ミュージシャンも意識改革を 受け身の姿勢でなく自分からどんどん働きかけましょう。でしゃばりで何が悪い!!
当ブログでは今更、という話だが音楽業界が低迷して長い。
しかし音楽業界のトップはいまだに改革を頑なに拒否し、いまだに過去のビジネスの形、慣習に固執している。そのため「従来の形」から少しでも逸脱したビジネス形態は非難の対象にすらなり、拒絶反応に近い反応がかえってくる。
しかしそれは業界トップではなくミュージシャンに対しても同じことがいえる場合がある。
結論からいって今昔の音楽事務所におんぶにだっこ、事務所に全てまかせっきりという意識でやっていてはダメだ。実際もはや音楽事務所だってミュージシャンをそんなに支えきれない。しかしミュージシャンの多くはまだそういう意識のままでいることも少なくないようだ。
ご存じの通り私はFacebookで「New Paradigm casting - The future of entertainment」というグループを運営しているがそのグループでは音楽の仕事の募集案件を掲載している。他には俳優、女優、映画関係者も多数参加しているので映画、CMの出演案件も掲載している。(正直「音事協」関係者から見れば「けしからんサイト」ということになるであろう(笑))
その中で先日スポンサー名は守秘義務があるためいえないがこんな案件があり、グループ内の募集記事として投稿した。
CM出演案件 リゾート地での結婚式のCM (全国OA)を始め全てのメデイアで放映
女性
▽オペラ歌手(新婦役)・・・オペラが歌える。(ほぼプロ並みが好ましい) 20代後半~30代前半 1名
男性
▽ピアノ伴奏者(新郎役)・・・楽譜を見てピアノが伴奏できる。20代後半~30代前半 1名
ギャラが女性が20万、男性10万
クラシックの演奏家のCM出演などそうそうあるものではない。極めてオイシイ内容の案件である。
「New Paradigm casting - The future of entertainment」には女性のオペラ歌手は私が把握している範囲では30人前後はいる。
これは応募が殺到すると思われた
ところが募集締め切り後、実際に応募したのは3人にとどまったという
実は別件ではこういうことがあった。私が音楽を担当した9月劇場公開予定のドキュメンタリー映画「涙の数だけ笑おうよ」の案件でジャズトランペット奏者を募集した。グループ内でジャズトランペット奏者が複数いるのはあらかじめ把握していたが、何と一人も応募者も来なかったのである。
結局知り合いの事務所にかけよって該当者がみつかり事なきを得たが、どうやら募集の投稿をしても殆ど見ていない参加者が相当数いるようである。とりわけクラシックやジャズの演奏家にこの傾向が顕著である。
どうも一部のグループ参加者の人たちを見て気になるのは、何事にも受け身の姿勢しか持っていない人が多い、という点である。いわれれば一応こなすがいわれないと何もしないし、折角目の前にチャンスがぶらさがっているのに何の行動も起こそうとしない人が多いのだ。
殆どの音楽事務所が音楽家の生活をまるごと支えきれる状態ではない以上、仕事をできるだけ多く取るためにみんなしのぎを削らないといけないはず、である。口あけて待ってたって仕事なんか来やしないのだ。
こんなことでこの厳しい業界環境を生き抜いていけるのか、
正直甚だ心配である。
実際最近気になることがある。「New Paradigm casting - The future of entertainment 」にはさまざまな募集案件を掲載しているが、映画、映像や声優関係の募集案件は探せばそこそこあるのだが
音楽関係の募集は極端に少ない のだ
少ない、ホント少ない この状況をみても音楽業界、マジにやばい、と思ってしまう
まして上記のようなオイシイ案件などそうそうあるものではない。なぜ必死になって取ろうという姿勢を見せないのだろうか。
それを見るとあることがいえる。
つまり音楽業界のトップだけでなく、音楽家も意識改革が必要だ。ということ
もう事務所が手取り足取り面倒みてくれる、なんて時代はとっくに終わっている。
映画の世界、ゲームの世界ではグローバル化、国際競争の中に巻き込まれる状態が起きつつある。音楽もそれから無縁になる、ということはありえないはずだ。
日本人は目立つとすぐに「出しゃばる」などという輩がいる。
だがアーチスト、音楽の分野で生きていくのであれば「出しゃばって何が悪い!!」という意識くらいもっていないとダメである。
繰り返す日本の音楽家も意識改革が必要である。

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