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2016年9月24日 (土)

劇場公開映画二本が公開されての所感

今月は私が映画音楽を作曲した映画が二本公開されました。映画の世界は音楽と違いメジャーインデイースの差というものはあまり音楽の世界ほどはないのですが、劇場公開かそうでないか、というのは天と地くらいの差があります。その意味では一月に二本も自分が音楽を担当した映画が公開された意味は決して小さくないと考えます。

まず一本目は既に何回もお知らせしているドキュメンタリー映画『涙の数だけ笑おうよ 林家かん平奮闘記』の公開が9月3日に公開されおかげさまで大好評をいただきました。

「涙の数だけ笑おうよ」公式ウエブサイト
http://www.nkw-kanpei.com/

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そして二本目にあたる映画「中野JK 退屈な休日-Boring Holiday」が昨日無事公開されました。本日より12時20分より池袋シネリーブルにて公開されでいきます。

Taikutsu01

Taikutsu02

「中野JK 退屈な休日-Boring Holiday」の制作自体は昨年行われたのですが、まさか『涙の数だけ笑おうよ 林家かん平奮闘記』とともに同じ月に公開になるとは思っていませんでした。ちなみに『涙の数だけ笑おうよ 林家かん平奮闘記』の音楽の作業は今年の3月に行っています。ちょうど半年前ですね。両者の音楽の作業的には半年くらいのタイムラグがあるだけに何か不思議な感じです、

中野JK 退屈な休日 公式サイトです
 http://nakanojktaikutsu-movie.jimdo.com/

映画音楽作家として本格的にやっていこうと考えてから6年かかって劇場公開映画に普通に関われるようになりました。
とはいえ、私としてはこれでやっと本当の意味でのスタートラインに立ったという風に考えております。自分が映画音楽作家としての地位を確立できるかどうか、これからが本当の正念場だと考えております。

今回手掛けた2つの作品は内容も世界も全く異なる映画ではたで聴くと同じ作曲家が作ったとは思えないほど違うかもしれません。しかし映画音楽作家はいかなる映像のコンセプトにも対応できるようでないといけません。特に最近は映像に対するニーズが多様化しております。昔は映画、劇伴音楽といえばクラシック系作曲家の独壇場でしたが、最近はその多様なニーズに対応できる必要性が生じ、特定の音楽ジャンルにしか対応できない人は映画音楽の仕事を行うことが難しくなっていくでしょう。

その意味でもよろしければ『涙の数だけ笑おうよ 林家かん平奮闘記』「中野JK 退屈な休日-Boring Holiday」の両方の音楽を聴き比べていただければ幸いです。両方の映画の上映時間はこちらのページをご覧ください

まあ取りあえずこの二本の映画音楽に関して「酷い映画音楽作家だ」などという声が出ていないだけでも安心なんですが、何とありがたいことに全く見知らぬ方からこんなつぶやきを発見いたしました。

 ゼロイチロクQ月。 「涙の数だけ笑おうよ」観たゲソ(^^) 落語家のドキュメント。 映画館のCMで、ナレーションと音楽がいいなぁ〜てな感じで観賞したら、カメラワークや話の展開が面白かったゲソ(^^) そしてクスッと笑える。

普通映画のコメントに音楽まだ言及しているケースはそんなに多くないんですが、まあこういうコメントをいただいただけでも今回はやってよかっらなあという感じを持っています。

我々の世界はなんだかんだいっても実績が全てなので、とにかくこういう実績を積み重ねていくしかないんですが、この調子で続けて行きたいと考えています。

ちなみに私は映画音楽作家としてやっていく上で、一つの心構えとして次のようなものを持っています。

それは自分は音楽屋であり、演奏の仕事もしているので音楽人ではあるけれど、映画やドラマの音楽をやっている以上、同時に映画人なければならない。

という意識を持っています。ですから時間を空いている時になるべく映画を見ようと思っていますし、映画の仕事をする以上それは絶対に必要なことだと考えます。

私はとにかく音楽を通じて映画がよい作品になることのお手伝いをしたい、という基本姿勢を持っていますし、それが映画音楽作家としての当然の心構えだと思っています。ですからいろいろと勉強をする必要があります。私自身まだまだ勉強が足りないと思っています。

また一方では、今映画、映像制作の世界は大きな変革期に差し掛かっています。それは映像制作というものがどんどんグローバル化している、という点です。その流れの中で音楽を位置付けというものを考えざるを得ません。

クールジャパンの影響でアニメやゲームは既にグローバル化しています。そして負けじと映画の世界もグローバル化しています。日本人俳優が外国の映画に出ることは珍しくなくなりました。いや、当たり前の時代に入ったといって過言ではありません。

その中で残念ながら音楽だけが取り残されているのです

映画音楽というものを手掛ける以上、その映像のグローバル化に合わせ音楽自身もグローバル化していけるようなことも今後は考えて行かねばなりません。どのみち21世紀は映像の時代。映像という媒体なしには音楽は広がって行かないという切実な現実がありますから

その意味では映画人でも勿論あり続けますが、音楽人でもあり続けないといけないと思います。それが今後の私の作曲家としての生き方になると思います。

Taikutsu03

さんみゅーの皆さんと中田圭監督、またごいっしょにお仕事したいですね

 

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