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2016年9月29日 (木)

インターネットでの募集投稿の信頼性の問題について

当ブログをよくご購読して下さっている方は私がFacebookグループ「音楽家&音楽及び関連業界キャステイング」の管理人をしていることはご存じだろうと思う。
そこでは音楽、映画のキャスト、スタッフ関係の募集告知を掲載し、なかにはかなりオイシイ内容の募集も掲載していたりする。

しかし正直それらの募集告知に対する参加者の反応がどうも今一つなのだ。2100名を超す参加者がいながら「イイネ!」する人もだいたい決まっているし、応募者もどうも少ないようなのだ。かなりオイシイ案件に対してもそうなのである。

私はこれは最近の日本人に顕著な無関心、周囲に流されていればいい思考停止自分の好きな情報しか見ない自分だけがよければいいその風潮の産物だと思っていた。

正直それもあるかもしれないが、実はこちらの原因の方が大きいのではないか、と思うようになった。それはネット住民、ITギーグが聞いたらまた卒倒するような話である。

それは インターネットの情報の信頼性は非常に低い というものだ

確かに私も情報収集をしていて明らかにブラックな募集も少なくない。詐欺的な募集も多い

しかし今日はそのブラックの最たる募集告知が出てネットでも話題になった

■ネット番組「なんでもあり☆」のスタッフ募集が2カ月無給で物議 AbemaTVのブラック求人との誤解も
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1609/28/news117.html

まあ私もいろんな酷い募集告知をみてきたがここまで酷いのは見たことがない

2カ月にわたって無給 1月からギャラ支払える(本当か?)
業務用機材持ち込みが望ましい(何だそれ? こいつら機材もないのか?)

正直ここまでプロフェッショナルなクルーをコケにした募集投稿も珍しい。映像スタッフクルーに関しては3K職場ともいわれる関係でただでさえ、映像業界は人材難で確保が難しい。それをプロがボランテイアで応募してくれるなんて期待していること自体、無知の極みでありこれだけで信用無くすという点をこの募集告知を書いた人間は理解できないようである。

まあ募集告知に「AbemaTV(なんでもあり☆)キャスティング担当本部」という表現があることなどからAmeba TVが募集したように誤解されていた面はあるにせよ、Ameba TVは該当の制作会社に連絡をとり無断での同社サービスのアイコンやロゴ画像掲載、サービス名称を表記したとして、削除・修正を依頼し、厳重に注意したというが、それでこの制作会社の募集内容が大きく変わるとは思えない。ここまで酷い対応を取った制作会社は名称を公表すべきであろう

この募集告知を見て当ブログの記事ボランテイア演奏」に関する勘違いと音楽家やクリエーターを人間扱いしていないこの国の風潮」の記事の中の次の引用記事を思い出した。これは映像ではなく音楽だが

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Spotifyようやく待望のサービス開始。しかしストリーミングの真の評価はこれから

当ブログでも何回か言及したスポティファイ(Spotify) の日本サービスが本日開始した。まるでオオカミ少年が「オオカミ!」というがごとく、サービス開始の情報が流れてから結局延期、というのを繰り返してきたが今回ようやく、日本でのサービスが開始された。

但し当面は招待制(黎明期のmixiと同じ)でエントリー制でサービスを開始し、招待コードを得るにはSpotify公式サイトでエントリーする必要がある。欧米と同じく「無料プラン」「有料プラン(月額980円)が用意されており、前者は勿論広告が入る。尚、有料プランは、30日間はフリーで試用できる。これも欧米と同じ

■無料で4000万曲が聴ける「Spotify」が日本でサービス開始
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1609/29/news084.html

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日本は他国に比べてかなりサービス開始は出遅れた形になっているが、そうはいってもアメリカでもヨーロッパでもこのサブスクリプション式のストリーミングサービスに対する評価は大きく二分されており、その意味では私は業界的見地からすればそれほど出遅れは気にならない。

日本で誤解している人が非常に多い。特に声を大にしていいたいのはこのストリーミングサービスは音楽の最終アウトプットでは決してない、という点だ。サブスクリプションサービスは配信というよりは寧ろネットラジオという認識の方が正しく 音楽のプロモーションの一メソードと考えるべき

つまり音楽配信のダウンロードやフィジカルなパッケージ(CD ー最近はアナログレコードも復活している)を売るためのツールという風に認識しておいた方がいい。実際ストリーミングなのだからラジオ、や有線放送をネット(主にスマホ)を通じて聴く、という風に考えればいい。実際見かけ上もそうであるし、私も実際にトライアルで使ってみてそういう考え方で使っていた。

但しSpotifyが本当にプロモーションメソードとして機能しているか、効果が出ているか、についてはアメリカでも評価が分かれていて現時点ではなんともいえない。もう少しきちんとした評価には時間が必要だろう。

これが音楽にとってよい影響になるのか、あるいは期待はずれか、寧ろ足かせになってしまうのか。

今後の推移を見守ろうと思う

 

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2016年8月27日 (土)

Facebookイベンターとしてかさこ氏の「不参加表明=バカ」論に異議あり!! 「不参加表明」は貴重な情報である

以前当ブログの記事でかさこ氏の記事を批判したことがあるが、今回もまた異を唱えさせていただく。別にかさこ氏本人に対して個人的な怨恨のようなものがあるわけではないのだが、かさこ氏の「釣り」とも受け取れるある事象に対してやや短絡的、決めつけ的ともいえる書き方は正直いって好きではない。但しこのような書き方がいわゆる「ネット住民」とか「ロスジェネ」世代の人間に絶大な支持を受けていることも知っているし、ネットではネット論客の一人として一定の影響力を保っている。そのためネットでおかしな風潮がもっともらしく拡散する可能性があることを憂慮して熟慮の上あえてこれに異を唱えさせていただく

問題はこの記事だ
■イベント<ページで「不参加表明コメント」するのはバカだからやめた方がいいですよ
http://kasakoblog.exblog.jp/24613506/

まず私の関連ブログであるFacebookグループ「音楽家&音楽及び関連業界キャステイング」公式ブログ
http://kyojiohno.cocolog-nifty.com/musiciansandindustry/

をご覧になるとわかるがこのFacebookグループで定期的にイベントを開催しており、このブログ以外の私の個人的なライブイベントをあわせるとほぼ毎月複数のイベントの開催、運営をしている人間である。

その私からするとこの「不参加コメント=バカ」という主張はどうにも承服できないのだ。しかも困ったことにこれに賛同する意見も少なくない。

だが私は全くこれと真逆の主張をさせていただく

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2016年7月11日 (月)

インターネットはリアルに殆ど影響をもたらさない補完メデイア 音楽コンテンツビジネスとしての可能性もたいしたことなし

昨日の参議院選挙は大変な結果をもたらしてしまった、と思った。何よりもネットであれだけ「投票に行こう」とか「投票しましょう」といった言説が飛び回ったにも関わらず史上最低の投票率を更新。ネットで選挙運動が解禁されてから投票率は本当に下がる一方である。

ネットで投票できるようになったら投票率が上がる、などという説があるが私はかなり懐疑的だ。Yahooなどでのネット投票のように同じ人間が違うアカウントで何回も投票する、なんてことが起きないようにするシステム開発も勿論だが、ネットで選挙に自由な書き込みをしてもそれが投票率を下げこそすれ、上がる方向に導いていない現状を考えるとネットで実際に投票できて投票率が本当にあがるのか、やはりマークをつけざるを得ない。

Facebookでは投票行為をしたあと(私は期日前投票)上記のようなマークが出てきて、投票が一瞬もりあがる期待があったが、全くの期待はずれだった。

前々から感じていたことだがインターネットの実際のリアルな社会への影響力など一般に思われているより全然大したことがない。有名人のブログやソーシャルネットが炎上でもすればメデイアはとりあげるかもしれないが、しかしその炎上自体は「大騒ぎ」という意味以外には殆どない

いずれにせよ、今回で改憲の動きが加速するだろう。今後具体的に今後予想される日程を考ると国会での改憲の発議から内容の検討、第一次安倍政権の時の国民投票法から一度に憲法全文を変えることはできないことからまずは9条と緊急事態要項から着手すると思われる。今回の参院選の投票率の低さと民度の呆れる程の低さを考えるとおそらくどんな酷い内容の改憲でも国民投票ですんなり通ってしまうだろうと思う。残念ながら...

全て順調に行ったとしても改憲の発議から施行まで一年から一年半はかかると思われる。それが私たちに与えられた時間だ。正直これから日本は事実上の独裁国家への道を歩むことになると思うので、プライベートな課題があるのだがその解決を含め亡命モードに移行しようと思う。

つまり映画音楽作家としての第三段階への移行を急がないといけない。映画というのは進展が遅いのでそう簡単にはいかないがいずれにせよ日本脱出のための策を講じようと思う。

私のもう1つのブログ、主に政治関係やその他音楽以外のことを書いてきたが、自分の身を守る意味でもそう遠くないうちに閉鎖しようと思う

Kyojiのよろずひとりごと http://d.hatena.ne.jp/KyojiOhno/

いままではかなり活発にかいていた方だと思うが、今回のことですっかり書く気をなくした。書いても殆ど影響がないとわかったし、日本国民の民度がいかに低いことも実感した。書こうというモーテイベーションはすっかりなくなった

インターネットは確かに便利なツールではあるものの、基本的にパーソナルなメデイアであるため、マスのような世論やリアルで大きな運動にむすびつけるのは難しい。インターネットはパーソナルなメデイアであって、決してマスメデイアにはならない、という根拠である。

所詮は補完メデイア  それもリアルな世界にたいして殆ど影響をもたらさない補完メデイアである。

それを考えると音楽のストリーミング、音楽配信は未来の音楽コンテンツのビジネスの形であるかのようにいわれていたが、実際アメリカなどを見てもいわれているほどのビジネスになっていないし、私は決して音楽の主力販売チャンネルにはならないだろう、とみている。

だからアナログレコードの復活が起きている。ITギーグ連中はCDパッケージは無用の長物などとうそぶいているがまだCDパッケージは欧米でもなくなっているわけではない。

いずれにせよインターネットで大きく社会が変わる、などという期待があった。しかし残念ながらことごとく裏切られてきたのである。少なくともたいして期待できないメディアである。

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2016年6月12日 (日)

深刻化する女性アーチストのセキュリテイー 取りあえず今できる対策について考える

先日の小金井で起きた冨田真由さんのストーカー刺傷事件が記憶に新しいがアメリカでも同じような事件、いやもっと痛ましい事件、起きてはならない事件が起きてしまった。ボーカリストのクリステイーナグリミーさんがファンへのサインを書いているうちに凶弾に倒れて死亡してしまったのだ

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NYタイムズの記事によると犯人はKevin James Loibl,(ケビン、ジェームス、ロイブル 写真左) まだ捜査途中だが、動機は不明でクリステイーナさんとの接点は今のところ見つからないという、小金井のような執拗なストーカー事件とは少し違うようだ。

クリステイーナさんの弟を始め数人のファンが取り押さえた時犯人の犯人のロイブルは銃で自殺。現在フロリダ州オーランドの警察はが犯人の電話やパソコンを分析して今回の動機を解明中で今後の捜査で新たな情報が待たれる。だが犯人は拳銃二丁と狩猟用のナイフを持ってオーランドまで来ていることから明確な殺意があったことは明らかである。

■Man Who Shot Christina Grimmie, a Singer on ‘The Voice,’ Is Identified
http://www.nytimes.com/2016/06/12/us/christina-grimmie-singer-on-the-voice-dies-in-shooting-at-concert.html?hp&action=click&pgtype=Homepage&clickSource=story-heading&module=mini-moth&region=top-stories-below&WT.nav=top-stories-below&_r=0

それにしても小金井の冨田真由さんー幸いにして意識が回復したのが気持ち的に救われたがーの事件を始め頭がおかしい人間の暴走が最近本当に目立つ。頭のおかしい人間はネット時代以前にもいただろうが、インターネット時代になってこのような頭のおかしい行動や言動が結果として目立ってしまい、犯罪行動を誘発、もしくは誘導、結果的には幇助することになっていることは考えなければならない。

はっきりいえることは小金井のストーカー刺傷犯人にしても、今回のクリステイーナさんの射殺犯にしても、このように暴走しかねない頭のおかしい人間はまだゴマンといる可能性が高いことだ。そして殆どが間違いなくネットで活動している

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2016年5月 2日 (月)

Facebookグループ運営に関して感じる事ーFacebookグループの表示方法に大きな問題が

ここ二週間ばかりメチャクチャ多忙でブログ更新もままならなかったが、既にご存じのとおり私はFacebookで音楽業界関係のグループ「音楽家&音楽及び関連業界キャステイング」なるグループの管理人をしている。

交流会が終わって半月ばかりで参加者はまだ増え続けており、今日現在で1895名、2000名突破はもはや時間の問題だろう。正直ここまで参加者が増えるとは思っていなかった。ミュージシャンはあまりこういったグループへの参加は積極的でないといわれるが、おそらくは「音楽を使う人」、管理人が「これからは映像の時代」という位置づけをしている関係で音楽関係者だけでなく映画関係者、映像関係者の参加をも推進していることが参加者が増えている原因とも思われる。

以前は管理人以外にグループ参加者も参加承認できるようにしていたが、現在一部の参加者によるスパム行為も報告されているので当面は私が参加承認することにしているので、参加者増加のペースはやや落ちていくだろう。

それと最近、著しくなってきたのだがグループの参加申請で気になっていることがある

それは明らかにグループの説明も全く読まないで参加リクエストを送信してくる人が多いのだ。特に先週はかなり酷かった。音楽関係や関連のコンテンツ制作関係者が参加対象なのに明らかに不動産関係、ファイナンシャルプランナー、IT会社の経営幹部等、無関係の業界の人がリクエスト送信してくる。音楽の趣味のグループではないので、明らかに音楽をプロフェッショナルレベルでやっていない人に参加申請されても困る、というのが正直なところ。

おそらくは単に参加人数が多いからとか、友達が参加してるから、という理由だけで参加リクエスト送信する人が多いんだろうと思うのだが、それにしてもネットには今そんなにも文盲が多いのだろうか、とも思ってしまうが....

どうも原因がわかったような気がする。それはFacebookのグループの紹介の表示方法である。Facebookのグループ紹介ページを開くと以下のように表示される

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2016年4月17日 (日)

私のソーシャルネット観とFacebookグループでの今後の活動について

熊本地震の件が心配だが、先日の私が管理するFacebookグループ「音楽家&音楽及び関連業界キャステイング」の第三回の交流会、超満員の中で行われ手前味噌だが成功したといっていいと思う。

私はmixiの時も含めていうとソーシャルネットというツールで多大の恩恵をもらったといっていいと思う、

元々私は持っている人脈がそれほど豊富な人間ではなかった。音楽の仕事を始めた時も音楽業界とのコネクションはほぼ0に等しかった。

その状況を大きく変えたのがソーシャルネットだった。mixiも黎明期では大きな恩恵を受けたがご存じの通り2009年から2011年の頃のmixiの酷い状況(荒らし、炎上が日常的に頻発)に伴いFacebookに主軸を移して行った。今ではmixiに殆どアクセスすることはなくなった。残念ながらmixiが以前のような状態に戻ることはもうないだろう。

だが私はネット万能論者ではない。またそういう見解に固執している人たちを正直軽蔑している。というのもネットというのは所詮はマスメデイアの補完メデイアの域を出ない、ということを実感しているからだ。ソーシャルネットといえどもネットの中のツールの1つに過ぎない。

自動車が便利であると同時に運転操作を誤れば人命を奪う凶器になりうるように、ソーシャルネットも使い方を誤れば逆に危険なツールにもなりうる。ソーシャルネットは有益な人脈を構築する可能性があると同時に「望ましくない」人間ともつながる可能性があるからだ。それは私はmixi時代に苦い経験をしたので実感している

Facebookは実名主義なのでまだ無責任な発言等がない、という話もあるが経験上必ずしもそうともいえない。成りすましも多いし、複数アカウントを取って悪さをする人間やいわゆる「ネット業者」も少なくないからだ。

そのため私は少なくともソーシャルネットを使う時に次の方針を持っている

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2016年3月 3日 (木)

Facebookグループ参加者増加ーしかし一方では課題が

既にご存じの通り私はFacebookグループ「音楽家&音楽及び関連業界キャステイング」での管理人をしている。昨年の12月23日の記事の時点では参加者1276名だったが今日現在では参加者は1639名
二か月ちょっとで370名も増えたことになる

これは普通に考えれば喜ばしいことなのだ  ...

実は多くの課題も抱えている

そもそもこのグループの主旨は音楽家と音楽を発注する側(音楽を業務で「使う方」)の双方を参加させ、しかも音楽のジャンル等は一切不問、そのことによってミュージシャンの新たなビジネスチャンスを作る点、その他ジャンルが違うミュージシャン同士のコラボレーションの機会、その他とかく縦のつながりしかできない音楽家の「横のつながり」を作ることを目的としたグループである。よって誰でも参加できるグループではない。だから音楽が単なる趣味だったりする人や「友達が参加している」という理由での参加はお断りしている。

基本的に「音楽家&音楽及び関連業界キャステイング」の参加者の対象者は以下の人たちになる、
1.音楽家(作曲,編曲,作詞)及び演奏家,及び音楽事務所や音楽制作関係者(音楽プロデユーサー、デイレクター、エンジニアetc etc)

2.音楽を業務で使う方(映画,映像,CM,テレビ,イベント,演劇,ゲームその他音楽配信、ストリーミング等いかなる形でも音楽を業務に使う方)または広告関係者

3.映画、映像制作関係者(監督,デイレクター,女優,俳優,その他撮影関係のクルー)

一応参加者を信用して管理人の私以外でも参加リクエストがあれば参加者でも参加承認していいことにはなっているのだが、ここ数か月、とりわけここ一週間くらいに大量の新規参加者の中で上記の3つに「公開プロフィールをみた範囲では該当しないのではないか、と思われる人間が何名か見つかった(「投資関係者」とかイベントでもあまり音楽を使わなそうな分野の方とか、「全体の公開」のプロフィールを見た範囲では音楽関係なのかわからない人等)

参加者の方には例えどんなに親しいFB友人でも上記3つにあてはまらない方の参加承認はしないようにお願いしているが、過去に「望ましくない」人間も参加した経緯もあり、参加者の動向には神経をとがらせている。

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2016年1月29日 (金)

デジタル偏重、デジタル絶対時代の終焉ーインターネットは「旧メデイア」に実は「完敗」したという事実

インターネットの黎明期から現在でもそうだが多くの人々はIT企業家の宣伝する「インターネットはあらゆるメデイアを凌駕し社会に革命をもたらす」という文言を鵜呑みにした。いわゆるお暇な「ネット住民」からネトウヨ、またいわれるリア従になりたくてもなれない人たちはそのことを信じて疑わなかった。
今でも彼らは「ネットの方がすぐれている」「ネットメディアがそれ以前のメディアをすべて駆逐する」という言質にこだわっている。それはひとことでいえば彼らにはネットでしか自分を表現できないし、自分の力を誇示できない、勿論この手段でしか他人を攻撃できないからである。

だからこれからここに紹介する記事はそんな「ネット住民」、ITギーグ、やたらにネット万能論をまきちらすエセIT起業家、ネトウヨたちが読んだら(そもそも彼らにまともな文章読解力があるか疑問だが)卒倒するか激昂するかのどちらかだろうと思う。彼らが死んでも認めたくない事実が書いてあるからだ。

そればインターネットは結局「既存のメデイア」であるテレビに完敗している、という事実だ

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息切れするネットメディア、真の勝者は結局「テレビ」だった!
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/47559

(ルパート・マードックが息子)ジェームスが父親のサテライト放送会社のBSkyBを経営していた時に行った辛辣なインタビューで、この落差を指摘したことがある。すると彼はマードック特有の口調でそれをあっさり切り捨てこう答えた。

「全然分かってないんじゃないかな。よく周りを見回してくださいよ。テレビの時代なんですよ!」

マードック一族は古い時代のメディアの遺物と信じ込んでいた私は、周りを見回してみた。すると確かに、インターネット時代であるにもかかわらず、BSkyBが強大な地位を確立している事実にたじろいでしまった。実際、それはヨーロッパ最大の企業の一つだった。

<中略>

どんなにデジタル企業の評価額が急騰し、誇大宣伝されてメディアが騒ごうと(もっとも、その大半はデジタル・メディア自体から発信されるものだが)、いまだに人々はインターネットよりテレビ視聴に多くの時間を費やしているということだ。 そして、テレビを見るためにインターネットを使う時間が増えていたのだ。

オンライン・メディアの革命家たちは当初、より多くの無料コンテンツと、より多くの広告というテレビのビジネス・モデルを盗むことで、やすやすとテレビの旨みを手に入れられるものと踏んでいた。

ところが、今やオンライン・メディアは「無料」の中で溺れかかっている。あらゆるもののアグリゲーターであるグーグルとフェイスブックがトラフィックを支配し、実質的に広告料金を設定する形となっている。

この両者のトラフィックが驚異的に拡大したことで広告市場は過剰供給となり、広告料金を押し下げる結果となった。ガーディアンからバズフィードに至るまでのメディアは、トラフィックを増やすことによってしか競争に勝つことができない。

トラフィックというのは、愛読者ではなく単に通り過ぎてゆく何百万というウェブページの訪問者で、それは、あまりにも瞬時であるため、当然ながら支払われる広告料はどんどん安くなっている。

一方テレビ業界は、あたかも中毒から回復するように、着実に広告離れを進めてきた。ケーブル会社からの料金や、毎月消費者のクレジットカードから引き落とされる料金に基づく新しいビジネスを始めているのだ。

<中略>

皮肉なことに、かつてもっぱらニールセンの視聴率に振り回されていたテレビが高級化し、オンライン・メディアは、ばかげたトラフィック・ゲームに成り下がっている。テレビは、名声と影響力を収益化する方法を見出したのだ。大衆市場のテレビが高級化に向かったのに対し、リスティクル(リスト記事)や過剰に感傷的なバイラル動画(や記事)などを提供するデジタル・メディアは、低レベルのマス(層向け)路線を追う形になった。

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2015年12月23日 (水)

Facebookグループ立ち上げ一年半ー管理人になって思う事、そしてそのグループの主旨

既に当ブログでこれに関する記事を何回か書いているが私はfacebookの「音楽家&音楽及び関連業界キャステイング」というグループの管理人をしていて、もうすぐグループ立ち上げてから一年半経つ。

今日現在参加者1276名で、新規参加希望者も増えているもののその新規希望者の中に

1.明らかにグループの説明を読まずに参加申請してくる人

2.プロフィールを見てもどういう人、何をしている人か全くわからない人

が増えている。

どうも参加者が1000人超えてから

(1) 参加者が多いという理由だけで参加申請する人

(2) 美女の参加者(アーチストや美人演奏家とかが多く参加している)を目当てに参加申請する人出会い系か何かと勘違いしている?

(3) 業者、スパマーと思われる人間の参加申請

という傾向が見える。やはり参加承認制を取らないとグループの運営に支障をきたす可能性があるので参加承認制にしたのは正しい。最近はこの手の参加申請が増えているので審査を厳しくしていて、プロフィールを見て「明らかに音楽をやっている」もしくは「明らかに音楽を業務で使う」人以外は不承認にしている。

ちなみに上記1.の「グループの説明を読まずに参加申請してくる人」だが当グループの説明の冒頭には以下の文で始まっているのでそれに該当しない人は明らかに読んでいないということがばれてしまう。

当グループは音楽関係の仕事のためのグループです。音楽が単なる趣味だったり「友達が参加している」という理由での参加申請はご遠慮下さい。またこのパターンが非常に多いのですが全体の公開のプロフィールを見てどういう方かわからない方がいます。プロフィールをみてよくわからない方の参加承認はいたしかねますのでご了承下さい。

当グループはひとことでいえば音楽をめぐる「異業種」の交流により音楽関係者の新たなビジネスチャンスを創出するためのグループです。音楽家や音楽関係者だけでなく関連業界(広告代理店、イベント企画、映像制作、CMその他映像制作等々)の関係者でいかなる形でも音楽を業務に使う方の参加もOKです。最近当グループは映像映画関係の方との交流に力いれていますので映像製作関係者、俳優、女優、映画監督、映像デイレクターの皆さんの参加も歓迎いたします。

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2015年12月 5日 (土)

イギリス政府が著作権法を過去に戻すーネット上のコピーやクラウドサービスを違法とする決断へ

ネット上でコピーする、DRMはずしクラウドサービスでコンテンツを楽しむ。今やそれが当たり前になりつつあるが、イギリスで著作権法において個人が所有する音楽を自由にコピーできる著作権法に関する新しい法案を撤回することを決定したという。

英国における著作権法はデジタルが主流になった現代とは正反対で、非常にアナログ的な内容で進化が遅れていたのは事実だが、アメリカを始めとする現状を見るにつBASCA (British Academy of Songwriters, Composers and Authorsー日本のJASRACに相当)を始めとする音楽団体から今年6月に司法審査の依頼を受けたため高等法院は審理を行ってきたが、その結果、高等法院は著作権法の特例に対して、「損害に関する結論を正当化する証拠が不十分/明らかに不十分」として英国政府の特例は「不完全」という決断を下したという

音楽をコピーしたりバックアップすることは違法とイギリス政府が著作権法を過去に戻す決断
http://jaykogami.com/2015/12/12370.html

著作権法を昔に戻すとどういうことになるかというと、クラウドサービスでのコピーも違法になるわけだからイギリスではi-tunesが自動的に違法になる。
SoundCloudから音源をダウンロードするのもNG
つまり自分で買ったCDやDVDからのコピー以外は全部違法 となるのだ。

但しPandoraはストリーミングでコピーではないので(元々Pandoraはネットラジオであるため、配信とは違う)Pandora等のサブスクリプションには影響はないが、SpotifyからのダウンロードはNGとなる。

これが全世界的に音楽業界についてどう影響するかが見ものではあるが、著作権者、コンテンツプロバイダーによるApple Google等のITグローバルへの「反撃」と受け止めることもできるが果たしてどうなるだろうか?

実際現行のi-tunesを始めとするクラウドシステムはCD時代と比べて著作権所有者に対して恩恵をもたらしているか、というと残念ながら逆、というのが現状である。上記の引用記事はIT系の記事のためイギリスのこの動きに対して大きな疑問を呈しているが、実際今のクラウドを始めとするネット配信のシステムが著作権者に大して本当に優しいシステムか、というと残念ながらそうは言えないのが現実だ。これは企業努力やアーチストの努力云々以前の問題である。

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2015年11月20日 (金)

ツタヤ 独自の映像制作と配信強化でアメリカNetflixに対抗か?

当ブログでも既に何回か紹介したアメリカ映像配信最大手のネットフリックス。年内に国内サービス開始の話があるが以前も話をしたようにネットフリックスが映像配信のhuluと根本的に違う点があることも指摘した。

それは以下の点である

1.ネットのストリーミング配信のみならず、DVDレンタル(配達含む)の実店舗の運営も併用

2.レンタルだけではなく劇場公開のシステムも構築

2.単に映像コンテンツの配信ではなく映像そのものを制作

日本のITギーグやネット住民はいまだにネットがリアルを凌駕する、とかネット、ウエブサイト関係さえ充実していれば大丈夫、であるかのようなネット万能論、ネット優越主義のような考え方に固執する向きがあるのだが世界的に見てもそういう考え方はもはや時代遅れである。

記憶に新しいが先日アマゾンがニューヨークに実店舗をオープンしたというのが話題になっているが、

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これに関してE-コマースが限界なのか? などという記事が見られたが、それは現在の時代の本質を全く理解していない見解である。

ひとことでいえばこれからはリアルとバーチャル(ネット)の双方を充実させないとダメなのだ。リアルにこだわってネット対策を全くしていないのは論外だが、かといってネットだけでのバーチャルだけでもダメ ということだ

アマゾンがリアルな店舗を作ったのもこれが理由だし、Googleがソフトや本の宅配をしたのもそれが原因。ネットさえあればすべてが大丈夫とか、E-コマースが普及すれば世の中の全ての店舗は不要になる、などと大真面目に論じている輩がいまだにいるがそういう考え方ではこれからの時代は生き残ることができないのである。まあその手の言質にこだわる輩は要するにこの人たちにはネットしかないからそういういいかたになるんだろうが。

ネットフリックスhuluと違いバーチャルとリアルの二本立てで成長して、配信とレンタル両方で大きく成長してきた企業である。つまりネットフリックスは元々ビデオのレンタル宅配業者からスタートしたこともあり映画、映像コンテンツの第一次(劇場) 第二次(DVD パッケージ) 第三次(ストリーミング配信)の全てを自前でできる点が従来の事業モデルと大きく違う点だ。

当ブログの記事にも書いたが、今年七月のクリエーターズEXPOにおける基調講演で株式会社KADOKAWAの角川歴彦会長も指摘していたがアメリカのApple  Google  Amazon といった会社の1つの傾向として

IT バーチャル       リアルな業態、リアルな世界を志向

既存のリアルな業態  バーチャルな世界、IT技術導入を志向

という傾向がみられるという、角川歴彦会長もドワンゴを買収したというのはそういう背景があると思われる。

実はそのネットフリックスと極めてよく似た企業が日本国内にあるのをご存じだろうか?

そうCCC(カルチャーコンビニアンスクラブ)が運営するTSUTAYAである。

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2015年8月22日 (土)

定額ストリーミングの本場のアメリカでシカゴ市が「クラウド裞」導入。コンテンツビジネスへの今後の影響は?

当ブログでもサブスクリプションによる定額ストリーミングに関して論じてきたが、本日その定額ストリーミングの本場のアメリカで衝撃的なニュースが飛び込んできた。

アメリカ第二の都市シカゴが音楽配信や定額ストリーミングを始めとする「クラウド系サービスに「クラウド裞」を導入すると発表。

■Chicago’s 'cloud tax' makes Netflix and other streaming services more expensive (シカゴ市の「クラウド裞」でネットフリックスを始めとするストリーミングサービスが割高に)
http://www.theverge.com/2015/7/1/8876817/chicago-cloud-tax-online-streaming-sales-netflix-spotify

英語のニュース映像

■Why you'll be paying a 'Netflix tax' soon(なぜ「ネットフリックス裞」を払わなければならないのか?)
http://finance.yahoo.com/news/why-you-ll-be-paying-a--netflix-tax--soon-161951515.html#

日本では定額ストリーミングサービスがまだ開始したばかりだし日本でのネットフリックスのサービス開始が秋に開始予定されている折も折、アメリカのシカゴ市で面白い動きが発生して全米で議論が沸騰している。

要するにi-tunesを始めとする音楽配信やNetflix, Huluなどの映像ストリーミング、Sporify Apple Music等、コンテンツで「クラウド」を使うサービスに対して「クラウド裞」を導入というもの。

寝耳に水のIT業界からは当然ながら反発と戸惑いが起きているが、映像や音楽のコンテンツプロバイダーからは好意的な反応が返ってきている。

賛否両論あるものの、これが全世界的に普及すると今後のコンテンツビジネスに大きな影響をもたらす可能性があり、これに関して

(1) シカゴ市以外の自治体も同調するのか

(2) 定額ストリーミングの普及に影響がでるのか

の2点が注目される。

要は定額ストリーミングが主流になったことで、コンテンツプロバイダーの収入が激減することに対する対策の1つといわれていが。ITギーグや日本のヒマなネット住民が聞いたら卒倒するようなニュースだ。しかし私は面白い、と思っている。但しこの税金がどう使われるかが問題だが..

今後この関係がどう展開するか、定額ストリーミングの動向とともに注視する必要があるだろう。


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2015年8月11日 (火)

定額ストリーミング成功のカギはストリーミングサービスからブレイクするアーチストが生まれるかどうか

さて、日本ではいまだPandora RadioSpotifyのサービス開始についてメドが立っていない現状ではあるものの、すでに"Apple Music"や"Line Music" そしてエーベックスが主宰している”AWA”がサービスを開始したこともあり、私見ではPandora RadioSpotifyの日本でのサービス開始はもはや時間の問題だと考えている。

音楽業界ではこれらの定額制音楽ストリーミングサービス(尚、いまだに一部マスコミは「無料音楽サービス」などと報じているところがあるが、それは「無料期間」があるだけで無料期間終了後は定額の料金を支払うシステムなのでその報じ方は正しくないー特にネットではネット住民にとって「都合のよい情報」は勝手に一人歩きするのでこの手の報道は気を付けていただきたい)に対してネガテイブな受け止め方が多く、確かにその気持ちはわからないではないが、この流れはもはや止めることは不可能なので、その時代に応じた対応を音楽業界人として考えるべきである。

まず定額ストリーミングサービスに関して一部誤解している人が多いが、これは音楽のデイストリビュート(販売)の最終形式ではない、という点を抑えて行かねばならない。

あくまで定額ストリーミングサービスには宣伝、というニュアンスが存在することを抑えて行かないととんちんかんな議論になる。

とはいえ、このサービス出現によって音楽業界のビジネスのありかたは大きく変わらざるを得ないのも事実である。日本の音楽業界人は今でもそうだが「変わる」ということを極端なほど嫌う人間が多いが、もはやこの流れは避けられないだろうと思う。

音楽業界人なら誰でも読む『Musicman NET』連載の本格論考『未来は音楽が連れてくる』の著者でもある榎本幹朗氏の記事はかなり的確な分析をしているのでここでご紹介させていただく

■定額ストリーミングサービスは音楽に何をもたらす? 専門家・榎本幹朗が分析する現状と未来
http://realsound.jp/2015/08/post-4168_3.html

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2015年8月 6日 (木)

ホリエモン、池田、上念がSEALDsを攻撃する理由ーもはやリア充は時代遅れ―スマートに知的にネットツールを使いこなす時代

8月に入り主な取引先の多くが「夏休みモード」に入ったためここ数日懸案の会社のウエブサイトと私の公式サイトに関してSEOを始めウエブ対策の作業を行った。

実はこの件に関してはなかなか思うようにいかず悪戦苦闘している。しかし今でも時々うちの会社にはうざったいほど電話してくるわけのわからんSEO会社で信用できるところは殆どない。そのため会社関係のウエブサイトは全て自分の所でやる、というのが基本だと思う。アメリカなどは既にそれが当たり前になっている。

ちょうど同時期に私の会社が加盟している日本商工会のビジネスモール(B-mall)が大幅にリニューアルになった。このページはBtoBでは企業の担当者、決済担当者が見ることが多いので重要なページになっている。よろしければご覧いただければ幸いです。
http://www.b-mall.ne.jp/company/hybridmusic

ウエブ経由での新規案件獲得、というのは極めて重要である。特にうちのような会社にとっては

私の会社は音楽業界の中ではかなり早いうちからWebを重視してきた。今では当たり前になったウエブ上の音楽試聴を業界の中では早くから取り入れた。早すぎたため業界団体からよく横槍を入れられた。今ではさすがにそんなことをいう会社はないが、当時はウエブで音楽を自由に聞かすなどとんでもない、などという雰囲気が音楽業界にあったのである。(今でも業界はウエブに対して臆病、というか消極的である) そんな中もう10年以上前からウエブ経由での新規案件獲得を私の会社は行ってきた。

だが正直ここ数年低調だった。そのためのテコ入れをしていたのだが、SEOはとにかくすぐには結果が出ないし、出てうまくいかなかったときのダメージも大きい。特にGoogleの新アルゴリズム"Humming Bird"の対策は本当にうまくいっていない。考えすぎているのだろうか?

いろいろいう人はいるだろうが、結局ウエブ対策というのはなぜ重要かというとそのウエブサイトでいかにリアルな実益に結び付けられるか、というのがポイントである。

いまだにネットでは「リア充は無知で馬鹿」というネット住民の願望に近い説が支配しているようだが、そもそもネットのサイバー空間だけで完結していいのはネットの黎明期だ。実際本当に有能で賢い人はネットというツールでいかにリアルな生活を充実させられるか、ビジネスの収益に結び付けられるか、について熟知している。しかしサイバー空間だけで自己完結している連中の大半はいまだにそのことに気づかない。それは彼らがリアル、つまり世間的な感覚を察知する能力がないためである。感性が枯れ果てていて死んでいるのだ。

ネトウヨの書き込みにせよ2ちゃんなどにみられるネット住民の書き込みにせよ一般市民から白い目で見られたり避けられるような内容が大半だ。しかも書いている張本人たちは「外からの目線」が可視化されないために、とことんまで狂ってしまうのがこの手のネットユーザの実態だ。

残念ながら彼らには気の毒だがもうネトウヨもいわゆるネット住民(中川淳一郎さんのいうアホな暇人)もネットの主役だった時代はとっくに終わっているのだ。

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2015年7月30日 (木)

第二回Facebook音楽業界交流会開催においてーFacebookイベントページの制限に関して

今年の4月に私が管理するFacebookグループの音楽業界交流会を開催し、参加者の皆さんから大変な好評をいただきました。

Koryukai06

再度開催の要望もあり、次回は以下の日程で行うことになりました。

・音楽家&音楽及び関連業界キャステイング 業界交流会

日時:10月24日(土) 18:00  開場  18:30ー Start

会費 ¥2500(予約) 
     ¥3000(当日ー当日予約なしでいきなり来られた方)

会場:Jazz Spot J

http://www.jazzspot-j.com/index.html

前回の出席者の職業

ミュージシャン、シンガーソングライター、作曲家、作詞家、アレンジャー 演奏家、 女優 俳優 音楽プロデユーサー、レコード会社デイレクター プロダクション社長  芸能プロ関係者、映像デイレクター 広告代理店関係者 演劇舞台関係者、フラメンコ ダンサー、クラウドファンデイングサイト運営者、音楽コミュニテイネットワーク主宰 者、日本音楽ソムリエ協会<

Facebookの「公開」のイベントページです
https://www.facebook.com/events/630548410314953/

またはこちらにご参加お申込み下さい
http://homepage1.nifty.com/hyb-music/Guestbook6.htm

というわけで開催が決まったわけですが、一つ大きな問題がありました。

実はfacebookのイベントページについて設定が大きく変わったことがわかり、実は大変困惑しています。

https://www.facebook.com/help/656156637816003/

以前ならFacebookのグループ参加者には自動的に招待状が送信されたのですが、現在は招待する数に制限が加えられてしまい、グループ参加者の一部にしか招待状を送れない状況になっています。グループ参加者は今日現在で893名、現状では500名ほどしか送ることができず、これ以上の招待が不可能な状態になっています。

要はこういうイベント招待を「スパム!」と騒ぐ一部の人間がいるようなので、まあその気持ちもわからないではないですが、個人が個別にイベント招待状を送信するのならともかく、グループという共通の関心を持ったコミュニテイでのこの制限はいかがなものでしょうか?

基本的にグループのイベントを「スパム!」と受け取るのであればそのグループにそもそも参加しなければいいだけの話であり、実際グループは自由に退会等はできるはずなので、せめてグループのイベント招待に関してはfacebookの制限を撤廃してもいいのではないか? と思うんですがいかがでしょうか?

ちなみに私がみた感じですとふだんグループの投稿をきちんと追いかけていますのはだいたい参加者の中でも2割ー3割、時々見る人がまた3割、残りはほぼスルーか全くみていないかのどちらかですね。3-4割くらいの人がグループ内のイベント情報を共有できていない状況になります

Facebookというのはソーシャルネットとしてかなり便利なツールであることは確かです。そしてそれを悪用する輩もいることも事実です。一方ではそのために過剰に使い勝手を犠牲にするとせっかくのソーシャルネットの便利性が損なわれる点も考慮して欲しいと思います。


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2015年7月 7日 (火)

クローズアップ現代「あなたは音楽をどう愛す? ~新・配信ビジネスの衝撃~」(ピーターバラカンさん出演)を見ての所感

先程NHKの「クローズアップ現代」にて「あなたは音楽をどう愛す? ~新・配信ビジネスの衝撃~」の放送を見た

■あなたは音楽をどう愛す? ~新・配信ビジネスの衝撃~
http://www.nhk.or.jp/gendai/yotei/index_yotei_3681.html

これに関して先日の角川会長の「クリエーターズEXPO/プロダクションEXPO」での基調講演の話とも重なる部分が多々あったのでそこも含めて所感をかかせていただく。

、まず番組の内容を大まかに、ざっくりと要約すると

先日サービスを開始した「アップルミュージック」を始め「ストリーミング」(たぶんバラカンさんの指導だと思うが「配信」と使わずに「ストリーミング」という表現を使った。この用法は正しい)を紹介し、同時にCDの売り上げがピーク時と比べ1/3に減ったことが紹介され、激変する音楽のビジネスモデルについて論じられた。

この中でストリーミングの音楽家、アーチストへの分配が極端に少ないことから、次の3つの問題点が論じられた

1、音楽の価値が下がってしまうのではないか

2.音楽家やアーチストの生活が成り立たなくなってしまうのではないか

3、CDピーク時と比べ、アーチストの多様性が失われ、一部のアイドルに偏っている。

の三点が揚げられた、、

ちなみに上記の3、の多様性についてはバラカンさんもおっしゃっていたし私も同感するが音楽に多様性がなくなったのではなく、音楽を広めるメデイアに多様性がなくなったのである。そのためテレビのタイアップのような単純な宣伝プロセスは寧ろ音楽の発展には好ましくない影響を与えるといっていい。それははっきりいってメデイアの責任、である

それに対してアーチストや音楽プロダクションの様々な試みが紹介され、具体的には

1.CD以外のアーチストのグッズ開発
2.ファンとの交流を密接にする
3.有名アーチストを交えたワンコインコンサート
(u-strean 入ってる?)
4.アルバム制作のためのクラウドファンデイング

等が紹介され、音楽が無くなることはないので、バラカンさんとともに工夫さえすれば道を切り開くことができる、という言葉で結ばれた。

これに関して私の所感を述べさせていただく

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2015年6月22日 (月)

米ストリーミング事情急変!!デジタルのビジネスモデルに黄信号!! Apple Music やSpotifyで有力アーチストが次々と撤退!!

先日の記事でストリーミングによるビジネスモデルについて論じたばかりなのですが、少なくとも音楽のストリーミングによるビジネスモデルに関しては当初伝えられたような状況ではなく、危機的な状態になっています。

というのもテイラースイフトを始めとする有力アーチストが次々と撤退しているからです。

■Apple Musicからテイラー・スウィフトがアルバム引き上げ 「アーティストに3カ月支払いなし」に抗議
https://gunosy.com/g/abSLW

スウィフトは、「Appleはずっと、そしてこれからも、私の音楽販売とファンとのつながりを作ってくれる最高のパートナーの1社であるはずなので、今回 の決断について説明する必要があると思います。私は同社を尊敬しています」としつつも、3カ月アーティストに支払わないことについて「ショッキングでがっ かりし、これまで革新的で寛容だった同社らしくないことだと感じ」たという。

問題はテイラースイフトだけでなくインデイーズアーチストも続々撤退をし始めているそうです。私はストリーミングは配信よりも「ラジオに近い」と先日の記事で書いたがインデイース系が次々と撤退しているということは「宣伝効果」も期待したほどではなかったということになります。

■Apple Musicからアーチストが続々撤退デジタル音楽事情暗雲:Apple Facing ‘Massive Withdrawal’ from Independent Artists, Label"
http://www.digitalmusicnews.com/permalink/2015/06/15/breaking-apple-facing-massive-withdrawa

そして何よりも撤退が相次いているのはApple Musicだけではありません。まだ日本ではサービス開始のメドすら立っていないSpotifyもアーチストが続々と撤退を始めています。テイラースイフトやradioheadだけでなく200以上のレーベルが撤退を開始しています

■200+ labels withdraw their music from Spotify: are its fortunes unravelling?
http://www.wired.co.uk/news/archive/2011-11/17/labels-withdrawing-from-spotify;

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2015年6月18日 (木)

クラウドファンデイングの文化における可能性ークラウドファンディングの先進国アメリカでの失敗例に学ぶ

前の記事でストリーミングサービスがコンテンツ販売の「主力」となった場合コンテンツ市場はいわゆる大メジャーニッチかの両極端しか存在しなくなる。と書いた

つまり市場的に中間がない、状態になりそれが文化の発展にとって望ましいことではない旨を書いた。これはこの中間が次の時代のサブカルチャー的な温床になり、文化の発展事態を阻害してしまう危険性があるからである。

そういう事態を避ける意味でもこういう大メジャーマイナーなニッチか、という両極端の選択ではなく、それ以外の第三の道を温存する方法を模索する必要がある。

そしてその解決策になるかどうかはわからないが、1つの可能性としてクラウドファンディングがあるのではないか、とだいぶ前から言われてきた。

私もこのクラウドファンディングはこれからのコンテンツ制作にとって重要なメソードになり得ると考える。なぜならこのクラウドファンディングは以下のメリットがあると考えられるからである。

(1)  制作の際に特定の製作会社や事務所の意向に左右されない

当たり前だが金を出すところは口も出す。アーチストが自分の作りたい作品を適切な予算で制作したい場合は、特定の製作会社や事務所が資金を提供する場合は、アーチストが思い通りの作品を作るのはほぼ不可能である(下手すりゃ金出さないくせに口は出すところすらある)

(2)  特定の個人や事務所の影響力とは無縁である。

芸能界によくある話だが、資金やその関係の事務所の意向や影響力を出資額に応じて受けることがよくある。しかし クラウドファンディングは大勢の人間の出資、不特定多数の出資であるため、そのような「事務所の力関係」とは無縁になる。これは制作する上で極めてやりやすいことである。

(3)  出資者が潜在的なファン、顧客になりうる。

クラウドファンディングで資金募集する主旨に賛同し、そのアーチストやクリエーターを支持した上で出資するわけだから、クラウドファンディングによる特典を出資者に与えたにしろ、その出資者が潜在的なファン、コンテンツの顧客になる可能性がある。

これだけメリットや可能性があるクラウドファンディングだが、成功例もないわけではないが、失敗例も多い。それはクラウドファンディングでは先進国のアメリカでも同様である。

Music submit の関連記事でこういう記事をみつけた。英語なのでとっつきにくいかもしれないがかなり重要なポイントが書いてあるので、翻訳がてらここに紹介する。

5 Reasons Why You Didn't Reach Your Crowdfunding Goal
【クラウドファンデイングの目標額を達成できなかった5つの原因)
http://blog.sonicbids.com/5-reasons-why-you-didnt-reach-your-crowdfunding-goal

クラウドファンデイングキャンペーンで目標の金額を達成できなかった時のショックは大きい。しかしだからといってあなたが魅力のないアーチストというわけではないーしかしクラウドファンデイングキャンペーンやりかたに問題があった可能性がある。このクラウドファンディングは比較的最近に生まれたメソードだけにまだこの方法論についてははっきりよくわかっていないところがある。最近その中でうまくいった例といかなかった例を照らし合わせて、なぜ失敗したのか、その理由が少しずつ明らかになってきている。

あなたのクラウドファンデイングキャンペーンがうまくいかなかった原因には以下の原因が考えられる 

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ネットフリックスサービス導入発表といまだ開始のメドが立たないSpotifyとPandora それらストリーミングサービスがもたらすビジネス動向の予測と問題

このブログでも何回も論じているが音楽、映像コンテンツのビジネスモデルは今大きく変化しようとしている。具体的にはサブスクリブション(登録)による定額制のストリーミングが欧米では完全に「主流」になっているためである。

昨日も日本でフジテレビがNetflix(ネットフリックス)オリジナルコンテンツの制作、供給すると発表した。正確な日にちは発表されていないものの今年の秋からサービス開始だという。Netflix代表取締役社長グレッグ・ピーターズ氏は日本のアニメコンテンツの世界への配信に対して期待を表明している。

フジテレビ、ネットフリックスの波に「乗る」 『テラハ』新作などを先行配信
http://www.oricon.co.jp/news/2054431/full/?ref_cd=tw_pic

Netflixhuluなんかと違い最初からフリーミアム(導入時は無料サービス)ではない代わりに最初から4K以上の高画質サービスを開始している。尚、記事では「配信」という言葉を使っているが厳密には正しくない、ストリーミングという表現の方が適切である。

音楽では当ブログで何回も論じているPandoraSpotifyがいまだ一部のレコード会社の反対で日本国内でサービス開始をできないでいるが、同じくストリーミングサービスである。いずれもフリーミアム(導入時は無料)ではあるものの、一部マスコミが「無料サービス」と伝えているがそれは、オンラインゲームの時と同じで正しくない。特にモバイルだとPandoraSpotifyも無条件に有料となる。この手の情報は、特に「無料」という「ネット住民に都合のよい情報」は発信者と無関係にどんどん一人歩きしてしまうので注意が必要である。

このストリーミングサービスについてはマスコミは勿論、業界関係者の間でも誤解している人が多い。というのは音楽のストリーミング「音楽配信」は全然違う。後者は実際にダウンロードするものだが、ストリーミングにはダウンロードというプロセスはない。つまりファイルだろうがなんだろうがここにはユーザーがコンテンツをダウンロード=所有、していないのである。

ここの部分を意外にどのマスコミも書かないが、実は最も重要なところなのだ。。

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2015年5月17日 (日)

Facebook「作曲家アレンジャーミュージシャン演奏家キャステイング」を立ち上げた主旨とその目的について..(長文注意!)

・危機的な状態にあるインターネット

インターネットに関する記事ですが、実は私は昨今のインターネットの現状をとても憂いており、このまま何の対策も取らなければインターネットによる情報社会は崩壊してしまうのではないかという危機的な状況にあると考えています。

昨今のネット情報を見るとSNS中心にデマやゴミ情報があふれ、主に韓国や中国に対するヘイトスピーチを巻きちらすネトウヨと呼ばれる人種差別主義的国家主義者がネットで主導権を持ちそれが社会に対してさまざまな悪影響を与えているという現実があります。(一部のマスコミ、とりわけ産経新聞はその論調に同調し世論を煽るというマスコミとしては極めて有害といえる行為を行っております) 

ネットには四六時中ネットに貼りついている「ネット住民」なる連中がネットで主導権を持つ等、これらの惨状を見ると。私たちは本当にインターネットのツールを有効に使っているのか、甚だ疑問といわざるを得ないのです。

つまり 私たちはインターネットを使っているのではなく、単に使われているだけなのではないか?

という風に思うのです。

・インターネットのツールの可能性

しかしインターネットにはさまざまなツールがあります。そのツールを有効に使えば今まででは不可能だったかもしれないことが可能になる可能性は確かにあります。

しかしそれを使いこなすのは我々次第であって、一部のネット万能論者がいうようなツール出現=情報革命、などという単純な話ではないのです。

さて、それらすべてをふまえて書きますが、私はFacebookというソーシャルネットはそういう以前では不可能だったことを可能にさせる、かもしれない面はあると思います。それ以外にネットでは今後音楽、映画のコンテンツ産業を変える可能性のあるツールはたくさんあります。

You tubeは既に完全に定着しましたし、最近やや下火ですがu-stream、私はあまり使いませんがニコ動も可能性があります。あと別の記事でいずれ書きますが、ネットによるクラウドファンデイングは大きな可能性があると考えています。

勿論いずれも使い方次第、です。有効な使い方を知恵を絞れば、の話です。

・無視すべきいい加減なITコンサルタントやエバンジェリストの意見

そこで前置きがいささか長かったですが、Facebookの話をします。主にFacebookのグループ、の話です。

但しここではSNSはFacebookではなくこれからがナニが流行だ、とかSNSの可能性を過剰に吹聴する論調とか、友人は知らない奴でもがんばって何千人単位集めるべきだ、とか一部のITコンサルタントやエバンジェリスト(このエバンジェリストという言葉も私は大嫌い)のいっている主張は全部捨ててください。 これらの情報はFacebookを有効なツールとして使おうとする場合寧ろ有害な考え方と断じて差し支えありません。

そもそもツールというのは自分で使うものですので、自分が最も使いやすいツールを選んで自分が使いやすいように使えばいいのです。ITコンサルタントやエバンジェリストがこういったからこういう使い方以外はダメだ、などと思い込んだり、ツールの使い方を人の事情を無視して限定する、などという行為は愚の骨頂といっていいでしょう。そういうことを主張する人間のいうことは無視した方がいいでしょう。

というわけで私は使い方次第でFacebookが音楽や音楽制作、演奏、という限られた分野であるにせよ極めて有効なツールに作り上げる目的で「作曲家アレンジャーミュージシャン演奏家キャステイング」なるグループ(コミュニテイ)をFacebookで立ち上げました。

その主旨と目的をここで説明しようと思います。

Facebookに興味のない人や音楽業界や音楽の世界の事情に詳しくない方、興味ない方はスルーしてください。たぶん読んでも面白くないし理解もできないと思います。タイトルにもありましたが例によって長文です。

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2015年4月16日 (木)

SNS ウエブページーすべてはリアルに結びつけ実績を強化させるのが目的

先日facebookのグループ「作曲家アレンジャーミュージシャン演奏家キャステイング音楽業界交流会」は参加者から大変に好評だった。内容もさることながら音楽業界ではなかなかないオープンな交流会というのがよかったという背景もある。

これは勿論SNSというツールがそれを容易にしたのだが、確かにインターネットというのはさまざまな便利なツールを我々に提供してくれるようになった。

しかしどんなに便利なツールがあってもそれを有効に利用しなければ何の意味もない。先日の記事「我々はインターネットを使っているのではなく使われているのではないか?」という疑問を呈した。ここでいう「インターネットを有効に使う」ということはどういうことなのだろうか?

いわゆる「ネット住民」-ヒマでおバカな人たちの多くはネットだけで完結してしまう。先の衆議院選挙や参議院選挙のような「ネット選挙」で代議士や候補者のtwitter等のSNSに熱心に書き込みし「荒らし」を行おうとした連中の殆どは実は選挙にいっていないことがわかっている。ネットでは元気ー時には挑発やヤクザのように絡んでくる連中ーでもリアルな行動に結び付けることはできない。記憶に新しい「万引き実況」の少年もネットでは極めて挑発的な言動を行っていたがリアルで逮捕された時はおとなしく、声も聞き取れないほど小さかったという。ここまでくると一種の行動障害に近いかもしれない。

こういう人たちは私はインターネットに使われている人たち、だと考える。

先日の交流会のようにfacebookのグループでリアルな交流会をやる、という例はまだそれほど多くはないようである。だがこういうオフ会の開催などはSNSを有効に使う手段の1つだと考えてよい。(昔mixiでは結構あったように記憶しているが..)しかし一方ではライブ、コンサートのお知らせをfacebookのイベントで立ち上げ、お客さんを招待する、という方法はミュージシャンにとってもはや当たり前の手段となっている。

また私の会社のウエブページにしてもそうだが今は企業のウエブページでどれだけ顧客を誘導できるか、というのが企業の事業展開では欠かせないものになっている。私の会社のハイブリッドミュージックは音楽業界ではかなり早い段階からネットによる顧客誘導を行ってきた。最近では以前ほどではないが、ネットの状況がどんなに変わろうがそこの部分の原則は変わらない。

インターネット経由での事業成約はとりわけBtoBの事業を行っているうちのような会社では特に重要である。BtoBは多くは専門知識が必要な場合が多く、専門知識があるから見積りも作れるし顧客との詳細な打ち合わせも可能になる。誰かネット時代にはBtoBの事業の営業職は消滅する、などと云っていた人がいたがそれはたぶん正しい。専門知識を持っている人間同士が詳細な内容のやりとりを行った方が効率がいいからである。

以上のことを考えると「インターネットを有効に利用する」というのは紛れもなくリアルな実績、行動にいかに結び付けるか、リアルな生活や仕事にいかにメリットをもたらせるか、ということに尽きる。

よく考えれば当たり前の話。 

結局最後はリア従が勝つのである。

facebook等のSNS you tube ,私はあまり使わないがニコ動、と使えるツールはたくさんある。しかし我々は本当にそれを使いこなしているだろうか? これらをいかに有効に使ってよりリアルな実績を伸ばしていくか、

実は最近これがなかなか思うように行っていない(汗)、まあネットの状況は刻々変化していくので対応がうまくいっていない、と言われればそれまでなんですけどね(^^;)


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2015年3月 2日 (月)

インターネットの中のコンテンツの価値ー音楽の無料化とストリーミング等について

今年の私のテーマは再三当ブログでも書いてあるようにいかに自分の価値を高めるか、であります。

その議論の中でネットの中では情報やコンテンツの価値を下げるベクトルはあっても上げるベクトルはないということを私は書きました。それに関して一部IT関係者(と思われる)方達から「インターネットには不可能はない」という内容の反論をいただきました。(笑)

まあITを推進する立場の方としてそう考えたくなる気持ちはわからないではないですが..

しかし結論から申し上げてそういった考えは「インターネット万能論」的な観点といわざるを得ません。

例えば20世紀初頭に自動車が発明され、そのことによって人類がいつでも自由に好きなところに移動できるイノベーションが出現しました。それをもって産業革命だという人はいますが、残念ながら自動車は産業革命の中で発明された一イノベーションに過ぎず、自動車が存在すること自体が革命なわけではありません。

自動車自体は便利ですが、便利なツールでしかありません。インターネットも同じです。

車も便利ですが運転を間違えて人を轢いてしまえば凶器になります。同じようにインターネットは便利ですが、使い方を間違えばスパムなどの迷惑行為に遭遇しますし、ソーシャルネットはとりわけ人脈が貧弱だった私にとって人脈構築に有効なツールだった反面、「望ましくない人間」ともつながる危険性もあり、実際それがもとでストーカー行為や殺人事件にまで発展した例があります。便利なツールほど諸刃の刃であるという認識は必要です。

どうもいまだにいわゆる「ネット住民」やIT関係者の中に「インターネット」だけは特別だ」的な考え方を持っている人が根強くいるようです。まあIT関係者はそういう意識でないと仕事できないのかもしれませんが、いわゆる「ネット住民」がその見解にこだわるのは一言でいえばこの人たちには「ネットしかない」からでしょうけどね。

さて、本題に入りましょう。ネットがコンテンツの価値を下げるベクトルしかない、というのはよく考えれば当たり前です。なぜならインターネットによる情報社会は文字通り、ネットもコンテンツもネットワーク内であふれる状況になるーつまり情報もコンテンツも供給過剰な状態になるわけで、供給過剰になれば価値、価格は下がる方向に当然いきます。中学生でもわかる経済理論です。

加えて最近のネットの情報を見ると、デマやゴミ情報のオンパレードです。はっきりいって八割は信頼できない情報といっていいでしょう。それがインターネットの情報の信頼性を著しく損ね、情報やコンテンツの価値の低下に拍車をかけています。

ここで音楽とインターネットについて論じる時に必ずといって出てくる議論について述べます。

それは「音楽の無料化」についてです。

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2015年2月27日 (金)

マイケルムーアの発言騒動に見るネトウヨの本質とこのままでは表現の自由だけでなく情報社会そのものが崩壊する可能性

オスカー授賞式が終わった一週間近く、「社会派」の映画監督マイケルムーアの以下のツイートが全米で物議を醸したという。

Mmoor1

「僕の叔父は第二次世界大戦中、スナイパーに殺された。彼らは後ろから打ってくるから臆病者だと教えらて育った。スナイパーはヒーローなんかじゃない。侵略者はさらにタチが悪い。」

M_moor2

「1万キロも離れた場所から侵略してきた奴らから、自分たちの土地を守ろうと銃を持って戦ってる人をスナイパーとは呼ばない。それは勇敢な戦士だ。」

このツイートに対して右翼やアメリカの「ネトウヨ」からは非難が殺到し、それに便乗したサラ・ペイリン議員(アイオワ州)が「"Fuck you Michael Moore"ファックユー マイケル・ムーア」と書かれたポスターを手にしてポーズを決めている写真がツイッターに流れた。アルファベットの「O」には十字が書き込まれている。これは「標的だ」というメッセージだと読める。

引用記事:マイケル・ムーアが語る『アメリカン・スナイパー』、政治家サラ・ペイリンの終焉、そしてPTSD
http://jp.vice.com/program/vice-com-original-program/11712

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しかしこのペイリン議員の行為は右派からも左派からも批判を受け、その釈明スピーチもかえって支持者や後援者からも批判される始末、結果的にこの行為は墓穴を掘ったことになる。

はっきりいってこの騒動を見るにつけ、ネトウヨというのはどこの国も同じだなという印象を持たざるを得ない。洋の東西を問わずネトウヨは頭の悪い連中がなるということがこの騒動で証明されたような気がする

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Webやインターネットの重要性が高まってもWeb制作会社は絶滅する?

先日より私が経営する会社のウエブサイトをGoogleの新アルゴリズムであるハミングバードの仕様に合わせるべく一部手直しを行った。表面上はあまり変わっているように見えないかもしれないが、本当の効果がわかるまではまだ一週間くらいかかるかもしれない

 http://www.hybridmusic.jp/

 http://www.kyojiohno.com/

そんな折こんな記事を目にした。一部どうかな、と思う内容もなくはないが大筋で納得することができる。

■フリーランスWebデザイナーという職業が絶滅すると思う4つの理由
http://www.fashionsnap.com/the-posts/2015-02-23/freewebdesigner/

実は私の会社はウエブ制作を外部に依頼したことは一度もない。
いや、厳密にいえば外部委託を検討した時期はあった。
しかし正直いってSEO対策を筆頭として信頼するに足る会社が殆どなかった、というのが理由だ。GMOのようないわゆる大手ウエブ会社でもはっきりいって信用できない。

いろいろと情報を当たってみて、結局自分でhtmlやjava scriptを勉強して自分でウエブを作り対策を考えた方がベターだと考えた。
結果的にそれは間違ってなかったということが昨今の状況から明白だ。
殆ど独学だけど、やり始めたら意外に面白かった。
今や会社のウエブ管理は殆ど自分でやっている。SEOも十分とはいえないが勉強している。実際アメリカではSEO対策は自分でやる、というのがもはや常識となっている。

最近も相変わらず怪しそうなウエブ会社が売り込みにきたりするが殆ど相手にしない。経験上SEO業者と自称する会社の9割は実質詐欺業者といっていい。大きくわけると2種類ある。たいしてSEOに対する知識がない会社と、あとで確実にGoogleからぺナルテイを食らう可能性が高い手法で検索順位をあげようとする業者だ。一度ぺナルテイを食らうとそれで順位を回復するのは至難の業である。

なぜ自らのウエブサイト作りがそんなに面白いか、というとウエブサイトというのは永遠に完成しないものだからだ。完成してしまったらもはやウエブサイトではない。

これからも引き続き勉強していくつもり。最近ウエブ経由の新規成約が低調なので今対策を考え中である。


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2015年2月 1日 (日)

他人の表現は自分勝手に都合よく解釈して抑圧し、他人に対する誹謗中傷は「表現の自由だ」などとこれまた都合よく解釈する愚かな人々

既に殆どの人がご存じであろう、昨年のサザンオールスターズの31年ぶりの紅白出演の時の桑田圭祐の行動に対する一部のネトウヨ系の連中のバッシングの件、

桑田圭祐を「反日」「不敬だ」などと叩く連中の言い分を見て、おおかたこいつら『ピースとハイライト』の歌詞を最後まで知らんだろうな、と思っていた、実はサザンの曲の中でも一番好きな曲の1つで実にすばらしい歌だ。

曲の最後の部分

色んな事情があるけどさ
知ろうよ 互いのイイところ!!


希望の苗を植えていこうよ
地上に愛を育てようよ

たぶん桑田圭祐を「反日」だと叩いている連中はこの歌詞の本当の意味を理解して叩いているとは思えんし、それだけに正直あまりにアホらしくてブログ記事にする気にもなれんかった。ブログ記事ってこんな記事でも結構エネルギー使うんでね。

だが昨日この記事を見て、昨今の風潮を照らし合わせて思い当たるところが多々あったので結局書くことにした。

■サザン桑田佳祐を批判したがる人たち
http://diamond.jp/articles/-/66050

めったに芸能記事に同調しない私だがこの記事は激しく同意する。

桑田圭祐がラジオ番組で云ったことが今回の事態の全てを表現している。

『歌の歌詞が「日本政府を批判している」と一部のメディアが報道したそうなんですね。はっきり言って、それこそ「都合のいい解釈」です。作ったのは一昨年 ですから。集団的自衛権の話題になる前だったと思う。東アジアで起こっている問題として作った歌詞なんでございます(中略)。二度と戦争が起きないように 仲良くやっていこうよと

あとはリンク先の記事を読んでもらうとして、どうもこの「都合のいい解釈」をして桑田圭祐を「反日」「けしからん」などといって桑田圭祐の歌や表現の撤回するように圧力している連中を見ると真実を追究もせず小さなところを拡大解釈して目くじらを立てているようで、どう見ても頭のいい人たちの行動とは思えん。

続きを読む "他人の表現は自分勝手に都合よく解釈して抑圧し、他人に対する誹謗中傷は「表現の自由だ」などとこれまた都合よく解釈する愚かな人々"

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2014年11月20日 (木)

サウンドハウスの楽天出店中止に見る日本の大手IT会社はやはり信用できない件

サウンドハウスといえば我々のような音楽、音響関係者では知らない人間はいない、といっていい音響機器から電子楽器、映像機器等の大手販売会社である。私もだいぶ利用させてもらっている。

そのサウンドハウスが楽天に出店していたようだが、先日以下の理由で出店を取りやめたという。

サウンドハウス楽天支店中止のお知らせ
http://www.soundhouse.co.jp/news/detail?NewsNo=6894

お客様各位

日頃よりサウンドハウスをご利用頂き誠にありがとうございます。
突然ですがこのたびサウンドハウスは楽天への出店をとりやめることと致しました。
サウンドハウスはこれまで3年間、楽天市場に商品を掲載しておりました。ところがこの度、楽天は一方的に弊社の決済口座としては楽天銀行の口座に 一本化するということを決め、お客様に告知しました。出店店舗の銀行口座を勝手に開設し、決済用口座としてはその口座しか認めないということは、これまで の日本の商習慣ではありえないことです。

この事態に対して、楽天には詳細説明、及び即時撤回を申し入れましたが、納得できる説明もなく、口座の取り消しも実行しないことが判明したため、 弊社ではやむを得ず、楽天との取引を中止することと致しました。国内トップのインターネット事業を営む楽天が、自社グループの利益のみを追い求め、出店し ている店舗に対して一方的にこのような暴挙を行うことについて、弊社では理解することも容認することもできず、今回の措置を取ることとなりました。
日頃より楽天をご利用されているお客様にはご迷惑をおかけすることとなりますが、何卒状況をご理解いただきたくお願いする次第です。
なお、楽天以外の外部ショッピングサイトは継続して営業致します。
サウンドハウスでは引き続きお客様にご満足いただくために、数多くの商品を、最低価格でご提供してまいりますので何卒よろしくお願い申し上げます。

株式会社サウンドハウス 代表取締役 高坂昌信
2014年11月19日

ここに書いてあることが事実通りであるとすれば、実にメチャクチャな要求と言わざるを得ない。
うちの会社にもしつこいくらい出展の勧誘が来るけどこういうのを見るとやらないでよかった、と思わざるを得ない。出店者というクライアントに対して 振込や引き落とし等の口座を楽天銀行以外に認めないとは実に一方的で自分勝手、メチャクチャな商取引のやりかたである。

まあサウンドハウスくらいの会社なら別に楽天なんか使わなくても、音楽や音響業界の関係者なら直接の取引を行っている相手も多いだろうし(うちなどもその1つだ)、別に楽天を通さなければやっていけない、などという会社ではないはず。

そもそもあの法外ともいえる高い出店料を見ると、今の楽天にそこまで払ってきちんとペイできているのか甚だ疑問である。うちもいろいろと分析した上で出店を見合わせたが、こんな情報を聞くと本当にやらないでよかった、と思わざるを得ないのである、

まあアメリカの有名IT企業も私はあまり信用しないが、こういうのを見ると日本のIT系企業も信用できないということだろう。特にWeb関係の会社にはロクな会社がない


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2014年9月20日 (土)

U2とアップルが極秘プロジェクトを進行中について

先日U2が新アルバム Songs of Innocenceをi-tunesにてアルバム丸ごと無料配信したことが話題になっているが、U2Appleの本格的なコラボレーションはこれかららしい。

U2 and Apple working on new digital format “that will tempt people into buying music again”
http://consequenceofsound.net/2014/09/u2-and-apple-working-on-new-digital-format-that-will-tempt-people-into-buying-music-again/

英語が苦手な人のために要約すると

■U2とアップルが新しいデジタルフォーマットを開発中「音楽が再び買われるようにするためのシステムにするために」

U2のボーカリスト Bonoがアメリカ、タイム誌とのインタビューにて現在Apple社と音楽家のための新しい音楽フォーマット(プラットホーム)を開発中で、それは海賊版を作ることは不可能であり、アルバムのアートワークや映像を導入することによってユーザーが音楽を再び買いたくさせるような強力なシステムだという。Bonoによると新しいシステムはだいたい18か月後に発表される見通しで、その際今回のSongs of Innocenceとのカップリングアルバムである Songs of Experienceを発表する。

Bonoは(プロモーションのために)音楽を無料化させる方策は良い方法だとは思わないという。Bonoによると今回のSongs of Innocenceはデジタル音楽の流れを変えるためのいわば「聖なる儀式」としてのフリーダウンロードであって、音楽の無料化がネット時代の音楽の未来ではない、と論じている。

私はネットにおける音楽のありかたについていわゆるIT系の評論家、ITギーグの論調について批判的な論を展開してきた。とりわけ「音楽を無料化させることが最良のネット時代のプロモーション」という点に関しては、無料化による一部の例外的成功例だけが一人歩きし、あたかも「誰がいつ同じことをやっても無料化で成功する」などという論調には異を唱えてきた。

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2014年7月15日 (火)

ソーシャルネット「残酷写真」のシェアについてーひとりよがりな表現の伝え方ではなく見る人への配慮を行うべき

最近facebook「悲惨な写真」「残酷な写真」をシェアすることに関する点が物議をかもしている。イスラエル軍のガザ侵攻による悲惨さを訴えるために焼け焦げた子供の死体の写真をシェアしたことに関する行為に対してだ、

このようなことは以前からfacebookで行われていた。虐待されて悲惨な姿になった犬や猫たち、最近ではゾウの顔が残虐になくなってしまった写真などとても正視に耐えないものも出回った。

恥ずかしながら私も初めの頃はそういう写真を「悲惨さを訴えるため」という目的意識でかなりシェアをしていた。

だが、よく考えてみた。待てよ  と

確かに戦争の悲惨さ、動物虐待、子供虐待への悲惨さを訴えることは大事である。しかし当たり前だが悲惨さを訴えるような写真は殆どはまともな神経を持った人間なら正視に耐えないような写真ばかりである。

スマホ等のモバイル機器が発達しソーシャルネットが普及した現代は自分がいつどこにいてもソーシャルネットのコンテンツを見ることができるという時代である。そしてその「悲惨さを訴えるため」の写真というのもいつどこで見ることになるかわからない、という面もあるのがソーシャルネットである。

いくら戦争の悲惨さ、動物虐待の悲惨さを訴えようとしても、いきなりそんなまともな神経を持った人間なら正視に耐えないような写真を見せられたら気分が悪くなるだろう。心の傷(PTSD 心的外傷後ストレス障害)を負ってしまう人もいるかもしれない。それではいくら戦争の悲惨さ、動物虐待の悲惨さを訴えよう、正義を振りかざそうとしても人には伝わらない。

私は表現者である。音によって表現を行う。勿論音楽というのは嗜好性が高いものでどんなに名曲といわれる曲でも100人が聴いて100人が気に入る音楽などこの世に存在しない。

しかしだからといってひとりよがりのものを作っていいということではない。聴く人のことを全く考えない表現など単なるマスターベーションの「自称芸術」というもの以上のものではないからだ。

もう忘れた人も多いだろうが先日の佐村河内ゴースト作家事件での新垣を始めとするアカデミズム系の現代音楽などはまさにこの口だ。やたらにプライドだけはでかく自分たちの音楽をわからない奴はバカだ、おれたちはこんな高度なことをやっているんだ、などといいながら実際には自分たちが既に相当時代遅れのことをしていることにすら気づかない、そんなマヌケ連中だ。

私は途中でそのことに気づいた、ソーシャルネットだからといって何でも安易にシェアしていいわけではない。自戒の意味を込めていうが見出しや写真だけ見て安易にシェアするのはやめるべきだ。そしてそのニュース、情報源が本当に信頼できる情報源なのか。そのことを見極めて、なおかつ自分のシェアの仕方は人に伝わるのか、人を不愉快にさせないか、ということを考えながらやらないといけない。私自身かなりソーシャルネットでその手の失敗をしているのでその点は慎重になるべきであろう。

戦争や動物虐待等の悲惨な事態を訴えるために、悲惨な写真が必要であることは確かである。しかしそれらはみるには特に一般の人には相当な心の準備が必要である。そしてソーシャルネットの友人の一部を不愉快な気持ちにしないためにも少なくともいきなりタイムライン上に写真を表示するような投稿はせず、リンク先の画像を表示しない設定にし「閲覧注意」と書くぐらいの配慮は必要であろう。

悲惨な現実から目をそむけろといっているわけではない。ある表現、特にきつい表現が入っている場合は配慮が必要だということ。案外悲惨な写真を平然と見れるような人は実際には何の悲惨さも感じずにそれこそ集団自衛権容認賛成、この国を「普通に戦争できる国にすべき」などと主張したり、平気で人殺しに加担したりする可能性がある。

結果的にそういう人間と同類になってしまう危険性は確かにある。

twitterでもそうだが特に日本人は情報源が信頼できるものかどうか確かめもせず、安易にシェアする傾向が強すぎる。だからデマ拡散に結果的に加担することが多い。別に早く拡散したところで賞金がもらえるわけではないのだから早く拡散しようという癖はなくした方がいい。

自戒の意味もこめてソーシャルネットでのシェア、これは最大限の配慮をしながら行うべきだろう。過ちを繰り返さないために


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2014年7月 9日 (水)

実はもう終わっているダウンロード 音楽配信の時代

日本におけるSpotifyのサービス開始、一時は6月という話もあったが結局また見送りのようだ。一体いつになったら始まるのかわからんがいい加減ゴネている会社なんか置いて行ってサービスを開始しちゃえばいいのに、と思うのは私だけ?

既に欧米では完全に主流になりつつある音楽のオンデマンドストリーミングサービスについては既に日本は大きく遅れを取っている。私がSpotifyPandoraのようなオンデマンドストリーミングサービスに期待しているのは以下の理由からである。

1、純粋なストリーミングで「ダウンロード」ではない(You tubeなどはキャッシュがブラウザにダウンロードされる)したがって違法にダウンロードされる可能性はない

2.「ダウンロード」ではないため、音楽を最初に聴く場合に時間がかからない。またmp3だけでなくwavや高音質(ハイレゾ)の音源をユーザーに提供することも可能

3.オンデマントであると同時に「新たな音源(新曲)」の情報もユーザーに届くシステムになっており、コンテンツホルダーからすれば「宣伝手段」にもなるし、ストリーミングによる収益にもなる

そしてだいぶ前だがこういう記事がある。

Screenshot20140703at125006pm

■アメリカのオンデマンド音楽ストリーミング、対前年比42%アップ―ダウンロード販売は衰退へ
http://jp.techcrunch.com/2014/07/04/20140703streaming-is-killing-downloads/

2014年上半期のNielsen音楽市場レポートが 発表された。これによると、デジタル音楽の消費チャンネルはダウンロードからオンデマンド・ストリーミングに急速にシフトしつつある。オンデマンド・スト リーミングは対前年同期(上半期)比で42%のアップとなっている。2014年上半期には700億曲がストリーミング再生された。逆に、デジタル楽曲のダ ウンロードは13%ダウンして5億9360万曲に、アルバムのダウンロードは11.6%ダウンして5380万枚となった。

Nielsenのレポートを読むと、AppleがBeatsを買収したのは賢明だったと思えてくる。つまりiTunesのダウンロード販売モデルは急速に衰退しつつあるからだ。楽曲のオンライン、オフライン販売が低調だったため、ストリーミングを含む音楽産業全体の売上も3.3%ダウンした。

 

一方、独自の趣味を持った若い層の影響だろうが、アナログ・レコードの販売が対前年比で40%もアップし、400万枚となった。販売を伸ばした物理的媒体はこれだけだった。

アナログレコードが復活しつつある、という話は既に当ブログで何回も書いている。そして音楽配信、ダウンロードの衰退が明らかに始まっている。個人的にはダウンロードはなくなることはないとは思うが、ダウンロード音楽配信の時代はもう終わったといっていいと思う。結局音楽配信は大きく成長することもなく時代を終焉させることになる。先ほども話したがストリーミングならハイレゾもできるので音楽を楽しむということならストリーミングがおすすめである。

ネットではCDの次は音楽配信だ、などという論調が圧倒的だったが、よく考えたらCDより明らかに商品のクオリティが落ちるmp3の音楽配信がmp3より音質のいいCDに完全に取って代わられるなどという発想は本当にばかげている。これはそこそこのレベルのレストランの料理がコンビニ弁当に取って代わられるなどというようなものだ。だから冷静に考えれば明らかに品質が劣化する商品の普及を「イノベーション」だなどと本気で信じること自体正気の沙汰ではない。しかしついこの間までいわゆるネット住民だけでなく世の中の大多数の人はそう信じていた。

仕事の関係等で私もだいぶダウンロードしたけど、結局あまり聞いてないというのが正直なところ。はっきりいって、やっぱりいい音で音楽聴きたいからだ。でも本当にいい音は最終的にはアナログレコードということになるだろうか?

いずれにせよ認めたくない人もいるかもしれないが、音楽配信の時代、ダウンロードの時代は終わったといっていいだろう。


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2014年6月26日 (木)

川上量生ドワンゴ会長インタビュー [ネットの対決はオールドメディアが圧勝」「最後は有料モデルが勝つ」

だいぶ前の記事でもドワンゴの川上さんのインタビューを引用し、それに対して好意的なコメントを書いたため、多くのITギーグと呼ばれる人たちから大いなる反発を食らったが(笑)

今回の記事も認めたくないネット住人は多いだろうが、インターネットやそのコンテンツビジネスについてかなり真実を述べているといっていいだろう

■「ネットはオールドメディアが圧勝」
――川上量生ドワンゴ会長インタビュー
http://diamond.jp/articles/-/55086?fb_action_ids=10203932198932807&fb_action_types=og.likes&fb_source=other_multiline&action_object_map=[766643506690791]&action_type_map=[%22og.likes%22]&action_ref_map=[]

川上氏はIT起業家に得てしてありがちな、「IT革命論」や過剰なまでに「ネットの可能性」をいいたてるのではなく、ドワンゴ、ニコニコを通してネットの中のコンテンツビジネスを冷静に客観的に分析している、という面で「地に足がついた」議論になっているところが素晴らしい。
これは川上氏がITの世界に閉じこもるのではなく他の業種とのコラボレーションをやって成長してきた経緯があるため、他のIT起業家と違い広い視野で見ることができるためだと思われる。はっきりいってIT系の経営者で殆ど唯一まともなことを言っている人といっていいだろう。

今、ネットメディアは無料モデルが席巻していると思われています。無料の方が記事は拡散しやすく、有料にすると記事が読まれないという認識があるからです。

 ただ実は、有料記事でも拡散されている記事が目立ち始めています。これは重要なポイントですね。

<中略>

ネットメディアというのは、相変わらずアービトラージ(さや抜き)モデルですよね。自分で取材しないで、他媒体のニュースを集めたり、そのニュースを見て記事を書いたりしています。ページビュー(PV)を集め、広告収入を得るというモデル。人件費を抑えることで運営してきました。 結果として、そういうメディアが多数でてきたために過当競争になり、市場が荒れ地と化しました。数十人レベルで影響力のある媒体はできましたが、そこから大きく成長したものはなく、成長の道筋もない。

このモデルって古臭いし、将来性がないのです。つまり、ネットメディアは、ビジネスモデルを作れていないと言えるでしょう。

――新興のアプリ会社は、ベンチャーキャピタルなどから資金を得て、テレビ広告を打ち利用者を増やそうとしています。

それもね、このまま永続するモデルではないのです。結局、コンテンツを自ら作っているところが勝つと思いますよ。みなさん、勘違いしていますよ。本当に勘違いしている。新興のネットメディア対オールドメディアの勝負は、実のところ、オールドメディアの圧勝です。それを、わかっていない。

川上さんは世間的には「まとも」な人なのだがどうも私のみるところ。ITの世界ではまともに思われていないらしい(笑)、ご存じの通り当ブログで川上さんの見解を賞賛したらいわゆるITギークといわれる連中から多いに反発を受けたのは記憶に新しい。中川淳一郎さんも指摘しているように、ITギーグ連中の多くは「ネットが他のメデイアを凌駕する、優れている」という言質以外を受け入れようとしない、(こういう連中を中川さんが云うところの「ネット教信者」という)まあそういう連中は認めたくないだろうが、残念ながら上記の川上さんの分析は正しい。

そういう連中に対してはひとことでいって、

いい加減夢にすがっていないで現実を見ろよ、

        といいたくなる。

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2014年6月 4日 (水)

クリエーターに有効、仕事プロフェッショナル専用SNS LinkedInの可能性

実はあまり使っていなかったけど一応アカウントだけは持っていたLinked In

最近少し使い方がわかってきた。
SNSといってもmixifacebook、そして私自身は使っていないがLineとは全く違ったものである。

しかし仕事、プロフェッショナルな人間のSNSツールとしてはmixifacebookよりも可能性があるように感じ始めた。

Linked In当ブログの前の記事のようにどこどこで遊んだとか友人との記念写真をアップするといった使い方は一切できない。そういう使い方を想定したSNSではない。

だが主に海外のプロフェッショナルとのコンタクトを取る方法としては非常に有効なツールである。

最近知ったのだがLinkeIn の中に「グループ」というのがあってそこで自分のfacebookサイトや公式サイトも宣伝できる。「グループ」はかつてmixi やっていた人ならわかるが、mixi「コミュニテイ」のようなもの。「グループ」に参加許可が下りればすぐに自分の発言ができる。

「グループ」には音楽のプロフェッショナルや映画関係、うれしいのは映画音楽に特化したグループもあった。勿論俳優さん、女優さんがハリウッド関係とコンタクトできる「グループ」もある。(オーデイション情報が逐一入ってくるらしい)

仕事に関係する、プロフェッショナルやクリエーター同志のコンタクトを前提としたSNSなので某mixiのように募集記事を書いて「商用利用だ」などと騒ぎ立てるバカもいない。というかそういうアホなヒマ人君たちが遊べる場所がないから、Linked In賢い、きちんとした人しかいないので、これから日本のみならずグローバルに仕事をしたいと考える人にとっては有効なSNSかもしれない。云ってみれば自分のプロフェッショナルな履歴書を24時間、世界中に公開するSNSである。

ただ勿論、友達と写真をシェアしたりとか、楽しい記事を書くとかといってことには向いていないので、特定のプロフェッショナルやキャリアの人、クリエーター以外の人にはつまらないかもしれない。当然アホなヒマ人君はかまってもらえないからつまらないSNSに感じるだろう。でもはっきりいわせてもらうが、それでいいのだ!!

「グループ」といっても殆どが英語のもので日本語のものは「バイリンガルや翻訳」関係や経営者、起業家関係を除くとまだ少ない。幸いにして英語には不自由しないのでこれからもっと使おうかなとも思う。

ためしにLinked Inで私のフェースブックページを掲載してみた。「イイネ!」が一気に増えた。
https://www.facebook.com/pages/Kyoji-Ohno-Music-Composer-and-arranger/118787824854931

今まで殆どプロフィール閲覧者は少なかったけど少し増えるかもしれない。mixifacebookとは全然違う考え方のSNS。この両者に比べて確かに地味ではあるけど使いこなせるようになると有効なツールになるかも

というわけでよろしかったら私のLinked Inサイト覗いてみて下さい

http://www.linkedin.com/pub/%E6%81%AD%E5%8F%B2-%E5%A4%A7%E9%87%8E/4a/640/132

英語サイト

http://www.linkedin.com/pub/kyoji-ohno/4a/640/132/en


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2014年3月24日 (月)

このままだと音楽ストリーミングで日本はガラパゴスにースポティファイ上陸の時期について

当ブログでも何回か取り上げたSpotifyだが...

先日スポティファイ日本法人のハネス・グレー代表は6月にもサービスを開始する、と述べたという、だが具体的なサービス開始時期、期日は結局明らかにしていない

音楽業界の敵か味方か、スポティファイ上陸へ

世界を席巻する音楽サービスが日本でも開始【東洋経済オンライン]
http://toyokeizai.net/articles/-/33142

スウェーデン生まれの音楽配信大手、スポティファイが日本に上陸する。スポティファイ日本法人のハネス・グレー代表は「現段階では詳細を話せない」と言うが、複数の大手音楽会社の幹部によれば、「夏前に開始する」と同社から伝えられており、6月にもサービスを開始する

<中略>

スポティファイが日本法人を設立したのは12年10月。サービスを開始するのは時間の問題といわれてきたため、国内勢の相次ぐ事業展開には、先手を打つ狙いもあった。

正直いってスポティファイ (Spotify)の日本国内サービス開始の具体的な期日や情報が今回も出なかったことに失望した。そもそも当初は昨年の10月頃といって、それから今年の3月とかだんだん先延ばしになっている。この記事も「6月頃」とのみ記して明確な期日は示していない。そろそろ「オオカミ少年」のパターンになってしまうような気がして心配になってきた。

この会見を読む限りサービス開始の準備は進めているもののまだ具体的なメドはたっていない、という意味にも取れる。もしそうだとしたら、ストリーミングに関しては日本は完全に「ガラパゴス」になりつつある。

この東洋経済の記者もSpotify「敵か味方か」などと書いている自体、あまり本質がわかっていない。おそらくはいまだ二の足を踏んでいるレコード会社の関係者の声をくみ取っているのかもしれない。つまり本当は味方なんだけど、敵だと日本のレコード産業は思い込んでいるか、理性では敵とは思わなくても感情の面で我慢ならず敵と見てしまうそんな状況ではないのか。とにかくスポティファイ の内容はたいていの会社は内容を把握しているはずなので、このサービス開始をどんどん先延ばしにしようとする理由がわからない。

どうも日本の音楽業界側の本音を見る限り、ひとことでいえば音楽業界の連中は「変わりたくない」という本音が垣間見える。理屈ではこれが宣伝ツールにも収益にもなりうるとわかっていても自分たちの知っているビジネスモデルとは違う、それに対する心理的抵抗がどうしても拭いきれない。だからゴねたり、消極的になっている、どうもそんな気がしてならない。

私見ではゴネている会社は置いて行って積極的な会社だけで始めてもいいような気がするけどね。このままだとまた先延ばしになってしまう可能性が高く、日本は今後の音楽の大きなチャンネルであるストリーミングサービスで世界の中で後れをとるどころか、ガラパゴス状態になってしまう。

スポティファイジャパン にも柔軟な対応を考えてほしいものだ。


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2013年11月13日 (水)

ドワンゴ川上氏インタビューに見る昨今のコンテンツ、情報、文化の諸問題

いつものことですが本日も長文になります。

IT関係の企業家というと「無条件でネット礼賛」「ITが既存のインフラを凌駕する」とか「ITはすべての人を幸せにする」などといった妄想に近い言動をしがちである。(そしてネットの「信者」がそれに拍手喝采を浴びせる、という図式) しかし先日ビジネスジャーナルに記載されたドワンゴの川上会長のインタビューを読むとはやはり川上氏はきちんと世の中を見ていて寧ろネットの論調や現状に警鐘も鳴らしている。そのインタビューは現代のネット事情ならびにそれにからむコンテンツの点もはじめ現代のさまざまな問題を網羅しているのでこの記事で私の見解を述べさせていただく

尚、このインタビューは川上氏の新著 ルールを変える思考法 (角川EPUB選書)にからんで行われていたものである

■ドワンゴ川上会長に聞く、ニコ動成功の理由と、社会を不幸にするネット世論のおかしな構造
http://biz-journal.jp/2013/11/post_3303.html

重要な箇所を引用して私の見解を述べさせていただく

川上 従来、口コミというのは、発言した人の声が聞こえる範囲に存在する特定の人にしか届きませんでした。ところが、ITの進化に よって、電子メール、LINE、もしくはFacebookのような、いわゆるソーシャルメディアを介して、声が聞こえる範囲に存在しない人にも、口コミが 伝搬するようになりました。一方で、マスメディアというのは1対N、つまり発言者の声を不特定多数の人に届けるものです。ソーシャルメディアは声の大きな 口コミですが、マスメディアとは本質的に違うものです。

 しかし、ソーシャルメディアについて語る時に、「これからはソーシャルメディアの時代だ」というように、「ソーシャルメディアが従来のマスメディアを代替するもの」という文脈で話をする人が多いのですが、それは間違いだと思います。

聞き手--「ネット上の口コミは、マスメディアとは違い、人々が伝えたいから伝わるのでウソがない」という考え方には危険があるともおっしゃっていますね。

川上 まず、口コミのほうがウソは確実に多いと思いますが、それはおいといて、僕が言っているのはプロモーションの手段として口コミを利用することは、そんなに簡単じゃないということです。今のネット上の口コミは、「口コミをしてくれたらお金を払います」というかたちで行われているケースもあり、それはステマ(ステルスマーケティング)として批判されているやり方ですよね。つまり、お金を払って情報を伝搬させるというやり方です。

そうした口コミで広がるものは、美容品や健康器具のように単価が高くて利幅の大きいものです。その利幅を流通する人に分配することで売る、というのがネットワークビジネスで、普通の商品はそういうことをやりません。例えば、任天堂の商品をネットワークビジネスで売りますか? という話ですよ。つまり、ネットを介して口コミを行うようになったからといって、ソーシャルメディアにそういう売り方が成立することはないと思います。少なくとも、プロモーションの方法として、マスメディアがソーシャルメディアに取って代わられるという考え方には誤解があると思っています。

これは全くそのとおり、ネットの中のIT系記事はもとよりビジネス書でも「ソーシャルマーケテイングが社会に革命をもたらす」とか「ネットがそのうちマスメデイアを凌駕する」などといった文言が本当にうざったいほど見られるがいずれもはっきりいって間違いである。特にネットとマスメデイアはそもそもメデイアの本質が全く異なるため本来なら同じテーブルで論じることすらおかしい、だいたいそういうことを主張すること自体ネットというメデイアの本質を理解していない証拠だ、

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2013年10月26日 (土)

テレビとネットの情報ー要はバランス、どちらに偏ってもいけない

最近新サイトを立ち上げたりしていると同時に実は現在、またその関連でテレビ番組の企画も考えているがそんな折、こんな記事を見つけた。

■なぜ、若者の間でノー“テレビ”ライフが広がるのか?テレビを捨てた人たちの本音http://biz-journal.jp/2013/05/post_2044.html

本当はなくても済む。むしろ、ないほうがよい。人によっては「テレビ」とはそんな存在だ。ノーテレビライフを始めた20〜30代の人たちが異口同音に語るのは、生活の質の向上だった。

 テレビをまったく視ないという人は微増している。NHK放送文化研究所が実施した「国民生活時間調査」では、平日のテレビ視聴時間が2010年までの5年ごとの調査で、

 ・1995年:8%
 ・2000年:9%
 ・05年:10%
 ・10年:11%

と推移している。

 

「ニコニコ動画」を運営するニワンゴが10年に実施した調査では、平日にテレビを視る時間を問う質問で最も多かった回答が「まったく視ていない」で 20.9%だった。年代別では20代の24.3%、30代の22.7%の順に多く、若い世代にノーテレビライフが増えている傾向も垣間みられる。

 

 今回、取材に応じたノーテレビライフ実践者3名は、ともにもともとテレビを積極的に視るほうではなかったという。そして、転居、一人暮らし開始、地デジ化といった「テレビを改めて自分の部屋に置くか?」の選択を迫られる場面でノーテレビを選んだ。

 

 自分で選んだノーテレビライフだから当然といえば当然だが、彼らはテレビとの決別の後悔を感じさせない。「無駄に過ごす時間がなくなった」(Nさ ん、30代、男性)や「生活の質は向上した。読書、執筆、語学、家事などに費やす時間が増えた」(Cさん、20代、女性)。唯一、大地震など災害時にテレ ビの必要性を感じるようだが、「ツイッターで状況はいち早くわかる」(Mさん、30代、女性)と話す人もいる。

これが今の社会全体の傾向だとは思わないが、あえてこの傾向に対して苦言を呈させていただく

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2013年3月 6日 (水)

「聴き放題」だけでは音楽ストリーミングサービスは成功しない

私自身もPandora RadioSpotifyを使い始めて早いもので一か月以上経った。

使ってみて確かに感じるのは、従来のパッケージとは違う「サブスクリブション」サービスというビジネスモデルは確かに音楽産業復活の起爆剤になる可能性があると思う。ユーザーにとっても端的に、すごく便利だし、ここに未来の音楽のありかたへのヒントがあると思っている。

そんなこともあってか日本でも続々とサブスクリプション型音楽ストリーミングサービスが開始される

NTTぷららの「ひかりTVミュージック」やJ-POPを中心とした100万曲をスマホ上で聴き放題というレコチョクによるサービス「レコチョク Best」2012年夏にサービスを開始していたKDDIの「LISMO unlimited」やソニーの「Music Unlimited」も開始し、すでに激しい競争が始まっている。

それにSpotifyも予定通りいけば今年の秋頃、サービスを開始するようだし、Pandora Radioもまだメドはたっていないもののサービスを日本で開始するのは時間の問題だろう。

ただ私自身Pandora RadioSpotifyを使っていて日本のサブスクリプション型音楽ストリーミングサービスのサービスの打ち出し方を見て正直どうも違和感を感じるのだ。というか各サービスの打ち出し方を見て何か違う、という印象は否めない。

そうしているうちに面白い記事をみつけた。

■聴き放題」だけでは音楽ストリーミングサービスが成功しない理由
~「着うた」市場壊滅の本当の理由から、次世代音楽配信サービスの「成功モデル」を探る~
http://www.drillspin.com/articles/view/571

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