大野リリース作品リスト

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弊社音源ストリーミングプレイリスト

眠りを誘発する音楽のプレイリストです。このプレイリストは音量はやや小さめに、就寝時にお聴き下さい。
是非お試しになって下さい

2.Deep Relaxation.

濃いアンビエントのプレイリストです。立体音像と空間を意識したスペーシーな音楽です

3.Acoustic Relaxation.

昔のアコースティック作品を中心にプレイリストを作りました。よろしければお聴き下さい

 

4.Kyoji Ohno's Film music works.

拙作の厳選した映画劇伴音楽に加え既にリリースした映画関係に使用した音源を加えてプレイリストです。

5.Kyoji's Club Music

大野恭史のクラブミュージックのプレイリストです。既にリリース済のアルバム"metanature "と先日再リリースした「エクスタシー」によるクラブテクノ系作品のプレイリストです。

 

6.Kyoji Ohno piano music relaxation-大野恭史癒しのピアノ曲

3月24日に再リリースされたサイコジェネシス他の大野恭史の旧作の中で癒し系のピアノ曲を中心にプレイリストを作りました

 

7.Kyoji Ohno's Music

既にリリース済のアルバム"metanature 他によるプレイリストです。

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2023年3月23日 (木)

日本のWBC制覇は選手が力的に世界レベルーグローバルスタンダードーによるスキルやトレーニング向上の成果。エンタテインメント界もやる気になればできる

昨日のWBC(World Baseball Classic)のサムライジャパンの優勝は素晴らしかった。MLBを始めとする野球好きの私にとっても忘れられない大会になった。

まずは選手の皆さん。おめでとうございます!そして感動をありがとう!お疲れ様でした。と申し上げます。

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これは昨今の停滞した日本、あらゆる面で後進国に転落してしまった日本に大きな希望を与えるものであり、この国も日本人今後の取り組みの仕方によってはこの日本という国の再生も決して不可能ではないことを証明してくれたものと感じている。

今回のサムライジャパンの優勝は2009年の優勝より遥かに価値のあるものと感じている。なぜなら

1) 2009年当時のUSAチームを始めメジャーリーガーの参加は少なかったが、今回のUSAチームを始め強豪チームは全員メジャーリーガーであり各国の最高の選手が終結したチーム同士だったこと

2) 大谷選手を始め日本人選手の体力、パワー、野球のスキルが2009年当時と比べて飛躍的に向上したこと

今回決勝戦を見ても驚いたのは日本選手が並み居るメジャーリーガーと比べてもパワーでもスピードでも全く遜色なく戦ったことである。それゆえUSAチームと日本チームが力と力の対決が見られたことだ。

極めつけはこれだろう。

FOXのアナウンサーも"The Best against the Best" と評したこの対決。世界最高のプレーヤー同士の対決をWBCのクライマックスで見られるとは、まるで誰かが映画の脚本を書いたのではないかと思うくらいだ。

だが大谷選手だけではない。今回のサムライジャパンは史上最強といわれるだけあって、世界中を驚かせた選手が多かった

投げた球の殆どが160キロを超えた佐々木朗希投手(千葉ロッテ)は既に注目されていたが, 弱冠20歳ながら150キロ後半を投げた髙橋宏斗投手(中日), などはメジャーリーグの全球団のスカウトを騒がせるに十分だった。そして不調ではあったが史上最年少の三冠王や村上宗隆選手(ヤクルト) , 岡本和真(巨人) も注目されている。

これはひとことでいって日本のプロ野球選手が一人ひとり個人のレベルが底上げし、世界レベルのアスリートに育てることに成功したことに他ならない。パワー、スピード、スキルいずれも「グローバルスタンダード」になりメジャーリーグと何ら遜色のない選手が多く育ったためだと思われる

これはちょっと前だったら考えられなかったことだ。日本人は欧米人に体力ではかなわない。パワーとスピードでは負けるに決まっているというのが半ば常識に近かったからである。

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2023年3月13日 (月)

また歴史が動いたOscar 2023ー"Everything everywhere all at once";7冠 インド映画 RRR も歌曲賞

恒例の映画アカデミー賞 Oscar 授賞式が開催されました。

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受賞者リストはこちら
https://eiga.com/official/oscar/sokuhou.html

Award winners (English)
https://www.rollingstone.com/tv-movies/tv-movie-news/oscar-winners-2023-list-1234695132/

 今回も大きく歴史が動いた日といっていいと思います。結論からいいましてゴールデングローブ賞同様、”Everything everywhere all at once”が7部門受賞と折檻したオスカー授賞式となりました。

”Everything everywhere all at once”が受賞したのは以下の部門

・助演男優賞
・主演女優賞
・助演女優賞
・編集賞
・脚本賞
・最優秀監督賞
・作品賞

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特に助演男優賞を受賞したキーホイクァンーインデイージョーンズ魔宮の伝説の少年役が俳優として復活したのですが、彼はベトナム戦争のサイゴン陥落時の難民で、難民キャンプにいた少年が今、オスカーのステージに立っていることについて感極まっての涙の受賞は感動的でした。長い間頑張っていればいいこともあるわけですね。

そし何よりも歴史が動いた、と感じたのはミシェルヨーさんの主演女優賞受賞!!

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アジア人初の快挙です。素晴らしい!おめでとうございます!!

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2023年3月12日 (日)

映画人交流会Vol16開催報告!!

前回9月に開催して以来、半年ぶりの「映画人交流会Vol16」が開催されました。

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昨今の映画制作のボーダーレス化の波で国内にいる外国人(主に欧米系)の一部の方から男女の料金差について疑問の声がありましたが、次回の検討事項になると思います。それだけ国内でイベントを行うにしてもさまざまな面で「グローバルスタンダード」に沿った内容にすることが肝要になっています。

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すっかり定着した高田馬場の子の会場。建物の横の階段を降りて入っていただきます。 

恒例の映画デモ。今回は希望者が殺到し申し訳なかったですが多くの申し込みの方をお断りしなければなりませんでした。通常は10作品のデモということになったのですが、それでも絞り切れず14作品のデモが行われました。

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デモされた作品は以下の通りです。

〇中田 圭 監督「Diamond Shake」「銀幕彩日」「夜へ...」「JAZZ GODFATHER」
〇谷口 雄一郎 監督「あのこを忘れて」
〇坂東 聖 監督「密殺Ⅱ 激闘篇」
〇溝口 友作 監督「SAE」
〇天野 友二朗 監督「わたしの魔境」
〇檀上 かおり 監督「波待ち」
〇鬼塚 嘉政 監督「百奇夜噺」
〇鈴木 秀幸 監督「退屈なかもめたち パート1&2」
〇中村 真夕 監督「劇場版 ナオト、いまもひとりっきり」
〇伊刀 嘉紘 監督「AMDUSIAS」
〇西川 文恵 監督代表「人形たち~Dear Dolls」
〇恵水 流生 監督「狐の嫁入り」
〇藤田 功一 P「うつろいの時をまとう」
〇東海林 毅 監督「老ナルキソス」

私はグループ管理人としてMCもやりましたが、今回の「映像デモ」は長丁場でした。(^^;)

 集計しましたところ171名の方のご参加がありました。お忙しい中ありがとうございました。また年内に行いたいと思いますのでよろしくお願いします。

尚、今回問題となりました男女の料金差ですが次回は原則男女同じ料金3000円にします。但し女性そして社会的マイノリテイ―である障害者、LGBTQの該当者の方で本人が希望すればデイスカウントの2500円での入場を可にします。(あくまで希望者オンリーです)
次回はこれでやってみようと思います。年内に一度行うことを目標にしますので、その際はまたよろしくお願い申し上げます。

重ねてご来場の皆さま、ありがとうございました。

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2023年3月 4日 (土)

グローバルなイベントを開催するときのデイバーシテイの問題ー文化の違いも影響

日本人の感覚では信じられないかもしれないが、欧米では男性が女性に「奢る」という行為を女性への侮辱だと考える向きがあるらしい。

■Paying while dating: meet the men who pick up the check (and those who don't)
(訳)「デートの時におごる男性と奢らない男性について」
https://www.theguardian.com/lifeandstyle/2015/aug/27/dating-men-paying-bill-gender-equality 

昨今のジェンダーの多様性、男女平等に関する話で現在欧米でも実は意見が分かれている、というかデイべートの対象になっている話だが、欧米社会で多様性が論じられている中の一環として議論されている。

アメリカのワシントンポスト紙の人気コラム「ミス・マナー」の記事にこんなものもある。
■Miss Manners: When generosity can be seen as insulting
(訳)「なぜ親切心が侮辱とも受け取られかねない場合があるか?」
https://www.washingtonpost.com/lifestyle/style/miss-manners-when-generosity-can-be-seen-as-insulting/2014/10/01/71907532-48d7-11e4-a046-120a8a855cca_story.html

勿論日本人の感覚だと思いやりでやろうとしたことが相手にとって「侮辱」と受け取られる、などとは考えもしないだろう。この記事に関しては異論がある人も多いだろうと思うので皆さんの判断に委ねることにする。

勿論欧米の全ての女性が奢られて「自分が侮辱された」と感じているわけではない。
■ANSWERS FROM A HOT GIRL: SHOULD YOU EVER GO DUTCH ON A DATE?
(訳)モテる女性からの回答ーデートで割り勘にすべきだと思う?
https://www.muscleandfitness.com/women/dating-advice/answers-from-a-hot-girl-should-you-ever-go-dutch-on-a-date/

さてなぜこんな話をこのブログで話すのかというと近々行われる「映画人交流会」ー私はこの会の主催者の一人でもあるのだが...

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上記のイベントで入場料で男性を3000円、女性を2500円と料金設定しているのだが、男性と女性の入場料の違い(男性の方が500円高い)について在日外国人でイチャモンつけてきた女性がいた。料金の金額が違うのが男女平等に反するということである。詰問してきたのが男性ではなく女性である、という点がポイントである

私の対応としては一応英語で「食事で男性と女性の食べる量が違うのでそう配慮した」と説明して納得してもらった。その場で納得してもらったからよかったが、その女性が上記の上記のワシントンポスト紙の「ミスマナー」の記事のように親切心を侮辱と受け取るような人だったら炎上状態にもなったかもしれない。実際問題として女性に男性がそういう配慮するとそれは男性の「傲慢だ」と考える女性が欧米では多いらしい、ということは上記のワシントンポスト紙の「ミスマナー」の記事からも読み取ることができる。 

(著者注:この後全く別の男性から私を「女性差別主義者」呼ばわりした人物がいた。事情を説明しても聞く耳を持たなかった)

ただ繰り返すが全ての欧米女性がそう考えるわけではない。ただ人によってはそういう解釈をする人がいる、ということである。

ただ多様性が様々な見解から議論されている欧米と比べ日本はそういった問題にやや無頓着なのでこういう話を聞くと「面倒くさい」と感じる人がおそらく日本では多数ではないかと思われるが、ただ多様性、男女平等のあり方という議論のありかたは日本国内でももう少しあってもいいのではないかとも思う。

要するにここ10年ばかりの価値観の変化に伴い欧米でもデートを始めとした身近な点からも真剣に考えている風潮があるのと同時に、それに伴う社会の分断が起きている、ということも考えなくてはならない。具体的にはここ10年の全世界的な価値観の変遷ー多様性、SDGs, グローバリズムによる価値観の変化を受け入れる層と拒否する層との間で深刻な分断が起きている、という点だ。アメリカでは前者は民主党支持者でありハリウッドなども前者の価値観の変化を受け入れ推進する層になっている。後者は例えばトランプ支持者を始めそういった価値観の変遷を頑なに拒否する層だ。そしてこの分断は深刻であるが、日本も他人事ではない。日本でも価値観の変化に基づく分断は実は既に深刻である。マスメデイアがそのあたりを報じないだけで実は深刻な分断は既に起きている。特に日本では新しい価値観と陰謀論を結びつける向きが強く、話をさらにややこしくさせている。

日本人はあまり議論が得意な人が少ないし、そういう価値観に触れるチャンスにもなるかもしれないイベントをやりますので「映画関係者」という縛りはありますが、よろしければ映画プロデューサー、映画監督、俳優や女優さんにも会えますのでお越しください。

○日時 : 2023年3月11日(土)
○時間 : 19時・受付開始 22時終了
○会場 : 白夜書房 BSホール
○住所 : 豊島区 高田3丁目10−12 地下1階BSホール


〇行き方 : 高田馬場駅から、早稲田通りを渡ると、パチンコのエスパスがあります。
エスパスと星乃珈琲との間の道を入った道の右側の建物の地下1階です。ビルの1階にはAEON。向かいにはDomino’s Pizzaがあります。※地下へ直接、入る階段を使ってください。ビルの正面玄関は閉まってます


○入場料 : 男性3000円(1ドリンク付)、女性2500円(1ドリンク付)
軽食をご用意いたしますが、遅れて来たら無くなっているかもしれません。
ドリンクは二杯目からは500円です。

 

 

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2023年2月26日 (日)

数年以内に地上波のテレビでNHK以外の民放が壊滅状態になると断言できるこれだけの理由

日本は欧米に比べても地上波テレビの社会的影響力が突出していた時代が長く続いていた。しかしその日本でさえも地上波の急速な衰退が語られている。特に若い層をみると顕著だが地上波のテレビを殆ど見ない層が多い。かくいう私も地上波でレギュラーで見る番組は2つしかない。今年は大河ドラマが面白くないので見ないから余計に地上波テレビ離れが加速する。

そしてそれはデータを見れば更に明らかである。下記はテレビの総世帯視聴率(Households Using TelevisionーHUT)の昨年までのデータである。調査対象となる世帯のうち、どれほどの比率の世帯がテレビ放送をリアルタイムで視聴しているかを示す値をグラフにしたもの

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このグラフをみればわざわざ説明するまでもないだろう。

そして原因はいうまでもない。地上波のテレビ番組があまりにつまらないからである。

こうなることはだいぶ前から予想がついたはずだ。BS,CSだけでなく海外の有料ストリーミング放送が今後増えることによってテレビチャンネルの競争が激しくなる、そのため各局は魅力ある番組制作にエネルギーを注ぐべきだ、とはもう10年、いやそれ以上前からいわれてきた。だが地上波テレビは多チャンネル時代でもダントツの影響力を保ちその中で安閑としていた。

そのため地上波テレビの経営陣はなまじっか社内改革とか行うと波風がたつので、親会社から送られてくるサラリーマン社長からすれば、自らの保身を優先するために何もしない、というパターンが多い。当然会社には官僚顔負けの「前例主義」がはびこる。こうして日本人お得意の「改革先送り」によって結局今まで対策らしい対策など何もしてこなかったに等しい状況になった。ある意味こうなったのは自業自得である、

そしてサブスクによるストリーミングサービスが魅力的なコンテンツを流し、退屈極まりない地上波のテレビに代わり今や完全にテレビの主役になりつつある、いや、既になっている。

なぜなら地上波では決して見ることのできないコンテンツを見ることができるからである。

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地上波も少し前なら対抗措置をとることができただろう。だが経営者の「保身」を優先したー多くの最近の日本の企業と同様「前例主義」を持ち出し新しい試みをやらなくなったーため何もしないに等しい状態となった。そして「コンプライアンス」にがんじがらめになりもはやどうにもならない状態になってしまったのである。

そして残念ながらもはや手遅れである。民放はこのままいけば滅亡の道しかない。いや会社自体は残る、「残す」かもしれないがもはや形だけのものになり、放送も誰も見ないものになってしまうだろう。考えられる結末は3つしかない

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«MXテレビ「ペルーの旅」のケーナ奏者 福田さんの訃報ーまだ二か月経ってないのに今年は訃報が多すぎる