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2020年1月14日 (火)

ストリーミング時代でのミュージシャンの生き方ーまずは自分の音楽をどんどん聴いてもらう。聴いてもらうことがお金になり活動にもつながる

今週あたりからいよいよ2020年の動きが本格化すると思いますが、このブログで「CDはもうなくなる!」といって落ち込んでいるミュージシャンの皆さん。確かにCDはなくなるのはおそらく避けられませんが逆にストリーミング時代に入ったからこそミュージシャンの活動にとってプラスになる、という話をしておきましょう。

・音楽を聴かれれば聴かれるほどお金になる時代

実はストリーミング時代にとって今までとは根本的に変わってくる点があります。それは今までネット上で音楽の不正ダウンロードとか「試聴は望ましくない」などといった話が音楽の業界筋からよく聴かれますが、ストリーミング時代は各プラットホーム上の音楽で再生(音楽が聴かれること)されれば再生されるほどそれがお金に換算できるという点です。

例えば以下の主要なストリーミング、サブスクリプションプラットホーム

Spotify Applemusic Amazonmusic

プラットホーム上で多少違いますが、1回再生されるごとに1円の収入になります。これを友達やファンだけでなく日本国内、しいては世界中の人に聴いてもらうようにすれば相当の回数、あなたの音楽は聴かれることになります。日本はなんだかんだいわれながら既にストリーミング市場は世界第三位だそうです。私も最近知ったのですが、オリコンの再生回数ですとトップは1週間で4万再生回数を超えます

https://music.oricon.co.jp/php/ranking/RankingOriconList.php

トップのPretenderはすでに1億回の再生回数を突破したそうです。これは1億円の収入を得たということと同じです。

http://www.billboard-japan.com/special/detail/2765

これは日本での再生回数のみをカウントしていますが、全世界的でもトップアーチストはいずれも億単位の再生回数を得ています。

つまりミュージシャンならとにかく上記のプラットホームで「自分の音楽をできるだけ多く聴いてもらう(再生回数を稼ぐ)」ことに全神経を集中すべきなのです。

私は残念ながらまだ再生回数を稼ぐのに悪戦苦闘しています..(涙)

Img_2069

特にSpotify等で再生回数を稼ぐには有力なプレイリストにて再生してもらう必要があります。私の場合はそこで苦戦しているため、なかなか再生回数を稼げないでいるのですが、とにかく自分でもプレイリストを作り、ソーシャルネットその他で各プラットホームのリンクをシェアしまくるしかないようです。まあ既に人気のあるアーチストはそんなことしなくても大勢聴いてもらえるんでしょうけどね (汗)

まあとにかく自分にとって自信のある曲、レコーデイングができれば迷わず各プラットホームにてストリーミングさせて、とにかくできるだけ多くの人に自分の曲を聴いてもらう、ということを最優先すべきでしょう。

それがさまざまな点で好影響をもたらすことになります。

勿論ストリーミング時代に入って音楽のプロモーションのセオリーが全て変わったわけではありません。

実は音楽のプロモーションの基本はCD時代と何ら変わらないです。CDというパッケージがストリーミングに変わっただけの話です。一部のプラットホームでまだダウンロード(旧来の音楽配信)は残ってますが、とにかく多くの人達にきいてもらうためにはSpotify, Apple Music. Amazon Music そして日本ではLine Music等で大勢の人に音楽を聴いてもらうための「告知」は必要です。

そしてその「告知」は日本の場合は相変わらず続いている地上波TVのタイアップだったり(正直、年々この効果がうすれていますが、メジャーレコードの連中はいまだにこれに固執しています)ラジオだったりします。

メジャーレコードは最近ようやく導入しはじめたSNSも大きなツールです。万単位のフォロワーがいる「インフルエンサー」が発言力を増しているのもこういう背景があります。

私にとって致命的なのはフォロワーが少ないことです。それがプレイリストを始め再生回数を稼ぐことに苦戦している元凶になっています。

まあとにかく続けていくしかありませんが...

とにかく「まず音楽をできるだけ多くの人に聴いてもらう」そのための努力を全てに優先することです。億単位で再生されれば億の収入です。(笑)

しかも再生は日本だけに限りません、全世界の人に聴いてもらうチャンスがあります。

 

・ストリーミングのデータをライブ企画やマーチャンダイズに役立てる

さて、ここからが従来と大きく違う点かもしれません。

Spotifyの場合「アーチストページ」というものがあり、あなたの音楽がどの地域に男女を含めどの年齢層に聴かれているかがわかるようになっています。

Img_2071 Img_2072

このデータをもとにツアーの企画、Tシャツその他のマーチャンダイス商品の企画、そしてご存じのようにアナログレコードという「アルバム」をファンに販売することもできます。アーチストページではどの地域に多くのファンがいるか、というデータまでわかりますのでアーチストはどの国のどの地域にツアーを開催するか、というのがわかるようになっています。欧米の音楽事務所では既にこのデータを分析する専門職(データアナライザー)がいて、ツアーはマーチャンダイスの企画に携わります。これがストリーミング時代の新しい音楽ビジネスの形です。

CDが絶滅しようという時代に逆にアナログレコードが復活するという、本当にこれは歴史の皮肉といわないでなんていうのでしょうか

■CDはもはや絶滅するーストリーミング経由で取って代わるはずだったアナログレコードに逆に「取って代わられる」ことに http://kyojiohno.cocolog-nifty.com/kyoji/2019/11/post-e67f4a.html

つまりこういう図式が出てくるわけです

 ストリーミング、サブスクで音楽をどんどん聴いてもらう

          

そのデータをもとにツアーを企画(どこの国のどこの都市をターゲットにするか)

          

ライブもしくは販売店でTシャツやアナログレコード、写真集等々のマーチャンダイス商品を販売

そう、なんか日本の業界関係者は「ストリーミングリリースで終わり」みたいな勘違いをしている人がいますが、ストリーミングで再生回数上位に入ってからが本当の勝負なのです。

アナログレコードを販売するためのストリーミング、ということを理解できない業界関係者もまだ少なくないようですが、それが新時代のビジネスモデルに全世界的になりつつあります。

・音楽ビジネスのグローバル化

Pretendersが億の再生回数を達成したことは驚きですが、私は基本的には世界を基本相手にしないと億単位の再生回数は稼げないと考えます。Pretennderは中国語の字幕とかもあることからアジア全般にファンがいると考えていいでしょう。

そのために音楽制作の段階から全世界のリスナーが聴く、という前提で音楽を作る時代がやってきたと思います。それでないと億の再生回数を稼げない。それは残念ながら事実だと思います。

というわけで私の悪戦苦闘は続きますが、皆さんといっしょにがんばりたいと思います。

目指せ 億再生!!(笑)

 

 

 

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