さて御用納めも終わり弊社も本日を持って本年の業務の全てを終了させていただきます
今年の弊社の代表、大野の音楽家としての活動は大きなコンサートイベントをやったり、アレンジや作曲の仕事も多々やらせていただきおかげさまで非常に充実した一年を過ごさせていただきました。
また弊社としてもいくつか重要なプロジェクトが立ち上がりおそらく何年か先には非常に重要な一年として位置づけられるという期待がございます
弊社は4年前の2003年頃から音楽制作だけでなく、音のパッケージ製作(CDプレス、マスタリング)等の事業に乗り出し音楽のみならず一般のCD-ROMコンテンツまでCD製作を音楽やコンテンツの製作からCDプレスを始めとするパッケージ製作を一貫で行う会社に鞍変えしそうすることによってこの長い音楽業界の不況を乗り切ってきました。これは音楽制作費の極端な削減の流れを受け、それを補うための方策でしたが、それは今まで一定の成果を収めてきたといえると思います。特に昨年度は一時はバブル時の最高額に迫る勢いでした(とはいえ元々の売上額自体はたいしたことありませんが..)
基本的にこの路線転換は間違っていなかったと確信できる状態でした。
しかし同時に4年目を過ぎて少々軌道修正や新たな方向性に向かう必要性を感じました。また今までやってきたことで必要なもの、不必要なものもそれぞれ見えてきたことからそれらを整理する必要性も生じました。年明けを持って終了する業務もいくつかございます。終了する主な業務として
1. CD-ROMコンテンツ制作(pdf.html,Flash etc etc)
2. Mac仕様のプレマスタリング HFS, Hybrid仕様
尚、CD-ROM,DVD-ROMプレスは従来通り承ります
過去その関係でお世話になったお客様には申し訳ございませんがご理解のほどをお願い申し上げます.
それを踏まえ弊社ハイブリッドミュージックは引続き以下の事業を来年行っていきます
1.今まで通りCD製作会社、音楽制作会社としての活動を行います。オリジナル音楽制作(作曲、編曲)CD製作(CDプレス、DVDプレス+マスタリングorオーサリング事業) その他録音(コンサート、イベント、ナレーション)等の業務を引続き行います
2. コンサート、演奏家派遣事業(インペグ)ー今年は京王閣始めリリーズのコンサート等幅広く活動させていただきました。2007年はさらにこの活動の場を広げこの分野を強化したいと思います
更に新規事業として
3.コンテンツ新事業
具体的な商品の内容は現段階ではまだいえませんが、音源(音楽、SE、音声)をメモリー基盤のRomのハードに組み込んで音コンテンツとハードで新しい商品を発売するプロジェクトが実は6月頃から水面下で動いております。現在少なくとも3つの分野の商品の開発を行っておりその中の一つを何とか年度内に発売できればと現在画策しております。早く発表できる段階に行ければと思っております
4.アーチストプロダクション(エージェント)事業
今まで弊社は請負中心の業務でしたがやはりより利益を出すためには一般市場向けに発売する商品がないと駄目だという結論に達しました。弊社のいくつかの商品はメジャーレコード会社を通して現在も発売されておりますが今後は弊社自身がメーカーとして市場に商品を出して行きたいと考えております。その手始めとして弊社でアーチストを所属させようと考えております
但し、所属とはいっても従来のプロダクションのような形(アーチストの給料etc)ではなく基本的にはエージェントとしての活動が主になります。従来のプロダクション的な形も考えられなくはないですがエージェント業の方が多くなるでしょう。その中でアーチストのブランデイング、新人のインキュベーションに関するコンサルテイングを兼ねたプロダクションで、特にロングテールマーケテイングの手法でインキュベーションを行う音楽業界ではおそらく誰もやっていないプログラムでアーチストを世に出して行きたいと考えております。その手始めとして「奥津恵」というヴォーカリストを弊社のモデルケースとしてこの「実験」を行いたいと思います
5. ネットショップ/ネットメデイア事業ー
弊社はwww.healingcd.net というネットショップを現在所有しております。しかしさまざまな観点から現在のショップのありかた、メルマガのありかたを見直すと同時に弊社独自のネットメデイアを導入して「プロモーションができる」ネットショップのありかたを模索していきます。これは上記4のアーチストプロダクション(エージェント)事業、ロングテールマーケテイングの手法とも関わりが出てきますし、その関係でさまざまな強化を行っておきます
昨年も新事業をにらみ某ネットラジオやポータルサイトの計画等々がありましたが、正直な所それでどうやって収入を得るのかについては全く見えていなかった状態でした。今はありがたいことにある程度見えます
そんなわけで来年は弊社ハイブリッドミュージックにとってある意味勝負の年になります。実り多い一年になるよう全力で事業に邁進してまいります。
最後に弊社のお仕事に関わっていただいた業者の皆さん、音楽家の皆さん、及びスタッフの皆さん、本年は本当にお疲れ様でした。これに懲りずに来年もよろしくお願いします。
皆さん よいお年を!!
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