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2018年2月17日 (土)

ますます元気になる映像制作の世界、それに引き換えますます低迷する音楽の世界 それを変えるにはどうするか?

前から読んでいらした方なら私がFacebookグループ「音楽家&音楽及び関連業界キャステイング」の管理人をしていることはおわかりになるだろうと思う。

主に仕事やオーデイション情報を掲載しているグループで音楽関係者と映画映像関係者両方を入れている。基本プロフェッショナルレベルで仕事をしている人しか参加承認をしていないのだが、なぜ映画映像関係者と音楽関係者が同じグループにいるのか、ということが理解できない向きが多い(とりわけ音楽関係者からそういう内容の疑問をよく聞く)

これも以前書いたかもしれないがなぜこのようなことをしているかというと以下の目的があるからである、

1.音楽を世の中に広めるためには「映像」という媒体が必要であるという観点から音楽と映像のコラボレーションの機会を増やす(いわゆる「タイアップ」だけでなく映像制作プロジェクト、You tube等で拡散する必要性)

2.急速にグローバル化している映像制作に音楽を組み込んで、グローバル化で大きく後れを取っている音楽の世界の活性化をもくろむ

しかし残念ながらまだ道半ばというのが現状だ。
特に最近苦戦しているのはグループ投稿に関する映像関係者と音楽関係者の反応の違いだ。

ひとことでいえば、映像関係者(映画監督、俳優、女優、その他クルー)は投稿をよくチェックしていて募集投稿に対する応募も積極的だが、音楽関係者は一部の人間をのぞいて投稿を殆ど見ていない、見ても応募には極めて消極的である(ある調査だと音楽関係者の7割はグループの投稿を全く見ていない、見てもスルーというデータが出ている)

また昨年も映像と音楽のイベント両方をやったが映像関係のイベントはたいてい満員御礼かイベントによっては人があふれんばかりの出席者だったが、音楽関係は一部を除いて動員では著しく苦戦した。

つまり映像関係者と音楽関係ではあまりに対照的な状況ー

もっとはっきりいえば映像はグローバル化も手伝ってますます活気をおび盛り上がっているのに対し、音楽があまりにも停滞、低迷しているのが浮き彫りになった。

正直この状況で音楽関係の募集投稿その他の掲載イベント企画に関してもかなりモーテイベーションが落ちたことは否定できない。実際音楽関係の募集投稿はただでさえ少ないし、あっても普通のアルバイトと同じか少し毛の生えた程度のものしかない

そういう背景も音楽関係が投稿に対する積極性が下がっている原因かもしれないが、私は大きいと感じているのは映像関係者、女優俳優さんはオーデイションが当たり前なので、オーデイション情報を必死に収集し参加しているが、音楽関係者は違う、

応募が少ないから募集投稿に関して興味がないのかというとどうもそうではないようだ。実際「こういうのがあるけど興味ある?」と聞くと「興味あります、是非やってみたい」という声が帰ってくる。じゃあなんで応募しなかったか聞くと「声がかからなかったから」という答えが返ってきた

つまり興味があるから自分から積極的に応募してアクションを起こすという発想はなく、ひたすら「声がかかるのを待つ」という姿勢のようだ。

これが事務所関係となるともっと酷い、昨年も映画「再恋(さいれん)」のエンデイングテーマの募集をグループにしたところグループ参加者で音楽業界関係者のこの件について聞いてみたら驚くべき答えが返ってきたのだ。

「え? そんな募集あったの? 全然見てなかった」

なかには「なんで教えてくれなかったんだ?」と怒って食って掛かってきた者さえいた。

こういうのを見て思うのは音楽関係者は一部の人間を除いて「受け身の姿勢」が是とされ、応募に対して積極的に働きかけるというのは「ハシタナイ」とすら思っているらしい。

折角情報が入ってもそれを活用する術という点では映像関係者と比べて著しく劣っているといわざるを得ない。

まあ音楽関係者のネットツール(サブスクリプションやYou tube関係を含めて)に使い方、そして今回のネットツールの使い方を見ても音楽関係者には情弱が多い、と言わざるを得ないのだ

私が一番心配しているのは、映像制作関係は今水面下でグローバル化に伴い、殆ど「革命」といっていい事態が起きているのだが、このままだと間違いなく音楽関係は映像、アニメ、ゲームから置いて行かれる可能性が高いという点だ。

勿論日本の芸能人にも事務所依存体質が強いが音楽家はさらに強い。メジャーで長い間仕事している人間であればあるほど事務所への依存体質が強い傾向がある、

だがその事務所依存体質も変わって行かざるを得ないことが起きている

■TV局へ悪評・報酬遅延 公取委が見た芸能界の移籍問題
https://www.asahi.com/articles/ASL2H3WMLL2HUCLV003.html

■独占禁止法をめぐる芸能界の諸問題
http://www.jftc.go.jp/cprc/katsudo/bbl.files/213th-bbl.pdf

公正取引委員会が芸能プロの契約書を「違法の可能性高い」という方向でまとめている。もしこれが正式に公正取引委員会によって「違法」と認定されれば音事協を始め日本の芸能プロの体制は根本から崩れていく可能性がある

その時に従来のような「事務所依存体質」でいいのか?ということをもう1度自分で問い直す必要があるかもしれない。

これは意識改革の問題である。

今コンテンツ制作の現場が急速なグローバル化が進んでいる現在、日本の音楽関係者は従来の「内向き」「事務所依存」の姿勢で生き残っていられるか? というのが大きな問題だ

その時に「音楽家&音楽及び関連業界キャステイング」の募集投稿に応募するのが「メジャーらしくない」「ハシタナイ」なんていう考えを捨てられるかどうか、である。

そのためにも映像のグローバル化によりますます活気をおびている映像制作の中に音楽をいかに組み込んでいくか、そのための試みは重要なものと思いませんか?というのが私の姿勢だがいかがだろう?

ますます活気をおびる映像制作の世界、ますます低迷する音楽制作の世界、

あまりに対照的になってしまったこの状況を少しでもいい方向に変えたい、

そう考えて今の活動をしている次第である。まだ私が望んている状況には程遠い状況ではあるが,,


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