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2018年9月22日 (土)

Spotifyが自由に音源をアップロード可能になり、台頭する「レコード会社不要論」

すでに先日の記事でアメリカではもはやCDではなくSpotify,Apple Music , Amazon Premiere といったストリーミングサービスが主流になっていることを述べた。かくいう私も試験段階ではあるが音源をストリーミング配信している。

Apple music  そしてサイドバーにSpotifyのウイジェットがあるのでご興味ある方は聴いてみて下さい

実際 アメリカレコード協会(RIAA)でCDが急速になくなっていっている様が伝えられている。
http://rollingstonejapan.com/articles/detail/29034

そして以前にも引用したがこのストリーミングによって欧米の音楽市場は完全に回復している、

Riaa_01

Riaa_02

そして最近Spotifyに新しい動きが出てきた。"Spotify for artists"のプラットホームを通じて新たな音源をアップロードできるシステムを作ったという。

■Spotify opens the floodgates: artists can now upload tracks direct to the streaming platform for FREE
https://www.musicbusinessworldwide.com/spotify-opens-the-floodgates-users-can-now-upload-tracks-to-the-streaming-platform-for-free/

これは私の予想だが、おそらくこういう背景があったからだと思う

■5兆円弱の音楽産業、アーティストの取り分はわずか12%「我慢は限界」
https://www.businessinsider.jp/post-172867

どうしてこういうことが起きたか、というと元々ストリーミングのアーチストへの分配のひながたはCDの分配システムをベースに作られている。アーチストは音源に対する分配はアーチスト印税を含めても低い場合は5%、上記記事には7%と書いてあるがレコーデイング費用を全てアーチスト側がもってもせいぜい10%の分配しかない。
これ以外に著作権料、作曲、作詞を含めても5.8%、しかも音楽出版社を通すとその印税は半分出版社に持って行かれる。だからアーチスト印税を10%確保してもせいぜい15%くらいにしかならない(上記記事は12%と書いてあるが..)
あとは丸々レコード会社の収入となる。

だがCD等は盤のプレス代、ジャケット代、その他の費用がかかるのでそういった分配率になるわけだが、ストリーミングにはそんなものはない。またストリーミングはレコード会社のプロモーションといっても基本ソーシャルネット中心だが、でやろうと思えばできる。

つまりそもそもSpotify,Apple Music , Amazon Premiere といったストリーミングサービスが産業の中心になるとレコード会社は窓口の機能しか果たせない。そしてその窓口ですらアーチスト直、にするとSpotify,は表明したわけで、ここで出てくるのは

レコード会社不要論

ということになる。実際私見では私はレコード会社などもはや不要と考えている。実際もしApple Musicとかこの動きに追随したら完全にレコード会社はいらないものになる可能性がある。もちろん懸念もある。レコード会社がなくなることで音源のクオリティにばらつきが出るー糞と味噌がいっしょになるー可能性もある。だがはっきりいって現行のメジャーでも大半はもはや「音楽で売っていない」盤も多く、ある意味インデペンデントよりもメジャーの方が糞音源が多い、という考えもある。いずれにせよそれらは「自然に」淘汰されていくのではないか、と思う。

もっとも仮にApple Musicが追随しなくてもいわゆるレコード会社を通さずとも大手のストリーミングサービスに自作品をアップする方法はいくらでもある。tunecoreもそうだし海外だとCD Baby とかorchardとかいくらでもある

勿論そうすんなりはいかないかもしれないが、基本はミュージシャンはレコード会社とか音楽事務所とかをあてにするのではなく、自立して自分の音源やライブ活動を続けていく、という意識にこれからは変わって行かなければならない。

いずれにせよ音楽も映画も今一大変革期にある。ここでどういう作品をつくり、どういう打ち出し方をし、そのことによっていかに多くの人を魅了できるか、がこれからの時代生き残っていく上で重要であることは間違いない

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2018年9月14日 (金)

コンテンツ制作に古いメディアが復活、でも懐古趣味にあらず。デジタルとアナログが共存し始めた時代

アマゾンは1冊から必要に応じて印刷、製本できる少数製本システムを配送センターに整備すると発表した。

■アマゾン、1冊から製本 少数出版システムを整備 自費出版・復刻需要に対応
http://www.sankeibiz.jp/smp/business/news/180913/bsd1809130500006-s1.htm

アマゾンはご存じの通りデジタル出版であるkindleを業界に先駆けて発売したのだが、そのkindleが出てきた時もう紙媒体は無用の長物だとまことしやかにいわれた。そのアマゾンが紙媒体を出すというのは何とも皮肉だが、実はこういう「昔のメデイア」の復活がコンテンツ関係の各方面で起きている。

音楽では欧米でStore Daysのムーブメントをきっかけにアナログレコードが復活に動き、今や全世界に普及している。日本でもあんなに「アナログレコード」を「アナクロ」などとバカにしていた日本メーカーも今や東洋化成だけでなく、ソニー、ビクター、コロンビアが生産ラインを復活させているが、製造ラインが足りない状況が続いている

アナログレコーデイングも復活しており、なんとアンペックスがハーフインチ中心だが、オープンリールテープを増産し始めている。

その関係で今や音楽は海外ではストリーミング配信とアナログレコードという商品ラインナップが定着しつつある。(残念ながらそこにCDはない)

フィルムもハリウッドで復活している。35mm 70mmはデジタルや4Kでは出せない豊かな映像を撮影することができるからだ。そして
フィルムが復活している一方でデジタル映像でyou tube に予告編が流れる。

そこに懐古趣味は存在しない。つまりデジタルとアナログが共存し始めた時代だ。

アナログやデジタルを対立関係として見るのではなく、いわば「違う役割」の製作チャンネルとして両者は共存して発展していく。繰り返すがアナログ回帰とかアナログの制作を行っているからといって懐古趣味では決してない

それこそが健全なメディアのあり方と考える。

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2018年9月 4日 (火)

インデペンデントの映像制作から大きな変化のうねりーこの活気をグローバル化につなげたい

改めて書くけど私は基本は作曲家である。

だが映画、ドラマ、その他CM商業映像のための音楽制作を行っている関係で音楽家であるにも関わらず、映像の世界、とりわけ映画の世界にどっぷりつかってしまっている。

そのことを理解できない音楽関係者も少なくない。私が何をやろうとしているのか、全く理解できない人もいるようだ。

だが映画やドラマ等の音楽(あえて「劇伴」という言葉は使わない)をやっている人間からすれば全く自然な行動だ。なぜなら映画音楽作家は音楽人ではあるが同時に映画人でもなければならないと考えるからである。

そして今インデペンデント系を中心に大きな変化が起きている。それこそ「革命」といっていいことが起き始めている。

第一の大きな変化は映画、映像制作の完全なグローバル化だ。ちょっと前だったら日本人がハリウッド映画に関わることすら夢の夢だった。仮にそういう案件があっても某大手広告代理店や大手製作会社が仕切って殆ど役者は自由にオーデイションに参加することができなかった。 それが今では日本国内では無名でも普通にハリウッド映画にチャレンジできる時代になった。実際私が管理するFacebookグループ音楽&映像関係キャステイング交流会では海外の映画出演のキャステイングコールの情報が普通に入ってくるし、同グループの参加者も複数ハリウッド映画に出演している人が少なくない。これは数年前では考えられなかったことである。インターネットとソーシャルネットがそういった既存の体制を崩しつつあるのだ。

かくして先日開催したハリウッド女優のJune Mayaさんを囲むランチ会、定員を少な目にしたもののあっという間に定員の倍が集まったし

Hollywood_yume

Hollywood_yume2
「夢を叶える人になる!ハリウッドへの道☆ランチ会」でハリウッドにチャレンジするための様々な話をランチしながら行う会。意識の高い人ばかりだったので活発なトークが展開された。こういうことが普通に行われるようになった。

そして今私もはっきりいうが、「映画制作にもはや国境なし」と断言してもいい

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2018年9月 1日 (土)

ピアノの低音弦 二本目が切れました

4年前にグランドピアノの最低音の弦が切れたことを当ブログの記事に書きましたが、先々週の金曜日にまた低音の弦が切れました。一度経験しているので音ですぐにわかりました。

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前回は連休中だったために時間がかかりましたが、今回は平日、とはいえ金曜日のしかも夕方(!) すぐさま担当の調律師に連絡して手配しましたが、週末をどうしてもはさむためやはりなんだかんだいって一週間近くかかりました。弦は工場から取り寄せなければならず、在庫がすぐあればいいのですが、必ずしもそうとは限らないからです。

前回は再低音のCでしたが今回はG音ー一番低いGとはいえ、ここは結構使う音なのでかなり練習に支障をきたします。

そして弦が到着、修復作業が始まりました。

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調律師といろいろ話をしまして、グランドピアノの低音の弦はかなり太いので丈夫そうにみえますが、意外に振動に弱いということがわかりました。低音の一本弦は強い張力が働いているので大きな振動(例えば和太鼓、大太鼓の振動等)が外部から来ても切れることがあるらしいです。私も低音弦を多用するので気をつけようと思います。特にダンパーペダルを使いながら低音を強打する時は気を付けた方がいいという話でした。

グランドピアノは最低音と最高音の弦が切れやすいそうです。

修理が完了して、鍵盤楽器の鍵盤から全て音が出るっていいですね。 当たり前か..(笑)

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