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2024年4月12日 (金)

Spotify 収益ルール変更に関する世界の反応と今後の戦略に関する考察

この件に関しては昨年の11月にSpotifyが発表していたようだが、実際に内容を詰めて発表したのは4月1日になってからである。

サブスクプラットホームの最大手のSpotifyが収益化に関して以下の「ルール変更」を発表した。

1. 楽曲販売収益の分配対象を1年間で少なくとも1000回再生した楽曲のみに限る

Modernizing Our Royalty System to Drive an Additional $1 Billion toward Emerging and Professional Artists
https://artists.spotify.com/blog/modernizing-our-royalty-system

2 不正再生操作に対する課徴金をもうける。プレイリストへの登録、フォロワーやストリーム数を増やすためにプロモーション料を支払う行為を不正操作とみなす
人為的に操作されたストリーミングと、再生数の獲得を保証するサードパーティーの有料サービスは正当なサービスではありません
https://support.spotify.com/jp/artists/article/third-party-services-that-guarantee-streams/

3 楽曲が「ノイズコンテンツ」とみなされた場合は販売収益が発生しないか、一再生0.3円⇒0.2円に変更する

特に大きな問題は「年間1000再生しないと収益が受け取れない=収益受け取れない曲を持つアーチストがたぶんわんさか出る」ことになる点ではないだろうか。
日本のインディーアーチストでSpotifyで無駄に流してピタ一文お金が入らない、という事態連発ならどうなるであろう?Spotifyで流しても1000回の再生を達成できないトラックは結構あるものである。特にアルバムの中の全曲がそれを達成するケースは特に私のようなインストが多いアーチストだと難しくなる。

これアーチストの組合で問題になる可能性もあるのでは?実際ハリウッドでのSAGで映像ストリーミングのプラットホームがこれをやったらたちまちストライキになる可能性があると思い、Facebookの海外アーチストやストリーミングプラットホーム関係のコミュニテイにこの件に関してどう思うかきいてみた

そうしたら「これはインデペンデントアーチスト」に対しては不利な決定だろう、という受け止め方があったものの、おおむね冷静な受け止め方をされていることに驚いた。

いわく「年間1000再生でも30円くらいにしかならないのだから、別にそれがなくなってもたいした影響はない」 

確かに数字上ではそうだ。ただ果たしてそういう問題だろうか?

これは思うにサブスクに対する意識が日本と欧米で違うからではないだろうか?サブスクというものとどうとらえるか、によってこの事態に対する姿勢が違うかもしれない

実は日本ではいまだにこれをいうと笑われたり、「嘘だ」といわれるのだが、実は海外ではCDが完全に絶滅してアナログレコードにとって替わられている。CDは本来アナログレコードに取って代わるはずのものが、サブスク時代に入って皮肉なことにCDにアナログレコードが取って代わったのである。

 ■10年で市場規模が10倍に 「アナログレコード」復活の理由をUX観点から考える
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2306/09/news007.html

日本では大手のアナログレコードショップといえばデイスクユニオンを思い起こすが...

ロンドンもナッシュビルも完全にアナログレコードが今や主流である。

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ナッシュビルのレコード店

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ロンドンのレコード店

日本はサブスクでなければ相変わらずCDを考えるが、海外ではサブスクとアナログレコードが完全にセットになっているのである。

しかし相変わらず時代が変わったことを認めたがらない日本の業界筋は海外と同じ路線に行くことを拒否する向きが多い。

つまりどういうことかというと、ニュアンス的にサブスクに対して認識が違うのである

日本: サブスクで最大限の収入を目指す

欧米: サブスクは収入より「宣伝」である。それでも全世界のストリーミングで数億から場合によっては10億回再生する場合もある

これを考えると今回のSpotifyの決定で1000回未満再生トラックのオミットなどどうってことはない、と考える向きもわからなくはない。「賞品」のメインはあくまでアナログレコードかツアーコンサートなのである。

とはいえ、日本もサブスクで最大限の収入を目指すにしろ、日本国内だけの市場ではおぼつかない。やはり全世界の人に聞いてもらうためにどうするか、ということも考えるべきであろう。

 

 

 

4月 12, 2024 音楽 | | コメント (0)

2024年3月30日 (土)

久々にmixiにログインして、詐欺広告や怪しい情報の多いFacebookーまたもや岐路に立ったSNS

昨日ひょんなことからmixiに何年ぶりかわからないがログインした。とある人からメッセージを受けたために入ったのだが、mixiに入ったらなんだかとても平和な感じがした

10年以上前、mixiは毎日のように炎上が起きていて、それに嫌気がさしてFacebookに移動したんだけど、最近のFacebookには実はかなりげんなりしている。

最近のFacebookはおかしい。うざったいほどタイムラインにあがってくる明らかに詐欺広告といっていいもの、人をひきつけるためにデマや捏造の情報をあたかも真実であるかのように伝えるバイラルメデイア、その他陰謀論や、とにかく人を引き付けようというセンセーショナルな見出しな記事ーしかし読んでみると殆ど中身のない記事が多い。

これらの記事は真実や正しいことを言ってるかどうか、などはどうでもいい。とにかくページビューを増やして広告収入さえ得られればいいのだ。始末に悪いのはこれらのバイラルメデイアがデマやフェイクニュースの温床になっている点である。実際専門家の見解よりバイラルメデイアの情報の方を信じている人も少なくない

特に最近目に余るのは有名人がさも推薦していて、記事もあたかも大新聞の記事であるかのように巧妙に作っている記事である。知らない人は騙されてしまうだろう

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最近の詐欺広告は手が込んでいる。限りなく大手新聞の本物のサイトに似せて作っており、あたかも大手新聞の記事であるかのように作っている。

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だがよく見るとurlが違う。

Fb_scam1 

当然記事の人物の承諾など得ているとは到底思えず、あたかもこの人物が推奨しているかのような記事。明らかな詐欺記事である。
当然Facebookに報告したが、決まって帰ってくるのはこの返事だ

Reply_facebook

これらを見るとFacebookはこの詐欺記事の掲載をやめるつもりはない、と考えざるを得ない。詐欺を積極的に進めているともとれるが、ある記事では対応をとっているつもりらしい。だがこのスパム攻勢に追い付いていないようである。

■SNSで「有名人詐欺広告」がバンバン表示されるのはなぜ? プラットフォーマーの対策はどうなっているのか
https://www.tokyo-np.co.jp/article/295676

率直にいってユーザーの一人としてもうゲンナリしている。「深刻に受け止めている」というが一向に止まらないこの詐欺広告。少なくともFacebookはその状況を放置しているように見えてしまうし、これでは会社の品位、グレードを自ら落としているといわれても仕方あるまい。

それに比べると先日あるきっかけで何年振りかに入ったmixiはそういう広告も少なく極めて平和であった。

マイミク(友達)の数は今のFacebookの1/10だが、あれから10年以上たっても一応まだSNSとして存在し続けていることが驚き。
正直mixiに復帰しようか、真剣に検討している。
少なくともあのうざったい詐欺広告やデマ掲載のバイラルメデイアをみなくて済む。それだけで心が休まる

SNSの使い方も全般に再検討する時期に来ているかもしれない。マスクが旧twitterの良さをこわしつつあるし、今Instagram系列のThreadに移しつつあるし...

またSNSは岐路に立っているのも確かかも

 

 

 

3月 30, 2024 パソコン・インターネット | | コメント (0)

2024年3月10日 (日)

鳥山明とTARAKOの訃報に思うー日本文化の「救世主」のマンガアニメ文化を日本はもっと価値を理解し保護すべき

3月に入り日本のマンガ、アニメ界を支えた方の訃報が立て続けに報じられた。

「Dr.スランプ」「ドラゴンボール」の鳥山明氏と「ちびまるこちゃん」の声優で知られるTARAKOさん。まさに日本のアニメシーンを支えた巨人の訃報は各方面に大きなショックを与えた。特にドラゴンボールは世界的な大ヒットでアジアは元よりアメリカ、ヨーロッパで大人気となった。

その影響力の大きさは普段は日本に対して辛口の発言が多い中国の毛寧 報道官が
「私たちは鳥山明氏の逝去に深い哀悼の意を、彼の家族に真摯なるお見舞いの意を表す」と述べ

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1044254?display=1

フランスのマカロン大統領も鳥山明氏への哀悼の意を述べた

今や日本といえば「マンガ」「アニメ」の国というイメージが定着し、鳥山明氏はそのイメージを拡散し日本のマンガ文化の地位の確立に大きな貢献をした人物といっていい。それだけに日本は偉大な人物を失ったことになる。

この訃報はニュースでは大々的に伝えられ、海外では次々と追悼の声があがった

https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000340168.html

これだけ見ればことマンガ、アニメだけに関して言えばグローバルに作品を発表することが大前提になっていると考えてもおかしくない。

しかしご存知のようにそうはなっていないのである。

マンガ、アニメはともかく映画、特に音楽などは未だに日本国内のみを見据えた作品作りが大多数である。それがさまざまな点で日本のコンテンツ制作が世界から大きく後れをとっている原因になっていることは当ブログでも何回も記している。

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3月 10, 2024 文化・芸術 | | コメント (0)

2024年2月11日 (日)

偉大なマエストロー小澤征爾の残したもの、次世代が引き継ぐべきもの

既に報道されているように、日本が生んだ偉大な指揮者の小澤征爾氏が6日、東京都内の自宅で心不全のため死去。88歳

■「世界のオザワ」指揮者の小澤征爾さん死去、88歳 カラヤン、バーンスタインに認められ
https://www.tokyo-np.co.jp/article/308485

2006年頃から体調を崩し始め、一時持ち直したものの、2010年1月、人間ドックの検査で食道癌が見つかり以来、闘病生活が続いていた。そして先日天に召されてしまった。
小澤征爾の日本の音楽に対して遺した功績は数知れない。その中でも特筆すべきは

ウイーンフィルのニューイヤーコンサートの模様。
you tubeも早くも追悼メッセージ
この映像は日本人として誇っていいとう

また長らく常任指揮者を務めたボストン交響楽団(BSO)の小澤征爾への追悼セレモニーの動画
J.S.バッハのG線上のアリア演奏後に黙祷 。思わず涙が出た。

日本人の音楽家でこれだけ世界中からその死を悼まれた人物がいただろうか?

いや、坂本龍一氏、高橋幸宏氏の訃報も世界中から死を悼まれ、リスペクトも得ていたが記憶に新しいが、小澤征爾氏は音楽のジャンルや国籍に関係なく世界中からリスペクトと死を悼まれている。

それは次の映像でわかるのではあるまいか

ベルリンフィルとジャズトリオの共演。「楽譜を忠実に」という発想ではこの演奏は理解できないかもしれない。だがこの演奏はガーシュインの意図から少しも離れていない、ジャズミュージシャンだからこの演奏になり、これこそが音楽である。小澤さんはそれをよく理解していた、だから偉大な音楽をプロデユースできたのである

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2月 11, 2024 文化・芸術音楽 | | コメント (0)

2024年1月29日 (月)

映画人交流会Vol17開催報告

10カ月ぶりとなります恒例の映画人交流会Vol17 今回も主催者の一人として開催いたしました。

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前回はポストコロナから間もない時に開催されましたが、今回はまだコロナもしぶとく影をおとし、加えてインフルエンザ猛威を奮っていrにも関わらずここしばらくでは最高の入場者となりました。

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恒例の映画デモ、当初は5本程度で今年は楽だ、などと思ったのもつかの間、たった一晩で倍以上の12のエントリーがありました。「今年は少ない」などと余計なことを言ったのが問題だったかもしれませんwww

映像デモの内容は以下の通り...

〇 電丼三二上映会のお知らせ 古川 達郎 監督
①“中田圭監督最新作特報”   中田 圭 監督
②「悪魔がはらわたで いけにえで私」  
宇賀那 健一 監督、詩歩、野村 啓介、プロデューサー高橋 淳
③「ノルマル17歳。」   北 宗羽介監督
④「ダマガール」   清水 佳代子 監督
⑤「復讐のワサビ」  
プロデューサー松本 悠香、ヘマント・シン 監督、小池 樹里杏、野村 啓介
⑥「サンパギータ」   小池 樹里杏 監督
⑦「エターナルラブ゙が蔓延した日」  
長谷川 千紗 監督、真砂 豪、つる
⑧「蠱惑の瞳 Allure」  
花堂 純次 監督、プロデューサー今井 乃梨子、四方堂 亘、片山 浩憲、音楽・塚山 エリコ、主題歌・森 圭一郎
⑨「スポットライトを当ててくれ!」   高 明監督、森本 のぶ
⑩「そして、優子Ⅱ」   佐藤 竜憲監督、プロデューサー沖正人、森本 のぶ
⑪「ひっぱらん -鬼子伝説-」   崔哲浩(監督、森本 のぶ、幸将司、五十嵐 誠、有希九美
⑫「HAKONIWA」   若松宏樹監督、森本 のぶ
以上です。

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映画デモはたいてい押しますね。12本はやはり多いです。次回からは10本未満に方針を転換しようかな、などとも考えています。

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次回開催は全くわかりませんが、年内には何とかあと一回やりたいな、と思ってます

今回は会場のキャパをの限界近くまで入場者が増えましたので、次回はもっと広い会場でできれば、などと考えています。

 

 

 

1月 29, 2024 映画テレビ18-イベント・コンサート17- | | コメント (0)