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2014年7月 9日 (水)

実はもう終わっているダウンロード 音楽配信の時代

日本におけるSpotifyのサービス開始、一時は6月という話もあったが結局また見送りのようだ。一体いつになったら始まるのかわからんがいい加減ゴネている会社なんか置いて行ってサービスを開始しちゃえばいいのに、と思うのは私だけ?

既に欧米では完全に主流になりつつある音楽のオンデマンドストリーミングサービスについては既に日本は大きく遅れを取っている。私がSpotifyPandoraのようなオンデマンドストリーミングサービスに期待しているのは以下の理由からである。

1、純粋なストリーミングで「ダウンロード」ではない(You tubeなどはキャッシュがブラウザにダウンロードされる)したがって違法にダウンロードされる可能性はない

2.「ダウンロード」ではないため、音楽を最初に聴く場合に時間がかからない。またmp3だけでなくwavや高音質(ハイレゾ)の音源をユーザーに提供することも可能

3.オンデマントであると同時に「新たな音源(新曲)」の情報もユーザーに届くシステムになっており、コンテンツホルダーからすれば「宣伝手段」にもなるし、ストリーミングによる収益にもなる

そしてだいぶ前だがこういう記事がある。

Screenshot20140703at125006pm

■アメリカのオンデマンド音楽ストリーミング、対前年比42%アップ―ダウンロード販売は衰退へ
http://jp.techcrunch.com/2014/07/04/20140703streaming-is-killing-downloads/

2014年上半期のNielsen音楽市場レポートが 発表された。これによると、デジタル音楽の消費チャンネルはダウンロードからオンデマンド・ストリーミングに急速にシフトしつつある。オンデマンド・スト リーミングは対前年同期(上半期)比で42%のアップとなっている。2014年上半期には700億曲がストリーミング再生された。逆に、デジタル楽曲のダ ウンロードは13%ダウンして5億9360万曲に、アルバムのダウンロードは11.6%ダウンして5380万枚となった。

Nielsenのレポートを読むと、AppleがBeatsを買収したのは賢明だったと思えてくる。つまりiTunesのダウンロード販売モデルは急速に衰退しつつあるからだ。楽曲のオンライン、オフライン販売が低調だったため、ストリーミングを含む音楽産業全体の売上も3.3%ダウンした。

 

一方、独自の趣味を持った若い層の影響だろうが、アナログ・レコードの販売が対前年比で40%もアップし、400万枚となった。販売を伸ばした物理的媒体はこれだけだった。

アナログレコードが復活しつつある、という話は既に当ブログで何回も書いている。そして音楽配信、ダウンロードの衰退が明らかに始まっている。個人的にはダウンロードはなくなることはないとは思うが、ダウンロード音楽配信の時代はもう終わったといっていいと思う。結局音楽配信は大きく成長することもなく時代を終焉させることになる。先ほども話したがストリーミングならハイレゾもできるので音楽を楽しむということならストリーミングがおすすめである。

ネットではCDの次は音楽配信だ、などという論調が圧倒的だったが、よく考えたらCDより明らかに商品のクオリティが落ちるmp3の音楽配信がmp3より音質のいいCDに完全に取って代わられるなどという発想は本当にばかげている。これはそこそこのレベルのレストランの料理がコンビニ弁当に取って代わられるなどというようなものだ。だから冷静に考えれば明らかに品質が劣化する商品の普及を「イノベーション」だなどと本気で信じること自体正気の沙汰ではない。しかしついこの間までいわゆるネット住民だけでなく世の中の大多数の人はそう信じていた。

仕事の関係等で私もだいぶダウンロードしたけど、結局あまり聞いてないというのが正直なところ。はっきりいって、やっぱりいい音で音楽聴きたいからだ。でも本当にいい音は最終的にはアナログレコードということになるだろうか?

いずれにせよ認めたくない人もいるかもしれないが、音楽配信の時代、ダウンロードの時代は終わったといっていいだろう。


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