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2014年5月31日 (土)

今日は元祖「ゴジラ」の作曲家ー伊福部昭氏の生誕100年!!

既に報道で大きく取り上げられているように、現在アメリカで公開中のハリウッド版"Godzilla "が興行記録を塗り替える勢いで大ヒット中である。

Godzilla2014

この日本発の世界的なキャラクター、日本人としてうれしいのはこの映画の大ヒットだけでなく、60年前の本田猪四郎監督の元祖「ゴジラ」(現在アメリカでは「クラシックゴジラ(Classic Godzilla)」と呼ばれている)に対して変わらぬリスペクトが持たれている点である。

その元祖ゴジラクラシックゴジラ(Classic Godzilla)」の音楽を作曲されたのが日本を代表する作曲家、伊福部昭氏である。

Akira_ifukube1954年ー今から60年前の映画だが、この伊福部昭氏のゴジラのテーマはゴジラ映画をリアルタイムで知らない人でも一度は聴いたことがあるはず。この映画はスピルバーグを始め世界中の映画関係者に多大な影響を与えた。

そして今日はその元祖「ゴジラ」の作曲家の伊福部昭氏の生誕100周年にあたる。

伊福部氏が長年学長をしていた東京音大を始め多くのコンサートホールで生誕100年記念コンサートがあるという。

ちなみに伊福部先生の公式サイトがある。教え子等が中心になって作っていると思われるがご興味ある方はウエブを訪問してみることをお勧めする。

http://www.akira-ifukube.jp/

「ゴジラ」のテーマだけでなく今回のハリウッド版「ゴジラ2014」に使われているあの有名なゴジラの鳴き声も伊福部氏の作である。元はコントラバスの弓を弦を支える木の部分(この奏法をSul ponticelloという)を弾いた音はイコライザーやモジュレーションその他を使ってあの音になった。今ではこれを「サウンドデザイン」という音響手法になるが、当時はこういう手法を「ミュージックコンクレート」といった(今や死語)

昔の円谷映画は特撮だけでなく、音響面でもさまざまな試みをしていたのである。

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2014年5月30日 (金)

誤解されているスガシカオの「DLよりはCD買って」発言とその真意

私は別にスガシカオとは知り合いでもないし、個人的な義理等も一切ない。

だがそのスガシカオが今ネットで叩かれている。それはスガシカオの以下のツイートがきっかけである。

スガシカオ@FF2014 6/25〜; 5月24日

DLでももちろん嬉しいのですが、ぶっちゃけDLだとほとんど利益がないんだ。おれらみたいにスタジオで徹底的に音楽を追い込むタイプは、制作費が全部赤字になっちゃう。CD買ってもらうと、かなり制作費が補えるので、次の作品が作れるメドが立つんだよね。 CD売れない音楽業界の負の連鎖だ

まあ例によってアホな暇人のネット小僧連中が既に下火になっている音楽配信の実態も知らんでともかく「有名人」をたたいているのかと思いきや、(こいつらネットに関してちょっとでも「否定的な発言」すると過剰反応する奴らだ)、どうもそういうわけでもないようでこのツイートに関してBLOGOSでもこんな記事が出た。

■未だにCDを買ってと嘆く音楽業界の末期症状
http://blogos.com/article/87393/

現在ネットで絶大な支持を得ているこの記事だが、記事の主は私が懇意にしている音楽マーケッターの友人とも旧知の人間らしいのであまりきついことはいいたくないのだが、上記の記事には問題点が多々ある点と、スガシカオの真意が誤って伝わっているように感じるのでここで一筆書かせていただく

私のブログをよく読んでくださっている方なら、上記のBLOGOSの記事を私が全面的に支持するとお思いだろう。

正直上記のツイートの主がスガシカオではなくレコード関係者、レコード会社の幹部あたりが発言したら私も「末期症状」の意見に同調しただろう。

だがスガシカオのツイートをよく読んで、しかも昨今の音楽制作の現場を知っている人間からすると全く違う見解が出てくる。

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2014年5月28日 (水)

AKB商法はもはや潮時ー日本のあらゆる不健全な病巣の凝縮したユニットは解散させるべき

先日の岩手県滝沢市の岩手産業文化センターでのAKBの握手会で起きた男がノコギリを振り回して、川栄李奈と入山杏奈2人が負傷した事件は不幸だった。2人とも命に別状はないというものの頭に傷を負ったという点ではタレント活動の今後の影響が懸念される。ノコギリというのは跡が残るからね。いずれにせよケガされた2人には一日も早い回復を祈る。

それゆえこの事件に関して何か書くことは躊躇われたのと、無差別にノコギリを振り回した男は別にAKBファンでもなく、いわゆる「社会から拒絶された人間の憎悪による無差別犯行」の可能性が高いことからこの事件自体はAKB云々とは無関係である。

とはいえ、私はこの事件は何か象徴的なものを感じる。

ご存じのとおり私はこの記事を書いてAKBファンから相当反発を食らったようだが(笑)..

総選挙の日だからあえて書いてやる。もはや日本人にとって音楽はゴミでしかない、ということだ
http://kyojiohno.cocolog-nifty.com/kyoji/2012/06/post-dc61.html

あえてもう一度いう。私はこのAKBというものが大嫌いである。彼女たち一人一人はの息苦しい雰囲気の中元気に活動しているし、おそらくとてもいい子たちだと思う。だから彼女たち個人一人一人が嫌いなのではない。しかし私はあのユニット?、いやシステム、もっといえばあのビジネスモデルに対して激しい嫌悪感を覚える。

そうしたら果たせるかな私と全く同じ考えをもっていた人がいた

AKB商法の崩壊(Fuck The Fuckin' Fucker !)
http://rock-iine.blog.so-net.ne.jp/2014-05-27-1

今日は伏字でなくはっきり言うが、AKB 48が大嫌いである。彼女たち一人ひとりが嫌いなわけではない。
意志を持たないことを強要され、またそれを自ら積極的に受け入れるブラック企業丸出しの過剰な同調主義(ボウズ頭事件)、
共同幻想としてのヴァーチャルをいつの間にかリアルと勘違いさせる捻じれた世界観(疑似恋愛性)、
そして為政者の前での媚び諂い(ASEAN首脳会議の夕食会での公演)、などなどシステムとしてのAKB。
この国の現在の不健全なあらゆる病理が凝縮されて、腐臭を放っているのだ。


そして何よりも罪深いのは、「AKB商法」と揶揄されるCDの販売方法である。CDへ付加された握手権や投票権、同じ曲の複数仕様、写真の封入。こうした 「手口」で、同じCDを複数、あるいは大量に購入させるよう売り手側が誘導する。その結果、CDの枚数は売れるが、極端な場合はCDを聴かずに破棄するよ うなケースまで頻発する。それ、コンプガチャと何が違うんだ

<後略>

はっきりいって私はこのブログ記事に100%同意する

あの訳の分からん総選挙という奴も今年はそんなに盛り上がらなかったということもあり、やはり今の状況は誰が見ても下火である。何よりもこの事件が起きたあと少なくとも当分の間はAKBの「主目的(?)」である握手会を開くことは難しいだろう。開催したにしても相当の厳重なセキュリテイをセッテイングせざるを得ない。犯行を模倣しようとするバカも出ないとは限らないからだ。

そしてあらゆる観点からもやはりこのビジネスモデルはどう考えても歪んでいる。

ファンの反発を食らうことを覚悟していうが、そろそろこの醜いビジネスモデル、ファンとアーチストの歪んだ関係、いい加減やめる潮時が来たのではないか。そして上記のブログ主の指摘通り、今の日本の歪んだあらゆる病理が凝縮されているはっきりいっておぞましいといってもいい

それゆえ上記のブログ記事が最後に結んだ言葉で当記事も締めたいと思う。

「音楽」を売らない、「音楽」を愛していないビジネス・モデルなんか崩壊してしまえ。


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明るいお別れ会ードクター丸野廣を偲ぶ会

実はインターネット経由でかつて私のヒーリングシリーズ「サイコジェネシス【マインドコントロールミュージック)」の音楽の推薦文を書いて下さった精神科医師の丸野廣先生の訃報を聞かされました。葬儀は近親者のみの密葬だったらしく、先生にお別れをいえず悶悶とした日々を送っていました。

140527_200101

丸野廣 1931-2014

丸野先生の経歴についてはこちらをご覧ください
http://www10.plala.or.jp/minamishinjuku/

丸野先生に推薦文を書いていただいた一連の私の作品

SleepDiet

これら一連の作品に推薦文を書いて下さりその後もいろいろとお世話になりました。

しばらくご無沙汰でしたが先日訃報を聞き急遽こういう恰好で駆けつけたのですが...

Kyoji052714

実は...

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2014年5月19日 (月)

美味しんぼ騒動を見てー過剰反応と「風評」を盾にした言論と表現の弾圧、独裁国家の体をなしてきた日本(今回も長文注意)

既にご存じの通り「美味しんぼ」の福島の描写で騒動が起きている。

この騒動の成り行きを見ていると当ブログで書いた以下の構図と全く同じであると感じる、

■放送禁止のCMに見る日本の「表現の自由」の危機と日本社会を閉塞させている病原菌たち

http://kyojiohno.cocolog-nifty.com/kyoji/2013/03/cm-b0f6.html

■ドラマ「明日ママがいない」その他CMの状況に見る、安部政権の表現の自由項改悪とは別のもう1つの危機

http:/kyojiohno.cocolog-nifty.com/kyoji/2014/01/cm-af54.htmll;

■当事者気取りで『大声で」批判する表現の自由をなくす害虫たち;

http://kyojiohno.cocolog-nifty.com/kyoji/2014/02/post-852e.html

すなわち以下の構図を見ることができる

ある表現に対して「過剰反応」するクレーマーの大合唱が起きる
(今回の場合、政治家、官僚そしてマスコミ)
             

これにネットの「ヒマ人」連中が便乗して叩く
           

その「批判」に表現の発行元が腰砕けになり、自粛、発行停止等の措置を取る
(事なかれ主義、発行元トップの「保身」

そして以下のようなことが実際に起こった

「美味しんぼ」休載へ=19日発売の最新号で釈明-小学館
http://news.nifty.com/cs/headline/detail/jiji-2014051700128/1.htm

「美味しんぼ」“風評”釈明で識者の見解集約 次号で特集記事掲載へ
http://www.oricon.co.jp/news/2037043/full/

私はこれは日本の表現の自由の危機である、と何回も書いてきた。クレーマーという害虫によって放送禁止の追い込まれた数々のCMや脚本を書きなおさざるを得なかったドラマ「明日ママがいない」それと同じ構図のことが今回も起きたわけである。

但しCMとドラマのケースと違うのは、今回のクレーマーは原発の悪影響を可能な限り「小さく」報道したいという思惑の政治家と官僚、そして電力会社の広告がなくなることを恐れた大手新聞を始めとするマスコミである。政治家、とりわけ原発の利権を守ろうとする政治家はまあ過剰反応するのは予想できる。だがいつものことだが、今回のマスコミの反応はいただけない。

さらに今回も問題なのは「きちんとした取材に基づく表現」と言っておきながらいとも簡単に腰砕けとなったビッグスピリッツの発行元の小学館である。

1.権力迎合、権力に従順なマスコミ

まず今回大々的にバッシングに加わったマスコミだが、1つ問いたいのはそもそもマスコミは今の福島の現状に対してどれだけきちんと取材活動をしているのか、という点である

あの震災から3年以上経過したが、福島第一原発の周囲には一部のフリージャーナリストを除き、マスコミ関係者は殆ど取材らしい取材をしていない。それは報道各社が「官邸記者クラブ」内の報道協定の元「コンプライアンス」に基づく取材自粛という名の「報道しない自由」を行使しているためである。殆どのマスコミの情報は政府や東電の流す、信憑性に乏しいといわざるを得ない情報を垂れ流ししているだけである。

つまりそんなマスコミがあの「美味しんぼ」の内容を風評をばらまく、などと批判する資格が果たしてあるのか? という点だ。

マスコミ各社がきちんとしたジャーナリズム精神に基づき、今福島で何が起きているのか、真実は何なのかをきちんと取材していた上での批判ならわかる。だが残念ながらどうみてもそのようには見えない。

そもそも放射能について「どのくらい以上が危険」で「どの程度なら問題ないのか」その情報が一般国民には殆ど開示されていない。そもそもシーベルト は値が問題なのではなく、その値がどれだけの時間枠(1時間なのか、一日なのか)表示されているのかが問題である。そのことを政府は勿論のこと、マスコミ 各社は殆ど何の取材もしていない。

私がとある専門家のサイトに書かれていることを記事に書いた。私が見たところもっとも信頼性が高い人の記事なのでご興味のある方はご覧いただきたい。

■放射能値ーどのくらいが危険かの認知方法について
http://d.hatena.ne.jp/KyojiOhno/20131107

政治家の中でもこの知識が広がっているとは思えない

小泉進次郎氏「美味しんぼ」描写に反論 「あれだけ行ってるのに鼻血流したことない」「行くたびに元気
http://www.j-cast.com/2014/05/14204709.html

政治家なんてどうせ一瞬かそんなに長い間現地にいくわけではないだろう。問題は放射能の値ではなくその場所にどれだけ長くいたか、という点、そして抵抗力の低い子供たちと大人を同じ尺度で語るのもおかしい。そんなこともわからん奴が「反原発」など語るなといいたい。

反論があるマスコミ関係者は反論をしていただいて結構、ただしネットのヒマ人君たちはご遠慮願いたい。あなたたちにかまっている暇はない。

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2014年5月18日 (日)

ぶどう÷グレープレコ発ライブ@東京に行ってきました

以前のお仕事の関係もあって、名古屋をベースに活動しているぶどう÷グレープのレコード発ライブが東京渋谷の「ラストワルツ」にて行われるとのことで見に行ってきた。

2

今回は最新アルバム「アムステルダム 」のレコード発売ライブとして東京でのライブ。めったに東京ではライブをしないのと、音源は何回も聴いていたけど実際ライブを見るのは初めだったのでいい機会と思って行った。


ぶどう÷グレープ アムステルダム\2142 (6/4発売)

ぶどう÷グレープはご存じの方も多いと思うが名古屋をベースで活動しているバンドだがヨーロッパツアー、取り分けイギリスツアーを二回成功させ、ヨーロッパにファンが多い。いわば名古屋発の日本のグローバルバンドである。

私はイギリスツアーを二回とも成功させたと聞いて驚いた。イギリス人というのは英語の歌詞以外の曲は聴かないことで有名だからだ。しかし今日初めてライブを見て何かわかるような気がした。

ぶどう÷グレープのボーカルくみんこさんとはある会社のCMソングを歌ってもらったのが縁だが、最初にぶどう÷グレープのサウンドを聴いて自分のフィーリングにすっと入って行くのを感じたのを覚えている。そして今日初めてライブを聴いてその理由がわかった。このサウンド、この音作りーどこかで聴いたことがあるのだ。ーそうかプラスチックスだ! そしてこのぶどう÷グレープのリズムの作り方を聴いてなるほどサエキけんぞうさんが気に入っている理由もわかるような気がする。だから自分の中でもすっと入って行ったのだ。

実は殆どの人が忘れているかもしれないが、80年代初頭から中頃にかけて日本のポップスが世界から注目を浴びていた時代があった。いわゆるYMOを中心としたテクノポップムーブメントだ。そして細野(晴臣)さんが中心になって作った「YEN」レーベルは面白かった。ぶどう÷グレープはこの流れを引き継いだバンドだろう。

ちなみにぶどう÷グレープの曲目の前にYMOのライデイーンやアースウインドエンドファイアーの"Let's Groove"を入れているあたり、自分と同じ世代の人間がいるな、とおもったら果たせるかな、バンドの殆どの曲を作っているギターの永井秀彦氏は私と同世代だった。音楽の話をしたらいろいろと話が合いそうだ。

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2014年5月16日 (金)

音楽制作者、クリエーターとして最高のサウンドを創り続けるー簡単にマネできないオリジナリテイを確立すれば必ず道は開ける

本日うちの会社が一昨年から取り組んでいる海外向けの音楽教材のマスタリング作業のために築地のマスタリングスタジオに行った。そこではお互いペーペーだったころから知っている昔からの旧友がマスタリングエンジニアとして頑張って仕事をしている。

今や予算の関係で殆どのレコーデイング作業を自宅スタジオで行っている私だがマスタリングだけはきちんとしたスタジオで作業している。製品を作り上げる仕上げとしてどうしてもきちんとした音創りをしたいからだ。作業は二時間ほどで終了。

こういうスタジオに入って昔からの旧友と話すと当然業界関係の「雑談」を行う。「雑談」というがこれが結構重要な情報交換になる。

まあ「最近どう?」といった類の話から始まるのだが、音楽業界がこんな状況だからそうそう景気がいい話などあるはずもないが、話を聞くと結構いい仕事をしていたりする。

先日もレコードストアデイズで、今アナログレコードの復活している様を記事にしたが、その旧友も真空管のアンプ、イコライザーを使う等のアナログの機器を導入することによって良質なサウンドを創り上げているため、海外の有名なエンジニアにも認められていっしょに仕事をしているという。アナログサウンドというのは単なる懐古趣味ではなく、最近のデジタルのこじんまりとした変に小さくまとまった音とは違う、アナログの広い音を創ることによってより良質なサウンドを創り上げる腕を身に着けたようである。

勿論その友人はpro toolsやMerging のPyramix等のデジタルコンピューターのスキルを身に着けた上で、このアナログのスキルも駆使している。私もそうだが昔のアナログの技術と最近のデジタル技術の両方を身に着けているため様々なケースに対して対応できる能力がある。

彼とは以前「音を制作する人間として良い音を世の中に出す社会的使命を忘れてはならない」という意味の話をしたことがある。つまり「最高のプロフェッショナルの仕事」をやり続ければ道は必ず開ける、という点である。

昨今のメジャーレコードのデイレクター連中に「最高のプロフェッショナルの仕事」というものを理解、評価できる人間は極めて少ない、殆どいないといっていい。なぜなら彼らはそういうものを教わらずに「売るノウハウ」だけを教えられてきたからである。音楽の良さ、芸術性などの理解など寧ろ排除していったといっていい。しかし海外の最高のプロフェッショナルはまだそれを評価する能力がある。評価してくれる人間は評価してくれるのである。

今や音楽も映像もあらゆるコンテンツも国境に関係なく広がる時代であることは周知の事実である。そして制作もパッケージも日本国内にこだわる必要など全くない。別にエコノミストやIT系の連中のよくいう胡散臭いグローバリズムなどをいうつもりはないが、音楽を始めとするコンテンツには国境がない。これだけは事実である。

だから既存の狭い日本の音楽市場のロジックで音楽制作を語るのはもはやナンセンスである。インターネットが世界をフラットにするというが、結局クリエーターが付加価値を含めた価値のある仕事をするための心がけは1つ

プロフェッショナルとして最高の仕事をする  ということである。

旧友のエンジニアはそれを実施して、今や世界に出つつある。正直ここまで腕のいいエンジニアになるとは思わなかったが

私も作曲家、クリエーターとしてそれを目指そうと思う。

旧友との雑談だったが有意義な雑談だった。

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2014年5月13日 (火)

スタジオの液晶モニターTVがダウン!!、新機種購入で復旧

私の作業場スタジオにMAC用のモニター兼ケーブルテレビやビデオのモニターとして長年使っていたモニターテレビがあったが、昨日大河ドラマ「軍師官兵衛」を見ているうちに急に画面が落ちて音声だけになってしまった。居間の大型テレビもケーブルチューナーを使っているがこちらは全く異常がない、念のためMAC PROを立ち上げたが、一時的に移ってもすぐに画面が落ちてしまう。どうやら液晶自体が死んだらしい(汗)

仕事が一段落している時でよかったー(汗)

Old_display

液晶がダウンしたらもうお手上げだ。考えて見れば10年近く使っているから寿命かな (T_T)
保証期間などとっくに過ぎているしだいたい2005年モデルの商品で部品があるという保証はない。あっても取り寄せに時間がかかる、ということで新規購入を前提に関連機種を調べた。条件としては「20インチ以上でDVI-D端子とHDMI端子を備えたもの」で、できればビデオデッキ(なんとまだ持っていて使っていたのだwww!!) がつなげられるアナログ端子付き、などと思ったが、調べているうちにここ10年でオーデイオビジュアルの環境が劇的に変わったことを改めて痛感させられた。

もうMacのモニターにできてなおかつアナログのコネクターがある奴ってもうないことが判明。Apple専用機出ない限りDVI-Dとテレビ(特にBSとケーブル)が見たけりゃHDMIを中心に使うしかないようだ、いろいろ調べていくうちに結局オフィスの映像設備関係(DVD テレビ)周辺を総入れ替えするしかないらしい。もう腹をくくるしかないかな。予想以上の出費になる(汗)

まあそんなわけでいろいろ検討した結果、Princeton社PTFBIF-23Wを購入前のより画面サイズが大きいのでよかったかな、という感じ。

Newdisplay1

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2014年5月 8日 (木)

ベートーベンのピアノソナタ「熱情」は形式は古くても精神はロックだ

GW中、映画劇伴関係の仕事が一段落したので何を思ったか、たまにはクラシックピアノを真面目にやろうかと思った。(もっとも毎日の練習で指の練習のためにバッハやハノンとかは普通にやっているのだが..)

その中でベートーベンのピアノソナタ第二十三番ヘ短調「熱情」と呼ばれているソナタを弾いてみた、子供の頃ルドルフゼルキンの演奏聴いてめっちゃくちゃ感動+興奮して、それが練習嫌いだった私をピアノ練習に駆り立てた。
、そして久々にこのベートーベンのピアノソナタ第二十三番を弾いていたらこれがやばい、弾きながら自分でどんどん興奮してくる、弾いていくうちにだんだんテンションがメチャクチャ高くなっていくのが自分でわかる。これを書いた時、ベートーベンはかなりラリッてたんじゃないかな、間違いなくアブナイ精神状況でこの曲を書いたと思う。

この曲ーひとことでいえば表面上は「ソナタ」というヨーロッパの古い音楽形式だが、精神は完全にロックしているのだ。いわばピアノでシャウトしているといっていい。ベートーベンが現代に生きていたら間違いなくハードロックやっていただろう、というのが実は私の持論ではあるんだが、この曲なんかそれを象徴する曲かもしれない

音楽を形式論でしかとらえられない、論じられない人には今の私のこの考え方は到底理解できまい。だが音楽の形式なんてものは作曲をする上では実は単なる手段でしかない。そんなものは時代背景やさまざまな条件でどうにでも変わるものだ。だから音楽を形式美、構造美だけで論じる観点に固執するのはナンセンス、というのも私の持論。

ちなみに「熱情」というのはベートーベンがつけたものではない。この曲のイメージを聴いて後世の人がつけたものだ。(月光も同様)ベートーベンの32曲のソナタでベートーベン自ら副題をつけたのは「悲愴」と「告別」くらいしかなかったんじゃないかと記憶している。違っていたら教えてください。「月光」「テンペスト」「ワルドシュタイン」「ハンマークラービア」-殆どが後世の人が勝手につけたあだ名のはず。

このyou tubeのヴィルヘルム・ケンプの演奏は私にいわせれば大人し過ぎる。しかしアップされている演奏では一番まともな演奏しているので紹介する

できればルドルフゼルキンのものすごい演奏を聴いてもらいたいが、それは皆さんでCDを探してもらうしかない。

てなわけで少し音楽のエネルギーをもらいたい気分なのでしばらくこの曲も練習してみることにする。何か得られるものがあるかもしれない。

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2014年5月 6日 (火)

VIVA! ペルー初回3回オンエア終了してー「偽物」や「似せモノ」が多い時代だからこそ「本物」を大事にしたい

先程、MXテレビで4/29 , 5/5, 5/6 の3日間に午後6時15分よりの番組"Viva ペルー”のオンエアが終了しました。

全7回なのであと4回分残っていますが、そちらのオンエア日程も決定次第お知らせいたします。

おかげさまで予想以上に好評だったようです。15分番組ですが、「短い!」「もっと見たかった」という感想が多く今回の番組の目的でもあった「ペルーへの旅情をかき立てられた」という印象を持った人が多かったとプロデユーサーも喜んでいました。

Quena1

やはり現地の映像もさることながら、今回のテーマ曲で本物のペルーの楽器ケーナの演奏でレコーデイングしたことが結果的には大きかったようです。正直低予算なのでどうしようかとも思ったんですがやはり公共の電波に流れるものだからいい加減なものは作りたくなかったんですね。たぶんソフトシンセでやっだらこうはいかなかったと思います。私には珍しいフォークローレ調の音楽ですが番組の雰囲気に合っていたようでよかったです。全3曲書いたのですが、本日6日のオンエアでは3曲とも入っていました。

やはり「本物」を大事にする心は大切にしたいです。
特に今世の中に「偽物」や「似せモノ」が多い時代だからこそ余計にそういう考え方が大事だと思います。コンテンツに付加価値をつける1つの方法ではないでしょうか。

というわけで残り4回のオンエア日程、決定次第お知らせさせていただきます。

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2014年5月 4日 (日)

ARTIST NIGHT GOLDEN WEEK EDITION

実は一昨日までとある長編映画の作業をやっていて少々ヘロヘロの状態ではあったけど、facebook経由で誘われた交流イベント、JR大塚駅のBAR SPEAK EASYでのArtist Night と題して欧米と日本人のクリエーター、アーチストの交流会に出席。

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主宰者であるフランス人写真家/映画監督のGuillaume Tauveron(ギュローム タヴェロン) を始めアメリカ人映画監督、プロデューサーを始め 女優さん、俳優さん、音楽、アート各方面の人が出席した。私も友人を連れて出席

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ARTIST NIGHT、手前は拙作"So Happy Dream"でごいっしょした女優の吉田裕美さん

このBAR SPEAK EASYは外国人がよくいくBARで特にフランス人が多いらしいが、会場ではフランス語はあまり使わず寧ろ英語の方が多かった。割合からすると英語が50,日本語が40 フランス語が10くらいかな?いずれにせよ私のフランス語は英語とは比べくもないほどに片言なので殆どは英語で彼らと話した。フランス国内ではあまり英語を使いたがらないフランス人だけど、このBAR内では流暢に英語を話してくれた。(Excuse moi pour parles l'anglais)

私も夏くらいにアメリカ人監督と短編をやる予定ですがハリウッドもヨーロッパの映画産業も「アジア市場」を完全に主眼に置いていてその第一拠点として日本をベースに活動を展開する流れになっており、ギュロームや今日の交流会で出会ったアメリカ人監督もその流れで日本をベースに活動をしているようである。そのため日本人にもそうした海外とのつながりができてグローバルな活動ができる機会が今後増えてくると思われる。その意味でも今日のような交流会の機会が今後増えてくると思う。

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会場ではGuillaume Tauveron(ギュローム タヴェロン) の写真作品も展示されていた

尚、ギュロームは日本語も堪能だから問題ないけど勿論全ての外国人監督が日本語に堪能な訳ではない。しかしいろいろ話を聞くと必ずしも語学力は必須条件ではないようだ。但し語学力があれば何かと有利になるのは間違いない。そのため日常会話程度はやはりできるようにした方がいいと思う。そのため英語、フランス語と聞いて気後れするのではなく積極的に自分を出していけば、もしかしたらハリウッドやヨーロッパの映画に出演ができる、かもしれない。少なくともその可能性は今出て来ているといって間違いないと思う。


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