i-tunesでも好評配信中!!
i-tuneページを表示するにはお客様のPCにi-tunesとquicktimeがインストールされている必要があります。 i-tunes及びquicktimeのダウンロードはこちら

« 2019年7月 | トップページ | 2019年9月 »

2019年8月22日 (木)

マスコミ完全無視の「新聞記者」の大ヒット、ロングランにみる「インデペンデント映画の時代」到来と地上波テレビ時代の終焉

当ブログでもレビューを書いた映画「新聞記者」ー私が限りなくノンフィクションに近いフィクションと評したこの映画は6月28日に全国8月8日時点で動員40万人、興行収入約5億円を記録した映画。

この映画の私なりのレビューはこちらをご覧いただきたい

■映画「新聞記者」レビュー 政治に無関心な人な人に是非見て欲しい映画。選挙前にこの映画を見ることを強く推奨します http://kyojiohno.cocolog-nifty.com/kyoji/2019/07/post-6760b4.html

実はこの映画、「メジャー映画」ではないのである。メジャー映画会社はみんな「干される」といって引いたのだが、これだけヒットしても彼らの考えは変わらないだろうか?

昨年はご存じの通り昨年は自主映画から大ブレークした「カメラを止めるな!」のヒットが記憶に新しいが、これ以外にもメジャー映画会社が扱わないインデペンデントで高い評価を得た映画は数多い。ちょっと思いつくだけでこれだけある。

・ごっこ (主演:千原ジュニア、優香、平尾菜々花)熊澤尚人監督
  http://gokko-movie.jp/

・あみこ ( 主演: 春原愛良)山中瑶子監督
https://wakeupbluelemonade.tumblr.com/

・下衆の愛 ( 主演: 渋川清彦 でんでん 忍成修吾 岡野真也)内田英治監督

あるいは少し前の作品になるが

・つむぐもの ( 主演: 石倉三郎 キム・コッピ)犬童一利監督
http://www.tsumugumono.com/

他にもたくさんあるが、全部紹介しているとキリがないのでここら辺にしておくが、何がいいたいかというとここ数年に関して言えば今インデペンデント映画の方が確実に面白いということだ。

 音楽もそうだがメジャーの連中は「ヒットの方程式」とか「売れセン」とかくだらないことにいつまでもこだわっていて世の中の本当の動きが読めない、ようにみえる.。メジャー、マスコミみんな「サラリーマン化」したことで昔のような個性派プロデユーサーがいなくなったことも大きい。昔は制作現場でプロデユーサーとデイレクターとかがよくケンカしていたものだ。最近はそういう光景を見た記憶がない。

続きを読む "マスコミ完全無視の「新聞記者」の大ヒット、ロングランにみる「インデペンデント映画の時代」到来と地上波テレビ時代の終焉"

| | コメント (0)

大野の作品実績の掲載サイトー1つ新たに増やしました

インターネットの時代、クリエイターは自分の作品の実績やサンプルをウエブサイトで表示するのが当たり前の時代になっています。

私の公式サイトを始め
http://www.kyojiohno.com/

事務所会社のサイト(有限会社ハイブリッドミュージック)
http://www.hybridmusic.jp/

それ以外に私のFacebookページ

https://www.facebook.com/Kyoji-Ohno-Music-Composer-and-arranger-118787824854931/

そして音楽サンプルとか聴くことはできないですがIMDB(Internet Movie Data Base)のサイトもあります。

https://www.imdb.com/name/nm0645152/

IMDBは日本人の間でまだあまり知られてはいないようですが、ハリウッドを始め欧米の映画関係者は必ず見ていますしこのサイトを持っているだけで一定の信頼を得ることができます。特に映画音楽の分野で仕事をしたい方には必須といっていいでしょう。

そして昨日新たに1つ誘いを受けたのでサイトを作ってみました。無料ですし公式サイト以外に自分の作品のデモができるサイトはいくらあってもいいのでやってみました。foriioというサイトでどちらかというとイラスト、アニメ、Web関係のクリエイターがメインのようですが

https://www.foriio.com/hybridmusic-info

どういう方に観ていただけるのかまだわかりませんが、何らかの仕事に結び付ければいいと思います。

ネット黎明期では自作の音源サンプルを自分のウエブサイトで試聴可能にしたら他のプロダクション(主に音事協系)から「望ましくない」「45秒は長すぎるー30秒以内に」などという横槍を入れられたものでした。うちは無視しましたけどね。うちは音事協に加盟もしていないのになんで無関係の会社から指図されなきゃいけないのか、とも思いました。

でもさすがに今ではそんなことを云う人はいません。でも音事協や音楽業界ではいまだにネットを「敵視」している人も少なくないのが事実でしょうね。だからどんどん世界から遅れていってしまうんですが..

まあそんなわけで私の新たなプロフィールサイト、よろしければ

Foriio_scrshot

 

 

| | コメント (0)

2019年8月20日 (火)

のんの活躍で日本でもエージェント制度が拡大する可能性ー時代錯誤の日本の芸能界のガラパゴス体制が変わる潮目が出てきている

当ブログでも映画も音楽の制作もグローバル化が急速に推進されている点を述べているが、それに対して日本の芸能界の体制はガラパゴスでそれは今後のグローバル化しているコンテンツ制作には障害にしかならない、というのが持論である。

 実は私も知らなかったのだが、『あまちゃん』で一世を風靡したのんさん(旧芸名で本名の能年 玲奈さん)はエージェント契約をしていて一般的なイメージとは裏腹に、実は寧ろ収入が大幅に上がっている実情が明らかになった。

Nonn

■のんさんに何が起きているのか エージェントが語る圧力
https://www.asahi.com/articles/ASM886K7NM88UCVL01L.html

この記事はのんさんのエージェントをしていてコンサルティング会社「スピーディ」の福田淳社長のインタビューだが、これを見るとガラパゴスだった日本の芸能界にも新たな動きが出ていることがわかる

「干されている?」「とんでもない誤解です。彼女は現在、マルコメやメンソレータム社・アジアパシフィック(香港)など、のべ20社とCM契約があります。事務所に所属せず、ギャラから手数料分のみを私に払う仕組みなので、おそらく日本の俳優の中でもトップクラスの手取りがあるでしょう」注※

のんは現状、テレビ番組に出ていないだけで、十分すぎるほどの経済的成功を収めているし、うちの会社は芸能事務所ではなく、コンサルタント会社。本業は企業などのブランディングで別にあり、タレントマネジメントはのんだけ。だから、芸能業界に自由にものが言える立場にある

注※エージェントの取る手数料はせいぜい15-20%程度です。どこかの事務所のように9割持って行くようなことはしません。

そのエージェントを務める福田社長は「あまちゃん」で国民的な人気を得た俳優のん(本名・能年玲奈)さんが、ここ数年テレビに出ないのは、芸能界の圧力があるからだと言い切る

『のんが出るなら、うちのタレントは出演を引き揚げる』といった圧力が電話で局側に入るようなのです。あるドラマでは衣装合わせまで済みながら、契約直前に『今回はなかったことに』と立ち消えになった。他にも、演奏会で詩の朗読をした際も、のんの存在は消され、もう1人の俳優さんだけがテレビで紹介されていた。理屈に合わない、ドロドロとしたことばかりが起きています

先日も公正取引委員会がジャニーズ事務所に対し、事務所をやめた「SMAP」の元メンバー3人をテレビ出演させないよう圧力をかけた場合は独占禁止法にふれるおそれがあると注意した報道があったが、上記のようなことが当たり前のように起きていることは芸能関係の仕事に少しでも関わった人間なら寧ろ常識レベルといっていい。

テレビ局も事務所側もすっとぼけて「そんな圧力など聞いたことない」などといっているがこれが実態だ。エージェントのいっていることの方が事実だろう。これが日本の芸能界の実態。

続きを読む "のんの活躍で日本でもエージェント制度が拡大する可能性ー時代錯誤の日本の芸能界のガラパゴス体制が変わる潮目が出てきている"

| | コメント (0)

2019年8月 6日 (火)

あいちトリエンナーレの「表現の不自由展」中止に伴う私と各表現者の声明。日本社会における表現の自由は本当に危機的な状況である。

今回起きたことは前の記事でも津田氏の「仕掛けパフォーマンス」の件やいろんな情報が錯綜しているが、とにかく甘受できないのは表現の自由というものを理解していない政治家が政治介入を行って、図らずも「表現の不自由展」のパフォーマンスを河村名古屋市長が行動したという点である。

河村名古屋市長の問題点はこちらの記事に書いてある。興味ある方は参照されたい

■「日本人の心を傷つける」と称して表現の自由を踏みにじった河村名古屋市長と良識を保ち「権力の介入は憲法違反」と批判した愛知県知事
http://kyojiohno.hatenadiary.com/entry/2019/08/06/144114

今回の事態で救いは大村愛知県知事はまだ良識を持った人物だった点かもしれない

この件は一応表現者の端くれの私としては実に腹立たしい、到底容認できないものである。そしてその見解は私だけではないことをここに示そう

■「表現の自由」不要と言うに等しい 展示中止に危惧の声
https://www.asahi.com/articles/ASM8564C0M85UTFK00X.html

今回の事態は一部保守派の人間も懸念を示している

政府や行政に批判的な人でも納税している。政府や行政に従順、ないしは意向に沿ったものにしか拠出しないということは、決してあってはならない(自民党 武井俊輔衆院議員)

「検閲以外の何ものでもない。これでは公的な芸術祭には『政府万歳!』の作品しか出せなくなる」(自民党の別議員)

勿論他の表現者も声明を発表している

■「表現の不自由展・その後」の中止をめぐり日本漫画家協会が声明文 表現の自由の大切さ強調
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1908/06/news077.html

何もいう必要はない。

最後に『誰がために憲法はある』製作運動体の声明。以下そのまま掲載する。

「表現の不自由展・その後」の展示中止について

8月4日、『誰がために憲法はある』製作運動体(監督・井上淳一、製作・馬奈木厳太郎、配給・太秦株式会社)は、「表現の不自由展・その後」の展示中止を受けて、声明を発表しました。

Seimei

日本の表現の自由が本当に危機的状況だということがご理解できれば、と考える次第。このようなことが前例となって定着することを断じて容認できない。この記事に掲載した日本漫画家協会が声明文、映画、『誰がために憲法はある』製作運動体の声明を全面的に支持します。

 

 

| | コメント (0)

2019年8月 4日 (日)

愛知トリエンナーレでの津田大介「表現の不自由展」の一連の騒動の本当の狙いと想定外の事実

ここ数日の騒動、昨日気が付くまで私もすっかり騙されていた。

国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」の一連の騒動、私も河村名古屋市長の発言に激怒した方だったが、そもそも今回の企画展がなぜ「表現の不自由展」という題名になっていたか..

「表現の不自由展」では様々な理由で表現の場を奪われたという20数点の作品が展示されていたが、真の意図はおそらく別にあったのだろうと思う。既にご存じの通り下の慰安婦の「少女像」が展示されていることでネトウヨを始め右翼的な人たちを刺激した。

67623920_1464191327072740_82938870919017

これは今日韓関係が最悪の状態になっている時もあり、従軍慰安婦ときいただけで感情的になる人間も多いわけだが、あえていえば物議を醸すのが目的で開催したといわれる、そして否定的な見解が返ってくることを100も承知で菅官房長官にもこの点をあらかじめ打診していたようだ。官房長官からは「望ましくない」といった反応はあったものの差し障りのない表現にとどめて「あいちトリエンナーレ」そのものの中止要請はなかったようだ。だがこれにかみついたのが河村名古屋市長だ。

だが津田氏及びネット関係の論客がよくやることがある。炎上→注目をあびる といういわゆる炎上商法だ。今回行われた手法をみると今回の一連の動き、実は本当の目的は別にあったのではないかと考える。それは「表現の不自由展」の名を通り、津田氏がいうように「感情に裏打ちされたバッシングが非常にネット上などで起きていて、それによって表現の自由が狭まっているんじゃないか」ということを政府レベル、政治家レベルで実践させようとしたように思う

 つまり政府から介入発言を引き出したかった。= 「表現の不自由」の証明、が菅官房長官からは政府の補助金からみの発言は出たものの中止要請までは出なかった。そうした折に河村名古屋市長が口出ししてくれたので、予定していた政府批判の矛先を「行政」に書き換えて、この声明を出した。

■「表現の不自由展・その後」について津田大介芸術監督が会見を行った際に配布したステートメントです
https://aichitriennale.jp/news/2019/004011.html

実にすばやい、まるで用意していたかのようだ

つまり河村名古屋市長は政治トラップにはまったのだ。本人はトラップにはまったという認識はないだろうが、この発言で河村たかし市長は「表現の自由の否定者」=表現の不自由の元凶というレッテルを政治家を続けている間は貼られることになるだろう。本当は安倍政権関係者に対してそれをやりたかったに違いない。

5d43b33c2400009d179372cbjpeg

つまり一連の政治家の介入発言=事実上の検閲、それとネットや電話による抗議運動は「表現の不自由展」テーマに沿ったアートパフォーマンスだったのだ。もっといえば「表現の不自由展」の途中中止もあらかじめ予定していたのではないだろうか?

実はそう考えると全て辻褄があうのだ。あらかじめ企画の内容に関して承諾を得ていた大村愛知県知事と津田さんの行動もまるで呼応するように今回の中止を発表した。

■「撤去しなければガソリンの脅迫も」企画展中止に知事
https://www.asahi.com/articles/ASM835SDPM83OIPE01R.html

ただ津田さんの反応をみるにつけ今回の一連の動きが全て筋書きとおりだったわけではなさそうである。

具体的には抗議運動はあらかじめ想定はしていたものの、脅迫やテロ予告も含めてここまで酷いレベルだとは思っていなかったようだ。つまり今ネット等の表面的な情報のみで得た知識で、封殺に加担しようとする者が多すぎる、そしてそれが感情を刺激する内容だとテロにまで発展しかねないほど今の日本社会は劣化し、危険な社会状況に陥っているということだ。

そもそも脅迫やテロ予告は立派な犯罪であり、警察に通報して「恐喝未遂」として捜査させてもいいはず、そして今回の騒動で「あいちトリエンナーレ」が警備を強化したという話はきかない。どちらの動きも見えなかった。だからおかしいと思っていた。ついでに言えばマスコミでも政治の表現への介入、検閲と脅迫やテロ予告の犯罪行為についてきちんと論じた記事を見た覚えがない。

今回の一連の「表現の不自由展」のパフォーマンスを見て、日本という国と日本の政治家は表現の自由を認めない国という事実が図らずも証明された。それが「表現の不自由展」ではっきりわかったことであり、日本国民として甚だ恥ずかしいと思った点である

 

 

| | コメント (0)

« 2019年7月 | トップページ | 2019年9月 »