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2016年9月14日 (水)

「戦士たちの憂鬱」観劇ー昨今の日本の風潮ー無関心,思考停止,自分の好きな情報しか見ない自分だけがよければいいという風潮の風刺劇,

ある映画関係者 の誘いで映画監督の窪田将治監督が演出する劇があるということで新宿のシアターモリエールに行った。『涙の数だけ笑おうよ 林家かん平奮闘記』が上映されている角川シネマ新宿から歩いて数分の場所である

映画音楽に関わるようになってから映画だけでなくこういう演劇を見に行く機会も増えてきている。これは必然的な流れといっていいだろう、

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Morrierre2

実は演劇の内容は事前にあまり聞かされていなかったのだが観劇して驚いた。

かなり昨今の安倍政権のタカ派、秘密保護法、憲法改正で緊急条項を目論む、その動きに対して殆ど危機感も持たず、政治に無関心、選挙にも行かない昨今の日本の風潮を強烈に風刺、批判した劇である。ポリティカルなテーマをコミカルに描いた意欲作だ。

題して「戦士たちの憂鬱」

舞台は防衛庁の架空の外郭団体である「地球防衛軍」の基地

勿論ウルトラ7の「地球防衛軍」とは別物である。台詞には「国家機密保護法」「防衛予算」「憲法改正」そして「緊急事態条項」などという言葉がバンバン飛ぶ。

しかしそうした安部政権の暴走に対し、昨今の日本国民は驚くほど寛容で芸能人のスキャンダルには目の色かえて正義面して叩くが、安倍政権の政治家の不祥事にたいしては驚くほど寛容になっており、政治や安部政権の政策に対しては驚くほど無関心、である。

この舞台はそういう昨今の日本社会の風潮に対して激しい警鐘をならしている。私ももう1つのブログでこういう昨今の日本の風潮に対し警告をしてきたが、選挙の投票率も一向に上がらない、日本の平和憲法が危機的な状況に陥っているのに国民の危機感0 国民の大多数が無関心 という傾向が一向に変わらず私自身はただひたすら空回り、

正直挫折感を味わっている

この窪田将治監督が演出する舞台はそのような風潮に対して危機感を持っているクリエーターは私だけではないということを感じさせてくれて正直少し力をもらった気がする。まさに私が常日頃昨今の日本について思っていたこと、感じていたことをそのままこの演劇で表現してくれた。

とはいえ、テーマはそういうわけで重い。 だからストレートすぎては押し付けがましいものになってしまうし、舞台としてはつまらないものになってしまうだろう。

しかしそこは演劇、テーマは重いがやはりコメデイタッチのエンタテインメントとして舞台は作られている。いささかオチャラケや悪ふざけも盛り込んでいて、「押し付けがましくない」ように充分に配慮されている。

全体としてはかなりシニカルなブラックコメデイーに仕上がっている。そしてこの劇のクライマックスを窪田監督がどういうふうにするか、見ながら大いなる興味を持って見ていた。

またこの舞台、どこかで上演されるかもしれないので、あえてクライマックスを書くのはやめておこう。

ただこの舞台は演劇なのだけれど終わり方は非常に映画的な終わり方をしている、という風に感じた。 ひとことでいえばあえてぶった切ったのだ。

これ以上いうのはやめておこう。(^^;)

とにかくいえるのは 面白かった 

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Yuutsu02

この窪田将治監督は劇場公開映画を数多く手掛けている監督だが、今日の演劇でかなり気が合いそうな気がする。機会があれば飲みながらでもいろいろとお話しできれば、などと考えている。

これはもっともっと多くの人にみてもらいたい劇である。どこか別の地域でも公演されることを望む

はっきりいって今非常に民意度が低い日本 という国

何とかこの舞台を見て無関心、ただただ周囲に流されていればいいという思考停止の傾向,、自分の好きな情報しか見ない、自分だけがよければいい、といった風潮が極めて危険である、という風に思ってくれる、気付いてくれる人、が少しでも多くなることを願うばかりである

http://www.asobist.com/entame/cinemapia/20160726.php

出演:
アイアム野田(鬼ヶ島) 松田佳央理 さいとうりな / 中野マサアキ 渡部みずき
中村公隆 小園司 山下徹大 幸 田村依里奈 / 矢部太郎(カラテカ)

作・演出:窪田将治
舞台監督:西山みのり
照明:小松崎愛子
音響:吉田望
美術:小林奈月/衣裳:森内陽子
チラシデザイン:HARRY画伯
振付:結樺レイナ
音楽:與語一平
企画・製作:株式会社クラスター
制作:中野マサアキ
制作協力・票券:Nana Produce
協力:FAITHentertainment


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