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2014年8月29日 (金)

「この坂道」主演女優、安住麻里さん劇公演「秘密兵器ー痛恨の極み」に行ってきました。

先月SKIPシテイ国際Dシネマ映画祭短編部門の入選作品「この坂道」で主演された安住麻里さんの舞台公演「秘密兵器ー痛恨の極み」がありましたので監督及びスタッフで見に行きました。

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場所は下北沢の「劇」小劇場
本多劇場の斜め向かいですね。まあ同じ系列ですが...
映画音楽をやってますとこういったお付き合いが増えてきます。

「この坂道」SKIPシティ入選の次は札幌国際短編映画祭。10月10日札幌シアターキノにて上映が決定しました。

オフシアター上映作品「シリアス!ドキュメンタリー&ドラマ」
日時10/10(金)21 時~23 時(うち、29分)会場:シアターキノ

http://sapporoshortfest.jp/

この劇団「秘密兵器」の劇公演

何と撮影OKの劇公演です。
普通はこういうことはありません。あくまでこの劇団に限ったことです。

普通の劇公演やコンサートでこれをやったらダメですからね。(勘違いする人もいないとは限りませんので)

というわけで劇公演開始ー

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中央の緑色のTシャツを着ているのが安住さん。

映画「この坂道」ではストレートのロン毛でそれもよかったけどシヨートカットもカワイイです。ロン毛の時の安住さんは「この坂道」の予告編で見ることができます。

注:この映画当時は前の芸名「上住マリア」で出演しています。事務所移籍の関係で現在は安住麻里が正式な芸名です

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2014年8月26日 (火)

女優秦ありささんの個展に行ってきました

もう7年前の話になりますが、国内外で多くの賞を受賞し海外の多くの映画祭でも招待作品となった拙映画音楽担当の作品「俺たちの世界

この映画の主演女優の秦ありささんの個展が銀座のギャラリームサシで行われたとのことで見に行きました。

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まずはツーショット写真(笑)

ありささんは最近は舞台で活躍されていますが、やはり同じ映画に関わった女優さんには是非がんばっていただきたいと思いがあります。ありささんは女優、写真家、そしてボーカリストとしても多彩な活躍されている才媛です。

秦ありさ公式サイト  http://www.arisan.jp/top.html

初日は秦さんの友人でギタリストの大野元穀さんの珍しい楽器10弦ギターの演奏もありましたのでそれも大いに興味がありました。

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10弦ギターの大野元穀さん。同じ大野ですが親戚ではありませんww

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2014年8月24日 (日)

映画「傷女子」試写会に行ってきました

いよいよ来週の土曜日。8月30日から渋谷アップリンクにて公開されるオムニバス映画「傷女子」の試写会に昨日行ってきました。

公開される映画の試写会には既に何回もいっておりますが、やはり緊張しますね。どんなできあがりになっているかいつも気になります。

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フライヤーです

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「傷女子」から「深夜駆け込み」キャスト勢ぞろいです。

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前列左から 岩ゲントさん 宮 弘之さん、清水黒貴さん 主演の田口夏帆さんです。

後は盟友の竹藤監督 

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犬や猫の殺処分0を目指してチャリティーライブWe are all friends!に今年も行ってきました

昨年は川崎チッタの横で開催されましたチャリテイライブ「犬や猫の殺処分0を目指して”We are all friends”」 今年は六本木アークヒルズ内のアークヒルズカフェにて行われました。

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殺処分という言葉自体が非常に嫌な言葉です。ドイツなどは犬猫の殺処分0を長い間意地している国ですが、東京も2020年のオリンピックを控え、そういう運動を起し世界に対して恥ずかしくない社会を実現したいものです。

一応私は「飼い主と愛犬のためのペットミュージック」(写真)をビクターエンタテインメントから発売している点と、

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猫も飼ってますので、この問題には重大な関心を寄せています。

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2014年8月23日 (土)

J.S.バッハがよくポピュラーミュージックで使われる理由

8月も下旬、毎年夏休みになると私なりの音楽論を発表するわけですが、今年は以前もチラッとのべました、ヨハンセバステイアン(J.S.) バッハの音楽について述べます。

バロックの作曲家でもバッハほどジャズ、ロック、その他ポピュラーに頻繁にモチーフとして使われた作曲家はいないのではないか、と思います、勿論他にはビバルデイの「四季」をオスカーピーターソンがジャズに編曲した例がありますが、バッハに関してはそのピーターソンは勿論ギュンターノリス、ロックではELP トッカータとフーガに至っては多くのロックバンドがアレンジしています。

実はこれだけ多くの非クラシック系アーチストがJ.S.バッハの音楽に興味を覚え、それを音楽にとりいれるのは理由があります。

それはJ.S.バッハのコード進行が非常に現代的、ポピュラー的であるという点です。

代表的な例を1つあげましょう。バッハの平均律クラービアの第一集の第一番のプレリュード、あまりにも有名な曲であると同時に、ピアノをある程度やっていれば必ずやらされる曲です。

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普通、バロックから古典派の殆どは我々の世界でいういわゆるスリーコード 中心に曲が創られますが、既にいきなりバッハのこのプレリュードには現代の我々が普通に使うコード進行が使われています。お気づきでしょうか?

そう冗談の二小節目、少し見づらいかもしれませんがコードはDm7 ,
そうです、ポピュラーでは当たり前のように使いますが、7thコードがいきなり来ています

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2014年8月19日 (火)

ろくでなし子や写真家・鷹野隆大の作品撤去騒動に見るもはや時代錯誤な日本の「猥褻」の定義とその馬鹿馬鹿しさ

このブログでも行政やその他が「猥褻」(わいせつ)に関して議論する際、その表面的、なおかつ芸術に関する無理解、無知をベースとして不毛な議論に対して批判をしてきた。

記憶に新しいアーチスト「ろくでなし子」さんの猥褻配布による逮捕騒動

■ろくでなし子さんが会見「女性器はありのままでいい」 無罪を訴える
http://www.huffingtonpost.jp/2014/07/24/rokudenashiko_n_5616007.html

そして名古屋市の愛知県美術館で開催されている「これからの写真」展でこんなことがあったらしい

撤去しなければ検挙するといわれ、やむなく展示変更となった愛知県美術館展示について写真家・鷹野隆大さんに聞く
http://www.webdice.jp/dice/detail/4347/

いずれも女性、男性の性器が表現される、というこの国のあまりに表面的で一律な「猥褻の定義」を元に警察が動いた例である。

鷹野さんの作品は結果的におおわれているため、実際に見ることができないが、何度もいうように芸術表現云々などという論議はあさっての方向に行く反面、「性器が表現されている=猥褻」などという一義的な猥褻の定義などいい加減やめたらどうなのか

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ヘルムートニュートンの墓石と生前の写真

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警察の「圧力」で展示方法を変えた鷹野作品

例えば世界的な写真家のヘルムート・ニュートン(1920-2004)、には性器が移っている写真作品などたくさんある。だが少なくとも日本国内以外でそれらの作品が猥褻だ、などという話は聞いたことがない。そんなバカなことをいっているのは日本人くらいである。

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;あとルネッサンスの絵を見れば性器が描かれている著名な芸術作品などゴマンとある。

たとえば、左図のルネッサンス画家マザッチョ(Masaccio)(1401年 - 1428年)の有名な「楽園追放」

いうまでもなく「禁断の実」を食べたアダムとイブが神の怒りを買い楽園を追放される様を描いた作品だが、見ての通りアダムの男性器がはっきり描かれている。

この作品が猥褻でなくて、鷹野隆大さんの作品(上記の「覆い隠された]作品)が猥褻である、という根拠、理由は一体どのようなものなのか警察に是非聞いてみたい。

もしマザッチョの作品が芸術で鷹野隆大さんの作品が芸術でないから、などという理由だとしたらこれは鷹野隆大さんに対する侮辱でもあり、警察がそのように結論づけた、理由、根拠は薄いといわざるを得ない。

たぶん私の予想ではそんな根拠など示すことなどできないであろう。

元々芸術のゲの字も知らん奴らが勝手に決めているだけの話だ。

いい加減こんなバカバカしい、時代錯誤ともいうべき猥褻の定義とやらをやめたらどうなのか。

実際性器がダメだ、などといっても今はインターネットの時代、海外のサーバーを使ってしまえば「無修正AV」などストリーミングし放題だ。そうなるとインターネットの時代ではもはや一国だけの猥褻の定義に固執したところでもはや何の意味もない。

日本の猥褻の定義が時代錯誤であるのは明らかである。

またいわゆるモザイクもの(無修正でない)AV作品でも女性の暴行や強姦を誘発しかねないようなAV作品も存在する。それらが猥褻でなくて ろくでなし子さんや鷹野さんの作品が猥褻だ、などという理論的根拠は一体どこにあるというのだ?

いかに馬鹿馬鹿しい定義であるかわかると同時に、この日本という国の文化程度の低さを実質的に露呈した結果となっている。

少なくとも鷹野さんの作品はいやしくも美術館で展示している、それだけで十分芸術を意図したものであることは明らかである。

もうこういうバカバカしい騒動はいい加減にしてほしい。あえていうが日本の恥だ。


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2014年8月13日 (水)

「ボランテイア演奏」に関する勘違いと音楽家やクリエーターを人間扱いしていないこの国の風潮

<例によって長文注意>

まず告知だが一昨年の緊急入院を除いて毎年参加しているセプテンバーコンサート
例年は一回のみの参加だが今年は考えるところあって二回演奏します。

・ 9月11日 18;00開場 19;30開演   アートカフェフレンズ (30分ステージ)

・ 9月14日 18;00開場 19;30開演   下北沢 音倉  (20分ステージ)

これは昨今の安部政権の集団自衛権容認による事実上の憲法9条の骨抜きの状態で、69年間戦争をしなかったこの日本という国が実際に戦争に巻き込まれる可能性が出てきたことに対する危機感のためである。

過去8年間セプテンバーコンサートの参加で今年ほど強い危機感を感じながら参加したことはない。

この状況は一音楽家として音楽によるメッセージを発しないわけにはいかないと考えたために今年は二回に分けで参加する

セプテンバーコンサートは勿論、ボランテイアとしての参加である。

いうまでもなくこれは自主的な参加、私自身の音楽家として、人間としての信念を表明するために行っているものである。誰からも強制はされていない。

つまり本来ボランテイアは本人が自主的な意思主体的な意思を持って参加するもの であって、

決して他人や第三者がそれを強制したり、本人の意思に反する形で無理矢理参加させる、ということは絶対にあってはならないことである。

当たり前の話だ

ところがその当たり前の話を理解できない、勘違いしている人間がこの国には少なくない。

たとえばイベント等でプロにボランテイアを要請が来てそれを断るとすると

「あなたにはボランテイア精神がないんですか? この地域に貢献しようとは思わないんですかっ?」

、とまるでボランテイア演奏をしないこちらをあたかも犯罪者呼ばわりするような輩がいる。実際私も複数回こういうことを経験した。

私の直接の知り合いではないが、実際こんなことを経験した演奏家がいる。

『ボランティア演奏』ということ
http://ameblo.jp/meg-harp/entry-11754655210.html

去年、こんなに世間が賑わっているシーズンにも、病院に入っていて遊びにも行けない方というのはたくさんいらっしゃるんだよなと思って、どこかの病院にボランティア演奏に行こうと思ったんです。

で、どこか演奏できそうな病院はあるかな?と思って調べてみたら、

『無料で演奏してくださる方を募集しています。プロに限ります。』

と書いてあるところがあって、一瞬で萎えた

 

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2014年8月 5日 (火)

大ヒット作の映画を見るも、字幕上映の会場はガラガラ

やっと映画を見る時間が取れそうなのだが、最近は字幕で上映するところが減ってきて字幕上映を探すのに苦労するようになった。私などは吹き替えでは絶対に見ない主義なので(英語に限らず他の言語でも)最近のこの傾向にはやはり首をかしげてしまう。、特に若い人は字幕を読めない、追えない人が増えているからこういうことになっているけどこれってやはりいかがなものかな、という気がするね。

というわけでやっと「マレフィセント」と「ゴジラ」を遅まきながら見に行ったんだけど..

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夏休み中でヒット作にも関わらず字幕だとこんなにガラガラ。吹き替えは満席状態なのに..

だいぶ前にもこれに関する記事を書いたけど

■ガラガラだった洋画の映画館-字幕が読めない文盲の若者が増えている
http://kyojiohno.cocolog-nifty.com/kyoji/2007/07/post_6dfc.html

最近は声優ではなく所謂タレントなどに吹き替えさせる傾向まで出てきて、日本のマーケット全体がそういった吹き替えを好む傾向が強くなっているようだが、何かやっぱり今の日本人って純粋に作品を楽しむというより、何かタレントが吹き替えしてるから見るとか、そういう感じで映画館に行っている人が多いような感じだけどね。あのーこれバラエテイじゃないんだから、といいたくなるけど

あとある意味日本人の文章読解力が落ちているののも原因かもしれない。一瞬の字幕(それも文字制限があるからせいぜい十数文字)すら追うことができない傾向はtwitterで140文字すら満足に読めない輩が増えている点でもわかる。実際ウェブページ運営しているとわかるけど明らかにウェブページをきちんと読んでいなくて問い合わせして来る人とか時々いる。(それもたいていの場合一番肝心なところを読んでいない)

正直、字幕で映画を見れば英語を始めとする外国語の勉強にもなるし、ヒアリング力も鍛えられてくるから私は吹き替えで映画を見るのはそういう意味でもおすすめできない。

ちなみに今日みたマレフイセントゴジラもよかった。特にマレフイセントは一見の価値あり。登場人物の心理描写が見事だし、アンジェリーナのこの演技を吹き替えで見たらもったいない!

ゴジラも監督のギャレスエドワーズが昔からのゴジラのきちんと敬意を表した上でゴジラを作っているのがよくわかるし、最後のシーンでアメリカのゴジラファンが映画館で拍手を送った理由がよくわかる。アメリカ人もKaiju(今や英語となった) が大好きということがわかり何かうれしくなってしまう。

別にグローバリズムとやらを引っ張り出すつもりはないけど、外国の映画を吹き替えでしか見ない、というのは外国の文化を理解しようという姿勢をそぐような気がして仕方ないのだが...


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ドラマ「鉄子の育て方」DVD情報とその後のオンエア状況

お知らせページにも書いてありますように大野の音楽担当ドラマ「鉄子の育て方」 
9月24日 vap よりDVD発売決定!! です、

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DVD Box Vol 1. http://www.vap.co.jp/goods/1403684509285/

DVD Box Vol 2  http://www.vap.co.jp/goods/1403684715425/

そしてその後のオンエア状況ですが、地方局でもう終わってしまうものもあるようですが以下のようになっています。実は殆どは今日私も知ったという状況です。(汗)

熊本県 熊本朝日放送(KAB) 2014年5月29日- 木曜 26:00 - 26:30
(金曜 2:00 - 2:30)
静岡県 静岡朝日テレビ(DTB) 2014年7月1日 - 火曜 26:05 - 26:35
(水曜 2:05 - 2:35)/td>
沖縄県 琉球朝日放送(QAB) 2014年7月4日 - 金曜 9:55 - 10:25
全国放送 エンタメ〜テレ☆シネドラバラエティ(CS) 2014年7月6日 - 日曜 14:30 - 15:00;

CSとはいえ全国放送があるということは、関東や関西などでのオンエアは難しそうな感じでしょうかね?何か新たな情報があればまた公開させていただきます

鉄子の育て方 公式サイト

http://www.nagoyatv.com/tetsuko/index.html


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2014年8月 3日 (日)

私の近況とこれからー音楽文化のかつてない危機的状況における私なりの闘いについて

私ごとだが、来週にも子供のころから使っていたアップライト(写真ーアメリカBaldwin製)を手放し、新しいグランドピアノを家に入れる。

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理由は家庭の事情その他もあるのだが、先日の私の記事にも書いたように、ピアノソロのシリーズ作品ーそれもたぶん今までのどのジャンルにも入らない音楽ーを本腰で取り組むために予定外の出費だが、貯金をはたいて購入する。

今回これを整備するにあたり、父親の遺品や昔の私の所有物の多くを処分した。上の写真のピアノも子供のころから様々な思い出があるピアノではあるが、一方では今の私には郷愁に浸っている暇はない。過去を振り返るのではなくこれからの未来に向かってつきすすまないといけない。

なぜならこれから少なくとも10年の間、私が音楽家として作曲家としてどれだけの成果を揚げられるかで私の人生、人物の評価がほぼ決まるといっても過言ではないからである。

だから年寄じみた、オッサン的なノリの郷愁は私には不要だ。笑われるかもしれないが気持ちは実年齢の20年くらい若いつもりでやる。幸にして私は実年齢よりかなり若く見られるのでその気持ちにはなりやすい。

なぜなら私は今後10年仕事を続けるために2つの闘いを強いられることになる。老け込んでなんかいられない

1、自分との闘い

これは自分がどれだけの仕事、どれだけのクオリティの高い作品を創れるか、残せるかという問題。これは最終的には自分との闘いであり、私自身の問題なのでこれ以上は述べない

2.音楽文化存続の闘い

実はこれがもっとも大変な戦いになる

歴史的にみて今日ほど音楽文化が危機的な状況になったことはないだろう。それは単にCDが売れなくなったとか、音楽配信が頭打ちになったとか、そういう問題だけではない。もっと根本的な問題がある。

具体的には

(1)  音楽というものが昨今の問題として「軽い」それほど重視された存在でなくなっている点
「音楽が好きか?」と問われたら嫌いと答える人は少ないだろう。だが「音楽はあなたにとってどれだけ重要なものか?」というときちんと答えられる人はどれだけいるだろうか?昨今のメデイアやネットでの音楽の扱われ方を見ると音楽というのが非常に「軽い」存在として扱われているのを感じる。音楽を社会の中での価値を認める人というのが少ないように感じる。

(2)  それに合わせて音楽家という存在が非常に軽視された存在になっていること
1千万のスタインウエイを買う金がありながらプロの演奏家に「当然ボランテイアで演奏してくれるよね?」などと平気でいう輩がいたという。この件に関しては別記事でも書いたし近々また音楽家のボランテイアについて書くが、「技術」や「能力」を売る人間に対するボランテイア強要を始め、何か音楽家に対する敬意など微塵も払わず、音楽家を人間扱いしていない人が少なくない。こういう風潮からも音楽家というものがいかに軽視された存在であるかがわかる。

(3)  何よりも次の時代の新しい音楽の温床(サブカル的音楽)が今なくなっていること
そしておそらくはこれが最大の問題かもしれない。いつの時代でも音楽のアンダーグラウンドシーンでは次の時代の温床となるサブカルチャー的な音楽が存在した。今ではメジャーで当たり前のように使っているトランス系、ミニマル系の音楽もかつてはサブカルチャー的な音楽であった。しかし2000年代に入りそれに相当する音楽がなくなってしまった。これは非常に深刻な事態である。以前ここでも触れた新垣氏を始めとするアカデミズムの現代音楽は到底サブカルチャーとはいえない、(永遠のマイナーな音楽である) ポピュラー音楽のサウンド制作は実質80年代から進歩していないし、音楽の新しいエクリチュール(作曲技法)はミニマル以来新しいのは出ていない。

勿論、これは私一人でできる仕事では到底ない。だが私が一人の音楽家としてできることは少しでも自分の音楽によって、新しい音楽の息吹、音楽というもの価値、音楽というものの素晴らしさを一人でも多くの人が感じてもらう作品を創ることだけである。

私とFacebook等でつながっている人でそれぞれのやりかたで危機的な音楽文化の現状に対して何とかしようと考えている人たちが少なからずいる。そういう人たちに対しては私は同志だと勝手に思っている、(向こうは迷惑かもしれんがww) そういう人たちと何らかの形で協力できる余地があれば私はいつでも協力する用意がある。

このままでは20世紀末から21世紀は音楽文化の暗黒時代、になってしまうだろう。それくらい今の音楽文化は歴史上もっとも深刻な状況である。

長くなってしまったがそれが私の第二の闘いである。音楽文化存続の闘い

この大変な戦いをこれからしなければならない。過去のノスタルジーなどに浸っている暇などないのである。


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