ヒーリングミュージックはアヤシイものではありません。
さて、私は幸か不幸かヒーリング、癒しというものに関ってしまいました。これは今を去ること20年前にビクターエンタテインメントから出したヒーリングミュージックのシリーズを出したことに始まるのですが、当時は私のシリーズも含め、多くのレコードメーカーからヒーリングミュージックの作品が発表されました。それから二十年たっていますがヒーリングミュージックが果たして市民権を得たのか? というとこれは必ずしもそうともいえない気がしています。
皆さんは「ヒーリング」ときいてどんなイメージを持っているでしょうか?
日常的にアロマテラピーとか、ヒーリング音楽を聴いている方には特に普通のイメージを持っている方もいらっしゃるでしょうが、なかには「アヤシイ」とかトンデモ系のようなイメージを持っている人も少なくないのではないでしょうか? 実際私の友人のヒーリング音楽のアーチストがあるイベントでヒーリング音楽をやるといって「怪しい」といわれていたことがあったと聞いています。
そもそもヒーリングとはどういうものなのかといいますと、三省堂提供「デイリー 新語辞典」よると「心身に働きかけて生命力・自己治癒力を引き出し,治癒・回復を促す活動。癒しともいう」と書いてありますが、これじゃ何をいっているのかわからないと思いますが「生命力・自己治癒力」を引き出す状態へ誘導するメソードだという風に私は理解しています。ところが確かに私の理解とは違う考えを持っている人も少なくないのも事実です。
正直、ヒーリングにはいわゆるスピリチュアル系とかいわゆるトンデモ系の人が実際少なくないのも事実で、そういう人たちの存在がヒーリングやヒーリングミュージックというものにある種の偏見を持たせる原因にもなっているように思います。
これらはヒーリングの定義による「生命力、自己治癒力を引き出す」という点をスピリチュアルなメソードを使って誘導するということのようですが、そのメソードも明確な根拠が示されていないものばかりで、科学というよりは宗教(ある意味ではカルト宗教に近い)印象を受けます。
ヒーリング、私の場合はヒーリングミュージックということになりまnすがこれは音楽を用いてヒーリングの定義による「心身に働きかけて生命力・自己治癒力を引き出し,治癒・回復を促す」ために音楽療法でいう「受動的音楽療法」のメソードを応用しています。
音楽療法についての詳しい解説は私のコラム「音楽療法について」をご覧いただくとして
http://homepage1.nifty.com/hyb-music/m_therapy.htm
簡単にいいますと音楽療法には音楽を演奏することによって肉体的、精神的に回復を促す能動的音楽療法と、音楽を聴くことによって肉体的、精神的に回復を促す受動的音楽療法の2種類があり、ヒーリングミュージックを聴くことによって癒されるのは受動的音楽療法のメソードを使ったものです。
さて、ここで受動的音楽療法なる言葉が出てきましたが「音楽療法」という言葉のため誤解されることが多いのですが、決して音楽で病気を治すわけではありません。これらは音楽を聞いたり、または演奏することによって"リハビリ"を行う事によって肉体的および精神的回復を図るというのが実態で、この場合音楽は薬ということより"リハビリテーションツール"としての役割を担っているという認識の方が正しいのです。実はこの誤解が音楽療法やヒーリングというものの誤解を生み出しているような気がしています。
音楽療法ーこれを「音楽で病気を治す」とか「音楽をクスリにする」とかいうイメージから、「チャネリング」(もう忘れている方も多いでしょう)とか最近は「レイキ」等、さまざまなメソードが次々に出てきましたが、正直私はその大半に対して批判的です。またこういうものに関っているために、スピリチュアル系、トンデモ系の人たちとの接触を私自身ずいぶんしてきましたが、いずれも結果的に「ひどい目」にあっていることもあって、私自身はそういう人たちとは決別しています。個人的にはヒーリングミュージックをやっているという理由だけでこういう人たちと同類に扱われるのは正直いって迷惑に思っています。
実は音楽療法のメソードも、ヒーリングもアヤシイものではなく、実に理にかなったものです。そろそろそういうきちんとしたメソードに対する啓蒙が必要な気がしています。スピリチュアル系とかトンデモ系とか、確かに売ることを考えたらインパクトはあるかもしれませんがそろそろそういうものから卒業すべきではないでしょうか?
ちなみに突っ込まれそうなのでここで述べておきますが、私が取り組んできているサブリミナルについては最近アメリカで新たな研究論文が発表され、サブリミナル効果というものが存在することを科学的に証明した画期的な論文が発表されました。このことについては次の日記で書こうと思っています。
尚、先週このブログでもご紹介しましたが、受動的音楽療法の「同質の原理」を応用したクラシックのCDを監修しました。先週の19日に発売されており、私の音楽作品ではありませんがご興味ある方はご覧下さい。詳しくは
http://kyojiohno.cocolog-nifty.com/kyoji/2008/11/cd-df4b.html

| レーベル | コロムビアミュージックエンタテインメント (規格番号:COCN-20048) |
| 発売予定日 | 2008年11月19日 |
| 盤種 | CD |
| 予定価格 | 2,200円(税込) |









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