大野リリース作品リスト

ストリーミングページ

« 2021年3月 | トップページ | 2021年5月 »

2021年4月26日 (月)

クロエ・ジャオ監督やユンヨジョンのオスカー受賞とアジア勢進出に歴史が動いたが、日本だけが置いて行かれている構図がより鮮明になった第93回アカデミー賞

本日日本時間の午前9時頃から第93回アメリカ映画アカデミー賞が開催された。

詳細な受賞者はオスカーの公式サイトをご覧いただくとして(英語ですが)

https://www.oscars.org/oscars/ceremonies/2021

どんどんグローバル、ボーダーレス化している映画の世界、今年も歴史が動いた。アジア系の女性のクロエ・ジャオ監督 が映画「ノマドランド」でアカデミーの監督賞と作品賞を受賞した。北京市で生まれ育ったジャオ監督は現在はアメリカ国籍を取得しているとはいえ、れっきとした中国人である。

Ez3ijrjvuaifpbz

女性監督としては『ハート・ロッカー』(2008)のキャスリン・ビグロー監督以来史上2人目、アジア系女性監督としては史上初の快挙だ。
これは素晴らしい快挙であり、手放しで礼賛したい

また同じアジア系で韓国系アメリカ人のリー・​アイザック・チョン監督の"Minari"でユン・ヨジョンが助演女優賞でオスカーを獲得。これもまた快挙だ。彼女は韓国人女優ながらアメリカ生活も長いためとても流暢な英語でユーモアたっぷりに受賞スピーチをしていたが、あまりに素晴らしかったのでここで動画を掲載させていただく

今アメリカ国内では凄まじいほどのアジア系へのバッシング、攻撃があり殆どのアジア系が何らかの身の危険を感じたことがあるという。そんな中でも実績を正当に評価するのはアメリカのアメリカたるところだ。

一つだけいえるのはアジア系ヘイトをむき出す奴らにとって、中国人、韓国人、そして日本人の見分けなどつかない点だ。アジア系というだけで敵意をむき出しにして攻撃してくる。友人が大勢アメリカやカナダに在住しているので彼らの安全について心配している

しかしそのレイシスト連中からは同じアジア系として「見分けのつかない」日本人だけはこの映画のグローバル、ボーダーレス化の中で置いて行かれている印象はぬぐえない

例えばアニメは今回日本作品のノミネートはなく、日本で大ヒットして海外でも公開されている「鬼滅の刃」などはノミネートされなかった。「鬼滅の刃」はアニメそのものから背景までかなり丁寧に描かれているが、台詞をしゃべる上でのリップシンクの部分とか、今や海外では当たり前になっているスキルが取り入れられていない。モーションキャプチャーその他を取り入れれば可能だが、おそらくバジェットとかいろんな事情があるのだろうと思う。いずれにせよジャパンバジェットという低予算の範疇では世界に太刀打ちできなくなっている、というのが事実ではないかと思う。
そもそも「鬼滅の刃」に限らず日本のアニメはもはや世界中から興味を持たれているのでたいていの場合全世界で劇場公開が可能である。しかし日本の映画会社はその体質として日本国内のみでリクープする予算の算出を行っている。確実に海外で公開できるにも関わらずである。
結果として「ジャパンバジェット」による制作になり、現場のアニメーター、クルーはブラックな低賃金で働くことを余儀なくされる。アメリカでは云うに及ばず、中国でも最低3倍の給料で働けるにも関わらず、日本は「ジャパンバジェット」にこだわるためアニメーターたちの待遇改善ができない。

 結果として日本の映画界は音楽界同様、お隣の韓国は勿論のこと、今や世界中からおいていかれていることを実感する。さらに事態を深刻にしているのは、そのことをなんとも思わない業界関係者が多すぎるのが最大の問題である。現状を改革しよう、という関係者がいない、とはいわないが極めて少ないのである。

音楽も世界がCDからサブスクに変わったことで劇的な変化に日本の業界は対応できず、世界から置いて行かれているが、この日本のエンタテインメントの状態、かなり深刻でどこから手をつけたらいいのか、わからないくらいである。

暗い話ばかりだと書いているこちらも気がめいるので少しは明るい話にしよう。

そのアニメーション、ピクサー制作の「ソウルフルワールド」の音楽を担当したトレントレズナー、ジョン・バティステが映画音楽の作曲賞を受賞した。この作品はアニメ作品だが映画としても素晴らしい作品だ。
それにしてももうトレントがエレクトロニカのミュージシャンだということは忘れられたかも。
ちなみにトレントは「マンク」でもノミネートされてる
映画音楽の方に行ってよかったね(^^)

また主演男優賞はチャドウイックボーズマンの遺作となった「マ・レイニーのブラックボトム」でボーズマンが死後に受賞する史上3人目になるのではないか、という専らの下馬評だったが、最優秀主演男優賞はアントニーホプキンスと少し意外な結果で終わった。

案の定、ネットでは失望やこの受賞に対する異論等で炎上状態となった。

https://www.hollywoodreporter.com/news/oscars-criticized-chadwick-boseman-snub

こういうことは過去何回かあったのだが、これに対しての論評はさける

最後に地味な分野だが短編映画部門でTwo distance strangers"受賞した。これはよくあるのだがアカデミーが昨今の風潮を反映したもので、警官が一般の黒人男性を射殺したり暴行を加えることが日常茶飯事になっている今のアメリカ社会の現状を描いている。

Ez3lg7hvuaiqivj

日本ではこういう社会批判や政治に関する話題をエンタテインメントに入れることを極端に嫌う風潮がある。だから自民党政府がやりたい放題やっても日本人はおとなしくそれを受け入れるのだが、こういう社会のマイナス面を描くことも重要なことなのだ。今の日本人の体質としてそういうことを極端に嫌う傾向があるが、やはりそういう考えは改めるべきだあると考える。

どうもオスカーやグラミーのことを書くと今の日本の現状の愚痴にどうしてもなってしまうが、やはりエンタテインメントに関わる私としてそういう風潮を打破するための行動をひるまず続けていくしかないのかもしれない

 

 

 

4月 26, 2021 映画テレビ18- | | コメント (0)

2021年4月18日 (日)

「上級国民」と一般庶民の女性を主人公とした映画「あのこは貴族」レビュー

複数の映画関係者から「この映画は見ておいた方がいい」と勧められたこともあって、東京も急速な第四波と思われる感染拡大の中昨日、見に行った。ワクチン接種も遅々として進まない現状では、このままいけばGWにまた「緊急事態宣言」は避けられないと思われる。いずれにせよ事態は深刻な状況であることに変わりはない。

Img_intro

門脇麦と水原希子という演技力のある両女優の主演で片や東京の高級住宅地で育った筋金入りのお嬢様ともう一方は地方出身で実家が豊かでないが必死に這い上がろうとしている一見水と油の女性の両者の主人公が心ふれあいをしていき、自らの生き方を見直すきっかけになる映画。今時の女性の生き方を原作者も監督も女性であることから、女性ならではの観点から描いている。

「あのこは貴族」というが、実際日本社会のここ10年の様々なできごとを見ても「日本社会はイギリスと違い階級などない社会である」ということが大嘘であることがみんなわかってきている。

かくして皮肉たっぷりの意味をこめて「上級国民」なる言葉がネットでも当たり前のように使われるようになったが、実際その「上級国民」の存在はデマでも噂でもフィクションでもなく確実に日本社会に存在する。彼らは昔からある一族の権益、資産を守ることを至上命題としていて、実際本人の意思に関係なく人生のレールがあらかじめ決まっており、そこから外れることが許されない。(それこそ封建時代から存在する「家」制度と本質的に同じ-「一般庶民」の感覚からすれば時代錯誤といってもいい世界だ)そのようなことがこの現代においても公然と行われていることが驚きである。勿論この層はここ10年くらいに日本の外で劇的に変化したジェンダー問題、LTBG ダイバーシテイーといった問題など理解できるはずもない。それはオリンピック関係での某森発言をみてもそれは明らかである。

問題はそういう「上級国民」層が政治家は勿論のこと財界、官僚の世界を事実上支配し、現在の政権与党を始め日本社会を仕切っているという現実があるためだ。映画で主人公の夫となる人物は日本人なら誰でも知っている某有名大学の出身だが、私事だが私の大学はその大学の滑り止めのような大学で構造は本質的に同じである。(まずいことに前首相の出身大学でもあるため、余計にイメージが悪くなった)そしてその大学にも「上級国民」といわれる人間は少なからず存在した。

実はその中の一人に誘われてその「上級国民」の集まりに参加したこともある。同じゼミにいた人間に某ゼネコンの御曹司と某大手自動車メーカーの創業者の孫とかいたためだが、(もっともこの2人はそんなに「上級国民」風を吹かせていないので現在でもつきあいはあるのだが..)彼らに誘われた会だったがせっかくながら、30分ー1時間もしないうちに耐えられず会場から抜け出した。明らかに自分とは場違いなところにいたと感じ、実に息苦しい思いをしたことを記憶している。

その日本の実質的な支配階級になっている「上級国民」の存在が今の日本社会を大きく蝕んでいることも事実。それは今の政権与党をみれば明らかだろう。ここ10年で日本人の多くが貧乏になり、平均所得はもはや先進国と呼べるレベルではない。いまだに認めたがらない輩が多いがここ10年で日本は完全な後進国に転落したのだ。そしてそれは「上級国民」が自らの権益や権力維持のために一般庶民の生活が犠牲になっているのである。これを変えるには政権交代しかないのだが、今の日本人の大多数は無関心と思考停止の癖をつけられすっかり「飼いならされ」てしまっている。早く自分が単なる「上級国民」の飼い犬に過ぎないことに気づいて、政権与党の自民党や公明党を下野させないと、このままでは日本は滅びてしまう。

映画では経済的に困窮した地方出身のもう一人の主人公と対比して「ハイソな上級国民」の世界もリアルに描いている。正直後者は息がつまりそうな世界、そう例の私が「上級国民」の集まりに参加した時のあの息苦しさそのものである。日本社会の両極化した社会を対比しているところに映画のあるべき姿である「現実を描く」ことを見事にやってのけている。

 

(以下ネタバレあり)

 

さて映画関係者が「この映画は見ておいた方がいい:という意味が見ていてわかった。この映画のストーリーの描き方には驚かされた。実はストーリー上当然描くだろうという部分をあえてカットー飛ばしているのだ。例えばエリート弁護士と結婚した「お嬢様」は結局離婚するのだが、その離婚のプロセスは一切描かれていない。唐突に離婚の場面に移って「あれ?」と思った。また水原希子演じる地方出身のもう一人の主人公も大学中退からいつのまにか友人と起業に参加すると、プロセスがわざと飛んでいる。

原作と読んでいないのでおそらくそこの編集は意図的だと思われるが、そうするとエンデイングもおそらく原作ではあの続きがあったにも関わらず、あえてその前で終わらせたという想像もしてしまう。

まさしくタランテイーノを彷彿させる編集の妙かもしれないが、しかしそんな編集でも映画を観終わっても不思議に違和感を感じない。そこがとっても不思議だ。女性の生き方を描いた映画ではあるが、男性も(特に映画好き)は一見の価値がある映画といえる.

あのこは貴族 公式サイト
https://anokohakizoku-movie.com/

 

 

 

4月 18, 2021 映画テレビ18- | | コメント (0)

2021年4月 9日 (金)

サブスク大量リリースに伴い「シン日本の音楽産業」の構築を目指そうなどと考えている今日この頃

3月中に私の人生でもかつてないほどの大量のサブスクリリースが行われた折、これをどうやって有効にプロモーションしていくかあれこれ考えております。

日本以外の国は全てサブスクが中心に音楽産業自体が回っており、それによって欧米の音楽産業はいずれもV字回復しておりますが、日本だけがまだCDという発想から逃れられないためか、音楽産業自体がV字回復から完全な蚊帳の外になっているというのが残念ながら実情であります。

実際日本の他のミュージシャンと話していてもサブスク関係の話はあまり盛り上がらず、結局CDを中心に音楽制作の話をしている、というのが実情で私のようにサブスクリリースをブログ等で大々的に記事を書いたり、そのプロモーションについてSNS他でやっている現状をみても完全に私だけが日本の音楽産業の中では浮いているという印象は拭えません。

まあ日本の外ではありとあらゆる面で劇的に価値観が変化していますが、その価値観の変化とは無縁のガラパゴスな環境で全く変化していない日本国内で「日本のムラ社会の一員同士」が話をしても世界が変化している、という実感はなかなか得られないのかもしれません。

はっきりいいます。日本はもはやありとあらゆる面で後進国になっているのです。とりわけ日本の音楽や映像、その他のコンテンツ制作についてはかつて日本がバカにしていた発展途上国より制作予算、ギャラその他の条件が酷いほど低い状態となっており、日本人のアーチストもクリエイターも世界一条件の悪い環境下での仕事を余儀なくされているのです。

実際海外、それも台湾や中国とかで仕事をすれば日本の数倍のギャラが稼げる、というのはもはや常識になりつつあり、ある意味日本国内で仕事をするー日本国内で日本人のみと仕事をする、という行為自体がバカバカしくなるくらい日本のギャラを始めとする諸条件は悪いのです。

驚くなかれ、かつて日本人が最貧国とバカにしていたインドにも日本はもはや負けているのです。

信じられない? ネットとかSNSとかで調べるとわかりますよ。最貧国とバカにされても仕方ないのは寧ろ日本の方なのです。

たった10年の間で日本と諸外国との立場は完全に逆転してしまったのです。それだけ日本の外は劇的に変化したのです。

しかしガラパゴス化した日本人は、日本国内のことしか関心を示さないことが多いのです。そのため残念ながら日本人の大多数は「井の中の蛙」になってしまい、日本の外の劇的な変化に無関心、あるいは理解できない状態になってしまっています。

昨今の政治家や官僚、財界関係者の発言をみてもその状況は明らかです。ここ10年間の世界の変化に気づかず、いまだに「昭和の発想」でしか物事を進められないため、様々な歪みが出ています。コロナ対策然り、オリンピック然り。正直日本人でいること自体が恥ずかしくなるほどです。

そういうこともあって、私は今回の一連のサブスクリリースですが、実は日本の市場だけを前提にしたマーケッテイングなどハナからやっておりません。少なくとも「日本人にだけ」今回リリースされた音楽を聴いてもらおうなどとは全く考えていないのです。

日本人はまだ国内向けという発想しかできない人が多いですが、サブスクは基本的に全世界がマーケットであり全世界の人に聞いてもらう(=再生回数を稼ぐ=お金になる)という発想でないと成功しません。そのためには日本人自身の意識改革が必要です。

まあ話は変わりますが、「シンゴジラ」や「シンウルトラマン」の庵野秀明が監督が今度手掛ける「シン仮面ライダー」を発表して以来、何でも「シン」がつくのが流行りつつありますが、(笑)私はその意味でいえば「シン日本の音楽産業」の構築を考えたいと思います(笑)

そのためには変な話、サブスク関係のプロモーションで「巨万の富を得た」くらいのことを誰かが体験しないと日本人は変わらないと思います。理屈でいくら能書きをいったところで日本人って動かないんですよね。何か従来の常識ではありえないことを実現した人が出てきて初めて日本国内が変わるんです。

まあそんなわけで私はこれに関してはこれ以上理屈っぽいことをいうのを控えることにします。無駄ですから、それよりもそのためには今回の一連のサブスクリリースで結果を出さなくてはいけない。その結果を出すために全力を揚げることにします。

日本のこれ以上の後進国化を止めるにはそれしかないでしょうね、と考える次第。

 

4月 9, 2021 音楽15-22 | | コメント (0)

ビクターエンタテインメントの大野作品の旧作ーサイコジェネシス他ヒーリング音楽アルバムを中心とした25タイトルのリリース詳細

前の記事でも触れましたがかつて私がビクターエンタテインメントでリリースしていたサイコジェネシスシリーズを始めヒーリング関係のアルバムがさる3月24日に各サブスクリプションのプラットホームにてリリースされました。

https://www.jvcmusic.co.jp/-/Newrelease/90.html#/20210301/20210331

再リリースの詳細についてまだ書いていなかったので、改めて書こうと思いますが、なにせ25タイトルもありますので一度に書くのは大変です。しかもアルバムによっては音源、作品がかなり重複している部分があります。特に下記の健康盤についてですが、これらは一度サイコジェネシスが事情により販売中止(某オウム事件の影響ですが..)で出し直したものなので音源的には寧ろオリジナルはサイコジェネシスであります。

当時の世相で「サイコジェネシス」というネーミングが某カルト宗教を連想させる、ということで1996年に「健康盤」という名前で再リリースされたという事情があります。

Kenkoban1

Kenkoban2

よって「健康盤」のご紹介は割愛させていただきます。(7枚もあるのですが...)
また「ペットミュージック」の「リラックス」と「エンジョイ」の2枚、ならびに<COLEZO!>ストレス解消は既存の商品ですのでこれも割愛させていただきます。(「万引き防止」の2枚も事情により割愛させていただきます)

4

というわけで以下の旧作13枚のご紹介です。

Sleep
サイコジェネシス・シリーズ 眠り(NEMURI)
Meditation
サイコジェネシス・シリーズ 瞑想
Spotify_20210408224901 Spotify_20210408224901
Applemusic_20210408225001 Applemusic_20210408225001
Amazonmusic_20210408224901 Amazonmusic_20210408224901
大野の実質的にメジャーデビュー作となった眠りの音楽。100人の被験者に聴かせ8割が寝たというデータがあり、CDとしてもヒーリングものとしてはベストセラー級の売り上げを記録しました。 立体音響の録音の自然音によるデイープなメディテ―ション音楽
Kakusei
サイコジェネシス・シリーズ 覚醒(KAKUSEI)
Kutsurogi
サイコジェネシス・シリーズ くつろぎ(KUTSUROGI)
Spotify_20210408224901 Spotify_20210408224901
Applemusic_20210408225001 Applemusic_20210408225001
Amazonmusic_20210408224901 Amazonmusic_20210408224901
左右の急速なパニングによる実験的な環境音楽。一部の方から熱烈な支持を受けた作品です。 くつろぎー実質的に大野のニューエージアルバムになっています。
Nemuri_ac_20210409111401
マインド・コントロール・ミュージック 「眠り」
Acstress_20210409111401
マインド・コントロール・ミュージック 「ストレス解消」
Spotify_20210408224901 Spotify_20210408224901
Applemusic_20210408225001 Applemusic_20210408225001
Amazonmusic_20210408224901 Amazonmusic_20210408224901
スリーピングミュージックの続編ならびにアコ―ステイックアレンジ。特にスリーピングミュージックNo.3は好評でした。 アコ―ステイックな「ストレス解消」。完全にニューエージアルバムとして制作しております。
Mezame_20210409111401
マインド・コントロール・ミュージック 「目覚め」
Nagusame_20210409111501
マインド・コントロール・ミュージック 「慰め」
Spotify_20210408224901 Spotify_20210408224901
Applemusic_20210408225001 Applemusic_20210408225001
Amazonmusic_20210408224901 Amazonmusic_20210408224901
朝のアコ―ステイック音楽として作りました。ほどよい「目覚め」になれば幸いです。 悲しみから慰めという音楽療法的な編成になっています。
91vm2vcy7cl_ss500__20210409111501
マインド・コントロール・ミュージック 「ダイエット」
Ecstacy_20210409111501
マインド・コントロール・ミュージック 「Ecstasy」
Spotify_20210408224901 Spotify_20210408224901
Applemusic_20210408225001 Applemusic_20210408225001
Amazonmusic_20210408224901 Amazonmusic_20210408224901
美容用の音楽として作りました。「目覚め」と違い夜のイメージで制作しております。 大野恭史のテクノアルバムとして作りました。手塚眞のビデオ作品"Opheria" "Salome"のサウンドトラックとして作ってます。

リラックスイリュージョン

単なる自然音?いや音響系? 実は自然音の中にメロデイが隠されています、究極の癒しのCDとして作りました。一般向けのヒーリングではないですが、是非聴いてみて下さい

Forest_20210409111501
リラックス イリュージョン ~FOREST 森
Stream_20210409111501
リラックス イリュージョン ~STREAM せせらぎ
Wave_20210409111501
リラックス イリュージョン ~WAVE さざなみ
Spotify_20210408224901 Spotify_20210408224901 Spotify_20210408224901
Applemusic_20210408225001 Applemusic_20210408225001 Applemusic_20210408225001
Amazonmusic_20210408224901 Amazonmusic_20210408224901 Amazonmusic_20210408224901

上記以外の旧作もございますが、音源の面で重複しておりますので、ビクターエンタテインメントの公式サイトのリンクのみ提示しておきます。

健康盤 快眠

健康盤 美身

健康盤 爽快

健康盤 集中

健康盤 気力

健康盤 実力

健康盤 心身解放

既にCDとしてリリース中のもの

<COLEZO!>ストレス解消

ペットミュージック

 

以上沢山ありますが、自分に合いそうなアルバムを聴いてみて下さい。

よろしくお願いします

 

 

4月 9, 2021 パソコン・インターネット音楽15-22 | | コメント (0)

2021年4月 4日 (日)

昔のビクターエンタテインメントのサブスク復刻リリースに基づき新たなプレイリストを作りました

プライベートな事情等いろいろあって告知が遅れましたが、かつて私がビクターエンタテインメントでリリースしていたサイコジェネシスシリーズを始めヒーリング関係のアルバムがさる3月24日に各サブスクリプションのプラットホームにてリリースされました。

https://www.jvcmusic.co.jp/-/Newrelease/90.html#/20210301/20210331

Jvc_release2 Jvc_release1
Jvc_release3  

トータル25タイトルのアルバムが数十年ぶりに復活したことになります。私にとってはまさに失ったものを取り戻せたような感覚になります。

そしてそれらのサブスクリリースに基づいて主にSpotifyとAppleMusicにてプレイリストを作りました。

サブスクをプロモーションするにあたってプレイリストでいかに再生されるか、再生回数を稼げるかが重要なポイントになります。今回はユーザーにとっていかに「使いやすい(聴きやすい)」プレイリストを作るか、について重点をおき、作成しました。

まずは新規プレイリストとしまして以下の5つのプレイリストをご紹介します。

 

1.眠りのプレイリストーMusic for sleeping. (ヒーリング)

眠りを誘発する音楽のプレイリストです。このプレイリストは音量はやや小さめに、就寝時にお聴き下さい。
是非お試しになって下さい

2.Deep Relaxation. . (ヒーリング)

濃いアンビエントのプレイリストです。立体音像と空間を意識したスペーシーな音楽です

3. Acoustic Relaxation.(ヒーリング)

昔のアコースティック作品を中心にプレイリストを作りました。よろしければお聴き下さい

4. Kyoji Ohno's Film music works..(映画劇伴音楽)

私大野がここ10年ほどの映画、ドラマ用に作曲した拙作の中から厳選した映画劇伴音楽作品のリリースした音源に別の映画関係に使用した音源を加えてプレイリストです。

5. Kyoji's Club Music(クラブ音楽)

既にリリース済のアルバム"metanature "と先日再リリースした「エクスタシー」によるクラブテクノ系作品のプレイリストです。

サブスクリリースを成功させるためにはリリースした作品をいかに多くの人の個人のプレイリストの中に入れてもらうか、というのがきーポイントになりますが、今回とりわけ「眠り」や「リラクゼーション」に関してはプレイリストの編成そのものをプロモート拡散させようという考えでおります。

是非皆さんにはこのプレイリストを聴いていただき、このプレイリストそのものを何回も聴いていただくようにお願いできればと思います。特に不眠症の方がいらっしゃれば是非この眠りのプレイリストーMusic for sleeping をお試しくだされば幸いです。特Sleeping Music No.1はある調査で8割の方が寝たというデータがございます。

日本国内ではいまだCDパッケージを商品の中心に、という考え方に固執する向きが強いです。また日本人はまだ国内向けという発想しかできない人も多いです。でもサブスクは基本的に全世界がマーケットであり全世界の人に聞いてもらう(=再生回数を稼ぐ=お金になる)という発想でないと成功しません。そのためには日本人自身の意識改革が必要だと思います。実際問題としてサブスクのプロモーションしてるといかに日本が全世界から遅れているかを痛感します。その意味でもこのサブスクのプロモーションには今後も力をいれていきたいと考えております。

参考記事:https://realsound.jp/2021/04/post-734706.html?

まあ昨日映画監督の庵野秀明氏が「シン・仮面ライダー」の制作の発表をしましたが、私はシン日本の音楽産業の構築」を目指しましょうかね。

私のいう「シン日本の音楽産業」とは以下のようなものです。

1.業界構造の面でもコンテンツの内容的にも「ガラパゴス」でない音楽産業

2.最初から『世界中』をマーケットとしている商品コンテンツ

3.作品のクオリティ、スキルの面でもワールドクラスの作品と肩を並べる内容のもの

新年度に入り、その活動内容についてこの方向で徹底しようと思います。

 

 

4月 4, 2021 パソコン・インターネット音楽15-22 | | コメント (0)