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2014年5月16日 (金)

音楽制作者、クリエーターとして最高のサウンドを創り続けるー簡単にマネできないオリジナリテイを確立すれば必ず道は開ける

本日うちの会社が一昨年から取り組んでいる海外向けの音楽教材のマスタリング作業のために築地のマスタリングスタジオに行った。そこではお互いペーペーだったころから知っている昔からの旧友がマスタリングエンジニアとして頑張って仕事をしている。

今や予算の関係で殆どのレコーデイング作業を自宅スタジオで行っている私だがマスタリングだけはきちんとしたスタジオで作業している。製品を作り上げる仕上げとしてどうしてもきちんとした音創りをしたいからだ。作業は二時間ほどで終了。

こういうスタジオに入って昔からの旧友と話すと当然業界関係の「雑談」を行う。「雑談」というがこれが結構重要な情報交換になる。

まあ「最近どう?」といった類の話から始まるのだが、音楽業界がこんな状況だからそうそう景気がいい話などあるはずもないが、話を聞くと結構いい仕事をしていたりする。

先日もレコードストアデイズで、今アナログレコードの復活している様を記事にしたが、その旧友も真空管のアンプ、イコライザーを使う等のアナログの機器を導入することによって良質なサウンドを創り上げているため、海外の有名なエンジニアにも認められていっしょに仕事をしているという。アナログサウンドというのは単なる懐古趣味ではなく、最近のデジタルのこじんまりとした変に小さくまとまった音とは違う、アナログの広い音を創ることによってより良質なサウンドを創り上げる腕を身に着けたようである。

勿論その友人はpro toolsやMerging のPyramix等のデジタルコンピューターのスキルを身に着けた上で、このアナログのスキルも駆使している。私もそうだが昔のアナログの技術と最近のデジタル技術の両方を身に着けているため様々なケースに対して対応できる能力がある。

彼とは以前「音を制作する人間として良い音を世の中に出す社会的使命を忘れてはならない」という意味の話をしたことがある。つまり「最高のプロフェッショナルの仕事」をやり続ければ道は必ず開ける、という点である。

昨今のメジャーレコードのデイレクター連中に「最高のプロフェッショナルの仕事」というものを理解、評価できる人間は極めて少ない、殆どいないといっていい。なぜなら彼らはそういうものを教わらずに「売るノウハウ」だけを教えられてきたからである。音楽の良さ、芸術性などの理解など寧ろ排除していったといっていい。しかし海外の最高のプロフェッショナルはまだそれを評価する能力がある。評価してくれる人間は評価してくれるのである。

今や音楽も映像もあらゆるコンテンツも国境に関係なく広がる時代であることは周知の事実である。そして制作もパッケージも日本国内にこだわる必要など全くない。別にエコノミストやIT系の連中のよくいう胡散臭いグローバリズムなどをいうつもりはないが、音楽を始めとするコンテンツには国境がない。これだけは事実である。

だから既存の狭い日本の音楽市場のロジックで音楽制作を語るのはもはやナンセンスである。インターネットが世界をフラットにするというが、結局クリエーターが付加価値を含めた価値のある仕事をするための心がけは1つ

プロフェッショナルとして最高の仕事をする  ということである。

旧友のエンジニアはそれを実施して、今や世界に出つつある。正直ここまで腕のいいエンジニアになるとは思わなかったが

私も作曲家、クリエーターとしてそれを目指そうと思う。

旧友との雑談だったが有意義な雑談だった。

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