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2021年2月28日 (日)

SNSは「第二フェーズに入った?」情報やコンテンツ革命がいよいよ本格的に始まる.. かもしれない

先日より不定期だがクラブハウスの「ルーム」のいくつかに参加している。まだ参加して一か月程度だが、クラブハウスは今までのSNSと比べてもいろんなことが違う。音声のみのSNSで会話のみのSNS。会話はサイトに残らずユーザーはその会話を何らかの方法で記録したりメモしたりすることは禁止されている。つまりリアルタイムオンリーのSNSである。

そのため音声の残らない、テキストデータも残らないことから、「炎上」は起き辛くデータが残らないからtwitterfacebookのようにシェアは不可能である。
既存のSNSの代表格のtwitterfacebookなどは参加者の発言の内容によって炎上が起きたりする。私自身も失敗したり酷い目にあったりした経験があるがこのクラブハウスはそういうリスクは既存のSNSと比べると極めて低いと思う。その辺りを考えるとSNSが出現して15-6年、SNSは新しい「第二フェーズ」に入ったのではないか、という気がしている。

Clubhouse

以前このブログで情報革命、もしくはIT革命について述べた記事があった。

■死語とされている"IT革命”という言葉
https://kyojiohno.cocolog-nifty.com/kyoji/2009/08/it-f819.html

実際にはこの風潮に反論するがごとくピータードラッカーの本を引用してこういう記事があったことも述べた。

ITによる革命は緒に就いたばかり 」と主張する本が現れていた。
テクノロジストの条件 (はじめて読むドラッカー (技術編)上田惇生編訳、ダイアモンド社)  である。2年くらい前の記事だが非常に参考にはなった。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20070601/273297/?ST=biz_biz&P=1

この本の詳細はここで触れるつもりはないが、この本の中で情報革命は必ず起きるといってその原動力がEコマースになると云っている。

だが私はSNSも同じくらい革命を起こす可能性を感じている。
実際昔は某D通が完全にシャットダウンしていたハリウッドや海外映画のオーデイションも今SNSを通じて容易に参加できるようになったし、海外の有名人とも接触できる可能性もある。作品制作もボーダーレスになりSNSで情報を探すとかなりすごいことが水面下で起きているのを感じている。

また情報革命はコンテンツ革命ではないかと考えている。今クラブハウスという新たなソーシャルメデイアが生まれそれがまさに進行しているように思う。

SNSがエンタテインメント産業に大きな変化をもたらす可能性はやはり否定できないと思う。それも業界のシステムを根底から覆す可能性を感じる。

特にクラブハウスで特筆すべきは世界的な有名人が参加していて、その人物と同じ「ルーム」に参加してじかに肉声を聴くことができることだ。そういうルームは参加者が他のルームと比べてもけた違いに参加者が多いのでめったにそういう機会に恵まれないが、実際に直接参加者がその有名人に直接質問したりその他の話をすることもできる。

ここ1-2週間でルームを開いた有名人は以下の通り

・俳優:浅野忠信

・ハリウッド映画監督:フランク コラチ(ウエデイングシンガー)

・元NFLのクオーターバック:イーライ マニング

・俳優:ジャレッド レト

・メジャーリーガー選手:ダルビッシュ有

twitterfacebookのようにテキストでのやりとりではなく、実際に会話もするのでまるで本当に電話で話をしているような錯覚にも陥る。話を聴くだけでもいいが、ただ聴いている時はまるでラジオを聴いている気分になる。

参加する有名人からも会話等は残らないので炎上や非難といった余計なことがおきる心配もなくなる。その関係もあって他のSNSと比べれば参加しやすいだろう。

ちなみにtwitterfacebookのアーチストの「公式」なものはたいていの場合アーチストが所属する事務所、エージェントが管理していることが多い。炎上のリスクを考えるとアーチストを守るのに必要な処置であろう。
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むろん異論がある人もいるだろうが、クラブハウスの出現でSNSは「第二フェーズ」の時代に移ったのではないかと考える。今後このクラブハウスを始めとする「第二フェーズ」のSNSが文化、芸術、コンテンツ全般にどう影響していくのか。
大変面白いところだと考える。

 

 

 

2月 28, 2021 パソコン・インターネット文化・芸術 | | コメント (0)

2021年2月21日 (日)

コロナ禍の中、サブスク強化の日々ー今年はサブスクリリース数を大幅に増やします。

緊急事態宣言が発令されてから1か月半。東京ではいまだ新規感染者が百人単位で発生し、医療現場のひっ迫の状況は改善されておりません。

エンタテインメント関係は撮影もライブも音楽制作も思うようにできない状況が続いてます。その中で昨年のコロナのパンデミックが日本を含む世界に広がろうとしているころから、日本の音楽関係者が世界から大きく遅れているサブスク関係の強化を図っていました。実際CDbabyその他経由で過去の音源のいくつかをリリースしていたのですが、インストが多かったこともありましたが正直ほぼやっていないに等しい状況でした。

しかしコロナでライブ活動、その他制作がほぼできない状態になり、音楽家としてはこのサブスクを強化することで何とか活路を見出すしかない、という点、そして何よりも音楽の世界のパラダイムシフトが起きている状況で全く新たなノウハウを取得する必然性を感じたこともあります。一年間やってきましてようやく一定の再生回数を得ることはできました。

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これはAppleで3つの再生回数を稼げるplaylist, Spotifyで4つのPlaylistに参加することによって再生回数を得られていますが正直そろそろ限界を感じています。といいますのはPlaylistチームに参加で再生回数を稼ぐのはある意味自転車操業に参加しているようなもので、リスナーの反響がよくて増えているというのは違うからです。

Playlistチーム参加の目的は再生回数を稼ぐことによってSpotifyやApple Musicのプラットホームのアルゴリズムを刺激することが目的でした。確かに一定の成果は出ていますが私が期待したレベルには程遠いので少し考えを改める必要性を感じました。

何の話をしているかわからない人も少なくないと思いますので以下の記事をよろしければお読みください

■サブスク再生回数強化作戦 実行

https://kyojiohno.cocolog-nifty.com/kyoji/2020/03/post-f0ef1e.html

■サブスク再生回数強化作戦 奮戦日記その2

https://kyojiohno.cocolog-nifty.com/kyoji/2020/05/post-8d648d.html

やはりこれではいけない、ということで方策を考えました。

(1)ファンベースを育てる

実はMy space経由で海外の私の音楽ファンの方がこのサイトで作品を出すように勧めてくれました。

Iyashi_onngaku

ナンバーワンミュージック

https://www.n1m.com/Iyashichannel

正直最初はこのサイトの意味がわからなかったんですが、やっているうちに見えてきました。つまりこれはサブスクやストリーミングのファンベース獲得用のツールに使える、という点です。

各トラックにはSpotify Apple Music とAmazonとの直接リンクを入れることができるようになっており、同時にここで公開しているトラックのリスナーの反応を直接聞くことができます。このサイトも例によって日本人は殆どいなくて全世界の人が聴いてくれています。日本人の大多数はいまだにきがついていませんが、今世界では従来の音楽業界とは根本的に違う動きがものすごい勢いで動いています。日本は完全に世界から置いて行かれていますね

ここには最近10年くらいに作った私のアンビエント系、環境音楽を公開していましたが、その反応が予想以上にいいので近々それらをサブスクリリースしようと思っています。環境音楽/ヒーリングはサブスクには向かない、という話は聞いたことはありますが、そこはプレイリストその他の工夫で出してみようと思います。とにかく頭を使う事です。まあ1億回再生は難しいかもしれませんがうたものが2曲(いち一曲は一旦ダウンロードでリリースして、サブスクで再リリース)
そして環境音楽(アンビエント)を6曲リリースしようと思います。

(2)リリース数を増やす

サブスクリプションによる1回の再生は0.5円にも満たない場合が多いのでそこが日本の音楽関係者が二の足を踏む原因になっています。しかし従来のCD等と比べるとリリースのハードルは低く、基本的にはアカウントや窓口さえあれば誰でも自由にリリースできます。

変な話レコード会社とか音楽事務所とか通す必要など全くありません。プロモーションもSNSやウエブが中心なので、あとはハズる方法を考えればいいのです。その辺りのノウハウは日本の音楽事務所の方々を見ると持っていないところが殆どだと思います。

そういうことでこれから上記のナンバーワンミュージックでの好評のトラック、そしてちょうど過去の劇伴の音源をまとめてメディア用の音源ライセンシング並びに各サブスクストリーミングサービスにリリースするお話をいただいたので曲の選定作業及び編集を行いました。

Sabusuku

音源はいずれも私が映画、教育映像、もしくはドラマに実際に使用したものばかりで私自身が権利をもっている音源全ジャンル100曲は提出しようと作業し、何とか100曲揃えました。全部ではないかもしれませんが多くはサブスクでもリリースする予定です。まあその前に窓口に入っている音楽出版社からどういう反応がかえってくるか、ですが..

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日本の音楽関係者の間ではいまだにサブスク、ストリーミングに対してネガテイブな反応をする人が多いように思います。それはある意味日本だけの市場でも中途半端にやって行けてしまった時代があまりにも長すぎたためだと思います。

また日本の音楽関係者がCDに固執する理由として業界のトップの支配構造がCDの流通を中心に音楽業界の既得権益が存在してきた点もあります。つまりその権益で食べている人たちが確実に存在し、その権益によって業界全体を支配する構造が存在したからで、日本でサブスクがなかなか定着しないのはその理由の方が多いかもしれません。

先日クラブハウスのルームを覗いたら音楽関係者のスピーカーになり、この記事で書いていたことを述べましたが一部の方は興味をもっていましたが、またすぐ日本の音楽の世界のみの話に戻ってしまいましたね。やはり日本人の意識改革も大きな課題になるかと思います。

くどいようですが、本当に今の日本、世界から置いて行かれていますよ。

もっとも日本の音楽関係者をみていると「自分たちはガラパゴスでいいんだ」と考えているとしか思えない人たちが多いのが悲しいですが..

 

2月 21, 2021 パソコン・インターネット音楽16-23 | | コメント (0)

2021年2月 6日 (土)

クラブハウスのエンタテイメントへの有効活用の可能性

先月(2021年1月)サービス開始されたクラブハウス。

有名人がアカウントを取ったということもあってここ二週間ほどで日本でも急激に広がったが、私も先週から招待され使い始めた。

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アカウントの初心者の時点では2人しか招待することができず、今のところiPhone所有者のみ対象だが、それでも日本人は「流行りもの」に弱いのかみるみるうちに参加者が増殖していった。

招待には相手の電話番号が必要。機種によって違うんだろうが私は招待相手に国番号を入れないとダメだった。結構ここの部分で苦労した。

このクラブハウスは従来のSNSと大きく違う

それは

1.音声のみのSNS。つまりプロフィール部分以外にはテキストを打ち込むことはない。会話のみなので、電話のみで使用する。

2.ルーム(会話するスペース)では音声等のデータは残らない(但しセキュリテイの理由でクラブハウスのサーバーには録音されているようである。)そのためルームでの会話の内容をシェア拡散することはできない

シェア拡散ができない、ということでおそらくこのSNSが発端で炎上、というのは起こらない、少なくとも起こり辛いということはいえる。もっとはっきりいえば、ネットで他人を攻撃したり等、憂さ晴らししたい連中にとっては使い辛いSNSだろう。そんな人間はそもそもネットでは百害あって一利ない連中である。

Clubhouseには参加者自身が立ち上げられる「ルーム」のようなものがあり、その「ルーム」に自分をフォローする人を参加できるようにする。「公開」のルームの場合は自分がフォローしていない人も参加できる。そこで音声による「会話」を楽しむSNSである。

「ルーム」の会話は表示されないためユーザーは後で内容を確認できない。つまりリアルタイムでその時にしか「ルーム」での会話に参加できない。つまりリアルタイムオンリーのSNSである。

このように従来のSNSとは大きく違うクラブハウス。そのため招待されたはいいが、どう使っていいかわからない、という人が多かった。

そこで特に映画、音楽等のクリエイター、アーチストの関係者向けに昨日クラブハウス内で以下のイベントを開催した

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とにかく急激に参加者が日本でも増えて、一時サーバーダウンするくらいの事態が発生した。

現在まだ日本でのサービスは公式には始まっていない。そのため現時点ではメニューも日本語バージョンのものがないが、日本人のユーザーが増えればそう遠くないうちにできるだろう。

さて、いろんなルームを除いて実際会話等をきいてみて感じたのは自分が喋らずに聴いていると昔のAMラジオを聴いている気分になる。たぶん音質は電話仕様だろうが、クラブハウスは「会話モード」と「音楽モード」の2種類があるようで「音楽モード」では「会話モード」より帯域は少しよくなっても結局モノラルらしい。

今時音楽でモノラル??となるとちょっと厳しいがそれは今後改善されていくのではないか、と考える。知り合いのミュージシャンで何人かテストライブを行っている人が何人かいたが、(遠隔ライブでYamahaのシンクルームを使用)やはり人からお金を取ってのコンサートというのは現時点では難しい、という印象だ。ただこの環境をクラブハウスが改善せずに続けるというのも考えにくいので今後の動向を見てみたいとは思う。

ルームでの会話はユーザー側で録音するのは規定違反なので、実際のルームでの会話内容はメモ書きの域を出ないが、クラブハウスでできるアイデアで以下のものが揚がった。

1.ラジオ番組風のルーム

2.ナレーターや役者さんのデモ、ワークショップ(役者さんのセリフ読み合わせ等)

3.ラジオドラマ制作 

4.アーチストのファンクラブのルーム(アイドル、声優その他)

5.クリエイターのブレストその他の会議 MTG

音楽に向く環境が整ったという条件で

・ミュージシャンのライブ

尚、具体的な時期は不明だし未確認な情報だがクラブハウスは近日有料サービスになる、という話がある。それは全会員に対するものなのか、特定のサービスを使う時に発生するものなのか、今後の動向を注目したい。

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今後このクラブハウスがクリエイター、アーチストにとってどういうソーシャルメデイアになるのか。非常に興味深いところである 

 

 

 

2月 6, 2021 パソコン・インターネット | | コメント (0)

文化庁継続支援共同申請不採択ー嫌がらせに次ぐ嫌がらせの書類提出に続き3か月以上待たされた果ての不採択ー文化芸術関係者を愚弄している助成システムの文化庁継続支援

文化庁の継続支援共同申請ー昨年の7月から仕込んでいて8月下旬に申請ー書類の不備等や「募集要項」のどこにも書いていない条件をまるで「後出しジャンケン」のように次から次へ出てくるまさに「嫌がらせ」のような状況にも耐え、ようやく10月末に全ての書類を受理というステータスに入った。その後文化庁からいくつか質問が来たものの、こちらは真摯に対応して12月初旬にはもう全ての疑問点が文化庁で解消されたらしくしばらく音沙汰なし、それから2か月以上たって昨日の不採択の連絡

「不採択の理由」に関しては文化庁から一切の説明はなく、こちらからの問い合わせも一切受け付けないという例によって官庁のふざけた態度、上から目線の態度が余計に腹立たしくさせる。今回の経過を簡単に示すと以下のようになる。

1.文化庁に書類申請 (第二次募集時) 8月26日

         

2.書類修正、不備訂正 (あえていう「嫌がらせ期間」)9月ー10月27日

  (書類の関係で申請者10人を7人に減らさざるを得なくなる事態に)

         

3.全ての書類の受理➡審査開始 10月27日ー 

         

4、文化庁より審査書類に関する最後の質問 12月4日

         

5. 不採択結果 通知    2021年 2月5日

とまあ足かけ5か月と9日の間のできごと。

ちなみに例の「嫌がらせ期間」 にあまりに執拗な同じ質問をしてくる時期があって、もし不採択の可能性があるのなら早めにいうように何度もこちら側からは打診している。

とにかくもう遠慮する必要はないので、どれだけ酷い申請だったか書くことにする。

1.嫌がらせ1-書類申請時の「嫌がらせ期間」

正直いって文化庁の「募集要項」のどこにも書いていない条件をまるで「後出しジャンケン」のように次から次へと降ってわいたように出して提出できなくなって「書類不備」に持ち込もうとしているのがミエミエだった。
そもそも申請のマイページの提出欄がハナから少ない、最初から全部提出できないようにできている。つまり誰がやっても「書類不備」になるように最初の申請画面はできていた。

また共同申請の場合であるが、これが申請していてわかったのだが、今回の継続支援は主に舞台や音楽等の劇場やホールでの公演を主に想定していたのではないか、と思われる点だ。そしてそもそも映画関係者に対してはかなり無理難題を要求するものだ。
特に「実績」の分野だ。 つまり

1.2017年以降のもので、劇場その他チケットの興業を行ったものを2つ提示すること

2.その条件をみたす「実績」を2つ 、申請した10人「全員が」もっていること

これら全てを満たさないとNGだという、これを満たす映画関係者団体、集団など あるのだろうか。普通はこの条件10人全員が満たす、というのはあまり現実的ではないし、いたとしてもかなりの少数なはず。この関係で私たちの共同申請も当初の10人から7人に減らさざるを得なかった。それでも0よりはマシ、と思ったからである。しかし今思うとこの時にやめておけばよかった、と結果論だが思う。

申請の過程で思ったのは今回の継続支援は主に舞台や音楽等の劇場やホールでの公演を主に想定していたのではないか、と思われる点だ。それならば募集要項に「映画」とか「アニメ制作」とかハナから含めるべきではなかったのではないか?当然共同申請で1500万までとなるとそれを制作費の一部として申請しようと、映画関係者なら考えるだろう。

実は当初は「DVD等のパッケージやコロナで中止になった公演を実施したものを実績として提出は不可」なんて文化庁「募集要項」のどこにもそんなことは書いていなかった規定だったが、これは後程撤回された。それはそうである。そもそもコロナ禍での助成金給付案件なのにコロナで中止公演は対象外、って誰が考えてもおかしい。しかしそういった条件がまるで「後出しジャンケン」のように次から次へと降ってわいたように出てきたのだ。

ちなみに書類提出時には「企画の内容」についての質問は殆ど文化庁側から来なかった。来たのは申請者の実績に対する収入の話し、確定申告等の税務関係の書類に対する質問、そして上記の実績の証明関係の書類や動画、リンクである。この関係の書類で何回文化庁側とやりとりしたか記憶にないくらいである。とにかく新たな書類の再提出、追加提出のオンパレードでこのやりとりが永遠に繰り返されていく。この状態が二か月近く続いた。

あえていうが殆ど嫌がらせレベルである。どうもハナから文化芸術関係者に援助する気などなかった 、支援金など払う気がなかった、のではないか、と勘繰りたくもなる。

2.嫌がらせ2-じらすだけじらす、待たせるだけ待たせ、挙句の果てに不採択

それだけの嫌がらせを書類提出時にありながら、こちらも耐えに耐えてようやくすべての書類の受理、提出が決まったのは10月27日と第二次募集時に提出してから二か月後のこと、つまり「最終段階」になってからここからがまた長かった。

二番目の嫌がらせは取りあえず最終段階 の後、2か月以上たっても音沙汰なし。しかも途中から嫌な予感がした。

共同申請ではないにせよ明らかに私より後に申請した人が先に採択されている、という点。おかしい、どう考えてもおかしい!!

何か意図的に遅くされているような気がしてならない。我々の提出が気に入らないのならいっそのこと「不採択」と言ってくれた方がすっきりするんだが、(既に文化庁側には何度もいっている)あの、のらりくらり二か月たっても何の進展もない状態。

そして昨日の不採択通知

誤解する人がいるだろうから、お断りしておくが不採択のことを怒っているのではない。さんざん人を振り回したあげく、そして待たせに待たせたあげくに成果0にする、という人をバカにした行動を取ったことに怒髪天を衝いたのである。不採択なら不採択に早めに判断しろ、と何度もこちらから云っているにも関わらずだ。人をバカにするにも程がある。

人を人とも思わない、人をコケにした行動である。

特にいただけないのは、不採択の理由に関して一切の説明もなく問い合わせも受け付けないという点

この国の首相も野党や記者の説明にきちんと答えず「お答えは差し控える」などという言葉が口癖になっているが、官僚も政治家も説明責任を果たさないことが日常化し、問題は日本国民がそれをあっさり受け入れてしまっている点である。

とにかく感情の面でも怒りが収まらないので

俺の時間と手間、返してくれよ バカやろう文化庁!!

とだけいってこの記事を締めくくる

もう私の人生では二度と文化庁への申請などしないだろう、金輪際ゴメンこうむる

 

 

 

2月 6, 2021 文化支援策 | | コメント (0)