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2020年3月17日 (火)

CDの時代からサブスクの時代に移行した現代ーまだ日本の音楽関係者やミュージシャンにそのことがを実感されていない気が

コロナウイルスの関係でこれを機会に再生回数を伸ばすことに格闘していたサブスク関係をテコ入れしていることは先日の記事で述べた。

音楽業界は体質的に変化を忌み嫌う体質があるためかサブスクリプションのストリーミングに対する抵抗感が根強いということは知っているが、ストリーミングは日本でも既に昨年の段階でダウンロードを追い抜いている。

■音楽ストリーミング売上がはじめてダウンロードを超えた、日本レコード協会発表
https://jp.techcrunch.com/2019/02/26/music-streaming/ 

■世界の音楽市場、191億ドルで9.7%成長。音楽ストリーミングが牽引、日本の音楽業界は
https://news.yahoo.co.jp/byline/jaykogami/20190403-00120770/

世界の潮流は完全にストリーミングが中心だが、私自身は完全にそちらのモードに移りつつある。そんなこともあり今まで自分が関わったCD関係を部屋から片付けた。片付けをやっていて自分が制作に関わったパッケージがこんなにあるのかと改めて驚いた。(音楽だけでなく「音響」だったりデイレクターだったり...)

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そう、私自身も長い間パッケージに関わってきたので実はパッケージに対するこだわりはかなり強いほうだった。軸足は完全にストリーミングにうつりつつあるが、後で話すがアナログレコードというパッケージは残っておりストリーミングは今やアナログレコードを売るためのインキュベーションといっていい。

音楽も映画同様、何十年に一度という大変革が起きている時代でそれを睨んでFacebookでも「ストリーミング関係」のグループを立ち上げた。

■サブスクリプション演奏回数増加、プレイリスト登録互助会
https://www.facebook.com/groups/2427644280822324/

そのグループを立ち上げてみてまだ日本は業界関係者もミュージシャンも私のいう「ストリーミングの時代に移行」に対して温度差、というか新しい時代への実感を感じていない人が多いことがわかり正直愕然とした。

先日の記事でFacebookでSpotifyを中心に曲のリンクを自由に投稿できるコミュニテイグループでプレイリストに入れてもらう、再生回数強化の作戦を実行したことを述べた。Facebookのコミュニテイサイトで自分の曲のリンクを片っ端から貼る作業を行った。

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このグループはアメリカやヨーロッパだけでなく東南アジア、アフリカ、インド系も含む全世界の人が参加していた。このからもストリーミングサブスクリプションは世界の潮流であることがわかる。取り交わす言葉は全て英語。
率直にいって日本人は私しかいなかった。いや、ひょっとしたら私の見落としがあっ手日本人がいたかもしれないが、とにかく極端なほど少なかったのは事実。

一つこのグループに参加してわかったのは海外のアーチストと日本のアーチストの著しい温度差だ。海外の人は再生回数やフォロー数を増やすべく必死にグループのスレに参加してくる。ところが日本は私が立ち上げたグループではグループのプレイリストや新規のサブスクのリンクの投稿はこちらから促してもなかなかやらない。投稿や反応する人はだいたい決まった人に留まっている。

そもそも「みんなでプレイリストのフォローそして再生回数を伸ばそう!」、といっても何かレギュラーで投稿している人たち以外は意味を理解しているように思えないのだ。どうも

再生回数=自分の収入に直結  ということを理解せず、CDのようにパッケージがうれて「ストリーミングで聴かれる」という感覚でいるようなのだ。それは勘違いなのだが

実際 日本のサブスクは世界のベストスリーに入っているとはいえ実はまだ日本の音楽の世界では主役になってはいないのだ。それはヒットチャートの常に上位にいる米津玄師や星野源などのトップアーティスト、サザンオールスターズ、B'zといったようなアーチストがいまだにサブスクをやっていないためである。

おそらく事務所側がそれをさせないのだろう。単価が極端に低い(そのため全世界に向けて再生回数を増やさなくてはならない)ストリーミングを嫌い、CDのパッケージを買ってもらった方がまだ利益を出せるという旧態以前のビジネス観に固執しているためである。日本の音楽業界には「ストリーミング否定派」が根強くいるというのはそういう点だ。

海外のアーチストは全世界を対象としたマーケットで作品を作っており日本以外の国ではもはやそれが常識となっている。日本だけが従来のCDパッケージ観にいまだに固執し「ガラパゴス」を維持しようとしている。

日本が今世界から置いて行かれている、日本だけが他の国と全く違うビジネスモデルに固執している。完全に後進国に転落した日本。ここまで遅れると追いつくのは大変である。

その世界観に影響を受けているアーチストがインデイースにもまだ根強く存在する、ということなのかもしれない。

それが続けられる時代はまだそれでいいかもしれない。

だがそのビジネスモデルが維持できなくなったらどうする?

それにパッケージが完全になくなるわけではないのだ。今欧米ではアナログレコードが完全に復活しており、そのアーチストの真のファンはアナログレコードを買う。以前も書いたが本来アナログレコードにとってかわるCDが今アナログレコードにとってかわられるという逆転現象が起きているのだ

そしてその時期はもうすぐそこまで来ているのだ。その時期までに日本のオリコンヒットチャートのアーチストよりも稼ぐ人間が出てきたらどうする? いずれ誰かがそれを実現するだろう。誰が最初にやるかわからないが、誰かが必ずそれをやる。

Facebookグループの「■サブスクリプション演奏回数増加、プレイリスト登録互助会</strong」でその最初の誰かを出すことができれば面白いが..

 

 

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