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2013年12月31日 (火)

2014年に向かい 音楽業界云々よりはクリエーターとしての自分の生き方を構築

年末に入り大瀧詠一さんの訃報には本当にびっくりした。とともに偉大なミュージシャンの突然の逝去に残念な気持ちを禁じ得ません。改めてご冥福をお祈りいたします。

ところで当ブログ、私の音楽ブログについて「最近記事が減っていませんか?」なることをいう人がいました。確かに一時ほどは書いていませんね。でも別にさる筋から圧力とかあったわけではないですよ(笑)

日本の音楽業界の現状について「このままでは危機的な状況になる」と訴えてもう10年以上になる。当時は誰一人聞く耳を持つ者はいなかったどころか、業界関係者から袋叩きにあった、ある業界人には人格を傷つけられるほどの誹謗中傷も受けた。

しかし結果として音楽業界は私が予測した通りの酷い状況になった。当時私を批判、非難した人は現在の状況について私に対してどうコメントするか興味ないわけではないが、まあ今となってはどうでもいいかな、という感想だ。仮に現在あっても何だかんだ自らを正当化するようなコメントをするだろうし、まあそもそもそいつらが業界にまだ残っているかもわからない。

私が今彼らにいいたいことは、少々きつい一言かもしれないが

「早くお宅の会社つぶれてくれ。その方が音楽文化のためだ」 ということかな

でも私などがいうよりは佐久間さんが云った方がはるかにみんなが耳を傾けるだろう。

音楽プロデューサー・佐久間正英氏が語る「音楽業界の危機的状況」
http://blogos.com/outline/42056/

残念ながら日本では何をいったか、ではなく誰がいったかの方がはるかに重要なのだ

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年末になって訃報ー大瀧詠一さん急死

年の瀬に入り2013年もあとわずか、という時期にできれば嘘であってほしい訃報が入りました。

大瀧詠一さん急死 65歳「はっぴいえんど」などで活躍
http://www.asahi.com/articles/ASF0TKY201312310018.html

それまで洋楽一辺倒だった私が日本のバンドに興味を持たせてくれたのが「はっぴいえんど」でした。リンゴを食べているうちに倒れられたとの話ですが、直接の死因は「解離性動脈りゅう」だそうです。

まだ65歳、あまにり若すぎます。

つい最近まであんなに元気に活動していたのに...
ショックです。
ご冥福をお祈りいたします。

ミュージシャンで音楽プロデューサーの>大瀧詠一(おおたき・えいいち)さん=本名・大瀧栄一=が30日、死去したことが分かった。65歳だった。

警視庁福生署や所属レコード会社によると、30日午後5時半ごろ、自宅で果物を食べていたところ、急に倒れ、家族が119番通報した。青梅市内の病院に救急搬送されたが、解離性動脈瘤で死亡したという。通夜、葬儀などの日程は未定。

 大瀧さんは、細野晴臣さんや松本隆さんらとともにロックグループ「はっぴいえんど」で活躍。ソロに転向し、「君は天然色」「幸せな結末」などのヒット曲を出した。

 プロデューサーとしても、山下達郎さん、大貫妙子さんのシュガー・ベイブに楽曲を提供するなど活躍。松田聖子さんの「風立ちぬ」、森進一さんの「冬のリヴィエラ」、小林旭さんの「熱き心に」などもヒットした。

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2013年12月30日 (月)

音楽業界の"今"と"これから-音楽文化、コンテンツの未来のありかたについて

2014年もいよいよ明日で終わる。

基本的には昨年、今年とやってきたことをさらにステップアップして行こうというのが基本姿勢だが、同時に今後の音楽文化のありかた、クリエーターとしてこれからの新しい音楽コンテンツはどのようなものであるべきか、について考えを構築していきたいと考えている。

そんな折昔からの音楽業界の知り合いで「ミュージックソムリエ協会」を主宰する鈴木氏がBLOGOSで音楽業界のありかたについて語ったインタビューがあるので紹介したい。

「メジャーレコード会社は、もう新曲を作るべきじゃない」〜音楽業界の"今"と"これから"
http://blogos.com/article/76769/?axis=&p=1

共感する部分が多いので以下に一部抜粋、引用させていただく

ラジオの世界でも、例えば番組で放送する曲の枠が5曲分あるとしたら、3曲は”政治”で最初から決まっていたりします。聴取者に聞いて欲しい曲だけを放送することはできない。 

鈴木私どものやっている、「ミュージックソムリエ」資格(後述)の規約の中に、「レコード会社からの金銭的インセンティブをもらってレコメンドした際は資格を剥奪する」という項目があります。1度でもやったらダメですよと。

かつては一般のリスナーも、騙されることにある種の快感を覚えていたんです。パワープレイを何十回も聞いて「ああ、今コレが仕掛けられている曲なんだな。 じゃあ聞かなきゃ」と動いた。雑誌でもテレビでもラジオでもそれが成立しました。しかし今は「ステマでしょ?」の一言で嫌われてしまう。

それを容認していたこと、そんなことやってるから音楽業界はダメになったんだという人たちもすごく増えてきています。

<中略>
こだわりを持ってアナログ盤で聞く人たちの年齢層は比較的高めなのではないかと思います。年齢層別に戦略を変えていくということでしょうか。 

鈴木そこで私達が実施している「ミュージックソムリエ」があります。やっぱり、年を重ねるにつれ、どんどん音楽からは離れていくものじゃないですか。そういう人たちに生活に寄り添った音楽との出会いの場を作る、ということができる人たちを育成するのです。

音楽はどんどん生まれてくるし、過去のアーカイブは消えていくわけでもなく膨れ上がっていく。ネットが生まれる前と後で情報流入量だけでも1000倍近くなっているそうです。とすると、聞ける音楽がどんなに莫大にあっても、何を聞いていいかわからなくなっていくだろうと。

だから、きちんとレコメンドができる人がいないといけない。今目の前にいるこの人が求めている音楽はこれでしょ、これが好きなんでしたら恐らくこちらも好きになりますよ、という知識が求められます。

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2013年12月20日 (金)

吉松さんストーカー事件と福島原発報道に見る報道機関「コンプライアンス」の悪弊

すでにネットではかなり情報が流れているにもかかわらず日本のマスコミは全く無視している事件、まがりなりにもミスインターナショナルという国際的な賞の受賞者が活動存続で危機的状況に陥っていることを考えるとこれはどう考えても異常である。

真相は不明だが、この会見内容を見てもなぜ、日本のマスコミは全く報道どころか記者会見にすら出席しないのか全く理解できない。茂木健一郎氏twitterで怒りの怪気炎を上げているが実際海外のマスコミは大きく取り上げているにもかかわらず日本のマスコミはほぼ無視の状態である。

    ■Japan’s Miss International Takes on Mob-Backed Entertainment Complex
http://www.thedailybeast.com/articles/2013/12/18/japan-s-miss-international-takes-on-mob-backed-entertainment-complex.html

上記の記事を翻訳、要約すると

第53回ミスインターナショナルの授賞式に前回受賞者でなおかつ日本人として初めて受賞した吉松育美が恒例となっている新受賞者に賞を与えることができなかった。その理由が芸能事務所から「体調不良」として出席するな、と圧力が加わったという点である。その後吉松は大手芸能事務所より嫌がらせやストーカー被害を受けており、先日外国記者クラブにて警察に告発した旨の記者会見を受けた。

所属を半ば強制された大手芸能事務所は反社会勢力の影響下にあり、この一連の嫌がらせ行為はその事務所の所属を拒否してから始まった。日本の芸能界はまるで1950年代のアメリカのハリウッドのようにマフィアの強い影響下にあるようだ。

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2013年12月 7日 (土)

民族楽器(ケーナ)のレコーデイング

来年4月からオンエア予定の番組のテーマ曲のためのレコーデイングを本日行いました。

テレビとはいえBSでウルトラ低予算の番組、南米の旅行案内番組なんですが、いくら低予算とはいえ、公共の電波で全国オンエアですから、やはりソフトシンセだけで作ってしまうのは自分でいかがなものかと思ってました。

今回は南米ーとりわけペルーからアンデス地方の旅番組ということで、南米の民族楽器ケーナ(写真)を使いました。

Quena2

ケーナは竹でできていて日本の尺八に似た楽器です。

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2013年12月 4日 (水)

ミュージックソムリエイベントー「「現代音楽をあそぶ 」で自らを再発見

本日は久しぶりにNPO法人ミュージックソムリエ協会のイベントで「現代音楽をあそぶ  〜Erik Satie、John Cage、Steve ReichからThe Who、Frank Zappa、THE BEATLESまで」に参加してきました。

Cay01

Barakan

ピーターバラカン氏のホストで日本在住の作曲家、モーガンフィッシャー氏を中心に「現代音楽」をテーマとしたトークショーです、「現代音楽」といえばかつて私が一時的に関わって一度は「やめた」と宣言していたんですが、 (参考記事:なぜ私は現代音楽をやめたか http://kyojiohno.cocolog-nifty.com/kyoji/2006/04/post_8725.html ) バラカン氏と多くのアーチストのサポートをやってきたモーガンフィッシャー氏が「現代音楽」を語るということで少し興味がありました。

トークショーでは貴重な画像や動画が展示されていました。エリックサテイの動画があるとは知りませんでした。BGMのジムノペディでこの動画を見て感激(1920年ころ撮影されたそうです)少し見えにくいですが左側にたっているのがエリックサテイその人です

Satie_2

Satie2

Erik Satie (左)

エリックサテイはコンセプトの面でもある意味現代音楽の先駆け的な存在ですが、ここで次はサイモンジェフェスのペンギンカフェオーケストラの方に話がいく等、私のフィーリングにぴったり合った話が出てきてうれしくなりました。

通常クラシック系の人が「現代音楽」を話すとたいて「無調音楽」とか下手すりゃ12音技法やいわゆる「クラシック的な現代音楽」の方向に話がいってしまうのですが、ここではサテイからペンギンカフェ、ジョンケージ、ブライアンイーノと、いずれも私が音楽的に影響を受けた人たちの名前が出てきましたので入り込んで行きました。

Johncage

John Cage

BGMはジョンケージの名曲"In a Landscape"でした。

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2013年12月 3日 (火)

緊急発表!! 音楽クリエーターとして国家秘密保護法に反対表明の音楽作品を映像にて公開いたします。

現在国家秘密保護法に対する反対運動が拡大しているのはご存じのとおりだと思います。

この法案は知る権利だけでなく、実質的な言論統制、言論弾圧、表現の自由を著しく脅かすものとして重大な懸念を表明すると同時に、日本の民主主義にとって危機的な状況を作りだすと考えます。国連の人権委員会もこの法案に関して重大な懸念を表明しました。

国連、秘密保護法案に「重大な懸念」 人権高等弁務官事務所
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS2204C_S3A121C1PP8000/

その多くの問題をかかえた国家秘密保護法を政府与党は先月の26日、数に物を言わせて強行採決を行いました。さらに記憶に新しい自民党の石破幹事長が秘密保護法の反対デモに対してテロ集団呼ばわりしたのはご存じのとおりです。

■石破氏 ブログの「テロ」部分を撤回の考え

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131201/k10013486071000.html

石破氏はその後撤回したものの、これはまさに保護法案を推進している人間の本音というものを垣間見たといわざるを得ず、この国が警察国家、実質的な独裁国家に進む可能性を危惧せざるを得ません。

そこで音楽家、作曲家、サウンドクリエーターとしてこの日本の民主主義の危機的な状況、さらに先日の国家秘密保護法案強行採決に抗議の意思を表明する意味で音楽作品を緊急に発表し映像にて公開いたします。正直いってかなり辛辣な表現ですのでどきつい表現が苦手な方は注意です。しかし事態はそのくらいのことをしなければならないほど深刻です。

以下の作品、単純に「国家機密法反対の曲 」という題名です。

私は国民の大多数が反対する国家秘密保護法を衆議院で強行採決した安倍政権に厳重に抗議を表明します。このように数に驕り、国民を愚弄する行動を取る政権与党には必ず選挙民からの制裁が下ることでしょう。

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2013年12月 1日 (日)

商業主義と芸術表現の融合を目指した文化人ー堤清二氏を悼む

出張等で記事が一日遅れてしまいました。

もう日付変わって3日前のできごとですが、セゾングループ代表の堤清二氏が86歳で亡くなりました。西武セゾングループを業界首位までに押し上げ、一方では辻井喬というペンネームで詩人、作家として活動した二つの顔を持っていた方です。

セゾングループは特徴あるアートワークで有名でまさに芸術表現とコマーシャリズムを見事に融合させた人で私自身も堤さんの考えに影響を受けました。セゾングループのさまざまなイメージ戦略の関係で私もずいぶんお仕事をさせていただきました。その意味では堤清二氏には多大な恩があるといっていいかもしれません。

■死去した堤清二氏、経営に文化を融合 セゾン文化生む
http://www.asahi.com/articles/TKY201311280405.html?ref=com_top6

ご本人は「自分は経営者でも作家としても問題児」と言っていましたが、私は寧ろそれを誇りにしていたように思います。 音楽の分野が特に顕著ですが昨今は商業主義ばかりが優先され、芸術表現、アーチスト独自の表現というものが著しく蔑ろにされている傾向を感じます。それだけに今こそ堤清二氏のような存在が必要だったということができるかもしれません。そう問題児のどこが悪い、そう言い放ってもいいのではないでしょうか?

心からご冥福をお祈り申し上げると同時に故人の生前の様々な功績に敬意を表させていただきます。

86歳で亡くなった元セゾングループ代表の堤清二さんは、業界首位にもなった百貨店を経営するかたわら、詩人・作家の辻井喬として日本の戦後をみつめてきた。経営者から作家まで幅広い人たちが、二つの顔を持っていた稀有(けう)な存在を惜しんだ。

 堤さんは、鉄道や百貨店を展開する西武グループ創業家の次男として生まれた。

 詩や小説に興味があった本人は、もともとは「家を継ぎたくなかった」という。ただ、父の故堤康次郎さんの遺言で、本業の鉄道は異母弟の義明氏に、百貨店は堤さんに継承された。

 堤さんの豊かな才能は、百貨店経営にいかされた。1973年には渋谷パルコを開店。このなかの西武劇場(現パルコ劇場)から小劇場ブームが広がった。小売業に、現代美術や演劇などの文化事業を融合させる経営手法は「セゾン文化」という言葉を生み、同社の売り上げを押し上げた。


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