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2015年6月 8日 (月)

トニー賞2015年を見て

「王様と私」で日本人として初めてトニー賞のノミネートを受けた渡辺謙で注目された今年のトニー賞

オスカーとかグラミーは毎年見るけどトニー賞を見るのは実は初めて。

舞台演劇、ミュージカルの最高賞で基本的にブロードウエイの劇場で公演が行われている演劇とミュージカルが対象の賞。 オスカーが基本的にハリウッド、ロサンジェレスでの劇場公開されている作品を対象にしているのと同じでいずれもアメリカの賞ではあるが、エンタテインメントの最高峰の賞であることに変わりはない。

ベストリバイバルミュージカル「王様と私」が選ばれたので渡辺謙の受賞に期待がもたれたが結局、残念ながら受賞ならず。しかし日本人としてここまで来たという実績を作った渡辺謙には最大限の敬意と賛辞を送りたい。

私は見ていないのでどんなミュージカルなのかわからないが、Fun Homeがベストミュージカルを初め主要4部門を受賞している。「王様と私」も四部門受賞【リバイバル賞、主演女優賞、助演女優賞、衣装賞)

トニー賞の詳細は英語だけどこちらをご覧ください。

http://www.tonyawards.com/en_US/nominees/index.html

初めてトニー賞授賞式を見た感想は、やはりミュージカルならではの各俳優さん、女優さんのパフォーマンスも楽しめるし、いろんなミュージカルの「オイシイ所」が楽しめるのでそれだけでも楽しい。

だが、見ながら思ったのはやはりこのトニー賞もオスカーやグラミーと同様の共通点が見られた点だ、

1.第一は過去の文化遺産をとても大事にして、それらを尊重している点である。それらを文化として尊重し、それらから多くを学んでから、新しいものを創造していく。これはクリエイテイビテイの基本である。

ところが当ブログで何回も指摘しているようにそこの部分を勘違いしている輩が日本には多い。よく「過去を知るかどうかは新しいものを生み出せるかどうかには関係ない。むしろ過去にとらわれないことが新しいものを生む可能性がある」という主張をしている連中、

こういうのはとりわけJ-pop系に多い

しかしこういう奴らの作品を聴いて「ものすごい作品」に出会った記憶は少なくとも私はない。どれも「何々風をぱくる」ものだったり、面白くもおかしくもない、創造性の欠片も見られない作品ばかりである。 

そこには文化などない。芸術なんていうのもおこがましい。
日本の音楽文化のレベルの低さがそういうところにも見られる。

2.第二は受賞作品は純粋に投票によって決められるということ。

賞の権威を保つためにはそれが絶対に必要なこと。本来は当たり前なのだが当たり前じゃないのが日本である。(涙) 日本の〇コード●賞とか有◎大賞等が舞台裏どうなっているかは今更ここで述べるまでもない

アメリカという国そのものについてはいろんな問題はあるが、エンタテインメントに関してはまだ健全に機能している。そして競争はとてつもなく激しいが努力した人間は評価される、

それが本来のあるべき姿である。

ちなみに私はとある映画で「ミュージカル(のまねごと)風の映画」をやったことはあるが、まだ本格的に舞台やミュージカルの音楽を書いた経験はない。ブロードウエイは「ブロードウエイの作り方」というのがあり、それを身に付けなければならないが、機会があればやってみたいものだ。


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