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2019年11月30日 (土)

オープンした渋谷WAVEにいってみた

渋谷PARCOが建てなおして新装オープンということで云ってみた


Img_1993_20191214130301


そこでオープンしたWAVEを見に行ったのだが、行ってみて驚いた。
どんなものかと思ったらなんとたったこれだけのスペース


Wave1


Wave2

せめてイベントスペースくらいあるのかな、と思いきやそれもない

アナログレコード、それもWAVEのオリジナルのアナログレコードで背面にはアナログシンセのモジュール、それも我々の世界でいう「タンス」にいれるようなアナログモジュールだ。よくこれだけ集めたと思うくらいに背面にいっぱいあり、そのアナログシンセサイザーに加えパッチベイ、イコライザー、ミキサーがある。


電源が入っているがmidiやCV-gateのインターフェースまでそろえているのでここでシンセのパフォーマンスとかやろうと思えばできるが、店員に聞くと「単なるインテリア」だそうだ。


Img_1998 Img_1997


 


 これだけのシンセモジュール群、そろえるだけで大変だったと思うが、WAVEは要は「新しい情報、コンテンツ」を発祥させるショールームとしての機能を目指しているようだ。
確かにいくらなんでもこの時代にCDショップはやらないとは思ったけれど、ストリーミングが音楽の主役になっている現在、コンテンツや情報の発信のアンテナショップのような機能にしている、と考えた方がいいのだろうか?

今や六本木ヒルズの一部になってしまったかつての六本木のWAVEはかつてCDのプロモーションやイベントその他でずいぶんお世話になったが、情報が多様化しより情報ツールも発展している現代に今後はどういう情報を発信していくのだろうか?
楽しみではある。


Img_2001








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2019年11月27日 (水)

CDはもはや絶滅するーストリーミング経由で取って代わるはずだったアナログレコードに逆に「取って代わられる」ことに

昨日ある作業している間に気がついた。CD-Rのストックがなくなっていた。

まだ全く使わないわけにいかないのでおそらく買いにいくとは思うが、もう日本以外の国ではCDを使わないので逆に買いにいくのに抵抗がある。日本の音楽関係者で認めたがらない人がいまだに多いがCDはもう完全に絶滅する運命にある。

歴史の皮肉だと思うのは、もともとCDはアナログレコードにとってかわるメデイアとして普及した。しかしアナログレコードは主にクラブシーン、Bootlegの分野で生き残り今やアーチストの主力製品として完全復活している。なぜならベース音やキック音、またはストリングスの音などCDだと薄っぺらな音だが、アナログだと厚いサウンドになる。特にベースやキックなどはサブソニック成分があるのでCDでは絶対に出せない音がアナログでは出すことができる。その結果、本来「とって代わられるべきメデイア」が逆に「とってかわるはず」のCDを逆に凌駕しつつあるという、何とも皮肉な逆転現象が起きている。

この現象が単なる「回顧趣味」ではないのは欧米の音楽産業の図式が以前とは大きく変わっていることからもわかる

つまり既に欧米では

<ストリーミングでリリース>
      ↓
<再生回数を増加 → ファンを増加>
      ↓
<アナログレコード その他のマーチャンダイス販売>

という図式が定着しつつあるからである。

もともとサブスクリプションによるストリーミングサービスは本来「曲をプロモーションする」「アーチストをプロモーションする」目的で考えだされたもので欧米ではSpotifyと同じくらい普及しなぜかいまだに日本でのサービスが開始されないパンドララジオなどは実に有効なプロモーション手段の可能性を秘めている

Spotify, Apple music, Amazon Premiere 等の各サービスには「アーチストページ」がもうけられていて、アーチストの音楽が世界のどの地域、どの年齢層、どういう音楽の嗜好性を持った人が聴いているかわかるようになっている。そのためストリーミング時にそれらをデータ解析してマーケテイングする、という図式が成立している。ストリーミングのデータ分析こそがコンテンツのマーケンテイングの成功のカギを握る。今や世界の音楽ビジネスの重要な手段となっている

これを日本の音楽事務所関係者にいっても私が何をいっているのか、意味が全く理解できない人が殆どだ。だが欧米では既に常識になりつつある。日本が後進国になっている原因がここにもある。

もう1つ日本の音楽業界関係者がCDに固執する理由としてレコードメーカーとCDショップの販売網(日本レコード協会)の間に特定のメーカー以外参入することができない、或る種の「既得権益」のようなものが存在するからである。だがサブスクリプションが主役になれば大手メーカーでなくてもSpotify, Apple music, Amazon Premiere 等に音源を流すことができる。アナログレコードの流通網も同様である

そういうわけでCD-Rコピーの機会は今後減っていくだろう。でも日本ではすぐにはなくならないからまだしばらく使うかな。但し最近ではコンビニ等でCD-Rをみつけることも少なくなった。量販店でないと手に入らないかもしれない

つまりそもそもCD-R自体がもう手に入らなくなるかもしれない

アナログレコードが結局CDにとってかわる。
なんという皮肉だろう

これらの現象はいつも私がいっていることが間違っていないことを証明している。

つまり

今何十年に一度という大変革の時代である。
そしてこの大変革は避けることはできない

変化を極端なほど忌み嫌う音楽業界の皆さん。
残念ながらこれが現実なのです

 

 

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2019年11月20日 (水)

JASRACの「変革宣言」も もっと根本的に変革すべきところがあるのではないか?

昨日こんな記事を目にした

■JASRACが「変革宣言」。新規事業への着手や著作権管理手数料率の抜本的見直しなど構想発表
https://www.phileweb.com/news/hobby/201911/19/2687.html 

詳細な発表はまだしていないが概要を表すと

1.今年2019年に創立80周年を迎えたことを受けて「文化芸術を発展させるための新たな取組」「音楽著作権の保護と音楽著作物の利用の円滑を図ることによる文化芸術の普及と発展」による文化事業を展開

 2.「デジタルトランスフォーメーション」と「組織人事の見直し」を進め、「委託者の方々への付加価値の向上、委託者・利用者のみなさまへのサービス・満足度の向上、そして、そのための透明性の確保と経費削減を実現し、権利者の方々に向けた変革として、委託者の方々への使用料の分配を、これまで以上に増加させる取組を強化するとともに、委託者ご自身の音楽作品の管理状況が、より分かりやすくなるシステムを整える」

3.現在の演奏権、複製権、インタラクティブ配信や放送にかかわる著作権管理事業の手数料を3年間かけて抜本的に見直し、2022年に新管理手数料率を完成させ、データベースの整備や分配明細書の精緻化などの取組をさらに充実させる

4.ライブハウスや飲食店などにおける演奏に対して支払われた使用料の分配を、サンプリング調査による分配方式から、使用された全ての音楽作品の報告を元に分配比率を決める、全曲分配方式への移行を進める。

としている。何とも抽象的でよくわからないのだが、3と4に関しては悪名高い「包括契約」による使用料分配が絡んでいるとも受け取れるが具体的に何をどうするのか、これだけだとわかり辛い。また未確認情報だが1、の「文化事業」も「包括契約」による使用料徴収の収入から文化事業の資金にする、などという話もある。

いずれにせよJASRACを改革するというのなら取りあえずその悪名高い「包括契約」をで街のライブハウスその他から徴収したお金を信託した作家にきちんと分配することだ。そのこと自体が全くできていないためにこの「包括契約」 についてはさまざまな問題がある。

改革というのならまずは「包括契約」 をより透明性を高め詳細な内容を発表することだ。「包括契約」による徴収額がJASRACの役員の高額な退職金に消えてしまう実態では「改革」なんていったって誰が信じるというのだ?「包括契約」の透明性確保こそJASRACの社会的信用の礎になる

あとメジャー系のアーチストで未だにNextoneの存在すら知らない人間が多いし、実質的に著作権の「演奏権」に関してはJASRACの独占状態が続いているためそれによってお店の強制徴収だけでなく私が反対している音楽教室からの著作権徴収等、横暴な行動に出ている。Nextoneには著作権管理委託だけでなく信託の権限も与えるべき。それこそが最大の改革だ

関連記事
■音楽教室から著作権徴収ーJASRACは過剰な著作権「演奏権」信託権濫用による徴収をやめよ!!(緊急声明)
http://kyojiohno.cocolog-nifty.com/kyoji/2017/02/jasrac-99bc.html

■JASRAC音楽教室への「演奏権」摘要問題-YAMAHAを始めとする「音楽教育を守る会」が提訴ーJASRAC大橋常務理事の主張の問題点
http://kyojiohno.cocolog-nifty.com/kyoji/2017/05/jasrac-yamahaja.html


アメリカはASCAPとBMIという2つの著作権信託機関があり両者の公正な競争で成り立っている。日本は形だけNextoneがあるが実質JASRACの独占状態が続いているため公正な競争とはいえない。

JASRACが音楽文化の発展のための事業ー具体的にはどういうものを考えているのかわからないが、そのこと自体を否定するものではない

■著作権管理80年、音楽文化を振興
https://www.jasrac.or.jp/news/pdf/1118.pdf

音楽利用者に対する変革として、音楽利用の手続きの利便性向上を今まで以上に実現させると宣言。「お支払いいただいた使用料が、きちんと権利者に届いていることを、利用者の皆さまにも実感いただけるような仕組みを整えます」としているが、それを示すためにも 「包括契約」の透明性と作家への正当な分配等、やるべきことを行動を示す必要があろう。

 

 

 

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