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2016年2月29日 (月)

オスカー2016 授賞式 モリコーネ先生初受賞おめでとう。そして最後に意外な展開

今年も恒例のオスカー授賞式がドルビーシアターにて行われた。

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詳細な受賞者はオスカーの公式サイトを参照されたい。

http://oscar.go.com/

今年のオスカーはノミネート者に「白人」が集中している、という人種問題まで出てきたのが何とも困ったものだが、アカデミー会員擁護派からは「アフリカ系が目立つ作品が少なかった」という説明も出ているが果たして本当にそうなのだろうか?

確かにロシアを舞台とした「ブリッジオブスパイ」とか「レヴエナント-蘇えりしもの(アメリカ開拓時代北西部の極寒の地が舞台)などではアフリカ系の俳優が出るチャンスはないだろう。しかしタランテイーノの新作「ヘイトフルエイト」はアフリカ系のサミュエル L ジャクソンが主役である。タランテイーノ映画の常連でもあるジャクソンのベテランの演技はもっ評価されてしかるべきで、少なくともノミネートされてもおかしくはなかったのではないか? とも思う。

あと笑われるかもしれないが、「スターウオーズーフォースの覚醒」の主役となっているジョン・ボイエガもいる

だが何よりも映画『ストレイト・アウタ・コンプトン(Straight Outta Compton)というラッパーグループを描いた伝記映画のようなものがありながら、この映画の俳優から一人もノミネートされていなかった、という背景もあるだろう。この『ストレイト・アウタ・コンプトンは脚本賞にノミネートされた。受賞はできなかったが.. (脚本賞は「スポットライトー世紀のスクープ」)

要するに「アフリカ系」が映画で活躍していない、と断じるは短絡的すぎるということだ。

ただ2013年公開の「それでも夜は明ける-12 years a slaveのようなアフリカ系をテーマとしたヒューマンドラマの映画がなかったのは確かだ。この映画はケニア人だがルピタ・ニョンゴをスターダムに押し上げたが、逆にアフリカ系の役どころが映画でまだまだ限られているというのが問題かもしれない。

確かに今ドナルドトランプでもない限り、ロコツに人種に対する偏見を大っぴらにいう人間はアメリカ社会では少ないがトランプがあれだけ支持を集めているところを見ると人種のるつぼのアメリカの人種問題はやはり残念ながら根が深いといえるだろう。こういう問題ーissue, 議論- controversy がでなくなる日は果たして来るのだろうか?

しかし今回の司会はクリスロック ご存じジャッキーチェンとの共演の「ラッシュアワー」でおなじみの俳優、コメデイアンである。

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人がアカデミー賞見るのを邪魔する猫。画面はクリスロック

アフリカ系であるクリスロックは当然そちらの話をギャグネタにさんざん出したが、寧ろそこを逆手にとってエンタテインメントにしている。そういうしたたかさ、たくましさは必要だろう。

詳細な受賞者の内容はオスカーの公式サイトをご覧いただくとして、全体的には技術関係の賞は「マッドマックスー怒りのデスロード」が視覚効果賞を除きほぼすべてを制覇、監督賞、撮影賞は「レヴエナントー蘇りしもの」、レオナルドデイカプリオが六度目の正直で主演男優賞を受賞した。一応映画音楽関係に従事しているので映画の作曲賞はこちらも六度目の正直で作曲賞を受賞したマエストロ、エンニオ・モリコーネ先生。88歳で初めての受賞。先生おめでとうございます。(!!)  Molto Grande Felicitacion Maestro

これだけ輝かしい実績を持っているモリコーネ先生でもオスカーには縁遠かったというのが、やはり運とかいろんなことがからんでいるんでしょうね。

ちなみにモリコーネ先生の「続夕陽のガンマン」(The Good The Bad The ugly)の音楽はいまだにどうやってレコーデイングしたのかわかりません。あれと同じサウンド作ろうとしてもなかなかあの音にならないんですよ。(汗)

作品賞は何と意外や意外!!

「スポットライトー世紀のスクープ」が受賞(!!)

これはおそらく誰も予想していなかったと思いますが、思うにアカデミー会員の中で「レヴエナントー蘇りしもの」「マッドマックスー怒りのデスロード」で票が割れてしまい、結果的に「スポットライト」が取ったんじゃないか、という風な気もするんですがどうでしょうかね?

しかしこの映画は日本じゅうの報道関係者に見て欲しい映画ですね。ジャーナリスト魂を貫くということがいかに大事な子であるか。それに引き替えいかに今の日本のマスコミが酷い恥ずかしい状態にあるか。
この映画を見て反省して欲しいと思います、安倍晋三とただスシ、天ぷらをごちそうしてもらって喜んでいるなんて最低ですよ

詳しい受賞者の面子は以下のサイト、英語ですがご覧ください。
http://oscar.go.com/winners

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デイカプリオの受賞を「タイタニック」の恋人役のケイトウィンスレット祝福の抱擁

そう、肝心なことを書き忘れました。
残念ながら日本人期待のスタジオジブリの作品 「思い出のマーニー」jは残念ながら受賞ならず
まあ日本勢がノミネートされるのがまだ珍しい状況ではダメですね。まだまだ多くの人が挑戦しなければ
デイカプリオもモリコーネ先生も六度目にしてやっと受賞してますからね。
そんな甘いもんじゃありません

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