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2013年11月 1日 (金)

小さな制作会社としての今後の戦略と事業のトランジションの時期に当たって

11月に入り早くも今年もあと二ヶ月、もう「年内」という言葉を聞くようになった。

私が運営している制作会社ー本当に吹けば飛ぶ、下手すりゃ吹かなくとも飛ぶ会社だが(笑)ー昨年から本格的に動き出した3つの流れが少しずつではあるけど前進している。

1. 海外向け音楽教材

最近は音源制作より翻訳作業の方がメインになりつつあるがありがたいことに制作予定のものがまだある。英語版だけで全部やるにはあと二年近くはかかるだろう。そのほかにまだ流動的だがタイ語版、北京語版の制作の可能性もある。うちの会社にとっては久々に大手会社との本格的な取引だがやはりこういうのがないと会社を回していくことはできない。うちの会社はグローバルな制作会社を目指すが、それにはローカライズに対応可能な体制を取る、グローバリズムを誤解している日本人が多いが、ローカリゼーション抜きのグローバリゼーションなどありえないのである。

2. 映画劇版音楽制作

昨年からようやく軌道に乗り始めたもののまだまだ始まったばかり。石の上にも3年というがこの調子で辛抱強く進めていくしかないだろう。しかし少しずつではあるが前進はしている。ここは気長にやっていくしかない。

3. 企業向け音楽

昨年暮れから今年にかけて動き出したこのチャンネル、従来の音楽業界の形ではない音楽制作でCMソング、販促ソングを作り、先日は商業音楽とは若干違うがコーセーという大手会社のために化粧品のお手入れ音楽を作る等、実績をつくりつつある。一年に満たないうちに実績を結構作ったのでこれをどんどん推し進めて行こうと思っている。とにかく販促ソング、ご当地ソング、CM メデイアが発展している現代では音楽が必要なところはいくらでもあるのだ。それを従来の「音楽業界ムラ」的ではない一般社会とは違う常識で臨むのではなく音楽制作のコンサルテイングという観点から引き続き行う。これだけでも音楽業界を変える充分なきっかけになると思う。

上記に加えてさらに2つの新たな流れを組もうとしている。詳細な内容はいえないが1つはコンテンツやソフトに関するコンサルテイング、そしてもう1つは先日サイトオープンさせた錯聴トリックミュージック に伴う新しいサウンドコンテンツに関する作業で後者は現在このコンセプトによるテレビ番組の企画を行っている。詳細が決まり次第当ブログにて発表しようと思う。

一方では既存の事業も見直そうと考えている。一昨年インペグ事業をやめたが現在うちで推し進めているCD、DVDパッケージ事業も事実上閉鎖することを真剣に検討している。もちろん既存の顧客、今までのつきあい等で社会責任上ズバッとやめるわけにいかない部分もある。
  たしかに私はCDやDVD ブルーレイを含みパッケージはなくなることはない、と書いた。実際CDの時代にもアナログレコードが細々と生きながらえたようにCD等のパッケージ事業も細々とではあるが継続はしていくだろう。だがパッケージ制作の代理店という観点からだともはや事業でうまみがないものになっているのは紛れもない事実である。そのためこの関係は事業撤退とまではいかないにしてもどのように縮小しようか考えあぐねている状態である。

あともう1つ、「音声、ナレーションコンテンツ」ーそもそもこれは音楽不況に突入した時に「手っ取り早く売上になるもの」として始めたのだが、昨今は値段の叩き合いが始まり、しかも発注頻度も減るというかつてのCD,DVDパッケージ事業と同じ経過をたどっている。これが始まるとはっきりいってもう市場としては殆ど終わっている証拠である。当然事業としてはうまみが少ない事業になってしまっている。

1つの問題としてCD,DVDパッケージ事業も、音声、ナレーションコンテンツ事業も一応専門知識が必要な分野ではあるが、一方では「一定のノウハウがあれば誰もができる仕事」でもある。そして市場が成熟しすぎると今度は価格破壊が起こり事業としてはうまみも少ないものになっていく。そういう市場はもはや市場としては完全に終わっているし事業としても魅力のないものである。そういう分野は、まあつきあい等があるので完全にやめるわけにはいかないが、事実上撤退して然るべきものだろう。

それにしても最近の事業の移り変わりは速い。CD,DVDパッケージ事業も、音声、ナレーションコンテンツ事業もかつては私の会社の売上の中心を占めていた時代があった。それがここ4-5年で大きく様かわり。いかに今の時代変化が激しいか、ということであろう。

その意味で今は事業のトランジション時期、非常に幸いなことに今度のトランジションは今までのところうまくいっている。この状況が続くことを祈るばかりである。


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