実験発売ーNFT作品を制作し出品してみる。思った以上に悪銭苦闘(汗)
先々週の当ブログでの記事
■NFTカンファレンスNon Fungible Tokyo(オンライン)に参加ーアーチストにとって素晴らしい革命的といっていいシステム コンテンツ業界を根底から変える新パラダイムの可能性
http://kyojiohno.cocolog-nifty.com/kyoji/2021/06/post-0dca4f.html
そこでNFTの可能性を感じましたので、とりあえず論より証拠、実際にNFT作品を作ってみてどんな感じか自分でやってみることにしました。理屈として理解しても実際に自分でやってみないと見えてこないことが多々ありますからね。
ただNFTマーケットをみると音楽関係がほとんどありません。もっといえば我々がいう一曲で「販売されている」ものはほとんどないといっていいです。それはNFTのマーケットプレイスのウエブやサーバーの環境に起因することが多いようです。
実は何社かマーケットプレイスを探しました、アメリカの大手のtreasureislandはなぜか私がインストールした仮想通貨のウオレットと相性が悪く何度やってもエラーが出てしまい(原因がわからず)また日本国内のNFTマーケットのnanakusaは登録アーチストオンリー、 もう1つcryptoはサンプル提出や申請を行いましたがリプライなし、となかなか従来のe-コマースのように気軽にコンテンツをアップロード→販売というわけにはいかないこともわかりました。やはりサブスク等より高い金額になる可能性がある、ということでハードルをそれなりに挙げているのかもしれません。いろいろと試行錯誤しているうちにopensea というマーケットプレイスで出品することができたのでここでもご紹介します。
あくまで実験出品であり実験作品であることをご留意いただきたい。トライ&エラーの一環である。
実はその後気づいたのですが、初めてやる人は イーサリウム のガス代を2回分払わないといけないため最初は出品したつもりでも実はしていなかったことがわかりました。そのため結局仮想通貨のイーサリウムを少額でも買う必要があることがわかったために完全なリスクフリーではないこともわかりました。
そのためいろいろと悪銭苦闘しましたが何とか正式に発売できました。ガス代(システム代ーともいうんでしょうか?)2回分必要ですがガス代が6月に入り暴落して助かりました。
以下今回のNFTの実験作です
Mountains of Tsugaike plateau
Tsugaike plateau
Photo by Kyoji Ohno: Music composed and performed by Kyoji Ohno
もう別のシリーズ
Healing pictures Dusk3
クロードモネの有名な絵に似てますが、例の客船の仕事をしたときに私が撮ったものです
これ以外にこの2つがあります。
Healing pictures Dusk1
Healing pictures Dusk2
取りあえず実際に自分でやってみないとどんな感じかわかりませんので、実験的にやってみました。
まあ仮に全然売れなかったらそれはそれ、というノリです。
今回ガス代用のイーサリウムを購入するために6000円くらい負担しました。実際にはこの半分だけで十分だったようです。
いずれにせよどういう結果になるか、ワクワクするようなしないようなww
でも新しいことする、ってこういうワクワク感がありますよね
最近こういうワクワク感が仕事にない
ただサイトはQuickTimeをサポートしていないので不本意な形での出品となりました。音楽は聴けるのですが静止画のみです。
映画関係者は動画をフルに出せるNFTサイトを探す必要がありますね。
もしかしたらまだNFTマーケットのインフラも不十分かもしれません
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