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2018年3月 5日 (月)

オスカーアカデミー賞2018の感想ー急速な映画制作グローバル化で日本人のさらなる挑戦を

本日既にご存じの通りアメリカ映画アカデミー(Oscar)の授賞式が行われた

Img_1563

http://oscar.go.com/

主な受賞作品は以下の通り、全受賞リストはオスカーの公式サイトか以下のサイトを参照のこと

https://www.cinematoday.jp/sp/oscars/nominees/

アカデミー作品賞             ★『シェイプ・オブ・ウォーター』

監督賞             ★ギレルモ・デル・トロ 『シェイプ・オブ・ウォーター』

主演男優賞               ★ゲイリー・オールドマン

『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』ー原題"The darkest hour")

主演女優賞             ★フランシス・マクドーマンド(『スリー・ビルボード』)

作曲賞            ★アレクサンドル・デスプラ『シェイプ・オブ・ウォーター』

歌曲賞            ★「リメンバー・ミー」(『リメンバー・ミー』)

音響編集賞    ★アレクサンドル・デスプラ『シェイプ・オブ・ウォーター』

録音賞            ★「リメンバー・ミー」(『リメンバー・ミー』)

撮影賞注2       ★ロジャー・ディーキンス『ブレードランナー2049』

メイクアップ賞注1    辻一弘、デヴィッド・マリノフスキ、ルーシー・シビック

『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』ー原題"The darkest hour"

短篇アニメ賞          ★グレン・キーン『Dear Basketball(原題)』

13部門ノミネートされたギレルモ・デル・トロの 『シェイプ・オブ・ウォーター』は他に美術賞を含む4部門受賞、 筋金入りのオタクといわれ日本アニメや特撮ものが好きな監督  『シェイプ・オブ・ウォーター』もウルトラQに出てくる半漁人を思わせるものがある。

日本人では『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』で主演のゲーリーオールドマンをまるで別人にメイクした日本人のメイクアーチスト辻一弘さんが受賞、ほかにも短編アニメ部門で桑畑かほるさんがノミネートされたがこちらは残念ながら受賞ならず

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辻一弘さん

辻一弘さんは17歳でメイクを勉強するために単身アメリカに渡ったという。
同じことをした日本人を何人か知ってる。そして皆成功を勝ち取っている.。音楽プロデユーサーとして活躍されているKenji Nakaiさんとハリウッド監督になっている光武蔵人監督だ。これからますますグローバル化する映画制作の時代にこういう人たちがさらに活躍の場を広げることを期待する

注2の撮影賞のロジャーデイーキンスは撮影監督として過去13回もノミネートされながら一度もオスカーを受賞していない「無冠の帝王」と呼ばれた撮影監督

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今回14回目の正直として『ブレードランナー2049』の撮影監督として受賞。

まあ誰もが認める一流のクルーでありながら一度もオスカーを受賞できなかった極めつけは一昨年88歳の米寿にして初受賞した映画音楽作家の大家エンニオ・モリコーネ先生の例もあるが、単にめぐり合わせ、運というのもオスカーには影響するということなんだろう 

さて一応映画音楽をやっているので映画音楽では「シェイプオブウォーター」のアレキサンドル デスプラ。「ブダペストホテル」以来二度目で私は現代の優秀な映画音楽作家の一人であると位置づけている。

私的にいえばアレキサンドル デスプラ映画音楽作家ハンスジマー劇伴音楽作家である。両者の違いは以前の記事に書いたのでご興味ある方はそちらを参照されたい、

歌曲賞はクリスティーン アンダースン-ロペスとロバートロペス夫妻
ご存じ「アナと雪の女王」のコンビで二度目

オスカー授賞式2018、今年もさまざまな話題を提供してくれた

桑畑かほるさんが惜しくも受賞を逃した短編アニメ部門では元NBAバスケットボール選手のコービーブライアントが台本を書きコービー自身をアニメ化したグレン・キーン『Dear Basketball(原題)』

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元NBA選手が過去にオスカー受賞したというのは記憶にない。たぶんないだろう

この他にもスターウオーズ ラストジェダイの面々  BB-8付きでの出演

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そして昨年の授賞式の最大のハプニング 作品賞を間違えるというミスを取り返すため作品賞の発表はウオーレンビーテイーとフェイダナウエイのお二人。ウオーレンビーテイーは「また会えてうれしいよ」と冗談ぽく語る。

今度は問題なく『シェイプ・オブ・ウォーター』で受賞発表の後ギレルモ・デル・トロ監督自ら確認した。

お疲れ様でした。

ちなみに今回のオスカーもトランプを名指しこそしなかったものの、トランプ政権の政策を批判する場面が多々あった。監督賞と作品賞をとったギレルモ・デル・トロはメキシコ人

受賞スピーチに「私は移民だ。ヨーロッパもアメリカにも私の一部がある」とトランプの政策を暗に批判 また外国語映画賞を受賞したナチュラルウーマンはトランスジェンダーのストーリーでこれもトランプ政権が反対している政策である。グラミーほどではないが、オスカーも名指しこそ避けたが暗にトランプの政策を批判する動きを明確に示している。日本人はこういうことをなぜか「ハシタナイ」などと思い云うべきことをいわないところは困ったものだと思う。民主主義社会だからこそこういう意思を表明していいのであり、また表明すべきである。

さて既に何回もここで述べているように今映像制作の急速なグローバル化が進んでおり、今回も辻一弘さんが受賞したが、もっとこういうケースを増やすべきである。私が管理するグルー「音楽家&音楽及び関連業界キャステイング」でもグローバル案件をどんどん紹介しており、映画制作にもはや国境はないといってもいい。問題はあとは一歩踏み出す勇気を持てるかどうかだ。

アメリカ映画アカデミーというと別世界の話しであるかのように考える日本人がたぶん今の時点でも大半だと思うがグローバル化は私の予想すら上回る形で進んでいる。つまりチャンスは確実にあるのだ。来年、再来年には日本人の名前が一人や二人ではなく多数ノミネートされ、しかもそれが当たり前のようになる時代がもうすぐ来ることを確信している。

勿論私は映画音楽作家としてこの時流に乗ろうと既に考えている。オスカーの作曲賞や歌曲賞等で自分の名前が入る日を目指している。(笑いたい奴は笑え) 

そのくらいの意欲でこの映画のグローバル化に取り組む所存


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