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2025年10月13日 (月)

中国国際テレビCGTNで国際チームによるドキュメンタリー映像が公開されました

中国の国際放送であるCGTN (日本のNHKワールドニュースに相当)でのドキュメンタリー撮影の模様を当ブログで何回か書きましたが、

ホール録音ーではなく海外のドキュメンタリー番組のフィクサー業務をあるホールにて行いました。

■ホール録音ーではなく海外のドキュメンタリー番組のフィクサー業務をあるホールにて行いました。
https://kyojiohno.cocolog-nifty.com/kyoji/2025/05/post-854276.html

■海外のドキュメンタリー番組のフィクサー業務2-日中戦争終結から80周年 記念のつどいのイベント取材
https://kyojiohno.cocolog-nifty.com/kyoji/2025/08/post-ed7c07.html
 

前にも書きましたが私は通訳兼フィクサーでカメラマンはドイツ人、アシスタントはタイ人という国際チームによる撮影です。海外テレビによるインタビューが英語なので私はその通訳を行いました。 

取材したのは「再生の大地」という合唱団です。年配の方が多いですが、きれいなハーモニーを奏でる合唱団です。日中の平和をテーマとした演奏活動を行ってまして、中国講演を始め海外の公演も行っています。

ちなみに日本国内でいまだに南京大虐殺など存在しない、を主張する人が特に右寄りの人に多いですが「南京大虐殺」は既に史実としてユネスコにも世界記憶遺産として登録されています。

■南京大虐殺、記憶遺産に ユネスコが登録発表
https://www.nikkei.com/article/DGXLAS0040008_Z01C15A0000000/

それでも「捏造だ」などと頑強に主張する人が後を絶たないのでいくつか史料リンクを貼っておきます。

南京大虐殺を記録した皇軍兵士たち
村上春樹:父親の戦争体験を気に留め、20年以上まったく顔を合わせなかった

「日本とドイツでは歴史的責任や罪に対する姿勢に異なる部分があると考える」「日本の文化の中では、過ちや失敗に向き合い、前向きに議論することが難しいように感じる」

これが今世界の人が日本人の歴史認識についてもつ一般的な印象になってしまってます。個人的には恥ずかしいことだと思います。

ドキュメンタリー映像です。今回はあまり声を聞くことのない中国残留孤児だった方の声も入れることができました。ドキュメンタリーとして大きな成果だと考えます。

参政党やネトウヨと呼ばれる人に顕著なのは「自分の好きな情報しか見ない。自分が本当であったほしい情報のみ信じる」ことでそれ以外の情報を頭の中で完全にシャットダウンしてしまう点です。

こういう姿勢では自分の頭を使う機会がどんどんなくなり、考えることをしなくなります。このブログで「ネットはバカを大量生産」してしまうのは、SNSの情報のみ鵜呑みにして、その情報に関して考えることを放棄することが多いためです。

一切の余計な思い込みとか雑音を排して上記の映像をご覧いただければ幸いです。

10月 13, 2025 経済・政治・国際思索,考察映画テレビ18- |

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