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2014年6月26日 (木)

チャゲアスCD回収は日本人が音楽を聴いていない、尊重していないことの証明

ご存じの方も多いと思うが以前こういう記事を書いたことがある。

■音楽をきちんと聴かなくなった日本人、「いい音楽」を自分で選べない日本人
http://kyojiohno.cocolog-nifty.com/kyoji/2014/03/post-18b4.html

賛否両論があったこの記事だが今日測らずもこの傾向を証明する事態が起きた。

チャゲアスCDなど、ヤマハも回収…総会で表明(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140624-OYT1T50178.html

人気デュオ「CHAGE(チャゲ) and ASKA(アスカ)」(チャゲアス)のASKA(本名・宮崎重明)被告(56)による覚醒剤取締法違反事件を受け、ヤマハ(浜松市中区)の中田卓也社長は24日の株主総会で、販売権を持つ約800曲についてCDや映像作品の回収を進めていることを明らかにした。  

同社によると、チャゲアスは以前は同社グループに所属し、「SAY YES」や「YAH YAH YAH」など約800曲について同社がCD化やネット配信の権利を持っている。ASKA被告の逮捕後の5月19日以降、チャゲアスとASKA被告のソロ名義のCDやDVDを回収し、ネット配信も停止した。  中田社長は総会で「社会的影響を十分に考慮した」と述べ、理解を求めた。

「社会的影響」???  一体ASKAの犯罪とチャゲアスの音楽がどう関係あるというのだ!?  そもそも相方のチャゲには何の罪もないだろ?

なんか日本という国は勘違いしている

わざわざいうまでもないが覚醒剤取締法違反事件で逮捕されたASKAを擁護する気などさらさらない。

このことは結局音楽をきちんと聴いていない、文化として尊重していない、ということの表れじゃないかね。ASKAの覚醒剤所持やその周辺のできごとに対しては私も嫌悪感を覚えるが、それと、「SAY YES」や「YAH YAH YAH」を始めとする一連の曲は全くの無関係である。関係があると主張するのならどう関係するのか説明すべきだ。ASKAが歌っているから、というのは全く理由にならない

たとえば美術でいえば、ルネッサンス時代のカルバッジョは殺人を犯したから作品の展示をすべきではない、といっているのと同じこと(実際彼は本当に殺人を犯している)
でも今美術界でそんなこという人いないでしょ。

結局は今日本の会社ではびこっている「事なかれ主義」、経営者の「保身」というのが主な背景にある。チャゲアスのCDを回収しないで騒いでいる奴がいるとすれば、愚かでヒマな「ネット住人」くらいだろう。こいつら「処刑対象」を血眼になって探す社会の害虫だ。もしこいつらが過激な行動を取れば警察に「駆除」させればいいだけのこと

これらの行為は音楽を文化として尊重していれば出てくる行為ではない。

結局日本という国は音楽をきちんと聴かない、音楽文化を尊重しない事なかれ主義で「世間を騒がした」ものは問答無用で排除する。そんな国になってしまった。

上記の私の記事に批判的な人も多かったが、YAMAHAの今日のこの発表は残念ながらそうした風潮を図らずも証明したことに他ならない


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