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2015年8月13日 (木)

エリックサテイとその時代展に行ってきました。

今年から「ラグタイムコンサート」のシリーズをやっていますが、その関係ですっかり忘れていたのですが今年はエリックサテイの没後90年でした。その関係で渋谷のBunkamuraにて「エリックサテイとその時代展」をやっていまして、ようやく今日見ることができました。

Satie01

Satie02


エリックサテイは変人とかいわれますが、サテイ→J ケージ → Bイーノ
という「現代の音楽」(現代音楽ではない)に大きな系譜が存在し。ある意味では現代の音楽の租といってもいい人で影響は計り知れません。

Satie_erik

Erik Satie 1866-1925

この人がいなかったらアンビエントもニューエージミュージックもたぶんなかったといっていいでしょう。

エリックサテイという人は単に音楽家という枠だけに収まらない人で19世紀末から20世紀初頭のパリの芸術運動に大きな影響を与えた人でもあります。それだけにサテイの同時代の芸術家、演劇、映像といったものの展示が楽しみでした。

Mainvisual

まずエリックサテイは一応クラシックのカテゴリーに入りますが、あまりクラシックという感じがしません。理由は代表作の「ジムノぺデイ」を見るとわかります。

Gymnopesia

何とジムノぺデイ第一番は Gメジャー7.Dメジャー7の繰り返しです。
それが何となくリラックス、癒しの効果を与えているんですね。

会場ではサテイの直筆の楽譜の展示やサテイにちなんだ絵、ポスター等が展示されていました。

Gymnopesi2

ジムノぺデイ第二番の直筆楽譜、楽譜の訂正の跡があるのが何ともサティらしい(^_^)

Satie03

画家、シャルル・マルタンとのコラボレーション、「スポーツと気晴らし」の楽譜とマルタンの挿絵

Satie04

勿論会場は撮影禁止だったのでこの目録から写真を取りました。会場でサテイの音楽のCD付で¥2600で売っています。

あと会場には伝説のバレエ「パラード」の再現舞台の一部上映等がありました。「パラード」は演出がジャンコクトー、美術がパブロ ピカソ、そして音楽がエリックサテイというすごいメンツのコラボレーション作品です。

最晩年の作品のバレエ曲「本日休演」の資料等も展示されていましたが、バレエ曲のために作ったルネ・クレール監督の「幕間」の上映は見ることができませんでした。サテイが書いた唯一の映画音楽作品となったはず、だったのです残念ながらやはりフィルム自体を探すのは困難だったのかもしれません。

展示としては非常に内容のあるものでした。やっと来れてよかったです。


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