

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私も知らなかったんですがこういう団体があったんですね。日本イベント協会の主催の交流会です。

 

 

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協会のトップは皆若い人で何でも一般社団法人を目指しているようです。
主旨としては私が管理しているFacebookのグループ「音楽家&音楽及び関連業界キャステイング」と同じく横のつながりとビジネスマッチングとかを目的としているようです。イベント主催者、企画者、会場を提供する人(店舗)そしてパフォーマーですね。
やはりどの業界もやろうとしていることは同じだと感じました。

 

音楽の世界は非常に縦割り的な性格が強いんですが、イベントや他の業界も同じようです。これだけニーズが多様化している現代では積極的に横のつながりを作らないとどの業界も駄目だ、ということには気が付いているようです。

正直、参事や協会の代表を見ると失礼ながらあまり社会経験があるように見えないんですが、主旨は十分に理解できます。

 

 

 

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会員でないとパフォーマンスのデモンストレーションできないそうなんですがヨーヨーとジャグリングが行われました.

 

 

 

名刺交換した人の数、名刺交換した人と今後どのようなおつきあいや案件が発生するかわかりませんが、まあとにかく我々のようなフリーランスは

 

人脈は財産

 

ということはいえますね。

 

演奏とかの仕事もやっていますので、今後何かでおつきあいする可能性はあるでしょう

 

 

 

 

 

 

 

 

1月 8, 2016 イベント・コンサート | | コメント (0)

2015年12月27日 (日)

虫プロ主催の清水マリさん、橋本一郎さんの鉄腕アトム関連本の出版記念会に出席しました。

とある映画プロジェクトでごいっしょしているキャステイングの方に誘われて虫プロ主催の夕食会イベントに出席しました。

場所はかつて手塚治虫先生が生前常連にしていた食堂「えちごや」です。

 

会場には手塚治虫先生直筆の絵が沢山飾られていました。

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特にセル画は貴重です。日本の財産といっても過言ではありません。

 

 

 

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出席者は全員アニメ制作関係者、出版関係者です。

 

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今回は元祖鉄腕アトムの声優でした清水マリさんの自叙伝鉄腕アトムと共に生きて―声優が語るアニメの世界

出版の記念イベント、同時に手塚先生のアニメの制作でサポートされていた元朝日ソノラマプロデューサー 橋本一郎氏の鉄腕アトムの歌が聞こえる ~手塚治虫とその時代~ (少年画報社創業70周年記念出版)

の出版記念パーテイーも兼ねていました。

 

 

 

右が清水マリさん 今から52年前に放送した元祖鉄腕アトムの声優さんです。まさに我々から見れば伝説の方です。

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鉄腕アトムの続編の「ジェッターマルス」なんて知らないですよね?

今清水マリさんと本日のイベントのMCを勤められた歌手の斎藤くみさんが清水マリさんの共演で「ジェッターマルス」のテーマソングを歌っています。元祖アトムとその続篇両方をやられたんですね。

この「ジェッターマルス」の記事をfacebookに投稿したらクリエーター連中がたちまち反応してきました。ちょうどこの「ジェッターマルス」の時代設定が2015年ということですが、手塚先生の書いた未来図とはだいぶ違いますかね?

 

 

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これは門外不出の手塚先生の直筆作品です。手塚先生が常連にしていた「えちごや」の主人のために書いたものです。41年前に書かれた作品ですが、全く古さを感じません。

 

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これはめったに見れないものをみせてもらいました。
ある展覧会にだされたものらしいですが立派な芸術作品です。

これは相当の年齢の人でないとわからないでしょうね。新品同様です。

 

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私は今から二十数年前になりますが、手塚治虫先生のご長男の手塚眞氏と仕事したことがありあす。「快感ー」「幻想ーOpheria」の二作ですが、それ以外に現在は止まっていますが、手塚プロとの間にプロジェクトの話もあります。何か手塚治虫先生の関連とは縁があるような気がしています。

今回のイベント参加によってとある案件のお話もいただきました。勿論具体化するのはこれからですが、そのプロジェクト実現に向けていろいろと関わり合いを持てればと考えています。

何よりも清水マリさん 橋本一郎さんという私から見れば伝説のお方とお会いできたのは貴重な時間でした。年末ですがいい感じで締めくくれそうです。

 

 

 

 

 

12月 27, 2015 イベント・コンサート | | コメント (0)

2015年12月17日 (木)

千代田テクノル社主催チャリテイーコンサート出演しました。

先々月に出演依頼を受けました東京御茶ノ水にある千代田テクノル社が主催するチャリテイーコンサートに昨日出演しました。同社はなんともう20年もこのチャリテイーコンサートを主催しており、殆どはクラシック系のアーチストなのですが、今回私のようなポピュラー肌の音楽家にも声をかけていただきました。

 

場所は千代田テクノル社の本社ビルの一階ロビーでPAもプロのスタッフを呼ぶほどで、会社の対応の仕方を見てもきちんとした会社であることがわかります。ピアノはYAMAHAのおそらくはC3クラスのグランドピアノです

 

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何でも同社の会長が無類の音楽好きで高級オーディオメーカーであるオルトフォンの日本法人前社長(前園俊彦氏)とが、さる会合でアナログ談義を交わし意気投合し20年前から始まったらしいです。20年もこれを続けることがすごいとは思いますね.企業の利益を社会に還元する活動の一環のようです。

 

 

 

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会場はこんな感じです。ロビーということで心配しましたが思ったほど音が回らないですね。

寧ろ壁の何処かに吸音材があるのかどこか音がこもって聞こえましたのでPA側で調整してもらいました。

コンサートタイトルは

・ラグタイムとサティ —- 現代のポピュラーミュージックの源泉

でした。

 

セットリストは以下の曲目です

 

1.Improvisation (大野オリジナル)

2..Maple Leaf Rag (S.Joplin)

3..Original Rag (S.Joplin)

4..Bethena (S.Joplin)

5.Gotham City Waltz (大野オリジナル)

6.Night Waltz (大野オリジナル)

7..3 Gymnopedis (E.Satie)

8. Loat Forest (大野オリジナル)

9. Pet Music Relax theme (大野オリジナル)

10 Short Story (大野オリジナル)

Intermission

11.Vision (大野オリジナル)

12..The Entertainer (S.Joplin)-映画ステイングのテーマ

13..Heliotrope Bouquet (S.Joplin)-映画ステイング2のテーマ

14..The Easy Winner (S.Joplin)ー大野音楽担当「暴走」のテーマ

15 .Humoresque (A. Dvorak)

16 .I got rhythm (G.Gershwin)

17..Ragtime Sonatine (大野オリジナル)

18. 3 Gnossiennes (E Satie)

19. 3 Riffs for Piano (大野オリジナル)

20 Rock'n roll Sonata (大野オリジナル)

特に久しぶりに最新作のロックンロールソナタをやりました。会場が大いに盛り上がったので私もそれに乗せられた感じでした。

おかげで汗ダクー (^^;)

 

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チャリテイーコンサートで入場者には募金をしたあとに入場します。

一方でチャリテイーコンサートながら演奏者には少額とはいえギャラが出ます。合わせてCDも売ることができましたので、まあライブの収穫としては悪くはありません。(^^)

 

 

 

12月 17, 2015 イベント・コンサート | | コメント (0)

2015年11月20日 (金)

Interbeeープロオーデイオ2015年に行ってきました

毎年恒例ですが、INTER BEE 2014年のプロオーデイオに今年も行ってきました。

毎年同じことを言っていますが家から幕張まで遠い(汗) どうがんばっても二時間以上はかかります(汗)

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プロオーディオってだいたい会場の端の方にあるんですよね(汗) 結構中央の受付口からも遠いんです(^^;)

 

 

 

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やはりメインはpro toolsのAvid 。まずはここに行かないと始まりません。

 

 

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相変わらずすごい人です。

 

プロオーデイオ部門の主役であることは間違いありません。

もっとも最近MA(マルチオーデイオ) ポストプロダクションは最近pro toolsではなMERGING Pyramixを使うスタジオも増えていますが...

ちょうど会場に入ってAvidのブースに行った時にスターウォーズ「フォースの覚醒」の録音ミックスを担当したウィル ファイルズのデモンストレーションが始まっていました

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ウィル ファイルズについての略歴はImdb(インターネットムービーデータベース)をご覧いただくとして
http://www.imdb.com/name/nm0276877/

話し自体は非常に参考になりました。と同時に映画の音響にあそこまでお金をかけてくれる映画産業の環境が羨ましいというのが正直な感想です。

 

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さて全体の展示の傾向ですが、レコーデイングでは昨今のアナログ回帰の傾向を反映して、アンプだけでなくコンプレッサーにも真空管の機種が展示されていました

 

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宮路楽器が代理店を務めるRETROインストルーメンツの真空管コンプレッサー

 

 

 

 

 

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ご存じTube tech これもコンプレッサーです

 

アナログサウンド回帰の傾向がこんなところにも出てます。但し何度もこのブログで語っていますようにこれは回顧趣味では決してありません。デジタルの技術をふまえた上でのアナログの良さをより生かすという思想が組み込まれています。

ここで今は昔シリーズ(笑)

 

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かつてはInterBee のプロオーデイオでの主役だったSSL (Solid State Logic)

Avidに主役奪われ見る影もないです

 

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かつてこの会社は元祖サンプリングシンセサイザーを作っていたなんて何人の人が覚えているでしょうか?

 

フェアライトCMI かつて久石譲氏が愛用していましたね。ちょうどトトロやっている時に音聴かせてもらいましたが今はすっかり映像機器のメーカーになってしまいました。

 

 

 

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これ以外に

 

 

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Klark Teknik(クラークテクニーク) - かつてこのイコライザーを愛用しましたね。

いいイコライザーでした

 

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この会社は毎年出展してますね。頑張ってます。

ダミーヘッドマイクで立体音響、バイノーラルなサウンドを録ることができます。
当ブログをお読みになっている方はご存じでしょうが、かつて私は立体音響に相当力を入れており、ドイツのアーヘナコプフのダミーヘッドマイクを愛用していました。

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正直かつてのアーヘナコプフのダミーヘッドマイクよりは立体感は落ちますが、また仕事でこういうマイクを使いたいものです。

 

 

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DJ機器も展示されていました。

今回はレコーディング関係よりはライブ関係の機材の展示が多い気がします。ワイアレス関係の機器が多かったですね。業界の動向を反映していると思います。

結局INTER BEEでのプロオーデイオの展示は昨今の音楽関係の業界の動向の鑑でもある、と言っていいと思います。

 

 

 

11月 20, 2015 イベント・コンサート | | コメント (0)

2015年11月18日 (水)

冨田勲先生 国際交流基金受賞記念講演会ー高齢ながら最先端に飽くなき挑戦する真の意味の「クールジャパン」アーチスト

本日は日本のシンセサイザーの先駆的存在の作、編曲家の冨田勲先生が国際交流基金賞を受賞されたということでその記念講演会があるとのことで竹橋まで行ってきました。

 

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冨田勲先生といえば映画、ドラマ、アニメの音楽の作家として手塚治虫作品のジャングル大帝やリボンの騎士やNHKの「新日本紀行」そして多くの大河ドラマの音楽も担当されていましたが(個人的には大河ドラマの「勝海舟」の音楽がすごく好きでした)、いうまでもなく月の光

ホルストの惑星(プラネッツ) のシンセサイザー編曲でアメリカでグラミーでノミネートされた実績を持っていらっしゃる方です。まだシンセサイザーが単音(^_^)しか出なかった時代にこれだけのサウンドを作るのは気が遠くなる手間だったと思います。どんなお話が聞けるか楽しみでした、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いろんなお話を聞きましたが結論から先いいますと、もの凄く感動した。今日は本当に来てよかった。というのが感想です。

 

と同時に今の日本のクリエーターの現状を見ると自分を含めて本当に情けない、という気持ちでしたね。

結論からいいまして日本じゅうの殆どのサウンドクリエイターは83歳のお爺さんにクリエイティブな面で完璧に負けているという点。今のクリエイターはどこから上手にパクるとかくっだらないことばっかり考えてますが富田先生はあの年齢でも果敢に新しいことに挑戦しようとしているという点に感心しました。

どう果敢に挑戦したかを説明しましょう

冨田勲先生は1932年に生まれましたが、子供の頃父親の仕事の関係で北京におられたようです。冨田勲先生の音楽家の原点は実は子供の頃に北京市内の天壇公園内にある回音壁(ささやきの壁ー世界遺産)がきっかけで近くの人にささやいているつもりが、音の反射の影響で遠く離れた人にも聞こえてしまうという仕掛けがしてあります。これは>冨田先生の音創りに生涯影響したといわれ、先生が立体音響、サラウンドや多チャンネルスピーカーの再生にこだわる背景はその体験から来ているようです。多チャンネル再生というと電子音楽に詳しい人はシュトックハウゼンを思い出しますが、冨田勲先生はもしかしたらそれより早いかもしれません。

 

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回音壁

 

 

 

ちなみに通常はLP、つまり2チャンネルの再生なのですが、今日の講演で冨田先生のホルストの惑星から「火星」を前後のLRによる4つのスピーカーの再生のデモンストレーションが行われました。サラウンドということですが、通常のサラウンドは前にL C R 後ろにL Rの5つのスピーカーによる再生ですが>冨田先生の話ですとこの「惑星」は宇宙のシミュレーションなので映画で語りや台詞が載ることの多い前のC (中央)は要らないということで省いたそうです。(なるほど笑) 火星の有名なあのリズムをサラウンドでやるとどうなるか興味深々でしたが、個人的にはシンセの音はともかくリズムの部分までL Rで散らしたのでホルストの火星のあの迫力的にはどうかな、と思わないでもなかったですが、

 

それにしても>冨田先生のCDは日本のレコード会社から軒並み「どのジャンルに入れていいかわからない」との理由で拒否されたという有名なエピソードがありましたが、結局先ほどの月の光 はRCAレコード経由でグラミー四部門にノミネートされる日本人としては快挙といっていい成果を出ましたが、日本のレコード会社は今も昔も変わらんな、という感じですね。あ、今はもっと酷いか(汗)

 

これ意外でも冨田先生のドナウ河のイベントやさまざまなコンサートの話を通じて多くの「裏話」も聞くことができ、それも面白かったのですが今日の講演で画期的といえる内容のことが2つありましたのでそれを揚げておきましょう。

 

講演の内容は

 

 

 

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そう、「シンセサイザーから初音ミクまで」

 

第一は初音ミクの件

これは北京での初音ミクをフィーチャーした冨田先生のイーハトープ交響曲、そう宮澤賢治の作品をモチーフにしたものです。冨田先生は宮澤賢治の作品を好んでモチーフにされますが、面白いのはこの北京での公演での初音ミクの扱い方、使い方です。

 

結論からいうと従来の初音ミクと根本的に違うのです

 

どう違うか分かり易く書くと

 




従来の初音ミク;  イーハトープ交響曲
あらかじめ音声データ、音データがソフト内にあるので、ライブとかある場合はミュージシャンが初音ミクに合わせる(既存の音楽、音声データに合わせてライブを行う) 今回は初音ミクを指揮者や演奏家に合わせて動きや初音ミクのボーカルを演奏する、そのためにボカロイドや動きを指揮者とオーケストラに合わせる.従来とは逆

初音ミクに関しては当ブログで結局あらかじめソフト内にあるデータを元に曲や演奏をしているため、そのデータが逸脱した音楽の展開が難しいことを指摘しました.、そのためあえて私はオモチャの域を出ない、というやや厳しい評価を行いました。だいぶ初音ミクファンの反発を食らいましたが(笑)

だが今回は違います。

この講演会で本邦初公開のイーハトープ交響曲の演奏の模様を見ましたが、ここでの初音ミクは完全にオーケストラと共演する一人の演奏家として命を吹き込まれていました。そこにはただの音声や音楽データを再生するバーチャルキャラとは明らかに一線を画すものです。

声も動きも臨機応変に変えられる能力を持っていました。プログラムされたゲームキャラではなくまるで本物の生き物のように

このイーハトープ交響曲の北京公演にはクリプトンフューチャーメデイアのチームも同行しこの壮大な実験に参加していました。クリプトンフューチャーメディアの全面協力があったとはいえこれだけの壮大なスケールでバーチャルアーチストとオーケストラが共演した例を私は知りません。正直これを見ただけで初音ミクに対する見方が変わりましたね。

第二;ホログラムと生のダンサーの競演による「コッペリア」

そして冨田先生は既に次のプロジェクトに着手しています。

それは初音ミクの次は、本物のダンサーがホログラムと踊る という試み

リアルとバーチャルの競演。素材はバレエで有名なコッペリア

コッペリアは人形に命を吹き込もうとするいわばマッドサイエンテイストの話、これを素材にホログラムとバレエダンサー、場合によっては初音ミクもからませて壮大なダンス公演を想像する、ということで既に先生は着手されております。

これも少なくとも私が知っている範囲では誰もやっていないこと です

ただ今回もクリプトンフューチャーメデイアが全面協力するとはいえこれだけのプロジェクトには当然資金や支援も必要で、前島氏伊藤氏もそれを呼び掛けていました。

これら一連のプロジェクトに関して本日の講演の司会進行を行った音楽評論家の前島秀国は面白いことを云っていました。

冨田先生はシンセサイザーという「機械の箱」に生命を吹き込んでトミタサウンドを創造した。しかるに日本は古くから人形浄瑠璃、文楽、そして浮世絵からマンガという風に、人形や絵に命をふきこんでいく伝統がある。今回の初音ミクもそうだ。そして次はホログラムだ

こういう日本独自のアプローチで生命を吹き込む表現こそが日本独特の文化なのではないか、

と、  私はこの見解に全面的に賛同します。

 

冨田先生がイーハトープ交響曲で新たに命を吹き込まれた初音ミクでバーチャルとリアルの競演を、日本人独特の切り口で行っていました。

これこそが本当の意味でのクールジャパンなのではないか、と思うのです。

経産省の役人の表面的かつ中途半端なクールジャパンとは全く違います、

今日はクリエイテイブという面で実に大きな収穫を得た講演でした。無料でこんな貴重なお話を伺えてなんだか申し訳ない気持ちにもなりました。

最後の冨田先生  撮影禁止だったので横顔しか撮れませんでした。

 

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それにしても普通こういうところには顔見知りが1人くらいいるんですが誰もいませんでした。この講演会の情報をいただいた松武先生がいらっしゃるかどうか、探したのですが見つかりませんでした。ご挨拶したかったんですけどね

 

 

 

Tomita_lecture05

 

クリプトンの伊藤社長とも名刺交換させていただきました。初音ミクの生みの親ですがこの人やっぱり凄い人ですね。今回のことで芸術と技術を融合させようとしています。何度もいいますがこれこそがクールジャパンです。

 

それにしても冨田先生はすごい方です。あの年齢でも果敢に新しいことに挑戦しようとしているとは。

あのくらいのじいさんになってもああいう姿勢は持ち続けたいと思いますね。

収穫の多い講演会でした。(^_^)

 

 

 

 

11月 18, 2015 イベント・コンサート | | コメント (0)

2015年10月18日 (日)

阿佐ヶ谷ヴィオロン「アンテイークな空間でラグタイム/サテイ/大野作品のカフェライブ」ご来場ありがとうございました。

別記事で詳細を話しますが昨日午前中は現在手掛けている長編映画のMA、午後は今や恒例となった阿佐ヶ谷ヴィオロンでのライブということでメチャクチャ濃い一日を過ごしました。

朝からMAスタジオにいた関係でリハーサルはMAスタジオの近くにあったベヒシュタインサロンの貸し練習スタジオでリハしました。

Riha1017

当たり前ですけどやっぱり音はめっちゃいいです、夜はホンキートンクだっちゅうのに何たる落差(笑) でもどちらも普通のピアノ弾くより遥かに味がありますけどね(^^)

天気が心配されましたが、夜になると雨もやみました。しかし日が短くなりましたね。会場に着いたらもうこのとおり。ヴィオロンの看板には電燈がついていました。

Violo101700

今回はいつもはラグタイム中心のプログラムでしたが、先日の「サテイ展」に行った影響もあるのか、没後90年ということもあってこの空間でサテイの演奏も行いました。

ラグタイムもサテイも19世紀末から20世紀初頭の音楽なので、その時代のアンテイークがいっぱい展示されているヴィオロンの雰囲気にはぴったりだと考えました。
ちなみに再来年はラグタイム王のスコットジョっプリンの没後100周年にあたります。その時までにこの一連のラグタイムシリーズのライブをどうせなら続けようと考えております。

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まだ誰もいない時のヴィオロン。

Violon101701

これだけみてもどれだけ素敵な空間であるかがおわかりいただけると思います。

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今回のライブのセットリストです

1.  Maple Leaf Rag (S.Joplin)
2.  Original Rag (S.Joplin)
3.  Humoresque (A. Dvorak)
4.  I got rhythm  (G Gershwin)
5.  Summertime  (G Gershwin)
6.  3 Gymnopedis  (E Satie)
7.  Lost Forest  (Kyoji Ohno)
8.  Je te veux  (E Satie)
9.  Scott Joplin's New rag (S.Joplin)
10. Magnetic rag (S.Joplin)
11. Ragtime Sonatine   (Kyoji Ohno)
      -休憩
12. Improvisation   (Kyoji Ohno)
13. The Entertainer (S.Joplin)
14. Heliotrope Bouquet (S.Joplin)
15. Easy winners (S.Joplin)
16. 「退屈な休日」からインストテーマ (Kyoji Ohno)
17. 映画「サメロメ」のテーマ (Kyoji Ohno)
18. 3つのグノシェンヌ   (E Satie) 
19. Time goes by (映画「カサブランカ」より)
20  Short Story  (Kyoji Ohno)
21. Gotham City Waltz  (Kyoji Ohno)

* 有名なクレメンテイの「ソナチネ」をモチーフにラグタイム風にアレンジした作品

* その日に完成した新作映画のメインテーマの初披露

 先日の私の記事に基づき、なぜサテイの作品に小節線がないのか=ピアノで自分の演劇を作っていた、という私の説に基づき演奏。詳しくはこちらの記事をご参照ください。

■大胆新説?-サテイの楽譜に小節線がない理由
https://kyojiohno.cocolog-nifty.com/kyoji/2015/09/--80bc.html

今回も大勢の皆さんのご来場ありがとうございました。次回のヴィオロンは来年の2月18日(木)になります。

10月 18, 2015 イベント・コンサート | | コメント (0)

2015年10月13日 (火)

「犬猫殺処分0を目指してチャリテイーライブ2015」 ”We are all friends”大好評にて開催

昨日かねてから計画していました下北沢 Com Cafe音倉での「犬猫殺処分0を目指してチャリテイーライブ2015」 We are all friends」を開催しました、

 

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これは保健所に不幸にも捕獲もしくは届けられてしまい、処分されてしまうワンちゃん、猫ちゃんをなくそうという運動です。もうドイツを始めとする国ではこのような「殺処分」(嫌な言葉です)が0になっています。日本では神奈川県が「殺処分0」を達成し、東京都もその関係でその動きを政策に反映しようという動きが出ていますが、まだまだ一般の方の間には浸透しているとは言い難い状態になっています。

 

 

 

 

 

今回のイベントはその活動を支援する目的で行われ収益金は全てNPO法人のA.L.I.Sさんに寄付されます。

 

http://www.npo-alis.org/

 

 

 

リハの模様です

 

 

 

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拙作「ペットミュージック」 会場で販売しました。珍しく今日はペットミュージックの曲を演奏しました。こういう機会でないと演奏しません

 

 

 

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ペットミュージックのサイト

 

 

 

http://homepage1.nifty.com/hyb-music/pet.htm

 

 

 

 

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まあこんな感じでいつも通りに演奏しました

そしてチャリテイーコンサートがスタート

 

トップバッターは美人ピアニストとして人気が出てきている山地真美さんです。

 

ショパンのノクターンを弾きました。

 

 

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さらに犬猫殺処分の活動を広く展開されている田中秀子さん。 実は私とも旧知の映画監督の古新 舜(こにい しゅん)監督の作品「ノーボイス」のエンデイングテーマ「まだ間に合うから」を歌いました。

 

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古新監督の「ノーボイス」は昨年私も参加しました「新人監督映画祭」の授賞作品です。

 

 

 

今回特に好評だったのは声優の東 優夏さんの紙芝居と

 

 

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紙芝居のイラストは「ぺろまま」さんです。下の写真左は今回寄付させていただきますNPO法人A.L.I.Sの坂本さん

 

女優の吉田裕美さんの朗読「チコ」でした。

 

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会場の人の涙腺はゆるみっぱなしでした。(^^)
今回思ったのですが、紙芝居とか朗読というのは人の想像力を呼び起こしますね。昨今情報や映像とかがあふれていますが、それが人間の想像力の著しい低下につながっているような気がします。

 

昔は子供に紙芝居を見せる、ということが行われましたがまたそういう機会がどんどん増えてもいいのではないでしょうか? ゲーム自体を否定するものではありませんが、やはりゲーム脳、になってしまうと想像力、発想力にはあまりいい影響を与えないような気がします。

 

トリは私がそもそも「殺処分0」に対して関心を持つきっかけをつくってくれたバジルのお二人です

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私は過去何回か「殺処分0」のイベントを見ていますが、手前味噌ですが今回は今まででもかなり内容が濃かったものと自負しています。ご来場された方の反応も極めて好評でこの反応をみて心の底から「やってよかった」と思える内容でした。

 

今回のイベント運営に当たって会場のCom Cafe音倉さんからも大変なご協力をいただきました。おかげで赤字になることもなく無事チャリテイーイベントを成功に導くことができました。この場を借りて中山店長と女将の庄野真代さんにお礼を申し上げたいと思います。

 

さて最近実感しているのはこの「殺処分0」の運動もそうだし、自分のピアノライブ活動、そして映画音楽の制作、いずれも「継続は力なり」ということで、大事なことは続けることである。ということを実感しています。

 

このイベントも今後大きくしていくべく田中さんやバジルのお二人とも協議していきたいと思います。

 

 

10月 13, 2015 ペットイベント・コンサート | | コメント (0)

2015年9月 6日 (日)

セプテンバ―コンサート2015年@ComCafe音倉 初日出演

緊急入院した3年前を除き毎年参加しているセプテンバーコンサート

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今年も参加させてもらいました。

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昨年は安倍政権の集団自衛権の問題でいつになく緊張した趣きで取り組みましたが今年は昨年よりも状況が悪くなっています。
いわゆる「戦争法案」は14日の週にも強行採決される可能性があります。

日本が「普通に戦争できる国」になる日が近づいているだけに危機感はさらに高まりました。

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出演者
木村真紀
かなりやとうばん
大野恭史
はまたく51&fei fei
エリオン

さて先月の 8月のミスラ で比較的有名なスタンダードナンバーの曲を「安倍晋三に捧げる」といってライブで演奏した曲の種明かしをしましょう。

セットリストは以下のとおり

1.インプロビゼーション(大野オリジナル)
2.嘘は罪 "It's a sin to tell a lie"
3. Aura Lee
4. Gotham City Waltz(大野オリジナル)
5. ラグタイム ソナチネ(大野オリジナル)
6. Imagine

Kyoji_sepcon201502

セットリストの赤文字がその答えです。

スタンダード曲を弾きながら途中で次のセリフを云いました

「内閣総理大臣 安部晋三に告ぐ。 嘘は罪である!

原題の"It's a sin to tell a lie"の"Sin"とは英語で道徳上の罪のことですが、安倍晋三が今行っているの犯罪"Crime"に近いのではないかと思います。あれほどばれやすい嘘をつきながら、明らかに日本を戦争に結び付ける法案なのに「戦争法案じゃない」などという嘘をついてそれを国民は当然のごとく信じろ、などと要求するという状況

まさにウソを嘘で固めた政権

かつてここまで国民に嘘をつき続けた政権はなかったんじゃないでしょうか

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今回のセプコン、よく考えればエリオンさん、かなりあとうばんさんが昨年もいっしょでしたね。途中で思い出しましたが

最後は全員でセプテンバーコンサートのテーマ曲"You Can"を全員で歌って終わりました。

来年のセプコンの時に日本が戦争に巻き込まれる、そんな事態になっていないことを心から祈るばかりです。


9月 6, 2015 イベント・コンサート | | コメント (0)

2015年8月29日 (土)

「この坂道」主演女優の安住麻里さんの劇団「秘密兵器」の舞台に行ってきました

下北沢の「劇」小劇場にて音楽を担当した短編映画「この坂道」Short Short Asia Film Festival入選作品) の主演女優の安住麻里さんの舞台に行ってきました

思えば昨年の今頃も劇団「秘密兵器」見に行ったんですね。演技力が強烈についたので驚いた記憶があります

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今年の安住さんの役柄は「絵描き歌のお姉さん」役です。よくtwitterでご自分の書いた絵(似顔絵)とかアップされているので、絵が上手なのは知っていましたが

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それにしても安住さん 結構シュールな絵を描ける人なんですね。

今回も大いに笑わせてもらいました。

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本編が始まる前にコントが5つあったんですが、独立したものかと思いきやみんな本編とつながっていました。

安住さんの演技は今年は場慣れしたのか肩のこらない自然な演技に変わってましたね。でもちゃんと自分の味を出していました。

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相変わらずカワイイです、(*^-^*)

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前回ほぼソールドアウトだったそうですね。劇団員全員、体当たりの演技で笑わせてもらいました。今回舞台でハリセンを多用したのでかなりお笑い路線が強化されましたね

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記念写真ー(^o^)

「この坂道」Short Short Asia Film Festivalというアメリカ、アカデミー公認の映画祭での上映を始めスキップシテイ国際Dシネマ映画祭の入選、その他多くの映画祭にて上映、等おかげさまで予想以上の成果をおさめることができました。安住さんの演技もアメリカアカデミー会員の人が見ている、わけでその意味は小さくありません。

宮本監督は次回作に着手しているようです。そちらに私が引き続き関わるかはまだわかりませんが.. この流れを続けていきたい、と思いながら会場を跡にしました。


8月 29, 2015 イベント・コンサート | | コメント (0)

2015年8月22日 (土)

Guelb er Richat ensemble presents 8月のミスラ 第2夜終了

昨夜今年から時々関わっている音楽のキャラバン「ラバラッカ」シリーズの一環のコンサートで戦後70年の8月の祈りと抵抗の夜 「Guelb er Richat ensemble presents 8月のミスラ 第2夜」と題したコンサートに参加しました。

場所は初めて来た「ひかりのうま」という喫茶店なんですが、ちょっと場所が分かり辛いのですが

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総武線大久保駅から新宿に向かって総武線沿いに歩いて5分くらいです。
入り口は「キューピッド」と書いてありますがそこが本日のライブ会場の「ひかりのうま」です。

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こんな感じの場所です

Hikarinouma2

ピアノはカワイのアップライトです。ホンキートンクではありませんでした(笑)

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さて、今回のセットリストですが、実は一曲だけ秘密です。(笑)

実は比較的有名なスタンダードナンバーの曲を「安倍晋三に捧げる」といってライブで演奏したらばかうけでした。あまりに受けたの9月5日の音倉でのセプテンバーコンサートでも弾きます。スタンダードナンバーの題名はそのレポートの時に発表いたします。(^○^)

というわけでセットリストは取りあえず

・Improvisation
・Lost Forest

・ひ・み・つ
・Aura Lee(アメリカンフォーク)
・Short Story
・ラグタイムソナチネ

というわけで次回の私の抵抗は9月5日のCom Cafe 音倉でのセプテンバーコンサートにて行います

       
OPEN 18:00
START 18:30
CHARGE 入場無料(ご飲食代は別途)

8月 22, 2015 イベント・コンサート | | コメント (0)

2015年8月11日 (火)

業界BBQ大会@晴海埠頭

以前NHKでいっしょに仕事をした映像デイレクター主宰のBBQ大会に出席しました。

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毎回人がごった返しで会場内の移動もままならない状態なんですが、今回は前日に東京湾花火大会があった関係で当日午前10時まで会場に入場できなかったこと、お盆期間に入ったこと、そして例によって灼熱の暑さ、ということもありやや拍子抜けするほど人が少なかったですが..

その分交流は中身のあるものでした、

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記念写真ー (^^)

毎回ですが食べ物は充実しています

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宮崎産黒毛和牛のステーキ、普通一流レストランで食べる食材でBBQではこんな高級肉は普通は出ないです

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毎回登場のイベリコ豚です。

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海の幸もあります。

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あと夏は、やはりスイカ割です (^^)

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今回は現在水面下であるプロジェクトでいっしょにやろうとしているキャステイング関係の方といっしょに来場しました。
今回は業界関係者は意外に少なかったのですが、まあこういうところにマメに顔を出すことはやはり重要でしょう。

実際私がNHKと仕事できたのもこの集まりに参加してから、ですので


8月 11, 2015 イベント・コンサート | | コメント (0)

2015年7月20日 (月)

ラグタイムコンサート@ヴィオロン ご来場ありがとうございました。

土曜日に雨が止むという予報でしたが、あいにくの雨、にも関わらずご来場ありがとうございました。

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今回もラグタイムやそれにちなんだ曲を沢山演奏しました。勿論私のオリジナルもたくさんやりましたが、セットリストです 青文字がラグタイム王のスコットジョっプリンの作品、*が私のオリジナル曲です

1. Improvisation *
2.  Maple Leaf Rag
3.  Original Rag
4.  Scott Joplin's New Rag
5.  Humoresque
(Dvorak)
6.   Summertime  (G.Gershwin)
7.   Aura Lee
8.   Lost Forest 
*
9.   Gotham City Waltz
*

      
ー 休憩  -

1. The Entertainer
2.  Heliotrope  Bouquet
3.  Theme from "Samelome"   
 *
 4.  鉄子の育て方 メインテーマ     *
 5  Time goes by
6   Theme from Modern Times
(Chaplin)
7   Magnetic Rag
8   Short Story   
 *
9   Georgia on my mind
10  Ragtime Sonatine 
 *

このアンテイークな雰囲気で演奏されるラグタイム、毎回好評ですっかり定着してきたといっていいと思いますので、ここまでくれば再来年の2014年4月1日スコットジョっプリン没後100周年まで続けようかな、とも思っています

尚、今回ラグタイムにちなんだ新作を発表いたしました。
題名は「ラグタイム ソナチネ」

ピアノを中学生くらいまで続けた人ならだれでも一度はやるあのソナチネをモチーフにラグタイム調に作り上げた作品です。よろしければご覧ください


 

7月 20, 2015 イベント・コンサート | | コメント (0)

2015年7月11日 (土)

ベヒシュタインサロン大野恭史 「癒しフェーズ+ダイナミ ックフェーズ」ライブ ご来場ありがとうございました。

今から10数年前に楽器フェアにてベヒシュタイン Bモデルを試弾して以来、
その音色の聞き惚れた私で、いつかこのベヒシュタインを使ったライブを行いたい、と思っていました。

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その念願が昨日かないました。

皆さんご来場ありがとうございました m(_ _)m

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実はこれだけの高級ピアノが演奏できるホール、小ホールとはいえ結構安かったのです。それでこれはライブを企画しない手はない、と思いました。

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今回のコンサートで使ったピアノ ベヒシュタインD-280 フルコンサートグランド 2000万くらいします。

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ピアノの中にはベヒシュタインのエンブレムがきちんと入っています

開場してからはBGMに私のアンビエント環境音楽を流しました。このベヒシュタインサロンで演奏される殆どのコンサートはクラシックコンサートですが、今回はクラシックコンサートと差別化させる意味合いもありました。

なぜ私がベヒシュタインが好きかといいますと2004年の大設計変更で、ベーゼンドルファーの柔らかくて心地よい音とスタインウエイのダイナミックな音と両方を表現できるようになったからです。それまではどちらかというとベヒシュタインはベーゼンドルファーに近い音色のピアノでした。

今回は結構弾きまくりました(笑)。音色の良さがかなり私自身の気分を盛り上げてくれました

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今回のコンサートのセットリストです、大半が私のオリジナルですが、そうでないのもやりました。

前半

1.Vision  ピアノソロバージョン
2. Lost Forest
3. C'est une nuit tranquille
(穏やかな夜)
4. My love joy of my desiring 1
5. Nocturne in A flat
6. In a sentimental mode
(D. Ellington)
7. Heliotrope Bouquet (S Joplin) 2
8. The Entertainer (S Joplin) 2
9. Short Story

1 J.S. Bach(バッハ)のカンタータ「主よ 人の望みの喜びよ」のジャズ風アレンジ
2 来週のラグタイムコンサートの宣伝の意味もあるんですが、通常は調子っぱずれのホンキートンクピアノで演奏するこれらの曲を試しにベヒシュタインで弾いてみました

後半 全曲 大野のオリジナルです

1.Improvisation
2. 3 riffs for the piano
(ピアノのための3つのリフ)
3. Spring Roll
1
4. Night Waltz
5. Gotham City Waltz

6. Rock'n roll Sonata

1 アナと雪の女王の"Let it Go"と古いドラえもんのテーマのメロデイを即興演奏の中に隠しています

アンコール  Ragtime Sonatine

今回の「ロックンロールソナタ」は観客にメチャクチャ受けて自信になりました。アンコールでやった「ラグタイムソナチネ」もうけました。これは来週のラグタイムコンサートでもやりますので楽しみにしておいてください(^^)

私はピアノソロで演奏する時は自分を100%解放します。それは普段の社会生活を送っているときは勿論できませんが、自分がピアノの前にいる時はそれが許されるからです。今日は充実感が残ったから充分自分を解放できたのだろうと勝手に思っています。

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今回は久々にホールを借りてワンマンだったので果たしてどうかと思いましたが無事におかげさまで好評のうちに終わりました。また機会を作って企画したいと思います。

7月 11, 2015 イベント・コンサート | | コメント (0)

2015年7月 2日 (木)

クリエーターズEXPO & プロダクションEXPO 2015

今年で三回目になる「コンテンツTOKYO」の展示会、で今年もクリエーターズEXPO

プロダクションEXPOに行ってきました。

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今年も盛況のようですね。

この展示会の1つの大きな特徴である個人のクリエーターが出展するプロダクションEXPOは例によって知り合いが出展していることもあって顔を出しました。今年は会場からあふれるくらい多くの各方面のクリエーターが出展してました。

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音楽関係者も出展していましたが、やはり写真、デザイン、ライター等の他の分野のクリエーターと比べると少ないですね。

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まぁ出展していないお前が言うな、といわれそうですが、音楽だけ他の分野のクリエイターたちから置いていかれているという印象です

私のメインはプロダクションEXPOですが、あらかじめ訪問ブースを決めておきました。持ってきたデモ資料は全部配り終えましたが果たして成果はどうなりますことやら

開催は明日の3日までです。まあクールジャパンの一環の動きとも思われますが実際のところどの程度機能しているんでしょうね? 私は3年いって一部当たりのあるところはありましたが、結局までここ経由では成約していません。

まあそれでもこういうことを続けていくしかないんですけどね。

実は今日来たのは株式会社KADOKAWAの角川歴彦会長の基調講演を聞きに行くという目的もありました。そちらは長いので別記事にアップします

7月 2, 2015 イベント・コンサート | | コメント (0)

2015年5月24日 (日)

Mr.Kenji Nakai レコーディング/ミキシング セミナーに参加

今月初めのMPJでのデモテープ審査会の記事にてお知らせした、世界のビッグアーチストの音楽プロデユース、やエンジニアとしてアメリカで活躍するKenji Nakaiさんのレコーディング/ミキシング セミナーが都内某所のスタジオで昨日行われた。

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レコーデイングセッションは卓はNeve (SSLに似ているので間違えた(⌒-⌒; ) でpro toolsで録ることで進められるが、最近自宅スタジオでの作業ばかりしているせいか都内のスタジオ事情に疎くなっているのを実感した。もしかしたら浦島太郎状態かも (^^;)

そんな感じでセミナーはスタート

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このセミナーは完全予約制のはず、だったのだが当日近くになって「どうしても参加したい」という人が殺到!! 結果として出席予定者が30名だったのが40名くらいになった。

中には関西からこのセミナーに参加するために新幹線で上京した人もいたという。

実際そこまでしてでもこのセミナー、参加する価値は十分にあると思う。

改めてKenji NakaiさんのプロフィールがWikipedeiaに書かれているのでよろしければご覧いただきたい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/Kenji_Nakai

セミナーの模様

当たり前ですが皆さん熱心にKenjiさんの話に聴きいっていた。
世界レベルのノウハウを貪欲に吸収しようとする様子がうかがえた。

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ドラム、ベース、ギターのマイクの置き方。

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今日は初めて聴くマイクの機種を初め、マイキング(マイクの置き方)等、大変勉強になった。

レコーデイングはPro toolsにダビングはしたものの、TDの作業はpro toolsのプラグインを使わず、ハードのイフェクターを使って行われた。これはミックスの基本のデモンストレーションとしては正しい方法だが実はこれが問題だった。というのもセミナーは当初の予定を二時間近くオーバーしたが、これは苦言を呈させてもらえばスタジオのメンテ状態がいささかいただけない状態だったためで、パッチや卓のモジュールのガリ、接触不良等の問題でモジュールを途中で変えたり等の作業を行う必要が出てきてしまったためである。、Kenjiさんにはいささか気の毒な状況ではあったがそれでも最後はきちんとミックスをまとめたのはさすがだ。

やはり昨今Pro toolsの作業が圧倒的に多く、今回のようにハードのイフェクターを使ってTDを行う、ということが最近殆ど行われなくなったためだと思われる。昨今の風潮とはいえ、やはりこういうことで果たしてよいのか、という疑問はわいてくる。

今回参加しての感想でやっぱり録音をするのに空気感を再現することが大事だという当たり前の結論に達する。やはり打ち込み系ばっかりやっていると、かなり基本的なことを結構忘れていることに気づき愕然とした。

やはり今までのような仕事だけを続けていては駄目だ、と痛切に感じた。打ち込みやPro toolsは確かに便利だがそれ甘んじていては駄目だ。「便利さ」というものに甘えると結果的に自分の能力が低下していくことを感じる。

何よりもいくら音楽産業が低迷している、とはいえこうした生音のレコーデイングの機会を自分で作っていくしかない、ということだろう。そのためには何とか現状打破するために自分は何をしなければならないか。真剣に考えなくてはならないところだ。

それには日本の音楽業界、という枠にとらわれていてはダメだろう。やはりグローバルになるように手を打たねばならない。

5月 24, 2015 イベント・コンサート | | コメント (0)

2015年5月17日 (日)

演劇集団「小さな翼」の「病は気から」を見に行きました。

既に当ブログで多くの劇公演について書いていますが、映画や劇伴音楽を書いている関係で女優さん、俳優さんとのお付き合いも増えてきた関係で、演劇の舞台を見に行く機会も多くなりました。今日は拙作"So Happy Dream"を歌っていただいた吉田裕美さんが参加した舞台「病は気から」(演劇集団「小さな翼」)を見にティアラこうとうに行きました。

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手前左が吉田裕美さんです。

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劇団は1995年設立だそうで、ベテラン俳優の戸丸悟さんと姫野真由美の二人で設立されたようですが、かなり固定客がいるようで商業的にもなりたってるようです。

ジャンルはコメデイといってよくかなり笑えました。歌あり、踊りありでしたが、音楽もなかなか凝っていて劇の健康体操のコード進行が「カルメン」と同じものになっていて、両方同時に歌ったり、極めつけはプッチーニのトゥ―ランドッドの「誰も寝てはならぬ」と「エンヤ―トット(いわずもがな、ですがトゥ―ランドッドのパクリ)を合わせるというミスマッチのパロデイによる歌は抱腹絶倒ものでした。あれ結構片方につられて間違えてしまいそうなので難しいと思いますけどね。

いやーなかなか楽しませてもらいました。内容は誰でも楽しめる昭和な舞台、といっていいかもしれません。

吉田さんがこういうコメデイの舞台で演じるというのは初めてみましたがなかなかよかったですね。

「病は気から」 5月14日(木)~17日(日) ティアラこうとう小ホール

一般¥3000  学生 ¥2000  本日千秋楽!!

最近の吉田さんはCMやテレビでの活躍で演技力もついたし、ますますキレイになってますね。 引き続き活躍を期待しています

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ちなみに私の曲を吉田さんが歌った"So Happy Dream"のPVです。

吉田さんが出演した【アクアクララCM】水にこだわるかっぱちゃん~ポーター篇です。お母さん役で出ています。

5月 17, 2015 イベント・コンサート | | コメント (0)

2015年5月 5日 (火)

久々参加ー業界BBQ大会@晴海埠頭

以前NHKのEテレで仕事をしたプロデユーサーIさん主宰のBBQ大会に久々に参加しました。

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今年のGWは特にどこに行く予定もないんですが、せめてGWの気分だけでも味わおうと本当に久々に参加しました。とはいえテレビ関係者、映画関係者はそんなに多くなさそうでしたので今回は名刺交換よりも食べる方に専心しました。(^^)

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イベリコ豚

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山形牛のサーロインステーキ

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すごい霜降り  (^_^)

勿論メインは、なわけですが(^^;) やはり業界関係者が集まりますのでパフォーマンスもあります。今回は美女2人のパフォーマンス

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やはりこういうのはいいですね。今日は映像関係、役者、モデルさんが多かったですが、こういう感じで音楽業界のBBQ大会というのもあってもいいかな? なんて書いたら「是非やってくれ!!」という声が多かったので、検討することにします。
先月交流会やったばかりですし、今度は一人ではとうていできないので、仲間を募るしかありませんが...

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パフォーマー全員とプロデユーサーI氏との記念写真

あと個人的にはこれから映画制作を計画しているシナリオライターの方とも名刺交換しましたので、何か作品制作にかかわることができればいいんですがね。

こういうBBQ大会経由で結構いろいろ仕事がつながった経緯もありますし、我々フリーランスはこういうところにマメに顔を出す必要があります。

さて、今度は私が企画してくれ、といわれてしまいましたが果たしてどうしたものか,,

5月 5, 2015 イベント・コンサート | | コメント (0)

2015年5月 2日 (土)

Mr. Kenji Nakai デモテープ審査会 世界レベルを注入して日本の音楽業界のぬるま湯体質を変えたい

ラグタイムコンサートに先だって先日4月30日にいろんな意味で連携を取っているMPJオフィスにてLA在住の音楽プロデューサー サウンドエンジニアKenji Nakaiさんのデモテープ審査会兼講演のお手伝いをしてきました。

Kenji Nakaiさんは多くの海外のビッグアーチストともお仕事をされた方で,海外で活躍している日本人のお話を聴ける機会は滅多にないと思い、今回のセッションを企画いたしました。WikipedeiaにKenjiさんのプロフィールが書かれていますのでよろしければご覧ください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/Kenji_Nakai

会場には世界レベルでの自分の力を試してみたいという多くの方が参加しました。元々会場狭いんですがもう部屋のキャパシテイいっぱいの人が入ってます。 Kenji Nakaiさんのお話は私も大いに参考になりました。

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国内のレコード会社の人間とは全く違った見解や世界を体験できるとは思ってはいましたが今回のデモテープ審査会、私が予想した以上の充実した内容でした。はっきりいって日本の音楽業界関係者からはあの内容のコメントが出てくることは100%ないと断言していいと思います。今回参加した方は本当に得したと思いますし、貴重な体験になったと思います。

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デモテープは一人一人丁寧にKenjiさんによって聴かれ、且つ一人一人に向き合って丁寧にアドバイスをして、1つ1つに奥深いコメントが出てきました。そのため通常より1時間以上オーバーで延々3時間!音楽ジャンルのJ-POPのみならず、クラシックからジャズオーケストラまで、それが全て私が聴いていて的確でなおかつ深いアドバイスなので本当に傍観者として聞いていて感心いたしました。

コメントを聴いてKenjiさんがロック、ポップ、ジャズ、クラシックと幅広い音楽の素養があることに驚いた人が多かったようですが実は海外で音楽プロデューサーとして活躍している人はあれが当たり前なのです。それを考えると日本でレコード会社のディレクター連中は言うに及ばず、日本の音楽業界関係者一般がいかに底の浅い音楽の素養しかないかという事実に改めて愕然とさせられます。

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審査会の最後にKenjiさんが自らてがけたミックスを聴かせてもらいましたが、それを聴いて改めてすごい人だと実感しました。ベース、オルガンの音が左右だけでなく前後の奥行きもきちんと表現されており、めをつぶってもボーカル、コーラス、ギター、ドラムス、ベース、みんなどこにいるかわかります。驚くべきことはこのダビング素材。3348.からA-Dat.そしてpro toolsとマルチが変わってかなり音質劣化しているはずなのにあの広がりと奥行きのあるサウンドに仕上がっている点です。いや、どうすればあんな音に仕上げることができるのか、是非聴いてみたいですが、とにかくここまでのきちんとしたミックスができるエンジニアは日本にはそういないんじゃないでしょうかね?

そして何と
Kenji Nakaiさんのレコーデイングデモセッションが5月に開催される予定です。

情報がわかり次第当ブログにてお知らせさせていただきます。私もこのミックス技術、

盗みたいです。

今回参加された方はいずれも世界レベルに挑戦してみたいと考えている人ばかりで、日本の音楽界の中ではレベルの高い人だとは思いますが、(当然殆どの参加者がプロです)

改めて思うのは日本の音楽界がいかにレベルが低いか、ということでしょうね。特に業界関係者のレベルが低すぎます。単に音楽的素養、音楽の理解レベルだけでなく人間としてもちょっとレベルが低い人間が多すぎます。

それを何とか私は変えたいと思っています。それには世界レベルで活躍しているKenji Nakaiさんのような方が必要です。

Kenjiさんはこれから時々日本に帰国されるようです。今回参加を希望しながらスケジュール上参加できなかった人間も多いので、MPJの朝生氏は定例化させたい旨を述べています。

音楽とは違いますが、日本の野球は20年前に野茂秀雄投手がメジャーリーグに挑戦して以来、日本人の野球選手がメジャーリーグに参加することは珍しくなくなりました。その結果日本の野球そのものも大きく底上げができたと考えます。

私は同じことを日本の音楽の世界でできないか、と考えています。そうすることによって万年ぬるま湯体質の音楽業界も変わらざるを得なくなります。

実際一音楽家としてもKenji Nakaiさんの話を聞いていかに自分が音楽的にだれていて、たるんでいたことに気付き愕然とします。やはり日本のようなぬるま湯につかったままだと音楽人として堕落してくることを実感しました。

普段から世界レベルの人と接して刺激をもらわないと絶対に駄目です。今回私も大きく刺激を受け、いろんな意味で覚醒しないと思いました。

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全員の記念写真です

5月 2, 2015 イベント・コンサート | | コメント (0)

ラグタイムコンサート@ヴィオロン 満員御礼!! ご来場ありがとうございました

今年の3月に「ラ・バラッカ」のメンバーとしてここでコンサートして以来、すっかり気に入った阿佐ヶ谷のこのお店

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このアンテイークがたくさん置かれているお店にあるホンキートンクピアノによるラグタイムコンサートが行われました。

19世紀から20世紀初頭、アメリカの多くのバーにはBGM演奏用にアップライトピアノが置いてありました。しかしその時代のアメリカはピアノの調律師が深刻に不足しており、大都市部以外の地域では調律師がそうしたバーに出向くことは殆どなく、そのため自然にピアノのチューニングがずれていきました。しかしそれが独特の表現をする楽器に変化していきました。その楽器が醸し出す音空間、雰囲気はいつしかホンキートンクと呼ばれアメリカにあるバーの通称になっていきました。その後この言葉は併せて20世紀のアメリカ音楽の様々な様式につけられ、そのバーに置いてあるピアノを一般的にホンキートンクピアノと呼ばれることになりました。

ちょうど同じ頃、ラグタイムという新しい音楽がアメリカで流行初め、ラグタイムとホンキートンクピアノはセットでアメリカ全体に広がっていきました。

そしてこの名曲喫茶ヴィオロンの雰囲気、アンテイークがいっぱい置いてある一度来たらやみつきになる空間です。

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昔ラグタイムは基本的にはアフリカ系アメリカ人がピアニストとして演奏していましたが、多くはバーのウエイターも兼ねていました。

そんなこともあって、今回は久々蝶タイで行きます。
何年ぶりかな? 我ながらアヤシいオッさんだと思います(^_^;)

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今回のコンサートのセットリストです。

1.Maple Leaf Rag (Scott Joplin)
2..Original Rag  (Scott Joplin)
3..Humoreske  (Antonin Dvorak)
4.. Summer time (G Gershwin: Arr. by Kyoji)
5..Aura Lee (American Tradidional)
6.Improvisation (Kyoji Ohno)
7.. Short Story (Kyoji Ohno)

-  Intermission (10 minutes)

9.  12-bar improvisaion  (Kyoji)
10..Entertainer  (Scott Joplin)
11..Easy Winner
(Scott Joplin)
12.Modern times (C Chaplin: Arr. by Kyoji)
13..Time goes by  (H Hepfeld)
14.My favorite thing (O Hammerstein)
15.Theme from "Samelome" (Kyoji Ohno)
16.Lost Forest (Kyoji Ohno)
17.Gotham City Waltz (Kyoji Ohno)

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小さいお店ですが、おかげさまで満席。私の関係者でない方も多くご来場いただき嬉しく思っております。

おかげさまでラグタイムコンサート大成功でした。ご来場いただきありがとうございました。

また時期を見ながら開催したいと思います。今回シリーズ化できれば2年後に迫るスコットジョっプリン没後100周年まで続けてもいいかな。という気がしております。(^^)

5月 2, 2015 イベント・コンサート | | コメント (0)

2015年3月21日 (土)

昔のアバンギャルドを今風のテーストに仕上げた演劇集団OM-2公演

映画音楽、劇伴音楽とかやっている関係で最近演劇とかも見る機会が増えていますが、今回は友人の女優さんが出演しているちょっと変わった演劇集団OM-2の公演を見に行きました。

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演劇集団と書きましたが、いわゆる劇ではありません。一応台詞のようなものがありますが劇というよりはパフォーマンスです。上のフライヤーではパーカッション集団のように見えますが、確かに最初から最後までパーカッションです。それも普通のパーカッションではありません。

それでも会場には大勢の人がいました。まあ会場の箱が小さいというのもあったんですが
立ち見でした

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この空間では出演者は机を敲くパフォーマンス、これは昔のアバンギャルトミュージックに詳しい人ならわかりますが、コンセプトはジョンケージリビングルームミュージックです。
但しリズムはさすがに60-70年代のものではなく今風にしてありますが、..

まあ、そりゃそうですよね。
60年代、70年代のアヴァンギャルドの手法を今そのまま持ってきて、それを最先端の音楽だ、なんてもし本当に云っていたらアホです。

この公演でぶっとんでいたのはそれだけではありません

何と、途中で観客が、そうです。観客が別会場に移動しました。 こういうのは聞いたことありません。60年代―70年代の唐十郎さんや寺山修二の天井桟敷、あたりでもこういうのが果たしてあったのか、私はわかりません。もしご存じの方はご教示ください。

移動した会場、こちらでは座ることができましたが、会場の端の席になってしまいました..

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このOM-2のコンセプトー

ひとことでいえば60年代-70年代のアバンギャルドのシアターピースを今風に作り上げたもの、といっていいでしょう。

いわゆる昔のアバンギャルドに関する知識がないと分かり辛いと思いますが、ぱっと見た感じ以下のような要素がありました、

1.ジョンケージリビングルームミュージック
2.マースカニングハムのパフォーマンス  振付
3.ローリーアンダースンのボーカル(ボカリーズ入り)入りパフォーマンス
4、S ライヒの"Clap Music (クラップミュージック)"
5、M.モンクのボカリーズ

特にリビングルームミュージックよろしく、机、床、壁、スナック菓子(以外にJケージ定番の「空き缶」がなかったww)のケース等ありとあらゆるものがパーカッションの楽器となる、

タップダンスのパフォーマンスもありました。そうか、タップダンスもリビングルームミュージックの範疇に入るのかと改めて気づきましたが、ダンサーは高度のテクニックを持っているのはわかるが個人的にちょっと長くくどくないかな、という印象を持ちました。

全体的にリズムはさすがに今風になつているけど、日本人が叩いているせいかどこか和太鼓的に聞こえるのが不思議。
しかしよく練習をしているのかパーカッションのリズムはタイトだったし、息がぴったり合っていました。これって音楽が本職の我々でも決して簡単なことではありません。

今日初めてこの集団に参加した友人もリズム合わせるの大変だったと思うけど頑張ったと思う。取りあえずお疲れ様だったといいたいです。

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久しぶりにこういう世界に触れた。

最近某業界の「何でもパクリ」とか「無難な表現」とか恐ろしくつまらないものが氾濫していて正直うんざりしていただけに久々に面白いと思える世界を体験させてもらいました。

いわゆるアバンギャルド的なものからは離れてしまった自分ですが、まあクリエーターとしてはいい刺激をいただいたと思います。


3月 21, 2015 イベント・コンサート | | コメント (0)

2015年3月15日 (日)

LA Barraca @ヴィオロン ご来場ありがとうございました

先日より始まりました、暗い時代に突入した日本を芸術文化で明るくする「La Barraca(バルラッカ)」キャラバンの第二回目より参加

大勢の方にお越しいただきありがとうございました
。立ち見がでるほど盛況でした。とても雰囲気のいいライブでした。

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まずは仕込みから、ですが

一応リハはやりましたが、完全アンプラグド(un plugged)なのでいわゆるサウンドチェックの必要はありませんが...(^^)

今回はギター+バイオリンのユニット、主催者の一人で演出家でもある二瓶龍彦さんのゲルブ、そして舞台俳優さん、女優さんの詩の朗読、そして私のピアノソロという盛りだくさんの内容でした、

しかも

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いやー驚きました。

このピアノ、
ほんまもんのホンキートンクです。

つまりピアノの弦のチューニングをわざとずらしたピアノで、独特の音がします。
19-20世紀初頭のタバーン(居酒屋)やサイレント映画館などに置いてあり、それらのピアノは多くの場合長期間調律せず、置いてあるために、チューニングがずれてしまうのです。

そのホンキートンクのピアノによる演奏を行いました。

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数多くピアノやったけどここまでホンキートンク調のピアノは弾いたことがありません。何か何十年も調律してない感じだったけど、店長の話だとわざとホンキートンクっぽく調律しているらしい。ここまでこだわっているとは(汗)

ラグタイムや20世紀初頭の雰囲気の映画音楽の演奏には最高の雰囲気でした。

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ちなみにこのスペースだと図体のでかい私にはちょっと狭かったかな(^^:)
もつとやせろ、と言われそうだけど(汗)

セットリストはS ジョっプリンのラグタイム曲二曲
某有名映画音楽(古典)テーマ一曲
そして私のオリジナル3曲です。

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他に主催者の一人、斉藤ひろさんのバイオリンとギターのユニット
ヴイオロンとはイタリア語でバイオリンのことです。そうヴイオロンでバイオリン演奏です。

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劇団もっきりや(杉浦久幸さん 門岡瞳さん)による朗読

このヴイオロンではよくこういうことをやってます。

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ヴイオロンの店長から是非ラグタイムのコンサートをやってほしいといわれましたので、改めて日程を調整したいと思います。ラグタイムだけでワンマンやるとなると他の曲もさらったりしないといけませんので,,,

それ以外にチャップリンの映画音楽を入れてみるのもいいかもしれません。これほどラグタイムを演奏するのにぴったりな空間はないかもしれません。

このラ・バラッカシリーズも今後も機会があればやっていきたいと思います。基本的にピアノがあるところであればどこでもやろうと思っています。

皆さん お越しいただきありがとうございました。


3月 15, 2015 イベント・コンサート | | コメント (0)

2015年2月21日 (土)

遅い新年会@ComCafe音倉

小生もセプテンバーコンサート等でだいぶお世話になっている国境なき楽団が運営する下北沢のComCafe音倉でもう2月の下旬に入っていますが遅い新年会が開催されました。

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一か月遅い新年会ですが、おもちをついています。気分は一気に一か月前に逆戻り(笑)
まあ中国は春節でお正月真っ最中だからいいでしょう(^^)

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実は私が管理人をしているfacebookのグループのオフ会ー音楽業界交流会が再来月ここで行われることになっています。

大量のおもちがつかれ、私も餅をたらふく食べました。きなこ、おしるこ、いそべ巻といろんな形で食べました。

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お餅のチーズフォンデュ  これが意外に美味しかった。
ワインに合います。
ちょっとクセになりそうです。

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再来月のオフ会の宣伝するわけじゃないですが音倉は料理もおいしいんですよね。交流会以外に楽しみが増えるでしょう。

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今宵の私の夕食です。

野菜中心の料理と先程のお餅チーズフォンデュ。
赤ワインでいただきます。(^^)

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ちなみに最後は会場の人全員にデザートも配られました。

プレーンと抹茶味のパウンドケーキです。

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大御大 庄野真代さんの餅つき。
写真OKだったので

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ちなみに私もこの後ついて見ましたが

意外に難しいんですね。
気をつけないと臼を打っちゃいます。

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ライブもありました。ダンスグループのパフォーマンス

私が主宰する交流会もライブショーケースが6ステージあります。確かアイドルグループもあったような...

ちなみにビンゴ大会もありました。

そしたら...  なんと...

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くじ運の悪さでは誰にも負けない(!?)  、はずの私がBingoでワインを当てました。

なんと「シャトー」です。
しかもシャトームーラン ドゥ リシャール 2013年もの
メチャクチャいいワインでびっくりしました。(@o@)

これで運使い切らないといいんだがwwwww

再来月、ここでイベントをやりますが、おそらくはライブもここでやることになると思います。国境なき楽団の関係者は旧知の方が多いので、これから何回かお世話になるかもしれません。

再来月のfacebookの交流会 勿論レポートします。

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2月 21, 2015 イベント・コンサート | | コメント (0)

2015年1月25日 (日)

暗い時代に突入した日本を芸術文化で明るくする「La Barraca(バルラッカ)」キャラバン@阿佐ヶ谷ヴィオロン

昨日は友人に誘われとあるライブに行きましたが、それは単ににライブに出かけるという以上の意味がありました。

結論からいってこれからある文化芸術のムーブメントに参加しようと思います。
といっても20世紀の即物主義とかシュールレアリズムのような芸術表現のムーブメントではなく、昨今の暗い世相、停滞した文化の状況を活性化すべく音楽家、演劇、映像等が創造の機会をもつ「キャラバン」を全国に広げようというものです。

演出家の二瓶 龍彦さんの呼びかけでスペインの詩人ガルシア・ロルカ率いる移動劇場 「La Barraca(バルラッカ)」を現代によみがえらせようというムーブメントで二瓶さんの主旨説明をそのまま掲載しますと

世界が暗くなってゆく1930年代、スペインに現われた詩人ガルシア・ロルカ率いる移動劇場 「La Barraca(バルラッカ)」
80年の時を越えて、暗い時代に突入した日本に、音楽のサーカス小屋として「La Barraca」が蘇る。
36年、ロルカはオリーブ畑で銃殺されますが、だれも殺されないために、人々の生きる営みとしての表現をのせて、caravan 「La Barraca」は全国をまわります。

この音楽のサーカス小屋は、音楽家に限らずあらゆるジャンルの表現者をのせることができます。
そして、caravan 「La Barraca」は、ただ回るのではなく、開催される各都市の表現者、会場となるお店などの人たちとの共同作業によって、はじめて立ち上がります。
それぞれの都市で、それぞれの音楽のサーカス小屋が生まれます。

音楽家をはじめとする全国の関係者のみなさん、この暗い時代に生きる営みの表現を通じて、ぜひともに希望の炎を灯しつづけましょう。

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ロルカのLa Barraca(バルラッカ)」は結果的にロルカがフランコ政権に銃殺されてから、ダリ、ミロ、ピカソ 音楽ではパブロカザルスたちの芸術運動を誘発させました。

私もその主旨に賛同し、この運動に参加することにしました。

昨夜はその「キャラバン」の第二回目に当たるそうですが阿佐ヶ谷のヴィオロンという喫茶店が会場でした。こんな素敵な空間でのアコ―ステイックライブです。

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中央線沿線にはこういういい感じのお店があるんですね。

何でもこのお店は映画の撮影ロケや演劇とか毎日必ず何か行われている知る人ぞ知るお店だそうです。Facebookにアップしたら私の友人関係からたちまち多くの反応を得ることができました。

その意味でも今回の「キャラバン」の会場としてはうってつけだと思います。

この喫茶店の特徴は他にもあります。

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何と昔の蓄音機です。手回しですよ。手回し。(^^)
博物館に置いてあるようなものです。
インテリアとしても勿論いいですけどね。

何と時々音出してるみたいです。何とSP版のレコードコンサートもやっているそうです。SPってわかりますか? 昔のアナログレコードの回転数(78RPM)で再生するシステムです。
聴いてみたい。

スピーカー、アンプはマスターの手作りだそうです。アンプも真空管のアンプ(!!)を使っています。

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年代物のアップライトがありました。マスターの許可を得て弾いてみましたが、ホンキートンクでしたね。このお店の雰囲気にぴったりです。今度ここでラグタイムを弾いてみようと思います。

お店にはPAシステムはないために、演奏は完全にアンプラグド(電気を一切使わない)でした。小さいお店なのでそれでも十分でした。

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この店では何とコーヒーにブランデーを入れることができます。ロシアンスタイルですね。紅茶にブランデーは経験しているけどコーヒーは初めてかも(勿論通常のミルクにすることもできます)

寒いので暖まります。(^^)

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この空間、すっかり気に入ってしまいました。(^^)

まずは3月14日から私もこの「キャラバン」に参加しようと思います。尚、ミュージシャン、映画映像のクリエーター、演劇、その他の表現者の方でこのムーブメントに参加したいという方は私のプロフィールページ経由からメールをいただければ幸いです。

また会場関係の方(特に地方の方)で「キャラバン」に場所を提供したいとお考えの方、同じくプロフィールページ経由からメールをいただければ幸いです。

今の日本は1930年代のあの暗い時代に突入しつつある世相に酷似している、といわれています。同じ時代の歩みにしたくない、日本人の誰もがロルカのように銃殺されないためにもこの文化芸術運動へのご理解とご協力をいただければ幸いです。

1月 25, 2015 イベント・コンサート | | コメント (0)

2015年1月18日 (日)

映画交流会+新年会@吉祥寺に出席して映画の世界と音楽の世界の違いを感じた次第

新年会 たけなわのシーズン。
昨日はいつもとは別の映画関係交流会が吉祥寺で行われたので友人といっしょに行ってきました。

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この手の交流イベントでよく顔をあわす個性派俳優の廣田トモユキさんと同じく俳優の水野哲さん主宰の映画関係交流会です。

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会場では参加者の作品発表やデモ等が水野さんとの会話で進行しました。

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出席者は映画監督、プロダクションのマネージャー、アーチスト、ミュージシャン、女優さん、俳優さん、ダンサー その他のクリエーター等多彩でした。

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上の図ではアコ―ステイックギターでクラプトンの"Tears in Heaven"と"アメージンググレース"をこの方は歌いました。なかなかいい声のボーカリストの方でした。

交流会、というのは勿論基本的には飲み会ではありますが、我々のような人間にとっては「営業」する絶好の機会ということができます。ですからパーテイ―ではありますが、ある意味クリエーターにとっては真剣勝負の場所でもあります。

そして私が映画関係の交流会によく出席するのは、勿論映画、ドラマ、劇伴音楽を作る機会を増やす、そのための営業の機会という目的も確かにあります。

しかし実は理由はそれだけではありません。

それは現在の音楽の世界と日頃おつきあいしている映画関係者との交流を通じて感じるのはやはり映画関係者との交流は楽しい

これに尽きます

どう楽しいのか?

確かに俳優さん、女優さんとお知り合いになれる機会ができます。我々のように映画音楽をやっている人間は殆どは撮影が終わってからー映画の世界でいうポスプロの段階からー仕事が始まるケースが殆どなので通常の仕事では俳優さん、女優さんと接触する機会はほぼありません。

しかし最近はこういう映画交流会、あるいは映画祭に呼ばれることによって俳優さん、女優さんと接触する機会が多くなってきました。またfacebookというソーシャルネットが普及したことからそうした人たちと日常的につながることも可能になったこともありがたいです。特に女優さん、皆さん美人ですからそれだけで楽しいです。

でも実はそれだけでもありません

それはやはり映画、映像関係の方が音楽の世界よりはるかに活気があるように思うからです。

昨日の交流会では商業映画を制作している監督さんとも名刺交換ができました。しかし実は商業映画を作っている監督さんでも、自分の作りたい映画ー自主映画というものを結構作っています。

これを音楽の世界にあてはめるとメジャーでアルバムを出しているアーチストが「自主アルバム」をインデイースで出す、というのと同じことです。実はこのようなことは音楽の世界でははっきりいって考えられないことなのです。

加えてこうした映画監督、私の周囲にも大勢いますが自主作品ができあがったらたいていカンヌとかベネチア、ベルリンといった世界三大映画祭のどれかに出品しようとしています。つまり自分の作品が世界でどう評価されるか皆さん試してみたい、と思っているんですね。

これが音楽だったらどうでしょう? はっきりいって日本のメジャーで作品を発表してこれをアメリカだヨーロッパだ、世界の音楽祭に持って行きたいと思ってもまず音楽業界関係者から「おまえはバカか?」といわれるのが関の山です。

つまり自分の作品を世界に問うなんていく姿勢など微塵もない。ただ「売れセン」の曲を作れ、というバカなことを相も変わらず続けている、というのが実態です。

ましてメジャーで仕事している人がインデイースで自分の作りたい曲を発表ーこの行為だけで自らをなんと降格させている、などという風に音楽業界から認識される始末。

どうでしょう? 映画の世界と音楽の世界はこんなにもいろんなことがアベコベなのです。

どちらがより本当の意味でクリエイテイブか? それはいうまでもありません。

日本のメジャーの作曲家が「自分のやりたい音楽」のために自主作品を発表する、大手の音楽事務所に所属している作曲家だったらまずやりたくてもできないでしょう。周囲からストップを食らいます。ペンネームやいろんなものを変えてこっそりやるしかたぶん方法はありません。

でも映画の世界はそれができる。かなり有名な監督でもそれをやっている。

加えて映画というのはさまざまな人材が必要なので、監督もプロデユーサーも絶えず新しい人材を求めています。

つまりそれだけチャンスがあるということです。

わたしでもこれだけ仕事できるようになりましたからね。

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  全員で記念写真ですー

勿論映画の世界に問題がないわけではありません。とりわけメジャーの映画シーンー商業映画の方には日本のメジャー音楽シーンと共通する問題は確かにあります。

というわけでこういう楽しい交流会、今年も機会があれば、そしてスケジュールが合えばどんどん参加して行こうと思います。

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1月 18, 2015 イベント・コンサート | | コメント (0)

2014年11月20日 (木)

INTER BEE 放送機器展2014 プロオーデイオに行ってきました

一応音楽制作を行う我々にとっても重要な情報収集の場所であるINTER BEE 2014年に今年も行ってきました。

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自宅から幕張までどんなにがんばっても二時間近くかかってしまうのですが、あらゆるルートを試した結果、結局東京駅経由が一番早いという結論に達しました。もっとも東京駅の京葉線乗り換え口に「動く歩道」ができたのが大きいですが。「動く歩道」がなかったときは悲惨でしたけどね(T_T)

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恒例のイベントー歴史もありますので、やはり盛況です。

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やはり、メインはここですね。
pro tools11の情報を見てきました。結構いいですね。編集がすごいやりやすくなった印象があります。推奨環境マーベリクス以上だそうだけどどうしようかな、とも思いますが...(^^;)

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ヒビノのブースはやはりでかいですね(笑)

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実は自分のスタジオ用にAKGのマイク導入検討中。
機動性があるマイクだから使い勝手がいいんですね。

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YAMAHAもでかい(^^;)

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ただ、私はCubaseのユーザーではないんであまり見てこなかったですけどね。
友人で使っている人はいっぱいいまずが...

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トレーラー内の映像と音楽のスタジオコントローラー

ライブコンサートの録画+レコーディング、あるいはミュージカルの収録にも使います。たぶん「レミゼラブル」はこれと同じシステムを使っているはずです。

私もミュージカルの映画を作ったことがありますが、本来はこのくらいの機材を使う予算がないときちんとしたものが録れないんですね。まああの時は結構悪戦苦闘しました(笑)

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私のかつての古巣です。でもブースにいる人たちはJVCの人ではありませんでした。

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ニッパー君の展示が郷愁をそそります。

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かつてのプロオーデイオの王者、SSL(Solid State Logic) が他のブランドの中で「ワンオブゼム」になってしまったこと... 時代を感じます、

でもこのコンソールの感触

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懐かしいね。
Pro Tools 便利だけどなんか味気ない(笑)

特にモジュール内のつまみ やはりこれがいいんです。

最近すっかりSSLのコンソールがあるスタジオを使う機会が減りました。でもこの感触はまだ覚えていたいです。

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最後にバイノーラル録音のダミーヘッドマイク。もっとも古いレコーディングメソードの1つです。

かつて私はアーヘナコプフというダミーヘッドマイクを愛用していました。

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素晴らしいダミーヘッドマイクがあったけどそれと比べるとやはり立体感は劣るかな、というのが正直な印象です。

まあ予想通り特に新しいものはなかったですが、それなりに成果はありました。

 

11月 20, 2014 イベント・コンサート | | コメント (0)

2014年11月 4日 (火)

恒例の映画交流会@お台場カルチャーカルチャー2014年11月に参加しました。

はい 恒例のお台場の映画交流会 またまた行ってきました。前回からかなり時間が空いてしまいましたが...

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私がここ数年で映画、ドラマ、テレビの仕事をあれだけできたのもこの交流会に参加したからこそ、であります。噂を聞きつけ今回は作曲家仲間二人も参加しました。

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今回は前回よりも参加者がかなり多いですね。皆さん名刺交換、情報交換、個人プレゼンに忙しかったようです。

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毎回行われる作品のデモンストレーション、プレゼン

今年も活発に行われました。

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実はできれば近日とある映画祭で公開される「サメロメ」もここでプレゼンしたかったんですが、監督も現在取り組んでいる仕事(私も関わっています)で手が離せない状態で、今回は断念しました。編集とかが始まっちゃうとダメですね。

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一応会場でドリンクやフードを頼むのですが、皆さんそれどころではありません。

前回はは人も少なめで知り合いも多かったんですが今日は人も多く用意した資料も全てはけました。
今日の名刺交換で仕事に繋がることが果たしてあるでしようか?そう願いたいものです。

とにかく我々としてはこういうことを続けていくしかありません。人脈が命ですからね。

次回も別の予定と重ならない限り参加しようと思います。


11月 4, 2014 イベント・コンサート | | コメント (0)

2014年11月 1日 (土)

大野恭史/バジル ジョイントライブ ハロウイーンモードでやりました。ご来場ありがとうございました。

昨日無事アートカフェフレンズでのライブが終了いたしました。大勢の皆様のご来場ありがとうございました。 m(_ _)m

実は自宅から恵比寿に行くには井の頭線経由で渋谷を通らねばならなかったのですが昨日の渋谷の仮装ー特に女の子たちの仮装、コスプレはすごかったですね。
「普通の」恰好で歩いていると確実に浮きます(^^:)

ハロウイーン当日ですからね。

まあそんなこともあって私もバジルもハロウイーンモードでライブをやりました。

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ドラキュラと魔女ww

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バジルのボーカルShinoさんもこんな感じ。すっごく似合ってます(^^)

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というわけで昨日アートカフェで演奏したのは私ではなくドラキュラでした。(笑)

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バジルは9曲演奏しましたが、Shinoさんの「アンと雪の女王」よかったですね。

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バイオリンはsasukeさん、

最初お名前を伺ったときはてっきり男性だと思ってましたが(笑) 何でもお話を伺うと昔白土三平のアニメ「サスケ」に似ていたことから本人もそれを気に入って使っているようです(笑)

なかなかよい味のバイオリン(本人はバョリンと云っています(笑)) の演奏をされていました。

私とバジルの演奏が終わった後は全員でのセッションです。

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今回はハロウイーンなので、「ゴースト ニューヨークの幻 」のテーマ曲のUnchained Melodyをやりました。

ちなみに私のステージのセットリストです

・ 酒とバラの日々
・ ピアノのための3つのリフ
・ Lost Forest
・ Time goes by (カサブランカのテーマ曲)
・ Spring roll (隠されたメロデイ)
・ Short Story
・ Rock'n roll Sonata*

*初演

今回初演しましたRock'n roll Sonataですが評判は良かったようですが、個人的にはまだ改善点があるような気がしますので手直しをするかもしれません(特に三楽章)

ピアノのための3つリフ、を始めこのRock'n roll Sonataは手前味噌ですがたぶん私独自の演奏スタイルといっていいと思います。こんな曲はたぶん誰も作っていないでしょう。そのため私はこのスタイルをもう死ぬまで続けようとおもっております。

最後に全員で記念写真ー(^^)

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あらためてご来場ありがとうございました。

またよろしくお願い申し上げます m(_ _)m


11月 1, 2014 イベント・コンサート | | コメント (0)

2014年9月16日 (火)

セプテンバーコンサート@Com Cafe 音倉

プライベートな件で突発が起きてしまった関係で更新が遅れてしまいましたが、去る14日下北沢のCom Cafe音倉にて今年の第二回のセプテンバーコンサートに出演しました。

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何度も書きますが安部政権の集団自衛権容認による事実上の憲法9条の骨抜きの状態で、69年間戦争をしなかったこの日本という国が実際に戦争に巻き込まれる可能性が出てきたことに関して厳重な抗議の意思を表明するため、これまでにない強い危機感を持って音楽による平和のメッセージを伝えなければならないという一音楽家としての義務感のようなものを感じたためです。

先日のアートカフェでも配布しましたが、「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会のパンフレットも会場に配布しました。

http://nobel-peace-prize-for-article-9.blogspot.jp/

まだこのムーブメントの存在すら知らない方が多いと思いますので...

私は最後から二番目の演奏でした。

実はこの時、プライベートに関する緊急連絡が入ったため会場の皆さんに少しお待ちいただく事態となってしまいました。皆さんには大変ご迷惑をおかけいたしましたことをこの場でお詫び申し上げます。

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今日の演奏は先日のアートカフェと若干異なりますが

1.Aura Lee -(アメリカ民謡)  一般的にはエルビスプレスリーの"Love me tender"で知られていますが、元々はアメリカ民謡で南北戦争出征の兵士が家族や恋人に対して歌った曲とされています。日本で同じような歌が歌われないようにという願いが込められています。

2 ピアノのための3つのリフー私のオリジナル作品です。 かなり独特なしかもどのジャンルにも入らない曲なので驚かれた方も多いと思いますが..

3 Gotham City Waltzーこの曲はアートカフェでは弾いていませんが、私の古いオリジナル曲です。ジャズ風の3拍子になっています。

4 Imagine  ー説明の必要はないでしょう。

ついでにいえばImagineは911のあとのイラク戦争では事実上アメリカの放送局からBAN(放送禁止)になりました。自由な国アメリカですら、そういうことが起きたのですね。今の日本も同じような動きが勃興しているのを感じます。

来年も音楽による平和のメッセージを伝えていきたいと思います。

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よろしくお願いします

9月 16, 2014 イベント・コンサート | | コメント (0)

2014年9月12日 (金)

セプテンバーコンサート@アートカフェフレンズ 2014年

昨日恒例参加のセプテンバーコンサート(以下セプコン)、今年は安部政権の集団自衛権容認の問題で特別に二回セプコンに参加しますが、その第一回の模様です。

今回は私以外は全員クラシック、それもソプラノを中心とした女性演奏家ばかりで私は唯一の男性演奏家、なおかつ非クラシックの演奏家、正直場違いという感じではありましたが、おそらくセプコン事務局からコンサートのトリを務める人間に何らかの声明を発表させるという意図もあり私が最後になったのだと思います。

私の今年の第一回のセプコン

ここでセプコンをやった理由の1つとして10月31日にこのアートカフェフレンズで「バジル」とのジョイントライブをやるからで、その宣伝ライブの意味もあります。

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なのでもしこのライブ動画を見て、「面白い」と思ってくれた方、是非10月31日のライブまでお越し下さい。

日時;2014年 10月31日(金) 開場18:00  開演19:30

(デイナ―タイム 18;00-19:30)

チャージ ¥3000 + 1stドリンク ¥500

予約:Call : 03-6382-9050

アートカフェフレンズ
http://www.artcafefriends.jp/

よろしくお願いします 


9月 12, 2014 イベント・コンサート | | コメント (0)

2014年8月29日 (金)

「この坂道」主演女優、安住麻里さん劇公演「秘密兵器ー痛恨の極み」に行ってきました。

先月SKIPシテイ国際Dシネマ映画祭短編部門の入選作品「この坂道」で主演された安住麻里さんの舞台公演「秘密兵器ー痛恨の極み」がありましたので監督及びスタッフで見に行きました。

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場所は下北沢の「劇」小劇場
本多劇場の斜め向かいですね。まあ同じ系列ですが...
映画音楽をやってますとこういったお付き合いが増えてきます。

「この坂道」SKIPシティ入選の次は札幌国際短編映画祭。10月10日札幌シアターキノにて上映が決定しました。

オフシアター上映作品「シリアス!ドキュメンタリー&ドラマ」
日時10/10(金)21 時~23 時(うち、29分)会場:シアターキノ

http://sapporoshortfest.jp/

この劇団「秘密兵器」の劇公演

何と撮影OKの劇公演です。
普通はこういうことはありません。あくまでこの劇団に限ったことです。

普通の劇公演やコンサートでこれをやったらダメですからね。(勘違いする人もいないとは限りませんので)

というわけで劇公演開始ー

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中央の緑色のTシャツを着ているのが安住さん。

映画「この坂道」ではストレートのロン毛でそれもよかったけどシヨートカットもカワイイです。ロン毛の時の安住さんは「この坂道」の予告編で見ることができます。

注:この映画当時は前の芸名「上住マリア」で出演しています。事務所移籍の関係で現在は安住麻里が正式な芸名です

そして今回印象に残ったのは安住さんの演技力

まさに熱演です。

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安住さんのスーツ姿 女性刑事役なんですが、結構カッコいいですね。やはり熱演している女優さんというのは絵になります

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ひじょうに楽しい舞台でした。お笑いもあり、ちょっとお下劣で醜い(??)アイドルショーあり(^^;)、なかなかバラエテイに富んでます。31日迄下北沢 「劇」小劇場にて公演してます。

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公演後、安住さんと記念写真(^o^)。

先日の秦さんの個展の時も同じことを書きましたが、やはり同じ映画に関わった女優さんには是非がんばって欲しいです。今回の舞台の彼女の演技を見て本当に感心しました。
彼女のファンも大勢いるようです。こういう演技を続けますと人気出ると思いますね。期待しています(^^)

また映画、もしくはドラマ等でごいっしょできるといいですね。僕は音楽の方ですが..

そういや、私舞台の音楽ってやったことなかったなァ。機会があればやってみたいと思いますが..


8月 29, 2014 イベント・コンサート | | コメント (0)

2014年8月26日 (火)

女優秦ありささんの個展に行ってきました

もう7年前の話になりますが、国内外で多くの賞を受賞し海外の多くの映画祭でも招待作品となった拙映画音楽担当の作品「俺たちの世界

 


 

この映画の主演女優の秦ありささんの個展が銀座のギャラリームサシで行われたとのことで見に行きました。

 

 

 

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まずはツーショット写真(笑)

 

 

 

ありささんは最近は舞台で活躍されていますが、やはり同じ映画に関わった女優さんには是非がんばっていただきたいと思いがあります。ありささんは女優、写真家、そしてボーカリストとしても多彩な活躍されている才媛です。

 

秦ありさ公式サイト  http://www.arisan.jp/top.html

 

初日は秦さんの友人でギタリストの大野元穀さんの珍しい楽器10弦ギターの演奏もありましたのでそれも大いに興味がありました。

 

 

 

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10弦ギターの大野元穀さん。同じ大野ですが親戚ではありませんww

 

 

この珍しい楽器10弦ギター、

 

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12弦は弦が二重になってますが10弦は通常のギターに低音4弦が加わります

実は低音の4弦は殆ど弾かれません。この4弦はなんとピアノでいうサステインペダルの役割をして、音を大きくします。

このギターは巨匠ナルシソ・イエペスが使ったギターと同じもので名画「禁じられた遊び」はこのギターであの名曲が生まれています。

 

その楽器の存在自体は知っていましたが、実物を見たのは私も初めてでした。

 

そしてありささんの作品の一部をご紹介します。

 

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これらは写真に見えませんが写真です。何と和紙に写真をプリントするという思いつきそうで思いつかない手法で作っています。カラ―フィルター等は一切使っていないそうです。

 

ありささん、女優だけでなく映画や舞台の美術もできそうな感じですね。

色がキレイなので思わず絵葉書買ってしまいました。
絵葉書と作品の色、何と全く同じです。(DICナンバーにできるとしたらたぶん同じ番号になります)
これ意外にないんですよ。こういうこと。

あと秦さんは枝フェチ(!?)で枝の撮り方も何か独特なものがあります。

今回ありささんは単に女優としてだけでなくアーテイストとしても素晴らしい方であることがわかりました。同じ映画に関わったものとしてとてもうれしいですね。

ありささんがある時期からカメラで自ら写真を撮られるようになったことは聞いていました。個人的には普段被写体になっている女優さんが、今度は撮る側になったらどういう写真になるのか、というのが非常に興味がありました。ただ、今回は作品のコンセプトから人物の写真はありませんでしたが、次回は人物が写ったもので見てみたいと思います。

 

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最後にありささん、ギターの大野元穀さんと3人で記念写真

 

女優さんはそのままでもキレイな方が多いのにこういうアーチストとしても素晴らしい作品を展示されているのを見て、余計にありささんが輝いて見えました。このまま女優さんだけでなくアーチストとしてもステップアップして欲しいなと思う次第です。

 

今週30日の土曜日まで銀座のギャラリームサシでやっています。お時間のある方は是非覗いでみて下さい。
http://gyarari-musashi.com/access/access.html

8月 26, 2014 イベント・コンサート | | コメント (0)

2014年8月24日 (日)

犬や猫の殺処分0を目指してチャリティーライブWe are all friends!に今年も行ってきました

昨年は川崎チッタの横で開催されましたチャリテイライブ「犬や猫の殺処分0を目指して”We are all friends”」 今年は六本木アークヒルズ内のアークヒルズカフェにて行われました。

 

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殺処分という言葉自体が非常に嫌な言葉です。ドイツなどは犬猫の殺処分0を長い間意地している国ですが、東京も2020年のオリンピックを控え、そういう運動を起し世界に対して恥ずかしくない社会を実現したいものです。

 

一応私は「飼い主と愛犬のためのペットミュージック」(写真)をビクターエンタテインメントから発売している点と、

 

 

 

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猫も飼ってますので、この問題には重大な関心を寄せています。

 

今回主宰した「バジル」のお二人、作曲家仲間のアリマカツミさんとShinoさんのユニットです。
イベントではShinoさんの素晴らしい歌声が披露されました。

 

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ピアノは長年の作曲家仲間、アリマカツミさんです。アリマさんとは偶然ですが30日渋谷アップリンク公開のオムニバス映画「傷女子」で、私とは別の監督の映画の劇伴を担当されます。

 

また「バジル」のお二人とは10月31日に今年の私のセプコン会場でもある「アートカフェフレンズ」にてジョイントライブをやることが決定しております。
アートカフェフレンズ


アクセス
http://www.artcafefriends.jp/access.html

イベントの記念撮影です。

 

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中央はMCでジャーナリストの安倍宏行さんです。

 

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このコンサートで集まった募金は滝川クリステルさんが主宰する動物愛護団体「クリステル ヴィ アンサンブル」に寄附されます。私もささやかながら寄付しました。

 

http://www.christelfoundation.org/

 

動物愛護、とりわけ犬猫殺処分0に強い関心を抱いている方、よろしければ支援をご検討いただければ幸いです。

 

「クリステル ヴィ アンサンブル」への支援窓口です。

 

http://www.christelfoundation.org/support/

 

音楽家として動物、とりわけ犬、猫に関する仕事をしてきたこともありますので、私も犬猫殺処分0の運動を支持いたします。

 

 

 

 

8月 24, 2014 ペットイベント・コンサート | | コメント (0)

2014年6月 8日 (日)

フランスのボーカリストStѐphanie Thazarのファミリーライブ見て思う日本の音楽状況の深刻さ

先月も開催されたARTIST NIGHT に昨日行ってきた。先月は海外の映画関係者も結構参加していたが、今回はその手の人はあまりいなかった。

しかし得るものは大きかったのは、フランスで活動しているStѐphanie Thazar(ステファニー タザー)のパフォーマンスをみることができたからで、ライブ自体は内輪の無料イベント(欧米では「ファミリーイベント」という言い方をする)として行われた.

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Stѐphanie Thazar(ステファニー タザー、以下ステファニー)はフランス領レユニオン島出身(インド洋モーリシャスの隣の島ー地図) 出身でフランス、アフリカ、インド、中国の血が混じっている。フランス語だけでなく英語も流暢に話してくれるので助かった。

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パフォーマンスは素晴らしくノリもパワーも日本人とは桁違い。会場に日本人も結構いたが、殆どは初めてステファニーの曲を聴くはずなんだが、全員ノリノリの大盛り上がりイベントとなった。

狭い空間での「ファミリーライブ」だから余計に感じたのは日本人のボーカリストとのあまりにも違いすぎる歌唱力の違い。世界で戦うにはこれだけのものが必要なのだ。こんなものを聴かされるとAKBだ、ジャニーズだなんてのは恥ずかしくて世界に本当に出せない。一緒に論じることすらおこがましいというのを改めて感じる。はっきりいって日本人のボーカリストの殆どがこの歌唱力に太刀打ちできないだろう。できたにしても片手に数えるくらいしかいないかな。

何でも休暇でたまたま日本に来ていたらしいが、ちょうど昨日行われたAKBの総選挙という茶番を見られないで済んで良かった。赤っ恥かくところだった。

レユニオン島というのは歴史的にもざまざまな文化が交じり合ってきた土地らしい。そのせいか彼女のサウンドもフレンチシャンソン、ラテンビート、に今風のダンスビートを合わせ、さらにインドやアフリカ的なテーストも入っているというオリジナリテイの強いものだった。いろんな音楽のエッセンスをごちゃまぜにする、というのは私の好みでもあるので彼女の曲には全てすっと入って行った。ノリもいいし、済んだ伸びのあるボーカルも聴いていて非常に気持ちいい。

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そんな中スタンダードナンバーでもある"La vie en rose(バラ色の人生)"もよかった。勿論アレンジは今風のビートで作られている。

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あちらのアーチストでは当たり前なのだが、歌だけでなくダンスパフォーマンスも素晴らしい。アフリカンやインドのダンスもできる。多種多様の文化の中で育った人間ならではのパフォーマンスである。

今実は水面下で音楽も映画もグローバルなコラボレーションがあちこちで進行しつつある。業界のトップ連中は気づいていないが、水面下で今確実に何かが変わりつつあるのだ。その時代を眺めるべく、従来の日本のムラ社会的市場ではなく世界にコンテンツを打ち出して行くことを考えなくてはならない。そうしないと日本のコンテンツ自体が死滅する可能性すらある。そのくらい危機的な状況に日本の音楽も映像の世界もある。
今日のライブはとても楽しかったが、同時に今の日本の音楽業界のあまりのレベルの低さにかえって暗い気持ちにもなつた。

ステファニーはアーチストとしてだけでなく人間的にも素晴らしい女性だった。会えて知り合いになれたのはとてもよかった。自分は歌えないのでせめて曲作りやキーボード演奏では遜色のないものを作ろうと思っている。

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ちなみにフランス語話そうとしたけど自分の発音はききとりにくいようで結局殆どの会話が英語になってしまった。基本的に日本語と英語以外はいざとなると使い物にならんということを実感した。またフランス語一から勉強し直した方がいいかな?

ちなみに殆どの方が初めて聴くアーチストだと思うので、どんなサウンドか聴いてみたい人はこちらをどうぞ。

こちらもいいですね。大人の雰囲気です

公式サイト http://www.stephaniethazar.com/

まあ、日本で正式にツアーとかできるようになるといいですね。近くで声を聴いて久々にいい感じのアーチストに出会うことができました。


6月 8, 2014 イベント・コンサート | | コメント (0)

2014年6月 1日 (日)

久々参加!! 猛暑の中のBBQ大会@晴海埠頭公園

このBBQ大会、かつては「映像&クリエーターBBQ大会」と銘打っていましたが、テレビデイレクターのI氏主宰のBBQ大会に久々に参加しました。

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I氏とはかつてNHKのEテレビの「シャキーン」という番組でいっしょに仕事させてもらいましたが、最近私も劇伴関係とか音楽教材関係の仕事でこのイベントになかなか参加できませんでした。しかしこの集まりから多くの人脈を広げることができましたので、やはりこういう会には可能な限り参加しようと思っています。我々にとって人脈は命ですから

それにしても暑かった。

よりによって全国軒並み今年最高気温を記録。

あとで聞いたのですがフジテレビのあるお台場は36度(!)を記録したようです。このBBQ大会は水路隔てて隣ですがら、そのくらい気温があったかもしれません

このBBQ大会、一時と比べると映像関係やクリエーターの割合は減りましたが、それでも今回は映画監督とプロデユーサーにあらかじめ用意していた資料を渡すことができました。

BBQ大会ではタヒチアンダンスの見世物がありました。

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本日のBBQによる新たな出会いに感謝して、また何か仕事につながればと思います。

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6月 1, 2014 イベント・コンサート | | コメント (0)

2014年5月18日 (日)

ぶどう÷グレープレコ発ライブ@東京に行ってきました

以前のお仕事の関係もあって、名古屋をベースに活動しているぶどう÷グレープのレコード発ライブが東京渋谷の「ラストワルツ」にて行われるとのことで見に行ってきた。

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今回は最新アルバム「アムステルダム 」のレコード発売ライブとして東京でのライブ。めったに東京ではライブをしないのと、音源は何回も聴いていたけど実際ライブを見るのは初めだったのでいい機会と思って行った。


ぶどう÷グレープ アムステルダム\2142 (6/4発売)

ぶどう÷グレープはご存じの方も多いと思うが名古屋をベースで活動しているバンドだがヨーロッパツアー、取り分けイギリスツアーを二回成功させ、ヨーロッパにファンが多い。いわば名古屋発の日本のグローバルバンドである。

私はイギリスツアーを二回とも成功させたと聞いて驚いた。イギリス人というのは英語の歌詞以外の曲は聴かないことで有名だからだ。しかし今日初めてライブを見て何かわかるような気がした。

ぶどう÷グレープのボーカルくみんこさんとはある会社のCMソングを歌ってもらったのが縁だが、最初にぶどう÷グレープのサウンドを聴いて自分のフィーリングにすっと入って行くのを感じたのを覚えている。そして今日初めてライブを聴いてその理由がわかった。このサウンド、この音作りーどこかで聴いたことがあるのだ。ーそうかプラスチックスだ! そしてこのぶどう÷グレープのリズムの作り方を聴いてなるほどサエキけんぞうさんが気に入っている理由もわかるような気がする。だから自分の中でもすっと入って行ったのだ。

実は殆どの人が忘れているかもしれないが、80年代初頭から中頃にかけて日本のポップスが世界から注目を浴びていた時代があった。いわゆるYMOを中心としたテクノポップムーブメントだ。そして細野(晴臣)さんが中心になって作った「YEN」レーベルは面白かった。ぶどう÷グレープはこの流れを引き継いだバンドだろう。

ちなみにぶどう÷グレープの曲目の前にYMOのライデイーンやアースウインドエンドファイアーの"Let's Groove"を入れているあたり、自分と同じ世代の人間がいるな、とおもったら果たせるかな、バンドの殆どの曲を作っているギターの永井秀彦氏は私と同世代だった。音楽の話をしたらいろいろと話が合いそうだ。

しかしぶどう÷グレープは決してプラスチックスやメロンといったバンドの二番煎じのバンドではない。勿論今風の音作りもしているがこのバンドの魅力はやはりボーカルのくみんこ÷グレープの存在感、キャラクター、これに尽きる。やはりボーカルはカリスマでないといけない。独特な声質のボーカルとさすがモデルもやっているだけあつて自分の見せ方を心得ている。これは世界中のファンが釘付けになるのもわかる。今日のステージでも観客がくみんこさんに引き付けられているのがよくわかった。ぶどう÷グレープの歌詞は日本語だが、それを補ってあまりあるくみんこ÷グレープの魅力がイギリスのファンを惹きつけたのだろう

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ライブではくみんこさんと久々の再会を喜び合った。

ぶどう÷グレープは表面上は名古屋発のインデイーズバンドということになるのだろうが、日本よりも海外で評価が高いバンドである。これは先ほども書いたように80年代の日本のポピュラーミュージックの黄金時代(といっていいだろう)のテクノポップミュージックの流れを踏襲しているからかもしれない。その意味では音楽を始めとするコンテンツが国境に関係なく広がる現代、ジャパニーズテクノポップの流れを世界に出して行くのも一つの方法ではないかと思う。(間違ってもAKBとか、あえていわせてもらえばゴミ同然のJ-popでは断じてないと思う)そういう文化価値の高いものを打ち出して行くことこそがクールジャパンであるはずだ。

ちなみに今から一年ちょい前、くみんこさんにCMソングを歌ってもらった。その時の記念写真である。

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くみんこさんの歌った販促ソングはこちらで聴くことができます。
https://kyojiohno.cocolog-nifty.com/kyoji/2013/02/td-d623.html

新アルバムアムステルダムは自信作、いや今までの最高傑作だそうです。私も全部聴いてませんがよくできていると思います。ご興味のある方は下記のリンクまでどうぞ。尚、正式発売日は6月4日だそうです。



5月 18, 2014 イベント・コンサート | | コメント (0)

2014年4月20日 (日)

音楽愛好家による音楽愛好家のためのイベント Record Store Daysの今後に期待!1

以前こういう記事を当ブログにて書いたのをおぼえていただいているだろうか?

■音楽マーケット異変あり! アメリカで音楽配信衰退の兆しとアナログレコード売上急増中
https://kyojiohno.cocolog-nifty.com/kyoji/2014/01/post-46c2.html

昨日全国のアナログレコードを販売するお店が提携してRecord Store Day Japanのイベントがとりおこなわれた。このRecord Store Days をご存じない方のため簡単に説明するとアメリカのBull Morseの店員 Chris Brownが全米の書店でのマンガのプロモーションイベントFree Comic Daysにヒントを得て発案、2007年にEric Levin、Michael Kurtz、Carrie Colliton、Amy Dorfman、Don Van CleaveBrian Poehnerによって創始され、全米700店舗超、海外に数百を数える独立資本のレコードショップとアーティストが一体となり、レコードを手にする面白さや音楽の楽しさを共有する、年に一度の祭典である。日本では2011年に始まり今回が四回目となる。

Record Store Days 公式サイト http://www.recordstoreday.com/

このRecord Store Daysの大きな特徴として、このイベントがアーチストの全面的な協力によってとりおこなわれている点でMetallicaがサンフランシスコのラスプーチン・ミュージックでオフィシャルにキックオフ。以後次々と協力を表明するアーチストが現れ、ビ―ステイーボーイズ、トッドラングレン、デュランデュラン、さらにジェリールイス、ビーチボーイズアルジャーデインといった大御所までも協力を表明。毎年アメリカではアンバサダーとして、メタリカ、オジー・オズボーン、イギー・ポップなどが就任し、2014年は Public Enemy のチャック・D が就任等全世界的にはアーチストとアナログレコード店のコラボレーションイベントの様相を呈している。

日本ではASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文Gotchというユニットでアンバサダーを勤め今回のイベントを盛り上げるのに大きく貢献した。

タワーレコードを始めDisc Unionを始めとする全国のアナログレコードを販売するレコード店がRECORD STORE DAY限定アナログ商品を始めこの日でなければ手に入らないグッズを販売。さらに各お店独自のキャンペーンを行った。

例えばタワーレコードはRECORD STORE DAY特製ショッピングバッグを使用!Vestax ベスタクス USB出力機能スピーカー内蔵 ポータブルターンテーブル handytrax USB White抽選でプレゼントといったことを行っている。
http://towershibuya.jp/news/2014/04/14/7577

そしてその反響は? 下の図を見てください。下北沢のJet-Setの画像です。

Jetset

何と開店前から長蛇の列で入店規制をしています。

もう一度いいます。入店規制です

こんな光景見たことありますか? その辺のCDショップで...

これをみても今年の初め書いた当ブログの記事でアナログレコードが全世界的に復活しているニュースを以前伝えたがそれが嘘ではないことがこの事実で証明されたと思う。

と同時に「音楽をきちんと聴かない日本人」とか「音楽離れ」とか言われている日本人だがそういう人ばかりではないということがこれによって証明されたと思う。

twitter より 

いつもの5倍、店回ったなぁ。今日もやればいいのに

さてこの現象を単なる懐古趣味の台頭、かのように捉える人も多いようだが、それは全く違う。そういうデジタル絶対といった先入観が根強くあるがそういう認識は全くの誤りといっていい。

実は理論を考えればわかるがデジタルの音は20Hzより下、20KHZより上の周波数成分を切っている。この周波数帯域の根拠は人間の耳の周波数帯域からとされているが、実際には最近の研究で人間を含む動物は耳以外からも音の情報を得ていることがわかっており、現在のデジタルの周波数帯域ではいかなる音も正確に原音に忠実には再現していない、というのは多くのサウンドエンジニアや音響の専門家の一致する見解になりつつある。

やはりドラム、ベース、弦の音質はCDでは絶対に出ない音をアナログで出すことができる。ひとことでいえば要はデジタルの音は無味乾燥で、豊かなアナログ音質の方がやはり高音質だということをユーザーが理解し始めた証拠でもある。今回の日本でのRecord Store Daysの予想以上の反響、盛り上がりはその事実を証明しているといってもいいだろう。

ちなみにアナログレコードでも全く現代に対応していないわけではないのはVestaxが出している以下の商品でも明らかである。


Vestax ベスタクス USB出力機能/録音ソフト付き
スピーカー内蔵 ポータブルターンテーブル ホワイト handytrax USB White

この商品はアナログレコードだけどUSB端子がついている。そのため古いアナログレコードをcd化することもできるし、パソコンやi-pod等に取り込むこともできる。勿論そのままアナログの音をスピーカーで再生することができ豊かなアナログサウンドを楽しめることができる。古いレコードをcd化したい、あるいは手軽にアナログサウンドを楽しみたい、という方にお勧めしたい。(値段も手ごろである)

ちなみにアナログレコードの音の創り方、カッテイングを見るとかなりきちんとしたシステムであることがわかる。興味ある方は以下のリンクを参照されたい。
『レコードの音って懐古趣味的にとらえてる人もいるかもしれないけど、ちゃんとしたシステムで再生するとびっくりしますよ。』
http://togetter.com/li/656516

,さて、結局こちらに話が行ってしまうのだがこれだけの盛り上がりを見せているにも関わらず日本のメジャーレコード会社はこのRecord Store Daysのイベントを全く無視している。

先入観と決めつけのみ。アナログレコードをアナクロと決めつけ、単なる懐古趣味といってこの状況に見向きもしない。それが日本のメジャーレコードのRecord Store Daysに対する認識の全てである。

元々日本の音楽業界は売れセンなどというアホらしい見解に自らを縛り、それがマーケテイングだなどと云う大勘違いを業界ぐるみでやってきた。そして真に音楽を愛する人たちを蔑ろにし、彼らの声を無視してきたのである。音楽業界が衰退したのはインターネットのせいではなく、リスナーの音楽離れを推進するような動きをしてきたためである。

このRecord Store Days Japanは音楽愛好家による音楽愛好家のためのイベントといっていいだろう。音楽業界から見向きもされなかった音楽愛好家による「反撃」がこういう形で始まったといっていいと思う。日本の音楽文化が復活するきっかけになってくれればと観点から今後の動きに大きく期待したい。

そしてメジャーレコードがそれを無視し続ける限り、その恩恵を受けることはない。音楽を愛する人たちの声を無視する会社に明日はない


4月 20, 2014 イベント・コンサート | | コメント (0)

2014年4月13日 (日)

大野&みるとジョイントライブ満員御礼-ご来場ありがとうございました

本日オカリナ奏者みるとさんとのジョイントライブ
"As We Wish" - Kyoji Ono & Milt Joint Concert

無事盛況ー満員御礼の状態で無事終了いたしました。ご来場いただいた方、本当に

ありがとうございましたm(_ _)m

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みると君とはだいぶ前からのお知り合いでしたが、同じ日にライブをしたのは数年前のセプテンバーコンサート以来、またいっしょにやりましょう、という話はだいぶ前からしておりましたが、本日ようやく実現いたしました。

Photo

オカリナという楽器はニューエージ的なイメージがありますが、みると君のバンドはギターとバイオリンを加えたトリオで非常におしゃれなサウンドです。その通常のオカリナのイメージとは違うおしゃれなサウンドがテレビ朝日のニュース番組「ポータル」のエンデイングテーマに選ばれました。

私のライブステージです。今回も弾きまくりました(笑)

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やはりライブはいいもんですね。
普段自宅スタジオにこもって仕事していることの多い自分にとっては本当にいい気分転換になります。やはり「引き籠り」は良くないですね(笑)

今回は私とみると君のバンド、そしてみると君のマネージャーの樹紫苑さんとのジョイントステージも行われました。

Casaclassica

またこういう機会をもうけたいと思います。

改めて皆さん日曜日の午後にも関わらず沢山の皆さんのご来場
ありがとうございました、

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4月 13, 2014 イベント・コンサート | | コメント (0)

2014年2月25日 (火)

ソチオリンピックを終わって、開会式閉会式でふんだんに使われたロシアの作曲家の音楽ー東京オリンピックの演出が心配

昨日ソチ冬季オリンピックが閉幕した。日本は長野に次ぐメダル数8個と成果はずいぶんあったと思う。

 

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開会式も閉会式も見たがすばらしい演出だった。

開会式の聖歌の点火式でのストラビンスキーの火の鳥、花火のBGMに使われたチャイコフスキー(ピアノコンチェルト第一番)を始めロシアの作曲家の曲がふんだんに使われていた。やはり音楽文化が豊かな国は羨ましい。気が付いただけでラフマニノフ、ショスタコービッチ、ボロデイン、チャイコフスキー、ストラビンスキー等々、二年前のロンドンオリンピックも我々音楽関係者にはあまりにも刺激的な開会式、閉会式だったが、ロシアは別の意味で底が深い。やはり音楽文化が豊かな国は羨ましい。

東京オリンピックの時にこんな演出ができるかどうか甚だ疑問だ
AKB(仮に存在していたにしてもいくら何でも現メンバーではないだろうが..)やジャニーズアキバ系などという悪夢の内容にはしてほしくないけどね

そして上記の作曲家の作品を改めて聴いてみるとやはり立派なエンタテンメントになっているということ。

何度も書くが歴史に残っている音楽というのは本来そういうものだったのだ。新垣氏を始め現代音楽系が「わかりやすい音楽を書くのが恥ずかしい」などと平気でいうこと自体、芸術とエンタテンメントに対して根本的な勘違いをしているといわざるを得ない。だから阿漕な業界関係者に変につけこまれてしまったのだ。

東京オリンピックまであと6年(しか)ない。
音楽に携わるものとして世界に対して恥ずかしい演出にならないよう心から願いたいものだ、
(電通が仕切るとまた浅利慶太とその一派になる可能性が高くなるのが気がかりーまあいくら何でも浅利はその頃生きてれば80代半ばになるのでそんなヨボヨボ爺さんにやらせる非常識なことはしないと思うが)

でもわからんなー オリンピックの委員長が森元首相、今回でも浅田真央に対して言わなくてもいいことをいったが(相変わらず昔から舌禍がある人物だ) その森と浅利は同世代だし、電通と浅利の癒着ぶりは誰もが知っている事実、それと、訳のわからんクールジャパンの推進で滅茶苦茶になりそうな予感が

杞憂で終わってほしいとは心の底から思ってはいるが、でもこの悪夢になってしまう可能性は十分にある

 

 

 

 

2月 25, 2014 イベント・コンサート | | コメント (0)

2014年1月20日 (月)

恒例ーお台場の映画人交流会@東京カルチャーカルチャー

半年に一度開催される映画関係者の交流会「映画人交流会」に参加しました。

前回は都合あって参加できませんでしたが、この交流会都合何回参加したか覚えていないほどかなり前から参加しています。お台場で5回目の開催でそれ以外の会場で3回ほど開催されていますが2-3回参加できなかった時がありましたが私の中では「恒例化」しています。

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それにしてもお台場、、めっちゃ寒かったです。夜の観覧車もキレイですが寒さに震えているように感じます。

会場はZepp東京内の「東京カルチャーカルチャー」です。ここのところ毎回この会場です。

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この会がきっかけで多くの仕事に結びつくことができました。今や私の作曲の仕事の大半は映画劇伴関係の仕事になっています。大変感謝しています。

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会場ではいつもながら活発な名刺交換が行われました。一応フード、ドリンクあるんですがあまり飲んだり食べたりする時間はないですね。

今日も名刺交換や用意した資料を渡したましたが、もう何回も出席しているせいか知っている人が多くFacebookでつながっている人との「再会」の方が多かったですね。それだけ映画制作の世界も狭いということでしょうか。

だけど少なくとも映画や映像制作の世界は音楽の世界と比べると遥かにオープンな世界ですね。そしてチャンスもすくなくとも音楽よりはあると思います。音楽業界のように大手プロやレコード会社だけで全て囲ってしまい第三者が絶対入り込めないような世界とは違いますね。だから私のようなものでも仕事ができるようになりました。

そんなわけで今日は名刺交換数はいつもより少な目でしたが、それでも4人ほど新たに映画監督にプロフィール+音源の資料を渡すことができました。とにかく大事なことはこういうことを続けること。そんなわけで今日新たに出会った皆さんに感謝いたします。

最後に会場で「いいちこ」の新商品の試供品を配ってましたので今晩はこれをお湯で割っていただこうと思います。寒い時にはこういうのがいいですよね。ちなみに焼酎はビールより遥かにカロリーが少ないです(^^)。

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1月 20, 2014 イベント・コンサート | | コメント (0)

2013年12月 4日 (水)

ミュージックソムリエイベントー「「現代音楽をあそぶ 」で自らを再発見

本日は久しぶりにNPO法人ミュージックソムリエ協会のイベントで「現代音楽をあそぶ  〜Erik Satie、John Cage、Steve ReichからThe Who、Frank Zappa、THE BEATLESまで」に参加してきました。

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ピーターバラカン氏のホストで日本在住の作曲家、モーガンフィッシャー氏を中心に「現代音楽」をテーマとしたトークショーです、「現代音楽」といえばかつて私が一時的に関わって一度は「やめた」と宣言していたんですが、 (参考記事:なぜ私は現代音楽をやめたか https://kyojiohno.cocolog-nifty.com/kyoji/2006/04/post_8725.html ) バラカン氏と多くのアーチストのサポートをやってきたモーガンフィッシャー氏が「現代音楽」を語るということで少し興味がありました。

トークショーでは貴重な画像や動画が展示されていました。エリックサテイの動画があるとは知りませんでした。BGMのジムノペディでこの動画を見て感激(1920年ころ撮影されたそうです)少し見えにくいですが左側にたっているのがエリックサテイその人です

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Erik Satie (左)

エリックサテイはコンセプトの面でもある意味現代音楽の先駆け的な存在ですが、ここで次はサイモンジェフェスのペンギンカフェオーケストラの方に話がいく等、私のフィーリングにぴったり合った話が出てきてうれしくなりました。

通常クラシック系の人が「現代音楽」を話すとたいて「無調音楽」とか下手すりゃ12音技法やいわゆる「クラシック的な現代音楽」の方向に話がいってしまうのですが、ここではサテイからペンギンカフェ、ジョンケージ、ブライアンイーノと、いずれも私が音楽的に影響を受けた人たちの名前が出てきましたので入り込んで行きました。

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John Cage

BGMはジョンケージの名曲"In a Landscape"でした。

尚、ジョンケージの話の時には、ケージの盟友で美術家のマルセルデユシャン、とマンレイのツーショットの映像も一瞬ですがありました。貴重な映像を見ることができました。あとプリペアードピアノ(Prepared Piano)を仕込むケージの映像も撮されましたが、その中でフィッシャーさんが一言おっしゃったのが印象に残りました。

「作曲家はクリエイテイブになる」ために雑音を捜して組み合わせる...」

昨今の音楽状況はレコーデイングの課程で「ノイズ」を徹底して排除する風潮があり、ギターのフレットで指を動かす音やピアノのダンパーペダルの音を聴いて「ノイズだ、耐えられない」などという人間が少なくありません。フィッシャーさんの上記の一言は音楽が今ノイズを徹底的に排除することで音楽のクリエイテイブ部分がどんどんなくなっていく昨今の風潮を思わせました。

あとバルトークの話もいいですね。バルトークは民族音楽の語法を芸術音楽の中に取り入れましたが、いわゆるクラシックの中の現代音楽(実際には近代ですが..)では一番好きですね。私自身も大きな影響を受けました、特にピアノの演奏は多大な影響を受けました。

そして「現代音楽」の電子音楽の籏手カールハインツシュトックハウゼン がビートルスの音楽に強い影響を与えた話や

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見辛いですが左側の写真がシュトックハウゼンです

この中ステイーブライヒ、テリーライリー等のミニマリズムの話からそれがいかにロック音楽に影響を与えたかという話で

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The Who の話とか
(ピートタウンゼントのギターのリフ)












Zappa

Frank Zappaの話が出ました、このあたりの話を聞くと結構血が騒ぎますね。

さらにローリーアンダースン(先日亡くなったルーリードの奥さん)の懐かしい O Superman! のミュージックビデオまで見ることができました、

結局サテイ、ジョンケージ、イーノ、バルトーク、ミニマリズムからロック、(このトークショーになぜかプログレの話は出ませんでしたが...)  などの話の進行を見ると

現代音楽やめた、 といったけど この観点からするとなんだ自分はずーっと現代音楽をやっていたんだ、ということを再認識させられてしまうわけです。もちろんその「現代音楽」とは十二音や無調等のクラシック系の作曲家の書く恐ろしく退屈な「現代音楽」とは一線を画すものです。(というか私はこれを「現代音楽」とは呼びたくありません)

結局私はポップスだ、なんだ、とやってきましたが 自分のルーツは変わってなかったんだということに気づきました。

だったら遠回りせずにこれにずーっと徹していればよかった、とも思ってしまうわけで

いかに日本の音楽業界の中で自分はただただ流されていたんだ、ということにも気づき愕然としたわけです、

その意味で個人的にも非常に今日のトークショーは有意義でした。非常に得るものがありました。

最後に「現代音楽」といえば........    会場で4分33秒を上演(!?) 

この意味、わかる人にはわかりますが...(笑)

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実は時間の関係で実際には1分しか「演奏」しませんでした、(笑)

もう1つこのイベントでさらにあることが浮き彫りになりました。

それは音楽の進化、表現の可能性は実質的に80年代で止まってしまっている。

ということです。

このことは音楽クリエーターの端くれとして私自身 忸怩たる思いがします。
少しでも新しいことを考えるべく、私は新たなことに挑戦していこうと思っています。

12月 4, 2013 イベント・コンサート | | コメント (0)

2013年11月15日 (金)

INTER BEE 2013年プロオーデイオに行ってきました

恒例の放送機器展ーINTER BEE 2013が例年とおり幕張メッセで昨日から開催されています。

私は多摩市在住なので幕張までは遠い(汗) いろいろ試したけど結局新宿から中央線で東京経由で京葉線で海浜幕張が一番近いという結論に達しました。今までこのルートは躊躇していたんですが、駅構内で「動く歩道」ができたのが大きいかもしれません。普通なら一駅分歩くくらいの距離ですからね。

そして現地到着

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まずはAvidのブース。やはりここにまずは行かないと始まりません。人の集まりも違います。

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そのPro toolsのプラグインソフトウエアでちょっといいものをみつけました。音声さんの間では有名なプラグインだけど私も欲しくなりました。うちも自宅スタジオで整音まがいのこともすることがありますので。

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但しこのプラグイン、Macのシステムはギリギリセーフ(現在10.6.8 Snow leopard)だけどPT9以降でないとサポートしていないらしいです、うーんそろそろPT11考えた方がいいかなあ。

ちなみサンミューズ社のブースがあったので、にこのブログでも述べましたbias社peakにその後のことを聞いてみましたが今や関係者とも連絡が取れず、完全にお手上げ状態だそうです。今や波形編集ソフトはYAMAHAwavelabを使うしかないみたいですね。

これはっきりいって非常に私としては困ります。(涙)

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かつてはレコーディングの王者だったSSL(Solid State Logic)  されどSSL... DAW対応のコンソールやライブPA用のコンソールも出していました。SSLとしては珍しいことです。

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かつては「テレコ」(テープレコーダー)なるものを作っていた両社。勿論今の商品にはもはやそれはありません。私は古い人間なのでそれを重宝した時代を知ってます。今の人は「テレコ」ってなあに? と思う人の方が多いでしょうね。(笑)

まあこういうものはこだわりのあるほんの一部の人だけが使っているということでしょうか。メーカー系のスタジオにはまだ置いてありますけどね

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クリプトンフィーチャーメデイア㈱のブースです。勿論InterBEEでは「初音ミク」は展示してません。(笑)。昨日の記事で「初音ミク」はオモチャの域を出ていない、という私の発言に反応した人が多かったようですが、実際業務用のプロ用機材の展示会では「初音ミク」は全く対象外の商品であることはこのクリプトンフィーチャーのブースを見ていただければおわかりになると思います。

二時間ちょっとで全部見終えました。毎年同じことを書きますがかつては見るだけでプロオーディオも一日かかった時代があっただけにそれを考えますと寂しいですね。オーディオの世界の落日を象徴しています。展示も一部興味深いのはあったもののやはり新しみは少ないですね。仕方ないかもしれませんが..。

11月 15, 2013 イベント・コンサート | | コメント (0)

2013年8月11日 (日)

「犬猫殺処分0を目指す」のチャリティーコンサートに行ってきました

ネコを飼っている手前、なおかつペットミュージック(写真)という作品を作っていることもあり本日作曲家仲間のありまかつみさん主宰の「犬猫殺処分0を目指す」のチャリテイコンサートに行きました。場所は川崎のクラブチッタの斜め迎えのCampです

 

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今回のイベントを企画したバジルとMCでボーカルのShihoさん

 

今回のチャリテイ―コンサートでは上記の私の作品ペットミュージックを共同企画したペット業界関係者も呼び、今後のペット関係のイベントで何かつながるものが発生すればと思いました。

 

昨年だけで飼い主に捨てられたり、里親が見つからずになんと17万頭の犬猫が殺処分されてしまうという辛い現実があります。

 

コンサートの収益は犬猫の殺処分問題に取り組む神奈川動物愛護団体に寄付されました。

コンサートはライブあり

 

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ベリーダンスありの盛りだくさんでしたが

 

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真面目な話も勿論多く、ジャーナリストの山路徹氏や写真家の太田康介氏の福島原発周辺で「見捨てられた犬猫たちの惨状」のレポートがありました。

 

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神奈川動物愛護協会のレポートです。殺処分は無責任、無計画な飼い主が原因で結果として捨てられたりすることが多いことがレポートされました。

 

 

 

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最後に出演者全員でご挨拶。

 

 

 

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私も今回誘ったK-wanの田口社長も非常に有意義な時間を過ごしたと思います。勿論些少ですが、寄付をしました。

 

 

 

今後もペットミュージックもしくは昨年作った新曲"So Happy Dream"(wanwantownというサイトで購入可能)のライブが企画されておりまして、今回のチャリテイ―イベントとの関係者とも何等かの接点が得られる可能性はあると思います。

 

いずれにせよ我々一人一人が責任と自覚を持って犬猫を寿命を全うするまで大切な家族の一員として扱い、殺処分されるワンちゃん、猫ちゃんを0に近づくように祈りたいものです。

 

 

 

8月 11, 2013 ペットイベント・コンサート | | コメント (1)

2013年8月 7日 (水)

化粧品メーカー環境音楽、新商品発表プレス発表に参加

本日六本木ヒルズのホテルグランドハイアット東京にて今回私が制作した化粧品メーカーの環境音楽に関する新商品の発表に立ち会いました。

実はよく考えればホテルグランドハイアット東京に来たのは初めてでした。

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今年の初めから作曲の着手してきたのですが、今回は化粧品と音楽のコラボレーションという形で進められました。最高級の化粧品による肌へのお手入れと心のリラクセーション効果を狙った音楽ということで制作し、美容ジャーナリストの第一人者の斉藤薫さんの監修の元、制作されました。

そして今日はその新商品「コスメデコルテ AQMW レプウリション」(コーセー化粧品)のプレス発表で音楽の制作者としてプレス発表に招待されました。

7年前に同じ「サロン用」の環境音楽を制作した時は私の名前は一切出ていなかったんですが、今回は斉藤薫さんとともに大々的に私の名前が出ています。(^^;)

今回の商品について詳しくはこちらをご覧ください

http://www.cosmedecorte.com/aq_mw/

ちなみに今回の新商品「コスメデコルテ AQMW レプウリション」(写真)の値段、 何と¥15000 ! 
なんでもアンチエイジングの美容液とか

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実は今回の仕事で化粧品メーカーのマーケテイング力はすごいと感じました。おそらく日本のどの業種よりもきちんとできているという印象を持ちました。このマーケテイングは音楽を始めとするコンテンツ業界全体が大いに参考になるのではと思っています。この件につきましては別の記事で書こうと思っております。

プレス発表は女性誌やファッション誌関係が中心だったように思います。

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商品の詳細な発表のあとドリンクやスイーツが振る舞われましたが今回のスポンサーは気合入っています。ケーキにまでAQMWのロゴを入れてます。

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プレス発表が終わり、とりあえずクライアントであるコーセー化粧品側は今回の私の音楽の出来に満足しているようで安堵しました。それが一番重要ですからね

今回のプレス発表の記者用販促物。来場したマスコミ関係全員に配られました。今回の新製品と自分の曲のCD。これから大々的にプロモーションする予定と聞いています。

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今日で正式に発表となり、情報も解禁されました。

正直ヒーリング音楽の分野は私は一時離れていてしばらくやらないつもりでしたが、やはり今回のクライアントの趣旨等も考えて引き受けることにいたしました。しばらくヒーリング音楽関係でやる気が失せたのは日本の音楽療法の世界の現状にかなり幻滅を覚えていた点と、いわゆるスピリチュアル、ニューエージ系の人たちと仕事して結構ひどい目に遭った経験も大きいかもしれません。
とはいえ、自分の作曲家のイメージとして「癒し系」の音楽の作家というイメージが以前からあったのも事実で、今回のコーセー化粧品との仕事で結果として余計そういうイメージが増強されてしまうかもしれません。まあそうなったらそうなったで自分の運命かもしれないとあきらめるしかないでしょう(笑)。

いずれにせよ環境音楽だろうが歌ものだろうが映画音楽だろうが音楽のプロフエッシヨナルとして最善と信じる音楽を作るだけです。環境音楽以外の仕事も今後やっていくだろうと思われます。

今後もこの関係で何か新たな展開があるかもしれません。その時はまた然るべき段階で告知いたします。

とりあえず

・コーセー化粧品コスメデコルテAQMW 美容音楽8/21 好評フリーダウンロード中!!

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コーセー化粧品の最高級ブランドの新商品「コスメデコルテ AQMW レプウリション」(コーセー化粧品)のお手入れ用音楽「コスメデコルテAQMWーヒーリングラプソデイー」を作りました。

絶賛フリーダウンロード中  是非聴いてみてください。(年内まで)

コスメデコルテの会員でない方もお聴きになれます。

http://www.cosmedecorte.com/aq_mw/music_dl/

8月 7, 2013 イベント・コンサート | | コメント (0)

2013年6月22日 (土)

バーチャルリアリテイ展に行ってきました。

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まだ仕事が完全に片付いていないんですが本日までなので雨の中でしたが東京ビッグサイト「3D&バーチャルリアリテイ展」に行ってきました。

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今回は「立体音響」に関する展示やデモがあるというのでそれを体験するのが目的です。さすがに「産業用のVR」を私が見てもしょうがないので...

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今回はこれが目的です、

アコーステイックフィールド社の立体音響で、かなりすごいとの話だったので楽しみでした。実際聴いてみましたが本当にすごかったですね。音の位相感が抜群といっていいです。

これを動かすにはユニットとオーデイオインターフェースが両方必要で前者はWindowsのPCでコントロール、後者のオーデイオインターフェースはMac等のソフトでコントロール、オーデイオインターフェースはA-dat仕様の光ファイバーでユニットに接続だそうです。

音の立体感は例のダミーヘッドマイクのアーヘナコプフを除いたら、電子的に音を立体化させるという面では今までで一番性能がいいかもしれません。但し現段階ではPro toolsDigital Performerといった我々が良く使うソフトウエアとは連動できないので、このままだとスタジオ等に導入が進むとは思えないですね。サラウンド等の調整にも向いていては映画やイベントにはかなり効果的とは思いますが、いかんせんPro toolsDigital Performerと連動できないというのがネックですね、

せめてRewireプラグイン等が可能だといいのですが、その辺りは何とかならないものでしょうかね。今後の開発の動向に期待します。

もう1つは既にうちのスタジオで導入しているArnis社のSound Locus -実はまだこのソフトを私自身完全に使いこなしていないので、そちらに関しては逆に詳細を指導していただいたが、チュートリアルもちょっとわかり辛いのでいまだ悪戦苦闘中です(汗)

さて、今回の目的はそれだったんですが、それ以外にちょっと面白かったのは国際バーチャルリアリテイコンクールで優勝した慶応大学のグループの展示

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この箱に手を入れると、鳩があたかも腕に止まっているような感じ(鳩の鳴き声も聞こえる)になる、触感と音による珍しいバーチャルリアリテイ。普通VRというと音が映像ですが、これは発想の勝利でしょうね

ちなみに裏の仕掛けはこうなっています、見ればなーんだ、ですが(笑)

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ちなみに今話題の3Dプリンターも展示されていました。すごい人だかりでしたが写真を撮ろうと思ったらどこも撮影禁止でした。まあ当たり前でしょうね(笑)

来月の初めにはクリエーター展があります。そちらも楽しみにしようと思います。

6月 22, 2013 イベント・コンサート | | コメント (0)

2013年2月17日 (日)

音楽+映像交流会@ デジタルハリウッド

作曲家コミュニテイのクレオフーガデジタルハリウッド大学主催の音楽+映像交流会に出席してきました。

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ご存じない方のため、クレオフーガとは作曲家のコミュニテイで大半が作曲家志望の学生やアマチュア作曲家の参加サイトですが、時々テレビ関係の募集も行っている関係で私も一応音源をアップしたページを持っています。もっとも殆ど参加したりはしていないんですが、今回はデジタルハリウッド(我々業界では通称「デジハリ」といってます)での交流会ということで、そういうのに参加するのも面白いかと思ったんですが

正直デジタルハリウッド大学の講師陣や映像関係会社の人間がポツポツいただけで、「デジハリ」での将来有望なクリエーターとかの参加がなかったのでいささか期待はずれの面はありました。クレオフーガ関係の作曲家やミュージシャンの出席者が大半でしたが、一人知り合いの作曲家が偶然参加していたので結局その人間との話の時間が多かったですね。

まあ開催時期も問題があったかもしれません。学生は期末の制作の忙しいし、映像制作関係は現在テレビとかその関係の企画や制作、現場等に一番忙しい時期のはずなので交流会どころではないのかもしれません。

デジタルハリウッド大学は専門学校、大学、大学院と4月から御茶ノ水ソラシティ3階、4階に移転して一か所にまとまるようです。今後定期的にこういう機会をもうけるとのことなので次回は大勢の映像関係者の参加を期待したいところです。

ちばみにデジタルハリウッド大学自体には知り合いは何人かいますので、別段「デジハリ」と私は縁がないわけではありません。しかし映像や劇伴、映画音楽に作曲家活動のメインをうつしている関係上、まだまだ盤石とはいえない現在の流れを引き続き強化したいと考えています。次回の映画音楽制作は早くて四月以降かなあ、順調にスケジュールが運んだとしても...

2月 17, 2013 イベント・コンサート | | コメント (0)

2013年1月24日 (木)

ミュージックソムリエ協会主催「音楽ファンの未来、音楽放送の未来~音楽の新しい楽しみ方~」(かなりの長文です)

青山スパイラル地下のCAYでのミュージックソムリエ協会主催のイベントに行ってきました。

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ご存じピーター・バラカン氏(現在はInter FMの執行役員)、とゲストで音楽ライターの榎本幹郎氏のトークショーで現在欧米を中心に展開されている新しいストリーミングサービス、SpotifyPandora が音楽の聴き方を変えようとしている点を紹介。いずれも日本ではまだ導入されていないサービスですが、 このイベントはSpotifyPandora とはどういうものか? なぜ日本で導入されないのか? これが音楽の産業をどう変えるのか、についてかなり詳細に解説され、これが)今後の音楽ビジネスのありかたを大きく変える可能性のある内容であることが示されました。

感想を最初に云ってしまいますと、いやー久々に有意義な時間を過ごさせてもらいました。と同時に業界関係者が大きな関心を持っていることがわかります。会場は立ち見が出るほど盛況でした。

正直いってこういう内容のイベントを一年前に開催したらはっきりいって業界で袋叩きにあったでしょうね。しかしレコード協会、各レコード会社もSpotifyPandora との提携を前向きに考え始めており、Spotify今年の秋頃には日本でサービスが開始されるようです。Pandora はレコード会社で意見の集約(とりわけ音源使用料の面で)ができていないのでもう少し時間がかかるかもしれません。いずれにせよあれほど変わることを頑ななまでに拒否してきた音楽業界がようやく本当に遅まきながら変化に対する重い腰を上げ始めたといっていいでしょう。

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私自身はSpotifyCD babyを通じて知ってはいて音源も供給していますが、Pandora は日本のIPだとはじかれ、アカウントすら取れない状況で非常に悶悶とした思いでいました。

なぜこの二つがこんなにも注目されているかを説明する前に、レクチャーの中で現在の音楽の購入層に関するNHKのデータが紹介され1995年2010年で音楽に使う金額を世代別に記したデータで20代は大幅減、10代は半減というデータが示されたことを最初に書かなければなりません。つまり若い層を中心に「音楽離れ」が深刻になっている。という傾向がデータからも明らかになりました。

音楽離れが深刻なのは音楽にお金を使わないという現状もさることながら、10代ー20代は殆どラジオを聴かないという深刻なラジオの状況もあります。このトークイベントではその主原因を

1.「プロモーション」と称してレコード会社が指定する回数音楽をオンエアするーつまりリスナーの趣向と関係なくたとえばAKBの曲なら一定期間内にAKBの曲を何百回オンエアしないといけない(その代わりにウン百万ラジオ局に入るーいわゆる編成買い)という営業のやりかたをしたためにリスナー離れが起きていること

(どのラジオ局も同じような曲しか流さないし、「誰も知らないけどいい曲」などといった新鮮な発見をラジオで行うことはできない。またパーソナリテイ―がいくら「知られていないけどいい曲」をオンエアしたくてもできないケースが多い。そのためラジオ局のおすすめ、」といっても嘘くさてリスナーに相手にされない)

2.(バラカンさんの話で私もそのとおりだと思いますのは)日本のFM局には真の意味のDJが育たずまた現場のデイレクターも番組に対する情熱を持てない環境にあり、それがリスナーを引き付けない番組作りになってしまっていること

アメリカのラジオはクリアチャンネル等を除いてはこうした「音楽のプロモーション」機能を維持しており、そのため「ラジオ大国」であり続けられている、という点がありますが、日本のラジオは残念ながら殆ど機能していない状況にありそれが「真の意味での音楽プロモーション」が日本では難しくなっている原因の1つとなっております、

バラカンさんは現在Inter FMの編成の執行役員となっており、こうした編成買いを基本的にはなくす方向で検討しているようですが、抵抗勢力もなかなか強く苦慮されているようです。

ところがアメリカでもヨーロッパでもPandoraSpotify の影響でその傾向が変わりつつあるとの話でした、つまりSpotifyPandora は現在の音楽産業の諸問題の解決策になる可能性が高いという期待を持たれているからです。

さて、まずPandoraSpotify について知らない方も多いでしょうからこのサービスについてご説明しましょう。トークショーでも詳細な説明が行われました。


・Pandora   
http://www.pandora.com/   
(残念ながら日本からはアクセスできません(2013年1月現在))

Pandora はひとことでいえばインターネットラジオです。しかしただのインターネットラジオではありません。
いわゆる普通のインターネットラジオと決定的に違うのは、個人の音楽の趣味に合わせた「あなただけのラジオ局」ができるシステムです。

具体的にどうしてそうなるか、といいますとたとえばあなたがステイービーワンダーが好きだったとします。するとPandora の画面ではすぐにステイービーワンダーの曲が流れますが、同時に同様な趣味趣向の音楽も紹介されます。しかし大事なポイントはここなんですが、これはamazonのような「売れセン」の商品とか、同ジャンルの音楽が表示されるわけではありません。Pandora の画面には同じようなリズムとか、音創りの傾向が似ているとか、Pandora 独自の検索エンジンで音楽を選び「推薦」できる機能があり、それによって「新たな音楽」をリスナー自体が発見できるシステムとなっております。それにより「リスナー独自のパーソナルなラジオ選曲」が可能になり、自分の複数の好みに合わせた「自分だけのパーソナルなラジオ局」を作ることができます。(但し「ラジオ」なので必ず広告が入ります)現在Pandora には16億局のパーソナルなラジオステーションが存在しており、これがアメリカの音楽プロモーションの主チャンネルになりつつあります。

Pandora からは各レコード会社に膨大な金額の音楽使用料が支払わており今やCDや音楽配信と同じくらいレコード会社の重要な収入源になりつつあります。Pandora は日本のJASRACに近いアメリカのBMIやASCAPを経由しませんが、おそらく日本もそのような形になると思われます。

現在各レコード会社と協議中だそうですが、支払いの内容について各レコード会社の中で合意ができておらず、日本国内での導入にはまだ少し時間がかかりそうです。

Spotify   
http://www.spotify.com/   
(こちらはアクセス可能ですがまだサービスは利用できません(2013年1月現在))

SpotifyPandora と違いフリーミアムモデルの音楽サービスです。つまり基本は無料音楽聴き放題。しかし10時間以上は有料(定額制)の音楽サービスです。現在全世界で2000万人の会員がいてうち500万人(4人に1人)が有料会員となっております。Spotify が従来の音楽サービスと違うのはレコード会社による出資によって成立した音楽サービスで、Pandora がアメリカ中心のサービスであるのに対しSpotify はヨーロッパで成長している音楽サービスです。定額利用料でイギリスで年間10ポンド、ヨーロッパでも10ユーロ、日本では秋にサービス開始の予定で年間¥1480の予定だそうです。

もう1つの傾向の差としてSpotifyは基本的にメジャーレコード中心(いわゆるインデイースはイギリスの一部中心)のプログラムであるのに対しPandora はインデイース中心の曲になっているという点でしょうか。

Spotify の大きな特徴の1つとして自分の好きな曲の編成を他人と「共有」できるというソーシャルネット機能も備えているという点でこれがなかなか好評のようです。やはり人間の心理として自分の選曲を他人に見せて認めてもらう、ということに喜びを見出す人が多いようです。

PandoraSpotify もクリックして瞬時に音楽を聴くことができますのでダウンロード時の待ち時間のような煩わしさもありません。つまりPandoraSpotify もダウンロードせずに音楽を楽しめ、しかも自分の「パーソナル」なラジオや編成を他人と共有できるという点で違法ダウンロード自体の必然性もなくすことができるサービスとして注目を浴びています。

つまりPandoraSpotify によって「違法ダウンロード」の問題「音楽産業」の収入確保という2つの問題がクリアできることになり、現在の音楽業界の諸問題の解決策になりうる。という期待がかかっています。

ここで大事なポイントとして従来の音楽のビジネスモデルが変わっている点を揚げたいと思います。それは従来はひたすら「音楽を売る」というビジネスモデルであったのに対し、今回のPandoraSpotify を中心としたビジネスモデルはたくさんの曲をたくさんの人に聞いてもらう」ことによって音楽の対価を回収する、という点で従来とは全く違うビジネスモデルだということを押さえておかねばなりません。

またPandoraSpotify はアメリカのラジオ局をかえって元気にしているというデータもあります。つまりこの両サービスによって音楽を聴くようになり、結果的にはラジオのリスナーも7%増えるというデータもあります。もっともアメリカのラジオ局事情と日本のラジオ局事情は違いますので単純な比較はできません。日本の場合はPandoraSpotify のサービスとともにラジオ局も最初から作り直さないといけないと思います。

尚、当ブログにて以前「i-tunesのシェアはわずか一割」という記事を書きましたが、実はヨーロッパにおいてもi-tunesのシェアは落ちており(とりわけシングルのーただしアルバムは堅調)その意味ではダウンロードというコンテンツビジネスのプラットホーム自体が古くなりつつあるかもしれません。但しアメリカにおいてはまだi-tunesのシェアは伸びており、その原因として、Pandora を聴いてi-tunesで買うという図式になっているようです。

この両サービスによってCD(デジタルに対してPhysical CDという呼び方をされます)の売り上げも下げ止まりアーチストによっては大きく伸びているというデータもあります。デジタルアルバムに至っては売上が倍になっているようです。

いずれにせよあれほど新しいことをすることを極端に嫌っていた日本の音楽業界も今年は大きく変化することになりそうです。音楽業界再生のためにもPandoraSpotify の早期の日本国内でのサービス開始を熱望してやみません。

1月 24, 2013 イベント・コンサート | | コメント (0)

2012年12月 9日 (日)

映画交流会@お台場 カルチャーカルチャーに出席(2012年12月)

約半年に一度の映画行交流会、もはや恒例といってもいいかもしれません。お台場カルチャーカルチャーにて映画交流会に出席いたしました。

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最近私は音楽関係よりは映画、映像関係の人とのつきあいの方が多くなっていますが、それは映画劇伴関係を主力におき始めている関係なのはいうまでもありません

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しかし今の時期のお台場は寒いですね。風が冷たかったです

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今回はいつもより出席者は少な目でしたが、活発な名刺交換が行われました

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会場では映画監督の新作のデモ等のプレゼンテーションの時間が設けられています。

この映画交流会は前身の交流会を含めると5回。そのうち4回に私は出席していますが、この回のおかげで映画関係のお仕事の機会をいただけるようになりました。

映画映像業界にもさまざまな問題はありますし、決して産業としてよい環境ではありません。それでも実質全く回っていない音楽業界と比べると、映画や映像業界は少なくとも回っております。それだけで天と地くらいの差があります。

また映画業界を見て思うのは少なくとも音楽業界よりははるかにオープンだという点ですね。

音楽業界はもう事務所とかが「利権」のような形で全部かこってしまい、第三者が入っていくというのは極めて難しいですが、映画監督や映画プロデユーサーは絶えず新しい人材を探している、というのもあって少なくとも音楽業界よりはチャンスがあります。

今日の交流会でまた新たな案件に発展するかどうかはまだわかりませんが、要はこういうことを続けていくしかないということですね。

12月 9, 2012 イベント・コンサート | | コメント (0)

2012年8月13日 (月)

2012年ロンドンオリンピック閉会式ーイギリス音楽の祭典

17日間にわたって数多くの感動を与えてくれたロンドンオリンピックが閉幕しました。日本の金メダルは7個でしたがメダル総数は最多の38個(!)。素晴らしい活躍だったと思います。選手の皆さんお疲れ様でした。そしてありがとうといいたいです。

さて閉会式ですが開会式でビッグネームのアーチストの出演が少ないなどとぼやいていた人も今回は満足したのではないでしょうか? テーマは「イギリス音楽のシンフォニー」というだけあって今回はあらゆる年代に向けて数多くのアーチストが出演しました。あまりにたくさん出演したので全員きちんと覚えられたかどうか正直アヤシイです。(笑)、一応控えるだけ控えましたが見落としがあるかもしれません。その時はあしからず...

閉会式オープニング   エミリーサンデ
              ペットショップボーイズ
              ワン デイレクション
              スペルバウンド
              レイ デイビス(元キンクス)

エミリー・サンデが二回出ましたが最近の若い人の人気アーチストから元キンクスのデイビスまで、すでにイギリス版紅白歌合戦の装いになっていましたが、まだまだこれは手始めにすぎません。それにしても久々にレイデイビス、やはり声が少し出ていませんでしたね。最近あまり歌っていないんでしょうね。ボーカリストって歌わないとすぐに声が落ちますから...

後半はクイーンのボヘミアンラプソデイーのイントロ部分から世界平和を祈る意味もあったのでしょう。少年少女の合唱団の「イマジン」の合唱から実際のジョンの映像、そしてジョンの顔の人文字のパフォーマンスのあとジョージマイケルのパフォーマンスに始まり次のアーチストが次々に出演しました

何度も書きますが見落としがあったかもしれません。あしからず

上記のジョージマイケル に続きまして スーパーモデル8人によるファッションショーがあり

スパイスガールズ 
(ビクトリアもいたので旦那のデービッドで夫婦で開会式と閉会式に出演したことになります)
カイザー・チーフ
ニックメイソン+マイクラザーフォード+若手ミュージシャン2人

ピンクフロイド"Wish you were here"をやりました。なぜかギルモアとウオータースがいなかったですね。リックライトも故人となりピンクフロイドのメンバーはニックメイソンのみでした)
アンレノックス( 元ユーリズミクス!! )
ファットボーイスリム
Jessie J
Tao Cruz

Eric Idle
( モンテイパイソン!! 久々に姿を見せてくれました。感動!!)
Muse

そして会場を盛り上げるために何とフレデイーの映像が出ました。生きていて本当にこれと同じことをしてほしかったー

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そしてブライアンメイ登場!!

ギターソロのあとロジャーテイラーのドラムも加わり、Jessie JWe will Rock youを演奏!! 会場の盛り上がりが頂点になったところで閉会式のセレモニーならびに次の開催地のブラジル・リオデジャネイロに移る際にさすがにサンバに始まり、マリーサモンチそしてサッカーの神様ペレが登場しました。

このあとなぜかTake thatが出演したあとにやはりトリの出演だった

ザ・フー

ロジャーダルトリー衰えていませんでしたね。ピートタウンゼント、頭がハゲてしまいましたが(笑) ギターでちゃんとジャンプしてくれました。

まさに「イギリス音楽のシンフォニー」というテーマにふさわしくあらゆる年代向けのミュージシャンが登場しました。さながらイギリス版紅白歌合戦でしたが日本のそれとはくらべものにならないですね。

それにしてもロイヤルバレーもありましたし、出演ミュージシャンも豊富、そして俳優も、こうしてみるとイギリスは本当に文化が豊富だなと思いうらやましくなります。どこかの国とはえらい違いだ、といわざるを得ません。1960年代以降は音楽の都はウイーンではなくロンドンです。そしてまだそうあり続けています

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すばらしい閉会式だったと思います。今回は「イマイチ」などという人はいないんじゃないでしょうか?

鎮火式の時は寂しさを感じましたねー  二週間半とても楽しませてもらいました。選手にもボランテイアの人たちにもありがとうといいたいです。また四年後.....

2020年のオリンピックはどこで開催されるかわかりませんが、たぶん某都知事のオリンピックの精神を全く理解していない不規則発言とか先日の室伏の選手委員の問題とかあるから東京になるのは難しい気がしますね。
また今回の開会式、閉会式を見てイギリスに比べると日本の音楽文化の実態はあまりに貧弱すぎるので個人的には恥ずかしいからやってほしくないです。 今回の出演ミュージシャンではヤードバーズ系が全く出ていませんでしたが、それでもあれだけの音楽豊富なものにできるのはイギリスの音楽層の厚さはやはりすごいと思います。
というわけで少なくとも日本の音楽が現状のままでは私は日本人は世界に対して恥をかくだけなのでやってほしくはないと考えています。

8月 13, 2012 イベント・コンサート | | コメント (0)

2012年7月28日 (土)

2012ロンドンオリンピック開会式感想

本来なら私のもう1つのブログKyojiのよろずひとりごとに書くような記事かもしれないが、今のイギリスを語る上では音楽や映画の話は避けて通れないのでこちらのブログに書かせていただく。

すでにご存じのとおり第三十回のロンドンオリンピックの開会式があり私自身はかなり楽しめたのだが一部に「今1つ」とか「期待はずれ」という声があった。私自身は3D映像あり、イギリスの古い文化から歴史に関する演出等、繊細かつダイナミックな演出でさすが「スラムドッグミリオネア」「トレインスポッテイング」の監督のダニー・ボイルだと思ったので、なぜ「今1つ」などという印象を持ったのか私には理解できない。そういう人たちは開会式にいったい何を期待したのだろう?

私自身はシェイクスピアにはシェークスピア劇第一人者のケナスブラナーが出て、ピーターパンの演出の前にハリーポッターの原作者のJ・K・ローリングがナレーションを担当し、音楽は何とマイクオールドフィールド、御大自らベースを弾くというイキな演出で(のちギターに持ち替え)なかなか目を見張る内容だった。オープニングの3D映像のカメラワークもなかなかのものだったし、いったい何が「今1つ」だったのか全く理解できない。強いて言えばいわゆるビッグネーム的なアーチストがトリのポールマッカートニーは別として少なかったという点かもしれないが、それってイベントの演出を見てるんではなくアーチストを見てるということだろう.. こういう見解は日本とアメリカで多く出ている、というのは何かわかる気がするが、何か文化のレベルというものを感じてしまう。

ちなみにもし2016年のオリンピックがブラジルでなく東京だったとしたら開会式はまた例によって電通が仕切って浅利慶太あたりがまた演出して、という悪夢のパターンになるんだろうな。ゲストとしてAKBとかジャニーズ連中が参加して、下手すりゃメイドさんまで出てきて.........

考えただけでおぞましい開会式になってしまうかもしれない。日本が文化がない国ということを世界中に見せてしまう結果になりかねない。 

今回の開会式で苦言を呈するとすれば。最後、おそらくミュージシャン用のモニターがおかしかったためヘイ・ジュードの出だしが合わなかったのが残念。おそらくPAのミスと思われるがそれが残念だった。このくらいのイベントならコンピューター付のPAコンソールくらい用意しているはずなんだが、おそらく初歩的なミスがあったと思われる。

なんにせよこれから二週間半の間のオリンピック競技。楽しませていただきたいものだ。


7月 28, 2012 イベント・コンサート | | コメント (0)

2012年7月22日 (日)

映画人交流会2012年@お台場東京カルチャーカルチャー

今や半年に一度の恒例のイベントになりつつある「映画人交流会」に参加しました。

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ここ何回かお台場のこの会場で行われることがすっかり定着し、私も昨年の3月を除いてはだいたい参加しています。

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この会を通じて多くの映画関係者の知己を得、私自身もかなり具体的な仕事にむすびつきました。その意味もあり今後作曲家として劇伴、映画音楽の分野での仕事をさらに広げる意味でここのところ毎回参加しています。今日も20人以上の方の名刺をいただきました。

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この映画人交流会は出席した関係者の新作やこれからの作品の構想等の発表等もあり多くの映画プロデユーサーや映画監督と知り合うことができます。私自身もその恩恵にあずかり多くの映画プロジェクトに参加しました。

今回お知り合いになれた方とどれだけお仕事に結び付けることができますか。
今後の私自身のおがんばりーフォロー次第だと思いますが...

7月 22, 2012 イベント・コンサート | | コメント (0)

2012年1月29日 (日)

映画交流会@お台場ー東京カルチャーカルチャー

私自身は一作曲家としてこれから劇伴、映画音楽の作曲の活動に主軸を置くつもりもあり、また少しずつではありますがその分野で成果も出始めてはいます。

そのきっかけを作ってくれたのは私の知り合いの映画プロデユーサーは定期的に企画している映画関係者の交流会で、今回は病み上がりの身ながらやはり入院で出遅れた部分を少しでも取り戻すべく寒い日ながら出かけました。それにしてもここ数年暖冬が続いたせいか今年の寒さはかなり身に応えますね。特に退院したての病み上がりの体には

毎年会場は違うのですが今年はお台場のZepp東京の二階(観覧車の真下)の東京カルチャーカルチャーで行なわれました。

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最近、どこの業界でも交流会というものが多いですが、多くの交流会は得てして人数を集める目的で全く関係ない分野の人もいたりしますが、(保険関係とか司法書士とか、最近は特に何をしているわけでもない学生も多い)この交流会は完全に映画に関わっている人間のみが参加しています。映画監督、プロデユーサー、脚本家、撮影のカメラさん、メイクさん、圧倒的に多いのは役者さん、モデルさん。等で音楽関係者は私ともう1人(しかも私の知り合い)のみでした。

勿論顔見知りの人も少なくなかったですが、大半は初対面の人でした。一応映画監督をしている人7人と名刺交換しましたが、この中で実際本当に仕事に結びつく人が果たしているかどうか。出てきて欲しいとは思いますが。

映画というのは総合芸術で異なった分野のクリエーターコラボレーションだと私は考えています。役者さん、衣装さん、メイクさん、カメラさん、音楽、その他大勢いますが、クリエーターというのはみんなあくの強い人種なので、そういう人たちをうまくまとめあげよい作品を作り上げるための交通整理をするのも監督の仕事だと思います。したがって監督と各分野のクリエーターさんはきちんとした信頼関係を築いていかないとよい作品というのは決してできません。

今回名刺交換した監督の中でそういう信頼関係を築ける人が出てくることを期待します。


1月 29, 2012 イベント・コンサート | | コメント (0)

2011年11月18日 (金)

Inter Bee 放送機器展2011

毎年恒例ですが幕張メッセで行なわれるINTER BEE2011年に行って来ました。

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といっても映像関係ではなく専らプロオーデイオ関係です。

現在立体音響の案件があり、そのアプリケーションソフトウエアの新バージョンの展示やデモを見に行くこと、そして勿論Pro tools 10のデモを見に行くのが主目的です。

やはり、といいますかAVID社のブースはプロオーデイオの中でも際立って大きく、人も多かったですね。まあ当然ですが..

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それにしても以前はプロオーデイオと映像やその他についてはっきり分かれていたんですが、最近は接近しているため間違ってプロオーデイオ以外のブースに入ってしまうことも何回かありました。

あと時代というか、少し寂しいのはSSL "Solid State Logic"のブースがずいぶん小さくなってしまいましたね。かつてはプロオーデイオの主役を張っていたんですが現在はすっかりAVID社にその地位を奪われた感があります。YAMAHASteinbergCubaseWavelabを出していますがやはり本格プロの機器としては現在圧倒的にPro toolsですね。まあ自分もユーザーなので時代の流れというものを感じます。

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それにしてもうちから幕張は遠いです。(^^;) どう頑張っても片道二時間はかかってしまう。それほど時間的余裕があるわけではないので、なるべく行ける時は行くようにはしていますが、毎年は辛いかもしれません。


11月 18, 2011 イベント・コンサート | | コメント (0)

2011年11月 4日 (金)

高級ピアノ出展少なくやや物足りなかった楽器フェア2011

楽器フェア二年に一度はアコーステイックとエレクトリック両方を展示するんですが、以前の記事にも書きましたように、世界でも最高級のピアノを弾くことができるのが楽しみなんですが...

今回はスタインウエイジャパンを初めべヒシュタイン、ザウターなどのユーロピアノの展示はなく、それだけで私にとっては極めて物足りないものでした。ヤマハに買収されたベーゼンドルファーは「会議室」内での試弾はできましたが、5時間待ち(!)、さすがにそこまで待つ気にはなれず今回は断念。

でも話のネタとしてリラピアノという19世紀初頭のピアノ。シューマンやショパンが愛用したそうですが、まさかその実物を見るとは思いませんでした。

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音的には変な表現ですがいわば「よく調律されたホンキートンクピアノ(!?-自分で書いて訳わからん表現だと思いましたが(笑))」で日本ピアノ調律師協会の展示だけにピッチ的には綺麗に調整されていたものの、どこか音がこもった感じで音も小さいピアノです。ヨーロッパ19世紀のサロンで貴婦人が弾くためのものだそうで、特徴的なのはダンパーペダルが足踏み式ではなく膝で押すようになっていること。これは昔の貴婦人はドレスを着ていたのでペダルを踏むというのが難しかったという事情もあるようです。何にせよ話のネタにはなる展示でした。

あとYAMAHAでメデイアアーチスト岩井俊夫氏のデザインによるTENORI-ON

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i-padのバージョンができたそうです。ハードそのものは12万くらいですがi-padのアプリとしてダウンロードすると\2000だそうです。

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ピコピコテクノ的な遊びに使っても面白いかもしれません。オモチャといわれればそれまでですが、何となくイベントその他で使い出があるような気がするのでまあ情報としては面白いかなという感じです、

それ以外のmidi系は例によって特に目新しいものはなかったですね。心なしか楽譜のアウトレット(通常の楽器店で買うより安く楽譜や音楽書が買える)の人が増えている印象がありました。主宰者側に「楽譜の電子化」が影響しているかどうか聞いて見ましたが「そんなでもない」という答えが返ってきました。

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以前なら楽器フェアに行くだけで一日そこで時間を過ごせたものですが、今回は1-2時間でだいたい見終えてしまい、しかもお目当ての高級ピアノの展示試弾はできない状況、僅かにKAWAIの草創期のピアノを復元したグランドピアノー結構いい音していましたね。昔はいいピアノ作っていたんだなあ、と思いましたーがよかったくらいですかね。

次回は展示の会社をよく事前にチェックしてから行こうかと思いますが、今回のような内容ならわざわざ横浜くんだりまで見に行くほどのものでもないかもしれません。

11月 4, 2011 イベント・コンサート | | コメント (0)

2011年10月16日 (日)

秋の映像クリエーターBBQ大会

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今年四回目ですが、実は最初の2回が雨にたたられたため一回目は途中中止、二回目は最初から中止と恒例のBBQ大会は今年は何か消化不良のところもあったので、本来なら前回(7月30日)で今年はもう終わる予定だったようですが、急遽開催されました。

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今回は天気に恵まれ、150人以上の出席者がいたようです。若い人が多かったですね。
今の学生さんは幸せです。こういう会で業界とのつながりを持つことができますから、私が学生の頃はどうやって業界関係の人と人間関係を作ったらよいか皆目わからなかったですからね。

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BBQに参加したあとこういう写真を見ると、炭火の匂いがまだするようです。(笑)

この映像クリエーターBBQ大会、昨年から続いていますが多くのプロジェクトが生まれています。私もこの交流会に参加したからこそ、番組の企画実現することができました。

業界交流会って仕事に結びつくことは少ないといわれていますが、この映像クリエーターBBQ大会は比較的うまくいっていると思います。私もいろんな交流会に参加しましたが最近はこうした映像関係の交流会に特化しています。やはり映像音楽、映画劇伴音楽中心にこれから自分はシフトしていこうと思っていますので...

そして何よりも、結局音楽は「映像」という媒体を通してでないと広がっていかない、ということを痛感していますので..  音楽ー聴く、というチャンネルが社会的に相対的に低い位置に追いやられている感じがしますね。それじゃいけない、と思ってはいるんですが...

10月 16, 2011 イベント・コンサート | | コメント (0)

2011年7月30日 (土)

第七回映像クリエーターBBQ大会@晴天、三度目の正直

恒例の第七回映像&クリエーターBBQ大会が小田急線の和泉多摩川の河川敷にて開催されました。

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ここのところ雨にたたられ5月は途中撤収、6月は中止となり今日も天気がかなり危ぶまれたんですが、途中から日が差してとてもいい天気、暑いくらいでした。

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本日は雨を見越して小田急線の高架下に陣取りましたが、開催時は寧ろBBQ日よりでした。実は今日を逃すともうBBQ大会を開く日程を組めないということもあり、本日の決行になったんですが、本当によかったですね。
主宰者と私は現在提出しているNHK番組の企画でいっしょに動いているんですが、テレビ関係の映像制作関係者は10月の番組改編からみで8-9月はメチャクチャ忙しくなるのが本日決行の理由でもあります。

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一番もりあがったのがスイカ割り大会でした。二個のスイカが割られましたが、スイカ割りで割ったスイカって結構おいしかったですね。

今回私が誘った面子です。ナレーターさんボーカリストさん、カフェの店長さんと幅広いです。

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いずれも真ん中が私です。

というわけでリベンジ成功 (笑)

さて、このBBQの主宰者と現在共同で作業している新コーナー企画の最初の映像は8月中旬にはNHKの編成会議で披露されて正式にオンエア日程が決定します。この企画は決して単発に終わらせることなくシリーズ化させたいと思っております。今回のBBQ大会はある意味その出陣式だったかもしれません。

具体的内容はいえませんが、音楽文化をある意味変える、ことになるかもしれない企画です。ご期待下さい。

7月 30, 2011 イベント・コンサート | | コメント (0)

2011年7月19日 (火)

映画関係者交流会

久々ですが、映画関係者を中心とする交流会が秋葉原で行なわれましたので蒸し暑い中でかけました。

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前回の交流会では多くの人脈を獲得することができ、その中の1人と現在さまざまなプロジェクトを進行させております。今回もそれ以上の人脈を獲得し新たな仕事に結びつけることができればと思います。結局映画音楽の仕事は映画監督とどれだけ多くの人脈を作るかによりますので...

音楽はDTM DAWの発達により打ち込みのインストであれば1人で作ることは充分に可能です。というか予算の関係で今たいていの場合そうせざるを得ません。僅かにボーカルやどうしても生音を録らなければならない場合にのみ複数の人間が必要になります。

しかし映画というものは絶対に1人ではできません。監督がカメラも主演も兼ねて、なんてことはありえないですね。そしてそれが映画というものを作るのに多大な予算を調達せざるを得なくなる、という事情にもなります。

かつて映画1本作るのに最低一億は必要、といわれましたが今はデジタル技術の発達により大幅なコストダウンができ、最近は1/10の最低一千万くらいにまで下がったようです。しかしそれでも映画製作の資金を調達するのは簡単ではありません。

その面で映画業界も厳しいですが、それでもはっきりいって音楽業界よりはまだ機能して、きちんと回っています。少なくとも回っていますから。音楽業界はもはや音楽の業界ではなくなっていますからね。

それにもはや音楽単体だけでは、音楽を広げるのは難しくなっています。結局映像媒体の中に音楽を入れないと音楽は広がっていかない。音楽単体だけでは動かないんですね。これは悲しい現実です。

そんなわけで今まで多くの種類の交流会に出席しましたが最近映像関係に特化している理由はここにあります。そして今の所それはポジテイブな流れを作っています。

7月 19, 2011 イベント・コンサート | | コメント (0)

2011年7月 1日 (金)

堀江淳さんのライブを見に行きました

さてBigtimeシリーズの関係でおつきあいで昨日Studio Cube 326 Arkで堀江淳さんのライブを見に行きました。

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堀江さんといえば昔「メモリーグラス」の大ヒットで知られますが、多くのアーチストに楽曲を提供した作曲家としても知られています。
実物を拝見したのは始めてですが、本当に華奢でやせている方で、実際男性ものの洋服のサイズは大きくて着れないそうです。だからあれだけ女性的な感じの声が出るのかもしれませんが..

会場では「メモリーグラス」の演奏の時には実際に水割りが配られましたが本人は水割りはあまり飲まないそうです。
まあ世間では一発屋とかいわれていますが、最近被災地を回られて「ありがとう」という曲を歌って被災者の方を感動を与えているようです。私も始めて聴きましたが非常に心に染み入るいい曲です。こういう音楽が広まらない今の日本はやはりどこかおかしい、何かが間違っていると思います。まあこういう曲を今のマスメデイアは扱わないという体質も問題だし、世の中の人がマスメディアに露出している音楽が世の中の音楽の全てだと考える傾向が強いのが問題だと思います。このブログで何回も論じていますがどうすればこれを変えられるのでしょうか?


7月 1, 2011 イベント・コンサート | | コメント (0)

2011年5月23日 (月)

映像&クリエーターBBQ&暴風雨

昨年同様に映像&クリエーターBBQ大会が多摩川河川敷にて開催されました。

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昨年と違うのは河川敷に行政が介入して¥500川崎市に払わねばならなくなったこと、そして昨年はあるスペースだいたい全体が映像&クリエーターBBQ大会で占めていたのでのんびりできたんですが、今回は他のBBQの人と混在していたので、かなり間違えてしまいどこまでが関係者なのか非常にわかり辛かったです。まあゴミを散らかしたり電車に向けて花火したり、といった一部のマナーの悪い人間がいるというのが問題なんでしょうけどね。最近はこういう輩がいろんなところに増えたのが本当に困ったもんです。

そして予報が「午後から雨」とのことで何とか終了予定時間まで持ってくれ、と思ったんですが途中からすごい暴風(おかげでカバンが砂埃だらけ)そして午後二時頃ついに降ってきました。せめてあと1-2時間持ってくれたら、と思ったんですが今回は会費の元はちょっと取れなかったかも...

というわけで今回は名刺交換の数も少なめでした。

また夏くらいにやる予定だと聞いていますので、その時にリベンジしますか。

5月 23, 2011 イベント・コンサート | | コメント (0)

2011年2月13日 (日)

ヴィーナスフォート ワークショップ+ライブ

友人がやっている事務所でオランダのアーチスト「イルヤ」のライブとアーチストMirey Hiroki のアートのコラボレーションイベント(Tシャツをカラーリングするワークショップ)をお台場のビーナスフォートで行なわれたので日曜日ということもありちょっと興味があったので見に行きました。

イルヤ」のライブはビーナスフォートの教会広場にて行なわれました。モデルもやるオランダのアーチストです。

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イルヤのアーチスト写真です。

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ライブ会場に隣接してMirey Hiroki のデザインしたTシャツに自身でカラリングするワークショップも開かれました。私はサイズがLLだったのでサイズが合わず断念しました。(笑)。イルヤ本人も参加しています。(写真中央)

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日曜日ということで人出はそこそこありましたが、主宰者の話だと予想よりかなり少ないとか、やはり不景気ですね。

 



2月 13, 2011 イベント・コンサート |

2010年12月19日 (日)

映像&クリエイター業界"クリスマス交流会久々の参加

さて、来年に向けての作曲活動で映画、劇伴関係を今後強化していこうということで今年は特に映画や映像関係の交流会で人脈を広げるべく、この関係の交流会に参加してきました。その関係で既にいくつかの映像関係プロジェクトに参加することができましたが、ここしばらく予定が合わなかったり等で出席できませんでした。7-8月の多摩川河川敷以来4ヶ月ぶりで「映像&クリエイター業界"クリスマス交流会」に参加しました。

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映像業界も音楽業界に負けず劣らず厳しい経済環境ですがそれでも新しい人脈を開拓しようと動きは続くべきだし、続かないと将来はないと思います。その意味ではこうした催しを定期的に開いていただいている幹事さんたちには感謝の念でいっぱいです。

今回もテレビ、劇団関係の方は多かったですが映画関係者は少なかったように思います。実は先日Sさんからの話ですと映画業界借金の山で大半がつぶれそうだ、という情報があります。映画というのは音楽と違い桁違いにお金がかかりますし絶対に1人ではできないものですからね。まあこれから映画や映像音楽に特化しようとしている自分としても心配ではあります。

余談ですが何とあの伝説の俳優「早川雪州」のお孫さんがおられました。知らない人のため「戦場にかける橋」で日本軍の大佐を演じ、日本人として始めて「アカデミー助演男優賞」にノミネートされた方で日本人初のハリウッド俳優といってもいいかもしれません。お爺さまの伝記を執筆中で将来は映画化したいとお考えのようです。私自身も大好きな俳優でしたので是非実現して欲しいものです。できればその時に制作に関わりたいですね。

あと現在私が構想している作品ですが、実はNHKの教育とタッグを組もうと考えています。実は幹事の1人がNHKの教育の番組制作をしている人で、その方に今考えている企画の一端をもらしてみました。 非常に興味を持ってもらいすぐにサンプルが欲しいといっていたので感触としても「行ける」と思いました。年末年始この制作に明け暮れることになるでしょう。

会場はジャズトリオ(途中からジャズギターが加わる)の演奏でジャズスタンダードナンバーを演奏していましたが、こういうのは聴くより自分で演奏したくなりますね。そういえば最近人前でピアノ弾いてないなあ。

まあとにかく今の時代、映像のコンテンツを中心に動いていますし映像である以上必ず何らかの形で音楽が必要になりますから、今後そちらの方に特化した動きを引き続き強めていきたいと考えております。


12月 19, 2010 イベント・コンサート |

2010年11月19日 (金)

INTER BEE2010 に行ってきました。

昨年は行けませんでしたが昨日納品等が終わったこともあり、、幕張メッセのINTER BEE 2010に行ってきました。勿論プロオーデイオのところです。

うちから幕張までは遠いんですが、武蔵野線経由でいくと30分以上短縮できることがわかり、今回はそれで行きました。

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2年前にはPro toolsの8.0の発表でしたが、僅か二年でPro toolsの9.0の発表です。時代背景を反映してか、Avidのブースが一番賑やかで大きかったです。まあ当然でしょうね。

まあPro toolsは8.3以降はIntel Mac仕様なので、どちらにしてもMacを買い換えないと導入できないわけですが、とりあえず現在7.3.1のTigerでもそんなに不便は感じていないのでまあ当分はまだ現行のシステムで行くでしょう。

ミキサーコンソール関係ではPAミキサーによるライブレコーデイング機能が充実してきて、もはやPA卓とレコーデイング卓の差はなくなっていますね。これからはライブ映像とそのサウンドトラックも高音質が求められますから当然の流れでしょう。

あとデジタルミキサーはPro toolsが完全に業界標準になってしまったせいか、殆どがMAを始めとするポスプロか、放送局用の仕様になっています。これも時代の流れでしょう。とはいえ、寂しい気がしますね。プロオーデイオの主役がポスプロの方に移行しているんですから...  とはいえ、うちの会社も劇伴、映画音楽等にメインをシフトさせようとしていますから、人のことはいえないんですが...

まあその辺りはPro toolsの9.0以外は特に目新しいのはなかったのですが、個人的には他のブースと比べて目立ちませんでしたが、3D音響(立体音響)に関して面白いプロセッサーがありました。Pro toolsともRewire経由でプラグインできるものです。あとバイノーラルのマイク等の情報もあり、その面でははるばる行ったかいがありました。現在うちの会社としては立体音響のノウハウを仕事に復活させようとしており、その面ではよい情報を得ることができました。この分野は映画、ゲーム、そして遊園地、施設等に応用できますので...

ちなみに弊社が今までやってきた立体音響のページです。サウンドが聴けます。
http://www.hybridmusic.jp/3Dsounds.htm

遊園地、博物館用のサウンド、デザイン
http://www.hybridmusic.jp/sounddesign.htm


11月 19, 2010 イベント・コンサート |

2010年9月12日 (日)

セプテンバーコンサート2010年に参加して

今年も9月11日、国境なき楽団の運営するセプテンバーコンサートに参加しました。今年で4回目になります。

長年ニューヨークに住んでいた者としてあの事件に対する思いはひとしおなんですが、今年も愛と平和のメッセージを込めて演奏しました。

今年の会場は新宿区の四谷ひろばー旧新宿区立第四小学校の校舎で同小学校の閉校に伴い「四谷ひろば」と命名され、地域のコミュニテイーセンターとして機能しています。会場は旧体育館を「講堂」と命名して演奏が朝から夕方まで行なわれましたが、会場が元体育館というこもあり、空調がない!! しかも今日は暑さがぶり返してきているので、会場はサウナ状態でした。

さて、来年はあの忌まわしいできごとから十年目の節目にあたります。来年はどの会場で演奏するかわかりませんが、十年たってあのできごとは一体なんだったのか、ということを考えることも含めて参加させていただければと思います。


9月 12, 2010 イベント・コンサート |

2010年8月 1日 (日)

業界BBQ第二弾 @多摩川河川敷

さて、先月に続いて川崎市二子新地の河川敷にて映像クリエーター業界関係のBBQ大会が行なわれました。

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今回は夏休みということもあり小学校五年の娘を伴っています。
実際の人数はわかりませんが、今日来た時間帯に限っていえば前回より人数が多い感じがしますが、どうだったんでしょうか?

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今回もずいぶん名刺交換しましたが、なかでもNHKエデ゙ユケーショナルの番組を制作している人もいました。実はもう20年も前に田中星児さんのアルバムのために書いた曲でいまだに問い合わせが来る曲があるので、何とかしたいとかねてから思っている曲があるので思い切って相談してみようと思っています。具体的内容はここではいえませんが...

まあ交流会なんてものは、名刺交換が多くても実際に仕事もしくはその後に繋がったりするのはほんの一握りではありますが、その中でも今業界環境が極めて厳しい中少しでもいい展開になれば、と思っています。

ちなみに今回は昔からの知り合いの音楽関係者も多数出席していましたので、以前よりは気が楽でしたね。 前回は音楽関係者はあまりいなかったんだけど今回は結構いました。
しかし今回は映画業界関係者は少なかったような...

娘が疲れたといったのでBBQ大会 早めに切り上げました。 でも今日は花火大会をやるそうで、ホントはもっといたかったなあ
それにしても」今日も、まあホントに暑かったー  河川敷のBBQも汗だくでした。でも子供も「楽しかった♪」といっていたので連れて行ってよかったです。(^^)

ちなみに9月から川崎市の河川敷でのバーベキューは有料になるそうですので、ここでのBBQ大会はおそらく今回が最後になるようです。

また開催されるといいですけどね。今度はもっとゆっくりいたい。


8月 1, 2010 イベント・コンサート |

2010年7月21日 (水)

ランデイ ジャクソン

さて、Inzuzoのライブイベントでいっしょにやっている事務所がマネージメントをやっているアメリカのアーチスト、Randy Jackson の初めての日本ツアーの締めくくりのライブが下北沢のBarのFree Factoryにて行なわれました。(マイケルジャクソンのお兄さんと同姓同名ですが別人です)

Randy Jackson はハードロックバンドのZebraのギタリスト・ボーカルで始めて音楽を聴いたとき明らかにLed ZeppelinDeep Purpleの影響を受けているなと瞬時に感じましたが、日本ツアーの紹介でも「Led Zeppelin の再来とうたわれている」と紹介されました。実はRandy Jacksonフルシンフォニーオーケストラを従えたLed Zeppelin Show を全米で行なって大反響を得たこともあり、その点が私が「ロックサウンズ」「オーケストラ、ア・ラ・カルト」「天国への階段」等をオーケストラとバンドでやったこともあることから、接点が出てくる可能性があるかもしれません。この2つのコンサートでは「天国への階段」をインストでやりましたが、やはりダイナミックなボーカルで演奏する機会を持ちたいですからね

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右端がRandyです。 
公式サイト http://randyjackson.com/

そしてうたい文句どおり、Zeppelinのナンバーをメドレーでやりました。メドレーの中で大好きな曲の"Thank You"を歌ったのがうれしかったし、他に12弦ギター弾き語りでImmigrant Songを歌ったのも圧巻でした。やはりこういうのを聞くと血が騒ぎますね。

今日のライブでは十二弦ギター二本で演奏 チューニングで使い分けたそうです。 ギターはめっちゃうまい。 ギター一本でも充分な迫力です。こういうのを見ると俺もピアノめちゃ弾きしたい衝動にかられます。

ライブの後Randyと直接話しましたが同じニューヨーク州のロングアイランドにいたので話が盛り上がりました。Randyに先ほどの音楽の影響について聞いたら本人はそれを認めた上で他にMoody Bluesからも影響受けたといいいました。 わかるような気がしますね。Randyは気さくでいい男でした。 音楽の趣味も近いのでいやー話が盛り上がりました。 (^^)久々に楽しい時間を過ごさせていただきました。

ちなみにRandy、なんとYesJon Anderson と仲がいいという。

うらやましい!!


7月 21, 2010 イベント・コンサート |

2010年7月 3日 (土)

映像業界BBQ大会に出席

さて、新たなビジネスチャンスと人間関係を広げるべく私はかなり「交流会」というものに出席している方ではありますが、最近は明確な目的と出席者がどういう人が来るかわかる「交流会」にしか出席していません。

その中でmixi経由ですが「映像業界BBQ大会*二子玉川*」のオフ交流会が多摩川河川敷でありました。ちょうど二子新地駅から田園都市線のガード下のあたりで行なわれました。

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出席者は最終的には180名(!!)  映像クリエーター、映画監督、広告代理店、カメラマン、照明、俳優、女優、モデルさん、そして私は映像音楽作家として参加しました。映像関係者や役者でバンドやっている人はいましたが、いわゆる音楽業界関係者は私が気がついた範囲では私しかいなかったように思いますが、もっともこれだけ大勢だと全員と話をしたわけではないので、もしかしたらいたのかもしれません。(いたらごめんなさい)

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やはりバーベキューは楽しいですね。肉を焼くいいにおいと、炭火の匂いが立ち込めます。

いずれにせよ音楽関係者がいなかったのはかえってチャンスだったかもしれません。元々私はVPやCMの音楽制作会社にいたのでこうした映像のための音楽は一番長くやっている分野といっていいです。映像や映画の世界も厳しいですが映像がなくなることは絶対にありえないので、この分野のニーズはまだまだ増えていくと思われます。

しかしこんなに集まるのはすごいですね。音楽関係者でBBQしてもこんなに集まるかなあ

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二子玉川も久々ですね。かつて池尻大橋に住んでいたころは時々来ていましたが最近は来る機会が全くなくなってしまいました。

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いつのまにかこんな高層マンションが立ったんですね。

会場は日本の業界関係者だけでなく海外のクリエーターも出席していました。オーストラリアとアメリカの映画関係者が来ていましたので後半は殆ど英語を話していました。

実はデモ資料も持っていきましたが全部なくなりました。まあそれなりに意味があったでしょう。

ところでこのBBQ大会学生さんも多数参加していました。映像業界にホントに多い、日芸(日本大学芸術学部)から早稲田、駒沢の学生等、
今の学生は幸せですね。学生時代から現場の人間と接触できて多くの情報と、人間関係のコネを作れる。我々の学生時代にはこんな業界関係の交流会なんてなかったし、あっても学生なんかとても出席させてもらえなかった。

コンテンツ業界の未来を担う人たちだけにいろいろ経験して、学んで、人間関係を作って欲しいです。

7月 3, 2010 イベント・コンサート |

2010年6月28日 (月)

キャンドルナイト

昨日”inzuzo”(インズーゾ)にて行なわれましたキャンドルナイトの模様です。大勢の方のご来場ありがとうございました。夏至の夜に行なわれる全世界的なムーブメントでキャッチフレーズは、「でんきを消して、スローな夜を」でエコな夜をすごそうというイベントです。

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こんな感じで各テーブルでキャンドルが灯されとてもロマンチックなライブの夜でした。ライブはUstreamでもネットで放送されました。結構動作が不安定なんですが.. (Windows XPだと辛いかもしれません、特にCPUパワーが弱いと辛いです)

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写真は出演者のスワンリバーデージーさんです。

こんな感じでワンアップミュージックとの共同企画、So fabulous★
まだまだ続く予定です。(^^)


6月 28, 2010 イベント・コンサート |

2010年5月17日 (月)

昨日「映画人懇親会」に出席

さて、これはmixi経由ではあるんですが久々に「交流会」というものに急遽出席することになりました。

昨年まではやみくもにビジネス交流会とやらに出席したのですが、今年からある程度絞り込んでいます。 どの辺の人が来るのかある程度見えないと行っても恐いし意味もないことが多いので..... 今回は映画の業界関係者(これから映画界に入ろうとする人も含めて)だとはっきりわかっていますし、しばらくこの関係の仕事がお留守になっているということもあり出席してみました。

勿論過去の交流会出席の経験からそんなにすぐ仕事になるほど甘くはありません。ただ可能性は0ではないですけどね。一応私は劇伴や映画音楽制作の経験がありますし、まあ一昨日の立体音響関係の案内や、テーマソングにうちの奥津を売り込むというのもアリだと思います。

とはいえ全く初めてのところだし、ほぼ全員「はじめまして」の人なのでどうなるかとも思いましたがまあ映画監督やプロデユーサー等々15人の方と名刺交換ができました。果たして具体的に仕事の話に発展するかはわかりませんが、まあ可能性に賭けましょう。

とりあえず昨日は急遽行くことになったのですが、まあ参加できてよかったと思っています。映画も音楽と同様、厳しい業界環境のようで資金繰りも大変のようです。音楽と比べてかかる費用の桁が違いますからね。とはいえ映像の力はやはりすごいです。

ちなみに余談ですが会場はきしくも、知り合いのMusic Port Japanの新年会やハロウインパーテイーの会場にもなっている赤坂MOVEでした。

映画館で並ばずにチケットが買える!

5月 17, 2010 イベント・コンサート |

2010年5月15日 (土)

サラウンド立体音響によるインスタレーションー3Dサウンドで付加価値を

今日は立体音響に関してビジネスの面でコラボレーションを行なおうとしている事務所が代官山のギャラリーのMonkey Galleryサラウンド音響を使ったインスタレーションを行なっているというので見に行きました。

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既にこのブログでも発表しましたように私はバイノーラルRoland RSS等を使った立体音響システムに関してさまざまな仕事をした経験があり、実は博覧会関係でドルビーサラウンドの仕事もしたことがあります。しばらくこの方面から離れていたんですが例のアバターや昨今の映画の3Dブームもあわせ、再びこの分野での仕事に手を染めようと考えております。過去の私のバイノーラル関係のサウンドは下で聴くことができます。

 

立体音響ソリューションページ 
 http://www.hybridmusic.jp/3Dsounds.htm

ギャラリー自体は小さいのでサラウンドでもかなりコンパクトなシステムです。フロントのスピーカーのL C R
です。小さくてわかり辛いかもしれませんが、上の方にある小さい四角の黒いのがスピーカーです。BOSEで小型でも各10W は出ます。

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リアのL Rです

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      ギャラリー内でサラウンドの音響のDVD再生(サラウンド仕様にオーサリング)

 

結構いい感じです。今回は映像に合わせたサウンドでしかもギャラリー内なので音の回し方はおとなしめですが、充分にひきつけられるサウンドです。

 

これがギャラリーというクローズされた空間ではなく施設で常設できたらいい感じだと思いますね。実はこれを新開発のビルやショッピングモール、ミュージアム等の常設装置としてインストールすることを考え、企画として提案することを考えています。

とかく忘れられがちですが、音楽は時間と空間の中での芸術です。たまたまレコードーパッケージというメデイアを通して商品として売られていますが、レコードも何もなかった時代は音楽は演奏する会場にいなければ体験できませんでした。しかもこの立体音響はDVD等のメデイアに記録することは可能ですが、やはりその「場」で経験しないと本当の良さはわからないと思いますね。これはインターネットのデータ転送のスピードがどんなに速くなろうが、この体験はその場にいないと実感はわきません。

 

音楽のライブ模様をYou tube等の映像を見ただけで「体験した」気になっているとしたら、もしくはそれで音楽の本質を全て理解したつもりになっているとしたら、それは音楽の本質を理解していない証拠です。音楽のライブ感はネットがどんなに発展しようがその場に行かない限り体験できるものではありません。(いわゆる「ネット万能論者」
中には本気でそう考えている人間がいる)

 

そうした意味でも、そして勿論サウンドコンテンツに付加価値をつける意味でもこうしたサウンド制作を推進していきたいと考えます。今CDが売れず配信も頭打ちの現状ですが逆にクラブとかは入場者数は増えているようです。もしかしたら今、そういう時代に戻りつつあるのかもしれません。いい悪いは別にしてみんなただ見たり聴いたりするのではなく「体験」を求めているような気がします。

 

というわけで今後このノウハウをベースにプロジェクト化して行こうと思います。この技術は映画や映像は勿論のこと、ミュージアムや水族館等の施設、遊園地施設、展示施設等にも応用可能です。

 

弊社3D音響の試聴はこちらからできます。

 

http://www.hybridmusic.jp/3Dsounds.htm

 

ご興味のある方、お問い合わせはこちらからどうぞ

 

http://homepage1.nifty.com/hyb-music/Inquiry.htm"

 

 

 

 

5月 15, 2010 イベント・コンサート |

2009年12月12日 (土)

音楽(?)業界大忘年会

はい、忘年会の季節ですねー  

Y本興業で業界で知る人ぞ知るSさん主催の大忘年会を今回はこちらも業界で「企画屋」さんで通っているAさんの企画運営で開催された忘年会に何年ぶりかで行って来ました。場所は芝浦MAGーむかしGoldといっていたクラブです。

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まあ音楽業界も芸能界もはっきりいって狭い業界です。こういう大規模な会では名前は一致しなくてもどこかで見た顔は何人かいます。しかし今回は主催関係者以外ではっきりとした知り合いはMPJのAsさんだけでした。

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久々に来たのですが、実は毎回必ず多くのミュージシャンのライブが行なわれるはずなんですが、今回は初っ端のボーカリストの小池真輝さん以外は全員お笑い関係、SさんがかつてのEMI出版からY本に移った関係もあるのかもしれませんが、出演したお笑い芸人でY本所属の人間はいないそうです。それでも大阪風のコテコテのお笑いがありましたけどね。(悪いけど私の趣味じゃない)

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それにしても音楽業界の忘年会のはずなのに見世物は「お笑い」ですか。何年か前にはクラブDJやいろんなアーチストのユニットが出演していたのに、本当に音楽(?)業界の忘年会という感じですね。今の世相がそうなのかなあ。

やっぱり世の中の人は音楽を求めていないんでしょうか? 音楽よりお笑いなんでしょうか? 何か会場にいるうちに悲しくなってきました。加えて途中からものすごい人で移動もままならなくなり、半分酸欠の状態ー というわけでオールナイトのイベントらしいですが途中で切り上げてきました。

来年はますます音楽業界は厳しくなるでしょう。もうレコード会社は会社としては残っていても実質機能停止ー死に体の状態のところが殆ど。

そんな中でも何とか知恵を絞って生きていこうと思っております。とにかく飲んだけどなんかあまり酔えなかった。(涙)

12月 12, 2009 イベント・コンサート | | コメント (0)

2009年9月12日 (土)

セプコン2009 大野ピアノソロ

昨日、東京大塚の"音楽堂 ano-ano"にて大野のピアノソロのパフォーマンスが行なわれました。

今年のセプテンバーコンサート、本来は明日13日のパルテノン多摩の公演のみだったのですが、そこはキーボードによる演奏で私がセプコンのために書いた「911とその後の戦争の犠牲者に捧ぐーTo the victims of 911 and after」はご覧になればわかりますが、この曲は生ピアノでないとちょっときつい曲なので、オーガナイザーの庄野真代さんに無理を御願いして今回の会場の演奏メンバーに入れていただきました。

庄野さん、無理な御願いをしてスミマセン。m(_ _)m

今回の演奏会場の"音楽堂 ano-ano"は図のようなところです。非常にアットホームな雰囲気で観客とも近く、いいライブの雰囲気だったと思います。

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入り口はこんな感じです。

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そして今年の「911とその後の戦争の犠牲者に捧ぐーTo the victims of 911 and after」の2009年バージョンです。実はこの曲はだいたいの構造は決まっていますがきちんとした楽譜にしていません。30%くらいはアドリブの曲です。今年は一昨年グラミーを受賞した三人の勇気ある女性カントリーグループ"Dixie chicks"へのオマージュも入っています。オバマ政権に入り戦争を終結する機運が高まっており、アメリカの右翼勢力の横暴もかつてほどではなくなっていますが、まだ余談を許さない状況です。

昨日はあの痛ましい事件からちょうど8年目になります。ニューヨークに7年住んでいた人間としては、あのツインタワーがなくなったというのがまだ信じられない、信じたくない、という気持ちでいっぱいです。グラウンドゼロに行くのがまだ恐いです。

明日は私と奥津恵でパルテノン多摩にて14時から演奏します。我々はトップバッターです。

9月 12, 2009 イベント・コンサート |

2009年4月 5日 (日)

ライブ無事終了ーご来場ありがとうございました

昨日無事に「オーケストラア・ラ・カルトー宇宙からロックからオペラまで」のコンサートが無事終わりました。さすがに今日はグロッキーです。(^^:)

多くの皆さんにご来場いただきました。ありがとうございました。

コンサートは我々のロックバンド+オーケストラのステージもあればオペラのガラコンサートと全く別の世界が同じ日のステージで繰り広げられるというものでしたが、あまりの別世界に戸惑われた人も多いかという懸念がありましたが、そういう方はあまり多くなかったようです。寧ろ楽屋で全く別の「人種」がいるというのも面白かったですね。

やはりライブをしたあとは何かすがすがしい気分になりますね。
音楽は空間芸術であり、単に音を楽しむのではなく音を感じて経験するものです。そのことをもっと多くの方に理解していただければ幸いです。

You tubeの音楽の映像を見たから、それでその音楽を「体験できた」とは思わないで下さい。それは音楽の「情報」をふれただけで全然「経験」したことにはなりません。「情報にふれる」ということと「経験する」というのは全く違います。その点を勘違いしている人が増えているような気がします。

4月 5, 2009 イベント・コンサート | | コメント (0)

2008年11月30日 (日)

久々に飛び入りのジャムセッション @Music port

本日はすでにご案内の通り東京虎ノ門のライブ・バー 60's 70's 80'sにてMusic portでのオープンマイクイベントに顔を出しました。

その後の打ち上げでライブにご来場いただいたドラマーのSEIGOさんがドラムを叩き始めたんですが、それがやはり本物の人間の音だったんですねー。思わずミュージシャンの血が騒いでしまいその場で飛び入りでジャムセッション、 いやーこっちはもっと盛り上がりました。やっぱり音楽というのはこういう時にすごい力を出しますね。会場がそんじょそこらのロックコンサートなんか目じゃないくらい、大々盛り上がり。何か久しぶりに本当の音楽をやった感じになりました。2時間くらい時間を忘れて弾きまくったような気がします。そうです。これが本物の音楽です。最近こういうことをやる機会が減りましたねー。

ジャムはブルースコードの完全な即興で何パターンかやりました。たった12小節のくり返しで会場をこんなに盛り上げることができたんですねー やはり音楽のパワー。すばらしさをもっと多くの人に見せたいです。このパワーは音楽配信では絶対に伝わりません。

最後はロックのクラシック、ジョニービーグッドで締めました。古典的なロックンロール、これが基本です。どんなに時代が変わろうとポピュラーミュージックは全てここから始まったんです。

恵のライブのはずなのに、飛び入りジャムで自分で盛り上がってしまった私でした。

ちなみに飛び入りのジャムに参加したのは十数年前のピットイン以来ですねー

でも楽しかったー

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11月 30, 2008 イベント・コンサート |

2008年11月19日 (水)

InterBee (プロオーデイオ)2008年に行ってきました

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さて、毎年今頃開かれる国際放送機器展(Inter Bee)に久しぶりに行ってきました。前いったのは果たしていつだったか覚えていないくらい久しぶりですね。というのもうちから開催場所の幕張メッセまでどうがんばっても片道2時間以上かかります。車でいってもちょっと渋滞にはまったら3時間行きますね。そんなわけで結構行くだけでもエネルギーが必要です。よほどのモーテイベーションがないと行こうという気になりません。

国際放送機器展(Inter Bee)といっても私は音屋なのでプロオーデイオの分野しかいつも見ないのですが(といっても映像放送機器も興味は持ってますけど)スタジオでのコンテンツ制作作業が残っているので取り急ぎ2時間くらいで見終えました。

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今回のお目当ては近々発売のpro tools 8(写真)、予想通りAvid/digidesign社のブースは人だかりでした。Pro tools 8.0が今までと大きく違うのはmidi機能の強化、使いやすさで音楽制作の部分の使い勝手をよくしたことです。まあpro toolsはMAとかにも導入されていますが、そういう分野の方にはあまり関係ないかもしれません。demoとか見ましたがmidiデータの打ち込みがかなりしやすくなった印象はあります。

私は個人的にはmidiのシーケンスデータは使い慣れている関係もあってMOTUのDigital Performerでどうしても打ち込みをしてしまい、PTの作業時にシーケンスデータをSMFにして吸い上げるという方法を取っていますが、やはり手間ですね。最近は特にソフトシンセを立ち上げながら、ということも考えるとPTで打てるようになれば便利なのはわかっていますが、今度のvers 8でそれがやりやすくなるということらしいです。画面も見慣れた画面からかなり変わってしまうので慣れる必要があるようです。

びっくりしたのは楽譜化(ノーテイング)機能まで装備するようになったということ。ノーテイングソフトの「シベリウス」の機能を導入したらしく、一応オケの総譜を作ることもできるようですがパート譜はこれでは作れないらしいです。いずれにせよ私が使っているFinaleとは互換性がないのであまり使わないと思いますが..(^^)

でもこれでPro Toolsの今後の設計思想が見えました。要は音楽制作の全ての機能を集約しようということのようです。ちなみの既存のpro toolsのアップデートのみでしたらLEは一万六千円、HDは三万三千円くらいだそうです。

ちなみに他のブースも一通り見ましたが、まあ特に新しいものはないですね。PAやコンサート用のデジタルコンソールとか、PTとの連動を前提としたレコーデイングソフト等、HDのレコーデイングはだいたい24bit 96KHZの機能がありますね。
しかし一般に普及しているCDがまだ16bitの44.1KHZで最近は寧ろi-podのmp3での音楽が主流になっている、何かすごいパラドックスを感じてしまうんですが、 業務用は高スペックのデジタルなのに一般に普及しているのはCDより劣るmp3プレーヤーなんですから

ちなみにSSLはDAWとの連動機能はあるものの「アナログ」ベースの卓にこだわってますねー 最近実はStuderの2インチの24chとか復権してきているようですので、アナログの深い音が見直されてくるかもしれません。実際、音質をSN比のみで判断するという風潮が長い間続いていましたが、それだけで「良い音」とは本当は限りませんからね。

11月 19, 2008 イベント・コンサート | | コメント (0)

2008年11月 9日 (日)

Music port 12周年パーテイー

本日mixiを通して知り合いましたアソウさん(首相とは漢字は別)のMusic portという若手作曲家、作詞家やヴォーカリストの養成もしくは仕事の請負等もやっているコミュニテイで、発足から十二周年のパーテイーの出席しました。

このMusic port はアメリカのロスアンジェレスのソングライター団体をモデルに1996年に設立した プロ&プロ目指すアーティスト・ソングライターの為の音楽コミュニティでNPOではありませんがアソウ氏が事実上ノンプロフィットで音楽家を養成する機関として活動しています。サエキけんぞう氏もスーパーバイザーのような立場で、作曲口座などの講師もしたりしているようです。

サエキさんは忙しいので早めに帰られたので殆ど話す機会がありませんでしたが、友人の作曲家T氏も来ていたので、楽しいひと時を過ごせました。奥津恵もMusic port にはじめて参加しましたがアソウ氏の強い要請もあって30日に虎ノ門のライブ・バー 60's 70's 80's にて恵のライブを行うことになりました。ノンプロフィットでやって十二年も続けていること自体がすごいですが、結構ここから若いアーチストも巣立っているので、恵のプロモーションや今後の活動等でうまくからむことができればと思っております。30日のライブの件は追ってお知らせいたします。

11月 9, 2008 イベント・コンサート |

2008年10月24日 (金)

久しぶりのH報堂 ままだ会♪

さて、大手広告代理店の音楽関係のキャステイングのM田さん、業界では知る人ぞ知る方でその方の主催する「ままだ会」に何と一年ぶりに出席しました。会自体も半年ぶりの開催で久しぶりに会う方も多く、懐かしい再会を多くの方と果たすことができました。昨年はうちの奥津恵がこの「ままだ会」で1曲未来(みち)を披露させていただき大変な好評を博しました。また機会があれば業界人の集まるこの会で恵の声を披露させたいと思います。

それにしても会場はものすごい人(!!)で会場内の移動もままならない状態でした。たぶん今までの会の倍近い人が来ていたのではと思います。昨年と違うのは今年は恵のきちんとしたプロモ写真とデモ音源があることで、今回はかなり多数関係者に配りました。7-8セット持っていきましたがほぼ全部配りました。M田さんにもなかなかお渡しする機会がなかったのですが、プロモ写真とデモ音源を渡すことができました。これで何かタイアップとかCMとか広がりが出てくれればと思います。恵の声質と歌はかなり自信を持って勧めることができますので...

次回は年末くらいにまた、あるのでしょうか? たぶんあると思います。その時に恵のステージがまたできるといいですが...

10月 24, 2008 イベント・コンサート |

2008年9月14日 (日)

セプテンバーコンサートのライブ映像ー911とその後戦争の犠牲者に捧ぐ

一昨日今年のセプテンバーコンサートが終わりました。

このセプテンバーコンサートに参加しようと思ったのは911に関連して書いた私のこの曲をセプコンで演奏したかったからです。この曲を2001年の9月11日でなくなった方、そしてその後の戦争で亡くなった方、全てに捧げます。と同時にこの曲のクライマックスのように平和と愛情が戦争と憎しみにとって変わる時代が来ますように、という祈りの意味も込められています。

9月 14, 2008 イベント・コンサート | | コメント (0)

2008年8月17日 (日)

Blue Man Groupに行ってきました

今日は夏休みということもあり子供と六本木のインボイス劇場で公演している Blue Man Groupに子供と行ってきました。

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インボイス劇場の前にて

小学三年生の娘を連れて行ったのですがBlue Manを「キモい」といってあまり気乗りしていなかったため、あまりうれしそうな顔をしていませんが、実際の公演ではノリノリでした。

Blue Manは音楽、アート、コメデイ等が融合したパフォーマンスでブロードウエイで大好評だったんですが、要は現代の音楽、アート、映像のおいしいところを凝縮した「公演自体がまさに空間アート」といってよいもので、ブルーマンの無表情な顔でかなりひょうきんなことをしているので子供が見ても充分に楽しめるパフォーマンスです。(実際子供の観客も多かったです)3人ともパーカッションをかなりリズム的にきちんと刻んでいたので、おそらくパーカッショニストとしてもかなりの演奏能力があるといっていいでしょう。ちょっと昔のDavid Van Tieghem を思わせる演奏でもありました。(バンドは4人ー全員日本人でしたが..)

会場でブラックライトを照らし白い布を撒き散らす、なんてのは80年代のアートシーンでよく行われていたことでしたが、音楽もトランス系からニューウエーブ、ジャズ、まで多彩に起用していました。公演時間は休憩なしの正味100分でしたが、あっという間でした。

公演後、Blue Manとの記念写真が録れるんですが、娘は近くに行くのを嫌がったので撮れませんでした。残念(T_T)

替わりにこんな感じで観客とツーショットしています。(^^)

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8月 17, 2008 イベント・コンサート |

2007年11月 3日 (土)

楽器フェア2007行ってきました

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071103_140001_2 えー久しぶりなんですがパシフィコ横浜で行われている楽器フェアに行きました。こういうところに行くと知っている顔に出会ってしまうものなんですが、今回も何人かに会ってしまいました。「仕事?」とか「どこのブース?」とか聞かれたりしますが今日は単なるお客さんです。(笑)そうですね。本来ならこういうイベントにプレーヤーとして呼ばれるようでないと駄目なんですけどね。バンド仲間の本庄寛国さん、リリーズのバンドでもごいっしょさせてもらっていますが、korgのブースで一生懸命デモをしておりました。お疲れ様でした(写真)

実は今回DTMやソフトシンセ、特にReason関係のデモがあればもう一度みたいと思っていましたがそのお目当てのPropeller Headは出展していませんでした。勿論Appleも、ということで肩透かし、こちらは放送機器展(Inter BEE)で展示されるそうです。Inter BEEは今月幕張で行われますが、うちから幕張までどうがんばっても片道2時間以上かかります。(汗)

キーボードDTM関係はあるにはありましたがかつてのような華々しさはないですね。特にキーボードシンセはどちらかというとプロではなく一般の人が楽しく使えるような商品が多く、「指一本であのアーチストの曲が弾ける」といった類のものが多かったですね。

DTMではRolandがCakewalk(Windowsのmidiシーケンスソフト)のハードでイスクRecordingソフト(Windows版デジタルパフォーマーみたいなやつ)のSonar 7のデモをやっていたがMOTU歴20年の私には興味なし。確かに使いやすそうだったですけどね

まあそんなわけでシンセ、DTM関係は早々に引き上げアコーステイックブースの方に

楽器フェアの楽しみのひとつに普通ではなかなか弾けない超高級ピアノを指弾できるというのがあります。一応ピアニストの端くれなのでピアノの音には人一倍こだわりを持っているつもりです。

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ピアノというと日本人は「スタインウエイ」と連想しますが、前にも言ったかもしれませんがヨーロッパでは「べヒシタイン」「ザウター(世界最古のピアノメーカーー写真左)」の方がメジャーなんですね。べヒシタインは映画「戦場のピアニスト」の主人公が愛用したピアノ、チックコリアも愛用していますし、「ザウター」はモーツアルトが愛用したピアノです。なぜか日本ではあまり知られていないピアノですが、弾いてみると音の違いがすぐにわかります。

ちなみに会場はパシフィコ横浜ですが、展示場なので音が回ったりしてよいピアノを弾いても音がわかり辛い環境でした。スタインウエイも「クラシックスタインウエイ」とかを折角展示していてもこれだけ音がガンガン回っていたら辛いですね。その分、ベヒシタイン、ザウターの代理店のユーロピアノ社は展示場の二階の会議室をメインの展示場にしていました。これは正解ですね。

まず普通に和音を弾いただけで響きが違います。私が弾いたのは490万のザウターと800万のべヒシタインです。弾いた音を聴くとなぜそれだけの値段がするのがわかります。音の広がり、暖かさ、深さはその辺のピアノとは比べ物になりません。こういうピアノでレコーデイングしたいですね。混み合っていたために試弾時間が10分しかなかったのが残念です。

ちなみにそういえばなぜかベーゼンドルファーの展示がなかったですね。これも私のお気に入りのピアノなんですが今回は弾けなくて残念。

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ちなみに2年前にうちの会社でオーケストラとピアノのレコーデイングを行った「新白鍵」なる白鍵しかないピアノ(写真左)の仕事を行ったことがありますが、覚えていらっしゃいますでしょうか? そのピアノも展示されていましたね。あれから2年、まだがんばって売っているんだなと思いました。それにしてもどこかCなのかこのピアノわからない(~~;)

まあ情報収集目的としてはいまひとつでしたが、最高級のピアノで遊びに行くにはいい機会でした。

TSUTAYA online


11月 3, 2007 イベント・コンサート | | コメント (0)

2007年10月27日 (土)

ライブ満員御礼-10/27カーサクラシカ

さて、かねてからお知らせしておりました本日のライブですが、第一ステージが私のピアノソロ、第二ステージが朝瀬蘭さんのライブ、第三ステージが私と奥津のライブです(最後は私のピアノソロでしたが) 

カーサクラシカは小さい箱ではありますがおかげさまで満員御礼にて盛況に終了いたしました。足元の悪い中多くの方にご来場いただき本当にありがとうございました。これに懲りずにまたよろしくお願いします。

今日は深夜までのハードな一日でしたが私も恵も無事何とか乗り切りました。明日になったら結構疲れが来るかもしれません(^^;)

改めてご来場いただいた方、ありがとうございました m(_ _)m

10月 27, 2007 イベント・コンサート | | コメント (0)

2007年9月11日 (火)

セプテンバーコンサート終了と大野作品"To the victims of 911 and after" 0911追悼の意も込めて

昨日に続き本日、代官山のライブハウス「晴れたら空に豆まいて」で昼間からひどい雨ではありましたが無事開催されました。本日の出演者は私を入れて8名(敬称略) 例によってさまざまなジャンルの人が出演いたしました。

1. 西本明、
2. カツカンジ、
3. 大野恭史、
4. けんたろう、
5. 闘うバイオリン弾き、
6. ララリーヌ、
7. 星子健太郎、
8. Flight of Idea

本日の私の曲目は
1.To the victims of 911 and after
(今回のセプコンのイベントのために作った曲です)
2. Short Story
3. Gotham City Waltz

たぶん1.のTo the victims of 911 and after は原則としてこのセプコンでしか演奏しないと思います。私なりに0911の事件について思いを込めて作った曲です。
6年前のあのできごと以来、音楽家として、ニューヨークに長く住んでいた人間として何か話さなければならない、と思いつつもなかなか気持ちの整理ができなかった。自分なり発言する機会がなかったことがずーっと心に引っかかっていました。しかし今回その自分のピアノ曲”To the victims of 911 and after"をセプコンで演奏して自分なりの911に一区切りがついていたような気がします。願わくばこれをできるだけ多くの人に聞いてもらいたいとも思います。 そのため今回このブログにて特別に公開します(ライブ録音)

「sepcon_kyoji2007.mp3」をダウンロード

ちなみに途中で庄野真代さんも会場にいらしていました。何とH報堂のM田さんまでいらしてましたが、私の演奏が終わったあとでした。(^^;)
とりあえずこれで終了しましたが、ボランテイアとしての参加でしたが今回参加できて本当によかったです。

今回これだけの膨大な規模のイベントを企画運営されて、私たちに音楽で平和を語る機会を与えてくださった庄野さん及び「国境なき楽団」のみなさんに心からお礼を申し上げますと同時に、本当に皆さんお疲れ様でした、そしてありがとうございましたと申し上げたいです。

また来年ぜひお会いしたいです。いや、お会いしましょう!!

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9月 11, 2007 イベント・コンサート | | コメント (0)

2007年8月20日 (月)

Billboard Liveオープン記念ーステイーリーダンコンサートに行ってきました

070820_195301_2 さて、ご存じの方も多いと思いますが一昨日より正式にオープンした東京ミッドタウンのBillboard Live そのこけら落としでステイーリーダンのコンサートに行ってきました。ステイーリーダンといえばドナルドフェイゲン(左側の人)私が作曲家としても演奏家としても大きな影響を受けた人です。7年ぶりの来日ですね。何せメチャクチャ演奏能力は高いのに、ライブをあまりやりたがらなかった人なので私自身も13年前の初来日ではじめてライブをみたくらいです。今回も久々なのでとてもドキドキしています。左の写真は入り口にあったものですがエレベーターの近くでしたので自分の写真は撮れませんでした。あ、別に私の顔などはどうでもいいですね。失礼しました(^^;)

ちなみにテレビとかで紹介されていますがオープンして間もないこのBillboard Live Cafe どんな感じかといいますと.........

左の写真は入り口、右の写真は会場の中です。会場から東京ミッドタウンの公園が見えます(ライブ時には勿論カーテンが閉まります)

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私の席は上のカジュアル席(これしか取れなかった(T_T))ですが上からもステージがとても近くてアーチストやミュージシャンの顔がはっきり見えます。一階はテーブルでレストランになっています。キャパは300くらいでしょうか。PAもそんなに悪くなかったです。最近のコンサート、平気で音が割れてたりしますけどねー 今日私が行ったものに関しては大丈夫でした。

さて、このドナルドフェイゲンの作曲技法、完成度はアーチストの中でも突出してすごいですね。何よりも私はこの人の作曲技法を盗もうとだいぶ研究したのですが、結局うまくいきませんでした。何てたって単純なスリーコードの曲など全くなく、デイミニッシュ、ナインス(9度),イレブンス(11度),サーテイーンス(13度) のオンパレード、一つのフレーズをデイミニッシュのみで進行させるなんてのはざらなんですね。本当に「何でこんなコード進行が思いつくの?」と感心させられます。それも変に奇をてらっているわけではありません。全部意味があるのです。そして一見その奇妙奇天烈に見えるコード進行が実に効果的に組み立てられるのが曲をよく聴いているとわかります。
オーケストレーションにしても、いつも大編成ですが、そこには無駄な音は何一つ存在しません。日本のアレンジャーにありがちな、ただトラックを埋めるためだけの「無駄な音、無駄なアレンジ」などは存在しません。一つ一つの音に全て意味があるのです。
どこかの国の安っぽいポップスのように簡単に「パクる」なんてことはこの曲ではできないでしょう。実際凡人にドナルドフェイゲンの曲をパクるなど不可能だと思います。実際ジャズコードや和声の理論によほど精通している人でないと、最高傑作のアルバム"Aja"からのPegやJosieなどはコードすら拾えないでしょう。ここには「消耗品にされるための音楽」などが存在する余地などありません。高い芸術性を持った完成度の高い音楽作品のみが存在している。それがステイーリーダンの世界だと思います。

ちなみにある年代以上はステイーリーダンというと”Do it again"とか”Rkki don't lose that number(りっキーの電話番号"といったヒット曲を思い浮かべるようですが、これはいずれも初期のメンバーのジェフ、バクスターの曲、私的にはバクスターが抜けた"Katie lied(うそつきケイテイー)"からが本当のステイーリーダンで、それ以前は同じステイーリーダンという名前でも実質別のバンドだと考えています。尚、ジェフ バクスターはどちらかというとカントリーベースのロックンローラーですが、ドウービーブラザースに移ってから皮肉にもR&Bベースの曲ーステイーリーダンに近い方向で曲作りしているのは面白いですね。しかしバクスターとフェイゲンは殆ど絶交状態のようなので初期のヒット曲”Do it again"や”Rkki don't lose that number"がステイーリーダンとして演奏される可能性は殆どないでしょう。

さて、以下は若干「ネタばれ」の話ですので、これからコンサートに行く人は読まない方がいいと思います
実はまだBillboard Liveのシステムをよくわかっていなかったために、不覚にも第一ステージと第二ステージは同じセットリストと考えていましたがあとになって全く別だったことがわかりました。それだったら両方行っていたのに、と今更行っても後の祭り (>_<) というわけで私が行ったのは8月20日の第一ステージでした。これでもカジュアルシートで\19000します!!!

  以下   ほんの 少しだけね た ば れ
=================================================================================
まず、今回のバンド編成、 
Donald Fagen - Keyboards and Vocals
Walter Becker - Guitar
Keith Carlock - Drums
Jon Herington - Guitar
Carolyn Leonhart-Escoffery - Backing Vocals
Michael Leonhart - Trumpet
Cindy Mizelle - Backing Vocals
Jim Pugh - Trombone
Roger Rosenberg - Baritone Sax
Freddie Washington - Bass
Walt Weiskopf - Sax
Jeff Young - Keyboards and Backing Vocals

 
フェイゲンさんは愛用のフェンダーローズで演奏。 この人の自宅にはベーゼンドルファーがあるのでそれだけでも私とピアノの音の趣味が似ている。ちなみにフェイゲンさんのキーボードのバッキングはまた独特で、私のピアノ演奏やバッキングに「手数(てかず)」や「おかず」が多い傾向があるのはこの人の影響があります。

二人とも太ったー 特にフェイゲンさん老けました。頭も薄くなっちゃったし、でももう58才か、仕方ないかも..

曲は全て昔の曲でバンドのジャムセッションが入ったあと、Time Out of mindから始まりました
Ajaの曲をかなりやってくれましたね。演奏はアンコールを入れて正味1時間20分、でも正直入場料の値段からするともうちょっと聴きたかったというのが正直なところ。2nd Stageでは私の好きな"Chain Lightning"とかやったらしい。アンコール曲も毎日違う模様、本日は"My Old School"でした。

あと個人的には最近の傑作といっていい"ツーアゲインストネイチャー”(グラミー賞受賞)からの曲も聴きたかったなあ、あと「ナイトフライ」から一曲くらい、と思ったのは欲張りすぎ?

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8月 20, 2007 イベント・コンサート |

2007年7月 4日 (水)

久々のH報堂のM田会の名刺交換会♪

さて、皆さんご存じの大手広告代理店のH報堂のM田さん主宰のパーテイーに久々に参加いたしました。昨年の6月以来ほぼ一年ぶりです。その時は例のリリーズの復活プロジェクトで忙殺されていましたが、よく考えればその時にはまだうちのアーチストの奥津恵も「俺たちの世界」の中島監督とも知り合っていませんでした。そう、二人とも知り合ったのは最近なんです。それを考えるとたった一年で結構劇的な変化が起きていたんですね

そして今回のM田会にその両名を連れて行きました。あと「俺たちの世界」の主演格の小川武倫君(フロムファースト所属)も参加しました。3人ともこういう会に出るのは初めてらしくかなり「借りてきた猫」状態でしたが、何人か知り合いも来ていたので紹介しました。でも今回は音楽関係者は結構いましたが、映画やテレビ関係者はあまりいませんでした。次回に期待しましょう<監督

だけどこういう会に参加する場合は貪欲に自分を売り込むクセをつけましょう。ずうずうしいくらいが丁度いいのです。実はスキあれば恵を飛び入りライブさせようと思っていましたが、結局時間の都合で断念。しかし次回以降に時間をセットアップしてくれるとのお約束をいただきましたー \(^o^)/

並居る業界人の集まりに対してうちの恵がどう歌うかー怖いような、うれしいような期待と不安が半々ですけどね。まあ一応本番には強い方と本人はいっておりますが...

でもこのM田会、若手アーチスト、特に若手のミュージシャンにどんどん発表のチャンスを与えてくれているという点ではすばらしい会だと思います。これでうまくいけば大きなタイアップを取れる、なんてことも不可能ではないですからね。次回は8月のいつ頃かわかりませんが、ぜひとも奥津恵のパフォーマンスがセッテイングできること期待したいです。

7月 4, 2007 イベント・コンサート | | コメント (0)

2007年6月24日 (日)

キャンドルナイト最終日

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22日から開催されていたイベント、 今日の写真は一昨日より明るいでしょう。キャンドルナイトの中でマックのリンゴのマーク、そしてキャンドルナイトの中のキーボード群、こういう時でしか撮れない写真である。

夏至で明るい日だろうと思いきや、よりによって22日から梅雨空、今日もいかにも梅雨というどんよりとした一日、それでも宣言した以上、やめるわけにはいかない、ということで無事3日間やり通しました。日本では公称667万人といっているけどこの天候、3日間やるのは正直しんどいと感じた人が多いのではないだろうか

「しんどい」と感じること自体、如何に現代の文明に慣れすぎていたかという証明でもある。3日間、たった2時間の「電気なし生活」でこう感じるにだから21世紀の暮らしを体験した人はとても19世紀以前の暮らしなど戻ることはできまい。しかしその電気が地球の温暖化の原因のひとつとなっているのは紛れもない事実である

とはいえ、この3日間のキャンドルナイトで「瞑想」やいろんな考えことをすることができた。普段日常の業務に振り回されてこういう静かな環境で考えことするという機会がなかなかないが、今回はかなりじっくりそれをやることができた。現代人に何が欠けているがーそれは音も光もない静かな環境である。そのことは実にリフレッシュすることができた。おかげでいくつかのことについてふんぎりがついたことがある。それは後ほどこの日記で書きます。その意味では非常に有意義な時間だったと思う。



さて、この運動で実際本当の所どれだけのCO2を出さないで済んだのだろうか。ご存じの方がいましたら教えてください

6月 24, 2007 イベント・コンサート | | コメント (0)

2007年6月22日 (金)

キャンドルナイトに参加しましょう

2003年にカナダから始まったこの運動も、今では日本全国で664万人が参加して全世界で2万2716ヶ所の施設がライトダウンするという、一大エコイベントになりました。私の友人も多数参加表明をしましたし、私も地球温暖化対策のために参加表明いたします。

期間:6月22日(金)~24日(日)、20:00~22:00の2時間
何をするかというと、

この3日間、20時から22時の2時間だけでも、電気を消してキャンドルで過ごしてみましょう!という事です。

《100万人のキャンドルナイト》が企画されています。
http://www.candle-night.org/

日本では東京タワーも明石大橋などもライトダウンするそうです。

この期間家の電気は勿論、パソコンも音響機器にも電源を一切入れません。私は仕事柄人一倍電気を使っている人間なので「(せめてもの)罪滅ぼしということで」

ちなみに

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見えますか?  キャンドルナイト時の私のスタジオです。

私たちはあまりに電気に慣れすぎてしまってますね
ロマンチックではありますが...

電気のありがたみがわかります
つい100年ちょっと前の人たちは毎夜こうだったんですねえ

最近の天候、特に今年の天候は明らかにおかしいと感じています。地球の環境は予想以上に深刻なことは、気象学のデータからもはっきりと出ています。(南極の氷が溶けている、海面の上昇 etc)

というわけで皆さんもぜひ「キャンドルナイト」に参加しましょう

6月 22, 2007 イベント・コンサート | | コメント (0)

2007年6月16日 (土)

Producers Conference

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新宿のオペラシテイのアップルのセミナー室でM17社のプロペラーヘッドのコンベンション"Producers Conference"に行ってきました。(写真左)

Reasonというシーケンス機能や波形編集機能付きのソフトシンセのデモやセミナーが行われました。PT派の私としてはどうしてもソフトシンセを使うにせよPT中心のものになりがちだが"Rewire"というプロセスによってPTにも使えることがわかった。とはいえ、どのみち再生用のI/Oも必要でありまたfirewireが必要になる。

このReasonが単なるソフトシンセでないことをプロペラヘッド社は知ってほしかったと思うのだが、興味があったのは(画像が荒くて見づらいが)サンプリング音源にマイクのセッテイングのシミュレーションまででき、マイクのオン、オフだけでなくアンビエンスマイクの度合い等まで設定できること(写真中)。ここまでできるサンプリングソフトシンセはないかもしれない。それもあり、とかく音が薄い印象をぬぐえないソフトシンセの中では空気感をとても感じることができ、非常に面白いと思った。ただピアノのサンプルはSteinweyとYamahaのグランドが何種類か入っているが、私の好みのペーゼン系がないのがちょっと不満かな?

さて、セミナーは作曲家の安西史孝氏やサウンドクリエーターの有馬知章氏などが出ていた。ちなみに演題に「i-tunesで世界デビューする方法」というのがあり、安西氏のレクチャーの中にあったので何か面白い裏技でもあるのかと期待したら、何のことはないCD-babyの話だったーそれって今更って話だと思うが、もしかしてみんな知らないの?まあ音楽事務所でがちがちに管理されている人たちは知らないかもしれないが、少しでもデイストリビューションのことを知っている人なら常識レベルだと思うのだが... あと安西氏の話で今は懐かしいmp3.comの話が出ていたが、安西氏の話が本当なら私よりmp3.comで稼いでいることになる。私の"Vision"はmp3.comで一位を獲得した曲だが百何十万も稼いではいないよ、それっていつの話だと思ってしまった。

まあ、それはさておき今日のメインイベントは松武秀樹さんの司会で今日の講師4人による「マックとシンセ談義」によるセッション

松武さんは「頑テクノ父」というHNで恐れ多くもマイミクになっていただいていますが、富田勲先生のアシスタントからYMOのシンセマニュプレーター等、日本のシンセの発展の歴史そのものに関与されておられる方で、私が例の「冗談放送」をやっている時にPSE法にからむ特番の収録でお会いいたしました。サウンドクリエーターとしてシンセマニュピレーターとして大先輩にあたる方です

セッションはいやー昔のビンテージシンセ、mini moogを始めsergeという現代音楽よりのシンセまで多彩、だいたいCSV(シーケンサのクロックの矩形波)とかADSRなんて久々に聞いた言葉だし、(知らない人のためA-attack D-decay S-sustain R-release- 波形の調整パラメータ)昔のプログレの名盤の話から、私の世代の人間が聞けば懐かしい話ばかりだった。この話を聞くだけで楽しかった

しかし全体的なまとめとして、DTMやトラックメーキングの際にもっとアナログ的な温かみを音楽に入れられるようにしようという流れには賛同できる。実際「いかにも打ち込み」というサウンドを持っていっても「またか」といわれることが多くなった。これは基本的にはいいことだと思っている。

というわけでなかなか有意義で楽しいひと時でした。
関係者のみなさん お疲れ様でした

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32階の会議室でしたので眺めはとてもよいです(^^)

 




6月 16, 2007 イベント・コンサート | | コメント (0)

2007年6月 3日 (日)

リリーズライブ無事終了ーダブルヘッダーを乗り切りました(^^;)

本日子供の運動会とリリーズライブのダブルヘッダー、無事乗り切りました。

運動会の方はおかげさんでいい天気でしたが花曇のようで紫外線が強く、かなり日焼けしたのがわかりました。席の確保やビデオ係り、何とか無事やり終えました

そして夜はホテルパシフィック東京の30Fのラウンジライブ、運動会でだいぶ体力を取られたのは事実ですが、ライブ会場に着くと疲れは全く感じませんでした。やはりライブをやると「楽しい」というのが先に立つんでしょうね。いつも通りにこなせました。心地よい緊張感と、音楽に入り込む感覚が疲労を消すんでしょうか。

そのかわり家に着いたらドッと疲れがでました(*_<)キュー

さて、本日の曲目です

第一ステージ
すずらんの花
水色のときめき
I won't last a day without you (カバー/P Williams)
Your Song (カバー/Eltong John)
Dragon
小さな恋のメロデイ
好きよキャプテン

第二ステージ
太陽がいっぱい
情熱の恋 (カバー/ザ・ピーナッツ)
恋は魔法
Look of Love (カバー/D Springfield)
コンドル(カバー/Simon & Garfunkul)
Sugar Candy
Karinga

第三ステージ
恋のバカンス (カバー/ザ・ピーナッツ)
可愛い花 (カバー/ザ・ピーナッツ)
If you leave me now(カバー/Chicago)
スカボローフェア(カバー/Simon & Garfunkul)
月の砂漠(唱歌)
赤い靴(童謡)
好きよキャプテン
ノーハードフィーリングス

アンコール
すずらんの花

尚、今回演奏中にリリーズのファンのひまわりさんから私にも応援をいただきましてとてもうれしく思いました。
ひまわりさん、ありがとうございました。m(_ _)m
いつもながらリリーズファンの皆さんの暖かさは本当に心が温まります。本当にすばらしいファンのみなさんです。もうこの暖かさに触れただけで本日のダブルヘッダーの疲れを忘れました。

ファンあってのアーチストですが、こういう暖かいファンのいるリリーズはこの先音楽業界の状況がどうなろうと生き残っていくでしょう。
ちなみにブルーパシフィックラウンジでライブする他のアーチストと比べリリーズの予約数は群を抜いて多いそうです。

ただこのラウンジ、夏には改装するらしいので次回のこちらでライブは少し先になりそうですが、年末には本格的なデイナーショーの話もあるようです。 ファンの皆さん楽しみにしておいて下さい(^^)

いずれにせよ長い一日が終わりました。明日はゆっくり休ませていただきます(^^)
皆さんお疲れ様でした。そしてありがとうございました!!!





6月 3, 2007 イベント・コンサート |

2007年3月29日 (木)

リリーズ スターダストショー@ホテルパシフィック東京終了報告

約1時間前にようやく帰宅しました。
リリーズのリリーズ ホテルパシフィック東京30Fのスカイラウンジ 30Fということで夜景はきれいでした

3回ステージが行われ、基本的にはバーなので時間が遅くなればなるほど人がいっぱいになり満席状態でした。年度末でしかも平日の夜にこんなに集まるとは驚きです

さて本日の曲目です

第一ステージ 20;00 - 20;45
1. オレンジマーマレード
2. 小さな恋のメロデイ
3. 妖精たち
4. すずらんの花
5. 好きよキャプテン
6. 水色のときめき
7. 太陽がいっぱい

第二ステージ 21;10 - 21:50
1. Karinga
2. 恋は魔法
3. シュガーキャンデイ
4. コンドル(S&G カバー)
5. スカボローフェア(S&G カバー)
(なぜかMCでお二人の宇宙人の話で盛り上がって5曲しかできませんでした(^^;))

第三ステージ 22;15 - 23:00
1. Dragon
2. すずらんの花
3. 月の砂漠(童謡)
4. Your Song
%. 可愛い花
6. 情熱の花
7. 恋のバカンス

アンコール
ノーハード フィーリングス
好きよキャプテン

反省点:やはり今回ほとんどぶっつけ本番なのでいくらやりなれている曲とはいえ、結構細かい所はやっぱり忘れていたりして私自身もミスが多くありました。次回は少ない時間でも確認のためのリハの時間はやはり取ろうと思います

というわけで関係者の皆さんお疲れ様でした
またこれに懲りずによろしくお願いします

3月 29, 2007 イベント・コンサート |

2007年3月 4日 (日)

講演してきました

「東洋伝承医学研究所」なる団体が「ペットのためのナチュラルケアー自然療法」というセミナーの中で「ヒーリングと音楽」というテーマで講演してきました。

講演とはいっても小さな会場で出席者は14-15名
みなさん「ナチュラルケアーアドバイサー」を目指してがんばっておられる方です。ちなみに受講生は全員女性でした

なぜこの話が私に来たかといいますと実は飼い主と愛犬でリラックスする「ペットミュージック」なるCDをもう7年も前ですが発売しています。
http://homepage1.nifty.com/hyb-music/pet.htm

ペットに関する音とヒーリング両方に手を染めたということで私に話が来ました。ヒーリング関係の講演は本当に久しぶりです

講演は休憩はさんで2時間強、大学の一次限の講義より長いです

話した内容は
1.音楽療法の歴史とその種類ー能動的音楽療法と受動的音楽療法ーヒーリング=受動的音楽療法
2.受動的音楽療法の方法論と理論
3.そもそもヒーリングとは
4、犬が反応する音とその内容
5.ヒーリングと音楽についての重要なポイント

等々を話してきました。今までヒーリングや音楽療法関係の講演はやりましたが、ペットとヒーリングに関しての講演はこれが始めてです。

今日はまた初夏を思わせるほど暑かったので結構大変でした。それにしてもミュージシャンのライブとはちょっと違った感じで2時間しゃべりましたが、やはり演奏する時とは少々勝手が違うというか、疲れますね(^^;) 演奏だと4-5時間ぶっつづけでやっても大丈夫なんですけど..




 

ドライフード【アズミラ】

 

3月 4, 2007 ペットイベント・コンサート | | コメント (0)

2006年12月24日 (日)

リリーズクリスマスライブ無事終了!!

さて、今回のクリスマスライブーリリーズにしては小規模なライブでしたがLive inn Magicでのリリーズのクリスマスイヴライブは先ほど無事終了いたしました。

今年はリリーズのライブは3回行われその3回とも関わらせていただきました。25年ぶりの新曲のアレンジも担当しライブのアレンジも担当するなどさまざまなお仕事に関わらせていただきました。今年はめでたくリリーズの復活の年になりましたが来年は更なる飛躍を期待したいと思いますし、この私にできることがございましたら引続きお手伝いさせていただきたいと思いますのでよろしくお願いします

クリスマスライブの曲目です

1. 水色のときめき
2. 好きよキャプテン
3. 小さな恋のメロデイ
4. 妖精たち
5. 恋は魔法
6. シュガーキャンデイ
7. オレンジマーマレード

バンドインスト  - ジングルベル
           ザ、クリスマス ソング

8. ホワイトクリスマス
 プレゼントコーナー(夕張のメロンワイン12名様プレゼント)
9. Your Song
10.スカボロ フェアー
11.恋のバカンス(ピーナッツナンバー)
12.可愛い花(ピーナッツナンバー)
13. 太陽がいっぱい
14. カリンガ
15. ドラゴン
16. すずらんの花

アンコール
水色のときめき
お客様リクエストによる リリーズナンバーアカペラ演奏
きよしこの夜

関係者の方お疲れ様でした。来年も引続きよい年にしたいと思います

尚、私自身の話で恐縮ですが今年はライブをおかげさまでずいぶんやらせていただきました。その意味では非常に充実した一年でした。今日で私は今年の演奏納めです
これからまたレコーデイング関係の仕事が控えています
でもあまりせかせかせず、のんびり年末の雰囲気を楽しみたいと思います(^^)

12月 24, 2006 イベント・コンサート |

2006年12月 3日 (日)

クリスマスライブ終了!!

えー大野のクリスマスソロライブ無事終了いたしました。
寒い中ご来場いただきましてありがとうございました

今回は12月ということもありクリスマスナンバーを多くいれました。まあクリスマスまでまだ3週間近くありますが一応もう街はクリスマス的な雰囲気なので...

曲目です

第一部
1. ホワイトクリスマス
2. My Favorite thing
3, Lost Forest(大野オリジナル)
4. C minor Nocturne (大野オリジナル)
5. O Holy Night
6. Pet Music 新安らぎのテーマ(大野オリジナル)
7 X mas メドレー(もろびとこぞりて、グローリア、ノーエル リトルドラマーボーイ)
8. 聖者が街にやってきた

第二部
1, ザ クリスマス ソング
2. My Love Joy of my desiring (大野オリジナル)
3. 穏やかな夜(大野オリジナル)
4. 映画俺たちの世界より悲しみのテーマ(大野オリジナル)
5. X mas メドレー(We wish you a Merry Christmas,シルバ-ベルス、ベスレヘムの道、きよしこの夜)
6. Short Story(大野オリジナル)

第三部
1, Have yourself a Merry little Christmas
2. Night Waltz(大野オリジナル)
3, Hymn (大野オリジナル)
4. 君にしか聞こえないーCalling you(大野オリジナル)
5.A-flat Nocturne(大野オリジナル)
6. Gotham City Waltz(大野オリジナル)
7 X mas メドレー(サンタが街にやってきた,ジングルベルロック、赤鼻のトナカイ、クリスマスツリ-の歌、ジングルベル)

以上です

次回のライブは年明けの1月10日の予定です
今度はゲストを登場させたいと思います

よろしくお願いします

12月 3, 2006 イベント・コンサート | | コメント (0)

2006年12月 1日 (金)

リリーズ12/24クリスマスライブのサポートメンバー

既にお知らせしておりますように12/24のクリスマスイヴにリリーズのライブを行いますがその時のサポートメンバーが最終決定いたしました

時期的にタイトな時期であるにも関わらず6月の"Fantastic Forest"
のメンバーがそのまま出演可能になりました(正直奇跡に近いです(^^))

出演

リリーズ

バイオリン;斎木なつめ
チェロ  ;柴田和砂
ピアノ  ;大野恭史
ギター  ;本庄寛国(当日16時入り)
ドラム  ;川口伸王
ベース  :山室広史

というわけでよろしくお願いします

12月 1, 2006 イベント・コンサート |

2006年10月24日 (火)

リリーズライブ無事終了です

本日、リリーズ"Fantastic Forest in Classic"無事終了です
少し天気が荒れ模様だったのが残念ですが、足元の悪い時でもたくさんのリリーズファンにご来場していただきました。

本日の曲目です
1. シュガーキャンデイ
2. 恋は魔法
3. オレンジマーマレード
4. 恋人通り
5. 小さな恋のメロデイ
6. 妖精たち
7. Your Song(カバー)
8. さよならの季節

ー衣装替え 中 インスト
9. Je te veux(おまえが欲しいーエリックサテイ)
10. Somewhere out there(アメリカ物語より)

11. Karinga
12. Dragon
13 ノーハードフィーリングス
14. 好きよキャプテン

アンコール
恋のバカンス
すずらんの花

と以上アンコール含めて16曲やりました

今回は編成が少ないので結局、リズムのリードもやらなくては
なりませんでしたが、我々バンドマンはドラムに合わせて弾くーリズムキープはドラムまかせというクセがついているのでその面で今回は結構反省点があります。自分自身何ヶ所かリズムが甘い、しまったと思う部分がありました。何とかゴマカシましたが聴く人が聴いたらわかるかもしれません(^^;;) 個人的には反省点が多かったのですがまあファンの方が喜んでいたようなので取りあえずはよかったです。

次のライブは12月という話ですが、まだ日程も場所も今の時点で決まっっておりません。

何はともあれ終わってホッとしました。関係者の皆様お疲れ様でした。

ちなみに30日に私のピアノソロライブがあります。そちらもよろしく
http://homepage1.nifty.com/hyb-music/piano.htm

<追記>
そうそう大切な情報を忘れておりました。
通常殆どの曲のアレンジは私がやっていますが、今回リリーズのお二人自ら弦のアレンジをされた曲が2曲あります。実はプログラムの最初の2曲、「シュガーキャンデイ 」と「恋は魔法」はリリーズお二人のアレンジによるものです。なかなかよくできているので私自身驚きました。

<おまけ>、コンサートの後の記念写真です

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左から バイオリンの上保さん、チェロの柴田さん、リリーズ、そして私です

10月 24, 2006 イベント・コンサート |

2006年10月21日 (土)

今年最後の京王閣

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今日の出演者は混田(むらた)美穂さんです。ひょんなことから知り合ったんですが、彼女の自主CDを聞いたら結構よかったのと、たまたま京王閣の枠に空きが出たので入れてみました。

混田(むらた)美穂さんは、国立音大出身、声はキャラクターがあり、よいムードを持っています。声楽家卒だけあって声に伸びがありますが、今日は久々に歌ったらしくかなり緊張していて思ったように声が出ていないようでした。それでも会場の人たちもかなり盛り上がりました。CDも結構売れたようでよかったです。

まあ初めて会ったのと、一度生で混田さんの声を聞いてみたかったので今回セッテイングしましたが、次回はもう少しちゃんとした所で彼女を使ってみようと思います。声質も曲もいいのですがどうも場数、経験がまだ少ないようです。それはこれから養っていくしかありません。もし何かあればまた考えていきたいと思います。ちなみにコンビを組んでいた内藤隆之さんはベテランのジャズピアニストです。美穂さんをきちんと支えています

えー5月から弊社が時々アーチストを派遣して、ゴールデンウイークには私自らジャズの箱バン営業等を行ってきた京王閣、またいろんな関係で多くのアーチストのブッキングも行ってきましたが今回で取りあえず年内は打ち切りにします。京王閣側にいろいろ提案はしたのですがどうもあまり予算が出ないようなので......今後の展開は未定です。もしかしたら今日のように「試し」に出してみようというアーチストが出てくるかもしれませんが、まだ確定ではありません。

ちなみに私がブッキングしたアーチストは以下のとおりです。

リリーズ【5月)  さばいばるいとう(6月) Little Anemity (6月、9月)

はな(8月)

取りあえず関係者の皆さんお疲れ様でした。

10月 21, 2006 イベント・コンサート | | コメント (0)

2006年9月24日 (日)

トランス音楽の原点ーインド音楽コンサート

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先日久々に会ったプレームダーサ・ヘーゴタ(写真)のインド音楽のコンサートが横浜中華街の「シルクロード舞踏館」というスペースで行われた。初めての場所だったが座布団で座る形式のアットホームなスペースで100人も入らない。それだけにリラックスしながらインド音楽を聴ける

インド音楽はアメリカの黒人音楽と並んで現代の音楽に大きな影響を与えた音楽である。ロック音楽や環境音楽、クラブミュージックのトランス系もルーツはこのインド音楽である

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編成は中央の写真の通りで写真が小さくて見えにくいだろうが前の2人が打楽器のタブラー 中央がシタールのプレームダーサ、右側はタンブーラである

タンブーラはインド音楽の低音楽器でインド音楽の雰囲気をバックで支える楽器。目立たないが重要な楽器である。ギーンギーンと後ろで鳴っていてまるでアナログシンセのスイープ系の音ーそう実は故モーグ博士もインド音楽のファンで電子音でこれを再現しようとしていたのだ。それが今我々が当たり前に使っているアナログのLFO系、Q系の音である。

タブラーはヤギの皮でできた打楽器(左写真)、アフリカのトーキングドラムと同様通信にも使われた楽器なのでインドでは英国の植民地時代に使用が禁止されたが、インド音楽ではかかせないパーカッションである

そして右がかの有名なシタールである。実物を見ると思ったより大きい。何といっても弦が20本もある。通常のギターと違いフレットが曲がっているのだ。それが独特のサウンドを生む

それらの楽器で演奏会は行われた。インド音楽は全て即興である、最低限の決まりだけ決めて曲もいつ終わるかわからない。しかしあの独特の包み込むようなサウンドは時間を忘れさせ自然に人間をトランス状態へ誘う。何千年の歴史がある音楽なのだ。

私は基本的にミュージシャンは即興ができなければならないし、才能があれば即興はできるはずというのが持論である。クラシック音楽も実は19世紀の少なくとも中頃までは即興する演奏家が沢山いたし本来音楽はそうあるべきである。ジャズなどは即興ーアドリブができなければ話にならんし、ロックも同様だ、音大の演奏教育は(即興=悪)という教育をしているが、楽譜に忠実ードイツ語でSachlich(ザッハリッヒー即物的)がよいなどという教育はクラシック音楽を駄目にしたと考えている。この即物志向が支配した時点で西洋の古典音楽は死んだのだ。

インド音楽は会場と一体化して展開される音楽なので本人たちもどうなるかわからない。今日プレームダーサは途中で日本の童謡「さざんか」のフレーズをもじったインプロビゼーションを行った。わざとやったのかプレームダーサに聞いたら本人も意図しないまま自然に日本のメロデイが出てきたという。別にファンサービスではなかったらしい。そしてサウンドはちゃんとインド音楽になっていたのだ。不思議な体験だった

ふーむ インド音楽は深い

9月 24, 2006 イベント・コンサート | | コメント (0)

2006年6月25日 (日)

リリーズライブ無事盛況のうち終了!!

先ほど横浜赤レンガ倉庫より帰宅

リリーズのFantastic Forestのコンサートが無事盛況のうち終了しました
コンサートの評価は私がいうのも何なので特に申しません
しかし皆さん会場では青春時代に戻っていらっしゃったようです

アンコールも2回あり、結果として「好きよキャプテン」を2回演奏しました
今日のコンサートの演奏曲目です

太陽がいっぱい
小さな恋の、メロデイ
スカボローフェア(カバーS&G)
コンドル(カバーS&G)
Your Song(カバーElton John)
月ノ砂漠(童謡)
赤いくつ(童謡)
水色のときめき
オレンジマーマレード
インストー私とドラムのノブオウ、ベースのRoshieのジャズスタンダード
Kalinga
Dragon
ピーナッツメドレー(恋のバカンス、可愛い花、情熱の花)
妖精たち
好きよキャプテン
すずらんの花

ーアンコール
ノーハードフィーリングス
好きよキャプテン 再演

一応スタッフとして、アレンジャーとしてサウンドプロデユーサーとして3月末よりこのプロジェクトに関わってきましたが、取りあえず無事大きなトラブルもなく今日という一日を乗り切ることができました
とにかくホッとした。一応自分なりに責任は果たしたという安堵感というのは今の正直な気持ちです

真由美さんも奈緒美さんも「今日という日を出発点としたい」とおっしゃっていましたので,またこうしたライブが行われるかもしれません
取りあえずお二人とも相当お疲れのようですのでとにかくここ数日はゆっくりお休み下さい

私も取りあえず家で一杯やらせていただきながらこのブログを書いております

取りあえず皆さん。本当にお疲れ様でした!!

6月 25, 2006 イベント・コンサート | | トラックバック (0)

2006年5月 5日 (金)

競輪ジャズ営業無事終了

3日間に及んだ競輪場ー京王閣でのジャズ営業
本日で無事終了

クライアントからも好評でまたお声がかかるかも..

だけど9月までは予算のかからないものばかりなので
次にやるとしても年末とか結構寒い時期かもしれないなあ

本日の曲目

枯葉
わが心のジョージア
テイクファイヴ

イパネマの娘
Fly me to the moon
聖者が街にやってきた(ジャズアドリブバージョン)

ちなみに3日間通じてMCをやったのはRoshie君
彼は本八幡での水曜ナイトで鍛えたMCは会場のオジサン
連中に好評でした

とりあえずGWの仕事は終了
関係者の皆さんお疲れ様でした(^^)

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2006年5月 4日 (木)

競輪ジャズ営業二日目

好評のうちに終了

今回のイベントを仕切っているH報堂のM君(彼は高校の同級生)
の話だと京王閣の人が「今までAMラジオのノリだったのがFMラジオ
に昇格した」といって喜んでいたとか

ちなみにレースとレースの間に演奏をするため15分というが
実際には15分ない。MCとか入れると1ステージ3曲やるの
が精一杯

ちなみに今日の演奏曲目
前半1ステージ
1.A-train
2.わが心のジョージア
3.テイク ファイブ

後半1ステージ
1.イパネマの娘
2.Fly me to the moon
3.聖者が街にやってきた(ジャズアドリブバージョン)

まあ人生の悲哀を感じさせるようなオジサンが多かったが
少しずつレベルアップしていくということでいいのだろうか (^^+)

明日は最終日

5月 4, 2006 イベント・コンサート | | コメント (0) | トラックバック (1)

2006年5月 3日 (水)

競輪ジャズ営業一日目

060503_164601

例のオーヴァル京王閣の競輪イメージアップイベントの
一環として始まったジャズ営業、
ステージは写真のような感じでまあそこそこの広さ
だったが、




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きているのはやはりオジサンばかりだった(^^;;)



いやー聞きしに勝るというか、とにかく若い人が殆ど
いないんですねー、いわんや若い女性は全くいないに
等しい状態、これをおしゃれなデートスポットまで
進化させるのは道のり険しいといわざるを得ないですね
特に今回はフリードリンクのサービス(アルコール類含む)
があったので相当酔っ払っていたオヤジがいた

しかしオジサンはジャズが好きな人が多いから
ジャズライブは盛り上がった。「昔オレやって
たんだー」なんて自慢げにしゃべるおっさんもいたが
中には勘違いで「今度はオレに歌わせろ」(かなり
酔っ払っていた)なんて人もいた (^^;;)

まあそんなわけでオジサンの世界からおしゃれな
世界に如何に脱皮するか。

正直本当に脱皮できるの? と思わないでもないが..

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2006年3月29日 (水)

公演無事終了♪

「ロックサウンズウイズサロンオーケストラジャパン」
無事終了です

ご来場くださった方々、本当にお忙しい中ありがとうございました。m(_ _)m

個人的にはいろんな意味で課題を感じましたが
ひとまず無事終了できてホッとしております
ご来場の方、よろしかったらご感想、ご意見等お聞かせ
いただければ幸いです

またこれに懲りずによろしくお願いします
ありがとうございました

3月 29, 2006 イベント・コンサート | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年2月11日 (土)

トリノオリンピック開会式

トリノオリンピックの開会式を見た。すばらしいものだった

どこかの国の浅○○太氏の演出など比較するのも失礼なくらい
センスのいい演出だった。何か文化の程度の差が見えてしまっている。

途中でオノヨーコが「平和のメッセージ」を訴えた後 何とPガブが「イマジン」を歌っていたのは驚いた。 しかもベースはトニーレヴイン、そしてドラムは帽子で よく顔が見えなかったがもしかしてブラフォード!? (もしそうだったとするとかなりおとなしめのドラムだったが)

なぜここで? と思ってしまったがそれにしてもピーガブ老け た。しかも声が全然出ていない。こんなところで衰えをみせないで欲しい

そしてクライマックスはオペラの国だ、パバロッテイの 18番、プッチーニのトウーランドッドより 「誰も寝てはならぬ」(おい、もう夜だぜ)
そうか、オリンピック見るために誰も寝ちゃいかん、というわけか

オリンピック旗の行進曲はご存じアイーダだし イタリアってみんなが知っている曲がたくさんあるから いいよな。イタリアのふところの深さを見た瞬間だった

競技は明日から、果たしてメダルをいくつ取れるか?

2月 11, 2006 イベント・コンサート | | コメント (0)

2005年12月10日 (土)

サロンオーケストラジャパンの西新宿三井ビルのミニライブ 無事終了

さてサロンオーケストラジャパンの西新宿三井ビルのミニライブが無事終了

まあ楽譜の準備とかFinaleの使い方に慣れていないとかいろいろあったが、ドラム+ギター+弦楽アンサンブルによる演奏が特に大きな問題なく終了した。おかげでほっとしている

しかし当日になってあわてた。今日はじめて知ったのだが三井ビルでのサロンオーケストラのメンバーはしょっちゅう変わるらしい。そして今日は何とコントラバスが休みだという.これではリズムセクションにはならない!!!!

というわけでオケマスターに急遽キーボードを用意をしてもらいシンセベースということで対応。いろんなことが起きるものだ。とにかく事なきを得た

Finale悪戦苦闘中には前田先生にも激励をいただきました。ありがとうございました。今後も叱咤激励のほどをよろしくおねがいします。楽譜をちゃんとしないと自分が困る、こういう仕事の場合は本当にそうで肝に命じておきます。

とにもかくにも今年はこれでライブ終了

ちょっとライブの回数には不満が残るが来年は今年の分も入れてたくさんライブの機会をもうけることにしよう。

やはりライブをしないとミュージシャンとはいえない、と思う

12月 10, 2005 イベント・コンサート | | コメント (0)

2005年11月 4日 (金)

楽器フェア2005

楽器フェア行ってきました。

昨年は何だかんだいろんな都合でいけなかったのだが今年は行くことができた。例によってパシフィコ横浜なのでうちからは遠くなった。個人的にはサンシャインのワールドインポートマートの方が行きやすくてありがたいのだが...

まずキーボード、midi関係は予想はしていたけど特に目新しいものはなかった。キーボードは多機能、ワークステーション化しているが、パソコンで打ち込んでいるとキーボードのシークエンス機能はかえって邪魔になる。Rolandのファントムシリーズはキーボードにリズムマシンが組み込まれているが、まあ新たな音源以上の意味はない。YamahaはまだM-LAN(知らない人のためにYAMAHAが作ったオーデイオトラックを伝送するコネクター規格)を出しているがこれがプロの標準規格になることはないだろう。

唯一ーデジデザインのブースでPro tools 7.0のデモを見れたのが収穫。プラグイン機能とmidi機能が強化されている。Pro tools6.0以降で購入した人は無償でアップグレード可能。但し新しいプラグインは有償だという。今月末リリース予定。


それ以外は特筆すべきものはない。

実は楽器フェアで本当に楽しみなのは楽器をさわれること
特に僕は一応ピアニストの端くれだから、ものすごくよいピアノを弾くことが出来る点にある。こんな機会はめったにない。

日本人はブランド志向は強いから高級ピアノというとすぐスタインウエイというが前にも言ったけどスタインウエイの高音部分、特に日本人の調律師がやる高音の調律が嫌いだ。あのキンキンした感じに高音を調律する調律師のセンスが理解できない。スタインウエイは特に構造上それが目立つ。

個人的にはベヒスタイン(映画「戦場のピアニス」トが愛用したピアノ)が好き。ーヨーロッパでは実はスタインウエイよりベヒスタインの方がメジャーなのだが日本では何故か知られていない。
そして1600万もするベヒスタインのグランドを弾いてきた。
やはり音色がいい。音も広がりがあって伸びも違う。こういうピアノを弾いていると本当に気持ちいい。ちなみにチックコリアはベヒスタインの愛用者

そしてザウター、今のピアノの原型を作った会社ーモーツアルトが愛用したピアノだ。これもいい。ザウターの現地の関係者が近くにいたのでSehr Gut (=Very Good)といったら喜んでいた。

ちなみにスタインウエイファンの方のために、展示ブースでは スタインウエイピアノの原型モデルを現代風に改良したピアノ(現代風だから88鍵ある)も弾いたがこれは流石にすばらしかった。なのに通常のスタインウエイの高音がどうしてこう耳につくのだろうか? ちなみに通常のスタインウエイは1100万、このスタインウエイ原型モデルは2100万、だけど原型モデルの方は充分にその価値がある。

ちなみにベーゼンドルファー、これは元々好きなピアノだから
弾けて満足。ドナルドフェイゲン先生はこれを自宅に持っているという。俺も何とか稼いでがんばろう(^^;;) 1000万、音色の割には安いと思う

こういったグレードのピアノでレコーデイングしたいものだ
聞き比べると差がわかる。ここ1-2年のうちに実現したい

11月 4, 2005 イベント・コンサート | | コメント (0)