クリスマス狂騒曲
はい、今日はクリスマスイブですね。
この日をワクワクした思いで過ごす人もいるでしょうが、ユーウツな気分で迎える人も多いのではないでしょうか? まあテレビやラジオのCM等を聞いて何か1人でクリスマスイブを過ごすのがあたかも最低の人間であるかのようなキャンペーンにうんざりしている人も多いでしょう。
今年たまたまある仕事でスペインのクリスマスソングの編曲をする機会がありました。日本では殆ど知られていない曲で、日本のクリスマスソングとあまりに雰囲気が違いますので戸惑う人も多いでしょう。
Ven a Belen |
Campana_sobre_campana |
Ven a Belen (降誕人形の来場) とCampana sobre Campana (鐘の上に鐘)の2曲です。編成はソプラノ、ピアノ、バイオリン、チェロですが、ソプラノパートはシンセになっています。(打ち込んだものです) いずれもスペイン民謡です。
あと伝説のチェロ奏者のパブロカザルスの十八番だった「鳥の歌」(カタローニャ民謡)も実はクリスマスソングであったということは意外に知られていません。この「鳥の歌」は日本人の感覚だとクリスマスソングというにはあまりにもの悲しい印象を受けますが、これはカザルスの出身地のスペインのカタローニャ地方が歴史的に虐げられてきたからです。このカタローニャ地方というのはスペインの都市バルセロナがあるところですが、他にもピカソ、ミロ、ロルカといった著明なアーチスト、詩人を多く輩出しています。歴史的に虐げられてきた人たちがイエスキリストに希望を見出し、明日の幸せを祈ったせつないクリスマスソングです。
どんな曲か知りたい人はこちらをお聴き下さい。放送の中間部にその「鳥の歌」を聞くことができます。
■「クリスマスの癒しの音楽」(「癒しの音楽チャンネル」2008年12月放送)
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日本では本当にうんざりするほど「恋人と,,,」なんていうキャンペーンが繰り返されますが、スペインや南イタリアのようなカトリックの国では日本のようなギラギラした飾りなど殆どなく、あまりに地味なので拍子抜けする日本人も多いと思います。そもそもイルミネーションやクリスマスツリーはプロテスタントのものでカトリックのものではありません。カトリックの人にとってはクリスマスは厳かで神聖な日なので、日本人のように「恋人とホテルで...」なんていう発想すらないんですね。まあだからあまりマスメデイアのキャンペーンに踊らされる必要はないと思います。
クリスマスはイエスキリストの誕生日とされていますが、そもそも12月25日は本当のキリストの誕生日ではありません。この12月25日というのはローマ帝国時代の原始宗教であるミトラス教の習俗を尊重し取り入れ融合した可能性が高いといわれ、本当の誕生日は1月8日とも、4月7日ともいわれ実はわかっていません。そもそもキリストの誕生した年を紀元0年としていますが、実際にキリストが誕生したのは紀元前4年であることはほぼ間違いないといわれています。
つまりクリスマスというのは作られたお祭りなんですね。そして商業主義によってどんどん拡大していった。というのが実態です。
まあそんなわけで今日明日の「クリスマス狂騒曲」あまり気になさる必要はないのではないかと...













































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