青山学院監督「強いチームの作り方」を読んで音楽産業の低迷の原因が笑えるほどみえてきた点
お正月恒例の行事の「箱根駅伝」 今さらいうまでもなく青学の三連覇、史上四校目の駅伝三冠を達成した圧倒的強さを見せた。
むろん勝てば官軍という感じだが、かつての弱小チームがこれほどまで圧倒的な強さを身に付けた原因は何なのか、ということは各方面から強い関心を抱かれている
そこで箱根駅伝開催前の青山学院大学の原晋監督のコメント
■青学・原監督が明かす「強いチームの作り方」
http://toyokeizai.net/articles/-/151432
これを読んで思った。ここで「原監督」が強いチームを作るために「やってはならないこと」があまりにも笑ってしまうほど今の音楽産業、レコード会社にあてはまってしまうことに気づいたからだ
1.「業界の常識」を疑うことを知らない
まず必要なことは、「業界の常識を疑うこと」です。世の中にあるさまざまな業界、業種には、そこだけで通じる常識があります。中にいると気づかないかもしれませんが、その常識は、世間の常識と比較すると、ときに非常識と思えるものや時代遅れになっているものがあります。
そのとおり。
音楽業界の人間の間には「音楽業界でしか通用しない」常識というものがゴマンとある。音楽業界関係者同士である種の「ムラ社会」を形成し、この世界でしか通用しない価値観や常識で何でもごり押しをしようとする。
2.変化に気づかず新たな手段を調べることもなく否定し拒絶する
同じ場所に長くいると、時代の変化に気づかないだけでなく、気づこうとさえしなくなります。そういう組織だと、仮に新たな指導法があっても、「ああいうものはダメだ」と試すことも、調べることもせずに否定し、拒絶してしまいます。
これでは、チームを強くできません。
業界という小さな世界に固執して、大きな世界の流れを直視しないと、時代遅れどころか手遅れ。新しい発見やアイデアは外と交わることで生まれます。そのほうが業界内の常識を時代に合わせてダイナミックに転換できると、私は考えます。
音楽業界人とつきあっているとわかるが、「ちょっとでも従来と違うやりかた」をやろうとすると激しい拒絶反応が返ってくる。Spotifyが導入にこれだけ時間がかかったのも、結局は「新しいシステムを導入」することに対する根強い拒否反応が業界にあったからに他ならない。
また同時に「新しい考え方」をきちんと理解しようともしておらず、Spotify等のサブスクリブションシステムを「プロモーションの一環」ではなく「音楽の最終アウトプット」であるかのように逆に思い込んでいる節がある。
私などはずいぶんネット時代にいろんなことを提案したことがあるがことごとく拒否された、それも罵倒嘲笑付きで(笑) とにかく新しいこと、従来と違うことに対してこれほど拒絶反応をロコツに示す業界も珍しいといっていい。
それで従来の「業界の常識」「業界の伝統的なプロモーション方法」に固執し、いまだに音楽バブル時代の成功経験が忘れられず、「その時に成功したやりかた」に固執しているのだ。
3.時間かけて作る土台となる環境づくりを否定ーすぐに結果を出したがる
強いチームをつくるには、時間がかかることも忘れてはならないことです。
人は結果をすぐに求めたがりますが、強いチームをつくるための土壌、つまり環境を整えるには相応の時間が必要です。そして、その土壌ができれば、誰が監督になっても強いチームであり続けることができます。
<中略>
新入社員をじっくり育てる余裕もシステムもなく、いきなり現場に投入する。結果が出なければ、「デキない社員」の烙印を押す。上司はそういう社員のミスを恐れて、仕事を抱え込んでしまう。どう考えても組織にいい影響を与えるとは思えません。そういう組織は、土壌がどんどん枯れていって、やがて芽が出ない畑になってしまいます。だからこそ、強いチームをつくりたいなら、まず目を向けるべきは環境づくりなのです
いつの日からか、音楽業界は「アーチスト」をきちんと育てることを放棄してしまった。
新人アーチストはメジャーデビューできたとしても殆どがワンショット契約。それもたいしたプロモーションなど行わない。
酷いケースになると「配信のみ」なんてケースもあるが、tunecoreを始め配信に関して自由にできるインフラがある現状ではそんな契約はアーチストに殆どメリットがないのでそんな契約ならやらない方がいい。
AKBが「受けた」という理由から「アイドル」なる女の子が寧ろ過剰供給気味であり、「1つが受けた」ということがわかると猫も杓子も「柳の下のどじょう」を狙っているというのが今の業界の現状。
上記の文章同様、アーチストをじっくり、きちんと育てる余裕もシステムもなく。結果が出ないアーチストが「ダメアーチスト」という烙印を押す。メーカーは「失敗」を恐れてアーチストの新譜をどんどん出さなくなってしまう。
これがまさに現在起きていることである。
もっとも上記の文章にもあるように「人材を育てない」というのは音楽業界に限らず今の日本の企業社会全体にいえることかもしれないが..
一般の会社でも上記のような仕事の進め方をしている会社を私はゴマンとみている。そういう会社が大きく発展することはないだろう。仮に一時的に成功したとしても絶対に長続きしない
まあそんな現状である。これら原監督が「成功する集団を作る」ために「やってはならないこと」を二十年以上長きにわたって続けてきたことになる。そしてそのメンタリテイを音楽産業側は頑なに変えようとしなかった
まあ低迷して当然だね。これは
まあこんなことをこのブログは立ち上げ当時からいっていたわけですが、業界関係者の大半からは聞く耳をもたれず、罵倒され、とある大手メーカーの社長からどうやら「出入り禁止」を私は食らっているらしい(笑)
だからこんなことを書いても無駄だとわかってはいるけど..
まあ一部の業界関係者にだいぶ罵倒されたお返しに、今年はいよいよ「日本の音楽業界の常識」とやらをことごとく破壊しようと考えている。
ツールは揃いました。そしてだいぶ機は熟していると感じていますのでね
それに私がわざわざやらなくても実質もう機能していないからね。日本の音楽業界というシステムは
とにかく青山学院大学の原晋監督の記事を読んで、私が音楽業界について感じていたこと、そしてやろうとしていること、全て間違いではない、と感じた次第

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