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2026年2月11日 (水)

衆議院選挙ーAKB紛いの高市人気投票で起きた「一億総ネトウヨ化」による「滅びへの道」ーここまで下がった日本人の政治民度

今回の衆議院選挙は目を疑う結果になった。しばらく茫然自失だった。

確かに選挙の前の高市内閣の異常ともいえる高い支持率、しかし支持率の高さがそのまま選挙結果に反映しないだろう、というのが私の見方だった。しかしその見方が甘かったようだ。

最大野党の中道の敗因を公明党との新党結成をあげる人もいる。そうかもしれないし、そうでないかもしれない。実は今回の選挙を良く分析すると中道もしくは野党はどのみち敗北は避けられなかったのではないかと思う。しかもその責任は野党の方ではない。

実は今回の選挙の本質は国の行方を決める選挙なのに、まるでAKBの人気投票のごとく「高市の人気投票」に終始したという点である。

いわく

  • 高市さんが首相になってなんか国が明るくなったような気がする
  • 高市さんなら何とかしてくれる
  • 高市さんなら日本に来る外国人を追い出してくれる

しかも問題は投票した人の大多数が

1. 高市や自民党の政策を殆ど読んでいない(日本を戦前の明治憲法に戻そうとする)
2. 高市が危険なほど右翼的でタカ派な部分を見ようともしない
3. 政策や過去の発言も見ずに「反高市=反日」と決めつけ、現在の高市のイメージだけを追いかけていること

実際下記のリンクを私は呈示したが殆ど読まれることはなかった

■自民党の日本国憲法改正草案
https://www.jimin.jp/constitution/document/draft/

 ■日本国憲法は押し付け」という改憲論
https://kyojiohno.hatenadiary.com/entry/20080319/1205918551

高市支持者を見ていて思ったのは

1. 自分と他人の意見の相違を認めない、「自分と意見が違う=サヨク」ときめつける
2.「あなたの意見は違うよ」といって参考文献のリンクを提示しても絶対に読まない(読めない?)
3. 「反高市=反日」と決めつけひたすら攻撃してくるー戦前の「非国民」と同じ

どこかで聞いたことがある?その通り。今回の選挙で起こったこと、実は

一億総ネトウヨ化 が一般の選挙民の間でおきてしまったようである。

そして前回の参政党ブームよろしく政策の内容は殆ど投票した人は読んでいない。また読んでも理解できないようである。

こういう傾向は一昨年の兵庫県知事選挙や都知事選挙から出ていたが、この時は情報リテラシーだけの問題だったが、前回の参政党から排外主義が日本人の中に相当浸透しているが、今回はさらにそれが進行している。

こういう排外主義を利用して侵略戦争を起こしたのがナチスのヒトラーだが、資源もなく少子化で労働力も不足し日本人がなかなかやりたがらない仕事を率先して行っている外国人を追い出そう、という意見が社会の多数派になっている。これが実際に実行したら日本社会が機能停止に陥るのだが、大多数が理屈ではなく感情レベルで排外主義を出しているのでそういった理屈を理解しようとしないだろう。

だからこそ危険なのだ。

だが民度がここまで下がるともはやこういった理屈や理論で説明してももはや聞く耳をもたないかもしれない

第二次大戦終戦時のように日本人は行くところまでいかないと気が付かないのかもしれない。となるとこのまま破滅ー滅亡への道を誰もとめることもできないまま、行くところまで行くしかないかもしれない

大丈夫、今すぐには改憲しない、できない。参議院はまだ少数与党だから高市はすぐでも改憲するかのような発言しているが、今の段階では「発議」すらできない。少なくともあと2年はかかる、それまで高市が今の人気を維持できるかわからない、そうでないことを祈る。

しかし国政選挙をAKB総選挙と同じレベルでしか考えられない日本人の民度はどのみち絶望しかない

2月 11, 2026 経済・政治・国際 |

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