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2014年6月11日 (水)

私の昔の作品と「ヒーリング系」の作品、それと今後作曲活動について

ご存じの通り私は最近自分の作曲活動を劇伴音楽、映画音楽の作曲中心にシフトしているが、いわゆるメジャーシーンの作曲家として定着したのはヒーリングやアンビエント音楽の作家で1989年に発表した眠りのための"Sleeping Music"が最初である。

一応現在でもこのCDに収録されて一般市場に出てはいるのだが

Stress

ビクター Colezo! Best! ストレス解消(VICG-41168)
税込\1850

正直この手のCDではかなりのセールスを記録したといっていいだろう。(30万枚) また音楽ではいわゆるニューエージミュージックのような曲もあったが、基本はアンビエントー環境音楽を音楽療法的に特化した音楽である。今では誰でも普通に使っている「受動的音楽療法」なる言葉を最初に使いだしたのはたぶん私だと思う。昔の音楽療法の学会を始めとする音楽療法士といわれる人たちには「そんな種類の音楽療法は存在しない!!」などと怒鳴られたものだが.(笑).

だいたい2000年頃を境にメジャーメーカーが続々とヒーリングの分野から手を引いている中でこうしてまだ廃盤にもならずに残っているのは奇跡的ともいえるが、私自身もここ10数年はいわゆるヒーリング音楽なるものから精神的にも、そして当然ながら売上も下がっていることから離れていたのは事実である。だから正直昨年、コーセー化粧品の「コスメデコルテAQMW」の「ヒーリングラプソデイー」なるキャンペーンのための作品の依頼を受けた時も一瞬躊躇したのは事実である。結果的に好評だったのでよかったけど..

実はヒーリングものから私の心が離れたのは単に売れなくなったという理由だけではなく、いろんな事情がある。例えばヒーリング系をやっていると「スピリチュアル系」「ニューエージ系」の分野の人たちとの接点がどうしても出てくる。しかしこの人たちは多くの場合私にいわせればトンデモ系の人たちが多く、私はこの人たちとの接触にどうしても違和感を禁じ得なかった。同じことが音楽療法学会なる学会にもいえ、きちんとした科学として音楽療法を論じるのではなく、どちらかというとダレダレ先生の学閥とか上記の「スピリチュアル系」とか科学よりは宗教の世界に近く、正直全般的にこの分野の人たちと関わりを持つことが嫌だった。また個人的にこの分野ーとりわけ「スピリチュアル系」の人たちに酷い目にあった経験も何回かあった。

つまりひとことでいえば、ヒーリング系「スピリチュアル系」の人たち全般に非常に幻滅してしまったのである。私はある意味ヒーリングや音楽療法の分野では殆ど一匹狼だったといっていい。

そうはいっても結構長い間この分野の仕事をしていたために業界的には「癒し系音楽の作曲家」などというイメージが定着したため、結構この手の仕事が多く舞い込んだのも事実で例のコーセー化粧品もきっかけは8年前、その時が好評だったようなので昨年もさらに大きなプロジェクトで依頼がきたわけだ。

とはいえこのシリーズに関する情熱は長い間冷めてしまった点は否定できない。

しかし本日とある会社との打ち合わせでそれが変わる可能性が大きくなった。また別案件も実は出てきており、長い間「お蔵入り」だった音源を復活させられる可能性が出てきたし、新規の制作案件も出てくる可能性が高くなった。その会社とはかなり基本的な部分で私と方針が一致しており、いろんな意味で違和感なくこのヒーリング音楽の分野に取り組める可能性を感じた。

詳細はまだ発表できる段階ではないので本日はここまでしか書けないけれど、私の昔の作品の多くが私がかなり理想とする環境で復活できる可能性も出てきた。

勿論映画、劇伴音楽の制作の活動は今まで通り、いや今まで以上に続けるので、まあ私の作曲活動は今後映画音楽とヒーリング音楽の二つに特化されることになりそうだ。

勿論うたものを一切やらない、という意味ではない。機会があればやるし映画やドラマ音楽をやっていれば主題歌、挿入歌などという話も場合によっては出てくるだろう。

しかし長い間止まったいた私の仕事の流れが復活することになりそうである。昔の私の曲を知っている方にも朗報になってくれれば、と考える。

発表できる段階になれば当ブログにて告知します。


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