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2021年3月22日 (月)

大野恭史久しぶりのアンビエントアルバム 「Consolation and peace」リリース!!

今月はサブスクリリースが続きます。

 大野恭史。久しぶりのアンビエントアルバムがサブスクリリースされました。2002年のmetanature以来ですから20年ぶりですかね?
また「眠り」を志向した音楽になっています。特に後半の曲のラインアップがそうです、

Consolationpeace
Consolation and peace

試聴その他のプロモーションページはこちら

サブスクリプション Subscription
 

尚、これも別記事でお知らせしましたが、24日に大野の旧作「サイコジェネシス」がサブスクでリリースになります。このアルバムと24日にリリースされる旧作とで後日プレイリストを発表しますのでよろしくお願いします(3月末予定)

 

3月 22, 2021 音楽16-23 | | コメント (0)

大野の映画映像音楽を厳選20曲のサブスクリリース

既にお知らせしたとおり最近10年の間に作曲した映画やドラマの音楽を10曲ずつのアルバムにしました。一昨日の3月20日にリリースしました。

Waltz for My Love
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1.moshimo to my love 映画「もしもに愛を」より
2.pizzicatto humor3 映画「雷蔵と笑い水」より
3.pizzicatto humor4 映画「中野JKー退屈な休日」より
4.pizzicatto humor5 テレビドラマ「鉄子の育て方」より
5.solitude 教育映像「いじめと戦おう」より
6.tema triste.vers2{悲しみのテーマ) 映画「俺たちの世界」より
7.Tetsuko tema テレビドラマ「鉄子の育て方」より
8.Tomurai 映画「弔い」より
9.Waltz for my love 映画「サメロメ」より
10.Yamaoni 短篇アニメ「Yamaoni」より
サブスクリプション Subscription
Memories of Tomurai

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1.Adagio  
2.battle scene3  
3.Battlescene tema  
4.friends 映画「海に浮かぶ月」より
5.Homage to Morriconne 映画「銀幕彩日」より
6.in.danger 映画「俺たちの世界」より
7.issues approaching 教育映像「いじめと戦おう」より
8.Memoories Tomurai 映画「弔い」より
9.moshimo 映画「もしもに愛を」より
10.moshimo tema 映画「もしもに愛を」より
サブスクリプション Subscription

上記の音源の放送メデイア、ソーシャルメデイア(SNS)その他の動画へのライセンシングを受け付けております。この音楽を皆様の今後の作品に使いたいとお考えの方、ご興味ある方はヴェイス・ミュージック・パブリッシング株式会社
https://vmp.co.jp/contact/
もしくは info@vmp.co.jp までお問い合わせください

 

3月 22, 2021 パソコン・インターネット音楽16-23 | | コメント (0)

2021年3月18日 (木)

大野恭史 2021年3月、続々サブスクリリースのお知らせ

世界的に音楽産業の変化の波が押し寄せている現状,日本だけが世界のパラダイムシフトに関して置いて行かれている現状であることは既に何回もこのブログで述べております。

サブスクに関する強化はちょうど1年前、コロナウイルスのパンデミックが本格的に始まってからイベントもできない状況からサブスクの強化に励んできました。そしてそれはおかげさまで一定の成果は出始めたのですが他の日本ミュージシャンたちを見るとまだCD中心に考えてサブスクにあまり関心がないようにみえます。正直私一人だけ日本の音楽界では完全に浮いている感じです。

しかしそんな中、私の作品の多くを今月サブスクリリースすることになりました。まず手始めに先週リリースしたばかりですが、かつて一世を風靡した恋愛シミュレーションゲーム "Little Lovers 2nd"のテーマ曲を本日再リリース。ゲームのファンの間では絶大な支持をいただいた「明日への扉」 Yui Little Lovers 2nd リリースされました。

App Icon Apple Music

これ以外にも実は自分でも驚くほどのリリースが続きます

ここ10年くらいに作った映画劇伴音楽が3月20日にサブスクでリリース されます。アルバムとしては2タイトルありますが、共に10曲ずつ入っております

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Waltz for My Love
Memories_tomurai_20210317235001

https://www.tunecore.co.jp/artists/Kyoji-Ohno

3月20日 Spotify , Apple Music, Amazon Music その他大手サブスクリプションサービスからリリースされます!

 次は大野の本当に久しぶりのアンビエントアルバムです。ストレスで疲れた方、眠れない方のためのアルバムです。

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Consolation and Peace

試聴その他はこちら
https://kyoji.hearnow.com/

3月21日 Spotify , Apple Music, Amazon Music その他大手サブスクリプションサービスからリリースされます!

実はそれだけではありませんでした。実はSpotify for Artists というSpotifyのストリーミングデーターを管理するアプリを見てわかったことですが、実は..

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何と昔のJVCの私の作品がSpotify for Artistの"Upcoming"(近日リリース)のラインアップに入っていました。これはJVCでリリースしているのでしょうか、と昔のビクターエンタテインメントの関係者に確認しました。

そしてそれが事実であることがわかりました。多くは一旦廃盤になってしまったアルバムなので、まるで失ったものが一気に取り戻せるといった感じです。

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これにはさすがの私も驚きました。3月24日にリリースということだそうです。

本日ビクターエンタテインメントの担当者の方とズームで打ち合わせを行い、アンビエント関係はビクターエンタテインメントさんと共同でプレイリストプロモーションを行うことで合意しました。

 再生回数を可能な限り増やします。一人よりチームでやった方がいいに決まっていますからね

とにかく全く予期しないことでしたが、私の作品の大半が結果として今月サブスクでリリース、ということになりました。本格的に新しいパラダイムの時代に入ったということができます。さすがにこういうことは小生の経験でも過去ございません。それだけに興奮しております。
よろしくお願いします

 

 

3月 18, 2021 パソコン・インターネット音楽16-23 | | コメント (0)

2021年3月17日 (水)

文化庁の継続支援はやはり単なる「やってるふり」に過ぎなかったことがばれた件

まあこのブログでも文化庁の芸術文化継続支援の申請について悪戦苦闘した様子を伝えてきたが、今日さらに驚くべき情報が入ってきた。


申請者8千件の内わずか1週間で6千件が一気に不交付決定されていたことがわかったのである。
参議院予算委員会での質疑で明らかになった。 



これをみて「文化庁は予算がなくなったから」などと思う人もいるかもしれない。
実はさに非ず。実はまだ相当な金額が余っているはずである。たぶん506億の中野2割ー3割は少なく見積もっても余っているはずである。


文化庁はその余った予算を来年に回すことで切り抜けるつもりらしい。


この文化庁もそうだが経産省のVivoにしても政府の文化芸術の助成金制度全般がハナから出すつもりなどなかった制度と言われても仕方がない。それが実際に文化庁への申請を行った人間の実感である。支援制度としては欠陥だらけというしかない。


小生の文化庁継続支援のいきさつ等は以下の記事をご覧ありたい。


 


 


■文化庁継続支援共同申請不採択ー嫌がらせに次ぐ嫌がらせの書類提出に続き3か月以上に待たされた果ての不採択ー文化芸術関係者を愚弄している助成システムの文化庁継続支援


https://kyojiohno.cocolog-nifty.com/kyoji/2021/02/post-616751.html


 


いま政府や官庁に対しては不信感しかない。


上記の映像をみて私も怒り心頭に達した。本当に激しい怒りを覚える


この国の文化の官庁たる文化庁は文化芸術家関係者蔑ろ庁といってもいいかもしれない。


 





 



 

3月 17, 2021 文化支援策 | | コメント (0)

2021年3月15日 (月)

コロナ禍が未だ続く中、グラミー2021年を見てー日本のガラパゴスぶりが目立ってしまった件

ロサンジェレス時間3月14日午後5時(日本時間15日午前9時)例年より1か月以上遅くグラミー賞授賞式が開催された。

昨年は直前にLAレイカーズの名選手だったコービーブライアントの突然の事故死の訃報が報じられた直後だったが、今年はワクチン接種が始まったとはいえ未だ続くコロナ禍の中の開催。 当然ながら例年とは違う趣向で授賞式は開催された。

ひとことでいえばまさに日本のミュージックステーションのようにスタジオ内のライブ、それと屋外の会場で行われた。ホストはトレバーノア

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詳しい受賞者その他の情報はグラミーの公式サイトをご覧いただくとしてこのブログでは所感を述べさせていただく
https://www.grammy.com/

授賞式ではいつも通り世界のアーチストのトップパフォーマンスが開催された。いつもと違うのはこれは(会場の1つとして)無観客のステープルセンターをいわば放送のスタジオとして使用していた点

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そして会場にその他のアーチストが「控え」かつスペクテーターとして応援していた点

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今回コロナ禍によって日本でも同じだが、アメリカで多くのライブハウスや音楽のパフォーマンス会場が実質的に1年観客を入れられない状態が続いた点。この「音楽インフラ」を応援する意味もあって、今回ライブハウス関係者が時々プレゼンターとしてグラミー受賞者を発表するということが行われた

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この方はLAのライブバーのバーテンダーの方

本当に何どでも書くがコロナウイルスは当たり前のことを当たり前でなくし、世界中に計り知れない損害を与えた。経済だけでなく文化の面でも。ワクチン接種開始されたとはいえ、来年には果たして正常化ができるのだろうか。そうあってほしいとは思うが..

もう1つ気になったのは今回BTSがノミネートされたこともあり、日本のワイドショー系は小川慶太さんとBTSのことしか取り上げず、世界中でヒットしている音楽、あるいはビヨンセが史上最多のグラミー28回目の受賞、といった点を完全にスルーしている点である。

これやばくないか?日本人のガラパゴス体質 JPOPとKPOP以外興味ないのか?サブスク時代に入り音楽は完全にワールドワイドになっているのに、海外の音楽状況に今の日本人は全く無関心なようである。

正直いうと私は今回ノミネートされたBTSには興味がない。別に韓国のアーチストだからではない。ただ日本のアーチストと彼らがどう違うのかといえば最初から海外で売るつもりで作ってる点だ。日本人にはなかなかそういう発想ができない。特に若い世代は洋楽聴かなくなったから海外の音楽状況に無関心だから、その関係も日本のマスコミも海外の音楽に関してはあまり報じない。

このままでは日本はますます世界から取り残されてしまうだろう。サブスクでワールドワイド、つまり世界同時発売が当たり前の時代に入り日本だけガラパゴスな世界に固執する、という点は今後の日本の音楽文化に関して深刻な事態を呼び起こすだろう。

グラミーを毎年観る度に日本と諸外国の状況のギャップを嫌でも感じてしまうのだが、状況が毎年深刻かつ、ある意味絶望的な状況に見えてしまうことが辛い

 

 

3月 15, 2021 音楽16-23 | | コメント (0)

2021年3月12日 (金)

今月拙作のサブスク続々リリース準備作業中に日本のレコード会社もいよいよ軸足を本格的にサブスクに移すことが判明した点

先日今年はサブスクリリースを大幅に増やす旨を当ブログに書いた。

コロナ禍の中、サブスク強化の日々ー今年はサブスクリリース数を大幅に増やします。
https://kyojiohno.cocolog-nifty.com/kyoji/2021/02/post-23352c.html

後程詳細に伝えるが、まず3月20日に私がここ10年+α くらいに映画やドラマのために制作した劇伴の音楽の中の20曲をサブスクリリースすることになった。

10曲単位でアルバムになり20曲リリースされる

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 Waltz for my love3月20日リリース

Memories_tomurai
 Memories of Tomurai3月20日リリース

そして私の19年ぶりのアンビエントのアルバム ”Consolation and peace" 3月21日にリリースされる

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過去3回のリリースではSpotifyの公式プレイリスト編集担当者(Editorial)への提出ができなかったが、今回4回目の正直でそれができた。但しEditorialに提出したからSpotifyの公式プレイリストに入るとは限らないが...

あとそれ以外に以前リリースしていたのだが事情により一旦リリースをとめた小生作曲の人気曲 Little Lovers 2nd 「明日への扉」も昨日の3月11日にリリースされた。勿論Spotify , Apple Music. Amazonといったプラットホームで配信中である。


Spotify


Apple Music

だが本日たまたまSpotify for Artist を見ていたら驚くべきことを発見した 

Spotify for Artistの"Upcoming" (リリース予定)を見て過去私がリリースしたJVCの作品が揃って3月24日にリリースされる、となっていたのだ。たまたま近々リリースする予定の先の2タイトルのその後の状況についてみていたのだが、みていたら昔なつかしいジャケットがSpotify for Artistの"Upcoming"の画面に並んでいる。

一瞬目を疑った。

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多くは一旦廃盤になってしまったアルバムである。すぐにビクターエンタテインメントの関係者に確認したが、どうやら本当らしいことがわかった。過去の私の作品の懐かしいジャケットがダーッと並んでいた...

つまり2021年の3月に新譜や再リリースを含めて拙作の大半が大半が今月だけでリリース、という考えもしなかった事態になる。

これにはさすがの私も驚いた。

これならプレイリストを共同で作るとかプロモーションする、とかいろいろとできますし、私自身もモーテイベーションが大いに上がろうというものだ。過去の私の作品と今回出る新譜とでかなりバラエテイに富むプレイリストを作ることができる。

それにしてもあれほどCDにこだわっていた日本のレコードメーカーがいよいよサブスク、ストリーミングに軸足を本格的に移すことが判明した。遅まきながら本格的なパラダイムシフトが日本でも起きることになりそうである。

コロナ禍になりイベントもできない状況からサブスクの強化に励んできて一定の成果は出始めたが他の日本のミュージシャンたちを見るとまだCD中心に考えてサブスクにあまり関心がないようにみえる。私一人だけ日本の音楽界では完全に浮いている感じ。でも世界の状況を見ると日本の方が異常だ。

だがこの状況はそんな日本のミュージシャンたちも意識改革をせざるを無くなると思います。なんせCD時代とあらゆることが根本的にかわるのだから..

いよいよ日本でも新時代到来である!!

 

 

3月 12, 2021 パソコン・インターネット音楽16-23 | | コメント (0)

東日本大震災10年

東日本大震災で10年

あの時の記憶は今でも昨日のように覚えている。ちょうどとある自宅の仕事場兼スタジオで映画劇伴の作業をしていた時にそれは起きた。

その時の模様を記録した記事がある。

私の2011年3.11の備忘録

https://kyojiohno.hatenadiary.com/entry/20140312

あの日から7年目 忘れてはならない日と鎮魂の思い

https://kyojiohno.hatenadiary.com/entry/2018/03/11/114005

そして昨年の今頃から始まったコロナウイルス禍

いまだ復興が道半ばの中、経済の面でも文化の面でもかなりの打撃をうけることになった。

そして東日本大震災もコロナも共通することは 「当たり前のことができなくなったこと」

当たり前のことができることがどんなにありがたいことか。そのことに感謝しなくてはならないということ。

当たり前のことができなくなった時に初めて気づくのである。人間とは愚かな動物だ。

われわれ音楽家にとって当たり前の事、それはライブ演奏ー生演奏ができなくなったこと。

いまだ100人単位で新規感染者が続く東京、ワクチン接種も思うように運ばず日本国内も思ったように入ってこない。このままでは3月21日の解除もおぼつかない。生演奏が再開できるのはいつのことだろうか

これが私が最後に行ったライブ演奏である。

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正直ものすごくライブをやりたい。でもできない。本当に次できるのはいつだろう?

 

 

 

3月 12, 2021 日記・コラム・つぶやき | | コメント (0)