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2015年12月29日 (火)

2015年仕事納めと総括そして来年の目標

うちも今日で事実上全ての仕事が終わった。

今年は事業的には前半はやや苦戦したものの後半はまずまずの成果も収めることができた。また手掛けたテレビドラマ「鉄子の育て方」のオンエア、や以前てがけた短編「この坂道」Short Short Film Festival Asia(米映画アカデミー公認映画祭)の入選という思いがけない成果もあった。特に後者の影響は大きく今後の大きなはずみとなった。

今年の初めに書いたブログにて今年の私のテーマはいかに自分の価値を高めるか、だった。「価値を高める」というのはケースバイケースなのでどういうのが「価値を高める」ことになるのか議論があるところだが、映画音楽の作家という立場で考えれば、従来の「第一段階」から「第二段階」に進むことができた、という点が大きい。「第一段階」は主に自主や独立系の仕事を中心とする段階であるのに対し、「第二段階」とは商業映画、いわゆるメジャーの仕事が中心となることを意味する。勿論自主や独立系を一切やらないという意味ではないものの、従来と比べると必然的にハードルが高くなる。基本的にノーギャラの仕事は一切受けないし、短編も教育映画等の仕事を除いては原則としてよほど高いクオリテイのもの(カンヌ、ベネチア、ベルリンで入選できるレベル)でない限りはやらない。

これは自動的に自らの映画作家の価値をたかめることにもなるので、事実上今年の目的は達成できたことになる。勿論まだ始まったばかりで、本格的に「第二段階」に定着できるかどうかはこれから次第である。

もう1つ、今年の自分の課題として今後は各仕事において「チーム」を作り進めて行くという目標もたてた。そのために気をつけなければならない点も自戒した。

■これからチームを作って仕事したり取引する際に避けるべきタイプの人
http://d.hatena.ne.jp/KyojiOhno/20150125

「チーム」といっても必ずしも会社組織を大きくする、とかそういうことではない。

ただ人ともっと組んで協力関係を広げて行こう、ということに我々フリーランスの場合なるだろう,ということで今年は「提携」関係を広げて行った。既にとある音楽事務所と提携関係を結んでいるし、近々もう1つの会社とも提携関係を結ぶことができる見通しである。

少しでも自分の営業チャンネルを広げる、という意味もある。ネットとかいろいろ使ってるがやはり一人でやっていくには限界がある。

同時に映画関係のプロジェクトでも大きな仕事に結び付けるためにプロジェクトチームを形成した。そのことによってかなりいろんな可能性が広がったと思う。

その意味では今年は贅沢をいえばきりがないが、今年の初めに設定した目標をほぼ達成できたといっていいと思う。

問題はこの体制を維持し、具体的な成果、結果を出していくこと。それが来年の課題になるだろうと思う。

いずれにせよ今年の様々な出会いに対して感謝するとともに、来年はみんなでハッピーになるような結果が出るように鋭意努力をし続ける、という目的を設定して今年の業務を終了することにする。

引き続き来年もよろしくお願いします

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2015年12月27日 (日)

虫プロ主催の清水マリさん、橋本一郎さんの鉄腕アトム関連本の出版記念会に出席しました。

とある映画プロジェクトでごいっしょしているキャステイングの方に誘われて虫プロ主催の夕食会イベントに出席しました。

場所はかつて手塚治虫先生が生前常連にしていた食堂「えちごや」です。

会場には手塚治虫先生直筆の絵が沢山飾られていました。

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特にセル画は貴重です。日本の財産といっても過言ではありません。

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出席者は全員アニメ制作関係者、出版関係者です。

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今回は元祖鉄腕アトムの声優でした清水マリさんの自叙伝鉄腕アトムと共に生きて―声優が語るアニメの世界 出版の記念イベント、同時に手塚先生のアニメの制作でサポートされていた元朝日ソノラマプロデューサー 橋本一郎氏の鉄腕アトムの歌が聞こえる ~手塚治虫とその時代~ (少年画報社創業70周年記念出版) の出版記念パーテイーも兼ねていました。


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2015年12月23日 (水)

Facebookグループ立ち上げ一年半ー管理人になって思う事、そしてそのグループの主旨

既に当ブログでこれに関する記事を何回か書いているが私はfacebookの「音楽家&音楽及び関連業界キャステイング」というグループの管理人をしていて、もうすぐグループ立ち上げてから一年半経つ。

今日現在参加者1276名で、新規参加希望者も増えているもののその新規希望者の中に

1.明らかにグループの説明を読まずに参加申請してくる人

2.プロフィールを見てもどういう人、何をしている人か全くわからない人

が増えている。

どうも参加者が1000人超えてから

(1) 参加者が多いという理由だけで参加申請する人

(2) 美女の参加者(アーチストや美人演奏家とかが多く参加している)を目当てに参加申請する人出会い系か何かと勘違いしている?

(3) 業者、スパマーと思われる人間の参加申請

という傾向が見える。やはり参加承認制を取らないとグループの運営に支障をきたす可能性があるので参加承認制にしたのは正しい。最近はこの手の参加申請が増えているので審査を厳しくしていて、プロフィールを見て「明らかに音楽をやっている」もしくは「明らかに音楽を業務で使う」人以外は不承認にしている。

ちなみに上記1.の「グループの説明を読まずに参加申請してくる人」だが当グループの説明の冒頭には以下の文で始まっているのでそれに該当しない人は明らかに読んでいないということがばれてしまう。

当グループは音楽関係の仕事のためのグループです。音楽が単なる趣味だったり「友達が参加している」という理由での参加申請はご遠慮下さい。またこのパターンが非常に多いのですが全体の公開のプロフィールを見てどういう方かわからない方がいます。プロフィールをみてよくわからない方の参加承認はいたしかねますのでご了承下さい。

当グループはひとことでいえば音楽をめぐる「異業種」の交流により音楽関係者の新たなビジネスチャンスを創出するためのグループです。音楽家や音楽関係者だけでなく関連業界(広告代理店、イベント企画、映像制作、CMその他映像制作等々)の関係者でいかなる形でも音楽を業務に使う方の参加もOKです。最近当グループは映像映画関係の方との交流に力いれていますので映像製作関係者、俳優、女優、映画監督、映像デイレクターの皆さんの参加も歓迎いたします。

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2015年12月21日 (月)

スターウオーズ「フォースの覚醒」がファンを熱狂させ、新三部作(エピソード1-3)が忘れられた存在になってしまう理由

先日待ちに待った「スターウオーズーフォースの覚醒」が公開され早速i Max 3Dの環境で見ることができた

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ネタバレにならない範囲で感想を書くと、スターウオーズの旧作へのリスペクトとオマージュをきちんと盛り込みつつ、新たな冒険の序章をファンに期待させる内容で予想以上の出来だったと思う。評論家も私の周囲の映画監督からの反応も上々で既に複数回みた人もいる。かなり細かいところにいろんな仕掛けがしてあったようで、もう一度見てそれを確認しようと思う。とにかく期待を裏切らない映画の出来であるといっていい。

映画会場はそんなことで超満員の状態だった。

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i Max 3D 2D といろんな環境で見ることができるが、やはり現代最高の環境となるとi Max 3Dといっていいだろう。その環境だとミレニウムファルコンやXウイングでの空中戦がまるで自分が本当に飛んでいるような感触になる。臨場感は抜群である。

今回のエピソード7はエピソード6の「ジェダイの帰還」から30年後ということになるが、ここで新シリーズが実質的に始まったことで、ルーカスが監督した新三部作(エピソード1-3)のスターウオーズシリーズの中の位置がかなり低下してしまうのは避けられないのではないか、という思いだ。

実はエピソード1の「ファントムメナス」が公開された時は今回のようなファンや評論家の評価は必ずしも高くはなかった。17年ぶりの新作でもあるのに期待はずれの声も小さくなかった。

今回のエピソード7のフォースの覚醒を見て何に原因があるか私なりに考察してみる。

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2015年12月17日 (木)

千代田テクノル社主催チャリテイーコンサート出演しました。

先々月に出演依頼を受けました東京御茶ノ水にある千代田テクノル社が主催するチャリテイーコンサートに昨日出演しました。同社はなんともう20年もこのチャリテイーコンサートを主催しており、殆どはクラシック系のアーチストなのですが、今回私のようなポピュラー肌の音楽家にも声をかけていただきました。

場所は千代田テクノル社の本社ビルの一階ロビーでPAもプロのスタッフを呼ぶほどで、会社の対応の仕方を見てもきちんとした会社であることがわかります。ピアノはYAMAHAのおそらくはC3クラスのグランドピアノです

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何でも同社の会長が無類の音楽好きで高級オーディオメーカーであるオルトフォンの日本法人前社長(前園俊彦氏)とが、さる会合でアナログ談義を交わし意気投合し20年前から始まったらしいです。20年もこれを続けることがすごいとは思いますね.企業の利益を社会に還元する活動の一環のようです。

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会場はこんな感じです。ロビーということで心配しましたが思ったほど音が回らないですね。 寧ろ壁の何処かに吸音材があるのかどこか音がこもって聞こえましたのでPA側で調整してもらいました。

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2015年12月 9日 (水)

拙映画音楽担当 劇場公開オムニバス映画「傷女子」2016年2月5日DVD発売!!

もうずいぶん前のような気がするんですが昨年の夏に公開されたオムニバス映画「傷女子」が来年の2月5日にセル、レンタル共に発売開始が決定しました。

まだ一年ちょっとしか経ってないんですね。なぜか相当昔の話のように感じますが..

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劇場公開当時とフライヤー、ジャケットのデザインが変わってますね

前はこうでした ↓

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1.「じんじんじん」佐藤ありさ(リンクSTAR´s)主演×  世志男監督
2.「スケバン料理人マリー」大蔵愛主演×小泉剛監督
3.「愛の夢」大山貴世主演×天野邪子監督
4.「深夜駆け込み」田口夏帆主演×竹藤恵一郎監督
5.「はじめての悪魔祓い」夏目くるみ主演×中村公彦監
6.「あたしは地球」関根みなみ(team monolith)主演×マッケンジー・荒監督
7.「さよならは八月のバイバイ」佐々木麻衣主演×賀川貴之監督

私は竹藤監督の「深夜駆け込み」の音楽を担当しました。何はともあれDVDの発売日程が決まってよかったです (^^)

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2015年12月 5日 (土)

イギリス政府が著作権法を過去に戻すーネット上のコピーやクラウドサービスを違法とする決断へ

ネット上でコピーする、DRMはずしクラウドサービスでコンテンツを楽しむ。今やそれが当たり前になりつつあるが、イギリスで著作権法において個人が所有する音楽を自由にコピーできる著作権法に関する新しい法案を撤回することを決定したという。

英国における著作権法はデジタルが主流になった現代とは正反対で、非常にアナログ的な内容で進化が遅れていたのは事実だが、アメリカを始めとする現状を見るにつBASCA (British Academy of Songwriters, Composers and Authorsー日本のJASRACに相当)を始めとする音楽団体から今年6月に司法審査の依頼を受けたため高等法院は審理を行ってきたが、その結果、高等法院は著作権法の特例に対して、「損害に関する結論を正当化する証拠が不十分/明らかに不十分」として英国政府の特例は「不完全」という決断を下したという

音楽をコピーしたりバックアップすることは違法とイギリス政府が著作権法を過去に戻す決断
http://jaykogami.com/2015/12/12370.html

著作権法を昔に戻すとどういうことになるかというと、クラウドサービスでのコピーも違法になるわけだからイギリスではi-tunesが自動的に違法になる。
SoundCloudから音源をダウンロードするのもNG
つまり自分で買ったCDやDVDからのコピー以外は全部違法 となるのだ。

但しPandoraはストリーミングでコピーではないので(元々Pandoraはネットラジオであるため、配信とは違う)Pandora等のサブスクリプションには影響はないが、SpotifyからのダウンロードはNGとなる。

これが全世界的に音楽業界についてどう影響するかが見ものではあるが、著作権者、コンテンツプロバイダーによるApple Google等のITグローバルへの「反撃」と受け止めることもできるが果たしてどうなるだろうか?

実際現行のi-tunesを始めとするクラウドシステムはCD時代と比べて著作権所有者に対して恩恵をもたらしているか、というと残念ながら逆、というのが現状である。上記の引用記事はIT系の記事のためイギリスのこの動きに対して大きな疑問を呈しているが、実際今のクラウドを始めとするネット配信のシステムが著作権者に大して本当に優しいシステムか、というと残念ながらそうは言えないのが現実だ。これは企業努力やアーチストの努力云々以前の問題である。

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2015年12月 2日 (水)

映画「ジョンラーベ」上映会にて鑑賞ー史実に忠実ですが反日映画ではありません

5年越しでようやく公開された映画「ジョンラーベ」 日本では配給会社がつかず、5年間も未公開だった作品で「上映禁止」なんて海外では書かれたが勿論「上映=違法」ではなく集客云々以前に、「南京事件」と聞くだけで、上映妨害のトラブルを恐れて配給会社が腰が引けた、というのは察しがつく。 来年の2月に公開が決まった映画「アンブロークン」は在特会を中心とするネトウヨの反対で配給会社が降りたが、この「ジョンラーベ」 は2009年、まだネトウヨが今ほど激しく活動していなかった時期である。

しかし在特会やネトウヨの派手な活動期以前にも、ことテーマが「南京事件」となると右翼などによる暴力的な抗議や上映妨害が、市場原理と巧みにリンクして、自主規制へ追い込むという、この国の深刻な現実がある。それで最近は配給会社もマスコミも「自主規制」などという実質的に表現や言論の自由が圧力に負けてしまう事実を自ら作ってしまう。私的にはこれは不幸なことであるし、民主主義国家としては恥ずかしいことだと思う。

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それを市民グループが上映権を買い取り、今回の一連の上映会が開催されていた。会場は全員ボランテイアによる運営で、どこかのネトウヨサイトの馬鹿馬鹿しいデマのように日当いくら、なんてことは勿論ない(笑)

(ー念のために国会でも沖縄でも日当が出ると言い張っているネトウヨ諸君は、どこでどう申し込んだら「日当」がもらえるのか教えてほしいものである。国会の集まりに私は何回も参加しているがそんなものもらっている姿など見たことがない(爆) 現場にどうせいったこともない連中がネトウヨデマサイトを鵜呑みにして拡散している、という状況なんだろうがホント困ったものである)

この映画は香川照之、井浦新(ARATA)柄本明杉本哲太等テレビでも人気の演技派たちが出演している映画でもあり、それだけでも期待がもてたが、結論からいって作品としてはよくできているし、演出のメリハリもよくできていた。

映画はドイツの演技派として定評のあるウルリッヒ・トゥクル、それに皇族でありながら陸軍中将朝香宮鳩彦王に香川照之、南京事件に大きく関わったと後にGHQより追求される松井石根大将に柄本明 彼らの演技は本当にも応えがあった。

作品はドイツ語、英語、日本語、南京だから南京語だと思うがフランス、アメリカ等の多国籍の場面が多かったので英語が若干多いかな、という感じ。ちなみに英国人の医師を演じたスティーブブシェミはアメリカ人だが(タランティーノ映画の常連)きちんとイギリス英語になっていた。これ以外に難しいことなので感心した。
演技派揃いだと映画が締まる、その意味でこの作品はかなり質の高い作品であったといっていいと思う。

さて一応映画音楽をやっている身なので、映画となると音楽の使い方にすぐ耳がいってしまうが、場面の雰囲気にはよく合っているとは思うがもう少し印象的な映画音楽でもよかったのでは?とも思う。もっともそこは監督の考え方で「音楽が目立つ」ことを嫌う監督もいるのでその辺りは難しいところだが、しかし映画音楽の曲のイメージ自体はこんなものではないかな?と思う。たぶん自分がやっても似たような感じにはなるだろう。ただもうちょっと印象的なメロデイにしたと思うが..

まあどうせネトウヨ連中は見ようとすらしないだろうし、聞く耳などもたんと思うが結論からいって

これは断じて反日映画ではない

といっていいと思う

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