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2018年7月21日 (土)

「音楽世界最後進国」の国から世界に追い付くための対策を始めます

先日の記事でアメリカ最大のCDショップであるBest BuyがCD販売をとりやめ、かつては欧米の音楽産業を支えたHMVやTower も今はなくCDーCompact discという商品が世界から消え失せるのは決定的となったことを伝えた。

このこと自体は以前から可能性が指摘されてきたし、小さいフラッシュメモリーですら5Gの時代に750MBしかない大きな媒体の存在自体がもはや時代遅れだ。だからそのこと自体は驚くことではない。しかしこのニュースを聞いて「いよいよ来たか」というのが専らの感想

先日私が管理するFacebookのコミュニテイでもこのことを伝えたが、グループメンバーの中にはパニックに陥っている人間も少なくなかった。実際日本の音楽産業はいまだにCDの販売を中心としたビジネスモデルにこだわっており、Apple MusicSpotifyを始めとするストリーミングサービスも正直まだ「嫌々ながらやっている」というのが実情だ。だが欧米ではこのストリーミングサービスによって音楽産業がV字回復しており、音楽不況は既に過去のものになっている。そして日本のレコード会社、音楽業界関係者はこれに対して信じられない 嘘だ  ありえないという反応しか返ってこない

もう何回も示しているが欧米のストリーミング状況と売上の推移だ

Riaa_01

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残念ながら日本はもはや音楽に関しては完全な後進国となりはてている、音楽のクオリティの面でもインフラの面でも.. これは残念ながらもはや否定しようもない事実だ

音楽業界の状況についてはだいぶ前から私は述べてきたが、業界では誰一人聞く耳をもたなかった。だから今さらこのことについて業界関係に何かを云おうなどとは思わない。過去のビジネスモデルにあくまでこだわりたい奴は勝手にこだわっていればいい。私はそれに従う義務などない

というわけで音楽後進国となりはてた国から世界に追い付くために私自身はどうすべきかについて考える。

まずは私の事務所のウエブサイト
http://www.hybridmusic.jp/

それと私の公式サイトの新時代に向けた更新作業は必須だ
http://www.kyojiohno.com/

製作会社のウエブページの更新、改革

とりわけ私の事務所のウエブサイトは音楽制作会社のウエブページだが事業の大幅な見直しを余儀なくされる。とりわけパッケージ製作事業だ。

実は20年近く前から私の事務所もCD製作事業を行ってきたが、実際ここ一年マスタリング関係を除けば殆どCD製作関連の作業をしていない。マスタリングはストリーミングや配信の時代でも必要だからだ。だがCD製作ページとかはもはや不要になるだろう

勿論先程の記事に書かれているように、全てのパッケージ製作がなくなるわけではない。現在考えるべきはアナログレコードの製作体制の構築を急ぐべきだろう。勿論今アナログレコードの生産力には限りがある。特にカッテイング技術は職人的な能力が要求されCDのカッテイングとは雲泥の差である。この技術は経験がものをいうからで、そう簡単にカッテイング技術者が育つわけではない。実際今日本でもカッテイング技術者が不足している。東洋化成とか生産体制を拡充しようとしているが膨れ上がる需要に全く追いついていない。今全世界に対して生産体制の拡充が行われているようだが、いずれにせよ弊社もこれに対応できる体制は作っておかないといけない

あとあまりこういうケースはないと思われるが、以前プレスしたCDの再版、あるいは新規CDプレスについては少なくとも当面は対応できる体制にはしておく。問題はその体制がいつまで維持できるか、だ。なぜならそもそもCDプレス工場自体が今なくなっているためである

いずれにせよ

1.パッケージ事業関係のウエブページを大幅削除、もしくは縮小

2.コンテンツ、ストリーミング関係のページを拡充、コンテンツ制作の体制はなくならないのでこちらを拡充していく

コンテンツ、とりわけストリーミングしているコンテンツのプロモーション体制の拡充

実はサイドバーにみることができるだろうが、私にはmetanatureというアンビエントのアルバムがある。今から16年前に作ったアルバムで、インターネット時代、e-commerceその他を睨み、実験用の音素材として制作されたものだ。そしてCDBaby 通じてSpotify でだいぶ前に曲を出していた。しかし認識不足もあり、かなり長い間ほったらかしにしておいた。セルフプロモーションは殆どしていないに等しい

Metanature

Kyoji metanature (TREE-3000)

http://hybridmusic.my-store.jp/shopdetail/000000000002/

そしてこれを機会にmetanatureを新時代に適応するための実験素材として再度活用しようと思う.。具体的にはストリーミングの再生回数を増やすための方策である

ストリーミングの一回の再生回数に対するロイヤルテイは一回0.5円に過ぎない。それが日本の音楽産業関係者の殆どがストリーミングに対して否定的な理由である。しかしそれでも再生回数が億単位となれば話は別である。昨年は「デスパシート feat. ジャスティン・ビーバー」の13億回再生がトップだったが、勿論日本国内だけでそれだけの再生回数を得るのは不可能に近い。

つまり新しい時代の音楽ストリーミングは最初からワールドワイドに全世界でストリーミングできる体制を作らなければならない。それを行うためのノウハウ蓄積を遅まきながら始めている。欧米のアーチストにとってはもはや当たり前のことですが、たぶん日本人の大半は知らないだろう。それだけ日本は遅れているのだ

metanatureはアンビエントのインストのアルバムだからジャステイン・ビーバーやエドシーランのような億単位の再生回数は望めそうにないが、ソーシャルネットその他ウエブサイト経由でそれをどれだけ伸ばすことができるか、いろいろと試行錯誤をしてみる価値はありそうだ。

ご参考までにSpotifyでのストリーミングです。よろしければお聴きください

ストリーミングの再生回数を増やすためにSpotify Apple MusicそしてAmazonの3つは抑える必要があります。
これからの作曲家もアーチストもSpotify,Apple music あるいはAmazon等のツールを使っていかに世界中の多くの人に自分の音楽を聴いてもらうかを第一に考える。そのためにソーシャルネットやウエブ等をフルに利用して再生回数を増やすことに全力を揚げる。プロモーションしてお金をもらうと考えればいい。というわけでまだこの面ではシロウトに近いですが、いろいろとやってみようと思います。


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