表現者として排外主義のファシスト政党と断固戦う。表現の自由と多様性を守るために
参議院選挙が開票された。
情勢はあらかじめ聞いてはいたが実際最初の下馬表通りにはなってほしくなったが、残念ながらある意味最も望ましくない結果が出た。

ご存知の通りファシスト的性格をもった参政党が大幅に議席を伸ばした。日本国憲法を否定し天皇中心、憲法草案で基本的人権を始めあらゆる国民の部分を自由部分を削除、治安維持法を肯定しあげくの果ては徴兵制や核兵器配備まで主張した「さや」なる候補が東京都選挙区でトップ当選
特に東京の結果をみて「東京人はバカと言われても仕方ない。同じ東京人として恥ずかしい。少しは考えろ!」といいたくなった。
徴兵制を肯定し、日本を各武装させると主張するバカが6年も議員やるという事実、これがどれだけ恐ろしい結果を生むか
日本人はホント劣化した、と言わざるを得ない
参政党のようなファシズム政党の台頭は日本の教育の敗北である。ただ周囲に流され自分の頭で考えることができない人間が大量発生したためにこうなった。デマや情報のリテラシーも低い。いい加減なSNSの情報を鵜呑みにし、政党で左も右も野党か与党かもわからない人たちで、デマを簡単に鵜呑みにする人たちである。実際彼らの話を聞いているとあまりに低レベルな理解なのに唖然とする

このようなファシスト政党が力を持つということはどういうことか?
これから表現の自由と基本的人権が危機的状況に陥り、表現の自由と基本的人権を守るためにファシズムと戦わざるを得なくなるということだ。
まさしく今の日本はドイツのワイマール時代の民主主義崩壊前夜に状況が酷似している。景気が悪くなると、より内向きになり、で自分の視界半径数十センチことし目に入らなくなる傾向は日本に限らず、ヨーロッパでも多くの国で右翼勢力が伸びている原因になっている。
生活が窮すればナショナリストが台頭するのは、世の常といわれればそうだが、問題は参政党の勢力拡大とトランプ政権の伸び方が構造の面でも傾向の面でも似ている、ということだ
外国人排斥、差別主義の拡大、陰謀論、何よりも世の中の苦境の全てを外国人のせいにする、という間違った情報が流れた、アメリカのMAGA系の人たちはいまだにそれを信じているようだし、たぶん参政党支持者もそうであろう。
外国人の特権とか外国人が日本を支配する、といったうわさの殆どがデマである。しかしアメリカのMAGA系の人たちもそうだし、排外主義者や参政党の多くの支持者にとって、それが事実がそうでないか、なんて実はどうでもいいのである。
要は彼らは「そう思いたい」のである。
だからどんなエビデンスをもってきても彼らは聞く耳を持たず、外国人排斥、排外主義の主張をやめようとしない。
だから極めて危険なのである。参政党の代表の神谷氏は師匠の安倍晋三同様、息をつくように嘘をつく。だから参政党の議員を1ミリも信用してはならない
とはいえもう結果が出てしまった。これ以上の惨状が広がらないようにするにはどうすればいいか。これを考えなければならない
参政党の支持者は無知無能な人が多い、しかも驚くことに40-50代が多い。最初は若い人が傾倒していると思われたがやはり頭のいい若い層は早めに離れたようである。残った支持層で参政党の支持者に理屈で説明してもおそらくは理解できない
しかし彼らをバカといっても問題は解決しない(ついつい言いたくはなるんだが..)
問題は今の民主主義が「忘れられた人たち」を作ってしまう根本的な問題があるからだろう。本来リベラリズムは「忘れられた人たち」を作らない思想のはずだ。しかし現実はそうなっていない、だからリベラリズムは世界的に支持をなくしている。そしてトランプはラストベルト地域に住む貧困白人が「トランプなら勝ち組になれる」という幻想を作りトランプを大統領にした。参政党も同じだ。それに対抗するには我々リベラル派も何かアンチテーゼを示さなければならない
グローバリズムがなぜ嫌われたかというと、グローバルに仕事ができて成功する人がそれほど多くないためにそれが「一部の人間のみに恩恵を与える」かのように見えてしまう点である。そして海外の製作拠点に移したために企業自身には恩恵があっても地元や国内の雇用にもいい影響を与えていない点にある。また日本ではグローバリズムと新自由主義がセットになって広まり、グローバリズムの際にいつのまにか弱者切り捨ても正当化されたことも要因にあるといえる。
その状況に対して自分がプロデューサーとしてクリエイターとして何ができるだろう?
やはりエンタテインメントの一番の使命は感動を与え、夢を与えることだ。やはりメジャーリーグの大谷選手のように日本のアーチストも役者も映画監督も世界に出て、世界に挑戦するというのはこんなに素晴らしいことだ、夢のあることだ、ということを実演するしかないかもしれない。
実は私は今映画の企画だけで5本ある。その中の3本は確実に海外が絡む。それを実際にやってみせて夢を与え、我々に続けば「勝ち組」(正直この言いかたは好きではない)になれるという風に日本人がわかってもらえるといいのだが.. その場合平凡に見える私がそれを実現したら世の中の人の見方は変わるだろうか?
こうした試みをしつつ日本を戦前の軍国主義に戻そうとする勢力、表現の自由を脅かす勢力と戦っていく必要がある。そうこれから日本から自由と民主主義、基本的人権と表現の自由を奪おうとする勢力、そして差別主義と多様性を否定する政党と戦っていかねばならない。その闘いに負けてはならないのである。






















最近のコメント