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2017年8月28日 (月)

全アーチストに告ぐ!!JASRAC包括契約に上申書に対する不誠実な回答を受け、JASRAC信託契約解消とNextoneへの管理移転のすすめ

先日も当ブログにて記事にかいたが、のファンキー末吉さんの「包括契約のブラックボックス」に対しての戦いについて、文化庁への上申書に対し、jASRACは報道によると以下のような回答をしたという

■JASRACの違法運営について
http://www.funkyblog.jp/2017/08/jasrac_23.html

サンプリング調査について年間の著作権料徴収額全体のうち2%未満とした上で統計学に基づいた一定の正確さはある。不透明という批判は当たらない」

はっきりいおう。 全く答えになっていない

いかにも官僚らしい回答である。そもそも一定の正確さがある、というのならばその「正確だと称するデータ」を公開せよ、とファンキーさんを始め私も再三再四述べているのだが、問題の核心の部分を証拠も何も提示しないまま「不透明という批判はあたらない」だと?

まるで安部政権や菅官房長官の森友や加計に対する答弁と同じ、きちんとした資料や根拠を示さず「問題ない」といった答弁を繰り返すのと同じ、心の底から国民をバカにしていないとできない発言だ。

この説明に納得した人がいたら申し訳ないがよほど知的水準の低い方、リテラシーの低い方といわざるを得ない。

とはいえ、こういう回答はあらかじめ予想はされたが、JASRACが裁判等でいかに酷い対応をしてきたか、というのはファンキーさんが自署の中で述べているのでお読みになることをおすすめする

■ファンキー末吉緊急著作「日本の音楽が危ない〜JASRACとの死闘2862日」出版
https://camp-fire.jp/projects/view/36399

さて、ここでミュージシャン、全アーチストに提案

メジャーアーチストほどJASRACに縛られていて、ファンキーさんのような目にあっているのだが、まだシェアは極めて低いものの, JASRACに相当する著作権管理団体が存在するのはご存じだろうか? 

JASRACは自分たちのメジャーアーチストの事実上の独占状態にあぐらをかき、それをいいことに横暴なふるまいを行っている。

皆さんにおすすめしたいのはただ著作権曲の「JASRACの信託期間」というものをもう一度見直してみるといい。たいてい信託期間はたいていの場合5年、もしくは10年に設定されており、(もっともこれは私のケースで最近は1年ー3年が主流らしい)どちらかが信託契約を維持する意思がなければ信託契約を解除していいはずになっている。

これは私だけでなく、JASRACに作品届を出した出版社、著作権者全員がこの信託期間に関する取り決めをおこなっているはずである。

ファンキー末吉さんは裁判の中でJASRACは

「この楽曲はお前のものではない、権利はJASRACに譲渡しているのだからお前には何の権利もないのだぞ!!」

これは法的にはウソである。権利を譲渡したのではなく信託したのだ。譲渡と信託は天と地ほどの差がある。

タイアップその他の関係で著作権が複雑怪奇になっているケースがあることは事実だが、基本JASRACは信託されて著作権管理を行うのであって、権利を持っているわけではない。よくそんなメチャクチャなことをいって弁護士がそのまま引き下がったのか、私はそのことの方が驚きである。

そして曲の著作権がJASRACのものではないと思い知らせる方法がある。

それがJASRACとの信託契約を破棄し、もう1つの著作権管理団体のNexttoneに移転することだ。

Nextone2

http://www.nex-tone.co.jp/

Nextone_2

一般的にはこのマークで知られる→

おどろくべきことだが、特にメジャーアーチストにこの傾向が強いのだがJASRAC以外にNexttoneというメジャーレコード対応の著作権管理機関があることを知らないアーチストがものすごく多い

例えば爆風スランプの全楽曲をJASRAC信託からNexttoneに移転すればどうなるか。NexttoneにはJASRACのような演奏権の信託権はないが、それ以外のマルチメデイア、カラオケ、そして勿論CD等のパッケージやストリーミング、全て対応可能である。

実際それが起きれば、真っ青になるのはJASRACの方である。

こういうことは特に日本の場合そうだが、誰もが知っているメジャーアーチストが信託機関をJASRACからNexttoneに移転する動きをみせれば、多くのアーチストも追随する可能性がある。

そもそも著作権の演奏権の信託権をJASRACのみがもっている、ということ自体明らかな独禁法違反である。例の放送に関する包括契約に関しては既にJASRACが独禁法違反が認定し、この判決は確定している。演奏権に関しても同様にJASRACが非協力的で実質的に妨害しているという指摘がある。

いずれにせよ「演奏権」が現段階ではJASRACにしかない点が昨今のJASRAC暴走の要因を作っているのは間違いない

というわけでアーチストの皆さんにいいたいのは

自分の作品の著作権管理をJASRACからNextoneに移転しましょう!!

一人、二人では意味がない。私のような人間がよびかけても意味がない

有名アーチストが大勢それをやれば間違いなく変わる。

その時にJASRACは今までのような強気に出ることができるか? 果たして


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2017年8月24日 (木)

映画にしてほしい作曲家、映画にはとてもならない作曲家

夏休みになると「夏休み記事」のようなものを毎年かいているけど、今年はまだ夏休みを取っていないし、業務多忙になるとやはりブログ更新自体が正直負担になっている。ブロガーというのはヒマ人でないとできないというがその通りで、こういう記事も今年で最後にしようかな、などと考えたりもする。

一応作曲ということをやっている人間の端くれからみれば歴史に名を残している作曲家がどのような人生を送ったかについては興味がある。そしてその作曲家の人生をさまざな観点から描いた映画も多い。今年は映画の中で描かれた作曲家について考えてみたい

ただ、作曲家の人生を描いた映画の場合、当たり前だがたいていの場合はその作曲家の作品が背景音楽として使われるため我々のような映画音楽、劇伴に関わっている人間の出番はないのだが、いずれにせよ歴史に残るような偉大な作曲家の音楽を聴きながらであるから作品しては興味を大いにそそる

作曲家をテーマとした映画をググってみたらこんなにもあったのでびっくりした

クラシック音楽家(作曲家)がテーマの「映画」作品集
https://matome.naver.jp/odai/2142937575071429501

予想以上に多く、全部入れると大変なので主だったものをリストにいれておく。正直、結構私が見ていない映画、知らない映画も多い。また正直いってすべてが傑作であるとは限らないことも付記しておく

ヨハンセバステイアンバッハ アンナ・マクダレーナ・バッハの年代記 (公開題「アンナ・マグダレーナ・バッハの日記」) [1968年映画 DVD] 音楽家J・S・バッハの半生を彼の作った名曲をバックに、第二の妻アンナ・マグダレーナの日記をナレーションに綴った伝記映画。
ジョージフレデリックヘンデル ヘンデルの生涯(1985年 イギリス映画)
(現在は販売停止)
廃盤 J・S・バッハと一緒に行ったリューベックの作曲家ブクステフーデ訪問、ローマでのドメニコ・スカルラッティとのチェンバロ競演,ヘンデルにまつわる有名なエピソードがふんだんに紹介されている。
ウオルフギャング・アマデウス・モーツアルト 『モーツァルトの恋』(1942年 オーストリア映画) [DVD] 宮廷付き指揮者になることを夢見ていた若きモーツァルトは、ウェーバー家の娘コンスタンツェと結婚する。しかし、モーツァルトが本当に愛しているのはコンスタンツェの姉で歌手のルイーゼだった。
ウオルフギャング・アマデウス・モーツアルト アマデウス(1984年 アメリカ映画) [DVD] アントニオ・サリエリ。オーストリア皇帝に仕えた秀才作曲家比類なき才能をいかんなく発揮するモーツァルトの下劣な性格に嫌悪感を抱きながらも才能に嫉妬し、モーツァルトを貶めようと策を巡らせる。
ルッドヴィヒ・ヴァン・ベートーベン 楽聖ベートーヴェン (1936年 フランス映画)[DVD] 19世紀はじめ、若きベートーヴェンはウィーンの娘ジュリエッタに思いを寄せていたが、彼女は伯爵と結婚してしまう。失意の彼を慰めるテレーゼとの愛も報われぬまま、彼は次第に聴覚を失っていく。
ルッドヴィヒ・ヴァン・ベートーベン 不滅の恋 ベートーヴェン デラックス版(1994年 イギリス・アメリカ) [DVD] 本作は単なるラブ・ロマンスではない。 物語は一通の手紙を通し、生涯女性の愛に恵まれず、民衆からも偏屈な人物と思われていたこれまでの彼のイメージを一掃し、その屈折した生い立ちゆえに人々から誤解されてきた彼の本当の姿、そして聴覚障害の為自らの偉大な音楽も聴衆の賞賛も聴くことも出来なかった彼の心に秘めた激情と苦悩を、その壮絶な軌跡と共に描いてゆく。
フランツシューベルト 未完成交響楽(1933年 オーストリア) [DVD] 貧しい作曲家・シューベルトは上流階級のサロンでピアノ演奏を行ったのをきっかけに貴族の娘の家庭教師になる。やがて2人は恋に落ちるが、親の妨害により、娘は軍人と結婚することになる。
ニコロ・パガニーニ パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト(通常盤-2013年ドイツーDVD) 1830年、イタリア。敏腕マネージャー、ウルバーニの働きで富と名声を手にしたパガニーニは、私生活では女や酒、ギャンブルにまみれた堕落した毎日を送っていた。ある日、指揮者ワトソンの尽力でロンドン公演を行うことになったパガニーニは、そこでワトソンの娘シャーロットと出会う。美しい声を持つシャーロットと音楽を通して心をかよわせ、初めて本当の恋を知るパガニーニだったが……。
へクターベルリオーズ 『幻想交響楽』 1944年 フランス(販売中止) 廃盤 1830年、ロマンチスムの花が咲きにおうころ。エクトル・ベルリオーズは医学生としてパリに上京した。しかし彼には父が望む医道に進むことは堪えられぬ事だった。いつか音楽に心身を打込んで医学には遠ざかったので父親は送金しなくなってしまった。
フレデリック・ショパン ショパン 愛と哀しみの旋律 (2002年 ポーランド)[DVD] 祖国ポーランドを逃れ、たどり着いたパリでは作曲家として認められず失意の底にいたショパンは、女流作家ジョルジュ・サンドと出会う。彼女の情熱にのまれるように愛が始まり、ショパンは次々と名曲を生み出していく。
ロベルト・シューマン 愛の調べ(1947年 アメリカ) [DVD] 天才的ピアニストの折紙つきのクララ・ヴィークは、父ヴィーク教授の弟子ロベルト・シューマンと恋仲だったが、教授はシューマンの才を認めず結婚を許さない。
フランツ・リスト フランツ・リスト 愛の夢(1971 旧ソ連・ハンガリー合作)(販売停止)

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ハンガリー生れのフランツ・リスト(I・シンコビッチ)は、幼い頃から天才ピアニストとしてずば抜けた才能をみせ、今は芸術の都パリでサロンの人気を集めていた。リストは、芸術に理解が深いマリー・ダグー伯爵夫人(K・ルーチコ)の励ましで、世界一のピアニストといわれるタールベルグとの弾きくらべに勝ち、センセーションを呼んだ。。
リヒャルト・ヴァーグナー 『ワーグナー/偉大なる生涯』(1983)( 1983年 イギリス・ハンガリー・オーストリア合作)(販売停止) 廃盤 1849年、ドレスデンの三月革命の渦中に飛び込んだワーグナーは、首謀者として目をつけられ、各面の失敗と共に祖国を追われ逃亡生活を送ることに。妻ミンナを愛しながらも、出資者である豪商ヴェーゼンドンクの妻マティルデと恋に落ち、その不倫の情熱を『トリスタンとイゾルデ』の完成に注ぐ…
ヨハン・シュトラウス(息子) グレートワルツ(1938年 アメリカ) [DVD] 若きヨハン・シュトラウス勤めていた銀行をクビになり恋人であるパン屋の娘ボルディの心配をよそに、近所の音楽愛好者たちを集めて管弦楽団を組織し、自分の作曲したワルツをカフェーで演奏した。それは始め客に喜ばれなかったけれどもそこへ帝室オペラ劇場の歌姫カーラと歌手シラーが現われて称賛したことから、町行く人々まで楽の音に聞きとれるのだった。カーラはこの若い作曲家に興味を感じて、彼女のパトロンであるホーヘンフリード伯の夜会に招待した。そしてその席で、彼女はシュトラウスの作曲になるワルツを歌った。
ピョートル・イリッチ・チャイコフスキー) チャイコフスキー (1970年旧ソ連)[DVD] ピアノ協奏曲を完成させたチャイコフスキーは、それを“難しすぎる”の一言で切って捨てた恩師とトラブルを起こす。打ちひしがれた彼に、援助の手を差し伸べたのは、富豪の未亡人フォン・メック夫人だった…。
セルゲイ・ラフマニノフ ラフマニノフ ある愛の調べ (2007年 ロシア)[DVD] セルゲイ・ラフマニノフは10歳くらいの頃、両親が離婚、厳格な名教授ズヴェレフに引き取られる。ラフマニノフの才能をひと目で見抜いたズヴェレフは、毎日のように精魂込めて彼を指導していた。しかし数年後、ピアニストとしての精進を求めるズヴェレフと、作曲の喜びに目覚めたラフマニノフは決裂してしまう。ラフマニノフはその頃、アンナという年上の女に恋をしていた。

上記を見ておわかりのように、既に廃盤で手に入らないものもあるが、時代に残るほどぼ名作ではなかった、ということかもしれない。個人的には「未完成交響楽」などは映画としてはかなりいただけない出来だったように記憶している。

そしてバッハとかモーツアルト、ベートーベンを除けばやはりロマン派の作曲家が多い。恋愛遍歴も多い作曲家が多く、不倫、駆け落ち、略奪愛、なんでもあり、というところも映画にしやすいのも事実だ、

尚、番外編として作曲家が主役ではないが、次の3作品もあげておこう

番外編

カストラート ジョージフレデリック・ヘンデル かつて存在したボーイソプラノの声を保つため去勢した歌手(カストラート)の話。オランダの俳優ジェローン・クラッブがヘンデルを演じた。クラッブはオランダ人だがこの映画ではフランス語、英語、イタリア語をしゃべっている。
クララ・シューマン 愛の協奏曲 [DVD] ロベルト・シューマン、ヨハネスブラームス コンサートホールで観客の喝采を浴びる作曲家ロベルト・シューマンと妻でピアニストのクララは、ヨハネス・ブラームスと名乗る男に呼び止められる。クララはヨハネスとの出会いに運命的なものを感じ、波止場の薄暗い居酒屋へ足を運ぶ。そこでヨハネスの演奏を聴き、彼の才能を一瞬で見抜く。ロベルトは持病の頭痛に苦しんでいた。クララは夫を救うため、自ら指揮者として楽団員の前に立つ。そして女性の指揮者への偏見をはねのけ、見事な演奏を引き出す。ある日、ヨハネスがシューマン家を訪れる。ヨハネスは夫妻の子供たちに気に入られ、シューマン家で共同生活を送ることになる。
ベニスに死す [DVD] グスタフ・マーラー、アーノルドシェーンベルク 映画の役柄では別名になっているが、主役の「エッシエンバッハ教授」は明らかにグスタフマーラーのモデルであり、映画劇中で芸術論をエッシャンバッハに挑んでいるアルフレッドなる若者は、若き日のアーノルドシェーンベルクである。映画史上、普及の名作という評価が高く、ビスコンテイの代表作にも揚げられる。で映画の中の美少年は日本の少女マンガでも大いに素材として使われている。

表ばかり並べてしまったが、ここから本題に入る。勿論上記以外にもまだたくさんあるのだが、作曲家をテーマとした一定の知名度がある映画作品というとだいたいこんなものではないかと思う。作曲家の生き様と愛情を描いた作品だが、まだ映画になっていない大作曲家がいるので、こんな作曲家の映画というのはどうだろう。

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2017年8月20日 (日)

JASRACは包括契約による収入の作家への分配状況を即刻公開せよ!!

さてご存じのとおり例の音楽教室における著作物の「演奏権」の使用料徴収に関して「音楽教育を守る会」と歩調をあわせ反対声明を出しているわけだが、おそらくその著作権使用料の徴収は「包括契約」という内容で各音楽教室から徴収をしようとするだろうが、実はそもそもその「包括契約」というものに実は甚だ問題があるのだ。

どこに問題があるのか? すばりいうとその「包括契約」が具体的に作曲家、作詞家(正会員、準会員、信託者)にどれだけ分配されているのか、というのが不明確でありJASRACはその内容の発表を実質的に頑なに拒んでいる。

実際だいぶ前だがJASRAC総会でこの「包括契約」の分配状況を公開する旨の議題が上がったことがあるが、当時の加戸理事長(元愛媛県知事)は先日の国会の参考人招致の時と同じ、意味不明曖昧な説明を繰り返し結局はその回答を事実上しないに等しい答弁を行った。(先日の「国会参考人招致」をみて本当にあの時と同じだと思い体から拒絶反応が出てきたww)

ちなみに各放送局とJASRACは「包括契約」を結んでいるが、使用楽曲は逐一JASRACに報告されている。だからこちらは問題ない。

但しライブハウス、ホール、お店等とも「包括契約」を結んでいるが、それらの楽曲使用料が各作曲家、作詞家を始め正会員、準会員、信託者に分配されている、という話は私は聞いたことがない。

そしてついにそのことに疑問に思うアーチストが行動を起こした

■JASRAC分配「不透明」 ファンキー末吉さん上申書
http://www.asahi.com/articles/ASK8K64SPK8KUCVL01W.html

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日本音楽著作権協会(JASRAC)がライブハウスから徴収した著作権料の作曲家らへの分配が不透明だとして、人気バンド「爆風スランプ」のドラマー、ファンキー末吉(すえよし)さん(58)が18日、改善命令を出すよう求める上申書を文化庁に提出した。JASRAC批判の上申書を権利者側が提出するのは極めて異例だ。

 JASRACはライブハウスと包括契約を結んで定額の著作権料を徴収。3カ月ごとにホテルの宴会場やバーなどと共に800店を対象とするサンプリング調査をし、作曲家らへの分配額を算出している。

 末吉さんは、爆風スランプと別のバンドで2000年からの10年間に全国のライブハウスで約200回のライブを開き、自ら作曲した曲を演奏したが、それに対する分配がなかったと指摘。JASRACの分配が実態とかけ離れたものだとして、著作権等管理事業法に基づく業務改善命令を出すよう文化庁に求めた。

声を大にしていいたいのは、日本のミュージシャンは大人し過ぎるのだ。この件に関しては作曲家、作詞家、及びその他の権利者が連帯してJASRACに対して追及すべきである。

「作家の権利を守る」という名目で全国のお店、ライブハウスからほぼ強制徴収に近いことを行い、さらに全国の音楽教室からも同じことをしようとしている。但しその「作家の権利を守る」はずのものが肝心の作家にロクに著作権料が分配されていない、されている実態を発表しない、というのは本末転倒も甚だしい

「作家の権利を守る」という名目で音楽教育の存続を脅かすようなことまでやろうとしているJASRAC

そこまでやるのなら「包括契約の分配状況を公開する義務がJASRACにある」といっても過言ではない。

JASRACは「包括契約」の作曲家、作詞家の分配状況を明らかにせよ!!


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ヒトラーに迫害された「現代ミュージカルの草分け的作品」である「Missシカゴ公爵」を大野 が編曲

しばらく超多忙なスケジュールでブログも更新できませんでした。(また終わってませんけどねww)
やはりブロガーというのはヒマ人でないとできない、ということが明らかになりましたが、

実はそんな折、こんな仕事に着手しました。

「チャールダーシュの女王」の代表作で知られるハンガリーの作曲家 エメリッヒ・カールマンですが、、この仕事を始めるまで知らなかったのですが、現代ミュージカルの先駆けとなった作品をなんとなんとガーシュインの「ポギーとベス」よりも9年前に作曲していたことがわかりました。

Chikago01

ひとことでいえばこのオペレッタはまだ1920代に勃興したまだ黎明期にすらなっていないジャズとクラシック、カールマンの得意とするハンガリー音楽との融合の作品であり、会話や演技等も入った現代ミュージカルの先駆的作品といっていいでしょう。
この喜歌劇―オペレッタはジャズ、クラシック双方の語法が随所に散らばめられているため、ジャズ、クラシック双方に精通した人間でないと全体がまとめられない作品であり、少なくともプロレベルではこの作品を演じた人は日本にはいません。完全なる「日本初演作品」です。

一般的にミュージカルの先駆け的作品といわれるガーシュインの「ポギーとベス」よりも9年早い歴史的な作品といっていいです。当時最先端の音楽のジャズを取り入れ、踊りあり演技ありのまさに現代のミュージカルの先駆け的な作品といってよく、エンタテインメント性抜群の作品です。

是非皆さんにヒトラーに迫害された「現代ミュージカルの原点的作品」喜歌劇「Missシカゴ公爵」を是非お楽しみいただきたいと考えます。

Chikago02

黎明期のデイクシーランドジャズの要素をふんだんに取り入れたこの意欲作はナチスドイツの迫害によって長い間忘れ去られた作品になっていました. それはエメリッヒカールマンがユダヤ系のハンガリー人だったこと、だけでなくこの作品がアメリカのジャズ文化の礼賛、東欧を始めとする諸民族の融和等をテーマとしていた作品のため、これが「大ドイツ主義」をかかげるナチスドイツから「非ドイツ的で好ましからざる作品:というレッテルを貼られ、加えて人種差別主義者であるナチスからジャズを「黒人音楽」などということでことで激しく弾圧され1933年にナチスによって禁止リストにあげられました。そしてそれらの禁止対象の小説、詩、音楽のスコアは歴史に名高い「ナチスの焚書」で焼却されたそうです。アメリカに亡命したカールマンの手元に辛うじて残っておりそれが現在のスコアとなっているようです

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ナチスドイツの焚書、多くの名著や楽譜までが焼却された

この中でドイツの作家であるトーマスマン、詩人のハイネ、フロイドの精神分析等多くの名著が焼却されました。そのためこれらの本のドイツ語原版は残っておらず、逆に海外で出版されたものを後ドイツ語に翻訳した、という何とも皮肉なことがおきました。この模様は「インデイージョーンズ最後の聖戦」にも描かれています。

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