JFCロケーションイベントー日本の映画制作支援にはこれで十分か?
もう先々週の話ですが東京東銀座の歌舞伎座タワーで日本のNPOのJapan Film Commision (JFC)主催の「JFC全国ロケーションフェア」が開催されましたので行ってきました。
テレビでも映画でもロケーションというのはスタッフがかなり苦労する点で、特に東京の高層ビル街とか皇居付近とか撮影していたらすぐ警察が飛んでくるというのが現実で撮影場所には本当に苦労します。特に最近はインバウンドを意識した撮影や海外の撮影隊の希望ですとたいてい「日本の名所」(渋谷駅の横断歩道、京都の有名な寺院等ー許可を取るのが不可能な場所)を希望されることが多く悩みの種でもあります。
今回は総務省がバックアップしているイベントで全国各地の自治体で映画の撮影に協力的な自治体の皆さんによる誘致のアピールが活発に行われました。
我々映画製作者にありがたいのは補助金、助成金の情報も
勿論補助金の条件として現地でお金を落とすというのが大前提となります。ホテルの宿泊費用、食費、現地の交通費、車両費、その他現地で調達した物資に対して補助が出ます。領収書をきちんと取っておかないといけませんwww
こういうイベントを定期的に開催していただけるのはありがたいですが、しかし映画文化の発展のためにはそれで充分でしょうか?
映画制作のためにVIPO(経済産業省ー特定非営利活動法人映像産業振興機構)は映画制作の半額の助成金の募集とかしておりますが、
JLOX+(Japan content LOcalization and business transformation(X)
しかし海外では映画に全体の制作費を出資するファンデイングサイトが存在します。
例えばイギリスだけでこれだけあります。
- BFI Film Fund Institute – The British Film Institute offers a range of grants to help with everything from script development to feature-length production funding. These programs often target projects that reflect British culture or stories that appeal to a wide range of national and international audiences.
- Creative UK – Formerly known as Creative England, Creative UK offers financial support through programs such as iFeatures and their Production Fund to support emerging filmmaking talent.
- Screen Scotland – A part of Creative Scotland, Screen Scotland is funded by the Scottish Government and the National Lottery. Their Film Development and Production Fund exists to offer development and production funding to feature filmmakers based in Scotland.
- Northern Ireland Screen – A similar agency for Northern Ireland, where you will find funding programs such as the Green Lit initiative, which supports emerging writing, production, directing and acting talent.
あと私が少し関わっているドイツでも
Film Commission Bayern
https://www.fff-bayern.de/en/film-commission-bavaria/
むろん上記のサイトもハードルは高いと思いますが、しかしこれらのサイトに相当する映画の全額出資のファンデイングサイトは日本には存在しません。経済産業省、文化庁、総務省、いずれでも構いませんが、協力企業を募りこうした全額出資の映画出資のシステムを是非構築してもらいたいものです
あと税務関係の政策でも日本は映画制作には不利です。
ハリウッドでもヨーロッパでも「文化に出資する」ことによって税金の優遇策(具体的には出資額が税金から控除される)が取られていますが、日本の税法上にはそれがありません。これは著しく映画の出資、投資家には不利な状況を作り上げます。この部分も是非政策上改善していただければと思います。
そうした上で今回のJFCのイベントが定期的に開催されれば日本の映画制作の活性化につながるのではないかと期待します。
2月 1, 2026 経済・政治・国際映画テレビ18-イベント・コンサート17- | Permalink | コメント (0)










































































































































































































































































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