Kyoji "metanature"
i-tunesでも好評配信中!!
i-tuneページを表示するにはお客様のPCにi-tunesとquicktimeがインストールされている必要があります。 i-tunes及びquicktimeのダウンロードはこちら





« 演劇集団「小さな翼」の「病は気から」を見に行きました。 | トップページ | Mr.Kenji Nakai レコーディング/ミキシング セミナーに参加 »

2015年5月17日 (日)

Facebook「作曲家アレンジャーミュージシャン演奏家キャステイング」を立ち上げた主旨とその目的について..(長文注意!)

・危機的な状態にあるインターネット

インターネットに関する記事ですが、実は私は昨今のインターネットの現状をとても憂いており、このまま何の対策も取らなければインターネットによる情報社会は崩壊してしまうのではないかという危機的な状況にあると考えています。

昨今のネット情報を見るとSNS中心にデマやゴミ情報があふれ、主に韓国や中国に対するヘイトスピーチを巻きちらすネトウヨと呼ばれる人種差別主義的国家主義者がネットで主導権を持ちそれが社会に対してさまざまな悪影響を与えているという現実があります。(一部のマスコミ、とりわけ産経新聞はその論調に同調し世論を煽るというマスコミとしては極めて有害といえる行為を行っております) 

ネットには四六時中ネットに貼りついている「ネット住民」なる連中がネットで主導権を持つ等、これらの惨状を見ると。私たちは本当にインターネットのツールを有効に使っているのか、甚だ疑問といわざるを得ないのです。

つまり 私たちはインターネットを使っているのではなく、単に使われているだけなのではないか?

という風に思うのです。

・インターネットのツールの可能性

しかしインターネットにはさまざまなツールがあります。そのツールを有効に使えば今まででは不可能だったかもしれないことが可能になる可能性は確かにあります。

しかしそれを使いこなすのは我々次第であって、一部のネット万能論者がいうようなツール出現=情報革命、などという単純な話ではないのです。

さて、それらすべてをふまえて書きますが、私はFacebookというソーシャルネットはそういう以前では不可能だったことを可能にさせる、かもしれない面はあると思います。それ以外にネットでは今後音楽、映画のコンテンツ産業を変える可能性のあるツールはたくさんあります。

You tubeは既に完全に定着しましたし、最近やや下火ですがu-stream、私はあまり使いませんがニコ動も可能性があります。あと別の記事でいずれ書きますが、ネットによるクラウドファンデイングは大きな可能性があると考えています。

勿論いずれも使い方次第、です。有効な使い方を知恵を絞れば、の話です。

・無視すべきいい加減なITコンサルタントやエバンジェリストの意見

そこで前置きがいささか長かったですが、Facebookの話をします。主にFacebookのグループ、の話です。

但しここではSNSはFacebookではなくこれからがナニが流行だ、とかSNSの可能性を過剰に吹聴する論調とか、友人は知らない奴でもがんばって何千人単位集めるべきだ、とか一部のITコンサルタントやエバンジェリスト(このエバンジェリストという言葉も私は大嫌い)のいっている主張は全部捨ててください。 これらの情報はFacebookを有効なツールとして使おうとする場合寧ろ有害な考え方と断じて差し支えありません。

そもそもツールというのは自分で使うものですので、自分が最も使いやすいツールを選んで自分が使いやすいように使えばいいのです。ITコンサルタントやエバンジェリストがこういったからこういう使い方以外はダメだ、などと思い込んだり、ツールの使い方を人の事情を無視して限定する、などという行為は愚の骨頂といっていいでしょう。そういうことを主張する人間のいうことは無視した方がいいでしょう。

というわけで私は使い方次第でFacebookが音楽や音楽制作、演奏、という限られた分野であるにせよ極めて有効なツールに作り上げる目的で「作曲家アレンジャーミュージシャン演奏家キャステイング」なるグループ(コミュニテイ)をFacebookで立ち上げました。

その主旨と目的をここで説明しようと思います。

Facebookに興味のない人や音楽業界や音楽の世界の事情に詳しくない方、興味ない方はスルーしてください。たぶん読んでも面白くないし理解もできないと思います。タイトルにもありましたが例によって長文です。

・グループの目的

簡単にいえばグループの目的として
1.ジャンルにとらわれない音楽家の交流ならびに情報交換(特に音楽家同士の横のつ ながりを広げる)により音楽の新プロジェクトやムーブメントの創設

2.音楽をいかなる形でも業務の中で使う関連業界の方と音楽家との交流によるビジネスチャンスの創設

3.上記2分野の人たちの相乗効果による音楽のプロモーション、宣伝活動及びイベント運営による音楽業界の活性化

特に上記の2.ですが,当グループの参加者の中には「自分は音楽関係者でないのになぜこのコミュニテイに?」とお考えの方もいらっしゃると思いますが、それは皆さんがお仕事で音楽を必要としている、もしくは今後音楽に関わる可能性のある方と私が勝手に考えている方ですので、皆さんとしては今後の業務において「音楽の選択肢が増えた」という風にお考えいただければと思います。

現段階で音楽家、音楽事務所、プロダクション、音楽出版社、音楽イベント等の関係者以外の方で参加されている方は以下のいずれかに該当する方(のはず)です。

・映画監督、映像デイレクター、CMデイレクター、広告代理店、ゲームプロデユーサー、ゲームデイレクター、CM企画制作者、テレビ番組制作者、ラジオ番組制作者、有線放送、映像の音声(MA関係者)
・女優、俳優、ナレーター、ラジオパーソナリテイ―、
・音楽インタラクテイブ、ネットラジオ、音楽配信、その他音楽コンテンツをいかなる形でも扱うIT関係者
・ヘア、メイク、スタイリスト(ミュージシャンもこういう人たちは必要ですww)

これらに該当する方は音楽関係者でなくても、将来的に仕事、業務でミュージシャン、音楽家と関わる可能性が高い方と考えます。皆さんのお仕事にお役にたてれば幸いです
。一応「キャステイング」という言葉がグループ名に入っていますので、ここを当グループの目玉にできるようにしていきたいです。

・mixiにかつてあった有用なコミュニテイ

そもそも「作曲家アレンジャーミュージシャン演奏家キャステイング」なるグループはmixi時代にかつて存在した「演奏家音楽家キャステイング」なるコミュニテイをモデルにしています。

かつてmixiの黎明期に存在したコミュニテイで、演奏の仕事、音楽の仕事の募集や応募などを記事としてアップされ、私自身も仕事に結び付いたことが多々ありました。またレコーデイングその他でミュージシャンが必要な時にも非常に有効なツールでした。これはSNSが新たなビジネスチャンスを生み出す1つのモデルケースになりうると私は考えました。

しかしmixiを招待制から登録制に変更してから状況は劇的に変わりました。いわゆる「荒らし」の常習犯、ネトウヨ、スパム業者、出会い系業者などが大量に入り込みmixiの大きな特徴であったコミュニテイに対して悪さを行いました。具体的には詐欺や嘘の書き込み、ワンクリック詐欺サイト、出会い系サイトへの誘導。さらにmixiは規約に「商用利用の禁止」という項目があり、それを盾に「ネットの暇人」連中が、募集記事は「商用利用の禁止」に抵触するとの理由で「荒らし」行為を行う事態が頻発しました。特に「演奏家音楽家キャステイング」はそういった連中の格好のメインターゲットとなりました。

結果、「荒らし」「炎上」が毎日のように繰り返される事態となりました。

しかし当時のmixiはそういった事態に対する対策には消極的でした。少なくとも消極的に見えました。というのも0年代にITのシリコンバレーに留学したインテリ層は、当時のmixiの笠原社長もその一人ですが、インターネット黎明期のある大原則ー「インターネットは自由放任であるべきだ。何が起きてもそれは自己責任だ」という考え方を植え付けられたため、「荒らし」「炎上」はユーザーの自己責任という基本姿勢を当時の笠原社長はなかなか崩さず、インターネット=自由放任という大原則にこだわりました。結果激しくなる一方のmixi内での「荒らし」「炎上」の対策に対して後手後手にまわる結果となり、それが結果的にmixiのユーザー離れを引き起こしてしまいました。

「演奏家音楽家キャステイング」の管理人をやられた方もmixi本部の対応の遅さに嫌気がさしたのか、コミュニテイを閉鎖したと同時に退会してしまいました。現在のmixiの衰退の原因はいろいろという人がいますが、まさに「荒らし」「炎上」「スパム業者」への対応の遅れが主原因といわざるを得ません。実際2,009年から2011年当たりのmixiははっきりいって「荒らし」の常習犯、ネトウヨ、スパム業者、出会い系業者の天国といっていい状態でした。今でこそmixiはスパムや「荒らし」に対しては毅然とした態度を取る、といっていますが正直遅きに失した感があります。一度離れたユーザーが戻ってくるのは難しいでしょう。

mixiに「荒らし」や「スパム」が横行したのはその「匿名性」という面もあり、「匿名性」であるがゆえに無責任な発言が多く、それが「荒らし」「炎上」に輪をかけた面は否定できません。そんなこともあり、私もかつてはmixiを大変重宝しましたが、今はアカウントは残しているもののログインする機会が少なくなりました。非常に残念な事態です。

・facebookにはない「商用利用禁止」項目

一方Facebookは実名という大原則の元、成りすましの存在というリスクはあるものの、概ね実名公開のため自分の発言には責任を持たざるを得ない、という点はあります。勿論人間同士ですから合う、合わない。はありますけどね。少なくとも相手の顔ははっきり見えるという安心感があります。

そして何よりもFacebookには商用利用禁止という項目がありません。(但し販売やECサイトは禁止されてますが) 募集記事を書いても、「商用利用禁止厨」が襲い掛かることはまずありません。寧ろある意味それを推奨してFacebookは広告収入に結び付けようとすら、しています。

Facebookは友人を「リアルに会った人」「昔からよく知っている人」のみに限定し、友人申請やメッセージに一定の制限を加えれば快適なSNS環境を作ることができます。これはmixiの時に経験しましたが、残念ながら「全ての人とわかりあえるわけではない」からです。

まあ勿論アメリカのIT企業ですからいつ何時、方針を大幅に変更するかわかったものではありませんが、(My Spaceが今どんな状況になっているか言わずもがな、だと思います)一応今のところは快適なSNS環境になっています。

さて、この快適な環境の中で私はもう一度考えました。「演奏家音楽家キャステイング」のようなグループ、コミュニテイを再度作ってみてはどうだろう? かと

そのグループを通して新たな音楽プロジェクトの立ち上げや作曲、作詞、演奏の仕事等に結び付くことが日常的にできればそれはすばらしいことだろう、と考えました。かつてのmixiでは一時的にせよそれに近いことができていた。(もっとも若干分野はクラシック系にやや偏っていましたが)Facebookでできないはずはない。

・復活したfacebook版「演奏家音楽家キャステイング」コミュニテイ

調べましたらFacebookにはかつての「演奏家音楽家キャステイング」に相当するグループコミュニテイはありませんでした。

無いのなら作ってしまおう。と思い昨年の7月(正確には6月末日)に「作曲家アレンジャーミュージシャン演奏家キャステイング」を立ち上げました。名称がやや長い気もしますが可能な限り多くの音楽関係者に参加してもらいたい、という面もありましたので結果的には長い名称になりました。

このグループを立ち上げるために以下の原則を設けました。

1.非常にオープンな音楽コミュニテイにしたい。そのためジャンルや職種にこだわらず音楽に関わる、もしくは音楽を仕事で使用するいかなる業種の人間も参加可能になるグループにする

2.一方で「スパム」「荒らし」「業者」関係を未然に防止するために参加志望者の審査→承認は行う

※特に「趣味で音楽をやっている」「友達が参加している」あるいは「単に興味本位」での参加希望者は基本的にお断りしています。

3.音楽に関係するコメントを初めイベント参加募集やライブ告知、その他をOK, 音楽家の募集記事、人材募集、オーデイション、コンペ等の募集記事はこれを奨励するコミュニテイ

・閉塞している音楽業界の状況

当ブログでは何回も書いているように音楽業界は今きわめて危機的な状況にあります。レコード会社も事務所ももはや一部を除き、多くの音楽家をもはや養いきれず、音楽家は仕事確保に悪戦苦闘しているのが現状です。

正直年々状況は悪くなっています。そしてこのまま何もしなければもっともっと悪くなるでしょう。

そのためにはっきり云えることは1つ

今までの音楽業界の形にこだわっていてはもはや明日はない、ということです。

残念ながらメジャーで最前線にいる人たち、いわゆる売れている人たちであればあるほどこの点を理解していない人が多いです。しかし昨今の状況を考えるといつまでもそんな状況が続くと考えるのは極めて危険であります。超売れっ子がいきなりバタっと仕事がなくなる、なんてことは今や日常茶飯時です。もう音楽業界の既存の形は崩れつつあるんですが、一番崩れていることに気が付いていないのが音楽業界の人間なのです。これは当ブログでも何回も論じています。

形というのはレコード会社、制作会社からミュージシャンのピラミッド関係、そして一度できたピラミッドは外部の人間が一切入っていけないようなクローズド(閉鎖された)なネットワークのこと

そのためこのコミュニテイでは音楽家だけでなく、レコード会社、制作会社、芸能プロダクション、ゲーム会社、その他音楽の仕事につながる業種の関係者も参加者に入れ、ミュージシャン、音楽家関係者と仕事につながる業種の関係者が相互可能にしています、そのことによってミュージシャン、演奏家が新たなビジネスチャンスに結び付くことができれば、と考えます。

・縦割りな構造の音楽界、音楽業界

私は映画音楽等の劇伴音楽制作の仕事をしているために映像関係、映画関係の人たちとのつきあいがあって気が付いたことがあります。

それは映像の世界というのは音楽の世界と比べると非常にオープンな世界であり、横のつながりがある世界だという点です。

映画やドラマとか作るにはさまざまな分野のエキスパートが必要です。撮影のカメラだけでなく照明さん、音声さん、勿論俳優さん、女優さん、メイクさん、衣装スタイリストさん、セット用の美術さん、そして勿論我々音楽の人間、- それぞれの分野のエキスパート、プロがコラボレーションして初めて映像というものを作ることができます。

つまり映像を一人で全部作る、というのは不可能なのです。

音楽は最近はDTM DAWの発展でインストルメンタルであれば一人で作るのは可能です。しかし映像はそうはいかないのです。

その結果、映像の世界は絶えず人が動いていますし、絶えず人が必要とされている世界です。多少、プロダクション、製作会社関係のドロドロした部分はありますが。基本的にオープンな世界です。

一方音楽の世界は、音楽のジャンル、あるいは音楽教室の先生と弟子の関係とかで縦の人間関係が強固であり、これは日本では特にこの傾向が強いですが音楽のジャンルごとに世界がはっきりわかれていて、お互いの交流機会も非常に少ないです。例えばロックやポップスの世界の人間がクラシックの世界の人と交流する、というのは海外では割とあるんですが、日本では非常に少ない、いや殆どないというのが現状です。どこの国にも程度の差はあれこういう傾向があるのですが、日本は特にこの傾向が強いといわざるを得ません。

勿論人によっては幅広い交流をするよりは、自分の音楽を「狭く深く」追求したい、という人もいるでしょう。それはそれでそういった生き方を否定するものではありません。但し「作曲家アレンジャーミュージシャン演奏家キャステイング」なるグループは広くて浅い(!??)方向性を志向して進んでいきます。従ってこのグループはクラシック、ジャズだろうがロック、テクノ、ポップスだろうが民族音楽、ワールドミュージック系であろうが全く関係ありません。参加したい人だけ他分野や新しい分野を開拓したい人だけに参加していただければそれでいいのです。

そのためにも音楽家どうしの横のつながり、人の動きのトランザクションを活発にさせる必要があります。先日の記事にもありました4月に行われたグループの交流会ではそれがある程度実現できたのではないかと思います、参加者からも極めて好評で、再度開催の要望が強いのでまた計画しようと思っております

・Facebookのグループで音楽業界を活性化させたい

ここまで書けば私が何をしたいか、当ブログをよく読んでいらっしゃる方ならおわかりだと思います。要はこれによって音楽の仕事獲得の流れ、や音楽家同士の横のつながり、といった音楽業界の既存の常識、とやらを全て排して新たな動きを作ることで、閉塞、停滞している音楽業界、しいては音楽文化そのものを活性化させたい、ということです。
そのためにこの「作曲家アレンジャーミュージシャン演奏家キャステイング」なるグループコミュニテイが格好のツールとして機能していければ、と考えます。それがこのグループを立ち上げた主旨と目的です。

このグループコミュニテイがそういう有効なツールになれるかどうかはこれからの運営次第だと思いますが、私はこういった面こそがソーシャルネットの機能の有効な使い方であると考えます。

・最後に、今後は

インターネットはある新しいツールが出現すると、そのツールを過剰に評価しようと考える向きが出たり、またその逆もありますが、ツールはあくまで道具であってそれ以上でも以下でもありません。それが有効なものになるのは繰り返しますがこれからの運営次第です。

あともう一点あるとすれば、音楽や映像に対していろいろという人はいますが、最終的にはインターネットを含めた情報化社会は映像中心になっていくだろう、と考えます。
今現在、既に映像という媒体なくして音楽をプロモーションすることは殆ど不可能になっています。また映像側の方も絶えず音楽を必要としているので今後のグループでは、楽関係者と映像関係者とのネットワーク、マッチングも模索しようと考えています。

※スパム、荒らし、迷惑行為に対するスタンス

グループの参加者のみ関係する事項ですので、そうでない方はスルーしていただいて結構です。私は以前mixiで酷い目にあった経験もあるため、スパム、荒らし、業者、その他のインターネットの迷惑行為に対しては極めて厳格な考え方を持っております。

参加者で以下の行為に該当した行為を行った者は問答無用で強制退会、ならびにブロックをしますので、そのつもりで

1.出会い系、MLM系その他音楽に無関係と思われるリンクを貼った発言をする者

2.誹謗中傷初め、いかなる形での他人の発言に対する攻撃、揚げ足取り、言葉狩り等の行動、グループ炎上につながる行為を行おうとした者

3.意図的に虚偽の内容の記述する者、詐欺その他他人をたぶらかす内容の記事を書いた者

4.その他参加者に対して迷惑行為を行った者。行ったと受け取られる行為をした者

一般の社会常識人の範囲では当たり前のことなんですが、最近ネットではこういう一般の社会常識が通用しない輩が増えているのは困ったものです。(汗)

|

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。