Kyoji "metanature"
i-tunesでも好評配信中!!
i-tuneページを表示するにはお客様のPCにi-tunesとquicktimeがインストールされている必要があります。 i-tunes及びquicktimeのダウンロードはこちら





« VIVA! ペルー初回3回オンエア終了してー「偽物」や「似せモノ」が多い時代だからこそ「本物」を大事にしたい | トップページ | スタジオの液晶モニターTVがダウン!!、新機種購入で復旧 »

2014年5月 8日 (木)

ベートーベンのピアノソナタ「熱情」は形式は古くても精神はロックだ

GW中、映画劇伴関係の仕事が一段落したので何を思ったか、たまにはクラシックピアノを真面目にやろうかと思った。(もっとも毎日の練習で指の練習のためにバッハやハノンとかは普通にやっているのだが..)

その中でベートーベンのピアノソナタ第二十三番ヘ短調「熱情」と呼ばれているソナタを弾いてみた、子供の頃ルドルフゼルキンの演奏聴いてめっちゃくちゃ感動+興奮して、それが練習嫌いだった私をピアノ練習に駆り立てた。
、そして久々にこのベートーベンのピアノソナタ第二十三番を弾いていたらこれがやばい、弾きながら自分でどんどん興奮してくる、弾いていくうちにだんだんテンションがメチャクチャ高くなっていくのが自分でわかる。これを書いた時、ベートーベンはかなりラリッてたんじゃないかな、間違いなくアブナイ精神状況でこの曲を書いたと思う。

この曲ーひとことでいえば表面上は「ソナタ」というヨーロッパの古い音楽形式だが、精神は完全にロックしているのだ。いわばピアノでシャウトしているといっていい。ベートーベンが現代に生きていたら間違いなくハードロックやっていただろう、というのが実は私の持論ではあるんだが、この曲なんかそれを象徴する曲かもしれない

音楽を形式論でしかとらえられない、論じられない人には今の私のこの考え方は到底理解できまい。だが音楽の形式なんてものは作曲をする上では実は単なる手段でしかない。そんなものは時代背景やさまざまな条件でどうにでも変わるものだ。だから音楽を形式美、構造美だけで論じる観点に固執するのはナンセンス、というのも私の持論。

ちなみに「熱情」というのはベートーベンがつけたものではない。この曲のイメージを聴いて後世の人がつけたものだ。(月光も同様)ベートーベンの32曲のソナタでベートーベン自ら副題をつけたのは「悲愴」と「告別」くらいしかなかったんじゃないかと記憶している。違っていたら教えてください。「月光」「テンペスト」「ワルドシュタイン」「ハンマークラービア」-殆どが後世の人が勝手につけたあだ名のはず。

このyou tubeのヴィルヘルム・ケンプの演奏は私にいわせれば大人し過ぎる。しかしアップされている演奏では一番まともな演奏しているので紹介する

できればルドルフゼルキンのものすごい演奏を聴いてもらいたいが、それは皆さんでCDを探してもらうしかない。

てなわけで少し音楽のエネルギーをもらいたい気分なのでしばらくこの曲も練習してみることにする。何か得られるものがあるかもしれない。

|

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。