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2021年7月23日 (金)

小山田圭吾に続き演出担当の小林賢太郎辞任ー失態続きの東京五輪と組織委員会のお粗末ぶり

先日小山田圭吾についてこのブログでも書いたばかりだったが、本日耳を疑う記事が飛び込んできた。

■小林賢太郎氏を解任 五輪開会式演出担当、ホロコーストをやゆ
https://mainichi.jp/articles/20210722/k00/00m/040/070000c
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ホロコーストをギャグのネタにするのはまずい。ていうか、大会組織委員会の丸投げ体質は酷すぎる。一体何を採用基準にしていたんだろう?ここまで不祥事が続くと大会組織委員会のトップの責任問題は避けられないだろう

「多様性と調和」を理念に掲げた今回の東京五輪、小山田圭吾は中学時代のいじめーそれもかなり悪質な内容のいじめをあたかも武勇伝のように自慢し、今回の演出担当の小林は人類でももっともデリケートな問題であるユダヤ人のホロコーストを揶揄するもの
いずれも東京五輪のイメージにそぐわない酷い行為だ。

しかし前日になってからのこの不祥事、またか? というのもそうだが開会式は明日、いったいどうするつもりなのか?

組織委関係者は「この五輪が呪われているどころの話ではなく、これまでの準備が根本的に間違っていたのではないか。組織が肥大化しすぎて、演出の担当者チームの人選まで目が届かなくなっていた」と頭を抱えているそうだが、その通り今回の五輪のキャステイングを含め根本的な姿勢に問題があったといわれても仕方あるまい

気になるのはすでに24時間切っている明日の開会式をどうするか、もし小林がかかわったと思われるクリエイターの仕事、アーチストの仕事が「小林の演出」ということで削除されるのであれば、このイベントのために長い間準備してきた音楽家、アーチストは今までの努力が水泡に帰す可能性大なわけで彼らも今回の犠牲者だ。ギャラも払われない可能性が高い。
本来なら自慢できる仕事のはずが、悲惨な結果になってしまう可能性がある。もしそうなったら本当に気の毒だ

今回の相次ぐ不祥事には大会の制作を行う電通にたいしても批判が多く出ている

■電通関係者に頼りがちの五輪組織委 司令塔不在でガバナンス働かず
https://mainichi.jp/articles/20210722/k00/00m/040/258000c

「司令塔不在でガバナンス無し」って本来なら広告代理店と傘下の制作会社が制作進行や管理をすべきなのに、こうなってしまったのは実質的に電通 が殆ど仕事をしなかったのと同じ。そういわれても仕方がないお粗末な内容だ。

私も博覧会やCMの仕事とか電通でやった経験があるが、昔の電通はきちんと制作ガバナンスが機能していた。いつからこんなに劣化したのだろう。そして迷惑をこうむるのは現場の人間である。

それにしても過去これだけの不祥事、や問題が起きたオリンピックというのは記憶にない。今回の度重なる不祥事だけではない

1. 誘致のスピーチは嘘まみれー「おもてなし」どころか外国の選手団をないがしろにする扱い
2. 誘致に汚職疑惑ーフランス警察が捜査中
3. 五輪ロゴ盗作疑惑ーとてもプロのクリエイターの仕事とは思えなかった。
4. 猛暑でマラソンは札幌に ー マラソンだけでない、ほかの競技も心配
5. 女性蔑視発言で大会組織院長の森辞任
6. コロナで聖火リレーもPV中止
7. 水際対策はザル
8. 選手村からコロナ陽性者
9. 開閉会式の演出総合統括の佐々木宏氏が、人気タレントの容姿を侮辱する演出プランで辞任
10 いじめ自慢 で開会式音楽担当辞任
11 ホロコースト揶揄で開会式演出デイレクター解任

まあよくもこれほどまでたくさん出てくるものだ。
今回まま東京五輪、二重三重の意味で本当にお粗末である。これから3週間どうなるかわからないが、このままいけば日本の歴史の汚点になることは避けられない、

やはり東京五輪は最初からケチがついていた。やるべきではなかったのだ

 

 

7月 23, 2021 イベント・コンサート17- |

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