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2015年6月 1日 (月)

最近のコンテンツ制作業界の厳しい環境の影響?好ましからざる傾向が

実はここ数か月、知り合い、友人レベルからおかしな勧誘を受けている。

「副業」だ。

音楽業界がもはや業界の体をなしていないことは既に当ブログで何回も述べているが、音楽業界だけではない。テレビを始めとする映像業界も同様

そのせいか最近は本業以外に走る人が増えているようで、私もその関係で勧誘を受ける。

その中の1つはこともあろうにMLM!! だったりする。

まあMLM=詐欺、という短絡的に決めつけるほど無知ではないが、ネズミ講と違うのは商品が存在するのだが基本的なシステムは同じである。
しかもこのMLMは登録料と称する入会金がどう考えてもこんなに必要になるはずがないほど高いし、その説明会も明らかにサクラがいてあのテレビ通販のCMよろしく「白々しい感嘆の声」とかあげているので、個人的には吹き出しそうになった。今時そんなのに騙される奴がいるんかい?

ネズミ講は早く始めた人間のみがもうかるが、MLMはそうではない。という人がいる。理論的にはそうかもしれないが、実質的にはMLMも遅く始めた方が不利なのは同じである。何よりもこれ始めたら間違いなく友達を減らす覚悟がいるが、これからライブ活動とか本格化しようとしている矢先にそんなリスクの高いことなどやっていられない。

いずれにせよ何か新規の案件の打ち合わせと思いきや、とんだことにつきあわされたもんである。

もう1つの件はこれより遙かにマシなとある機材の代理店の話だが複数の専門家に意見を聞いてみたが成功の確率は低いとみてやめた。

要は「本業がもうからなくなった」ということでこの手の話が降ってわいたように来るのだが、ずーっと前に音楽や芸能界で異常に流行ったアムウエイの販売の機運を思い出す。あの時だって成功した人間はほんの一握りだ。

だがこの傾向は昨今のコンテンツの制作市場がいかに深刻な状況であるか、を表している。
企画もなかなか通らないし、通っても予算カットで利益も殆ど出ない状況。それは日常的な業務に関わっている私としてもわかっている。

私が当ブログで再三再四、従来の仕事の流れや形にもはやこだわっていては生き残ってはいけない、というのはまさにそこである。制作のビジネスモデルを変えて行かざるを得ないのだ。

また確かに今年は状況はかなり厳しいのを感じている。あの2002年にレコード会社が育英金の大半をストップした時に音楽事務所がバタバタつぶれたが、今年は同じような状況になるかもしれない。だから我々音楽制作に携わるものが大手事務所に頼っていてはダメなのだ。

音楽制作以外の「副業」を全面否定するわけではない。私もある意味それに近いことをやろうとしていた。

だが同時に自分に向いていないこと、自分の知らない分野に安易に入り込んでも決していい結果は得られない、ということも実感した。だからコンテンツ制作がダメだから「副業しよう」というのはやはり安易だ。(勿論結果的には「副業」が向いていた人もいるのだが)

現在の状況は確かに厳しいがそこはやはり知恵を絞って、しかも積極的に何かを仕掛けていくという大胆な姿勢が必要であろう。

一番よくないことは何か? 何の手もうたず何もしないこと、である。
この状況ではそれは自殺行為だ、


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