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2015年1月 7日 (水)

今年も暗い見通しの音楽業界ーミュージシャン側にも意識改革が必要

今週からそろそろ仕事始めという感じだが、はっきりいって今年も音楽業界の見通しは暗いだろう。日本コロンビアが社員二割の希望退職者を募るという。

■日本コロムビアがリストラ 社員2割強の希望退職者募る
http://www.asahi.com/articles/ASH1665MJH16ULFA035.html

まあこういう話は今更珍しくも何ともない。コロンビアとのお付き合いは私もあったが、とにかく業界自体の改革をもう10数年前から唱えていたが、一向に改革をしようとしない日本の音楽業界のトップたち。

今更これに対して何かいうこともない。もはや業界の体をなしていない音楽業界

今年も当然ながら見通しは暗い

だがそれ以上に問題なのは我々ミュージシャンサイドでの意識の遅れである。なまじっかメジャーでずーっと仕事をしてきた人間の方がはっきり言ってここの部分の意識が遅れている。

昨年の最後の記事にも書いたがいまだに「メジャー」メーカーからデビューする事が目的であり「夢」だと思っているミュージシャンが多い、という現実。

映画やアート関係とのつきあいがあるからわかるのだがミュージシャンー音楽家ーは映画やアートなどの分野の人たちと比べると自分の殻に閉じこもる傾向が強い。クラシックのミュージシャンではクラシック音楽以外に全く興味を示さない人間が多いし、ポピュラー関係でもギター以外に全く興味を示さないギタリスト等も少なくない。

だがこれだけ情報やコンテンツがあふれ、多様化している社会ではもはやそのようなスタンスでは生き残っていけないのではないか、と思う。

むろん私のように音楽以外のところに何でも顔を突っ込むのがいいとは言わないが、音楽業界がもはや回っていない現状では、音楽の仕事の活路を音楽業界以外に求めるようにしていかないと、満足した仕事は間違いなくだんだん減っていくと思う。もう既にかなり減っている。だから私などはとっくに音楽業界以外に目を向けている。

実際「音楽業界の形」というものにさえ、こだわらなければいくらCDが売れない、音楽配信もダウンロードが減ったといっても社会の中には音楽が必要なところはたくさんある。

いわゆるテレビCMだけでなく映画、ドラマ、企業用VP  カフェレストランでの演奏、 それだけでなく企業の販促ソング、コマーシャルソング、ご当地ソング、企業の社歌、それ以外に展示映像アミューズメントパーク用の音楽 etc etc

音楽が必要としている場所は沢山ある、そういうところに果敢に売り込んでいくことが必要である。

勿論、但し「ボランテイア」でやれ、タダでやれ、などと平気でいうところも少なくないからそういうところは無視していい。特にIT系の会社は気を付けること。いまだにコンテンツはタダ同然が当たり前などと考える会社が少なくない。

大事なことは視野を広く持つこと。

自分の殻に閉じこもる、自分の関心のあること以外は見向きもしない、そういう態度ではこれからの厳しい環境を生き抜くことはできない、

それは私自身が自分でやってみて得た実感である。

繰り返すが音楽業界はもはや業界の体をなしていない。そしてたぶん二度と戻ることはないだろう。何も回っていない業界をあてにしても意味がない、ということだ。


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