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2015年9月29日 (火)

鉄子の育て方 一通りオンエア終了にあたって

昨日未明、名古屋テレビ製作のドラマ「鉄子の育て方」のMXテレビでのオンエアが終了しました。昨年の4月の名古屋テレビ(テレビ朝日系列)でのオンエアを始め小刻みにさまざまな地方放送局でオンエアされていました。必ずしもテレビ朝日系列とは限らなかったんですが

京広域圏 メ〜テレ(NBN) 2014年4月7日 - 7月1日 月曜 24:20 - 24:50(火曜 0:20 - 0:50) テレビ朝日系列 制作局
2014年 4月10日 - 7月3日 木曜 4:30 - 5:00 再放送
熊本県 熊本朝日放送(KAB) 2014年5月29日- 木曜 26:00 - 26:30(金曜 2:00 - 2:30)
静岡県 静岡朝日テレビ(SATV) 2014年7月1日 - 火曜 26:05 - 26:35(水曜 2:05 - 2:35)
沖縄県 琉球朝日放送(QAB) 2014年7月4日 - 金曜 9:55 - 10:25
北海道 北海道放送(HBC) 2014年9月14日 - 日曜 24:58 - 25:28(月曜 0:58 - 1:28) TBS系列
新潟県 新潟テレビ21(UX) 2014年10月4日 - 土曜 25:45 - 26:15(日曜 1:45 - 2:15) テレビ朝日系列
岩手県 岩手朝日テレビ(IAT) 2014年 12月27日 - 2015年1月4日 深夜帯で連続放送
鳥取県・島根県 日本海テレビ(NKT) 2015年 1月5日 - 3月30日 月曜 26:04 - 26:34(火曜 2:04 - 2:34) 日本テレビ系列
大阪府 テレビ大阪(TVO) 2015年 4月7日 - 6月30日 火曜 25:35 - 26:05(水曜 1:35 - 2:05) テレビ東京系列
全国放送 エンタメ〜テレ☆シネドラバラエティ> 2014年7月6日 - 日曜 14:30 - 15:00 CS放送
MONDO TV 2015年2月2日 -
シンガポール Hello! Japan 2015年 2月17日 - 火曜 21:30 - (現地時間)
山形県 山形テレビ(YTS) 2015年7月1日- 火曜 24:50 - 25:20(水曜 0:50 - 1:20) テレビ朝日系列
東京都 東京メトロポリタンテレビジョン サブチャンネル(TOKYO MX2) 2015年7月20日- >月28日 日曜 24:00 - 24:30(月曜 0:00 - 0:30) 独立局 最終週のみ2話連続、1時間枠

まあプロデユーサー、スタッフの皆さんの苦労の後がわかります。

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そして昨日念願の関東のオンエアが終了。

一応「第一部 完」と書いてありましたが果たして「第二部」はあるんでしょうか?(^^;)

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まあ欲を言えばテレ朝でオンエアされるのが一番よかったのですが、おそらく「鉄オタ」というマニアックな内容だったためキー局にやや敬遠されたところがあったかもしれません。しかしだからこそこのドラマは面白かったと思います。個人的にはこのドラマのスタッフに参加できるようになってとても光栄に思い、感謝をしております。

実は私は事情により途中からスタッフに加わりました。そのためローバジェットの案件であり制作期間も2週間ないという大変なものでした。まあそんなもんですが,,

NHKの大河とか連ドラはともかく、普通の低予算ドラマの場合は映画と同じ作り方などとてもできません。何せオンエアの1-2週間前に編集ができあがり、すぐに納品という感じですから、じっくり映像に合わせて作る、なんてことをやっていたら間に合わないわけです。

そのためあらかじめ脚本を読んでおいて、どういう音源が必要かということをあらかじめ想定して作られなければなりません。今回はあらかじめ想定して作った曲と監督から要望が出た内容の曲で20曲くらいは作ったのかな?

ただドラマを見ながら個人的にはさまざまな反省点もありました。それは次回の機会に生かしたいと思います。

とにかく「鉄子の育て方」 なかなか面白いドラマでした。オンエアが終わってしまうと何か寂しいですね。またこのスタッフチームと一緒に仕事できる機会が訪れることを願っております。

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2015年9月23日 (水)

大胆新説?-サテイの楽譜に小節線がない理由

もう一か月ほど前だがエリックサテイ展に行った記事をかいたけれど

今年はエリックサテイの没後90年にあたることもあって既にシリーズになっている名曲喫茶ヴィオロンでのラグタイムコンサート、20世紀初頭のアンテイークが沢山あることもあって今度のライブではいつも通りのスコットジョっプリンのラグタイムナンバーに加え、エリックサテイの曲も演奏する。

実はそのエリックサテイ、非常に変わり者の作曲家として知られているがまず、楽譜からして変わっている。

まずエリックサテイの代表作の1つ 3つのグノシェンヌの楽譜をご覧いただこう

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この楽譜を見て何かきがつかないだろうか?
そう小節線がないのだ

サテイの作品にはもう1つおかしな点がある。
普通表情についてはクラシックの場合はdolceとかespressivoとかイタリア語での定番の表現についての記号が使われるが、サテイは違う

「問い直して」 「頭の隅で考えるように」「舌の上で」  とか

「注意深く相談しなさい」「何度もよくみて」 「ぺしゃんこになって」「歯のないうぐいすのように」

等意味不明のものがある。

また題名もおかしなものが多い
『官僚的なソナチネ』『犬のためのぶよぶよとした前奏曲』『冷たい小品』『梨の形をした3つの小品』『胎児の干物』『裸の子供たち』

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冷たい小品の楽譜

これらは一体何を意味するのか? 単にエリックサテイが変人だからこういうおかしな表現の指定と題名にしたのか? と長い間考えられてきた

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もう1つのアナログ復活の流れー全米最後のカセットテープメーカーが、創業以来の大黒字

当ブログではアナログレコードの復活そしてRecord Store Daysの動きについて紹介してきたが、

何とカセットテープも復活しているらしい。

■全米最後のカセットテープメーカーが、創業以来の大黒字
http://irorio.jp/sophokles/20150917/261871/

「カセットの温かみのある音を好むプロミュージシャンは多いんだよ。だから売り上げは伸び続けている」

同社は現在、ソニーミュージックエンターテインメントやユニバーサルミュージックグループをはじめ、多くのインディーズレーベルの音楽カセットを生産している。

こうした動きを単なる懐古趣味、と受け取る向きもいまだに根強くあるが、私は違うと思っている。やはりデジタルの薄っぺらな音質、そしてデジタルの音質そのものの限界というものが認識され始めた結果だと思う。

むろんノスタルジックな要素が全くない、とはいわないが...

ちなみに余談だがカセットテープに関しては全く新たな技術も開発進行中である。

カセットテープが将来的に大容量ストレージの主流に返り咲く可能性
http://gigazine.net/news/20121022-cassette-tape-storage/

何と驚くなかれ、カセットテープのメタルテープにデジタル記録させて何と35TBのデータを記録できるという、しかもハードデイスクのように電源とかサーバーの冷却装置も不要になるので大幅なコストダウンが可能になる、

いずれにせよデジタル時代だからメデイアとかは無用の長物、などと決めてかからない方がいいということだ


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2015年9月16日 (水)

久々に生音のレコーデイングー ピアノ5重奏(弦楽四重奏+ピアノ)のレコーデイング

最近の録音の殆どが自宅の仕事場の作業なんですが、昨日は久々に外のスタジオでレコーデイング。それも午前様でした。

外のスタジオで午前様なんて何年ぶりでしょうね?

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今回はピアノ5重奏(弦楽四重奏+ピアノ)とボーカルというやや変則的な編成でした。

当然オリジナル曲のためリハーサルも行われました。

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2015年9月11日 (金)

NPO法人理事長 故鈴木健士氏のお別れ会出席

旧知の仲だったミュージックソムリエ協会理事長の故鈴木健士氏のお別れ会がSpiral地下のCayにて行われた

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鈴木氏はミュータントというCM音楽制作会社で数々のCM音楽やアーチストのプロデユースを行ってきた実績があり、最近ではミュージックソムリエ協会を設立しCDショップ大賞Record Store Days Japanの運営も行っていた人物である。

業界で多くの、しかも長い間の実績があることもあり。お別れ会は満員の状態。入口から長蛇の列だった

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正直、鈴木氏とはいつも意見があったわけではなかった。いや寧ろ合わないことの方が多かった。口論もした

しかし音楽業界をよくする、音楽文化をよい方向に持って行きたいという思いは共通していた。そのためお互い対立することはあっても妙な連帯感があった。

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かつて「ポッパーズ」で一世を風靡したインターFMのあの方も来ていた

私も正直同志を失った、という思いでいっぱいである。享年54はいくら何でも早すぎるだろう?

昨年我々は佐久間さんを失った、そして鈴木氏も全く突然召されてしまった。正直大きな牽引者を失ったという意味は大きい。

音楽業界の状況は年々悪くなっていくばかりである。そしてこのまま根本的な対策を取らない限りこれからはもっと悪くなるであろう。

残されたものでこの厳しい状況を何とか切り抜ける努力をしなければならない。
でないと鈴木氏に「おめえら、なにやってるんだ バカヤロー」とどやされてしまうだろう


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拙映画音楽の短編「この坂道」がアメリカ"Wine Country Film Festival"で上映決定!!

今年の6月のShort Short Film Festival Asia(米アカデミー協会公認映画祭)での入選に続き拙映画音楽の短編にまた新たな快挙です。

アメリカカリフォルニア州サンフランシスコ郊外で行われる"Wine Country Film Festival"で映画祭開催は9月16日―21日で上映日9月17日午後一時、9月19日午後一時半からケンウッドレストランシアターにてJapan Shorts Showcaseにて上映

http://wcff.us/2015/films/this-uphill-climb/

上映されるのが25分バージョン(本来は30分作品)なのでShort Short Film Festival Asia経由でこの映画祭で上映されるのでしょう。サンフランシスコ郊外のナパバレーの近くらしいです。車で1時間くらいはかかるようです。

いわゆるカリフォルニアワインの本場ですが、カリフォルニアワインって甘口多いんですよね(笑)

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本当に「この坂道」は予想以上の成果をおさめてくれています。

ちなみに私が音楽を担当した映画で海外の映画祭で上映されるのはこれで2作目です。少なくとも私が知っている範囲では.....


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2015年9月 6日 (日)

チャンスのない日本を少しでも変える。-自分の制作案件の募集をして思う事

実はもう募集は締め切ったがとある案件で女性ボーカリストを募集していた。

某通販化粧品メーカー新商品のロゴジングルでの女性ボーカル募集で、別に地上波のテレビとかでオンエアされるものではない。その通販会社のインフォマーシャル(通販番組でオンエアされる商品説明のビデオ)内で制作されるジングル。ギャラも決して高いとはいえない。

しかしそんな案件の募集に予想以上の応募が殺到した。、一部の人は「どうしても参加したい」との人がいたので受理したが、既に締め切ったと宣言した後にも募集が来た。

それにしても今回の非常に限られたクローズドなチャンネルで流れるジングル、そのレベルの仕事でもこんなにも応募者が殺到するとは思わなかった。

そういえば以前Eテレの「シャキーン」の仕事をした時も感じたのだが、Eテレの「シャキーン」は「面白い企画であればオンエアの採用していくれる」という噂がクリエーターの中であっという間に広まり、その結果プロデユーサーの机がたちまちクリエーターのデモ資料で山積みであふれるようだった話を聞いた覚えがある。おかげで私の企画のオンエア頻度が激減してしまったのだが(笑)要はそれだけ今の日本は「チャンス」が少ない、ということなんだろうね。みんなチャンスに餓えているのだ。

例えば音楽業界というところは一般に 「おいしいところ」というのを大手の制作会社か一部の限られた人間だけで囲ってしまう、というところがよくある。その場合外部の人間がきちんと入り込める余地はまずない。しかしそういう風潮は正当な競争を阻害し、本当に実力のある人間にチャンスが与えられなくなってしまう。

まあやはり不況が長く続いているというのもあるんだろうがでもそれじゃ音楽も映像のコンテンツの世界もいつまでたっても活性化しないし、よくならないと思う。

Facebookで「音楽家&音楽及び関連業界キャステイング」というグループの管理人もやっているが、私のこのグループが音楽業界、芸能界のそういう体質に一石を投じることができれば、と考えている。非公開のグループなので投稿は参加者しか見ることができないFacebookをやっている人で音楽業界、ならびにそれに関連する業界で仕事をされている方なら誰でも参加することができる。

ちなみに10月24日に「音楽家&音楽及び関連業界キャステイング」の音楽業界交流会を行います。ミュージシャンと音楽業界関係者(プロデユーサー、プロダクション及び制作会社関係者等々)が交流できるイベントで今後の皆さんの活動や人脈の幅を広げるのにお役にたてれば幸いである。

日時:10月24日(土) 18:00  開場  18:30ー Start

会費 ¥2500(予約) 
   ¥3000(当日ー当日予約なしでいきなり来られた方)
    フード+ドリンク代別

会場:Jazz Spot J

http://www.jazzspot-j.com/index.html

前回の出席者の職業
ミュージシャン、シンガーソングライター、作曲家、作詞家、アレンジャー 演奏家、女優 俳優 音楽プロデユーサー、レコード会社デイレクター プロダクション社長 芸能プロ関係者、映像デイレクター 広告代理店関係者 演劇舞台関係者、フラメンコダンサー、クラウドファンデイングサイト運営者、音楽コミュニテイネットワーク主宰者、日本音楽ソムリエ協会

Facebookをやっていればグループ参加者でなくても交流会参加は可能です

https://www.facebook.com/events/630548410314953/


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間違いだらけの現代音楽史(5)ーループする音楽の歴史 1980年代で止まっている音楽の歴史

夏休みの音楽コラムシリーズ、9月に入ってしまったが今回がこのシリーズ最終回である

前回は「音楽アカデミズム」と。「反アカデミズム」に焦点をあて後者の「反アカデミズム」の音楽や思想の方がポピュラーミュージックの世界を中心とする現代音楽に影響を与えた面を語った。

特にステイーブライヒ、テリーライリー(R&Bのプロデユーサーとは別人)のミニマリズムのポピュラーミュージック全般の影響は大きい点を述べた。

だが一方のポピュラーミュージックの歴史を見ていくと、このミニマリズムの点を除いてはジャズでもロックでも西洋音楽(クラシック音楽)と同様のプロセスを経ていることがわかるのだ。

下の図を見てほしい。

これはジャズ、ロック、そしてクラブミュージックの歩みとそのアーチスト名を大ざっぱに整理すると全く共通のプロセスを経ている。

勿論下の図は全てのアーチストを網羅したものではない、というかこの限られたスペース内で全ての音楽やジャンルを網羅、反映することなど不可能である。ひとことでジャズ、ロックといっても細かくわければ100を超えるジャンル、音楽のスタイルが存在するので当然ながら全てについて語ることなど不可能である。従ってやや乱暴で大ざっぱな分け方になってしまうことをご容赦いただきたい。「あのジャンル、あのアーチストが抜けている」というご指摘は申し訳ないが勘弁していただきたい。

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セプテンバ―コンサート2015年@ComCafe音倉 初日出演

緊急入院した3年前を除き毎年参加しているセプテンバーコンサート

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今年も参加させてもらいました。

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昨年は安倍政権の集団自衛権の問題でいつになく緊張した趣きで取り組みましたが今年は昨年よりも状況が悪くなっています。
いわゆる「戦争法案」は14日の週にも強行採決される可能性があります。

日本が「普通に戦争できる国」になる日が近づいているだけに危機感はさらに高まりました。

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出演者
木村真紀
かなりやとうばん
大野恭史
はまたく51&fei fei
エリオン

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2015年9月 3日 (木)

長年つきあいの国内プレス業者が廃業決定ーいよいよ来るべき時が来たかも

本日もう長年のつきあいのある業者から寝耳に水の連絡を受ける。

何と9月1日でその会社は上場廃止!!  それに伴いCD,DVD等のパッケージ製作事業を廃業する旨の連絡を受けた。
この会社はJASRAC指定工場で経営も比較的安定していた、と思うし、昨年の段階ではかなりの数の受注を受けていて多忙にしていたと思うのだが、全く急な一報に驚いた。

取りあえず発注予定の案件の発注先を別に探さないといけないが、かつてつきあいがあったもう1つの会社は業界一位だが、価格を上げ、なおかつ500という小ロットは受けないという方針に変わったので使えない。

あと1-2か所聞いては見るものの、場合によっては国内プレスを海外プレスに変更せざるを得なくなるかもしれない。海外プレスの業者はまだ健在であることは確認。

明日問い合わせた別会社の見積りを聞いてみるが価格によっては国内プレスをやめて海外のみにすることを真剣に検討している

正直ついにこの日が来てしまったかな、とも思う

予想はしていたが、実際にこの日が来ると驚きを隠せない

やはりパッケージ不況には勝てなかった、ということか。

さてうちもパッケージ事業の見直しーおそらくそういうことになるだろうーに着手する準備をすることにしよう

注:このあと取りあえず代替えの業者をみつけ、当面はまだ国内プレスにも対応できるようになりました。

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2015年9月 2日 (水)

東京五輪エンブレム 使用中止事件を見てー「パクり」について考える

既に報道されているように2020年の東京オリンピックエンブレムの盗作問題で佐野研二郎氏のデザインの使用を中止する決定をオリンピック委員会は決定した。

東京五輪エンブレム 使用中止の方針固める
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150901/k10010212001000.html

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左がドビ氏、右が佐野氏の作品である。

当ブログの記事にも書いたが偶然の一致にしてはあまりに似すぎており、しかもこの記事を書いたあと佐野研二郎氏には他にも盗作疑惑とされている件があり、昨日の記事で書いたサンプルの時点からの工程を発表もさらに盗作疑惑が浮上するなど、さすがのオリンピック委員会も庇いきれなくなった、ということもあるだろう。

どうも佐野氏の制作スタイルとして画像や写真の共有サイトPinterestなるコレクションサイトからからのパクって作品を作るというのがあるらしい。ここで気になったのは、佐野氏は「作品をパクって作るのは現代では当たり前である」かのような言質を述べていた点である。

佐野氏はwikipediaを参考にさせていただくと博報堂デザインにいたようだが、私自身も博報堂とのおつきあいがあるが、多額の金額を扱う広告代理店の世界でもあのような仕事ぶりだったのだろうか?

何度も書くが、結果的に自分の仕事が他人の作品に似てしまう、ということはよくある。しかし今回の佐野氏のケースは明らかに「パクリ」という意図的な確信犯であり、それとは明らかに違う

■佐野氏 使用例で転用を認める
http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20150901/4583271.html

お恥ずかしい話だがJ-popの世界では当たり前のようにこの「パクり」が行われている。それどころかいかに「他人のおいしいところを「わからない」ようにパクるか」ということが競われている始末である。

佐野氏が確信犯的に行い、本人の表情からみても「これのどこが悪いの?」かといわんばかりの表情を見るとデザインの世界でも当たり前のように行われているのだろう

そこであえて「パクリ」というものについて考えたいと思う。

まず大前提の話として「パクリ」結果的に似てしまう は全然違う、ということはおわかりいただけるだろう。結果的に偶然作品が似てしまう場合、似ている部分はあっても詳細な部分まで瓜二つ、などというケース は殆どないからである。佐野氏の上記の東京エンブレムのようにTのフォントの詳細まで偶然似てしまう、ということは通常まず考えられない。

そして大前提として作曲家を始めとするクリエーターは基本的には「意図的に」誰かの作品に似せた作品を作ってはならない。例えプロデユーサー/デイレクターに「誰々の作曲家のあの曲のような感じで」というオーダーを受けても「意図的にその作品を盗用」してはならない。

当たり前の話である、

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2015年9月 1日 (火)

コンテンツ制作の価格意識ー少額の金額でできると思われているコンテンツ

個人的な話ですがここ一年近くやや事業上は停滞の時期を過ごしていました。(だからブログ記事も増えているwww)

しかしおかげさまでようやく長いトンネルを抜けた、といいますか充分とはいえないものの業務が多忙になってきたのはありがたい、のですが。

私の会社は従来の音楽業界のビジネスモデルである、大手製作会社、広告代理店関係、テレビ局関係の仕事、も勿論やってはいるのですが..
それとは別に直接企業様から制作の受注を受けるケースもあります。

それがいいコンテンツ制作のビジネス実例になる場合もあります、二年前やってコーセーのコスメデコルテのケースなどがそれにあたりますが、(たぶん大手広告代理店を通すとかえって実現しなかった可能性の方が高いビジネス実例です)

しかし必ずしも残念ながら全てスムーズにいくわけでもありません。

実は前々から感じていたことなんですが、映像や音楽のコンテンツの制作に当たって当然見積りを作るわけですが、弊社としては極力コストパフォーマンス的に勉強しているつもり、ではありますが、どうもクライアントさんの考えていた予算の範囲から大きくはずれているケースがままあります。

そのクライアントさんの当初イメージしていた予算、というのが 何と

5万ー高くて10万だったりするわけです。

10万なんてインストでVPや教育映像の音楽の制作レベルの予算、でこれは自宅の作業場で全ての作業を賄う、という条件の元なら可能な予算です。

しかしクライアントさんの販促ソング、とかジングルとか、となると音楽家を読んで、さらに多くの場合クライアントさん立ち会いになりますから、スタジオもそれなりの場所を使わないといけない、ミュージシャンのギャラ、 等々、 40-50万くらいすぐいっちゃいますね。

さらに10万で映像を作れ、大学の映画サークルの自主制作だって今もっと予算使いますよ。こっちは一応プロを使うんですし、本格的に映像を撮るなら大勢のスタッフが必要なので100万くらいすぐ行きますよ。

なのに、クライアントさんによってはそれが法外な予算、 のような印象を持つ方がいらっしゃる。

以前の記事のようにクリエータ―を強制的にボランテイアにしたり、仕事の依頼はしたけどギャラはビタ一文払わない、 などという会社は言語道断ですが、
どうも映像も音楽も安く、簡単に作れる、なんかそんなイメージを持っているクライアントさんが残念ながら少なくないですね。

まあ一応私たちはプロなんで、可能な限りわかりやすいご説明をクライアントさんにしようとは思っていますが、 それなりのクオリティのものを作ろうとしたらそれなりのコストはかかってしまう。この理屈を是非ご理解いただきたいものです。
以前も比較的私たちの業界に近い事務所がそういうことをして愕然としましたが
■コンテンツ制作に「正当な」費用を払おうとしない人たち、コンテンツ制作は簡単にできると思っている人たち
http://kyojiohno.cocolog-nifty.com/kyoji/2015/06/post-0580.html

5万―10万等の二束三文でコンテンツを作っても二束三文レベルのクオリティにしかなりません。たまに石が宝石に化ける時もありますが、それは柳の下のどじょうと同じ。そんなことを最初から期待するのは愚です。

奇跡でもおきない限り二束三文の予算では二束三文のクオリティにしかなりません、

コンテンツはモノではなく形のないものではありますが、それだけにクオリティに対してお金を支払っている、という意識は是非ご理解いただきたいものです。


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