Kyoji "metanature"
i-tunesでも好評配信中!!
i-tuneページを表示するにはお客様のPCにi-tunesとquicktimeがインストールされている必要があります。 i-tunes及びquicktimeのダウンロードはこちら





« 追悼ーデビッドボウイ最後のアルバム発表直後に死去ーR.I.P. | トップページ | デビッドボウイ"BlackStar" レビューー死を目の前にしたアーチストの生き様とファンへのダイイングメッセージ »

2016年1月19日 (火)

SMAP謝罪ショーは「公開処刑」-騒動と収拾の仕方は今の日本社会の縮図をみたようで気持ち悪い

この件に関しては私も「どうでもいい」と発言したので書こうかどうか迷っていたが、昨日の「スマスマ」での「謝罪会見」を見て思った。(家族がテレビつけていたので嫌でも見てしまった)

はっきりいわせてもらう

これは「公開処刑だ」

そもそもSMAPの5人が一体何に対して謝罪しているのか、全くわからない。
今回の騒動に対する謝罪ならSMAPが謝罪するのではなく副社長のメリー氏とチーフマネージャーの飯島氏が謝罪すべきであり、SMAPの5人ではない。彼らメンバー5人に謝罪を要求するのは全くのお門違いである。それを5人に謝罪させて一件落着というのは彼らをさらし者にして事態を収拾させようという思惑なのは明らかである。

だから「公開処刑」といったのだ

実際昨日の会見についてBPOが問題視始めているという

■SMAP解散のフジテレビ謝罪生放送がパワハラ的で問題視 / BPO放送倫理番組向上機構で審議入りが濃厚に
http://buzz-plus.com/article/2016/01/19/smap-kaisan-bpo/

この騒動で非常に気持ち悪いのは今の日本社会の病んだ部分が嫌が上でも見えてしまった点だ。

ざっと見ただけでも次の4つある

1.何に対して謝っているのか全くわからない謝罪会見 (昨日のSMAPだけでなく企業不祥事のよく出てくる経営トップの謝罪会見と同じー単に騒ぎになったから「謝罪すればいいだろうという名の謝罪」だ)

2.その謝罪会見を視聴率アップに結び付けようという魂胆が見え見えのマスメデイア (フジテレビはただでさえ今低視聴率に喘いでいるので昨日は助かっただろう)

3.事情も何も知らない野次馬やネットの暇人がもっともらしい「正論」「正義」をふりかざして叩く、攻撃する構造 (例によって「エセ正義」をふりかざして我こそは正論を述べているかのようにして、事務所やSMAPを叩いている連中)

4.「謝罪」で本質的な問題を何も解決せず、ひとまず事態収拾させよう魂胆ー臭いものに蓋しようー思惑が見える事 今回の「謝罪」で問題は何も解決されていない。単に問題を先送りしただけで寧ろ事態はさらに水面下で悪化ー腐ったものはより腐敗が進む状態になるーするのは火を見るより明らかである)

どれをとっても今の日本社会の嫌な面が見えてしまっている。非常に気持ち悪いし不快だ。そして騒動の落とし方がいかにも今の日本社会らしいー事なかれ主義と何の問題も解決されないー単なる先送りーの落とし方。国会で政治家や官僚がやっていることと同じである。

私はジャニーズとの取引経験はない、また関わってきた映画でもジャニーズ関係が出演したものはないーだからこのブログで書けるわけだがーそれでもジャニーズ喜多川の姉であるメリー喜多川氏と飯島チーフマネージャーが不仲だということくらいは知っている。
はっきりいって業界では常識レベルの情報だ。それゆえ今回のような事態が発生するのは時間の問題だといわれていた。

今回水面下で何があったのかはわからない。だが基本的な問題が何も解決されずただただ騒動があまりに大きくなったので収拾しようという思惑で「いかにも日本的な展開」で収めた、ということだろう。それが昨日の「公開処刑」である。

問題の取り組み方、落としどころの決め方、そしてそのプロセスとやかましい外野、全てが今の日本の嫌な面を嫌というほど見せつけてくれた事件だ。

だからもう一度云う。今回のSMAP騒動

極めて不快で気持ち悪い

<追記>

予想されたことではあるが、飯島チーフマネージャーの今月末でのジャニーズ事務所退社が決まったという。

飯島マネ今月退職決定!でも恩知らずはメリー副社長のほうだ!SMAPだけでなくジャニーズが今あるのも飯島のおかげ
http://lite-ra.com/2016/01/post-1896.html

たぶんメリー副社長はこれでジャニーズ内の問題が解決された、と思っているかもしれないがとんでもない。寧ろ逆である。
飯島氏は現在のジャニーズのコンテンツマーケテイングの基本戦略を構築した人といわれており、そのノウハウはかなり高度なものである。ジャニーズ事務所側はコンテンツを握っているし、ノウハウは既に手に入れたと思っているかもしれないが、残されたスタッフがこの飯島氏のあの高度なマーケテイング観に基づくノウハウ、戦略の根幹をきちんと理解しているかは正直疑問だ。理解したつもりで表面的な理解しかしていないと当然応用が効かなくなりますから、コンテンツごとに違うノウハウが必要な場合は対応できなくなる。その時どうなるかは注目に値する。

あと飯島女史がどう考えようがあれだけ有能な人材を業界が放っとくとは思えない。ほとぼりが冷めてから、ということになるだろうが、たぶん引く手数多になることはじゅうぶん予想できる。あれだけ他の事務所がのどから手が出るほど欲しがるコンテンツ運営のノウハウを持っており、マスメデイアからも絶大な信頼を得ている人間は業界でもそう多くはない。こんな人材を他の事務所が放っておくとは思えないからだ。それを考えるとこの問題はまだまだ引きずる可能性大だ。私が問題は何も解決されていない、と考える根拠はここにある。

あと飯島氏が仮に別のプロダクションに移籍した時に彼女を慕うアーチストたちがどう動くかだ。今後どういう動きになるか注目したい

|

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。