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2021年5月 3日 (月)

映画Junk head を見る。久々に日本が世界に誇れる映像クリエイターの登場!! この映画は見ないと後悔する。

緊急事態宣言が東京で発令され、東京の映画館は軒並み休館、と思いきや途中で渋谷アップリンクは一時休館したものの公開していることを知った。これは先月の段階で今月の5月20日に閉館することが既に発表されている関係で今休館は逆にできないという判断に変えたものと思われる

■アップリンク渋谷閉館のお知らせ
https://shibuya.uplink.co.jp/news/2021/58802

個人的には私が関わった映画の多くがこの劇場で公開されたこともあり、非常に思い入れのある劇場である。それだけに残念であるが、同時に緊急事態宣言で外に遊びに行けないが、どうしても早く観たいと思っている映画があったので、結局我慢できずに本日渋谷アップリンクに向かった。

いわゆるネットの「自粛廚」「正義感で人を叩きたい廚」「正義のミカタ」廚といった連中のターゲットになるかもしれないが、とにかく絶対に見ておかなければならない映画の1つ "Junk head"を見に行った。

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監督の堀貴秀氏が全編をほぼ一人で、約7年間かけて作り上げた作品で映画製作もほぼ独学、映画関係者とのつながりも殆ど皆無だったという堀氏、しかし作り上げた世界は独創的でまさに驚異的な世界を作り上げた。実際みにいって結論からいって「想像以上に凄かった」。久々に日本が世界に誇れる映像クリエイターの登場といっていい。ギレルモ・デルトロが大絶賛するのもわかる。

もともとこの作品は今日見に行った渋谷アップリンクでのイベント上映でまずは短編として上映した。「面白くなかったらお金はいらない」という投げ銭形式だったという。その後続き製作のためにクラウドファンデイングを試すも失敗、しかし国内企業からの出資により数人のスタッフを雇えたようだが、二年間ほぼ休みなしで制作したという。その凄まじいほどの情熱と努力は見事に映像に反映されているといっていい。今までみたことのない世界が広がっている。日本人のクリエイターでこのような世界を作る人がいたことに驚きと喜びを感じた。映像はグロテスクなところもあるが、そこがまたよかったりする。とにかく論より証拠この映画を見に行くことを強く勧めたい。

それにしても甘かった。緊急事態宣言下だから空いてるだろうと思ったらとんでもない。席は満席で密な状態だった

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それにしてもこの堀監督が「初めて」作った映画であるにも関わらずこれだけの映画祭で受賞している。

ファンタジア国際映画祭で長編アニメ部門審査員特別賞を受賞

-オルデンブルク国際映画祭(独)入選
-レインダンス映画祭(英)
-ファンタスティック映画祭(米)新人監督賞受賞

まだ多くの映画祭にノミネートされている、との話なのでこれからもっと受賞の情報が入る可能性が高い、と思う。

本日上映を見に行ったアップリンク渋谷は30分のショートを始めて「投げ銭上映」したという縁もあるのだろう。映画で実際に使われた人形、や絵コンテ等が劇場のロビーに展示されてあった。

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パンフレットもクォリティがめっちゃ高かった。なんでも配給元のギャガが作ったものに監督が満足せず監督自身が納得いく内容のパンフレットにしたそうで内容は濃い。1500円の価値があるといっていい。既に何回も増刷しているとのこと。

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論より証拠。まずは劇場にいってご覧になることをお勧めする。この映画は見に行って損にはならない、と考える

予告編

 

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